サウナ巡りと新発見
サウナイキタイ アドベントカレンダー 12日目の記事です。
みなさんにとって「サ活」とは一体何だろうか?
サウナに入るその行為自体だろうか?サウナに入ってからご飯を食べたりダラダラすることも含めて「サ活」だろうか?
小学生の頃、年に数回の超お楽しみに際し、先生から「家に帰るまでが遠足です!」と言われた経験は誰しもあると思う。
そう、小生にとっては「サウナに行きたいなぁ!」と感じてから、サウナに向かい、サウナに入り、サウナから帰るまでがサ活。
特に行き帰りの道中には、「これからサウナに入れる!」だったり「気持ちよかったなあ」だったりの高揚も相まって、何かを発見できる事も多いのだ。
今回は、サウナ施設への道中に小生が出会った小さな発見について、いくつかご紹介させていただきたい。
しばしお付き合いいただけますと幸甚です。
伝馬の湯ドーミーインPREMIUM東京小伝馬町
ビジホサウナ界の王様、ドーミーイン。地方への旅行や出張時の宿泊先としてはもちろん、最近では、サウナ以外の充実したおもてなしにも魅力を感じ、都内在住ながら都内のドーミーイン巡りにハマっている。
数年前の自分であれば、自宅の近所のホテルにわざわざ泊まるなど全くもって考えられなかったが…サウナが自分を変えた。先日は、日本橋伝馬町にあるドーミーインに泊まった。自宅からの最寄駅は都営新宿線の馬喰横山駅。
この駅で降りたことは一度も無く、「ずいぶん個性的な地名だなぁ。その昔、馬を一頭丸ごと食べるワイルドな横山さんが住んでいたのかなぁ…」という程度の印象だったが、実際に訪れてみると、大きいサイズ専門服屋サカゼンの本店があったり、タオル問屋だらけだったり、なぜか餃子屋さんが多かったり、名前に負けず劣らず個性的な街並みだった。
タオル問屋には時期柄か「年賀タオル特価!」のポップが出ていたり、お店によっては今をときめく「鬼滅の刃」を彷彿とさせる、緑と黒の市松模様の手作りマスクが売っていたりと、伝統を守りつつ工夫を凝らしている様子が伺えた。オフィス街もすぐ近くにあるのだが、東京では珍しい繊維系の問屋街とのコントラストがたまらない。
縁がなかったはずの馬喰横山。サウナにハマり、クオリティーの高いサウナが付いているドーミーインがある、そんな縁で訪れることができた。
ちなみに「馬喰」の由来も調べてみたところ、江戸時代に乗馬の練習をする馬場がこのあたりにあり、馬の売買や治療を行う「博労(ばくろう)」が多く住んでいたため、博労町→馬喰町になったという説があるよう。横山はよくわからない。前の会社でお世話になった横山さん元気かなぁ。
伝馬の湯 ドーミーインPREMIUM東京小伝馬町
住所:東京都 中央区 日本橋小伝馬町2-3
竹の湯
新宿区改代町にある竹の湯。
実家の近くにサウナアッツアツの興味深い銭湯があることをサウナイキタイで発見し、訪れたのがきっかけ。
現在の住まいから実家までは電車で30分強で行ける場所なのだが、忙しさにかまけて徐々に顔を出さなくなってしまっていた。
そんな自分を動かしたのがこの竹の湯。銭湯では珍しい120℃のサウナが刺激的だったのもさることながら、こちら経由で実家へ帰る動線がすこぶる良く、顔を出す頻度も少し増えたように思う。まさにサウナイキタイと投稿者様様だ。
実家暮らしの時は日常に溶け込みすぎてあまり気付かなかったのだが、この辺りは小規模な印刷所が目につく。講談社、光文社も近くにあるし、東大や早大も近い。そんな、いわば学問の町で生まれ育ったために、小生は賢明な人間になったのだろう…という冗談は掛水で汗と一緒に流した後、水風呂で頭を冷やしたいと存じます。あ、頭までつけるのは禁止でしたので、首までにしておきます。
さておき、歴史を感じ情緒溢れる街の銭湯、竹の湯。少し歩けば神楽坂なので、神楽坂散歩のついでに竹の湯というのもまた乙かなと思う。サウナも水風呂も個性的なので、行ったことがない方はぜひ試してみてほしい。
竹の湯
住所:東京都 新宿区 改代町2
東京健康ランドまねきの湯
江戸川区船堀にある東京健康ランドまねきの湯。
地名は知ってはいたし、自宅からも電車で比較的近いが、以前習っていた空手でとても怖ーい師範がその辺りにおられると聞いたせいで、怖いだけのイメージになってしまっていた船堀。
実は駅から徒歩5分圏内にコア21とこの東京健康ランドまねきの湯、2つもサウナ施設がある事を知り、訪れてみたくなった。この駅もまた、サウナがなければ降り立つことはなかったかもしれない。
駅の北口を降りるとまず目に着くのが、船堀タワー。東京タワーの3分の1くらいの高さだが、近くに大きな建物が少ないためか、わりと圧巻。夜は綺麗にライトアップされているので、近くを通ることがあった際にはぜひ寄ってみて欲しい。
この辺りには大規模な団地があり、健康ランドはまさに近隣団地住人の憩いの場になっているようだ。
ご家族連れの方々が思い思いに癒やされている姿を見ると、「整う」だとかサウナの温度や湿度がどうだとかは、小さな問題に思えてくる。
昔はとにかくスタイリッシュでキレイなスパが好きだったが、今はこういったクラシカルな施設もとても好き。そうなったのもサウナのおかげか。
東京健康ランド まねきの湯
住所:東京都 江戸川区 船堀1丁目2-1
まとめ
サウナに入る行為そのものがもちろん大好きだし主目的ではあるが、そこへの行き帰りの道中にも、新しい発見や新しい世界がある。小生にとってはそれを含めてサ活。
遠方などにはなかなか気軽に行けない日々が続くが、可能な範囲で引き続きサ活を楽しんでいきたい。
そのきっかけを作ってくれるサウナイキタイとユーザーの皆さま、施設の皆様に感謝申し上げます。
ちなみにハンドルネームの「ふくらはぎかっちんこ」、以前は冷え性でふくらはぎがカチカチなのが悩みだった事が由来。今はサウナのおかげで解消されています!
仰る通りです!どこに行くかを考えるところから家に着くまでを楽しめる。サ活は飽きる事が無さそうです。
すごいよく分かります!私もいろんな街に行けるので新規サウナ開拓が大好きなんです。こんな街があるんだぁっ歩くの楽しいですよね。
サ活の定義 同感、同感!
共感です。特にサウナ後は五感が研ぎ澄まされて、一層街並みを楽しめる気がします。新たな地に行ってみたくなりました⛄✨
サウナでふくらはぎが柔らかくなった話、興味津々です!
神楽坂に120度!行ってみよう!