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杉並バイブラー

2019.11.03

1回目の訪問

【キュア国分町〜歓楽街のヨゾラ〜】
三連休中日、大学時代の友人の結婚式のために、男6人5時間かけて仙台まで車で向かった。朝7時からの運転も辛いが車にずっと座っているのも辛いもの。でも全ては節約のため、社会人5年目にはまだまだ結婚式の出費は痛手なのである。

仙台に到着したらまずは牛タン、そう決めていた。牛タン定食を求め東北最大の歓楽街である国分町を歩いていると、サウナ&カプセルホテル「キュア国分町」の看板が。サウナイキタイでの事前のリサーチによると、仙台駅前一帯でのMustサウナはどうやらココらしい。結婚式の後は絶対サウナに行こうと決心した。

結婚式は3次会まで参加、地元仙台出身のメンバーも多数参加していた。当然話題はサウナに。地元七十七銀行に勤める同じく5年目社員に聞いてみると、やはりキュア国分町、もしくは「とぽす」も有名とのこと。でも自分の中ではすでに決めていた、キュア国分町に行くと。

昼間とは打って変わって、夜の国分町はまるで新宿歌舞伎町のようだった。その中に佇むのがキュア国分町。新宿で言うところのテルマー湯だ。この時間のコースは三時間が最低時間で深夜料金と合わせて2,600円。あれだけ交通費には渋っていたのに、サウナ となると財布の紐がゆるくなる。

1階のロッカールームで館内着に着替え、エレベーターで5階へ登る。浴場に入ると大きな内風呂が2つ、そして奥には水風呂が。水風呂の壁には「紀州備長炭使用」「天然濾過水」の文字が。天然水ではないが、水へのこだわりが見える。また4段にもなる広いサウナでは、熱波サービスも行っているようで、ぜひ次回は体験したいと思った。
さてサウナで温まってから待ちに待った水風呂へ。水温は17℃と低すぎない温度ではあるが、大量の水が滝のように流れ落ちることで水流が生まれバイブラのような働きをするために、絶えず冷たい水を感じることができる。さらに深さも90センチと深いのも魅力的、タップリと味わった後は露天風呂横のベンチで外気浴。しかしさすがは東北の夜、かなり冷え込むためバスタオルにくるまりながら外気を浴びた。もう冬が近い東北の夜はとても澄んでいた。歓楽街にあるとは思えない静寂がそこにはあった。
サウナを満喫した後は、約1キロ先の宿泊ホテルまで歩いて帰った。仙台にも高いビルが立ち並ぶものの、東京にくらべると夜は電気の消えている建物が多い。暗い街を歩き、冷たい外気を浴びると非常に気持ちよく、なんとサウナ施設を出た後に急に整いが訪れたのだ。近くのベンチで一休みし、整いを楽しんだ後、ホテルへ帰り就寝した。
ドライブと結婚式の疲れを癒してくれたキュア国分町。老舗ならではのこだわりがとても身に

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  • サウナ温度 91℃
  • 水風呂温度 17℃
65

杉並バイブラー

2019.11.01

5回目の訪問

清春湯

[ 東京都 ]

【清春湯〜波打ち際のおしり〜】
実は今日は同じく家の近くにある羽衣湯に行こうと思ってたのだ。しかしながら、羽衣湯の前まで行って知った、定休日であることを。。やってしまった。。凡ミスだ。。以前井荻の井草湯でも同じことをしてしまった。。
仕方がないので、家に帰り夕食を作り、寝る準備までした。いや、でも何か足りない、そう思った時には手元にタオルと東京都浴場組合入浴回数券を手にしていた。どうやらサウナを諦めきれなかったようだ。向かうは一択、清春湯だ。

今日もチャーミングな女将さんが迎えてくれた。こんなに遅い時間に行ったのは初めてだったが、それでもお客さんは多い。
今日も身体を清め、それからサウナへ。1回目はかなり頑張った。その甲斐あって身体はポカポカ。満を辞して水風呂へ。足を入れた瞬間爆発的までの冷たさが全身を駆け巡る。今日いつもより冷たくないか!?そう思いながらもV字スタイルでの冷水浴をキメる。それでも身体がすぐに痺れてきた。この日は10秒程しか入っていばれなかったと思う。
その後はたまたま露天風呂の縁に人がいなかったので、そこで外気浴。するとすぐに整いが訪れた。ととのっている時間は、様々な感覚が研ぎ澄まされると思う。この日は浴場の水の流れる音が、まるで大自然の滝のように聞こえた。そこから広がるインスピレーションもまた整いの結果なのだ。すると、その時私は気づかなかったのだが、露天風呂に誰かが入ったようだ。風呂に人が入ったことにより、お湯が溢れ出る。風呂の縁に座っている私にもお湯がかかる。心地よい暖かさだった。
一旦波がおさまった後も、人の動きによりまた波が押し寄せる。それが私のお尻に触れるのだ。感覚が研ぎ澄まされた私のお尻には、ハワイでサンセットを望みながら、波打ち際で寛いでいるかのような感覚だった(行ったことない)。そんな波を感じながら、どれほどの時間を外で過ごしただろうか。。すっかり冷めた身体をまたお風呂で温めて、また次のセットに向かうのであった。。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 12℃
15

杉並バイブラー

2019.10.30

2回目の訪問

水曜サ活

金春湯

[ 東京都 ]

【金春湯~古のデュエル~後編】
たっぷり汗をかいたところでメインの水風呂へ。水風呂の温度は16℃、バイブラはないがしっかり身体を冷ますことのできる水温だ。じっくり顎まで浸かるのがバイブラースタイル。じっくり浸かってぬるい水の膜を感じる、整いへの道が見えた。水風呂を出て体を拭う。外気浴スペースがないため、水風呂前の着座スペースに腰掛ける。奥行きは狭いが、着座と背もたれの高さが完璧だ。タオルを頭に乗せ背もたれに頭を預ける。目を閉じると整いの世界に入った。すると、ふと外気を感じた。浴場なのに、どこから吹き込んでいるのか、見渡してみると、ちょうど正面の天井に近いところにある窓が開いていて、そこから風が吹き込んでいたのだ。計算されたかのような完璧な配置、エンドレスな整いが訪れる。そのとき私の頭の中をよぎったのが、遊戯王デュエルモンスターズのあるシーン。完全に自分に置き換えて考えてしまった。
遊戯「バーサーカーソウルを発動!ドロー!!モンスターカード!相手プレイヤーにダイレクトアタック!」
バイブラー「うわぁぁぁ。。(整いすぎてライフポイントゼロに)」
遊戯「ドロー!モンスターカード!!」
バイブラー「うわぁ。。。」
杏子「遊戯やめて!もうバイブラーのライフはゼロよ!もう勝負はついたのよ!!」
遊戯「この蒸し野郎!!ドロー!モンスターカード!!」
バイブラー「うわぁ。。。」  以下省略。
何が言いたいかというと、とっくに整いのピークを迎えているのにも関わらず、絶えず吹き込む外気により再び整いの境地に引き込まれる、その繰り返しがまさに遊戯vs. インセクター羽蛾戦で見せた、無情までもの追加攻撃のようだったのだ(アニメ版「遊戯王デュエルモンスターズ」162話参照)。今回の場合は快楽の応酬だったのだが、もしかしたらあの時羽蛾も、実は気持ち良かったのではないかと馬鹿な事を考えていたのだが、気づくと目口半開きでアホ面をさらしていたのであった。それぐらい完成度の高いととのいだったのだ。
昭和25年創業の古のサウナ「金春湯」で繰り広げられるデュエルという名のととのい。完敗だ。3セット終えるころには魂が抜けたような心地であった。帰りに金春湯ステッカーをもらい帰宅。今日の記念に早速会社のPCに貼ってみた。PCに金春湯ステッカーをつけている人がいたら、それは私かもしれない。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 16℃
47

杉並バイブラー

2019.10.29

1回目の訪問

金春湯

[ 東京都 ]

【金春湯~古のデュエル~前編】
以前からSNSなどでサウナーの方々が投稿しているのを見て行きたかったサウナの一つが今回訪れた金春湯さんだ。銭湯系サウナでは珍しくSNSを活用していて、さらにオリジナルグッズの製作/販売まで行っている。近年のサウナーの趣向をよく理解している。さらに驚きなのが、金春湯さんはなんと昭和25年の創業。昔ながらの銭湯でありながら新しいものを取り入れ、今なお人気が衰えることはない。
大崎駅のビル群を抜け細い住宅街を進むと、「金春湯」と書かれた昔ながらの煙突が見える。杉並バイブラーの地元永福町駅からすぐ、大勝軒の裏の辰巳庵のとなりに昔は銭湯があり、そこにも立派な煙突があった。その光景に似ていて、なんだか懐かしい気分になった。
靴を脱ぎ玄関を抜けると、広々としたリビングのような休憩スペースがある。クラフトビールも置いてあり、風呂上がりの一杯もできてしまう。日替わりでラインナップも変わるのだが、この日目についたのは「妻ビール」。変にエロいパッケージが特徴だ。
受付では品の良いおばちゃんが笑顔で迎えてくれた。そこで渡されたのはお買い物バッグのようなものに入れられたサウナマットであった。ここのサウナはサウナマットが敷かれておらず、各自で利用の際に敷くタイプなのだ。
さて、いよいよ浴場へ。天井が高く浴場自体もかなり広い。金春湯のお風呂は2つ。現在は大きい方のお風呂が39℃で少し温め。小さい方が42℃と熱めの温度設定。アツアツお風呂で温まってからサウナへ。
サウナマットが敷かれていない分、木がむき出しになっており、見た目的にスタイリッシュ。ここのサウナはストーブ格納式のボナサウナになっており、下からの熱気が凄い。最初入った時になぜか下段に座っている方が多く、珍しいなーと思っていたがしばらく入っているとその訳が分かった、足が熱いのだ。サウナマットが引いていない分、木の部分に直接足を乗せると当然熱い。その点、入り口付近にだけ実はマットが敷かれているため、足をつくことができるのだ。それにしても熱い。室内計は90℃を指しているものの、とんでもなく熱い。熱せられたロッカーのカギが手首にあたり、ヤケド。
次回、ついに古のデュエルへ。。。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 16℃
18

杉並バイブラー

2019.10.22

4回目の訪問

清春湯

[ 東京都 ]

【清春湯にはおしどりがいる】
昨日月曜日は清春湯さんお休みだったため、本日記念すべき「即位礼正殿の儀」の祝日に入浴を決意。
久々の清春湯さんだったが、久しぶりに訪れると、以前気が付かなかったことも目に留まることがある。清春湯さんの下駄箱の錠に実は掘り込みがあり、おしどりが刻まれているのだった。
今までは全く気には留めなかったのだが、最近「杉並バイブラー」名義で始めたInstagramをフォローしていただいている方の中に、銭湯の下駄箱にフォーカスした投稿をしている方がいて、その方の影響で下駄箱に注目してみたのだ。銭湯によって、下駄箱のデザイン、大きさ、錠のタイプ等様々で、古くからの銭湯においては、清春湯さんのように錠への掘り込みがあるところも多いようだ。いまでは銭湯を訪れる際の新たな注目のポイントになっている。
この日は前日が休みで合ったこともあり、清春湯の女将も少し上機嫌に見えた。鍵を取り違えるお茶目な一面もあった。
やはり休みの次の日はいつもよりお客様も多め。以前から思っていたが、なぜか清春湯には外国人のお客様も多い。新宿からも近いという立地もあってか、ラグビーW杯目的で来日した方々なのだろうか、戸惑いながらも湯船に浸かる姿がなんだか初々しい。
この日もサウナから水風呂、休憩までを3セット。水風呂はいつもより冷たくないと思い水温計を見ると12度の表示。サウナイキタイには9℃との記載があるため、いつもより温いではないかと思う方も多いかと思うが、実は清春湯の水風呂水温計は常に12℃~14℃である。でも体感温度はもっと低いため、9℃との表示になっているのかもしれない。1セット目はプロ野球クライマックスシリーズ第三戦をじっくりサウナで観戦してしまったため、いつもより体が温まり、その結果水風呂の冷たさをあまり感じなかっただけかもしれない。その証拠に2セット目以降は20~30秒ほどで冷たい水に体が悲鳴を上げだしたからだ。V字冷水浴法でもこの様、清春湯の水風呂は末恐ろしいものだ。。。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 12℃
14

杉並バイブラー

2019.10.14

2回目の訪問

【S.Wave~ギャルとサウナ~後半】
昨晩はラグビーワールドカップ スコットランド戦で大いに盛り上がった。日本の細かいパス回しからのトライは、高温サウナの熱波以上のアツさがあった。全勝でグループリーグを突破した日本代表を見て、私はこれからも熱いサウナを耐え抜く決心をした。

2日目、この日は朝6時に起きて早朝サウナ。屋外には大磯のビーチを望むことができる温水プールとジャグジーのお風呂、そして外気浴スペースが用意されているが、残念なことに、昨日は台風の影響でガラスが割れてしまい、外のエリアが全く使えなかった。しかしこの日はオープンから外の施設も使えるとのこと、さっそくまずはプールへ。外気は寒かったが、温水なので全く問題ない。余談だが、HPなどには名称としてインフィニティプールと書かれていたが、ここはSPA施設でもあるため、私個人的に「いんふぃにてぃおふろ」と呼んでいる。またその隣には丸形のジャグジー付きお風呂があり、ギャル4人組が「本当に良い男とは」「私ってギャルなの?」「黒髪のギャルなんていない」の三つの議題について激論を交わしていた。

プールの後は高温サウナ、水風呂、そして昨日はできなかった外気浴を楽しんだ。外気浴はガウンにくるまりながら、二度寝をするかのように深い整いとなった。また、岩盤浴やリラクゼーションルームなど、横になったりできるエリアを中心にゆったりとした朝を過ごした。

朝食を食べた後は、少し休憩してチェックアウト。ロビーには送迎バスを待つギャルがいた。あのギャルは黒髪だったが、確かにギャルだった。何が彼女をギャルたらせるのかは私にはわからないが、おそらくジャグジーでの議論で答えが出たのだろう、清々しい顔をしていた。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 20℃
18

杉並バイブラー

2019.10.13

1回目の訪問

【S.Wave〜ギャルとサウナ〜前半】
台風19号がまさに日本を直撃した10月12日土曜日、三連休初日であったにもかかわらず公共交通機関は計画的な運休を発表、さらに現在開催中のラグビーワールドカップも一部試合が中止になるなど、巨大な台風は日本中に大きな影響をもたらした。そんな中私も翌日の13日から一泊であるサウナへの宿泊を計画していた。そのサウナの名は「Thermal Spa S.Wave」
S Waveは大磯プリンスホテル2017年に完成したSpa施設、サ道ドラマでは偶然さんがお客様の社長接待にも使っていた施設である。単体利用でおとな4,500円、宿泊では1泊朝夕食付きで18,000円程度と少し高めの値段設定ではあったが、今話題のおしゃれサウナへの興味が勝り宿泊を決めたのであった。

既存の客室棟に増設するように建てられたSPA棟、まず驚いたのはその門構えである。大きなウォールナットの扉の存在感、そしてその周りは真っ白な外壁が建物を覆っており、さらに台風が去ったこの日の天気は雲一つない快晴、まるでハワイのリゾートに来たかのような色のコントラストが素晴らしかった。予想通り内装も素晴らしく、入って正面の大きな窓からは、大磯の海と木々を望むことができる。

SPA棟の3階がロッカールームと男女別の浴場エリア、4Fは水着着用のSPAエリアだ。まずは3Fで体を清め温泉で温める。黒を基調とした浴場内は高級感があり、横に広い風呂はシンプルながらも開放的であった。
4Fに向かうにあたり、水着を着用、そして落ち着いたグレー色のガウンを羽織る。ガウンはずっしりと重さもあり、全身を包み込んでくれる。また胸にS.Waveのロゴがワンポイントになっており、デザインも良い。

4Fは壁一面ガラス張りで、空と海の青が広がる空間だった。サウナは二種類、高温サウナとパノラマサウナ、さらに岩盤浴もある。高温サウナはテレビがなく、室内も暗めでとても本格的。たっぷり汗を流すことができる。一方でパノラマサウナは景色を楽しみながらじっくり入れるよう、低い温度設定。席も広々としていてリラックスできる。さらにこの施設独特なのがリラクゼーションと呼ばれる部屋で、小さなタイルが敷き詰められた着座タイプの岩盤浴で、アロマの香りと水滴の音が響き渡る。また火照った体を冷ます術として、20℃の水風呂と雪の降るCool Bathと呼ばれる低温の部屋がある。水風呂は深くて肩までじっくり浸かることができる。水風呂前にはアロマシャワーもあり、ミントの香りに包まれる。オシャレな施設なだけあり、若者も多く、とくにギャルが非常に多い。(翌日のサ活に続く)

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 20℃
15

杉並バイブラー

2019.10.11

3回目の訪問

清春湯

[ 東京都 ]

【音のソノリティ~小雨の音は炭酸泉~】
10月10日は、1964年の東京五輪が開催された日です。この一大スポーツイベント開催を契機にスポーツに対する国民の意識が高まり、健康増進のため運動に取り組む人が増加。
また、スポーツをした後、お風呂で汗を流したり、湯船に浸かってリラックすることは身体によい影響を与えると考えられたことから、東京都の公衆浴場商業協同組合が、10月10日を「銭湯の日」として提案し、平成8(1996)年、日本記念日協会の認定を受けた。(東京都浴場組合より)

そんな記念すべき日は毎年都内の各銭湯ではラベンダー湯が実施されるほか、東京都浴場組合キャラクターのゆっぽくんタオルも貰うことができる。私もタオル目当てで修行先である清春湯へ。

女将からカギとタオルを受け取りいざ浴場へ。湯船に向かってみると、乾燥ラベンダーが詰められた袋が浮かんでいた。微かにラベンダーの香りがしたが、概ねいつも通りのアツアツ湯船であった。

さてサウナ。サウナ自体は特に銭湯の日であっても特別なサービスはないが、いつもより人が多い。上下段いっぱいにお客さんが座っていた。整い場所が露天風呂入り口のわずかなスペースしかない清春湯では、休み処を求めてさ迷い続ける人、お風呂の縁に腰掛ける人、蛇口前に腰掛ける人、さらには地べたに死んだように座っている人までいる。スタイルは様々である。

私はV字冷水浴法でシングルの水風呂で体を冷ました後、露天風呂に直行する。水温計では41℃を示しているが、体感的には39℃ほどしかないかなりぬるめのお湯だ。冷ましたばかりの体には熱すぎずちょうどよい温度だ。さらにこの日は小雨が降っており、水温がさらに低かったように感じられた。その時、風呂から「プチプチ」と何かがはじける音がした。聞き覚えがある、たしかこれは杉並区は井荻にある井草湯の高濃度炭酸泉の音だ。いやでも清春湯は炭酸泉ではないはず。。水面をじっくり注視してみると、原因はどうやら小雨のようだった。通常の雨の場合は、「ザーザー」と皆が聞き覚えある音が風呂でも聞くことができるのだが、小雨の場合は雨粒があまりにも小さく、陸上ではあまり音がしないものだ。しかし静まり返った露天風呂では、小雨程度の雨粒でも水面にぶつかる音が聞こえるのだ。清春湯の露天風呂は高い壁に囲まれており、音が反響しやすい構造になっていることも要因の一つだろう。

ぬる湯に癒され、耳でも心地よい音に包まれ、最高の銭湯の日を過ごしたのだった。(各地の音を映像とともに取り上げるTV番組、「音のソノリティ」に特集してほしい。。)

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 9℃
32

杉並バイブラー

2019.10.05

1回目の訪問

【湯快爽快くりひら〜あの疲れを癒すのはあなた〜】
商船三井柿生グラウンドから1km程の場所に位置するのは「野天温泉 湯快爽快くりひら」だ。野球で汗を流した後はやはりサウナに限る。
この日は朝早く、すでに12時を回っていたことから、セオリーには反するものの先に腹を満たす。なんだかんだこれが初のサウナ飯で合ったが、よく行く銭湯系サウナとは違い、設備が良く整ったくりひらさんはサウナ飯のメニューも豊富だ。
この日は10月だというのに30℃オーバーのとても暑い日であったため、さっぱり系を求めていた私は冷やし中華を注文。味はなかなか。
腹を満たしたところで、お待ちかねのお風呂へ。まずはたくさん汗をかいた身体を清める。
まずは内風呂。天井が高く風呂の横には大きな窓がありとても開放的。さらにこの日は天気も良く、窓が全開であったため水面に日差しが差し込み、その様子はまるでハワイの海辺のようだった(行ったことない)。
内湯を楽しんだ後は外の温泉へ。ここの温泉は黒湯で主成分は重曹である。重曹と言えば家庭での掃除などでよく登場するものだが、同様の効果が肌にもあるらしく、つまりは肌をきれいにする効果があるのだそう。さらにこの黒湯は石炭の形成層から採取されるため、若干オイリーなのが特徴。そのため肌の保湿効果も期待できるのだとか。
さて十分温まったところでサウナへ。サウナはかなり大規模で20名以上のスペースがある。
広々空間で、足を延ばしても胡坐をかいても他のお客様の迷惑にならない、まさにリラックス空間であった。その後はいよいよ水風呂へ。バイブラはないものの、水の流れがあり常に冷たい水を身に纏う事が出来た。
外気浴はベンチとデッキチェアの他に縁台と呼ばれる木製の寝転がれるスペースがある。
日差し差し込む中で一糸まとわぬ姿で横になる、これ以上の幸せがあるのだろうか。プールやビーチで日焼けする際には水着を着なければならない。もし水着を着ていなければ、カモメやカラスが油揚げと勘違いして、ブツを突きに来るからである。ひとたまりもない。
この日も上記を3セット繰り返し、快適な週末となったのであった。

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  • サウナ温度 86℃
  • 水風呂温度 17.8℃
11

杉並バイブラー

2019.09.28

2回目の訪問

井草湯

[ 東京都 ]

【ラグビーワールドカップをどこで見るのか。家か、否。スポーツバーか、否。
答えはサウナだ!!】
千代田区軟式野球連盟 秋大会初戦を勝利で飾り、そのまま杉並区は井草湯へ直行。
今日の目当てはそう、ラグビーワールドカップ アイルランド戦だ。
到着した時は前半の終わり、日本3点ビハインド。定員6名程度のサウナにはいつもより多くの人が座っており、テレビに釘付けになっていた。熱いラグビーの試合展開、しかしサウナーはサウナ内では寡黙な生き物だ。一度サウナを出て水風呂に入れば、思わず声が漏れてしまうが、サウナ内では他のサウナーへの配慮もあり、基本的には静かにすることがマナーとされている。
プレーの区切れで、皆一斉に水風呂へ向かう。私もいつもより長く入っていたためか、1回めの水風呂&外気浴で早くもキマった。たっぷり外気を浴び、再びお風呂で身体を温めて、いざ2回目、そして3回目のサウナへ。試合はすでに後半に入っていたが、ゲーム展開が気になって整っている場合ではなかった。そして3回目の外気浴中に、ついに(自分の中で)禁断の4セット目へ。
すでに4名ほどサウナにはいたが、その後また4名ほど入ってきて、ついにサウナ室には8名のサウナーが。おっさんが肩を並べてテレビに釘付け、そんな時に逆転のトライ!!マナーにうるさいサウナー達もたまらず「よしっ!!」っと小声で声を上げガッツポーズ。ここがスポーツバーなら隣のお客さんとのハイタッチしていただろう。

サウナの熱波とラグビーの熱気で交感神経刺激されまくりで整いそっちのけのサ活であった。たまにはこういうのもいいか。

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  • サウナ温度 86℃
  • 水風呂温度 18.5℃
28

杉並バイブラー

2019.09.14

1回目の訪問

小作でほうとうを食べた後に近場の桜庵さんへ。東京から河口湖までの大渋滞でバキバキになった身体を癒しに。
入浴・サウナの料金にプラス500円で岩盤浴もできるということで、今日は欲張って岩盤浴も。。

サウナは広々とした部屋に、時間帯もあってか一人での入浴。贅沢。。
セルフロウリュもあって、微かに檜の香りが。。広々空間で、久々に横になって感じる熱波を全身で感じることができた。たかの友梨にマッサージされているかのようだった。
少し外も寒くなってきたので、外気浴は少し控えめに、ぬるめの外風呂にも入りながら、リラックスできました。

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  • サウナ温度 88℃
  • 水風呂温度 14℃
29

杉並バイブラー

2019.09.12

2回目の訪問

清春湯

[ 東京都 ]

(前回続き)ただじっとしていても始まらないので、2セット目へ。
今度は下段でじっくり、一桁の水風呂に負けないよう、とことん体を温めることに注力した。
さて水風呂リベンジだ。こんどは足が痺れる前に、肩までつかる。時間との勝負だ。
しかし、肩までつかるとすぐに、手足のしびれがきた。今回は15秒ぐらいであっただろうか、さっきよりは入れた。
外気浴も心地よく、ただ多少の冷えがあった。そのまま露天風呂にはいってしまおうか、よし入ろう。
湯につかると、また足が痺れた。冬場のスキー場でのお風呂を思い出した。
大学生時代に籠っていた長野県は志賀高原スキー場、一ノ瀬ゲレンデから徒歩4分ほどにあるホテル金栄。スキーから戻ってきた冷えた体ではそこのアツアツお風呂にいつもは入れずにいた、あの感覚だ。
しかし肩までつかると一気にのめりこんだ。整いが訪れたのであった。10分間は使っていただろうか、それほど気持ち良い時間が続いた。

その時ふと思い出した。さっき水風呂で、足を水風呂から出してつかっていた人がいたなぁ。。
何か変わるかな、試してみるか。そう思い立ち、勝負の3セット目へ。
まずは肩まで素早くつかる、つかったら臀部でバランスをとり、足を水面から出す。私の場合手も痺れるので、手も出す。まさにV字腹筋をしているような体制である。でもこれが気持ち良い。たまらなかった。火照ったからだが引き締まっていくのを全身で感じた。
それでも30秒程度が限界。よたつきながら外気浴スペースに向かい、矢吹丈スタイルで整う。至高の時間だった。ついに水風呂という力石徹を打ち破ったのだ。いつもはうるさい丹下のおっちゃんも、この時だけは静かに燃え尽きた矢吹を見守ったのだった。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 9℃
36

杉並バイブラー

2019.09.11

1回目の訪問

水曜サ活

清春湯

[ 東京都 ]

【一桁の衝撃】
先週末、ここ中野区に引っ越しをようやく終えた。荷物運びやら、家具の組み立てやらで思ったより疲労を蓄えていたようで、今週は月曜日から体が重い。引っ越し準備中は忙しく、サウナに行っている余裕もなかったが、引っ越しを終えた今ならば。。。と初の中野区でのサウナを心に決めたのは今朝8時の大江戸線の社内であった。
サウナイキタイで住所検索をしたところ、なんと、自宅から徒歩4分の場所に「清春湯」という銭湯があるらしい。しかもなんと、水風呂が9℃。いつも20℃前後の水風呂にしか入ってこなかったぬるま湯ゆとりboyには少々チャレンジングであったが、ここに決めた。
会社から帰宅し、着替え、タオルを持ち、いざ参る21時。大きな建屋と年季の入った外装。さしずめ中野区住宅街の古城、といったところだろうか。住宅街にありながらも格段の存在感があった。中に入ると古城の主が正面に構えていた。入浴とサウナで760円を主に納める。主からはスタンプカードが渡された。どうやら一目で一見客であることを見抜かれてしまったようだ。全く末恐ろしいものだ。動揺して女風呂に歩を進めかけてしまったほどだ。更衣室は外装とは対照的にとてもきれいで、高い天井は開放感があった。浴場は銭湯スタイルでありながらも、ホース付きシャワーがあって快適。湯は40℃と一般的、柔らかく優しいバイブラが心地よかった。
さぁ、いよいよサウナ、とその前に、事前に水風呂と外気浴スペースをチェック。水風呂は広めで、4名ほど入れそうだ。ただ観察していると、皆20秒ほどで出て行ってしまう。外気浴は小さな露天風呂に腰掛ければくつろげそうだった。さて、気を取り直してサウナへ。入るとすぐに物凄い熱気を感じた。これは6分ももたないかも。。その予想は的中、風呂で十分に温まっていたこともあり、すぐに汗が噴き出した。たまらずget outしついに水風呂へin
足を入れるとすぐに冷たさを感じた。これは肩までつかるまでに時間がいるな、そう思いゆっくり入っていたら、あまりの冷たさに足先がビリビリと痺れてきたのだ。。これはグズグズしていられないと思い、一気に肩までつかる。すると今度は手先まで痺れてきた。これはマズイ、再起不能になる!と思い、すかさず退場。時間にして10秒ぐらいであっただろうか。。まだ火照りがあるが、そのまま外気浴スペースへ。その場に座ってうなだれる。挫折だ。早漏、中折れ、不完全燃焼の類が頭をよぎる。これは完全な挫折だった。10秒でもつらかった。どうやったら20秒も入っていられるのだ!?全くの謎だった。ただじっとしていても始まらないので、2セット目へ。(つづく)

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 9℃
19

杉並バイブラー

2019.09.08

1回目の訪問

井草湯

[ 東京都 ]

外見からもお風呂の綺麗さが伺える井草湯さん。
中には複数の内風呂と露天風呂。地元の友人によると炭酸泉が有名なお風呂だそう。
サウナへはサウナ利用券購入者のみに渡される鍵がないと入れない仕組み。
サウナはミストサウナで程よい湿度が心地いい。水風呂は深さがあり、満足。

井草湯は住宅街に位置していることから、子供連れも多く見られたが、それもまた微笑ましいのであった。

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  • サウナ温度 82℃
  • 水風呂温度 17℃
26

杉並バイブラー

2019.08.25

1回目の訪問

つつじの湯

[ 群馬県 ]

近くのバーベキュー施設に宿泊の後に立ち寄り。大きな看板が特徴的。
源泉掛け流しの温泉が内風呂、露天風呂にあり、なんと冷泉まである。
サウナは少し低めの温度設定だが、その後の冷泉がとても気持ち良い。
露天風呂前のベンチには周囲に生い茂る木々からの木漏れ日が注ぎ込む。
自然の中に身を投じて、全身の整いを感じたのだった。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 21℃
25

杉並バイブラー

2019.08.21

1回目の訪問

水曜サ活

The Spa 成城に行くつもりが、いつのまにかジムのスパに。。
The Spaとは雲泥の差であったが、サウナとしてはそこそこ。
サウナはかなり熱く感じたが、その後は広い水風呂でゆっくり。
風呂の外にはタンニングマシーンまであって、設備の充実さはさすがスポーツジム。

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  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 20℃
4

杉並バイブラー

2019.08.12

2回目の訪問

秀の湯

[ 東京都 ]

今日は会社のパイセンと秀の湯へ。
休日のため多少人は多いものの、水風呂満喫外気浴ガンギマリ。
週末溜め込んだ悪しきものが浄化されるのを2人して感じました。

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  • サウナ温度 102℃
  • 水風呂温度 20℃
12

杉並バイブラー

2019.08.06

1回目の訪問

テレ東ドラマ「サ道」にて、偶然さん行きつけの吉の湯へ。実はとても近所であることを知り、ミーハーかなぁと思いながらもチャリでGo

偶然さんが導入したとされる(本当は店長さん発案)リクライニングシートが最高。夜の星空を眺めながらサウナトランス。まるで宇宙を旅しているようだった。

サウナマットのこまめな交換、アロマミストの散布などの細やかなサービスはエンターテイメントとしても高く評価できる。

感激。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 21℃
12

杉並バイブラー

2019.07.31

1回目の訪問

秀の湯

[ 東京都 ]

荻窪警察署すぐそばの住宅街にある秀の湯。家族連れも少なく皆サウナリテラシーが高い方々が多い印象

この日はサウナから水風呂外気浴を3セット。リピ必須。

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  • サウナ温度 100℃
  • 水風呂温度 20℃
5

杉並バイブラー

2019.07.24

1回目の訪問

美しの湯

[ 東京都 ]

兎にも角にも風呂が広い。
ファミリーも多く訪れる美しの湯は、お風呂メインの客も多い。
ついでにサウナという感じで入る人も多いためか、少しわたしには騒がしく、チルできる空間ではなかった。
ただ、お風呂は本当に素晴らしい。

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  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 19℃
4