古戦場

2023年の年の瀬。
岩手県一関市に全国区の知名度を誇るサウナ施設。そう、あのサウナを愛でたいでも取り上げられた"古戦場"

いつか行ってみたいと、思いを馳せていた憧れの古戦場。遂に伺う事が出来ました。
仙台から車で東北道を北に向かって1時間。インターを降りてすぐの所に古戦場はあります。

入館する前から独特の雰囲気を醸し出す、歴史を感じる建物の外観と看板。この独特の世界観は入館してからも同じ。
入館してすぐに右手にある、目に飛び込む食事処の食欲そそる食品サンプル。さらに見つける度に見入ってしまう館内、浴室内に掲示されている手作りのポップ。

受付で先に入浴料800円をお支払いします。
受付には憧れの古戦場グッズが所狭しと並べてあります。今日はこの日の為にお財布の紐、緩めてありました。

衣類と荷物をロッカーにしまって、浴室へいざ。
思っていたよりもコンパクトな、年季を感じつつも清潔感のある浴室内には、洗い場と5種類の湯船と、2つのサウナ室。
入念に身を清めて、刺激強めの電気風呂で下茹で。電流の刺激が中々強めで、凝り固まった体がほぐれる。

サウナ室。
まずは"溶岩サウナ"から。ストーブの上に置かれた大小さまざまな溶岩石が良い熱を放っています。そんなサウナストーンに、日替わりのアロマ水をセルフロウリュ出来るというサウ好きには堪らない仕様の古戦場のサウナ室。
本日のアロマはオレンジミント。柄杓で3杯ロウリュすればジュワーって軽快な音と熱々な蒸気、そして爽やかな香り。室温100℃と高温であるものの、息苦しさを感じさせない湿度と温度のバランスが素晴しい。

2つ目のクラウドファンディングで出資を募って新設された"漢方サウナ"
漢方が入った巾着が6つ位壁に吊るされた、良い香りが充満する室温90℃のサウナ室。
そしてたっぷりサウナストーンが載ったハルビア製のタワー型のストーブ。此処もセルフロウリュが出来るまたまたサウナ好きには堪らない仕様。
溶岩サウナ同様、どちらもテレビもBGMもない静かなサウナ室なのでロウリュの音が良く聴こえる。静かに、熱と自分自身と向き合える、古戦場のサウナ。

サウナの次は地下100mから汲み上げられた天然水の水風呂へ。ライオンの口の吐水口からジャバジャバ水が注がれています。掛水をしっかりして肩まで浸かるや、心地良い冷たさが一気に全身に伝わる。熱った体が一気にクールダウン。

仕上げの外気浴。
ウッドデッキ広がる、手入れがされた植栽が四季を感じさせる庭の様な空間。種類豊富な休憩椅子から自分好みを選んで、腰を下ろす。北東北のちょっと冷たい風を感じながら、ぼんやり空を見上げればたちまちやって来る恍惚の時。良きととのい、感謝。

ジンギスカン定食

此処に来たら絶対これを食べるって決めていました。念願のジンギスカン定食。焼きたて旨旨なジンギスカン。

日曜午前サウナ。10:30 IN。大人 800円。初訪問。下駄箱は無し。合計 2セット、1.8kg減。
鳥海山の溶岩サウナ、ジンギスカン定食、ととのう。

サウナを愛でたいでも見た施設。ちょうど仙台でのイベントに参加後、仙台で宿泊。高速道路使えば、仙台から車で行けそうだ、ということで訪問。

受付。誰もいない? ベルを鳴らしてスタッフさんを呼ぶ。PayPay での支払い。
下駄箱は無く、男湯ののれんをくぐって下駄箱に靴を入れる。
脱衣所。ロッカーは 100円リターン形式。ロッカーを開けると棒が入ってる。ロッカーが閉まりやすいので棒で支える。
浴室。左側に洗い場。左奥に溶岩サウナと水風呂。正面に立ちシャワーと各種浴槽。右側に桶シャワーと漢方サウナ。右奥から露天スペースへ。
露天スペースは、アディロンダックチェア、インフィニティチェア、サマーベッドがたくさん。

洗い場 6つは満席...

1セット目: 1,100g減 ------
溶岩サウナ、水風呂、漢方サウナ、水風呂、外気浴。

2セット目: 900g減 ------
溶岩サウナ、水風呂、溶岩サウナ、水風呂、炭酸水素イオン水、水風呂、水シャワー。

溶岩サウナ。102度。2段ストレート形式。セルフロウリュで 1回につき、柄杓 3杯まで。ロウリュタイマーをひっくり返す。ゆっくりとほうじ茶の香りが広がる。熱い蒸気もゆっくりと降りてきて気持ちいい滝汗。

漢方サウナ。75度。2段 L字型。漢方袋が 6袋ぶら下がってる。左右の壁にも漢方が敷き詰められている。ほのかに漢方の香り。こちらもセルフロウリュ可能。
た「ロウリュ失礼します」
皆さん「...」 いつもはここで「はい」とか「お願いします」とか聞くのに...
ジュジュ～
男性「ありがとうございます」 あ、このタイミングでのやりとりもありだなぁ。

桶シャワー。「ここに立ってひいて」って書いてある場所に立ちロープを引くと目の前を水が通過？一歩前で再挑戦でうまくいった。

水風呂。18度。ライオンの口から大量の水がドバドバ流れ出る。気持ちいい～
汗水カットマンがいたらしく「おい 汗を 流して 入れ」気がふれた四代目店主からのお言葉の貼り紙。

外気浴。屋根付きの場所にあるアディロンダックチェア、インフィニティチェアは満席。雨ざらしになってるサマーベッドに横になって休憩。サマーベッドの上にはウレタンマットが敷かれており楽に横になれる。

炭酸水素イオン泉。38度。ぬるめの温度で気持ちよき。美肌とダイエット効果？

灼熱地獄 耐えて耐えて 水風呂天国 ととのい 外気浴 美食満腹

ジンギスカン定食

ダイエットには羊肉が必要

新千歳空港で豊澤瞳さんのトークショーやっている、これは良いサ旅になりそうだ。

空港から電車で仙台駅→一関駅へ移動。そこからバスにて、ICカード対応してないのね。

平泉も近いそうで、観光ついでにも良いかも知れない。

駅前は閑散としているが、大通りに出るとロードサイド店で賑わっている。その先に現る。

フロントに初めてを告白し、入浴料800円（安っ！）とタオル（折角だから持ち帰れるやつ）代を支払う。持ち帰りやすい様にと、ビニール袋用意が嬉しい。素朴で優しい店員さんである。

脱衣所に入ると、靴が置き切れない場合に備えて段ボールが敷いてある。15時のローリュに向けて、熱波師の方がウォーミングアップ。ロッカーは扉が閉まりやすいからと、つっかえ棒がスタンバイされている。

浴室で清めていると、ローリュのアナウンスが。急いで体を拭くも、行列につき入れず。

仕方なく入った溶岩サウナだが、100℃オーバー&セルフローリュで不覚にも整う。ストーブ前の席だったのと、床と1段目が岩盤ビルトインらしく、均一に温まるシステム。

出て左の水風呂は、「おい汗を流せ・潜るな」とパンチのある貼紙に怯むが、ライオンさんの口から吐出される水は優しさと凛々しさが共存する。

最近できたらしい外気浴スペースには、無数の寝椅子とアディロン、そしてベンチ。蚊取り線香の香りが整いを加速する。木々が茂り、右手奥に丘を望む。熱波師さんも寝そべっており癒される。

次に漢方サウナ。ありがちなミストではなく、黒光りしたハルビアさんが聳え立つ。「もっと熱くして」と彫られた鉄板に見惚れる。漢方は仁丹社によるもの。閉店した旭川健康ランドさん振りだ。もちろん、セルフローリュも忘れずに。

出て左に桶シャワーがあり、当主（店主ではない）がDIYで設置したそう。

水風呂は潜れないが、ライオンさんの下に頭を持って行けばfeel so good！

寝椅子にはサウナマットが括りつけられ、背中が痛くならない。椅子を流すシャワーがあるが、「流す決まりはありません」との貼紙。

脱衣所の水は「命の水」、洗面台の電気は抜かれテプラで「節電中」、壁に全国各地のおびただしいサウナステッカー。

脱衣所の1段高い畳敷きスペースも休憩に使えそう。

食堂は館内着などはなく、靴のまま入れるスタイル。キンキンのビールで自分に乾杯、いわて南牛なるものの鉄板焼きをオーダー。鉄板が牛型でキュート、元々精肉店から始まったそう。

結果、イチオシのハンバーグにしておけばとも思ったが、地産地消ということで。

一関駅までのバスが本数少なく、歩いて向かう。

いわて南牛カルビ定食

肉もさることながら、焼き野菜がビールに合うー！