2022.07.12 登録
[ 長野県 ]
シン松本城寄ってから浅間温泉に来てみちゃったりした
ここは1000年以上の歴史がある土地
松本城の初代お殿さまが開湯させた温泉に拙者浸かるでござるニンニン
そこらへんの籠(バス)に乗ってやってきた
松本の奥座敷なんて言葉がよく似合う温泉街もなんだかしっとりしてて良い感じ✨
冷たい空気とはうらはらに葉の色は昇温されたように暖色
歩くとあちこち温泉だらけで誘惑が凄いけど
なんとか枇杷の湯に到着♨️
駐車場にある樹齢何百年位のイチョウがなんだか爆発していて凄い
屋敷林を抜けると立派な門構えが見えた
玄関のいかにもな引き戸を開けようと手を伸ばしたらしたら自動で開いた
からくりに驚いてしまった
中に入ると立派な庭園を囲む広い回廊
タイムスリップしたのかなと思わず頭にチョンマゲを探した
畳が敷かれた脱衣場から内湯へ入ると採光が多く取られて落ち着いた雰囲気
腰壁辺りまでは石とタイル
天井は丸太の大梁が流されあたたかみが感じられた
床とフラットな浴槽の水面は無色透明のナトリウム単純泉
加水なしの循環だが石の湯口からは原水がかけ流されていた
少し塩っぽく硫黄が含まれていてとてもぬくといね
アルカリ性で肌ざわりがとても良かった
サウナ室は二段ベンチ6人位は座れるサイズ
少しベンチ下から冷たい空気が入り込んでいた
それがストーブガード下の大きな開口から中へ取り込まれると
赤く色付いたエレメントで昇温されて軽くなり反射板へと昇り対流する
100℃位の部屋なのだけど新鮮な空気は僕をとても長居させてしまった
水風呂はなんかしらんけどとても冷たかった
人が入ると大量にオーバーフローして居なくなると減った分また足される
補給口には電極棒による水位制御装置が見えた
水に触れると制御回路を通じ電動弁へ開信号を送る
キンキンの新鮮な水は冬の冷気を思い出させるほどに僕の呼気まで冷たくした
露天には大きな檜風呂があり同じく温泉が注がれている
その縁あたりで休憩した
堅牢な塀の上の方には駐車場のイチョウが見えてとても良い気分
木で出来た湯口あたりからお湯が漏れててなんか床暖かいしで、陽光の中で時間が止まったような多幸感に包まれていた
館内には昔の籠やら掛け軸とか調度品がいっぱい飾ってあって見てると楽しい
元は殿様用の湯屋敷だっただけあって庭木もすっごく豪華でね
なんだか諸々とすごかった
休憩所で縁側眺めながらほんやりしてお茶飲んだりしていたらなんだかおなかがすいたので出てすぐ近くのかどやさんでお蕎麦と天麩羅と熱燗を(全部美味しい!)
温泉らしい温泉のあとは蕎麦屋らしい蕎麦屋がとてもよく似合っていて
またどうしてかな、とても良い気分になってしまったんだ
[ 長野県 ]
グッドモーニング信州🍎
うっすら雪化粧した山々に囲まれて逃げ場がない
NEPPAストーブ故障してたのね
好きなのになあ
でも高温サウナみたいにカラカラしててとっても暖まったよ
水風呂は相変わらず冷たくって
滝に打たれて禅な感じだった
そして思ったより外寒いいいい!!!!いやあああ!!
畳の寝ころびスペースにはインフィニティチェアとか置かれたりして寒いけど良い感じ✨
ちょっと温まってから松本へお出かけ中
コーヒー飲んだせいかプルプルしてきたので松本城主にトイレ借りようと思ってお城を探した
思ったより小さかった
[ 東京都 ]
なんかちょっと寝不足気味なので
スズメのチュンチュンに起こされてお茶とミカン食べて盆栽いじりしたいなあなんて思っていた
でもリチウムイオン電池が刻む無慈悲な時間は
二股カルシウムイオンの湯がいい感じに変えてくれた
鷺宮の平和湯はとてもまったりしていて良いところ
フロントでもらったサウナキーはフック船長の手みたい
6人位で楽しめる二段ベンチのサウナ室
コーナー用のガスストーブが置かれサンエンジニアリングの温度計は100℃を示していた
東京の銭湯ではよく見かけるねサンエンジニアリング
その理由は色々あって
サンくんはガスストーブの製作をしている日精オーバルの傘下企業だということ
そんでストーブだけではなく銭湯の心臓となるお湯沸かすガスボイラーもあちこち納めてて東ガスの代理店も兼ねてるものでね老舗さんだね
それは薪の釜からガスに変わるエネルギー転換期の頃のおはなしなのでね
いにしえのサウ…なんて長くなっちゃうからやめだやめだ!
今日仕事で麻布から上野行って新宿から中野行って
なんかもう疲れきってヘイった平和湯のサウナが
排気口100A位でスースーしててガス燃焼しっぱなしでカラッとしてアッチイくてすっごい心地よかったってだけ
でもそれよりも平和湯はエントランスの硝子から浴室のタイルまで輪染みひとつなくピカピカでね、東京銭湯キレイシュラン1位だと思っているよ
日付が変わった閉店後、僕が茹でたキリンラーメンにカリカリのベーコンのっけたの食べて満腹のままぐでんぐでんに寝ている頃平和湯はサバンナの太陽のようにピカピカになっているのだろう
水風呂はバルブからかけ流されていてすみっコの方でオーバーフローしている
新青梅街道沿いにあって千川上水と妙正寺川に挟まれた地中に流れる水はとても綺麗で透明だった
肌ざわりもすごく良くてねとても好きだった
かつて降った雨だったのだろう
例えそれが元は泥水だったとしても必ず澄んだ水になる
血も罪も、どうしようもない感情さえも
こぼしたメロンソーダだって
鷺宮の駅まで歩く帰り道は焼き鳥屋さんとか色々あってなんだか良い匂い
なんかまたどっかいこうかしら
2つありゃいいのだけどね、そしたらまあ念の為真剣にやっちゃう
でも残念ながら一生しかないのだもの
好きな感じで平和で適当にスローにやっちゃうんだよ🦩湯船につかってらららんするよ
[ 東京都 ]
高出力のSAWOのタワーストーブを2基
取り囲むストーブガードの辺りにはアロマとラドル
扉は開け放たれ空気はゆるやかに入れ替わっていた
初めはヴィヒタのアロマ
ストーンの上に置かれた白樺の束は葉脈から音を鳴らしては深くくすぐる香りを部屋に広げてた
やがて青い森のヒバを含んだ水がロウリュされると反射板からなんとなく誇り高いような香りがたちこめた
青森県に少し住んでいた頃あって、心地良い匂いでなんだか懐かしくて古い記憶が蘇ったりした
オーナーさんの素敵な寅さんみたいなアウフグースだった
サウナシュラン11位受賞おめでとうございます✨
でも僕は1位だと思ったよ
きっとこの先ももっと素敵になる予感がするのだ
少しだけ部屋を抜け出してシングルの水風呂で冷やしてからまた戻った
やがて次のアロマがロウリュされた
白樺の葉はみずみずしくヒバの幹は生を感じるように力強かった
タールは死っぽい終わりっぽい香り
そこから再生を思わせる良い香り
風呂のヒノキに開けられたオーバーフローのための開口もとても良かった
暗いナイトオンザプラネットの部屋はオーロラみたいでぼんやりと明滅していて時間もダリのようにぐんにゃりと溶けかかっていた
畳の上で寝転んで天井のグリーンの下
なんかテラリウムの中のようでとても良い気分だった
そこらへんに金魚がプカプカ泳いでいるようで
60分980円とかすごくコスパ良いんだけどね
浅瀬みたいな浴槽も、ひとりじめの美泡も暗い鐘の音が響く部屋に置かれたアディロンダックチェアもなんだか心地良すぎて延長に延長を重ねてしまったりしたけど何も問題はないよ
まっさらなキャンバスを、スクリーンをはみ出すような素敵なサウナが大井町に出来て、辺りも美味しいお店も多い街で楽しいね
まだ終わらないし終われないな
ぐでんぐでんに酔っ払っているのではない
ゆらんゆらんと、ととのっているだけ♡
[ 埼玉県 ]
春の陽だまりのようなバレル型サウナは音も無くカラッとした空気でなんだか居心地が良かった
時計の砂がさらさらとする音も聴こえてきそうで
溶ける時間もさながらスルメのようにいつまでも噛みしめていたかった
隣のタワーサウナは15分と45分を分針が刻む頃にオートロウリュされる
ガスの放熱管からの遠赤外線
熱くなったストーンに水が落とされ昇華すると辺りはむっとする湿気の多い空気に変わる
まるで真夏のアスファルトから立ち昇る陽炎のように
露天風呂の先にはパンカールーバーが設置された燃炎サウナ
燃え上がるような壁面の炎の絵とモミジみたいに赤い照明
時間が来るとノズルから加圧された水が吹き付けられる
もう大丈夫、いいんだよって位長いロウリュ
蒸気がやがて僕の身体まで届く頃送風ブロアーが起動する音がこの部屋に響く
ティロリ!ティロリ!🍟ギャー!!
底の方に残っているカリカリしたのがまだ辛うじて生きていた
へむへむしながら水風呂へと逃げた
地下水を使っていて18℃って書いてたけどなんかもっと冷たいなあなんて思ったよ
水中照明のブルーを見つめながらチャポンしてたけど
いつの間にか真冬のはりつめた世界にいるようだったもの
露天にベッドが置いてあってとても好きなのだ
夏の間動いていた扇風機も今は止まっていた
代わりに笹目通りからは聴こえて来るよ
家路を急くエンジンの音なんかも
11月が12月へ張った糸の上
渡ってきた風は冬の予感させる白樺混じりのミントの香り
それは僕をいつまでも縛り付けるようでなんだか起き上がれないでいた
気がつけば辺りはひたひたと黒湯みたいに夜が注がれていて深みを増していた
炭酸水素ナトリウムの夜の底をなんとなく足早に帰った
透明になった空から宇宙を覗き込んでは一番星を見つけたりして嬉しくなったりもした⭐️
今夜の月は綺麗だね
[ 東京都 ]
なんだかちょっと忙しくて好きな場所にも行けてない
あー死んだも同然さ
目覚し時計がせっかく起こしてくれたのに
ブルーな気持ちでバス乗ってたらゆの文字が見えて
スーパーでハッピーな気分になってしまった
単純でよかったな 今日の葛西の街はとても晴れてら
駐車場はすこし少ないかなと思うけど商圏も近くて
辺りにはマンションとか生活圏もみっしりしていて
温浴施設の成功条件を満たしていた
平屋建てのスーパー銭湯
天井は高くて広く伸びてて湿気も少なかった
カランのシャワーはリファが沢山設置してあって
身体洗ってるときも楽しかった
内湯はなんか強いジェットやらバイブラやらなんか弱い電気風呂なんかいっぱいあって
露天に出ると少し印象が変わった
リニューアルしたのかしら何かが新しくなっている気がした
丸い浴槽の炭酸泉とか平日の昼間だってのにヒトがいっぱい溜まっていた
ちょっと微炭酸でぬるくてもうなんだかね
午後のスカスカの天井の木漏れ日の下
とてもまったりしてしまった
寝湯もとても良い感じだったので寝たりした
あぶくのようにすぐ忘れる夢を少しみていたよ
奥にはなんだか良い感じのラジウム鉱泉イオン風呂なんやらあったりして説明文とか貼ってあって大笑いしながら見ていた
人工地層とか波動とか胡散臭くていいねえやるねえ
恐らく人工地層だとのたまっているのはタンク内の砂利層に鉱石を入れているのだと思う
積み高により違う石をいれている
波動エネルギーに関してはよくわからないけど
でも半神浴して浸かっていたらとても心地良くてなんだか汗が止まらない!
波動すごいゴイスー
信じてもいいけど波動
ようわからんのだよね
複雑なもんばっかり、天国とか地獄とか結末を雑に言う奴らばかりでさ
来世に期待し過ぎだな
ここらへんも大体天国だろう、僕が保証するよ
つまんないから信じたいもんだけ信じちゃおうなんて
サウナに行った
サウナシステムのストーブ
ガードの中には白いLKGBの線がエレメントに繋がっていた
susの蒸発皿の上には橄欖岩が積まれ30分ごとにオートロウリュされる
90℃位の熱気は憂鬱も全て飛ばしてしまった
水風呂は水位が下がって補給中だったらしくキンキンの冷水が注がれていた
木枯らしの止んだ街を生暖かいブルーな風になって良い気分で東西線に乗って帰った
帰りにちょっとマルイの物産展寄ってみたりした
行きたい所がいっぱいあって困ってしまったりワクワクしたり、なんとかなれー!!って思ったりした
葛西の夕焼けは綺麗だった
新宿のネオンも綺麗だった
石神井川に映った三日月も綺麗だった
そこに腰掛けて外気浴なんて思っていた頃にはもう透明で良い気分だった
[ 山梨県 ]
♨️マークが描いていなければ外観見ても温浴施設だなんて思わないだろね
なんか大胆でカッコいい
黒い外観に内部を伺わせない入口の自動ドア
中に入ると印象はオーガニックな素材で優しい感じ
採光も開口も多く開けた空間が広がってた
奥の方ではヨギボーがヒトの色々なモノを吸い取っていた
2階に上がると内湯の浴槽内は全て木目のタイルが使われている
そしてそれはサウナ室の壁面にも貼られていた
テレビ周りはエコカラットぽいタイルで黒色で引き締まっている
広くて沢山の人が座れてよりみちの湯にすっごく似合ってた
ストーブガードの裏にはイズネスがふたつ
ロックフェイスがなんだかかっこよかとよ
30分ごとのオートロウリュは阿か吽かどちらかがライトアップされて3度水がかけられる
3回目はもうなんかフツフツした
水風呂はとても冷たいのだけど温泉が混ぜ込まれてるみたいでなんか肌あたりがとても良かった
槽内は3段程の階段状になっていて二階なのに結構深い
水量を抑えつつ大型のサウナに対する工夫なのだろう
露天の畳の上でゴロゴロしたり寝湯でゴロンゴロンして寝たりした
塩サウナもあってなんか良い匂いして好き🌿
かけ流しの大浴槽は富士山の溶岩石なんかもいっぱいあってここが二階だなんて忘れてしまうほど
補給口からは少し硫黄の香りがして好きな温泉だった
ゆるゆるして満たされていたよ
ここ来る前、下吉田駅裏に新倉山公園ってあってそこから山が見たくて行ってみたら階段400段くらいあってタッタッタラッて登ったら足が仮死状態になった
2度と登るか!と思ったけどそこから観た景色は美しすぎるくらい美しかった
どうしようもないことすら散ってしまいまうほどに
それから食べたかったみうらうどんたべたり(すごくおいしい!)西裏の路地裏をウロウロしていた
英雄気取りの少年の陽炎を探しながら
かまってた猫にシャー!されたりして胸が締めつけられたりしたけどね笑)
吉田の町はとってもノスタルジックで楽しくて
M-2で大根パスタを食べようと企んでいるよ
でもふくらはぎがパンパンになっていたのであんま王乗せた人力車とか来ないかななんて神社の境内でぼんやりしていた
駅で大月行の汽車がホームに来る頃、茜色の夕日のメロディが流れた
志村くんの声がホームに響いた
水とかコーラとか飲み過ぎたみたいでなんか溢れて困ってもうた
活動休止するから念の為聖地巡り楽しくやっていただけなんだけどね
でもより道してよかったななんて思いながらヨギボーに沈んでいたのだよ
忘れることはできないな
東京の空の星は見えないときかされていたけど
見えないこともないんだな
なんて歌を聴きながら中央線に乗って帰ったよ🗻
[ 山梨県 ]
お気に入りなのでR
サウナ室の壁はヒノキの羽目板が二段ベンチの腰壁まで張り巡らせられている
見切りの上は黄土が塗られていた
ストーブ周りはカルセラタイルが貼られていてなんとなく色彩が可愛い
浜松のフィンランドサウナジャパンによる施工で2基の電気ストーブで90℃程
加えて熱せられた黄土はじんわりと遠赤外線を出しているようだった
黄土は韓国から輸入されたものだろう
水風呂は15℃くらいでとても冷たかった
露天のベンチで寝転んであたりに立ちこめた夜気の中
ゴロゴロしていた
露天の浴槽は丸みを帯びていて水色のモザイクタイルが貼ってあってとても可愛らしい
かけ流されていないがヒト一人分の水量が溢れると
水位センサーが感知して補給水が大量に注がれる
ほぼほぼ常にオーバーフローしている状態なのでお湯はとても綺麗で透明だった
この制御だと結構な水使うねえ笑)
ユーザーにとってはとても贅沢な話でもあるけど
新水はまだ冷たかった
なので湯口あたりは時折ぬるくなったりして居心地良くてでられなくなったりした
循環濾過系統の吐出口からは熱交換器で昇温されたアッチィのがとめどなく放出され時々そっち行ったりもしながらのんびり過ごしていた
脱衣場を出ると無料のマッサージ器があってプシュ~ゴリゴリブインブインしてたら眠くなったので部屋で寝た
カーテンの端がキラキラし始め街道の車のエンジン音が聞こえる頃目を覚ました
そして念の為二度寝してからまた露天へ行くと
空を持ち上げるような大きな山がくっきりと見えて目が覚めた
なんというSunnyMorning!!
心地良い露天風呂の感触に抗いながら
チェックアウトして次の目的地へと歩き出した
そこらへんにあるもんだと勝手に思っていたけど調べたらとても遠かった
なんだか山中湖と河口湖間違えてたっぽい
なので文明と現金の力を使ってたどり着いた
素敵な水風呂がいっぱいあった
残念ながら浸かることはできなかったけどね
そこはとても深いところから水が湧いていて
どこまでも透きとおっていて冷たい
なんか浄化されたっぽい気がした笑)
なんだか良い気分で川沿いでまったりととのっていた
[ 山梨県 ]
森の中は湿った枯れ葉でフカフカしていて
無数に腕を広げた枝葉の間を陽光も滴り落ちていた
てんてんと雫と丸いひだまりがそこらへんにあった
ふいに楽しくなってしまって
落ち葉ブワーッてしたりしながら
ベアーにビクビクしつつずんずん進んで外気浴してた
でもなんだかこれ以上はヒトの領域ではない気がして道へ引き返した
強い動物の惑星
しかも迷ったらアウトの樹海だものね🪐そして僕は方向音痴なのだ
標高2000メートル辺りは立ち枯れて生命力を失った木が目立ち始めた
空気はスチームサウナみたいにガスってる
もうこの先は植物すら育たなくなってファミマすら見当たらない
おんぶで山頂まで連れてってくれるサービスとかないかしらなんて思う僕の心は怠惰で臆病なのだな
よりみちしてララララしながら温泉に行った
タナカのカツキさんのタイル絵がとっても可愛いよ
3段ベンチのサウナの下の方には背もたれついた特等席があってのんびりできてとても好き
時計の長針が真上と真下を指す頃に
大きなIKIストーブをライトが照らす
反射板からロウリュされて水が気体に変わる時の音が聴こえた
餃子とか焼く音にも似ている魔法の音なのだ
気圧の変化で少し眠くなっていた僕を覚ますほどの熱さが降ってきた
地下水が注がれてる水風呂は硝子のように透きとおってて冷たくて心地よかった
身体を水素に変えてしまいそうなほどに
露天の椅子に寝転んで雲がかかった空を見てのんびりしていた
明日は晴れるかな 曇らないかな
でも晴れなかったらイタズラしようかな👻
なんて他愛もないことを考えていたんだ
銭湯フォーラムで田中みずきさんのライブペインティング後ろで見てた時に来ようと決めていた
ペンキ絵もふんわりしてて可愛かった
遠くから見ると大きくてかっこよかった
近くで見ると荒々しくてどことなく恐れを感じた
でも触れたくなる魅力があった
[ 神奈川県 ]
境川が町田の山あいあたりから持ってきた淡水は河口らへんで海水と混ざった
汽水のぼうっとした匂いが立ち込めていてなんだか好き
境目がなくなってゆるやかに世界が溶けてくようでね
それはなんとなく沈む夕日みがあってずっと見ていたい景色だった
江の島へと架かる橋を渡るとアイランドスパがあるよ
竣工から20年経つけど外観はとても綺麗
洋風な意匠に和が変な感じで混ざり合ってて
軒とか見ると結構不協和音鳴るけど笑)
でもすごく好きだった
なんとなくビーナスフォートとかミラコスタみたいな作られた雰囲気なのだけどね
可愛らしいエレベーターで3階に登って調度品に飾られた廊下
カーテンをくぐってパウダールームで手を洗おうと水栓見たらととのってしまったコーラー社製だね
この時点でもうリッツカールトン級の施設だよ
浴室の平面図を見ると円だった
真ん中で男女綺麗にシンメトリーで分けられていた
浴槽はバーデのようにアールを多用しているというかアールしかない笑)
雲みたいにラウンドした大浴槽には温泉が濾過されて運用されていた
吐出口は浴室の底にあり水流は強く水面をビオトープの様に盛り上がらせていた
広くてすっごく好きだった
天井は浴槽の形に沿うように曲線を描きながら高低差でアクセントをつけていた
それに気がついたのは3セット目が終わって水風呂に浸かっている時
深さのある水風呂は19℃位
出窓に沿うように丸い浴槽からはスンスンと夜を吸い込んでいく海が見えた
濾過の水流は少しずつ僕の身体にはらんだ熱を吸い取っていった
つい先程まで和んでいた部屋は90℃位
そこは期待を裏切らない半円形のサウナ室
とてもこの施設に似合っていて素敵だった!
ストーブは観音扉みたいな壁に隠されているボナサウナというか隠しサウナ?
壁面の上下は開口されていて対流する熱がとても心地良くて給排気は浴室側に設置してある
空気は適度な水分を含んでいて良い感じ
上の方に窓があって覗くと橋が見える
街灯がぼんぼりしていて行き交う人達を楽しそうに映してた
そこらへんの椅子で休憩したり、体温みたいな炭酸泉の泡に今日を溶かしたりして楽しかった
プールエリアが今日はお休みでギャオンしたけどそれもいずこへやら
おみやげやさんのヘンテコリンなおみやげ見て笑ったりしたり弁天様のとこ行ったりしたよ
お団子へむへむしながら
なんだかお祭りみたいで楽しかった
夜の江の島はなんだかキラキラしていて時折回転灯台がきらっきらっしてた
変な魔法が色々と溶かす
そのせいかしら、帰り道片瀬へ渡る橋を歩いている僕の身体も軽くなってた
潮が満ちてきて昼間の渚は海の底に消えていた
季節を打ち消すような大きな波音の下に
[ 東京都 ]
このあたりには昔噴水があったんだって
そしてそのもっと昔は沼地だったんだと
永山祐子さんがゆってたよ
今日は歌舞伎町の真ん中でお仕事だった
なんかやぶさかではなかったけどね
疲れてしまったのでお気に入りの地下に来たよ
ガラガラでエイリアンが滅んだあとの宇宙船みたい
抜け殻みたいにザラッとしていて好きなのよね
広いサウナ室の中は誰もいなくてただただ黄色いサウナマットを遠赤外線出してるガスのストーブが乾かしていた
タオル敷いてない木部は立っていられないほどにアッチイ!
右足上げて、左足上げてしながらウロウロしたりした
なんでここ空けた?って位沢山の換気口があって温度センサは常にGSVを稼働させていた
サウナ室の給排気は一般的には暖められた空気が軽くなる性質を利用している
一見適当に空けたのかなと思ったけど入口横の開口は理にかなっていると思った
ファンを使う施設もあるけどね
solaspaがそれを意図してるかどうかなんて別にどうでもよくてね
だけど僕にはとても呼吸がしやすくて
最高に居心地の良い場所なのよね
変な形の水風呂もキンキンに冷えていて好きだった
以前アカスリがあった場所にはひとつだけインフィニティチェアが置いてあった
脱衣場にも大型のファンがあって誰も座っていない椅子を冷やしていた
空いてるからって心配になんかならないよ
きっとその時はその時
だって今日のソラスパはとてもパラダイスなんだもの
楽しまなければ礼を欠いてしまう
ついでにワンチャン地縛霊とか居ないかしらと探したりもした
強力なジェットポンプが稼働するトルネードバスは今日は不感湯みたいな温度でプカプカしながら水流にあうあうあーしながら良い気分だった
このまま練馬まで僕を流してくれないかなあなんて思いながら
パウダーエリアでドライヤー見たらキャー!ダイソンじゃないのよなんて素敵!なんて思ったらbestoreとかいう知らんパチモノだった
ちょっと自分を嫌いになりながら帰ったよ笑)
でもちゃんと髪も乾いたよ
今日、昼間屋上から見上げた歌舞伎町タワーは噴き立つ飛沫のような意匠で、それがとても可愛いなあと思っていた
帰りがけになると、金曜の夜が少しずつ辺りに降り注ぎ始めていた
小さな街の水位が上がりだす頃にはタワーの上の方がライトでキラキラした
その装飾をなんとなく見上げていたら
夜輝く星に届くようにと伸ばされた手のようで
綺麗に彩られたネイルにも見えたりしたよ
なんだか素敵だねと思いながら僕はアスファルトの上
いつもの歩幅でいつものお店に吸い込まれてしまった
[ 神奈川県 ]
ギャー!ふれあいプラザ休みじゃんか!!そこらへんの稲かじっちゃうぞ泣)
まだ終わってないサマータイムブルースを映したような白い曇り空
声を上げることもなく気づかないほどの霧雨が時折溢れなんかちょっと涼しかった
地下へ続く階段を降りている頃は憂鬱の風船はパチンと割れた
でもその時はまだこの先に待っているものなどつゆ知らず、あったかいとこ行くべと無邪気で無垢だったのだ
浴室は石の壁に囲まれていてなんだか落ち着いた感じで地下っぽい
ドライサウナの扉、硝子越しに見える空間はとても暗く休み?と思うほど
暗すぎてストーブガードの奥に何があるのか見えなかったけど多分ストーブがある
なんかいい感じに乾いた空気でなんかいい感じだった
浴室の入口には水質の分析表、含まれる成分についての効能が書いてあるパウチが貼ってあってなんだか好きだった
厚木の街は背中に山々を備え空から降った水が長い事濾過されたり成分が混じったりする
静岡の某有名施設よりも成分が多いとか書いてあった
バナナワニ園かな秘宝館かな
ひんやりしててさっぱりしてとても心地よい水風呂
良い気分で浸かっていたら目の前のサッシの扉が開かれ
パタパタ人が飛び出して来た
同時に木目調の天井のバスリブを這うようにおびただしい量の湯気が吐き出された
あ、これダメなやつだ…)
でも引きずりこまれるようにへむが扉を勝手に開けて中に入ってしまった
穴蔵のように暗い部屋の中はおびただしい蒸気に満たされていた
自分の原型を見失ってしまいそうになるほどに
呼吸をしたいんだけど吸ったらアチい!!
なので息をひそめてかがんでいると天井からの水滴がボタボタしてアチイイイイ!!!
少し目が慣れてきてね、横にもっと高い椅子が置いてあるのが見えた
なんて粋なはからいだろうか、でも僕にはちょっと高すぎるなあなんて思ってた
念の為座ってミ゙dあチイイイイいいい!!!
少し蒸気配管辺りからボっぼっ🕊️という音が聴こえた
その刹那、吹き出し口辺りでヒュウ坊!という音とともに上に置かれたハーブが少し浮き上がった
そして蓋沸くタフタ衆振る馬場普段暴故!!みたいなけたたましい音をあげておびただしい蒸気が部屋中に吐き出された
やがて視界はゼロを超えて黄泉になった
なんかもうアレで優先順位が呼吸になったので腰に巻いてたタオルで口を押さえながらミキプルーンしたままで部屋から逃げた
厚木にはカッコいいサウナがあるね
駅前にはスチームが熱くてたまらず逃げる人の銅像もあってさすがサウナシティと思ったよ
でも海老名にコロナの湯が来るから気を抜いてられないかもne
帰りのロマンスカーは憂鬱をきりさいて僕を良い気分のまま新宿へと運んだ
[ 東京都 ]
銭湯帰りにななチキがぶがぶしながらちょっと寄ってみたりしちゃった
外壁も綺麗になってて来月には改修が終わりそう
浴室も清掃したり直したりしないとあれだけどまあ長い事止めていたからね
色々と大変だろうけど
再開日はまだ決まってはいないけど、でも近くてとても好きだったここのサウナが復活するならこの町から離れるのはやめにしようかななんて思ったりしたよ
近くだと有名なアキダイの近く、第二亀の湯の上に関町ラドンセンターというサウナがあった
桃井の辺りに荻窪ラドンサウナセンターがあった
練馬高野台にも大分昔なんだけどねサウナ施設があったのだ谷原のガスタンクの近く、練馬ラドンサウナセンターなんて名前
でもなくなってしまったのものは仕方ない
思い出しづらくなっても忘れたわけではないのだから
過去よりも未来よりも
松の湯の再開を楽しみにしてなんかわくわくしている10月17日のほうがなんだかおもしれいなあと思ったのはたぶんこの町を金木犀の香りが包んだせいです
ロバート・ジョンソンと一緒にウイスキーにポンジュース入れて遊んでいた
そういえば今日は熱のこもったサウナに入っていませんでした
ああまいったなあこりゃあ
でも罪なら全部認めちゃうけど罰を受けてるヒマはないのよ
[ 埼玉県 ]
内湯は天井が高くもっと上の方には換気扇を備えた湯気抜き
天然石の床は温泉の成分が苔のようにこびりついて元の色合いをゆるやかに隠しつつあった
なんだかこのゆ〜ゆ感がとても好きでね
前に来た時よりも湯治場感がモア強くなってら
平日の昼間、緊張のピンを抜かれた人達が椅子にもたれていて良い雰囲気
どこかに置き忘れた感覚を思い出してしまうのだ
でもそれでも時間は巡っていて温泉を使った炭酸泉に変わっていた
木目調のタイルになっててオーバーフローを再処理しているのだろう
二酸化炭素はしっかりと溶存していて綺麗なお湯だった
露天に出ると水彩絵みたいに空を空色にうっすら白い雲の部分を残して塗られていた
道路沿いのエンジン音の中、もっと高いところをジェット機が音もなく横切っていった
なんだか良い気分だったので寝湯でぷやぷやしながら寝たりして良い身分だった
その横には駐車場にある源泉処理槽から揚湯された新鮮な温泉が注がれている五右衛門風呂があってとても好きなのだ
塩分がとてもいっぱいで弱らせられる程に濃厚、だけどまだなんか他にも色々含まれててなんか良い匂い
源泉だけあって成分で浴槽はあちこちザラザラしてる笑)
その先には薬草をほんのり蒸した戸棚風呂みたいな部屋があって壺から吐き出された蒸気だけが誰もいない部屋を満たしていた
硝子窓からは格子と枝葉の間を運良くすり抜けた午後の陽光の粒子で編まれた帯がまっすぐにやんわりと湯気に溶けていた
あんま人気ないんだか旅館の貸し切り風呂みたいだったので
ひとしきり、うおー!バッチャバッチャ!!したりしてから何事も無かったような顔でサウナへと向かった
サウナ室は前室があって大きなガスストーブが置かれている
ヒノキの香りもとうに消えてしまった古い木
でも20年間、変わらずスーパー銭湯という商売をやってきた風格を感じるよ
テレビがあってストーブガード前には背もたれのついた椅子があって寛いでしまう
それでも熱を閉じ込めた室温は100℃を超えていて
肌に纏った成分のせいか簡単に僕を追い出してしまった
目の前にある水風呂の補給は備長炭の壁をさらさら流されていてすこし薄荷の香りがして好きだった
16℃くらいだろうか
なんか肌触りも良いから長居して寒くなったりもして
脱衣場には業務用の扇風機がいっぱいあってなんでだろうと不思議になった
スタッフの人がいたら理由を聞きたかったんだけど
髪を乾かしながら源泉で大分火照った自分の身体に当たる強い風が心地よくてなんだかストンとした
帰り道、長く伸びる荒川を横切る橋を原付で渡っているとき
夕闇の気配の最中、ラムネ瓶の中の硝子玉がからんと鳴った時
最高潮にととのっていた
[ 東京都 ]
三ノ輪湯帰り、夕日弾く妙正寺川沿いを歩いてもつ焼きくろでちょっとナイトランチタイム
テネシーワルツを聴きながら注文したタンとレバーが良い香りの煙を漂わせながら焼かれるのをよだれ垂らしながら見てた
シャンプーと森林浴で良い香りになった僕の身体はお肉のアロマになってもうたけどね、とても美味しいんだよ
今日の森林浴は絶好調でオリフィスを通してミストがいっぱい吹き出してた
サッシのガラス滴りまくってなんだかいい匂いの熱帯
浴室はピカピカのタイルとカラン
昨日貼られたような壁のタイル絵
でも柱頭かざりのある柱とか天井に塗り重ねられたペンキは長い歴史を感じさせる
サウナ室の温度計は110度を指していてストーブも絶好調
空気に漂う喉に良さそうな香りの正体は森林浴装置に充填する原液なんだって
なんだかとても好きでいつも思い出してしまうのだ
遠赤外線ガスストーブの前には丸太の椅子が置かれて座るとジリジリするよ
僕は窓際のガラリ横の辺りがお気に入り
まだ木は新しくて黄色いサウナマットもカラカラに乾いてた 僕の喉のように
そんなことを考えていたら冷えたウーロンハイがカウンターにことんと届けられた
シャリッと砕けた氷がのってて美味しい
なんか濃いけど笑)
水温計ないけど測ったらシングルの域かなキンキン!
でも浸かるならもうちょっと、18℃位が僕は好きなのだ
それはちょうど今日の三ノ輪湯の水風呂くらいの
サウナを出てすぐの水風呂の補給バルブからは思いっきり井戸水が注がれていた
それはとても綺麗でとめどなく透きとおっている
なんか前よりちょっと冷たくなった気がした
夏の記憶が溶けて少しずつオーバーフローの目皿に消えていくようなそんなヘンテコリンな錯覚を感じてしまったなあなんて感傷は目の前に届けられたハラミタタキの見た目に全てかき消された
ネギいっぱい乗ってて少し炙られてたのがお酢の効いたタレに浸かっててへむへむしながらウーロンハイおかわりしたりしたそんでふわっとするレバーとか色々ガブッてしたりした
お店の前のパチンコ屋さんに灰皿があってなんだかゆらゆらしてたら気がついた
外気浴の椅子に座って扇風機の風に吹かれている頃には気にもとめなかったけど
おでんの季節がそこまで迫っていて、それは少し優しくて心地良くてなんだか好きだったということを
帰り道髪からベポラップの香りがした気がしてなんか良い日だったなんて思ったりした
[ 東京都 ]
松本湯の電気風呂には電極板が4枚設置されててね怖い
そしてベンチになっててふくらはぎの裏にも一枚
座ると常時ゆるい肉離れの感覚に襲われる
背中と左右の三点攻めは、おすもむたたくの様々な波長の電気攻撃
弱と強があって強はもうなんか狂(ギャー
トントンくる波長は身体が揺さぶられる
ひとみばあさん(志村けんのネタ)のように
でもモノマネしてもダイジョブそうな雰囲気ではねいもんでね やめた
30℃位の泡水風呂と行ったり来たり
水底の美泡マットにつまりがあるのかな
気泡が前より少なくなった気がする
それでも僕を掴んで離さない心地良い場所だった
不感湯でまったりしながら秋の風景が映された大きなモニターを眺めていた
ふと画面が変わり可愛いカモシカがそこらへんの草食べてる風景になった
(ヤックルじゃないか!!私だアシタカだ!おーい、あ、ちょっとヤックンどこ行くん、戻ってきいやー🦌)
そんなことを考えていた
ふと見ると洗い場のシャワーが止まらない水栓が何箇所かあるみたいで出っぱなしになってた
恐らく井戸水の鉱分が原因だろうか
オートストップが戻りづらくなって水圧に負けてしまっている
カランのボタンを押して圧を逃がしてやると止まるからねなんてことをしてたらサウナバンドをはめていることをすっかり忘れていた
サウナマットを持って扉を開けた
久しぶりの松本湯のサウナ室
壁に貼ってある重厚な石材はリニューアル前から使われていたものだ
もう売ってないっぽいんだよねこれ
座面、背面から登る熱さ
そして銭湯としては規格外の出力のsawo
その熱量とオートロウリュがつくるものはトゲトゲしていない調和した空気だった
仄暗い部屋を間接照明がぼんやりと照らしていた
暗ければ暗いほど光を感じるようでね
なんだか良い感じだった
サウナ出てすぐの水風呂は青くて深くて綺麗で冷たい理想のタイプ
寝ても覚めても夢中になりそうなくらい!
畳で寝転んで真上の吸気口がおろしてくる外気に包まれた
外に出るとまだ雨が細やかに舞っていた
良い気分なのをいいことに傘をさすのも忘れ
肌を濡らす感触を楽しんで歩いて帰った
シャツが少しずつ重みを増していくことも気が付かないままに
明日の朝クシャミをしていませんようにとウーロンハイに祈った
[ 東京都 ]
なんだか温度がヤバいんだってね来てみちゃったりしたよ
可愛い猫の目みたいなステンドグラスの間に屋号があってジャンキーズさんがヒラっとしてた
とりあえずお風呂でゆったりしようと変わり湯が白くて良さげなのでつかってみたチャプン
ギィヤーーー!!アッチイイイイイイイ!!!ヤバい!!
45℃超えてる?ただでさえアチイのに深いしバイブラがブロワーでアウフグースしてきた
半泣きで14℃くらいの水風呂へ直行して茹で上がるすんでのところで禁猟区した🐅
サウナキーで扉を開けると中はガスストーブで熱せられた115℃を超える空気
レンガ調のタイルで落ち着いた雰囲気だったけど
丁度昇温中らしく二段目に座るとビート板以外全部熱くてなんかとんでもないとこに来てしまったと思った
それでも空気は乾いてチリチリしているわけではなくて
ストーブ上に置かれたヤカン
バケツに漬けられたヴィヒタの少し焦げたような香り
給排気とベンチ下のガラリが心地良いソフトな地獄にしてくれた(自分でも何言ってるかわかりません)
脱衣場の休憩所はサウナを思わせる二段ベンチでなんだか楽しかった
扇風機の風が良い感じでね、天高の天井を眺めながらいい気分になってベンチを降りてまたサウナ室のベンチへと向かったりした
バイブラとかあるトルマリン風呂がとても程よい温度で心地ヤバかった
とっても素敵な銭湯で、カラフルなガラスブロックや森な景色も可愛かった✨
蒲田で銭湯フォーラム帰りの銭湯、フロンターレの人の話聞いたりライブペインティングとか見たり色々お土産とか貰ったりしたよ
たまたま同じテーブルでね、顔ヘムは絶対やるのよになって嬉しかった
みんな銭湯好きだねえ✨なんて呟いた彼女の横顔に見とれながら、これから江戸川ハシゴするアナタも相当だと思うよ♡なんて野暮な言葉を黒湯ビールと一緒に飲み込んだのはここだけの秘密
田中みずきさんのペンキ絵が貰える全員じゃんけん大会では結構いいとこまでいったんだけどね
負けてもうたから来年は勝てたらいいなと思います
楽しい1日だった
帰り道、黒鉄色の空から落ちてくる霧雨がなんだか冷たくって清々しいペンキ絵みたいな気分のまま赤い電車で帰ったよ
[ 千葉県 ]
モキストーブの横に守り人が座りそうなくぐもったベンチがあってブランケットぽい熱さがとても好きだった
燃える木が食っては吐き出した熱い気体は煙突登って
同じ位の口径のガラリからまたエサが供給されてた
六角形がとてもかわいくて丸い窓の中でゆらいでるさまは松明みたいでなんか良かった
90℃位の室内は僕にはとても心地良かったんだけど好奇心が勝手にラドルを手に取り水かけてみちゃったりしたりした
煙突周りでロウリュを待っていたようにストーンがやぶさかでない音をたてた
なんかちょっとかけすぎたかしらなんて不安に思ったら
それは的中したらしくアッチいい!!
反射板が低い位置にあったら終わっていただろう
断熱はしっかりしているし天井はそれほど低くはない
以前は遠赤ストーブがあったんだっけ
とっても素敵だね千葉の銭湯は
他にもすっごく素敵だなあと思うことがまだまだあったんだけど次また来るまで黙っておこう
なんだかいっぱい楽しんでしまって帰りがけ露天で休憩した
内湯とを繋ぐサッシは開放されていて
鉄器で作られた風鈴がおいてきぼりにされたようにひとつぶら下がっていた
舌は外されていて風が吹いても役目を終えたのだよと
糸だけ退屈そうにゆらゆらしていた
ちょんちょんしたらきいんと空気をゆらして
露天風呂の溶岩石から落ちてくる湯の音に紛れていった
畳に座ってたので面倒くさかったんだけど立ちあがって良かった
不思議だな実に不思議な音だなあなんて思ってはまた座ったり立ったりした
千葉出張の帰り道だったのだ
超音速でもう日々が過ぎてしまうなあなんてわけもなく侘しかったんだけど大したことでは無かった
とても好きな場所だったらしくて
月終わりの日にビバークランドへ行こうとモノレールの最前に乗った時は海へと向かう電車のような気分だった
帰り道では花束を抱えているようなそんな不思議な気分
らんまんに赤く咲く季節へと運んだ総武線の色はまだ黄色だった
[ 千葉県 ]
10階のサウナの入口には「正しいサウナ浴〜少なくとも2時間はかかります」と書かれた説明文が貼られていた
結構ビンテージ物の看板だったので500円位で売ってくれないかしら
メーカー表記見たらベンベルグサウナwestGermany(!)のソフトフィーリングサウナ、いわゆる背面格納型ストーブ
中は広く3段ベンチで腰壁はヒノキとカルセラタイルが貼ってあった
天井は特に凸凹してないよフラットな岩綿吸音板が貼られていた
92℃を指す温度計にはメトスの表記があり後に改修されたのだろう
ストーブ上部は湾曲した天井になっていて
熱対流を意識した造りだった
給排気は恐らくストーブ辺りにある気がした
館内の雰囲気とか結構レトロでね2基ある立ちシャワーも現時点では両方ぶっ壊れてたり
人参実母散の看板がある薬湯だった浴槽なんて空気に満たされていたりしていてなんだか不安を覚えてしまうんだけどね
決して昭和ストロングではないこの特殊なサウナに僕はとても魅了されてしまったよ
入口には框とかなくて浴室の床から繋がっている
タイル勾配はサウナ側へと下がっていて
出てすぐにある水風呂のオーバーフローは室内へ流れ込んでいた
ボナサウナ特有の柔らかい熱に湿度がふんわり混ざり込んできてとてもリラックス出来る場所だった
なんでか知んないけど日曜日だってのに僕しかいなくてゴロゴロしてみちゃったりした
水風呂は水栓からホースが無骨にぶち込まれているかけ流しで冷たくて良い感じだった
温浴槽からもオーバーフローしていて浴槽の縁の手前のステップが少し広かったのでそこで休憩した
水盤のように薄くお湯が背中を流れていってまるで寝湯
なのでゴロゴロしてみちゃったりした
脱衣場にもベッドみたいなのが置いてあって真上にはエアコン
扇風機もあって嬉しくなってゴロゴロしてみちゃったりした
とても安いホテルなのにね僕はまるで宝島を見つけたような気分だった
駅から歩いててラブホ街にさしかかった時あれ?やっちまったかな?と思ったけど笑)
脱衣場をでると食堂もあって今のところは平日はお食事できるんだけど休日は飲み物しか出ないらしい
なんか美味しそうだったからまた平日に来たい
部屋の窓から見える幕張の夜景がとても綺麗でね
ビルの上で赤くチカチカしてるのを眺めてた
真下にはユーホーみたいな形のラブホテルがあって可愛い
バッハの旋律をひとり聴きながら魚のおつまみと緑茶をへむっています
[ 千葉県 ]
埠頭の辺り コンビナート見える赤くて大きな橋の下
可愛いノラネコがニャーと鳴いてこっちみてた
君の声、悲しくて透き通っててすごく綺麗だね
なんつったらそっぽ向いてどっか行った
なんだかニャーなんて歩いて向かったよ
ほんとにあんのかな化かされてないかな
ちょっと不安になったけどつぼやに到着!
お店の外観から素敵な感じ
女将さんが丁寧に説明してくれて右も左もよくわかんない僕でも良くわかった
前情報でざっくり調べていて気になっていたことは2つ
トイレ前に篠山紀信のヌードカレンダーが貼ってあるということと126℃
それらは全て本当だった
すこし年季入ってるけど綺麗なサウナ室
ジールの上に給水配管があった
室温計は126℃を指していた
誰もいなく出入りもないせいか温度は上昇し、130℃になろうとしていた
座面も背板も火傷しそうにアチイ!
時間が来るとライトが灯り思っいきりオートロウリュ
弾け熱を帯びた水はストーブ横の僕を襲ってくる
それでも空気は軽い感じで僕はとても好きだった
内湯に戻ると青く照らされた水風呂
透明に澄んでてとても綺麗
水温は18℃位でひんやりしてるけど抵抗の無い肌触りがとても心地よかった 溶けてしまいそうなほど
深くて水量も多くてずっとオーバーフローしている
流れだした水の先には椅子とヤシの木とパラソル
なんだか昭和のスパリゾート感を醸し出してた
エアコンの効いたクールダウンルームは壁に板が貼ってあって木の香りがした
ヒンヤリして良い感じ
ジェットのある白湯の他に茶褐色の鉱泉を沸かした湯船もあってとても気にいってしまったよ
サウナパンツとガウンを羽織って休憩エリアに行くと
3つの大きいテレビモニターが壁にあってそれぞれ違う番組が流れてた
ちょっと混乱しながらガラナ飲んでゴロゴロしてた
海沿いの工場地帯の中にある天国みたいな場所だった
時間も運河に流されてしまったみたいに懐かしさを感じた
こんな場所にどっかで会ったような気がするよ
でもまたいつか巡りあえる気がするよ
とりあえず僕はスニーカー履いてタバコをくわえ火をつけた
ずっと永いこと歩いて来たんだよ
まだまだ長く続くんだ この旅も
だからあせらずのんびり進もうぜ(出張中です)