現象

曜日時間：水曜17時半
混雑具合：完全に空いてた
ロッカー：中ロッカーあり
サウナ代：200円
石鹸洗髪：なし
テクテク：3.9キロ

雨が降る前に照の湯に着いてよかった。外観を撮ろうとしたら、玄関一面のイラストとイルミネーションを小さい子どもが食い入るように見ていてしばし待った。側面の外壁には「ON泉OFF呂」の文字があり、楽しませてくれる。

まずは古代檜風呂でペンキ絵を見ながらあたたまった。西伊豆の、峠を走る赤い車がやけに立体的。あまりにリアルで質感も違うように見え、実際近寄ってみたら立体だった。ミニカーが張りつけられている。

サウナも水風呂も柔らかい温度。ボナサウナは常にソロだったので、座面を横に使って体育座りで蒸される。無音でテレビもないのに時間が経つのは早く、気づいたら10分とか。水風呂も然り。冷鉱泉の黒水はなめらかでいつまで浸かっていた。

丁寧に仕上げたせいかしらん。外気浴しながら寝ていた。眠気まなこで露天の黒湯に入ったら、段差に気づかず足の指を強打する。一気に目が覚めた。

曜日時間：月曜18時
混雑具合：ぎり空いてた
ロッカー：小ロッカーのみ
サウナ代：無料
石鹸洗髪：備え付けあり
テクテク：2.5キロ

まず家から500mlペットボトルの水を持って、職場の冷凍庫に入れて、それを帰りに出してサウナに行くというスタイルを確立したいのに、持つだけ持って会社に着いたら全てを忘れるという。ただぬるい水を持ち歩き、重い思いをする。こうなると飲む気はしない。そのまま持ち帰る。

という、ふてくされたくなる事態でも、草津湯の懐の深さに埋もれて穏やかな気持ちになった。サウナ無料にもかかわらず水風呂に外気浴、ボディソープとリンスインシャンプーは備え付け、脱衣所には給水機もある。加えてロビーの広さ。地元の紳士たちが集い、酒を飲みながら談笑している。さながら銭湯の角打ちといったところかしらん。常連ばかりでちょっと敷居が高く感じてしまうが、いつかはここで飲みたい。

きれいさっぱり、脱衣所に戻ると見た顔が。ちょうど入れ替わりで偶然した蒲田の顔役にあいさつする。事情通から情報をもらって、再会の約束をした。

曜日時間：土曜16時
混雑具合：じんわり混んでた
ロッカー：小ロッカーのみ
サウナ代：共通入浴券使わないと280円、大小タオルとサウナマット付き
石鹸洗髪：備え付けあり
テクテク：17.5キロ

台東銭湯デジタルスタンプラリーで使用したアプリ、furariで多摩霊園歴史発見スタンプラリーをやる。テクテクライフで見る多摩霊園の地図も魅力的で、塗りつぶすのも楽しくてテンションが上がる。歩き倒してラリーを完走するも、小金井門を最後のチェックポイントとしたため、景品を受け取る管理事務所が真逆でタオルは諦めた。機会があれば取りに行きたい。

そこからさらに30分テクテクして府中市の松の湯でスニーカーを脱いだ。サウナ利用客が多く、じんわり混んでいる。上下2段で8人、主人曰く今日は温度が低いそうだが充分熱かった。

水風呂はサウナ出て目の前。表示は20度超えでもきりっと冷たかった。半露天の岩風呂エリアで休憩する。岩にはアヒルちゃんが20匹ほど、風呂に浸かる人を見守ってくれていて、デニス・ホッパーもほくほくであろう。

備え付けのボディソープとリンスインシャンプーが豊富で、氷的クールもある。これで洗ってからの水風呂がたまらない。しっかり冷やして締めた。汗で湿ったパンツはバッグにしまい、夜は嫁と待ち合わせしてディナー、ノーパン焼肉としゃれこむぜ。

曜日時間：金曜17時45分
混雑具合：しっとり空いてた
ロッカー：小ロッカーのみ
サウナ代：無料
石鹸洗髪：備え付けあり
テクテク：6.4キロ

面構えも心意気もいい。重の湯は主人すら気風がいい。羽田は遠くて行きづらいが、それでも行きたくなる。水風呂なくても釣りが来る。

挨拶を交わし、切れそうな銭湯共通入浴券を買い足した。暮れるのが早くなったといってもまだ明るい。池の鯉がよく見える。それを横目に縁側を歩き、まずトイレ。

ぬる湯で下茹でして太田式のサウナに入る。スチームとドライのダブルキャストで温度と湿気を兼ね備えた、他にない熱さでばしゃばしゃと汗を出した。無料なのに利用者が少ないのは、嬉しいような寂しいような。

サウナを出てすぐに水シャワーがあり、すぐさま汗を流す。クーラーの効いた脱衣所で休憩した。今日は忘れなかった氷ペットボトルはまだ半分も溶けていない。締めたらコーヒー牛乳を買おうとこの時決めた。

浴室に戻ってまたサウナ、その後はあつ湯からの水シャワーで満足した。風呂の温度が3段階になっているのもいい。

「だいます」でチャーハンを食べるつもりが、店の前に行列ができていた。諦めて雑色駅前の「大元」へ、完全にチャーハンの口になっていたのでパーコーチャーハンで腹を満たす。

その後は第一相模湯にハシゴ。ちょうどいいぬるさ、半身浴の深さ、計算されつくした炭酸泉が心憎い。小学生の3人組が、静かに小声で話している。しつけが行き届いている彼らは黒帯候補生。

大元

パーコーチャーハン

ラー油とコショウで味変。

曜日時間：水曜17時半、90分コース
混雑具合：だいぶ空いてた
テクテク：5.7キロ

凍った水が最適解といってさっそく忘れた。職場の冷凍庫にペットボトルを入れっぱなしであると気づいたのは汗まみれになって歩いている途中。散々自分で振っておいてこれだから嫌になる。

名前を知っていたが場所を把握していなかったスパリブールヨコハマは、会社から案外近いことが分かった。その大きな建物は急に現れる。バリ風リゾートはどこか中途半端でいなたい。それがいい。アクセスが悪いせいか客が少ない。それもいい。

1階のフロントで大小のタオルを受け取り、エレベータで上がる。4階の浴室で降りたつもりが、そこは2階だと気づいたのは更衣室で全てを脱いだ後だった。浴室に通じていない。再度服を着て、タオルと着替えのタンクトップを持って4階に上がった。浴室前に脱衣所があり、ここで脱ぐのが正解。90分コースだとつかない館内着、それに着替えるための2階更衣室だったようだ。初見じゃ難しい。

それでも全てよかった。なにしろ広くて空いている。サウナ室の上段は座面の奥行きが寝そべれるレベル。当然寝サウナを決めこんだ。テレビは壊れているようで実に静かだ。浴室から聞こえる若者たちの声も、サウナ室に入ると止むというマナーのよさも光る。

透明の17度から、黒い源泉かけ流し30度の水風呂リレーがまたにくい。寄せては返すあらいいですねの波が、最終的には90分を危うくオーバーするぐらい時間の感覚を麻痺させられた。普段であれば3セットなんて60分で釣りが来るのに。

曜日時間：月曜17時45分
混雑具合：がっつり空いてた
ロッカー：中ロッカーあり
サウナ代：300円、バスタオル付き
石鹸洗髪：なし
テクテク：3.2キロ

会社の冷蔵庫でペットボトルの水を凍らせて、蒲田温泉に馳せ参ずる。なぜ、今まで思いつかなかったのだろう。これを持って適度にテクテクしてから行けば、ちょうど溶けかけた冷たい水が飲めるという。まずはこれで水分補給。

浴室もサウナも空いていた。黒湯のあつ湯は人が入っていることが多い。というか一人の手練が長いこと浸かっている。蒲田温泉といえば都内屈指のあつ湯。前回来た時は、若人がびびって入れなかったこの黒あつ湯に、平気の平左で入ってどや顔をしたが、この長湯はまねできない。

サウナ室では同じ色のモクタオルを使用している人がいて、思わず声をかけた。ルビーパレスの、レアなやつ。話してみたら去年のフィンランド大使館で一緒だったことが判明する。

時間差で2階の釜飯でも一緒になる。湯の泉のラッコTシャツに、サウナマットカラーのタオル地ハーフパンツというごりごりのサウナーだった。去り際、またどこかでと。

温泉釜飯

蒲田で釜飯、蒲飯。

曜日時間：日曜15時
混雑具合：ずっと混んでた
ロッカー：小ロッカーのみ
サウナ代：200円、大小タオル付き
石鹸洗髪：なし
テクテク：18.3キロ

中央林間駅からテクテクを開始した。喉が渇いてドラッグストアに寄る。普段寄らないところは目新しい商品があった。冷えた甘酒の1000mlの紙パック。自動販売機で買う小さい缶では少ないと常々思っていた。ノータイムで購入、しかしすぐ後悔する。やはりこの量は多い。しかも途中、なぜか口噛み酒が頭をよぎり、ますますきつくなった。やはりあの缶の量が適量だったのだ。

神奈川県大和市の菊の湯は口開けから地元の熟練紳士たちが数人並んでいた。脱衣所で支度をすると刺青が多い。全員常連でサウナ室は盛り上がった。上下2段はいつもぱんぱん。肩身が狭い。

浴室は白を基調としたシンプルでコンパクト。女湯のほうがさらにせまい感じだった。賑わい具合も圧倒的に男湯が強い。そして仲がいい。

つめて二人の水風呂はゆるめだが、熟練たちの回転が早く長居は禁物。脱衣所に移動して休憩をとる。扇風機を回しながら、豊富な図書館でペーパーバックのクローズを読み返した。先に終えた先輩方に話しかけられて、大和の情報を知る。サウナ室の中に顔役がいたらしい。

その後は大和駅までテクテクして大和湯にハシゴする。駅近のビル型、デカダン銭湯は今月までと聞く。立地がよくて人の入りも多いのに残念だ。薬湯のじっこうがぬるくていつまでも入っていた。気持ちよかったですと伝えると女将は笑った。

曜日時間：土曜14時
混雑具合：ほぼ混んでた
ロッカー：小ロッカーのみ
サウナ代：330円
石鹸洗髪：備え付けあり
テクテク：16.3キロ

門前仲町の駅を出たらどしゃ降りの雨。傘は持っていない。ああこのけだるさは何だ。15分くらい雨宿りしてからテクテクを開始する。森下の「カトレア」でカレーパンをほお張りながら、押上温泉大黒湯に着く10分前からまた雨が強く降り出した。走ってイン。

ここは2回目、今日は前回と逆のほうだった。露天も外気浴エリアもコンパクトでも、こちらには炭酸泉がある。噴射口をふさがぬよう、少しずれて浸かっていたら脇に炭酸がふんだんにかかり、右腕が弾けんばかり。なかなか高濃度である。

サウナは逆サイドと同じくらいのサイズかしらん。こじんまりしたコの字1段。サウナマットを敷いて音の出ないテレビを眺めた。モニターが上半分黒く、壊れかけのテレビ。

ソロキャパの水風呂の混み具合は深刻で毎回待つ。温度がゆるいためか、サウナ利用者以外も多く入っていた。そこから眺める脱衣所に張られた、長い外気浴用タオルというのが気になって正面へ見に行く。用途はいろいろあるようだ。

大黒湯からまたテクテクし、大道芸術館にたどり着く。入ろうか迷ったが、着ていたTシャツが汗でずぶ濡れかつ臭かったのでやめた。そして良の湯で着替える。これでラリーはコンプリート。主人が引き換え銭湯なら電気湯か寺島浴場が近いと教えてくれる。

電気は定休で寺島に電話するも出ない。まだあるだろうと踏んで行ったが、昨日で切れたという。冷冷交代浴メインで入り、外で一服しつつ田中湯に電話した。白のLとLLが1枚ずつで、同じような電話がさっきもあったとのことで急いで向かい、Lサイズを手に入れることができた。ここの番台はいつも気持ちがいい。

曜日時間：金曜18時
混雑具合：ちょいとばかし混んでた
ロッカー：小ロッカーのみ
サウナ代：500円
石鹸洗髪：フロントで借りれる
テクテク：6.1キロ

金曜18時の寺島浴場はまだ混んでいなかった。サウナは上段、どうやらロウリュをしたばかりのようで、砂時計がだいぶ残っている。東京激熱サウナ四天王の玄武、かがんでいると背中が焼けるようだ。

12度の水風呂は水面にもやがかかっている。浴室内の温度と差があるからかしらん。きりっきりに冷えて瞬時にできあがった。

フィトンチッドの森林浴、よく分かっていないが、ほのかに甘くて爽やかな香りが漂う中で長石ベンチに横たわる。恐ろしいほどの睡魔たるや。もうこれで帰ってもいい。しかしすぐ思い直して隣の風呂へ、ここは30度。浮遊感たるや。もうこれで帰ってもいい。

だんだんサウナが混んできたが、ソロ同士つめ合って姿勢よく静かに蒸された。BGMはちょっと懐メロ、Dragon Ashでふんわり乗ってる目の前のサウナーは同世代かしらん。

早々に満足しながらも温冷と冷冷の交代浴を繰り返す。その後は押上まで戻って「いこい食堂」で定食。ファサードもテイストもパーフェクト。また北上して三徳湯にハシゴした。主人が強面なのは最初だけ。見てたテレビの音量を消して、柔和な笑顔で話しかけてきた。ぬるめのラジウム温泉が久々の通常5勤の疲れをとる。

いこい食堂

肉豆腐とフライ定食

ファサード、テイスト、パーフェクト。

曜日時間：火曜17時45分
混雑具合：おおよそ空いてた
ロッカー：中ロッカーあり
サウナ代：250円、バスタオル付き
石鹸洗髪：なし
テクテク：3.2キロ

シリカ玉はブラックかイエローか。できれば黒がよかったが、今日は男湯が2階で黄色のほう。しかしその浴室の記憶が現実と違ったので、むしろこっちでよかった。どこかとごっちゃになっていたみたい。

浴槽の中を通ってショートカットするのはどうも行儀が悪く思えて、ぐるっと回ってサウナ室に入る。L字の2段は余裕で上段に座れた。この時間帯のニュース番組内で流れるグルメ企画は、つい食い入るように見てしまう。そもそも腹が減っているから。本来ならこの近辺で評判の成川米店にておにぎりを買う予定だったが売り切れていたので、食への執着が増す。

全方位シャワーで汗を飛ばす。ボタンの反応が悪く、故障中かと思ってブースから出たとたん吹き出して慌てて戻った。そのまま向かいの水風呂へ、広々きんきんでしっかと冷やして露天に出る。外の休憩椅子はちょっと混みがちだった。1セット目はまだ明るい。露天のぬる湯から室内のあつ湯に移動。丸い浴槽で手足を伸ばす。体をせっかく煮洗いしても、また汗だくのシャツを着るのがおっくうだ。

最後に黄色の玉を愛撫する。考えてみたら1階のブラックシリカの配置も覚えておらず、そっちはそっちでまた確かめなくては。

曜日時間：土曜16時
混雑具合：完全に空いてた
ロッカー：小ロッカーのみ
サウナ代：無料
石鹸洗髪：備え付けあり
テクテク：19.4キロ

大変だ。ちょっと待った。今気づいた。ラリーの台紙をごっそり入れたクリアファイルを持っていないことに。千代田線は東京の北東に向かって走っている。こんな時は中途半端な状態で止まっている台東デジタルラリーにかぎる。

まずは亀有駅で降りて足立区の中川、大谷田、佐野をテクテクする。明神の湯を通ったがここはまた今度。

牛田駅までワープして南下、台東区橋場の日の出湯に着いた。向かいのバスの車庫で一服する。先にいた人、後から来た人、ともに話しかけてきた。クーラーが効いた喫煙所なんてこの世の天国だ。

まずは水通し。30度を切っていれば充分ありがたい。しかしまだサウナに入る気がしない。ただ水風呂に入っただけで脱衣所に戻った。ここもクーラーががんがんで気持ちいい。サウナに入る前から水通しと休憩で1セット。

改めてスチームサウナへ。壁の腰あたりからちろちろ水が出て座面の清潔を保つ。時折シャワーがブーストして発汗を促した。空いているので誰もいなければ立ちサウナ。2セットで満足した。服を着てフロントでコーヒー牛乳を買い、脱衣所に帰ってぐびる。

稲荷町までテクテクして寿湯にハシゴする。混んでいるのでサウナには入らなかった。2種の水風呂に浸かってショッキングピンクのサウナハットを手に入れた。嫁に渡す。

曜日時間：木曜17時半
混雑具合：ちょびっと空いてた
ロッカー：中ロッカーあり
サウナ代：200円
石鹸洗髪：備え付けあり
テクテク：4.4キロ

大田区の目指せ銭湯力上昇スタンプラリーも始めることにした。は、いいが、どこからスタートしようか迷いに迷う。サ飯と組み合わせたいところは今日は省く。思いついたところは木曜定休だったり。京急でとりあえず蒲田に着いたが完全にサウナ迷子。こうなったら熱いサウナに入ってやろうと、新呑川湯に決めた。

券売機には男性サウナ混雑中の札がかけてある。引き下がれず入ってみたらそこまで混んでいなかった。サウナマットが有料になったとの情報を仕入れていたので、レンタルして計2枚。尻に敷かないとここはえらいことになる。常連らしきサウナーの中には直座りもいた。ここでそれは無理だ。

広い水風呂でぷかぷか浮かぶ。18度が心地よい。休憩は露天エリアより、クーラーが効いた脱衣所のほうが夏はいい。扇風機の風とダブルでなおいい。

炭酸泉や絹の湯は覚えていたが奥の角の小部屋、ラドンの電気風呂は全く記憶にない。4種のリズムでびくびく波打つ。自分のサ活を見返してみたら、ここでしっかり電気を浴びていた。

曜日時間：火曜15時、3時間コース
混雑具合：案の定空いてた
テクテク：17.6キロ

身支度をしながらスマホで乗換案内を見て、スムースな電車に乗るには5分以上猶予があるなと。それならば一服してから出ようとして、ああ財布を忘れたと結局ばたばたする。
ちょっと間に合わうか微妙で小走りで向かって結局それに乗れず。走ったせいで既に汗まみれ、この電車だと乗り継ぎも悪い。

そうやってたどり着いた葛西臨海公園駅から南葛西と東葛西を中心に歩き、江戸川区もテクテクライフで100%に達した。浦安市との境にある妙見島。島ごと工業地帯なのにラブホテルがある。今日は太陽がぎらついており、軽く具合悪くなってきた。出がけのめぐりの悪さは予兆だったのかしらん。へろへろになりながらコア21に着いた。

まずは水風呂にダイブする。プールのような広さと、優しい温度に包みこまれた。人も少ないので大の字になって浮かぶ。これで生き返った。

サウナも空いている。というか大箱なので混雑することは少なかろう。100度の対流式が室内を満遍なくあたためる。甲子園が中止のせいか、延々とテレビショッピングが流れていた。

1セットでぐったり。館内着を着て一服する。そのままソファで仮眠した。これはやはり先ほど熱中症になりかけたのかしらん。しばらくして元気になり、浴室に戻ってもう2セット。

その後は近場の日の出湯にハシゴした。なかなか賑わっている。湯船に頭が並んでいた。それに混じろうと無警戒で入ったらめちゃめちゃ熱いんでやんの。45度超えてるし。

曜日時間：月曜13時45分
混雑具合：だんだん空いてきた
ロッカー：小ロッカーが少し大きめ
サウナ代：550円
石鹸洗髪：なし
テクテク：18.8キロ

テクテクライフにて練馬区で最後に残った春日町を塗りつぶして100%にする。教習所が攻めづらかった。そこから南東へ、豊島園の跡地のハリー・ポッターの何かを横目に、よく聞くあのテーマ曲を耳にしながら、今日も今日とて銭湯へ、久松湯でスニーカーを脱いだ。

盆とはいえ平日の昼間、天気も躁鬱で空いてるかと思いきや、脱衣所は満杯でサウナも混んでいた。上下2段だが座面が短くて下段は上段の足できつい。天井が高い割に結構熱い。回転は早かった。

水風呂も結構冷たい。どちらも温度以上の刺激があった。ちょっときついぐらいが、きまりやすい。露天に出ると雨は完全に止んで日差しが強くなっており、日陰に逃げる。このまま降らなければいいのに、という思いはその後しっかり踏みにじられた。

サウナは徐々に空いてくる。炭酸泉でまったりしたり、強めの電気風呂で悶絶したり、天窓から降り注ぐ光が気持ちいい。

そこから南下してすぎなみ銭湯スタンプラリーも始めるべく小杉湯にハシゴ。ミルク風呂も水風呂もよすぎてよくない。回転が悪くてめちょくちゃ混んでいる。

そこから西にテクテクして天狗湯にハシゴ。丸々太った看板猫がどかっと座り、台紙にスタンプが押しづらい。主人に「おまえ邪魔だ」と言われながらも微動だにしなくてかわいい。あつ湯、ぬる湯、水風呂を交互に入って今日を締めた。

曜日時間：日曜15時15分
混雑具合：がっつり空いてた
ロッカー：小ロッカーのみ
サウナ代：100円
石鹸洗髪：なし
テクテク：17.6キロ

今日は昨日ほど疲れていない。昨日より歩数は多いし、湿気も高くて汗もかいたし、それでも疲労がたまっていないのは太陽のせいかしらん。紫外線が体力奪う説。途中スコールに見舞われながら狛江市をくまなく歩き、テクテクライフにて100%塗りつぶす。23区外では初、面積が狭くてコンプリートしやすかった。

サウナイキタイでの情報でお湯どころ野川の口開けは14時45分とあったが、実際は15時15分だった。一緒に待っていた常連紳士に話を聞くと、平日も含めていつもジャストから15分以上待つらしい。長く待ったおかげで先輩たちと仲良くなれた。

脱衣所天井はプラネタリウム的なプロジェクションマッピング的な。浴室もイルミネーションが飾られて、これは夜に来たほうがよかったかしらん。独特なセンスで彩られていた。その脱衣所と浴室、さらにはサウナ室にテレビがあり、どれも高校野球でまた話に花を咲かせる。

サウナは上下2段が横に長い。4人がそれぞれポジション固定で口裏を合わせたかのように縄張りを定めた。水風呂も横に長いタイプ。氷的クールで20度超でもすぐ冷えた。

露天に出ると雨が強くなっていた。風呂の中に椅子が埋められて、所沢のベッドスパを思い出す。これに座り、雨よけにタオルで目を覆うと、浮遊感が増して心地よい。

つつじヶ丘駅までテクテク。野川で着替えたTシャツはもうずぶ濡れになった。脱ぎたくなり、桜上水駅で下車して北沢湯にハシゴする。炭酸泉でふやけるまで浸かる。帰る頃にた雨が強くなり、女将に「雨宿りしてってください」と言われ、同じようにロビーでくつろぐ人たちに混じった。止んだと分かると「今がチャンス」「この隙に」見ず知らずの人たちと口を揃えて靴をはく。

曜日時間：土曜15時半
混雑具合：とても空いてた
ロッカー：中ロッカーあり
サウナ代：200円、大小タオル付き
石鹸洗髪：備え付けあり
テクテク：16.9キロ

南砂の団地から仙台堀川公園、木場公園をテクテクして、高砂湯ですみだ銭湯スタンプラリーを始める。15時半の口開けより10分前に着いたら、だいぶ早く沸いていたようで、もう暖簾から出てくる人がいた。

テレビで甲子園を流すサウナは発汗が増すという。球児の汗とは質が違うが、量は負けない。3アウトチェンジになるまで出られなかった。

初めて高砂湯に来た時、水風呂の冷たさに驚いた。温度表示よりはるかに冷える。2回目の時はチラーの調子が悪く、だいぶぬるかった。今日はその2回から間が空いて3回目。水風呂はそこまで冷たくはなかったが、きりっと締まってきまる。

高齢客が多いのか、立ちシャワーにはマジックで水と湯、出ると止めるがタイルに書かれている。浴室には介護椅子が散りばめられ、使用者がいなければこれが休憩にちょうどいい。

なるべく細い道を選んで日陰を通り、荒井湯にハシゴする。外観は男前というより立女形。中もロッカーの配置が粋だったり、縁側の鯉が立派だったり、ラジバンダリ。

そこからまた北上し、途中で喫茶カドが外壁崩落による閉店を目の当たりにしてへこむ。鐘ヶ淵駅からすぐの田中湯もまた正統派。若旦那も女将も気風がいい。地元らしき若者たちも多くいた。

曜日時間：金曜11時半、90分コース
混雑具合：大体空いてた
テクテク：15.2キロ

気温はさほど高くないはずだが、30分歩いただけで汗にまみれた。今日はどうも湿気が高い。

コンパクトなコスモプラザ赤羽はサウナがすぐに埋まってしまうが、午前中はまだ余裕がある。コロナ5類で高温サウナの上下2段は3人ずつに。100度に満たないのに灼熱の赤い小部屋。

水風呂がまた冷たい。しかも深いのでしっかり冷える。1年以上間が空いたが、やはりここは好きだ。ほくほく顔で外気浴エリアに出る。今日は暑いので室内のほうがいいみたい。中に入ってパウダールームで休憩をとった。両面の鏡でパラレルワールドがどこまでも続く。どの世界線でもサウナに入っているという設定になるけども。

タンクトップをドライヤーで乾かしてから着替え、北区をテクテクする。そして豊島湯にハシゴ。虎に迎えられて靴を脱ぎ、女将に共通入浴券を渡す。ロビーで寝ている人が主人だった。実母散と低温風呂と電気との三位一体で歩いた疲れを癒す。

曜日時間：木曜18時15分
混雑具合：まあまあ空いてた
ロッカー：小ロッカーのみ
サウナ代：たぶん280円
石鹸洗髪：なし
テクテク：6キロ

しばらく放置していた板橋銭湯シールラリーの2湯目はクアパレス藤にて。看板猫に初めて会えた。玄関であられもない姿で寝ている。触りたい気持ちをぐっとこらえてフロントに。共通券を出してサウナを告げ、凍った水も頼んで500円玉を渡した。釣りが130円で主人は水を90円と言った気がする。となるとサウナ代は280円になるかしらん。サウナ込みの料金を、先の銭湯代値上げ後も据え置きにしているということかしらん。記憶も計算も自信ないけど。

サウナはまあまあ空いていた。毎回上段に座れる。ペットボトルを大事に抱えて溶けるのを待つ。BGMは大体90年代のポップス。ワッフル地のマットの上にフロントで受け取ったサウナマットを敷いて、その当時に思いを馳せた。

水風呂は接しやすい温度で長く入った。ゆえに混みやすい。変形に多い時で3人、すっぽり納まるように連携プレイ。外気浴エリアでは扇風機を回して休憩する。サウナ長いより水風呂長いほうがきまる説。

板橋銭湯シールラリーの板橋スリーを終わらそうと、第二富士乃湯にハシゴするつもりだったが閉まっている。板橋区浴場組合のページを見ると機械故障で休業ちゅうとのこと。浴場一覧からも消されていた。ラリーの冊子にも掲載されていないので不安が募る。

曜日時間：水曜18時
混雑具合：しっかり空いてた
ロッカー：小ロッカーのみ
サウナ代：共通入浴券使わないと280円、大小タオル付き
石鹸洗髪：備え付けあり
テクテク：3.4キロ

さてまずは水通しと。ちょっと歩るいただけで汗まみれになり、それをシャワーで流してから水風呂に入ろうとして、むむと。ほぼ不感温度だった。これは冷えない。でもまあよしとしよう。

サウナ室の座面にはマットが敷かれていた。これはなかった気がする。尻にまでついた木端が今日は背中のみ。温度以上に熱く、ストーブ近くに座るとひりついた。先客が出たタイミングでBGMは「イージュー⭐︎ライダー」に、ここぞとばかり熱唱するが、助詞を間違えがちでむにゃむにゃする。

ぬっるい水風呂だっていつまでも浸かっていれば気持ちよくなってくる。外に出て広い縁側に座り、裸で一服。ぬるい水風呂もこれでリカバーだ。

脱衣所はクーラーが効いていて快適だった。畳台に座って扇風機を浴びていた常連紳士が、横に座ると彼はおもむろに立ち上がって扇風機の首を回してくれた。これで広範囲に風が来る。礼を言って会釈すれば会話も弾む。

曜日時間：日曜14時
混雑具合：後半混んでた
テクテク：11.6キロ

東京と神奈川、町田と相模原の合間をテクテクしてから嫁と待ち合わせ、おふろの王様実は相模原市の町田店でアカスリをするという。全身マッサージが60分で4000円弱というポスターを見て、同じ時間にそれを予約した。

サウナは最初空いていた。タワー型の最上段に陣取れる。ツインの遠赤外線が両サイドから駆け上がってきた。テレビで高校野球が見れて体も胸も熱くなる。

16度の冷たくて深い水風呂でしゃきっと冷やし、露天エリアへ。椅子は埋まりがち。ここでも温泉に浸かりながら高校野球の続きが見れる。

2セットしてから服を着てマッサージを受けた。60分は満足度が高い。頭から足の先まで、くまなく揉まれて体がほぐれた。こういう施設に来ると財布の紐がゆるむ。

浴室に戻るとだいぶ人が増えてきた。タイミングによっては立ちサウナの人も。スチームの塩サウナはかなり熱めだが、髭を剃った後はやめたほうがいいと身を持って知る。

最後は黒湯の炭酸泉で締めた。なかなかの高濃度で心の臓がきゅっ。

ぎょうざの満洲 町田パリオ店

餃子など

なんだかんだ餃子。