2019.08.14 登録
[ 埼玉県 ]
冨美の湯(南浦和駅)
南浦和。私にとって南浦和は特別な駅である。浦和競馬場の最寄り駅。
競馬をやっていると馴染みの駅が多い。西船橋、船橋法典、南船橋、川崎、立会川、大井町、府中、府中本町。20年以上お世話になり倒している駅たち。それぞれにいろんな思い出がある。競馬のいいところはずっと続くこと。お金と健康が続く限り、命果てるまで、この駅とともに僕は生きるのである。
南浦和からバスで10分ほど。首都圏とは思えない駐車場の広さ。植木がきれいな大きな建物。庭もあり外気浴ができる。650円で入場。見たこともない容器に入ったシャンプーリンスボディーソープを買って入場。
熱湯、緩いジェット。露天風呂はない。サウナは2段キャパ6名90℃テレビナシ。普通の遠赤外線。最近リニューアルされたのか?真新しい壁。
水風呂は16℃の地下水。しっかりチラーが効いていて真夏でも冷たい。
脱衣所から庭に出て外気浴ができる。隣のアパートから覗かれる距離感なのも郊外銭湯のゆるさかな。
帰りに西浦和まで移動して寿司を食べた。僕を競馬の道へ誘った先輩の家の近く。学生時代から飲み会で年に一回は来ていた寿司屋。安いのにすごくネタがおいしいお店。特別な日でもないのに回らない寿司を食べれるくらいには、僕は大人になった。
[ 京都府 ]
サウナの梅湯(京都駅)
京都の超有名銭湯サウナへ。初訪問。白山湯からのはしごサウナ。無計画旅行が過ぎて着替えがなくなってしまい、河原町の繁華街を散策しTシャツを購入。ここ数年無地の服ばかりを好んで着ている。値段が高くても素材がよくて長く使えるものに目がない串谷。AUARLEEの2万円するTシャツを衝動買いしてしまった。旅は財布のひもが緩みがち。
鴨川沿いで京都駅からも近い。SNSでよく見る建物。490円で入場。明るい場内。レトロな雰囲気。梅湯新聞が壁にたくさん貼られている。シンプルな白湯とバイブラ湯。天然地下水を薪で沸かしているそう。
サウナへ。1段キャパ8名104℃。TV無し。ジャズが流れてる。思ったよりシンプル。東京のミュージックロウリュウとか爆風装置とかに慣れ過ぎてしまったか?
水風呂へ。18℃の天然地下水。文句なしのフワフワの水風呂。最高。
外気浴エリアはなく、脱衣所の椅子で整った。レトロな木のぬくもりを感じる建付けに癒された。
帰りにタオル2枚、靴下、ステッカーを買った。厚手のしっかりしたデザインタオル1500円、温泉のデザインの靴下2300円。完全に課金沼。旅は財布が緩む。
バスで京都駅まで移動して寿司を食べた。結果飲み過ぎて東京に帰れず、京都駅近くのビジネスホテルをポチッた。
この度、当日の宿を決めずに行動してきた。その時々の気分で、食べたいものを食べ、呑みたいものを飲み、蒸されたいサウナに入り、泊まりたい場所に泊まる。
ワンチャン海外旅行行けるくらい浪費しちゃったけど、それでいい、それでいいんだよ、人生。
[ 埼玉県 ]
喜楽湯(西川口駅)
1年ぶりの訪問。埼玉県ナンバーワン銭湯サウナ。去年は川口駅から歩いたけど、今回は西川口駅から歩いた。川口駅からの方が若干近いか?ただ、飲み屋は西川口駅の方が多い印象。西川口駅初めて降りたけど、凄い街だね。行き交う人の7割日本語しゃべってない。
その土地土地で最も評価されているサウナってのは凄くて、
菊名の福美湯
川崎の小松湯
武蔵境の境南浴場
三ノ輪の湯どんぶり栄湯
中野新橋の清春湯
大崎の金春湯
など、浴場に入った瞬間に『あ、神様がいるな』って思う。
外観は普通の銭湯だが、ロビーにカリモクのソファーと木のぬくもりのある空間がデザインされている。
780円小タオル付。重厚感のあるサウナキーを渡される。脱衣所にインフィニティ―チェアが2つある。浴場に椅子1つ。お風呂は緩めのジェット風呂とバイブラ。42℃。シャンプーボディソープ備え付け。
サウナへ。キャパ6名。その日はハッカミントの香りが充満するサ室。テレビ無し。99℃。むちゃくちゃ蒸されるセッティング。そして長く居れる心地よさ。
水風呂は20℃の天然地下水。自然の香りがする、至高の水風呂。キャパ2名バイブラあり。
先に挙げた神銭湯サウナ全てに言えることだが、設備はそこまで特別じゃないのにめちゃくちゃ蒸されるサ室と、フワフワの水風呂と、天に召される整いエリア。
客層も紳士サウナーが多い。
施設側の大きな愛と、それに寄り添ういい客でサウナは育つ。
育ちに育ったらこんなすんばらしい世界が出来上がるの、本当にサウナ凄い。
サウナに出会えたことに、感謝。
[ 京都府 ]
白山湯高辻店(四条駅)
僕が旅にでる理由はだいたい百個くらいあって〜♩
ひとつめはここじゃどうも息も詰まりそうになった〜♩
くるり 『ハイウェイ』 作詞作曲岸田繁
最近、気の向くままに生きてる。いや、それが過ぎてる。
リモートワークが定着してから、自分のペースで適切なパフォーマンスを出す努力をしてきた。学校教育というシステムをわりと真面目にこなして大人になった自分。緩いのが苦手で、何をするにもキチキチと、全力投球をしてしまいがち。それを他人にも求めがち。
苦手なことも明確になった。満員電車、周りがうるさい職場、不機嫌な人がいる職場、被服圧強めの服、決まった時間のランチなど。
スーツを着てるサラリーマン、駆け込み乗車をする人をみかけると悲しい気持ちになる。着たい服を着て、自分のペースで生きれない人間にはなりたくない。
金曜夕方からノープラン旅行を敢行。サウナラボ名古屋→春日井温泉→新岐阜サウナまで順調にこなした。日曜朝。きしめんが食べたくなりJR岐阜駅から名古屋駅へ移動。ホームで我らのソウルフード=名代きしめんを食べながら何をしようか考える。
東京のマンションを出る時からこの旅のBGMをくるりにセットしてた。『ハイウェイ』や『赤い電車』を聴きながら。
『そうだ、京都いこう。』
豊橋のサウナピア→しきじ巡りながらゆっくり東京に帰るプランも考えたけど、京都行きの新幹線チケットを衝動買い。この衝動は、京都出身バンド=くるりのせい。全部、岸田繁のせい。
名古屋駅から30分で京都駅に到着。めちゃくちゃ近い。6000円かかるけど。
この旅初めての晴れ。走らねば。京都駅のロッカーに荷物を預け、黄色いジートピアTシャツを着て鴨川方面へランニング。真夏日の京都。無理はするけど無理し過ぎないがモットーの串谷。最低5kmを目標にした。四条河原町まで鴨川を北上。鴨川はすごく走りやすい。気温30℃超えてるけど水が近くて視界は涼しい。
西へ進路を変え、四条河原町から烏丸駅まで2kmほど。京都の繁華街の少し先に白山湯はあった。
京都サ活ナンバーワン銭湯。490円サウナ込み。シャンプーボディソープ備え付け。追加料金がないというのは有名な話。むしろ東京が特殊なのかな?
浴場中央に円形のバイブラ湯と白湯。奥に日替わり湯。
サウナへ。2段キャパ12テレビあり。見たことないサウナストーブが作る熱帯。100℃テレビあり。その日に限ってかわかんないけど、どくとくの汗臭さが充満してた。すごくいいセッティングなのにもったいない。
水風呂へ。文字数制限により続きはインスタへ。
[ 愛知県 ]
春日井温泉(春日井駅)
30年前。私の記憶通りなら我が地元可児市にはマクドナルドがなかった。買い物は市街地のユニーか長崎屋のみで、お歳暮お中元シーズンになると春日井の西武百貨店にお出かけをした。その時期の土日はたくさんの同級生家族と西武百貨店で偶然出くわすくらいの定番のムーブだった。車で19号線を30分ほど。西武百貨店には地元では考えられないくらいの規模のゲーセンがあって、串谷少年は脳汁出しまくりながらプレイしてた。帰りにマクドナルドも食べた。
今思えば、娯楽がとても少なかった。年に2回、春日井西武に行けることが楽しみで仕方がなかった。
春日井温泉。初訪問。ずっと気になってた。春日井駅から北へ500m。駅近。
700円小タオル付。シャンプーボディソープなし。
じっこう薬湯、熱湯、白湯、温泉、電気湯、強いジェット湯。素敵なラインナップ。
水風呂は2つ。どちらも17℃のフワフワの地下水。素晴らしい。
サウナへ。90℃キャパ20名テレビあり湿気ありあり。しっかり蒸されるいいサウナ。
露天風呂に滝と池。鯉が泳いでる。なんて個性的な外気浴エリアなんだろ。大好き。
帰りに記念タオルを買った。800円高くて悩んだけど、春日井の思い出、満ち足りない日々だった小中学校時代を忘れない為に買った。
[ 東京都 ]
五色湯(椎名町駅)
2度目の訪問。灼熱の中、山手通りを北上ランニング。体調と相談しながら、限界が来たらアクア東中野、松本湯に飛び込めばいいやと思いながら、椎名町駅まで走って五色湯に飛び込んだ。
リノベ銭湯サウナの中では松本湯や巣鴨湯におされてあんまり話を聞かない五色湯。でも
めっちゃいい銭湯。
900円で入場。
今井健太郎さんデザイン。いい空間デザインはマナーを向上させるのか、皆、行儀がいい。
素晴らしき軟水の39度のバイブラ湯、ジェット湯。45℃の熱湯は都内屈指の熱さなのでは?
サウナは100℃2段キャパ8名。テレビなし。しっかり蒸される。
水風呂はバイブラ地下水18℃。フワフワ。
お湯で汗を流すスタイルの僕にとって、サウナと水風呂の間に熱湯があるのがツボ。
外気浴エリアに椅子が並べられてる。
全体的薄暗くて、サウナや水風呂に特別なスペックがあるわけではないけど、めちゃくちゃよかった。
[ 東京都 ]
コリドーの湯(新橋駅)
最近、新橋駅がアツい。今まで新橋といえばアスティル一択だった。ライオンサウナ新橋とコリドーの湯の出現によって、徒歩10分圏内に優良な施設がひしめき合うエリアとなった。
新橋駅汐留口から線路沿いに北へ8分ほど。新橋の場末の雰囲気から銀座日比谷のセレブな雰囲気に移り変わるのが面白い。きれいなオフィスビルの4階が受付。
清楚な受付のお兄さんに靴箱のカギを預け、60分でと申告。1800円。白を基調とした館内。タオル大小とリストバンドを受け取り脱衣所へ。受付と脱衣所の間にバーカウンターあり。場所柄か?インバウンド効果か?半分外国の方。でも空いてる。
浴場へ。天井も床も白いタイル。ヒーリング音楽が静かに流れてる。間接照明に癒される。オーガニックの香りのするシャンプー、コンディショナー、洗顔。大きな40℃の浴槽に浸かる。
サウナへ。ハットかけあり。2段キャパ12名。薄暗い。SAWO製のサウナストーブにじっとりオートロウリュウ。87℃。しっかり蒸される、素晴らしい熱帯。
水風呂は16℃。水道水か?若干のカルキ臭はするが及第点。
外気浴エリアに椅子が6つほど。こちらも間接照明がきれいで、癒される。
帰りに高架下のチャオチャオ餃子で乾杯した。お値段高いだろうけど、よさげな飲み屋がたくさんあって、完全な飲み屋街になっている日比谷界隈を散歩して帰った。
[ 東京都 ]
SAUNA RESET pint(浅草駅)
友人の役者の舞台を観に浅草九劇へ。自宅から13㎞走っていこうかと思ったけど、猛暑が過ぎて新宿御苑でリタイア。電車で向かった。浅草ウインズの隣、花やしきの近くにある半個室サウナ。事前予約制。サウナ75分+休憩45分で3500円。本名とニックネーム両方登録できる。ニックネーム「串谷ミキヲ」で入場。
受付で館内着とタオル大小を受け取る。簡素なスマートウォッチがリストバンドのかわりになる。エレベーターで脱衣所へ。ロッカーに荷物を預けて脱衣。シャワーエリアで身体を清め、小さい壺のお風呂に使ってから「串谷ミキヲ様」と書かれた個室サウナへ。サウナ以外は共有エリア。と言ってもお客は5人もいない。
90℃のサウナストーブ。専用のアロマを桶に入れてかき混ぜてロウリュウしろと説明書きがされている。いわずもがな、ぐでんぐでんに蒸された。
水風呂へ。壺型の浴槽が二つ。18℃。水道水で軽いカルキ臭はするが及第点。
外気浴エリアへ。ビルのバルコニー。数十メートル先に花やしきがみえる。日曜日の浅草を行き交う人を眺めながら整った。
休憩エリアへ。コワーキングスペースあり。と言っても人はほとんどいない。
アイスとヤクルトを1つずついただいた。ARを使った瞑想アトラクションが数種類ある。畳敷きのカプセルが6部屋ほどあり、予約すれば追加料金なしで休める。優しいデザインの家具が配置され、癒し空間を演出している。
120分では堪能しきれない施設。お値段高いけど、長居して精神の回復をするにはとても良い施設だと思った。
[ 東京都 ]
大森湯(大森町駅)
ずっと気になってた。都内の人気銭湯ほぼ全部踏破してしまい、残りを丁寧に訪れる旅。
京急の大田区界隈は蒲田といい雑色といい、ナイスな銭湯が多いよね。
駅から徒歩3分。駅近。レトロな赤い文字の看板。シャンプーボディーソープなし。優しそうな番台のおじさんからメリットのシャンプーコンディショナーとビオレボディーソープを買った。サウナ700円。サウナキーのみ受け取り脱衣所へ。
壁画は竹林。じっこう湯が熱すぎて全身浸かれなかった。45℃?
バイブラと緩めのジェット湯は41℃くらい。
サウナへ。2段キャパ6名114℃テレビなし。ヴィヒタが吊るされてる。強力な赤外線にやかんが載っていて、湿度の保たれてる。マジで熱い。上段に長くいられないくらい熱い。
カサカサのラジカセを通したような音でルナシーやオアシスが流れている。心地よい音。
水風呂へ。バイブラ21℃。地下水。ハッカの香り付けがされてる珍しい水風呂。
整いスポットはなく、脱衣所の椅子で整った。
帰りに駅前の居酒屋で一杯飲んだ。スマホに「サウナセンター」のステッカーを貼っていたせいか、「サウナお好きなんですか?」と店員の女性に絡まれた。「はい。大森湯にわざわざ来たんですよ、渋谷区から。」と言ったら喜んでいた。「おすすめのサウナは?」と聞かれたから、お姉さん、蒲田雑色界隈は素晴らしい銭湯サウナの宝庫だよ!と説教しておいた。まずはたかの湯のミュージックサウナを体験してほしいと伝え、帰路についた。
[ 岐阜県 ]
新岐阜サウナ(岐阜駅)
念願の初訪問。
2年前くらい?YouTubeかTwitterで岐阜駅前にサウナつくるって話題になってた。
長文失礼。岐阜駅の思い出を書く。
我が地元からは電車で1時間かかる岐阜駅。JR太多線という、レアな路線で向かう。高校時代は部活の遠征試合で何度か訪れた。今はなき路面電車が走っていた記憶。駅前のLOFTで買った筆箱はまだ捨てずに持ってる。岐阜パルコがまだあった時代。岐阜の僻地の高校生の僕にとって、岐阜駅のLOFTで買い物をすることがワクワクだった。
次に岐阜駅を訪れたのは浪人時代のセンター試験。会場は岐阜大学。後にも先にも岐阜大学に足を踏み入れたのはこの時だけ。前泊で岐阜駅前のビジネスホテルに泊まった。もともと繊維産業が盛んな岐阜。玉宮通りに尖ったセレクトショップがポツポツとあって、小遣いを貯めたカネでバランスウェアデザインのブラックデニムを買った思い出。
次に訪れたのは新卒の時。いや、内定式か。串谷は大学で関東に行くも、何を血迷ったのか?Uターン就職をした。地元の地銀に就職した。
慣れないスーツを着て地元の可児駅から岐阜駅へ向かう前に、駅前のパン屋で朝食を買った。高校の売店にパンを卸してる店。すべてのパンに思い出がある。ピザスティック、小倉クリームデニッシュ、エスニック味の餅っこと呼ばる謎のパン。食べた瞬間、17歳の思い出がフラッシュバックする。あかん、あかん、これから銀行の内定式に向かうのだ、社会人になるのだ、青春時代のエモに漬かってる場合じゃない。
可児駅から美濃太田駅の間で同じ車両に知ってる顔がいることに気がつく。長谷川君だ。
中学時代、塾が一緒で、圧倒的に成績がよくて、神童だった長谷川君。話しかけてみると、まさかの、同じ内定式に向かうとのこと。長谷川君は学区で1番賢い高校に行って、名古屋の優秀な大学に行って、色々就活して銀行を選んだらしい。
お互い、多感だった中学時代しか絡んでない仲で、高校大学を経て同じ会社の内定式に向かう。JR太多線の車内。あの時、何を喋って、どうやって帰ったのか、もう覚えてない。
晴れて銀行員になった僕たち。串谷は名古屋の今池支店、長谷川君は地元の多治見支店に配属された。大企業らしく、研修が手厚くて、新卒半年間はほとんど研修だった。同期160人。男子100人女子60人。22、23歳の若者がほぼ毎日岐阜の研修所で顔を合わせる。なんなら、金華山岐阜城ハイキングや、岐阜の山奥のキャンプ研修など、今思えばマッチングアプリよりマッチングに適したイベントがたくさんあった。
続きはインスタへ。
[ 愛知県 ]
僕は愛知生まれ岐阜育ち。ゴリゴリの名古屋のベッドタウンカルチャーを吸収して大人になった。1年ぶりに名古屋に来た。名古屋駅のツインタワー、矢場町パルコ、ラシック、大須観音。10代20代を過ごした名古屋が好きだ。住みたくはないけど、たまに来るとテンション爆あがりする。
名古屋に来た時はいつも元同期の土屋君に声をかける。一昨年、らかんの湯→サウナサン→湯らっくす旅行に帯同して以来、サウナを生活に取り入れている。知立のマンションで妻と娘と暮らす土屋君のホームはサウナイーグル。
土屋君の新しい職場近く。サウナラボ名古屋。初訪問。
水風呂も湯船も無いと聞いて何年も訪問を躊躇っていたことを猛省。フィンランドに行ったことないけど、名古屋で最もフィンランドに近い場所は、ここ
予想より古びたビルの8階。エレベーターの扉が開いた瞬間別世界。ヴィヒタの香りが充満した空間、木の温もり、ヒーリング音楽、豊富なサウナグッズ、サウナ本。
サウナを召し上がるためにある空間。
3時間2200円。金曜夜で10名くらいしかお客がいない。これで収益出てるのか心配になる。受付でサウナハット、ポンチョ、前掛け、タオル大小を受け取りロッカーで脱衣。まずはシャワーで身体を洗う。
前掛けを腰に巻き、サウナポンチョ、ハットを被りサウナエリアへ。
男女共用。電源付きの机がいくつもある。ハンモックや木の椅子がたくさんある。テレサウナと名付けられた小さな個室でzoom会議もできる。
緩やかにサウナを楽しみながら、仲間と談笑しながら、仕事もできる空間。
男専用サウナへ。ロフトサウナ。
70℃キャパ2名。1階と2階に分かれてる。2階にヴィヒタを浸した水があり、1階のストーブにセルフロウリュウできる。静かで暗い。瞑想するためのサウナ。
男女共用サウナへ。キャパ8名80℃セルフロウリュウ。目の前に前掛けをした女性サウナーが2人、静かに蒸されてる。混浴サウナは初めてで少し緊張したが、皆、静かに俯いて上質な熱帯に肌を委ねている。
もう一度言う。湯船も水風呂もない。アイスサウナへ。マイナス何℃かわからんけど、数分いれば身体から熱が抜ける。
水風呂ほど体温が急降下しないのが心地よい。この快感は初体験。何セットか繰り返すと心の澱が取れてご機嫌になる。この気持ちよさのがフィンランド人の日常なのかな。
休憩所で岩田リョウコさんのフィンランド本をパラパラとめくった。なるはやでフィンランド旅行の準備を始めることを決意。
昼はスガキヤ、夜はメルサ栄でひつまぶし→山本家味噌煮込みうどんを食べた。めちゃくちゃ口が名古屋になった。
[ 東京都 ]
SPA:BLIC 赤坂湯屋(赤坂見附駅)
6月19日。夜。新宿歌舞伎町で演劇を観て赤坂までランニング。サウナ東京が臨時休業で、金の亀が受付終了22時半であることを赤坂に着いてから知る。時は22時36分。あと10分、俺の脚が速ければ。無念。
気を取り直して赤坂湯屋に飛び込んだ。オープン直後に来て以来2度目。めちゃくちゃ好みの施設。2時間2200円。前回はお試し価格で1400円だった。2200円の価値は余裕であると思う。
入場のムーブが独特。受付でリストバンドを受け取り靴箱へ→リストバンドを無人機械に照らしてコース選択→再度受付でタオル大小、ボディータオルを受け取る→脱衣所へ。無駄に2回受付と脱衣所入り口を往復させられる。改善の余地あり。
脱衣所に給水器あり。毎回身体を拭いて飲みに行かないといけない。しかも紙コップが一口サイズ。これも改善の余地あり。
ドライヤーはダイソン、綿棒やヘアトニックなどのアメニティー無料。
浴場へ。サウナハット掛けが無い。これも改善ポイント。
温度調整できるシャワーは良き。
40℃のお湯に茹でられてからサウナへ。
サウナは2つとも素晴らしい。薙(なぎ)と名付けられた2段キャパ20名のヒノキの香りのするサウナ。75℃だが蒸されまくる。約2分に1回オートロウリュウ。荒(すさ)と名付けられた3段キャパ9名85℃。HARVIA社のストーブにセルフロウリュウができる。ものすごい熱の強さ。熱の羽衣を纏わないと長く居られない。前に来た時より密閉度が増してさらによくなってる。サウナはサウナーとともに作られるよね。
水風呂は15.2℃の対流強めエリアと無いエリアに分かれてる。若干のカルキ臭はするが及第点。
内気浴エリアへ。10個以上リクライニングが並べられてる。上からミストが降り注ぐ仕掛け。
帰りに中華かおたんで炒飯を食べた。赤坂勤務歴13年の串谷にとって1番好きな炒飯。
[ 東京都 ]
大蔵湯(町田駅)
ジブリに出てきそうな銭湯って褒めたら、言いすぎか?
言わずと知れた有名銭湯サウナ。
東京、町田。久しぶりに来た。といっても、小田急ユーザーの僕は快速で30分ほど。駅前のバス乗り場から15分ほどで着いた。
760円。タオル大小と垢すりタオル付。畳の匂いのする脱衣所。古めかしい木材のロッカー。シャンプーボディーソープ備え付け。
浴場の壁は雲海に浮かぶ黄金の富士山。お風呂は2つ、檜でふちどられてる。42℃の白湯と44℃の熱湯。水風呂は18℃のフワフワの地下水。至高のクオリティー。サウナをでて1歩で水風呂と熱湯がある導線が完璧。
サウナはボナサウナ。テレビなし92℃2段キャパ6名。ボナサウナ6大好き芸人の串谷、昇天。
整い椅子はなく、畳の脱衣所の椅子に座って整う。
[ 東京都 ]
杉並湯(新高円寺駅)
この界隈の銭湯サウナは踏破し尽くしたかも。水風呂がない銭湯サウナ。
自宅から6㎞、軽めのランニング。環七沿い。700円で入場。シャンプーボディーソープなし。給水器あり。黄色い大タオルとロッカーキーを受け取り入場。壁画はさわやかな湖畔の富士山。熱めの軟水。バイブラ、緩いジェット、寝湯。
もう一度言う、水風呂は、ない。
サウナへ。2段キャパ6名テレビなし。遠赤外線。85℃。12分計なし。砂時計あり。静かにジャズが流れてる。
水シャワーで身体を冷やし、脱衣所の椅子で整った。
帰りに新高円寺駅で町中華オムライスを食べた。中華『登龍園』。
町中華オムライス界で一番有名な店『七面鳥』があるせいか、オムライスを置いている町中華が多い。オムライスについている中華スープの味でその店のラーメンの実力が大体わかるようになった今日この頃。
[ 神奈川県 ]
いやさか湯(菊名駅)
駅から遠くて、郊外にあって、サ活数多め。こういう施設は裏切らないのを知ってる。
今年のプチテーマ、横浜サウナ新規開拓。
菊名駅から2㎞ほど。バスで向かった。言わずと知れた横浜ナンバーワン銭湯『福美湯』近くのバス停から10分ほどで着いた。
2階のフロントの奥に食堂もある。700円で入場。シャンプーボディーソープ備え付けなし。サウナキーを受け取り1階の浴場へ。わりとボロ目のロッカー。ドライヤー無料だけど風が弱い。全体的に岩のデザインで昭和感に癒される。檜風呂が漏水のため使えず、ミストサウナも故障中だった。それでも特別に心地よい軟水はさすがに素晴らしい。緩めのジェット、寝湯、電気、バイブラ、露天風呂はミルク湯。
水風呂も露天にある。19℃強めの対流あり。自然の香りがする地下水、好き。
サウナへ。95℃。2段キャパ12名。赤外線。静かな音のテレビ。
外気浴は水風呂エリアと露天風呂エリアの2か所でできる。水風呂エリアは木の床に整い椅子2つ。露天風呂エリアは整い椅子1つ。風呂椅子を足置きに使って整った。
帰りに町中華オムライスを食べた。まだ昭和平成の匂いが残っている小さな商店街。CDショップやスナック、「中華&お好み焼き」の看板を携えた店を見つけたけどオムライスはなく、いやさか湯から200mほど歩いた中華『京新』でハムの香り高いオムライスをいただいた。ごちそうさまでした。
[ 東京都 ]
湯~ゆランドあずま(椎名町駅)
初訪問。名前が可愛い。この立地だと妙法湯行っちゃってた。
僕は山手通りランナー。南下するより北上するのが好き。アクア東中野、松本湯、五色湯、巣鴨湯、みやこ湯、栄湯など、神銭湯選び放題。椎名町駅上の陸橋を越えて右折したらすぐ。
900円で入場。無料で使い切りのシャンプーボディーソープがもらえる。タオル大小付。大きな滝が落ちている壁画。緩めのジェット湯、寝湯、電気湯。じっこうが溶けてる薬湯。
サウナへ。80℃のコンフォートサウナ。2段キャパ14名。テレビあり。しっかり蒸される。
水風呂は17℃の地下水。しっかりチラーが効いていて冷たい。サウナと水風呂の間に給水器あり。
整い椅子はなく、脱衣所の扇風機にあたりながら整った。
まわりにいい施設がありすぎて見失われてるかも。しっかり冷たい地下水水風呂とコンフォートサウナがあればそれでいいんだよな。減点要素がないもの。
ついては、先に挙げた神銭湯はいわゆるサウナなのか?とすら思えてくる。もはや芸術に近いのかも。フィンランド人もびっくりの現代アートかもしれない。
[ 東京都 ]
ピース湯(西大井駅)
西大井駅。何度も引っ越そうと思っている駅の一つ。
僕は南関東競馬が好き。大井、川崎、船橋、浦和競馬。
総武線快速の駅にしては知名度が低いが、船橋まで一本、新宿も一本。大井競馬と川崎競馬はバイクがあれば15分。南関競馬ファンの最果ての地かもしれない。
駅から徒歩8分。1000円タオル大小つき。シャンプーボディーソープ備え付け。
全体的にお湯熱め。熱めのシャワー、熱めのジェット、寝湯、電気湯、露天に白湯。トロトロの軟水が心地よい。
サウナハット掛けあり。サウナは2段キャパ6名の遠赤外線コンフォートサウナ。90℃。しっかり蒸される。12分計なし、砂時計あり。テレビなし。静かに演歌が流れている。
水風呂はキャパ2名22℃。フワフワ軟水。
何が特別ってわけじゃないけど、熱いコンフォートサウナとフワフワの軟水水風呂があれば幸せ。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。