2019.08.14 登録
[ 東京都 ]
金町湯(金町駅)
首都圏の銭湯サウナはほとんど踏破した。新規開拓が滞っていて、このアカウントの更新も滞っている。
自宅から千代田線で一本で行ける金町駅。駅自体も初めて降りた。
昭和の銭湯建築。内装はリノベされてる。駅から徒歩5分。800円で入場。女湯にサウナはない。5のつく日は男女入れ替えだそうだ。軟水のバイブラ湯に緩めのジェット湯。水風呂は17℃。若干塩素臭がする。水道水かな?
サウナは1段キャパ4名。テレビも12分計もない。静寂。共用のサウナマットを使って蒸される。電気ストーブの上に石鍋が煮込まれている。湿度多め。
帰りに招き猫にステッカーを買った。
[ 富山県 ]
スパアルプス(富山駅)
富山県初上陸。金沢マラソン翌日。サ旅の延長戦。
駅からタクシーで2500円ほど。結構お値段したが、サ道の原田泰造さんになった気分だった。電車でも大泉という駅から徒歩10分ほど。マラソン後の僕が歩けるはずもなく、タクシーで向かう。
SNSで何度もみかけた看板。カプセル4000円もしない。仮眠スペース豊富。テレビ多すぎ。麻雀部屋多すぎ。おじさん達キングダム読み過ぎ。
ロッカーで脱衣して浴場へ。館内着とタオルはセルフ。
いいサウナはドアを開けた瞬間にわかる。スパアルプスはまさにそれ。
場内を支配する蒸気が素晴らしい。
お風呂はシンプル。緩い寝ジェットと大きな白湯。昭和感漂うカラン。フワフワの軟水。いつまでも漬かっていたくなる。
サウナへ。巨大なストーンが中央に鎮座。98℃。ロッキーのいい匂い。3段キャパ18名。テレビあり。優しく長く蒸されるいいサウナ。
水風呂へ。多くの人が絶賛しているの、納得。まさに北陸のしきじ。いや、そんなに混んでない点でいくと、しきじを超えてる。北アルプス水系のまろやかな水風呂。16℃。バイブラありとなしの2つ。
今まで入った中で一番気持ちいい水風呂かもしれない。ホームのマルシンスパ、ジートピア、境南浴場(早く改修終えてほしい)、しきじ、湯ラックスなどと比較しても、一番まろやかなのはここなのではないか?と思うほどのレベル。
外気浴エリアが日本庭園風なデザインになっている。
食堂でアルプス御膳を食べた。品のいい味。生ビール半額フェアをやっていて財布にも優しかった。
[ 石川県 ]
テルメ金沢(金沢駅)
2年ぶり2度目のフルマラソン、無事完走。練習不足によりタイムは酷かったが、ハーフまでは自己ベストで楽しく走れた。ゴール後のダメージも初マラソンの時よりはマシだった。兼六園付近をスタートして4ゴールは西部緑地公園。ゴールから1㎞以内にサウナイキタイ石川県1位の金城温泉、5位のテルメ金沢がある。
2年前は壊れた右ひざを引きずって金城温泉にたどり着き、ほぼ動かなくなった両脚をほぐした。外気浴エリアが2階にあって、結構急な階段を登らないといけなかったのが最後の試練だった記憶。今年はその教訓を活かして、半年前からテルメ金沢を予約していた。この週、声優のライブとマラソンが重なり、そもそもインバウンドで外国人が押し寄せているせいかホテルがバカ高。直前予約だとボロいホテルでも1万円以上した。早めの予約が功を奏し、一泊焼き肉コース付きで9,000円。きれいなシングルの部屋だった。15時チェックインが決まりだが、14時過ぎにマラソンを終えて到着。「部屋は15時からですが、先にお風呂入ってください。」とフロントに優しく言われ、2階へ。館内着とタオル大小を受け取り脱衣所へ。私と同じく足を引きずりっているランナーがちらほらいる。
浴場へ。郊外型大型スパ銭。白山水系の軟水。黄土色の濃い温泉が身体に効く。
場内に炭酸泉、薬湯、熱湯とぬる湯の黄土色の温泉、緩いジェット。露天風呂に源泉、壺湯、打たせ湯。
サウナへ。98℃のストーン型、3段テレビ有、キャパは30人以上は入れて寝れるスペースもある。水風呂は16℃のバイブラあり。スパ銭のせいか、塩素臭はしてしまうが、白山水系の締まった水風呂。肌さわりが東京の水風呂と違う。
外気浴エリアの椅子で整った。
15時チェックインして少し寝た。人生であまり感じたことがない疲労が全身を襲う。
ホテルの白い天井を見上げながら、僕は何でマラソン走ってんのか?と、思う。人生の行いのほとんどは誰かを幸せにするためだと思う。仕事はもちろんだし、演劇も音楽表現もそうだし、競馬もサウナも町中華オムライスもSNSで発信をしている点では、100%自分の為、自分が楽しいだけでは存在しないワークだと思う。一方、ランニング・マラソンというのは誰の為でもない。自分の健康のため、達成感の為、気持ちよさの為。すべて自分の為のワーク。金沢マラソン申し込んだものの、夏に演劇に出ていたせいもあって練習不足だった。キャンセルしようかずっと悩んでた。走らなくても誰かに怒られるわけではないし。エントリー費用15000円は振り込み済だけど、旅費で新幹線
[ 愛知県 ]
アペゼ(今池駅)
愛知県名古屋市今池。何を隠そう、僕が初めて社会人になって配属された場所。
高校時代に初めてライブハウスに行ったのも今池のボトムライン。何かとはじめてに縁がある場所。
今池はパチンコ発祥の地あったよな?新卒で入った銀行の取引先はパチンコ屋が多かった。白い軽自動車に乗って同期と二人で集金に回るのが一年目の仕事だった。数千万円の現金を震える手で札勘した記憶。リーマンショック直前の時期。懐かしい。
サウナのサの字も知らない僕は、アペゼもウェルビーも知らず、地元の三峰か湯の華アイランドの温泉に浸かって仕事のストレスを発散していた。あの頃から温浴施設は好きだったんだよな。
岐阜の山奥に住んでた同期の河瀬君は終電を逃すとよくアペゼに泊まっていた。自虐的に「アペゼに泊まりました(笑)」って言ってたから、今より全然場末の施設だったのでは。今回初訪問してびっくり。秀逸なサウナときれいな休憩所やんか。
宿泊4400円で入場。カプセルはほとんど予約で埋まっていて大人気。2階の男性ロッカーで館内着に着替え浴場へ向かう通路にコワーキングスペース、たくさんのリクライニングが並べられたレストルーム、喫煙所がある。
浴場へ。41℃の3種類のジャグジーと炭酸泉。昭和の造りだが清潔で明るい場内。半外気浴エリアもある。サウナハット掛けあり。サウナマットあり。サウナパンツも履きたければ履ける。
サウナは3つ。THE SAUNA、サウナドーム、スチーム。
まずはTHE SAUNAへ。90℃3段キャパ20名テレビなし。ヴィヒタが吊るされてる。爆風装置付きのオートロウリュウ。毎時15分と45分。アチアチの湿度ダクダク。3段目は乳首痛い。静かなクラシック音楽にかぶせて川のせせらぎや小鳥のさえずりが聞こえてくる。爆風でヴィヒタが揺れて、
サウナドームは3段キャパ25名95℃テレビ有。毎時0分にオートロウリュウ。夕方からアウフグースサービスが受けられる。スチームも60℃でちゃんと熱い。
水風呂は2つ。16℃と24℃。スパ銭施設故、かすかに塩素臭はするが及第点。キレのある水風呂で熱を抜き、半外気浴エリアの椅子に座る。向かいにはかつてダイエーがあったと思う。
ぐでんぐでんに整ってから味仙本店で優勝した。
[ 東京都 ]
桜湯(府中駅)
僕は馬券師。大学の頃から府中競馬に通ってた。20代~30代前半までの日曜日はほとんどこの街で飲んだくれていた。ランニングのついでに、登戸から多摩川を12㎞北上してたどり着いた。思ったより駅チカ。コロナ禍以降初めて駅前来たけど、新しいビルが再開発されていて、かつてのドヤ街的な空気がなくなっていた。少し寂しい。
ロビーに漫画がたくさん。サウナグッズも豊富に並んでた。
820円で入場。フワフワの軟水風呂。平均的な圧力のジェットとバドガシュタイン風呂と電気風呂。場内に整い椅子が5つほど並んでる。
サウナは110℃の2段キャパ8名の赤外線サウナ。
水風呂は22℃か?深いフワフワの地下水。冷たすぎない地下水が好み。
帰りに昔いきつけだった居酒屋「樽平」で泥酔した。
競馬の帰りに男6人とかで、明日全く使えない話を永遠し続けていた20代後半に思いを馳せた。楽しかったな~あの頃。若かったし。
[ 東京都 ]
鳩の湯(国立駅)
初訪問。郊外にあるのにサウナイキタイ上位銭湯は伊達じゃない説、あると思います。
ずっと気になってたんだけどね、国立駅に用事がなさすぎるのよね。
駅から徒歩10分ほど。920円。縦長の小タオルを受け取り浴場へ。
露天風呂の無い外気浴エリアに椅子が並べられている。小さな日本庭園風。
お風呂は緩めのジェットとシルク風呂と炭酸泉。軟水も軟水。フワフワ。
サウナハット掛けあり。サウナは湿度高めのコンフォートサウナ。90℃2段キャパ5名。テレビあり。
水風呂はバイブラの16℃。地下水なんだけど若干塩素臭がしてもったいない。
ガチサウナー界隈で結構評判がいいので少し思ってたのと違った。
最近オートロウリュウ付きのリノベ銭湯が増えすぎていて、そこと比較しちゃうよな。
[ 神奈川県 ]
レックスイン川崎(川崎駅)
男には、帰れない夜がある。
川崎駅で泥酔すると大体終電逃しがち。今年何度目だろう。
僕はビッグよりもレックス派。半個室4900円のカプセルが広くて熟睡できるのよ。
ビッグは「ザ・川崎」って感じのおじさん達のいびきのオーケストラがすごくて、寝れたもんじゃないから。
一階で受付して、五階の個室エリアへ。貴重品をロッカーに入れて館内着に着替えて爆睡。朝8時。真っ暗なカプセルから抜け出して最上階の浴場へ。
髪がガビガビになるシャンプーとボディーソープで身体を清め、緩いジェットのバイブラ湯、露天エリアにぬる湯に茹でられてからサウナへ。
扉を開けてびっくり、サウナが大改修されていた。
中央にストーブが鎮座しててオートロウリュウが導入される。ストーブを囲むように座れる設計。2段キャパ18名。テレビは前と同じ位置にある。100℃の上質な熱帯。
水風呂は変わらず若干塩素臭のする15℃。しっかりチラーが効いていて冷たい。
外気浴エリアの椅子の種類が増えてた。
川崎の朝の秋風にあたりながら整った。
[ 東京都 ]
たからゆ(野方駅)
最近できたリノベ銭湯サウナの中では最も熱いのでは?
1セット目怖くて1段目に座ってしまったくらい。2段目で乳首痛い。3段目は意識失いそう。これは流行るね。
環七を北上して西武新宿線にぶつかるまで走った。野方駅徒歩5分。入場料1020円。ボタニカルなシャンプーリンスボディーソープが備え付け。タオル大小とリストバンドとロッカーキーを受け取り脱衣所へ。
狭い場内だが、導線にサウナ愛を感じる狭さ。
炭酸泉と緩い寝ジェット。半露天エリアにシルキーバス。ベンチと整い椅子が狭いエリアに並んでいる。サウナハット掛けあり。サウナマットあり。
水風呂はバドガシュタイン鉱石で磨かれた16℃。しっかりチラーが効いている。
サウナへ。赤外線とストーンの2台体制。オートロウリュウとオート送風。3段キャパ12名。110℃。銭湯サウナで足の裏がアツいってあんまりないよな。3段目に座るのに根性いるもの。
帰りに野方駅の名古屋居酒屋で一杯。古めかしい商店街だけど、おいしそうな店が多いのね、野方。
また来ると思う。
[ 東京都 ]
生姜サウナ 金の亀(赤坂駅)
赤坂に勤務して15年。サウナにはまって5年前は仕事の合間に赤坂オリエンタル飛び込んでいたが、今や、サウナ東京、湯屋赤坂、金の亀。それ以外にも個室サウナが乱立する、都内屈指のサウナ街になった赤坂。おいしいお店が多く、サ飯に事欠かない。
毎週水曜日レディースデイをやっているせいか、周りの意識高い女性サウナーからの評価も高いこの施設。初訪問。
60分1800円で勝負した。18時半。お客は10名ほど。受付で靴のキーを渡し、タオル大小を受け取り脱衣所へ。狭い脱衣所のすぐ奥にシャワーとサウナがある。お風呂はない。シャワーで身体を清め、高知産のショウガ水を身体に流し込んでササウナマットをもってサウナへ。
評判通りの素晴らしいサウナ。100℃。3段。キャパ20名ほど。サウナストーンでつくられる上質な熱。薄暗い。テレビなし。
水風呂へ。生姜水風呂。生姜の香りが強く塩素臭のかけらもしない。12℃。一瞬で熱がほどかれる。
階段をあがって休憩所へ。薄暗い。ハンモック、インフィニティーチェア、寝そべりエリア、半外気浴エリア。種類が豊富。清潔で、ヒーリング音楽が流れている。土曜日の19時でも空いてて、自分と静かに向き合える空間が整っている。
20時にアウフグースサービスを受けてグデングデンに整って57分で施設を後にした。
サ飯は中華かおたん。コロナ前は朝までやってるで有名だった赤坂の町中華。個人的にここのチャーハンが一番好き。
[ 東京都 ]
蒲田温泉(京急蒲田駅)
黒湯の温泉が好きだ。
京急蒲田駅から1.2㎞程雑色駅向かって歩いた。SNSでよく見るレトロな赤い看板。プラス300円払って入場。シャンプーボディーソープ備え付け無し。
昭和12年創業。年季の入った浴槽に黒褐色の温泉。39℃と44℃?の熱湯の2槽。熱湯の方は入れないくらいの温度。もう一つは噴火しているバイブラ湯と電気湯。
水風呂はキャパ1.5名の17℃。チラーがしっかり効いている。若干塩素臭がした。地下水じゃないのか?地下水を消毒しすぎているのか?
サウナへ。わりと新しめのサウナ。2段キャパ6名の90℃。テレビなし。受付で受け取った大タオルをサウナマットかわりに蒸された。
浴場内と脱衣所に整い椅子あり。
帰りにステッカーとタオルを買った。
サ飯はびっくりドンキー。地球上で一番おいしい食べ物のひとつ。
[ 東京都 ]
都湯(下丸子駅)
都内の銭湯サウナはほとんど制覇してしまっていて、新規開拓できるだけでテンションが上がる。下丸子駅に初めて降りた。駅から徒歩5分ほど。サウナ無料。入浴料だけで入れる。番台に置かれたロッカーキーをもって脱衣所へ。シャンプーボディーソープ備え付け。最近描かれた富士山の壁画。41℃の熱いお湯、緩めのボディージェット、場末の銭湯にたまにあるショルダージェット、電気湯、薬湯。
水風呂はキャパ1.5名の地下水。25℃。バイブラあり。冷たくはないけど、塩素臭の全くしない地下水が好きだ。
サウナへ。無料でこのクオリティーはすごいな。98℃2段キャパ6名のしっかり蒸される赤外線サウナ。12分計はなく、5分の砂時計。JPOPが静かに流れている。
カランに座って窓の外から入ってくる風で整った。
都心にハイスペサウナがたくさんできて、ホームのマルシンスパも大幅に値上げして一年以上が経つ。2000円でも躊躇なく課金できるようになってしまっているけど、本来サウナは高くないもの。低料金でささやかに整うものなのかもしれないね。
[ 東京都 ]
ノーベル(中野駅)
ずっと気になってたけど、ゴリゴリの昭和ストロング臭に怯えてた。中野駅の北口の商店街の中にあるカプセルホテルサウナ。エスカレーターで2階に上がると謎のオルガンが置いてある。受付は3階とのことで薄暗いエレベーターに乗った。靴箱のカギを受付に渡すと「サウナですか?2時間1400円、汚い施設ですけど、よろしいですか?」と中央線臭のするおしゃれなお兄さんの気怠い接客。「こちとら汚いのは折り込み済で来てるよ」と心の中で思いながら1400円を払いロッカーのカギを受け取る。B8番のロッカーを開けるとまさかの前のお客のペットボトルと館内着が入ってる。受付に戻り「あの~、前のお客さんのアレが入ってます…」と伝えると、慌てて別のロッカーのカギを渡された。まぁ、こんなトラブルも折り込み済み。
タオル大小とペラペラのパンツ(サウナパンツなのか館内着なのかわからない)を持って浴場へ、階段で降りる。カランと38℃のぬるいお風呂。下北沢ミナミほどではないが、それに匹敵する古さ。もちろん鏡はガビガビに曇っている。
サウナは2つ。ミストサウナとドライサウナ。ミストサウナは30℃くらいで天井から雨かな?ってくらい水滴が垂れてくる。サウナハットがビショビショになった。ドライサウナは90℃2段キャパ18名テレビあり。サウナストーンの熱帯でカラッカラのサ室。そう、まごうことなき、これこそがザ・昭和ストロング。
水風呂へ。23℃くらいか?意外と塩素臭がしないクリーミーな水質。バイブラなし。
場内の整い椅子か脱衣所の扇風機にあたって整う。
休憩所で寝ている上裸のおじさん達に混ざってリモートワークを敢行した。