2022.07.12 登録
[ 東京都 ]
3は好きな数字だ
ザンボット3、たのきんトリオ、シブがき隊も3人
三角頭はイカの耳
モックンは山へ洗濯に、ヤックンは川へ芝刈りに
フックンはサウナに行ってビール飲んでその辺のスナック飲みに行って帰って来ないみたいな物語をどこかで読んだ気がする
太陽サン燦サニーデイに三の輪湯
煉瓦のファサードが目を惹く
セサミストリートみたい
入口からビッグバードがでてくるかも
エルモは痺れを切らして中に入った
お花畑みたいなタイル絵がナウい
女湯も見たい!ダメだ逮捕される
浴槽は流行りのショルダージェットにバブルバス
男女の境目には柱頭飾りを備えた柱が一本
木造の銭湯によく見られるが、ルーツは西洋だ
グリーンゾーンの森林浴はサッシで区切られていた
寺島浴場の香り、親戚なんだって
森林浴というよりは熱帯雨林浴みたい
ミストが噴射されていて水分が飽和する
サウナへ入るとよい香りがした
サンエンジニヤリングのガスストーブはとても熱く放射し、姓は桧 名は香太と相性が良かった
とても気温が高く、僕は聴くエアコンことwinter.againをリピートしていたのだが今日は効きが悪いほどに暑かった
冬に聴くとイントロで凍死するので取扱注意
有線チャンネルはそれより少し昔の年代
木綿のハンカチーフが流れていた
太田裕美がどちらの心も歌う
松本隆と筒美京平の名曲
好きな歌だった
2人はその後別れ、彼の方は数年後上野で中島みゆきのホームにてを聴きながらポリエステル混じりのハンカチで涙を拭いたのかもしれない
レディナビゲイションとAlone、B'zは2回流れて最高でした口ずさみたくなる衝動が怖い
熱さの他にも抗うものがあった
松山千春の大空と大地も流れてしまった
いつかフルパワーでモノマネしたい
しかしエコーが効く浴室で流してはいけない
エモいと感じる旦那連中が、ちはり始める
そして田原俊彦の抱きしめてtonight
筒美京平率が高い
これは踊らなければいけないイントロなのだ
しかも全力で
そんなことも我慢しなければいけないのか
僕だけかもしれないが、ジレンマを強く感じるとても良いサウナだった
水風呂には特殊な魔法がかけられており、出れなくなる程心地良い
森林浴からも音楽は流れている
スシ食いねえだったらコールアンドレスポンスしてしまう
このままでは装えません 平静を
脱衣場で休憩しておあいそした
駅までの夕暮れの川沿いはとてもノスタルジックな空気
ムーンウォークで帰りたかった
それが出来たらへむは一人前
[ 東京都 ]
建ち並ぶ豪邸 僕は片っ端から侵入しては室内をくまなく物色し、浴室を覗きこんだ
家主が居ない隙に
挙げ句の果ては番台で料金も支払わず湯船に服のまま入る しかも女湯
でもここは小金井の江戸東京たてもの園
そんな狼藉も許されちゃたりする
八月を少し借りたような青く白い午後
破風の屋根に似合いそうな空だった
移築された30年前に描かれた中島絵師のペンキ絵は劣化もなく新鮮だ
元は北陸の宮大工が造った
施主の小林さんは5件の銭湯を経営し、町屋などにも子宝湯を持っていた
タイル絵は章仙、九谷の石田さんによる遊び心が溢れてて素敵…って止まらないからやめとこ
でも子宝湯がここにあって何より嬉しかった
世界中に建てられてるどんな記念碑なんかより
縄文から江戸、昭和への時間列車
タイムマシーンにお願いする必要は無い
あともう少しその先を見てみよう
足を伸ばしてすぐ近くにあるお風呂の王様
2006年オープン 設計は国内最大数の温浴施設を造った玉岡設計 17年前にオープンした
今も沢山のより良い施設を造り続けている
ここは当時多かった温泉宿を思わせる非日常な演出や意匠を各所に見て取れる
バリアフリーで食事やエステや岩盤浴
娯楽要素に溢れ、老若男女誰もが王様気分になれる
特大の遠赤外線ガスストーブのサウナはとても賑わっていた
重く力強い熱でじんわり汗が出てくる!
水風呂はミント水、良い香りがして鼻孔から冷やされた
水温計は16℃位だったけどキンキンだった きっと薄荷のせい
ガラス窓から差し込む陽光がキラキラしてて美しかった
どんな美術品より
前は無かったアディロンがあちこちに置かれてた 嬉しい
露天で休憩
風がとっても心地良い
掛け流された源泉は黒く、良い香りだった
ドルチェアンドガッバーナよりも
炭酸水素塩泉、1000メートル以上の地中から汲み上げている
しかしまあ、なんて素晴らしい泉質だろう
やはり惚れ惚れしてしまう
キングスサウナのプラズマテレビの向う側
カッコつけた王様が兵隊に武器を持たせ殺し合いをさせる
しかしここでは王様達は同じ湯船で癒やされ
サウナで蒸され水風呂につかりめいめいに
良い気分になっている
裸の王様はどっちかな
なんて炭酸泉でプクプクしてたらなんとも平和な気分
キングに満足し過ぎてのぼせてしまった
鎌倉幕府が出来たのは?と聞かれたら1126年です
Ihaveadream!の演説で知られるアメリカ人は?と聞かれたら、キングオブ牧師です!と答える程にフラフラだった
seeyou!
[ 東京都 ]
エレベーターに乗るとアスファルトから10フロア分引き離された
車がどんどん小さく見えてくる
喧騒からエスケープして天空のアジトへ
館内着に着替えて脱衣場へ
紙コップと給水器、そして塩が置いてある
家にあるのよりちょっと良さげ
温浴槽は少し小さめ 水風呂はそれに対して遥かに大きく深い
地下水が使われており黄色味がかっている
鉄分だろうか、空気に触れると酸化して変色する
でもこればっかりは調べてみないと分かんないな
茶葉持ってくれば良かった 色が変わるのだ
茶室の様に小さな扉
そこからサウナ室の中へ入る
囲む様なベンチ どこに座っても良さそうだ
菱形の窓から光が入る
中央にはjouni kerrmanが開発したIKIストーブ
pillarモデル サウナストーブの傑作だ
丸い形状は熱膨張による金属ストレスを抑え
頑強なメッシュからは大量のストーンが覗く
IKI社はサンタクロース財団のオフィシャルパートナーでもある
フィンランドの聖なる夜
おもちゃを配ったあと疲れた彼らは
IKIのストーブが設置されたサウナで癒やされるのだろう
スカイスパにある低いタイプのモノリスは恐らくフィンランドから直接輸入したものだ
この円柱モデルはメトスが輸入し、日本仕様にしたものと思われる
ここマルシンスパでその魅力は最大限に引出されていた
天井は梁があり二段 壁面は一部斜めにバックしている
純正のラドルでロウリュすると丸い反射板から放射状に蒸気が広がる
やがて梁にぶつかり真下に降りる
僕はたまたまそこに座ってしまった
隣の人に「席変わってちょ♡」なんて言える訳もなくただ耐える
IKIの主役はこの蓄熱された石と水
エレメントがケルケスを熱し放射する
ロウリュが水を媒体とし、酸素の多い柔らかな熱を身体に届ける
1セットに1杯 それ位が僕は好きだ
深い水風呂で身体を冷やす
少し纏わりつくような感触に沈んでいた
椅子に座って京王線が行ったり来たりするのを眺めていた
遠くまでビルが広がっている
何だかこれはこれで良い景色だ
電車の音や吹き込む風
全てが心地良かった
この景色のどこかにミキプルーンの苗木に水やりをする中井貴一がいるかもしれない
そんなことを想像しながら深くリラックスした 笑顔と健康は大事
このアジトから出るにはお金を支払わなければならない
出来る限り立て籠もりたかったが仕方なく館内着を脱いだ
名残惜しくエレベーターに乗り街灯の上にいるパンダを愛でていた
そして先の角を右プルーンして家に帰った
[ 東京都 ]
武蔵野台地のほぼど真ん中にある東久留米市
青梅や秩父辺りで降った雨が地中を通り関東ローム層が磨く
水が湧き流れる豊富な水源を持った街だ 次はここに住みたい
水と緑が美しい落合川を渡って来た
以前清瀬にあったケロリン喜多の湯は令和と共に閉店した
現在はここ、第二だけが残っている
サウナ料金は無料だった
雨がシトシト日曜日
PCの上でプスプスと燃え尽きていた
今は、水を得たさかなくんの様にモナリザが微笑んでいる
ジェットやバイブラ、水枕は補給水が通され結露してとても冷たい
湯は熱くキラキラしている
極楽鳥のタイル絵は背にするのを拒む様な美しさ
サウナはサンのガスストーブ
結構な熱さだ ストーブ前に一段ベンチ
対面側に二段ベンチ
マットは敷かれていない
スノコの隙間を空気が通る
天井が低い理想のサウナだ
無料故に様々な人が出入りする
小さな子供さえも チョコンと僕の隣に座りニコニコしてて可愛かった
開かれたパンドラ
底には水面の様にキラキラした瞳があった
小さい頃に入ったサウナを思い出した
出るとすぐに水風呂がある
蛇口からの補給量はとても多く、常にオーバーフローされていた
何の抵抗も無い水
バイブラが撫でる様だった
飲めるし、持ち帰るお客さんも多いらしい
ええい!ままよ!とへむへむ飲んでみた
うっすら甘みを感じ、スンと染み込む様
血は蒸発し天に昇る
降った雨はやがて何処かに湧く
永遠に続くサイクルの中
そいつを飲んだり浴びたり、自分は水で形成されている
ならばなるべくこんな場所で過ごしたい
そんな気持ち分かるでしょう
脱衣場でギャンブル話、デッキには喫煙所
自由な雰囲気の中で休憩
浴室もフリーダム感満載なので苦手な人がいるかもしれない
たまに水底におじさんが沈んでいる
間違えて踏まない様に気を付けないと命に関わる
壁には古い柱時計 飯高工務店職方一同よりと書かれていた
銭湯を数多く手掛けた老舗だ
天井は高く青く、抜けた開放感
カービングされた木部に他との共通点を見る
一時期は何軒も掛け持ちして銭湯を造ったという
今となっては減る一方だが、壊れたら修繕すれば守られる
番台から変わる頃のクロスや天井材なんかは改修当時の流行を垣間見せる
暖簾前のロビーの椅子はベロアにラメがかっいてた
トライアングルの瓶とアイスペールも置きたかったな
上棟時の職方が乗った頑丈な梁だけの頃
そんな木や足音を想像しながらリラックスした
良い水だったー持って帰ってカキ氷作りたい!
雨があがればもう季節は大黒摩季だ
[ 静岡県 ]
ずっと前から大好きだった
石和、信州そして駿河健康ランドの3店舗
毎年何処かしらに来ていた ここは一年振り
似てるんだけどそれぞれ特徴あって全部好き
このグループの始まりは甲斐の国だった
武田信玄の侵攻の如く駿河の国に建てられたのが、ここするけんだった
唯一天然温泉を使用し、沢山のバラエティに富んだ浴槽とプール
そして5つのサウナと岩盤浴がある
パラダイスか!
僕が好きなのは、ストーブ上のウォータードリッパーから水滴が落ち、時折スタッフがアロマでロウリュするフィンランドサウナ
アウフグースは今お休み中だ
窓から外が見える
ここは駿河湾の目の前で、地球を感じる水平線
隣はクリスタルミストサウナ
50℃程で優しい
水晶のパワーが浄化してくれるらしい
何だかそんな気がしてくる
露天の塩サウナでツルツルした後は、対流式でストーンが積まれたとても熱い高温サウナで汗まみれになった
隣りの漢方サウナは遠赤外線ストーブで70℃位
薬草の袋が吊るされ良い匂いだ
床に寝転ぶ 久しぶりの寝ながらサウナ
低温ながらも漢方のおかげか汗が止まらない
水風呂は16℃とパウチが貼ってある
それよりも冷たくキンキンだった
駐車場からとても大きなチラーが見えた
露天には源泉を掛け流された冷泉風呂がある
前は加温された温泉だったが、昨年改良された
物凄く特徴的な水だった 太古の海を思わせる
ナトリウム、マグネシウムの含有量がとても多い皮膚刺激は高く湿布を貼られた様に熱が奪われる
リクライニングベッドの上で休憩
海風がとても心地よくって最高の外気浴
青く晴れた空に真っ赤な日立エアコンの看板が主役級の存在感を放っていた
プールでプカプカして水の音を聴いてた
地元の常連さん達の静岡弁が心地良い響き
去年とは違う僕の好きな、以前のするけんが戻って来た気がした
バイブラで景色を眺めていたらハートもふやけた
ゴロゴロしてお菓子食べながら漫画を読んでた
まるでのび太
そんでまたしずかちゃんみたいに浴室に立て籠もったりした
時折ボエ〜!と海岸を鼻歌で散歩
ビジネスルームで仕事するのだと意気揚々と持ち込んだPCが開かれることは一度も無かった
せっかくスルえもんがどこでもwifi用意してくれたのに
何事も計画通りには行かないもの
でも僕にはそれがいいのさ
緩んだ心を引き締める為に次のサウナを探すのだ
新宿駅でユネッサンのポスターを見た
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
箱根方面の岩盤から僕を呼ぶ声がした…
ハロー静岡グッバイまたね!
[ 静岡県 ]
やりたい事が多すぎて、やるべき事を後回し
昨日散らかしたおもちゃの上を地図で隠して
悪だくみの計画を練る
電撃バップ 目標はしきじ
スキップしながら来ました
著名人のサインが飾ってある入口
受付で館内着とタオルを受取り中へ
浴室は薬草の香りと滝の音
身体を洗って薬草風呂に浸かった
独自のブレンドで凄く良い!
隣の浴槽はとても強いバイブラ
何キロワットのブロワーだろう口径80A位あるのだろうか
ちょっと水流に負けるけど踏ん張った
サウナ室は2つ
どちらもガラス扉で中の様子が伺える
右の薬草サウナは視界が遮られるほど白かった
隙間から蒸気が逃げ出している
胸がドキドキしつつ中に入った
シュプルパシュジュショワスパルショシパパ!
(だっけかな)
何やら恐ろしい音が鳴ってた
ギャー!アチい!
何これ目も開けられないし息も出来ない!
マット手にしたものの動けやしない!怖いわ怖いわ!
ダメだ火傷するべやTämä onhätätilanne!!
母国語出た(北海道)
ここまで5秒 すぐに出た
ハアハア…僕、まだしきじ早かったのかな…
後で知ったが、時折スチームが暴走するフィーバータイムだったのだ
常連さんらしき方が扉を開放し蒸気を逃してくれた
ありがたやありがたやとへむへむ付いていった
やっぱりまだ熱かった
でもとても良い香りだった
67℃の温度の中、蒸気がフワフワしてた
火照った身体を水風呂に落とした
外殻が溶けてしまう様な心地良さだった
滝に打たれてフィンランドサウナへ入る
ジールの上にケルケスが積まれている
熱さのベクトルが変わる
新しい木の良い香りと熱くなった合金の香りがした
やはり汗は止まらなくなり、喉が渇いてしまう
水風呂へ移動し、補給口から飲んでみた
すっごく美味しかった!
表示にも在るようにミネラル分がとても多い
海は近いが海水の影響は無さそう
特にカルシウムが豊富だった 石灰層を通って来たのかな 後味もとても良い
ペットボトル忘れたから大量に胃に貯めておいた
プラスチックの椅子がサウナを向いて並んでいる
座って休憩
窓は開放され、新鮮な空気だった
滝の音を聴きながらリラックス
この瞬間だけは神だろうが誰だろうが、幾ら積まれようとも…以下略
そんな時間を何度もループした
来れて良かった
おじいさんになっても杖突きながら来たい
2階のリクライニングチェアでゴロゴロしてウトウトした後にしきじを後にした
後ろ髪を引かれつつ
次はいつ来ようかなんて計画を建てながら
[ 東京都 ]
先日、千川通の四ツ辻の近く
練馬のクラークスデイルで悪魔と契約した(大嘘)
今日は新青梅と中杉のクロスロード
すぐに平和湯があった
曲がったどくばりなサウナキーを借りて中に入る
手の届く所は全てピッカピカな浴室
目地なんて真っ白だった
ジェットとバイブラの浴槽
濾過の吐出は高い所から流れてる
色々と制限があり、新しい施設ではあまり見れないから嬉しかった
でもちょっとアチイ!
隣の二股カルシウムの方が僕には丁度よい温度だった
ここは浴室側に装置がある
循環水が原石層を通り浴槽に流れ込む
スカイスパの様に浴室に装置が無い場合は濾過系統のタンク内に原石が入っていて、成分が溶ける仕様になってる
見えるのは楽しいね
アイテムを使いサウナ室へ
二段ベンチでコーナーにガスストーブ
室内上部にはサンの室温計があり95℃を指していた
給排気ガラリは浴室側にあり閉塞感は無かった
ラジオからニュースが流れている
議員の話とラジオショッピング
FM横浜のタマゴサミンの研究員のこうさんの方が面白いのになと思った
バルブから掛け流されている水風呂へ入る
水色のタイルと白い目地
水圧を感じない心地の良い水だった
身体を吹いて脱衣場で休憩
ロッカーの上にサウナの制御盤があった
これ絶対イジらない
温度調節計が付いてる
svの横に表示してあるのが設定温度
91℃
pvに表示してるのが、ストーブ横にあるセンサーが感知した現状の室温
当時は86℃
サウナの体感に数字は指針としてとても参考になる
でも関数では証明出来ない心地良い時間だった
何も手を加えていない地下水
この辺りの井戸水は水質がとても良いと言われている
しかし、少なからず必ず含有する鉱分はタイル表面や目地の色を変えるはずだ
とても丁寧に清掃して、磨いているのだろう
鷺宮の銭湯はとても素敵で平和だった
フロント前にジュースが売っている
緑色の瓶のラムネ
珍しいから飲んだ
からんと音を鳴らすビー玉に
こどもの頃の僕が映ってた
丸くなった下足札がどれだけいっぱいの人に愛されているかを語っている
都立家政の方へ進むと民家の壁に何やら文書が貼っていた
訳(煙草なんぞ吸わないで、ままのおっぱいでも吸ってろ)訳2(ここに瓶、缶を捨てる者は天国に往く事もなく、地獄に逝く事もなく、中国を彷徨う…byひろゆき)
それってあなたの感想ですよね!なんて訳もなく、重く受け止めさせて頂く
鷺宮は今日も平和だ
ヘルハウンドオンマイトレイル
頭の中でキリキリ鳴った🔥
[ 東京都 ]
雨ニモ負ケテ風ニモ負ケテ
中村浴場ニ逃ゲコンダ
修羅な春の天気
打ち付ける雨と風が僕を形作っている様だった
犬王て映画を観たあとに女王蜂と村八分を聴いていたらいつのまにか中村浴場の前に到着した
120℃のぶっ飛んだヴァイオレンスなサンのガスストーブに会いたくなった
アフロディーテに挨拶して中へ
サウナの扉を開ける
サッシに手が触れあまりの熱さにビクンてした
上段に座る
座面も足の裏も焼けたフライパンの上みたいだった
汗は滞留する間もなく蒸発する
腕に手を置いてしばらくすると掌の裏は汗をかいていたカラカラ故に視認出来ない汗だった
恐ろしい程に高温、蓄熱しやすい物質は全て熱くなる
外せないアクセサリーがあるのなら注意するのだ
特にファラオさんとか危ないと思う
清春さんとかキリストさんもご注意
背負ったモノはロッカーに仕舞うべきだ
だってそういう部屋だから
でも鍵もアチい!
二段ベンチなのだが、どこに座っても焼かれる
大きな熱はストーブから放たれる遠赤外線
まるで直進するべクトルが反射し続け身体を貫く様だった
ストーブの設定がとても高いのだろう
チリチリと肌を刺し四肢が悲鳴をあげる
BGMの小田和正はどこかへ消えた
そして周りには誰もいなかった
言葉にできなかった
ただの熱の受容体になる
オチョコ並なのですぐ出る
隣にある水風呂へ
水質はとても良く、透き通って限りなく透明
タイルの色はブルー
寒い日に訪れた時と同じ冷たさだった
水温計は16℃位
地上で何が起ころうが関係のない深い場所から湧いている
ヨネ子さんが美味しいと言っていたので僕もバルブからへむへむと飲んでみた 飲んでいいんだよね…?
少しアマミを感じる滑らかな味だった
先日東大泉にある名水会の水汲み場でも飲んだ
負けず劣らずだが、中村浴場の方が特徴があった
うっすらだが鉱分を感じる
味覚は人それぞれだが、名水会の水よりも僕は美味しいと感じた
肌も喜んでいる こういうのを羽衣というのだろうね
近い内に静岡の水を飲みに行こうと思った
脱衣場でニュースを見ながら休憩
災害が起きませんように
僕の身体にはあちらこちらに赤い模様が浮き出ていた
雨カッパに着替え外に出た
さっきよりも雨が激しくなっていて笑った
オートストップ機能が付いていないシャワーの中、半泣きで家に帰った
熱にも雨にもパンカールーバーにも負けない
サウイフモノニワタシハナリタイ🌾
🚂🌠
[ 神奈川県 ]
チャイハネなどの雑貨店を展開するアミナコレクション
太田さんと共に中華街にサウナを作った
ハレタビサウナ
フォークロアやアニミズムを感じさせるアミナらしい名前
外観は煉瓦調で街に溶け込んでる
建物は古い
柳原良平氏のイラスト看板が横浜感をブーストさせた
120分のrent
受付を済ませ脱衣場に入るとロッカーの色に即死ノックアウト
カワイイ!
小物や鏡、それぞれに存在感がある
蒸気船ウィリーみたいだ
浴室に入ってシャワーで身体を洗う
シャンプーのダージリンの香りが好きだった
蒸気サウナと書いてある部屋
タービンのイラストがすごく格好良い
ハルビアに買収されたドイツのEOS社の水車型のストーブが物凄い存在感を放っている
ハルビアの代表は自社をトヨタ、EOSをレクサスと評した
そしてこの型は日本初らしい
それもそうだ 一機で新車買えるくらいの値段だもの
ハルビアの進撃は止まらない
今夏に正式に日本法人が始まる
シェアが変わるだろう
何となくエモーショナルな感じを覚えるBGM
水車の回転速度にすごく合ってる
街の記憶を8ミリで映してる様だった
室内は暗く熱い
受付でお姉さんが今日のセッティング超良いんです!とテンション高めに教えてくれたのを思い出す
普段を僕は知らないけど本当に絶妙な空気
ストーブの規格外な力強さ
susの反射板の角度や天井につけられた傾斜
様々な要素が絡みあい、素晴らしいサウナ室を構成してた
緩やかに回る水車
30分に一度照明が灯り、回転方向が変わる
汲み上げられた水はやがてストーンにロウリュされた
体感温度はとても上がり汗が止まらない
唯一の浴槽、水風呂へ
軽量化された素材、FRPかな叩くと音が違う
漢方が配合された布袋が浮かんでいる
触ってみると、竹炭の感触もした
他には石…?麦飯石かトルマリンか
少し色づいていた
キンキンに冷たくてバイブラが熱を奪う
上から風が吹き下ろされ骨まで冷えた
インフィニティで寝転んだ
天井は古い躯体がそのまま残され空調のダクトや配線のラックも剥き出しにされている
外壁はコンクリートを模したジョリパット風の塗装だったり、煉瓦調のブリックタイル
軽い素材で重厚感を演出していて素敵だった
シーリングファンが設置され、どこに座っても心地良い風
もう泊まりたい!
カプセル苦手でも泊まりたい!
52,5600分、一年間の大切な時間の内の120分をハレタビに借りる事が出来て幸せだった
中華街も剣さんみたいで楽しかったな
また来るのだ!
[ 埼玉県 ]
座面は高く、床に足がつかない程だった
しかし座り心地はとても良かった
徹底的に管理された温度と湿度
時折上からミストが噴射される
近年リニューアルされ、とても綺麗だった
照明は暗く落とされ、椅子が動く
設計は株式会社刀、まさにプロの仕事だった
映像は山崎貴
三丁目の夕日を手掛けた監督だ
轟音と衝撃と共にキングギドラが現れ東京を破壊し始める
最高のVFXにより特撮怪獣の世界へ完全に没入した
崩れ落ちる瓦礫の中を縫うように車は逃げ惑う
西武園ゆうえんちのゴジラザ・ライドだ
興奮と絶叫と感動が止まりません
大塚明夫さんのナレーションも何もかも本当に素晴らしかった
あ………スミマセン
国内最大級のゴジラ検索サイト、ゴジラノリタイと間違えてこちらに今日のゴ活を投稿してしまいました
えーと…
そこから歩いてすぐにある西武グループのホテル、掬水亭
暖簾を潜ると香炉からは狭山茶の濃い香りがした
浴室の内湯は狭山茶の湯のバスパウダー
時折スタッフがジャバジャバとやかんからお茶を入れてくれる サッパリして良いお湯だった!
サウナ室はリニューアルされていて全面羽目板で構成された木の空間
二段ベンチで室温は87℃程だった
レンガで囲われたストーブガードの中にはメトスのストーブが3機
横にはアロマ水とラドルが置かれている
砂時計があり、15分事にセルフロウリュが出来る
砂が落ち、それぞれに一杯ずつかけていく
音と共に柔らかい熱さが昇る
ストーンが少なめだからかけ過ぎには注意
ガラス面が多く開放的なサウナ室
心地良い空気にいつもより長居してしまった
とても気持ちの良い汗をかいた
水風呂は無いのでサウナ用の冷水シャワーを浴びる
ピラーで頭から、レバーで切り替えてハンドシャワーで末端まで冷えた
結構冷たかった
露天風呂に置いているベッドに寝転んだ
丘の上に吹く心地の良い風
ほんのりお茶の香りがしたのは気のせいだろうね
目を閉じると怪物の残像が浮かぶ
もしやトラウマになったのだろうか笑)
なかなかの恐怖だったからね…
泣いてる子供もいたし
すっごく素敵な外気浴のリラックスタイムをゴジラが見事に破壊してくる
でもすごく好きなサウナだった
好みというか、体調に合うというか
女性側は露天風呂が無いかわりに多摩湖を望む展望風呂らしい。ほほう…
疫病に貸してやった3年半を法外な利息で取り立てている
あれもしたいしこれもしたい
我慢したり、つまんなかった分、目いっぱい楽しんでやるのだ!🛸
[ 東京都 ]
メキシコ人アーティストのヒルダさんが描いた二体の裸婦像
流れる美しいラインと陰影
奥の足の方が長い
完璧な構図に浮かぶ反射した太陽
日本でもメキシコでもない土っぽいエキゾチックさだ
贅沢なエントランスを構える中目黒のアミーゴ光明泉に来た
設計は今井健太郎さん
サインや素材使いがとても素敵だった
浴室の壁面、床面タイルは大地を思わせるアースカラーで纏められ、斜面のガラスブロックから光が差し込んでいる
浴槽内壁は淡いブルー
透明な湯が彩られ綺麗な空間だった
2つの浴槽は炭酸泉と人工ラジウム温泉
とても温まる良いお湯だ
サウナ室は壁面収納のボナサウナ
二段目に座ると、とても重い
押さえ付けられるジリジリした砂漠みたいな熱
TVの画面と音が支配する
あったかい椅子に座ってあまり見ないニュースを見ていた
伝統も芸能も官邸も漏水が激しいね
修理しないと水道料金が無駄になるよ
錆が致命的な穴を空けている
ところで近年、座面や壁の板を張り替えたのだろうか、リニューアル年を考えると木がとても綺麗だった
僕にとってはそっちの方が気にかかる
サウナ室ではヒバだろうがアバチだろうが木は耐えず変化する
ダボ栓が少し浮いていた
木工用ボンドを差し込んで玄能で打ちたくなるけどそこには無い
ジレンマで汗は止まらなくなった
強いバイブラの水風呂
17℃位だが、流体がこれ程までに皮膚表面の熱を奪うのかと思わせてくる
少し喉が冷たかった
浴室の奥にポツンと一脚椅子
Googleマップにも載っていない場所にへむへむと座った
ペヨーテみたいにひっそり
目の前にはグラヴィティフリーの壁画
半分だけ見えた
芯から外へ光が爆ぜている
それだけではなく、波も山も龍の様な木々も外へ向けて広がっていた
何だか爆発している
この施設の二枚目
演出が良いとよく映える
まだ半分だ
今日は露天風呂無かった
残りも楽しまないと損だよね
男女入れ替え施設は楽しいな、また来よう!
帰り道、川沿いを歩いていたらEXILEのショップがあった
関口メンディさんを探したがやはり居なかった
家に海苔はあるが、メロンパンが無い事を思い出し、まいばすけっとに寄った
僕は海苔の頃が好き⬛
ハローグッバイ!
[ 東京都 ]
ラッキーオールドサンの『ミッドナイトバス』
思わず乗ったら下北沢
シェルター帰りの茶沢通り
いつも深夜に歩いてた
他愛もない話で笑いながら
見知った様な見知らぬ様な景色
あれから駅前は大きく変わりました
"街の人"がいっぱいだった
色々と拾いながら、ミナミへ
来たことがなかった
2階の出窓のパネルが落ちかけており、突っ張り棒で抑えてた
初めてみる光景に驚愕した
喫煙室を尋ねると、厨房に案内された
そして裏口に通された 上海みたいだった
何もかも時間が止まっていた
あちこちに漏水痕があり、ガムテープで留められている
浴槽の縁も高さがあり、跨がなければいけない
階段もない スペランカーなら即死する
バイブラの音だけが響く
サウナ室はとても熱かった
サンのガスストーブが強い熱を放ち、背板は炭化し反り返っていた
天井材は歪み、下地が見えている
ストーブガードに貼られたネオエックスタイルは落ち、針金で補修されていた
シリコンよりも困難な方法で
座面はあちこち剥がれ不安が入り混じったドキドキが止まらない
横須賀のやすらぎ温泉に匹敵する
滅びの美しさを備えているサウナだった
センサーが反応しストーブが本気を出して燃える
アチイ‼
のけぞって背板に触れると死ぬ程熱くて声が出た
ハードボイルドへはまだ遠い
水風呂の水温計は0℃を指していた
しかしもう何も恐れる物は無かった
冷たかった 17℃くらいなのかな
別に20℃でも30℃でも驚かない
シューマッハみたいだなと感じていた月日も時間も、ここには無かった
あちこちサウナの入り方やら整い方とかパウチやポスターが貼っていた
色褪せている
その割には椅子なんて皆無でカランやらそこら辺の縁で休憩しなくてはいけない
これがミナミか、と初めて魅力の片鱗に触れた気がした
日が落ち、涼しくなった
何となくアンティーク探してぶらぶらしてると、外国の方にスズナリの道を尋ねられた
어디 있니?スズナリ요코초!?(イメージ)
…!(ビクゥ!!)
アニョ…あっち…です…(指をさす)
コ…???!…(記憶不足)
と言い、居なくなった
変わる街と変わらない風景
置き忘れた物は特に無かった
燃やしてしまったから
井の頭側のクレープ食べ忘れたのだけが心残り
新しい街並も好きになった
あちこちイキタイ!
さよなら、お元気で
メッシュ君売り切れだったからまた
旅するギターに乗って来るよ!
[ 東京都 ]
緑の雨が落ちてきてクアパレスに駆け込んだ
ずぶ濡れになってテラリウムの中で雨宿り
サウナ料金含めて800円、50円でカチカチに凍ったミネラルウオーターが貰えるよ
カッチカチ!
ロビーには大きなアクアリウム
ギョギョギョー!!お魚がいっぱいでギョざいます!
ガラス面は苔類の付着は無くとても綺麗
ヤドカリ可愛かった
暖簾を潜って脱衣場へ
今井さんによりリニューアルされた浴室へダイブ
特徴的なタイル
壁面のモザイクタイルは落ちるよな昇る様な水の模様
大きな円柱には魚鱗の様な形の青いタイルが施工されていた
恐らく今井さんは、コイキングがギャラドスに進化し、龍として登りゆく瞬間を切り取り表現したのだ(絶対ちがう
浴槽はナノ湯と書かれたシルキー
肌あたりが良くって空気を含んで軽かった
大浴槽にはジェットや寝湯
濾過の吐出が底面にあり、波立っている
露天も同様だった
吐出配管を見ると、水量に対し通常の適正口径より遥かに小さいものだった
流速はあり、水面が盛り上がる
通常は側面に設置する事が多い
この水面の表現の為だろうか、ビオトープや池を浄化するブロアーの様でとても良かった
ラピスラズリの原石の様な、深く青く潜在した輝きを持つ床タイル
その上を歩いてサウナ室へ入る
ギョギョー!!!綺麗な模様でギョざいます!!
なんて言ったら怒られそうな方々でいっぱいだった
サンのガスストーブ、室内は100℃を超えてとても熱く、賑わっていた
何となく話しかけられ、世間話を
色々と素敵なアドバイスをくれたりして有難かった
感じの良い人だった
スピーカーからはUAの甘い運命が流れてた
泳いでるみたいで好きだった
遠赤外線よりも熱い運命に汗が止まらない
水風呂は常に掛け流され、20℃位
オーバーフローされていて綺麗な水だった
ミジンコみたいにバチャバチャした
補給水は17℃位で冷たかった
チラーを設置してなんて野暮なことは言わないよ
熱帯魚のボデーが冷えてしまう
露天の椅子で休憩
扇風機が壁に設置してあり、心地良い風が吹いていた
植物がいっぱい
水だったり風だったり、木や草、土そして火
そんな重大なエレメントたちが意匠として落とし込められ、可愛く作り変えられていた
そして人
雨はあがった
テラリウムのガラス箱で雨宿り、楽しかったなー
人もサウナもお魚も個性があるから魅力的なのだと思います!ギョギョギョ!
さかなクンのサウナハット作って下さい
そういえば忘れてたミネラルウォーター
まだカッチカチやぞ!
[ 東京都 ]
私をCOCOFUROにつれてって
ニンニクアブラヤサイマシマシ
アツメツヨメ風ダブル
オンガクロウリュアマミマシマシ
そんなコールをしなくても
楽久屋はレベルの高い合格点を超えるサウナ
オールウェイズ出してくれる
グランドオープンしたCOCOFUROかが浴場
ドキドキしながら券売機で食券を買う
可愛らしくてカフェみたい!
タオルを持って浴室へ
カランが並んだ先には2つの浴槽
漢方が入った薬湯
横には湯の花
「強」と「弱」の2種類の電気風呂がある
強に入ってみた
ヒィ‼泣きそうになり飛び出した
「弱」に入ってみた
ヒィィィ!
どっちも『強』だこれ
いや『恐』だった
14℃でキンキンの水風呂は90センチの深さがあり、水量も多い
深い水風呂を誇る銭湯は多いが、軒並み一階だ。基礎下を掘ることができるからだ。
2階でこのこだわった深さを維持するには、やはり多少の段差は仕方ない
限られた空間、ジェットやシルキー、炭酸などがないのは既存のバックヤードの関係だろう
循環装置の他にそれぞれに機械が付属してしまう
それでも限りある空間でこれだけのパフォーマンスをしてくれる浴室計画は本当に見事だと思う
そしてそれはそこにいた
たかの湯で大変な目にあったミュージックロウリュ爆風サウナ MLBS
その出会いは未知との遭遇
ハマる奴等の評価はSO GOOD
BUTロウリュの熱さ半端ない
生半可な気持ちじゃ叶わない(打首)
僕はパワーアップしたのだ
もう負ける気がしない←死亡フラグ
この戦いが終わったら僕…
ソフトクリーム食べるんだ←フラグ2
へむへむと扉を開けるとそこはとんでもなく広いサウナ
最上段に座り、まだ大人しいパンカールーバーを見つける 目を反らしている
楽しげなアナウンスが流れる
僕にはまるでデスゲームの始まりに聞こえた
赤い照明が灯り
ピンクレディーのイントロが流れ2つの配管から水が噴射される
うわぁ…もう熱い
ちょっとシンクロしている
突如ミィとケイが爆風を撒き散らし、地球を焼き尽くし始めた
ギャアアアア!熱いぃぃぃ!ちょっと落ちついて話し合おう!
しかしUFOと◉◉の進撃は止まらず着の身着のまま(バスタオル)逃げた
外気浴の椅子に雪崩落ち、プスプスしながら口惜しさを噛み締め、良い気持ちに浸っていた
素晴らしい施設に感謝しながら完食(?)
次回、現れた第3の女、南柏の天然娘すみれさんのブチ切れロウリュ
へむは生き残ることができるだろうか
TO BE CONTINUED…
[ 東京都 ]
高田馬場を降りてから、ほんの少しの世界旅行
ミャンマー人が語りかけ、箱から小銭の音がする
インドみたいな通学路 北欧みたいな赤い壁
埃被ったドキドキを上手く隠して世界湯へ
空調効いた脱衣場で色んな物をロッカーにぶちこんだ
海から太陽がポコンと飛び出した様な
まっさらな一日みたいな気分で世界の浴室へ
ここ一年位で換えられた新しいカラン
オートストップ機能が付いているが、流量と通水時間は充分だった
青い方にひねると原水の温度が解る
水風呂の補給水と同じ温度だ
槽内の温度は熱せられた人体からの熱交換により変わる
ジャバラジャバラと掛け流されていて結構冷た
かった
浴室は電気風呂や、バイブラ、ジェットが混雑していて日曜ながらに混雑していた
どこかの国の滝のモザイクタイル絵
イズネスだっけ? 間近で見ていると全体を掴むことが出来なかった
飛沫が虹を描いているのは解る
サンのストーブがあるコンフォートサウナ
温度計は85度を指していた
空気は少し、しとしとしていて熱かった
ストーブ前の上段に座ると、色即あっという間に汗まみれになってしまった
隣の水風呂へ入る
3人位でいっぱいになる
ゆったりしてしっかりたっぷり冷えた
だけどもっと冷却したくて冷水シャワーを浴びた
何の為だろうか、僕にも分からない
振りきったカランで爪先まで青くなった
整いスペースなんぞ無い世界
そこら辺で休憩するんだ
僕らはめいめいに探さなくてはいけない
ブームの放浪児になる未来が来るかも知れない
警鐘は時間が打ち消してしまう
身体を拭いてカランで音もない滝を見ながら休憩
タイル絵には見本となる風景がある
それを想像出来ないのは僕がまだ世界を知らないからだ
だけど、いつの間にかタイルはめいめいに混ざり合い、落ちる水の表情を見せていた
何だかとても良かった
サウナ室の壁面に貼ってある、コンフォートサウナの説明文の「リラックス」という単語が「リラッス」になっていた
とても綺麗な文字だった
恐らく手描きだと思う
全文を「ク」だけ抜いたり、縦読みしたりしましたが、何の手掛かりも掴めませんでした
本当に申し訳ありません。誤字脱字とは思えない程の美しい字だった
とてもリラッスした気分で施設を出た
素晴らしきこの世界…湯!
道すがらフェルトハットに雨が落ちる
気にしない気にしない
世界の端か、真ん中かなんて気にしない
だけど生きるということに命をかけてみたい!
なんて青い心で思った新宿区の世界湯
[ 東京都 ]
《神田川》
あなたはもう忘れたかしら
銭湯という施設全体のイメージをまさしに染めてしまった歌
舞台となった横丁の風呂屋は早稲田の安兵衛湯
だけど
この歌を聴くと、僕がいつも思い出すのは「A」
いわゆるアクア東中野と荒井注がドリフにいた事だった
五月の空に不穏な風が吹き、黒雲が覆い被さって雷鳴が響く 五月雨と共に
気まぐれでキレやすい性格だ…
バリバリ!ドシャーン!!⚡
ひぃぃぃ!雌豹の様な雷から逃げた
近くにあった神様仏様アクア様で雨宿り
ここまでは追ってこれまい
すんでのところで禁猟区に入る
リニューアルしてから初、久しぶりなアクアへ
ミウラの軟水機を使い、全ての水が柔らかい
ミウラさんはボイラーの大手メーカー
ボイラーは原水のまま沸騰させると水中の金属が付着し熱効率に影響を与える
なので軟化装置を使用する
身体を洗ってへむへむと炭酸泉に入る
炭酸の吹出を塞ぐなとパウチが貼ってあった
底にあるので気が付かない人は座ってしまうかもしれない
しかしここを塞ぐと流量変化が起こる
低圧だと低温で沸騰するキャビテーション現象が起りパーツが破損する
圧の逃げ場がなければ本当に壊れる
だから座らないでね 良い炭酸泉なんだ
リニューアルされたサウナ室へ
サンによるガスストーブ、二段目に座ると身体の左半分がジリジリ焼ける
110℃ とても熱い!半分赤い人になりそうだ
20分毎にもう一つのストーブでオートロウリュ、アウフグースが行われる
違うベクトルの熱
手を上げてみると天井付近は火傷する熱さ
ファンが送る熱風はやがて部屋の端まで届く
扉の開閉があると大きく熱は対流し、さらに熱い
限界に近かった
もしあの扉から団扇を持ったマイケル富岡とサンバ隊が入ってきたらどうしよう
一抹の不安を覚え水風呂へ移動した
14℃位のキンキンな温度
バイブラによりとても冷える
外のプールでプカプカ
心地良い水温と何となく懐かしい気持ちに浮かんでいた
戻りたいなんて微塵も思わないけどね
少し変わったけどアクアは相変わらず素敵で最高な銭湯だった 100周年か…200周年のころは月にサウナも在るかな
いつの間にか晴れて西の夕暮れ空がとても綺麗だった
良い気分で神田川を口ずさむ
若かったあの頃 何も怖くなかった
ただあなたの束縛
《⚡今すぐ来い他の女と話すなアドレス全部消せ、家から出るな学校も行くな⚡》
が、
こーわーかー…った…(弦が切れる)
ブルッ(悪寒)サウナ行こ…
メンヘラちゃんには注意だよ!🌠
[ 東京都 ]
勇気を出して初めてのたかの湯
ここは浴場組合には加盟していない
理由はともかく現状たかの湯は組合からの恩恵を受けていない
なのに入浴料は500円、サウナ代の追加はない
何だか誇り高さすら感じる
そもそも僕の銭湯力はヤムチャ並、耐熱性はとても低い
ええい!と階段落ちする意気込でミュージックロウリュしに恐る恐る来ました
「いらっしゃいませ!
へむ(ドキドキ…。)
「何も言わないつもりですか?殺しますよ
なんてやり取りは無く、素敵なお姉さんがにこやかにバスタオルを貸してくれた
ここは黒湯ではない。前から太田区の銭湯としてはハンデがありながらも営業努力を続けていた
設備の老朽化により閉店
助けてくれたのは、すみれや森の彩を展開する株式会社楽久屋だ 行政でも組合でも釜屋でもない
並々ならぬ発想と工夫であいも変わらず、銭湯の楽しさを与えてくれている
朝6時から営業し
燃料費を負担しながらも様々な時間帯で生きる人を支えている
夜勤明けだったり、仕事前だったり
それは近隣施設の集客を圧迫することには全く繋がらない
数字が落ちていく様にこの10年、銭湯が消えていった
それを少し戻してくれた
ますの湯で1つ、たかの湯で2つ
そしてかが浴場で3つもだ
利益追求だけでは出来ない事だ
客層を開拓し、楽しさを広めてくれた
銭湯全体に物凄く貢献している
勝負服(バスタオル)に着替え、サウナ室へ入り最上段にへむへむ座る
赤いランプが灯りアナウンスが流れた
ギターの音が切り裂く
後髪をガッと掴まれたように過去に引き戻された
ストーンズやマークボランみたいなギターリフとグルーブが空の頭に入り込む
フラッシュバックするのはガスマスクを付けたストリングス隊
フェティッシュな衣装の火吹き男とドラァグクィーンが踊るPV
相川七瀬のスイートエモーションだった
低音が響く響く
パンカールーバーから熱風が吹き荒れる
ギャアアアア!
灼熱の恋に灼かれる!
なんか出てる部分全部熱い!
もう1枚タオル借りれば良かった…
…狂った機械だよアンタ…
サビの前の花火がドンとする辺りで水風呂へ逃げた
これは修行が必要だ…
深くキンキンで溺れてしまいそうな心地良さ
椅子に座り風を浴びた
限界ギリギリで漂い、その落差の末、目も眩むほどにSWEETだった僕でした♨
まるで初恋の様だった
爆風前にはもう戻れない!あーあ
ミュージックロウリュの虜さ
ソフトクリーム食べるの忘れてた!また来よう!
[ 東京都 ]
ステンレスの扉を開けるとヒノキの香りに包まれた
700程の奥行で余裕のある座面
三段目に座る 僕の他には誰もいない
反射板から突き出るオートロウリュのSUS配管
下にはストーンを擁したUスペック社のSAWOストーブ
四方の壁の麦飯石は強い輻射熱を発してる
天井との取合には見切りも無く、石が織り成すシンプルな模様
グリッドに囲まれている様な空間だ
照明は框の間接照明のみだが充分な照度だと思う
動的ストレスの無い部屋
天井は低いが、ソーラトン等のロックウール素材じゃないので少し位はぶつけても大丈夫
ロウリュされるとかなりの熱さを感じる
方眼に支配された空間に蒸気と熱が自由に巡る
扉を開け、リニューアルされた狛江湯の浴室へ戻る
緑のタイルが立ち上がり、視覚に穏やかさを感じた
水風呂はチラーにより14℃まで水温が下げられていて、とても冷たかった
壁面に《水風呂》のサイン
タイルを切断加工し、目地による表現、凄い!
僕だったらもう全部片仮名にしよう!なんて思うだろう
それぞれの浴槽にも同じ手法でサインがある
《炭酸泉》なんて地獄だ
深さもあり、豊富な水量と流速
すっかり冷えてしまった
椅子が並ぶ休憩スペースへ
バスリブにパンカールーバーが大量に設置してあり、どこに座っても風になる(つじあやの)
少し温度の落差にクラクラしてしまった
男女の仕切壁の高さの境に同調する様に、剥き出しのRCの素地がボーダーで壁面を巡っている
女性側とは壁面で区切ったり、階層で分けたりする事もある
でも、何だかその斫られた数十センチの余白が、とても大切な事なのかなと思った
大きな鏡、そしてそこから抜ける水栓
脱衣場も大層スタイリッシュだ
ロッカーを開けてふうやれやれへむへむと座ったベンチ
石巻工房の刻印があった
本当に何も無い所から始めたのだ 全て崩れた3ヶ月後に
高いデザイン性と機能とDIY
座れて嬉しかった
鍵を返し、サウナバンドを切って貰った
そこにあったのは
男湯と女湯または見知らぬ人とクロスするバーカウンター
壁面と床は素材が調和している
それは外まで広がる
マンションの一階にある銭湯
外壁はバックヤードまでも斫られていた
まるで、ここまでが狛江湯だと示唆するかのように
でも、それは区切る為ではなく、モルタルで打たれた外構と繋げるために地まで彫られたかの様に感じる
削るという手段による線引きからの構築
与えられたのは未来に繋がる余白だった
今日はバイクだからノンアル
レモンサワー飲みたかったな🍋
[ 東京都 ]
《イット"それ"を吸ったら即死》
エドガー州のリトルロックタウンに囁かれる恐ろしい伝説
スパフレンドに棲む殺○ピエロ
そんなんあるものかと陽気なアジア人の僕はこの街へやって来た
何やら空気が変わってくる
壁に電話を縛りつけた店
雑木に飲まれた家
ただならぬ雰囲気を醸し出している
見つけた煙突の下に"それ"はあった
入ると優しい笑顔で迎えてくれた
始まりはいつも軽快なロック
清潔な床に綺麗なタイル
恐怖とは裏腹な素敵な空間で調子が狂った
シャワーでラックスのCMの様に体を流すお色気シーン
ブロンドの美女でないので生き残る可能性は高い
カランに移動し鏡を覗く
僕がいた
ただならぬ視線を感じ、恐る恐る右を向く
(ニャー)
なんだ猫か
カワイイ猫とお湯の富士が描かれたペンキ絵
ほっと胸を撫で下ろした
《ガタン!!》
ビクゥ!!
突如大きな音がした
シャンプーを入れたカゴを落とした音だった
安堵してへむへむと浴槽に入る
軟水というか、純水というか超軟水だ
軟化装置のスペックが高いのか、原水の硬度が低いのか
えも云われぬ浴感
ジェットに移動する
壁面のボタンを押すとポンプが稼働する仕組
恐る恐る押した
シュボワワワワ!!!!
ギャー!吹き飛ばされた
軟水によりヌルヌルになった床面のタイルは踏ん張っても留まってくれない
あうあうと暴れていたら手摺を見つけ掴まった
その刹那、浴室の奥に蒸気をガラリから吐いている一角を見つけた
謎の老人から「命が惜しけりゃ絶対に近付いちゃならんぞ!!」と言われた部屋だ(嘘)
骨の様な形のキーを使い扉を開ける
大体こんな時はエンジンが掛からなかったりするのだが、すんなり入れた
そしてすぐ出た
ハァッ!ハァッ…!喉灼けますがなこれ!
ホームセンター脱衣場に戻りバスタオルを装備し再度入る
ただならぬ灼熱の霧 動けない程の潜熱と対流 地獄のサウナなんて言われてますよ
なんて笑っていた女将さんの笑顔がこだまする
仕切られたスチーム発生装置からはジャボボボ!とただならぬ音
きっとこの中で"それ"は風船をもって狂った蒸気を出しているのだ…!
ボタン! 水滴が落ちる
ギィヤァーー!熱い!!
このままでは!と水風呂へ逃げた
ポコポコ肌を撫でる もはや飴と鞭のそれだった
軟水でツヤツヤして"友"を後にした
帰りに通ったコインランドリーピエロの絵
ほんの一瞬こちらを睨みつけ牙を剝いた
様な気がした
To be continued…
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。