2019.08.14 登録
[ 千葉県 ]
木更津。訪れるの何度目だろうか?大学時代と、社会人になってから何度か来たことがある。
とはいえ、何にもないんだよね。木更津キャッツアイ世代の自分にとっては胸熱な文字列なのだけど、本当に、何にもないんだよね。
東京駅から総武線快速に90分揺られて着いた。遠い。途中、船橋で下車したい気持ちをぐっとこらえた。千葉駅を過ぎると緑色の田んぼ風景が現れて、あぁ、田舎に来たなと思う。
駅前からバスで10分ほどで着いた。イオンモール木更津のおかげか、結構な頻度でバスが走ってる。ソニー入口バス停から徒歩1分。SNSで何度もみた看板をくぐった。
下駄箱に靴を預けた。偶然37番。受付でロッカーキーを渡される。1480円はこの立地にしては高級な施設なのでは。しかし、日曜日の昼下がり、木更津紳士で休憩所はほぼ満席だった。逆に娯楽がサウナくらいしかない説?
飲み物持ち込み不可。ペットボトルを受付のおばさんに預かられた(帰り、冷えて戻ってきたけど)。ロッカーで脱衣し荷物を預ける。ガウンはセルフで着たい人がとって着るシステム。タオル大小が37番の棚に置いてある。
浴場へ。昭和レトロな雰囲気。39℃の褐色の温泉、40℃の白湯。20℃の水風呂。フワフワの地下水。
サウナへ。2020年にスチームサウナ故障の貼り紙。高温サウナのみ営業中。
2段キャパ20名テレビあり。メトスのストーブにオーロウリュウ。お客がほとんど下段に座っている。温度計をみたら120℃。昭和ストロング&オートロウリュウ。最高だ。上段は乳首が取れそうな熱さ。
場内に整い椅子が6つ。このサウナスペックで整わないわけがない。2セット目でノックアウト。
休憩所へ。朝から何も食べてない。せっかくだからと特上寿司2500円を注文(おそらく出前)。レトルトカレーやカップ麺、おつまみ缶詰がうず高く詰まれている。隣のおじさんはペヤング&白米を食べていた。24時間テレビと世界陸上の男子マラソンを観ながら寿司&ビール。瓶ビール瓶ビールハイボールと頼んだのだけど、その都度秀逸なおつまみがついてきて、もうそれだけで泥酔しかけた。
15時になるとおもむろに店員のお母さんがフジテレビにチャンネルを変える。WINSサウナきさらづの爆誕。キーンランドCを適当に予想して馬券買ったら4着クビ差で4万馬券逃して悶絶。新潟2歳Sは荒れすぎて普通に外した。サウナと競馬と酒。そう、串谷ミキヲの人生そのもの。
16時半。グーグルマップで自宅までの経路を検索すると、目の前のバス停から高速バスで東京駅まで1600円で帰れるではないか。東京アクアライン。乗客は僕しかいなかった。
[ 東京都 ]
栗の湯(桜新町駅)
田園都市線って、三茶過ぎると銭湯サウナないよね。多摩川ランナーの私には重要な問題。登戸⇒二子玉5㎞もしくは、登戸⇒武蔵小杉⇒二子玉15㎞ランニング後、駅の改札の前で立ち往生してしまう。梶ケ谷プラザか、宮前平まで行って湯けむりの庄か、はたまた三茶まで戻って駒の湯富士見湯八幡湯か。いつも悩んでいた。
桜新町駅から南へ徒歩7分。国道246沿いにできたリノベーション銭湯サウナ。
真新しいエントランスで靴箱カギを取り、1050円のチケットを買い受付へ。紫色のタオル大小、ロッカーキーを受け取り2階へ。狭い脱衣所で脱いで場内へ。
39℃のシルキー湯、40℃の灰褐色のバイブラ温泉、露天風呂に整い椅子が4つ。
水風呂も灰褐色の天然温泉22℃。
サウナへ。90℃2段キャパ6名。テレビナシ。小さなHARIVAのストーブが鎮座し、30分ごとにオートロウリュウ。
サウナ⇒水風呂⇒外気浴の導線が素晴らしいし、冷たすぎない温泉水風呂と蒸されるサウナは自分の嗜好にぴったり。
絶対また来る。
[ 東京都 ]
みどり湯(自由が丘駅)
演劇と銭湯。かれこれ10年以上推している元劇団「犬と串」の藤尾勘太郎さんの写真展がみどり湯の隣のギャラリーで開かれると知り訪問。その名も「ふじお湯」。とても優れた役者であると同時に、演劇のチラシデザイナーとしてもトップランナーの藤尾さんに会う前に整ってきた。
コロナ前に何度か走ってきたことがある。電車で来るのは初めてかな?自由が丘駅から徒歩5分ほど歩くと、おしゃれにリニューアルされた看板は見えてきた。
800円で入場。サウナマットと小さなバックとサウナキーを受け取る。シャンプーボディーソープ備え付け無し。
サウナハット掛けがなし。荷物置き場はあるものの、サウナの扉の横に設置されていて導線が微妙。せっかくリニューアルしたのにもったいないと感じつつ、緩いジェットとバイブラ湯に茹でられサウナへ。
90℃2段キャパ5名。普通に蒸される赤外線サウナ。テレビなし。サウナのスペックは変わってないか?
水風呂へ。水温計は25℃を指していたけど、21℃。バニラ色に少し濁った地下水。水質は至高。普通の銭湯では味わえないクリーミーさ。
整い椅子はなく、湯船の縁か脱衣所の椅子で整った。
帰りに写真展「ふじお湯」へ。藤尾さんに劇場でお会いしたのはコロナ前。5年ぶりくらいか。役者であり、写真家であり、デザイナーである藤尾さん。アートの塊がお話してるだけでビンビン伝わって来て、こちらが恥ずかしくなってくる。30分ほどおしゃべりして、ふじお湯タオルをゲットして帰路に就いた。
[ 千葉県 ]
前回、古い館内着欲しさにノーサウナで訪問して以来。あれから僕はジートピアの館内着を自宅のパジャマとして愛用している。ダルダルのベージュ色の館内着。ワッフル生地が肌に心地よく、前より眠りが深くなった気がする。
これは新しい発見だ。サウナ施設の館内着は適切な被服圧と肌触りが計算されていて、どんなパジャマよりも快適に過ごせる。全人類が寝巻で使うべき衣服なのではないかと思う。この気づきを拡げるべく、マルシンスパとニューウイングの館内着を買おうか悩んでいる。マルシンスパは在庫がないのかな?最近売ってないけど。
館内着がリニューアルされたで有名なジートピア、嘘つき!低温サウナがパワーアップしとるやないかい!
1500円で入場。80番の靴箱のカギを持って受付。ロッカーで薄いグレーのかっこいい館内着に着替えて2階へ。日曜日21時半、混んでる。今年ピカピカになったカランの鏡の前で身体を清める。去年までは曇り散らかした鏡で、逆に自分の容姿が見えにくいことがジートピアの魅力なのかも?と思っていた。おじさんたちの垂れたお腹やカサついた肌から目を背けるというか、もう、見ないものとして生きることが許される世界なのかと思っていた。
40℃のジェット湯。至高の軟水。
低温サウナへ。80℃前後。ヴィヒタの香りが充満した至高のサウナ室。2020年くらいにロウリュウができるようになった直後は抜け感のいいサウナで、蒸気が天井の上をスカスカ抜けていた。その構造も嫌いじゃなかった。いつからか、お店の努力で?抜け感が解消され、密閉度の高いサウナになった。80℃で小さい柄杓一杯掛けたら5分の砂時計を回すルール。小さなサウナストーブで、ちょろちょろとしたロウリュウにじっくり蒸される低温サウナ。また、混雑時は80℃なのだが、宿泊して明け方になると90℃になっていて、熱の狂暴度が増すのを味わうのも、ジートピア泊の楽しみの一つだった。ところが、今回、まさかのサウナストーブが大きくなり、セルフロウリュウできる範囲が拡大、柄杓も今までの3倍になっていた。
「ちょ、まてよ!」心の中で、キムタクのセリフを思わず叫んでしまった。何でこれ、ニュースになってないの?
大きな柄杓一杯ロウリュウした。マルシンスパで学んだスローリュウ。少しずつ、一杯のヴィヒタ水を、時間をかけて流し込んだ。熱い。乳首が痛い。熱の羽衣を作っても耐えられない。この熱さは、ちょっと例えられない。知らんまに、日本一熱い低温サウナが爆誕していた。
日本一熱い低温サウナ。自分で書いておいてワクワクする。またとんでもない進化遂げちまったな、ジートピア、大好きだよ、結婚してください。
[ 神奈川県 ]
平和湯(川崎駅)
2度目の訪問。僕は、この銭湯よりあまみが出る銭湯を知らない。熱く蒸されるサウナとほぼグルシン水風呂。首都圏ナンバーワンと言っていい気がしている。しかも場所が地味すぎてまだバレてない感もある。
川崎駅から徒歩20分。川崎新町駅という南武線の僻地の駅が最寄り。
600円で入場。シャンプーリンスボディーソープなし。サウナキーのみ渡されて入場。
この日はスイカ湯があった。バイブラと緩いジェット湯。
サウナへ。ロッキーサウナ。90℃。5分に一回の頻繁なオートロウリュウ。テレビアリ。キャパ8名。熱くて下段の方が混雑するサウナ。
水風呂へ。10℃キャパ2名。この猛暑で10℃。フワフワの地下水。一瞬にして指先が痛くなる冷たさ。
場内に整い椅子一つ。ヴィヒタが吊るされてる。横にヴィヒタを湿らす霧吹きが置いてある。
脱衣所にインフィニティーチェア2基。
大事なことだからもう一度言う。熱く蒸されるサウナと、ほぼグルシン水風呂。首都圏ナンバーワンと言っていい気がしている。
帰りに最近はまっている川崎駅の仲見世通りにあるピザ屋で優勝した。
[ 神奈川県 ]
レックスイン川崎(川崎駅)
連日の猛暑。ほぼ毎日水風呂に入らないと生きていけない身体になってしまっている。ビッグと迷ったが、ビッグだとそのまま泊まってしまいそうな勢いだったので我慢してレックスへ。この暑さだとビッグからレックスへの数百メートル追加で歩くだけでも大変。
3時間1200円。入口に「チラー故障中」の貼り紙あり。一瞬、ビッグに引き返そうか悩むも入場。受付のダンディーな店員さんにと尋ねた、
串谷 「水風呂、どれくらいぬるいんですか?」
ダ店 「今修理完了して冷やしているところです。21℃くらいまでは冷えてます」
館内着とバッグとタオルを受け取りエレベーターへ。ロッカーで着替えて階段を昇って浴場へ。見慣れた浴場。40℃の大きなバイブラ湯と水風呂。身体を清めてとりあえず水風呂で身体の熱を冷やすことに。19℃。ダンディー店員さんの証言より2℃冷えてる。我々サウナーにとって、この2℃がどれだけ大切か?店員さんわかってるんだろなー。あえて冷たい水温を伝えず、ある程度バッファーを持って接客しているのね。脱帽。大好きだよ。
露天にあるぬる湯で再度身体の熱を整え、サウナへ。IKIストーブ。2段キャパ10名テレビアリ。2セット目、店員さんが巨大な氷を持ってきてストーブに置いて出て行った。これが噂の氷ロウリュウか。佐賀のらかんの湯で体験した氷ロウリュウが大好き。柄杓でジュワっと蒸されるのも好きだけど、じわじわと溶ける氷の蒸気に身をゆだねて蒸されるの、大好き。
露天エリアにインフィニティーチェアと椅子が並べられている。壁は人工の葉っぱで埋め尽くされてる。葉っぱを眺めていると視界が歪んできた。完全に整った。
[ 神奈川県 ]
小松湯(川崎駅)
二度目の訪問。言わずと知れた川崎ナンバーワン銭湯サウナ。
ゆいる、小松湯、なかじま湯など、このエリアはレベルが高い施設が多い。
川崎駅から徒歩2㎞。川崎競馬場の近くだから競馬帰りにも寄りやすいのが串谷に嬉しい。
800円を払い入場。シャンプーボディーソープ備え付けなし。
壁画は海の中に熱帯魚模様の魚が泳いでる。43℃の強めのジェット、電気湯、39℃の白濁湯。
サウナへ。サウナマットを手に取り入室。2段キャパ4名テレビあり。118℃。赤外線ストーブの上にやかんで湿度保たれてる。砂時計。ヴィヒタが吊るされ、ほのかに香ってる。灼熱でしっかり蒸される。銭湯サウナとして理想に思えるセッティング。これが川崎ナンバーワンたる所以か。
水風呂は16℃。前に来たときは冬だったから10℃近かった。串谷的には16℃くらいがベスト。バイブラなしキャパ2名。備長炭が漬けられていてトロトロになった地下水。素晴らしすぎてため息が出た。
整い椅子は場内に2つ。ぐわんぐわんに整う。
帰りにステッカーをゲット。
川崎駅前の祭寿司で乾杯した。
[ 東京都 ]
クアパレスゆうゆう(板橋駅)
銭湯サウナ界で有名な?「クアパレス3兄弟」を制覇。千葉県習志野のクアパレス、要町のクアパレス藤、そしてココ、クアパレスゆうゆう。
シャンプーリンス備え付け無し。900円で入場。バスタオル2枚と小タオル1枚付き。一枚はサウナ室でマットかわりに使った。
緩いけど種類豊富なジェット、湯船の先に露天風呂エリアがある珍しい構造。露天はラジウム泉。浴場内に大きなテレビあり。
サウナへ。90℃2段キャパ10名のシンプルな赤外線サウナ。テレビの音がレトロラジカセ的な音色で癒される。
水風呂は25℃。さすがにぬるい。
シンプル過ぎて可もなく不可もなくな銭湯サウナ、逆に久しぶりだった。
[ 神奈川県 ]
政之湯(川崎駅)
JR川崎駅から一番近い銭湯サウナ。ずっと気になってたんだけど、ビッグの裏だし、レックスもあるし、足を延ばせば平和湯、小松湯、なかじま湯、ゆいると、素晴らしい施設がありすぎて打順がなかなか回ってこなかったのよ。
700円で入場。タオルとサウナキーとマットを渡され入場。びっくり、黒湯温泉だったのね。大好き。シャンプーボディーソープ備え付け。緩めのジェットと電気湯。
サウナは2段キャパ4名90℃遠赤外線。テレビなし。普通に蒸される。
水風呂はキャパ1名の15℃。水道水かな?惜しい。ただチラーがしっかり効いてる。
帰りにチネチッタのキリンシティでラガーを胃袋に流し込んだ。アート作品のようなビール、最&高。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。