2021.07.23 登録

  • サウナ歴 5年 7ヶ月
  • ホーム サウナ&カプセルホテルレインボー本八幡店
  • 好きなサウナ タイムズスパ 松本湯 マルシンスパ
  • プロフィール 先日コメントにてこちらの投稿に反論する暇人がいたので書きますが、反応しないでください。読んで不快なら勝手にブロックしてください サウナプロフェッショナル所持。 サウナ号(アドレスv125s)でサウナ巡り。 サウナが一番の趣味。 もうすぐ50歳のおじさん。 追記2025.01 先日サウナスパアドバイザーの資格を取得しました。 追記2025.02 ついにサウナスパプロフェッショナルの資格を取得しました! 追加2025.04 radiotalk始めました!音声でサウナ活動内容をお話しています
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もうやん

2025.08.16

2回目の訪問

世間はお盆休み最終である。地方に遊びに行っているファミリーが帰ってくる渋滞を尻目に都内は空いている。どこにも出かけずサウナをいそいそと探すとここが見つかる。

以前も来訪しボロクソに買いたが今回が最後になるかもしれない。とは言え貶す事ばかりでもない。駒込駅から徒歩5分。ようやくサウナシールをGETしこれで心置きなく書くことができる。以前来訪した際には値上げをしていなかったが最近諸般の事情により値上げとなった。サウナスパの資格も使えずアメニティも有料となる。時間はそれでも4時間2千円台と他よりもかなり安い。だらだらと使う御仁にもってこいである。

受付にデジタル受付機を設けたのはプラスである。時間管理もレシートできちんと管理する様になった。受付横にあるタオルと館内着を取りエレベーターで3階に上がる。館内は広くロッカーも多い。着替えて中に入ると中は古い。ナイロンタオルを取り綺麗に洗体する。

肝心のサ室は100℃超えであり昭和である。ここの作りは以前も書いたが3段で寝サウナができる作りになっている。寝ていると温度のムラがなくしっかりと全身焼かれることができる。しっかりと汗をかき水風呂へ。

最初に書いたけなす事ばかりではないというのは水風呂である。わざわざ遠方から来る価値があるとも言える。「天然地下水掛け流し」を売りにしているだけあり、ダバダバと流れている。もちろんかけ水をした後は頭から飛び込む。これができるところは貴重ではなかろうか。温度は内風呂は20℃程でありマイルドである。これもおじさんからすると嬉しい。チラーでキンキンに冷やした汚い水よりも地下水のマイルドな温度の方が気持ちがいいのである。これはマルシン他掛け流し施設の強みである。他にも外にジャグジー水風呂があるがそれは置いておく。

今回はだらだら過ごさず90分で上がったが、ゆっくり過ごせる手頃なサウナの筆頭である。ただしこの古さでは新たな客は難しいのではないか。余計なお世話だが少しずつでもクラファンをしてでも生き残ってほしい。自分の好きな天然地下水水風呂サウナが末長く生き残ることを切に願う。

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71

もうやん

2025.08.12

1回目の訪問

世の中はお盆休みである。心なしか都心の道路は空いている。とはいえ人の多さにうんざりする。夏休みは平日も休日料金になるため銭湯サウナを探すとこちらが見つかる。

鶯谷から5分であるがサウナ号で訪れると雑居ビルの1階は自転車&バイク置き場になっている。地味に駐車場が広くて素晴らしい。銭湯でここまでスペースをしっかり設けているところは珍しい。バイクを置いて入り口を入り2階の受付へ。

靴箱も広く入り口を入ると電子マネー対応の券売機が3つある。どうやら銭湯なのだがとても規模が大きい。受付でサウナバンドを受け取り3階へ上がる。ちなみに4階は女性フロアである。受付前にはやはりというかグッズが勢揃いである。

当然脱衣所も広めである。着替えて風呂場に入るとこれまた広い。都内でも最大級だと思われる。洗い場にはシャンプーソープが備え付けられている。銭湯なのでもちろんアメニティは別売りだが持ち込んだ銭湯グッズで綺麗に洗体する。そのままサ室へ。

サ室はやはり広い。3段✖️10名で30名ほど入るガスストーブタイプである。ストーブも大きくしっかりと熱い。温度は100℃近いようだがそこまでは熱さを感じなかった。しっかりと汗をかき水風呂へ。

水風呂も大きめである。温度は15℃近くだと思われる。ただし常時循環している様子はなかった。多くの御仁が頭から水風呂に潜っているのだがおじさんとしては常時掛け流しでないとそれをする気にならない。どうしても他の漢の汗の中に潜っている感覚になってしまう。どちらにせよしっかりと冷やされることができた。

整い椅子だが露天部分にも室内にも多く設けられていた。露天の方まで行くと動線的に遠いため水風呂の前で座るのが良いだろう。

風呂から出て久しぶりにオロポを注文した。オロポ用グラスを50円で購入するとお手製オロポの出来上がりである。食堂がとても大きくて銭湯というよりも温泉スパの様である。この価格でスパでくつろぐ感覚を求めるのならとてもお得である。ただやはり遠方からわざわざ訪れるかというと微妙である。谷根千近辺の下町の御仁達で賑わう銭湯はこれからもずっと地元に親しまれていくのだろう。

お手製オロポ

氷入りグラスは50円

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74

もうやん

2025.08.09

1回目の訪問

南青山 清水湯

[ 東京都 ]

夏休み真っ只中である。息子の為にSwitch2を買いにまた渋谷に行く用事ができた。渋谷もサウナ激戦区であるがそう言えば青山に銭湯があると思い立ち行ってみることにした。

以前銭湯巡りをしていた時に行ったことはあったが、サウナブームとなってからは来ることはなかった。外観は変わっていないがやはりサウナブームにあやかろうとしているのだろう銭湯マークや中のグッズが充実していた。ちなみにビルの地下に駐車スペースがありサウナ号も停めることができた。

受付前の券売機でチケットを買い受付では電子キーを受け取る。中にはどうやらシャンプーリンスはなく別売りのようだがいつもの如く持参した銭湯グッズで対応する。

脱衣所は通常の広さである。珍しいのは電子キーでロッカーが開く。電子キーをもらうのはサウナの者のみである。着替えて中に入る。

中は狭いと言っていいだろう。渋谷の他の銭湯もそうだが狭いのである。湯船は炭酸泉やエプソムソルトの湯など種類があって楽しめる。ただし狭いので当然ながら整い椅子が少ない。綺麗に洗体しサ室へ。

サ室は3人✖️2段の通常の銭湯サウナである。ガスストーブタイプである。温度は90℃を指していたがカラリとしていて熱く感じられた。水風呂は18℃を指していた。残念なことに循環している様子ではなかった。まあそれでもスッキリと冷やされることができた。

出た後にもちろんサウナシールを購入した。意外とロビーは広く受付ではドリンクサーバーも用意されていた。青山のおしゃれな御仁達が仕事の合間にスッキリと整うのに向いているだろう。ただしわざわざここに出向く理由が見当たらない。すっかりとシールコレクターとなったおじさんはもう二度とこないであろう銭湯にジュースを飲み干し別れを告げるのであった。

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71

もうやん

2025.08.06

1回目の訪問

久しぶりの更新である。気持ちが落ち込んでサウナどころではなかったが、少し落ち着いてきたらやはりサウナーの血が騒いでくる。

世間は夏休みである。外は暑すぎて世も末である。世界の終わりが近づいている最中何故か人ゴミの中渋谷に行かなくてはならない用事がある。終わった後に立ち寄れるサウナを探すとこちらが見つかる。個室サウナではあるが平日料金のため行ってみることにした。

渋谷駅から1分。何とこんなところにあるのかと驚く。線路脇の雑居ビルにあるためアクセスしやすい。看板しかないがエレベーターで8階へと上がる。ドアを開けるとおしゃれな空間である。スタッフは1名しかおらずやはり放置系であることに変わりはない。事前にLINE登録&予約するのは今時である。飲み物を購入し靴を脱いで小上がりになっているフロアを歩く。個室が並んでいるが鍵を受け取りドアを開ける。

中に入ると当然だが狭い。1人用である。インフィニティチェアがあり正面にはシャワーボックスがある。その隣にはサ室と言う無駄のない作りである。まずはシャワーボックスにて洗体する。ナイロンタオルはないため手で洗う。歯ブラシ髭剃りも無い。洗い終わりサ室に入る。中は1人用でロウリュできるストーブがある。個室のいいところは気兼ねなくロウリュ出来ることと寝サウナができることである。ヘッドレストもあるので横になってみた。温度は事前に選べるのだが90℃設定にしていた。ロウリュすると狭いためダイレクトに熱が伝わってきて熱かったがロウリュ好きな漢はたまらないであろう。

程よく蒸された後は残念だがシャワーしかないためチラー水をかぶるしかない。これは個室系の難しいところだ。一つ一つに水風呂はつけられないのはわかる。だがシャワーではイマイチ冷えないのである。うまく冷やして椅子に座ってみる。

やはり静寂である。個室の1番の売りは静けさであろう。ただ何故か今日のスタッフの子供?がウロウロしていて廊下をバタバタ走っていたのはマイナスである。何にしても渋谷のど真ん中で静けさが欲しい漢にオススメできる。ただ土日になると3,000円超えてくる料金が適切かどうかはあなた次第である。水風呂がないことを受け入れられるかと言われれば個人的には無理である。人生初の個室サウナは良い経験であった。

お手製オロポ

氷が欲しかった

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66

もうやん

2025.07.08

1回目の訪問

妻の通院に伴い仕事を休んで小山まで車で来たのだがいかんせん診察時間まで時間がある。当然サ活をすることに。

小山駅から車で10分ほどの所にある。当たり前だが地方は幹線道路沿いが一番賑わっている。こちらも道路沿いで大きなスパである。当然駐車場も大きい。

建物内に入るといわゆるスパである。靴箱に靴を入れ券売機で券を買う。ゆけむりセット(入浴➕タオル➕食事)で1400円である。信じられない。都内のふざけたサウナだと平日でも入れないというのに。

涙を流しながら中に入る。風呂場は広い。アメニティは別売りであるがシャンプーソープは備え付けがある。レンタルタオルで洗体しサ室へ。

サウナ専門店ではないのでいわゆる普通のサウナである。3種のサウナと銘打っているが、ロウリュサウナ・塩サウナ・アロマミストサウナのことである。まずはロウリュサウナへ。部屋は大きく40名は入る3段の作りである。左右に大きなガスストーブがあり片側がロウリュストーブとなっている。1時間に2回と書かれている。温度は90℃を指していた。ストーブがダブルのサ室は温度がしっかりと高い所が多い。場所にムラがないということである。おじさんは低めが良いので入り口前に座ったがそれでもしっかり熱かった。ロウリュでアチアチになり水風呂へ。

水風呂は2つ槽がある。だが温度は同じである。天然水と大きく書かれている。温度は18℃を指していたのだが体感はもっと冷たいと感じた。確かにまろやかな水当たりであった。

整い椅子は露天に多くベッドタイプもあった。風呂場内にもあり数としては十分である。アロマミストサウナにも入ったがミストが50℃でしっかりと熱かった。香りもよくこちらは長く蒸されることができた。ちなみに塩サウナは以前塗りすぎてヒリヒリになったことがあり遠慮しておいた。

食事処でリアポ➕チキン南蛮を食べたがとても美味しかった。奥には漫画やリラックスルームもあり施設は充実していた。

この辺りはサウナ未開拓と言って良いだろう。昔からあるスパがサウナを売りにし出しているのはどの地域でもそうである。だがよく考えてみるとそれらのスパ施設がロウリュストーブや水風呂掛け流しなどサウナに力を入れれば新規サウナを蹴散らすことができるだろう。元々の施設の充実度に最新サウナが加われば鬼に金棒である。静かに蒸されたい孤高の漢には向かないかもしれないが、孤独なおじさんには全く関係ないのであった。

タルタル唐揚げ定食➕リアポ

美味しいし安い。

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93

もうやん

2025.07.06

1回目の訪問

今日は電車でサ活をした。だがやはり暑いのは変わらない。サウナに入る前にたっぷりと汗をかいている。

鶯谷は昔も今も変わらずホテル街である。歩くこと5分。どうやら今日は朝顔市である。フロントに「サウナが混んでます」と言われたがなんのことはない大した混み具合ではなかった。誰かガンダムの模型の意味を教えてほしい。ここでサウナスパプロフェッショナルの資格が役に立ち割引で入ることができた。フロントにはグッズやサインも置かれている。

サウセンの特徴はロッカーの中に大小タオルと館内着が入っていることである。この形式はカプセルホテルに多い。着替えて5階に上がると風呂場がある。風呂場前にロッカーがあるのも有り難い。

風呂場に入るとやはりというか年季が入っている。カプセルなのでナイロンタオルや歯ブラシ髭剃りも揃っている。綺麗に洗体しサ室へ。

サ室は3段の15名ほどが入るガスストーブタイプである。よくあるのはガスストーブ前にストーンが置かれてロウリュができるようになっているところである。まあロウリュストーブでなくても結局はストーンに水をかければロウリュになるので同じといえば同じである。だが今やロウリュ用ストーブが当たり前になっているので少し時代の差を感じる。温度は久しぶりに80℃である。おじさんは80℃が好きである。この位がじんわりと汗をかくことができて嬉しい。やたらと高温を売りにするサウナが多いが、あれはやはり若者向けなのだろう。

水風呂は14℃であった。サ室の温度に対して水風呂の温度が低いが真夏の水風呂としてはこのくらいでも良いのかもしれない。水は常時循環していて好感が持てた。

整い椅子であるが風呂場内にいくつかあるのとペンギンルームと呼ばれる冷却室がある。これはここの売りである。中に入るとヒンヤリと冷やされ扇風機で風を送ることができた。他にも外気浴の椅子もあったが動線的に遠いためそちらは遠慮しておいた。

16時のアウフグースを受けることができた。スタッフも手慣れていてアロマロウリュもいい香りであった。

おじさんのおじさんによるおじさんのためのサウナである。滞在時間が長く設定できるため、だらだらと過ごす場所である。リラックスルームや食堂もあり時間を潰すにはもってこいである。サウナというのは様々である。ただこれらの老舗サウナが今後も生き残るには高年齢に特化すべきなのかもしれない。なんの気兼ねもなく過ごすことができるサウナが今後も長く続いてくれることを切に願う。

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89

もうやん

2025.07.05

1回目の訪問

まず初めにサウナ号で夏にサ活するのはやめることにした。というのもこの暑さで長距離乗っていると危険だからだ。今日も暑くて頭が痛くなってしまった。

東久留米からシャトルバスが出ているようで正確な時間はわからないがとにかく東京の外れにできた巨大な施設である。名前の通りスタジアムのような作りで今時こんな箱物をよく作れるなと感心する。

当然駐車場も広くサウナ号も余裕で停めることができた。3階まで上がるとそこが入り口である。靴箱がたくさん並んでいるのだがほとんど埋まっていた。ものすごい人である。券売機に靴箱の電子キーを当てて入場の際に精算をする今時のパターンである。面白いのは温泉サウナと岩盤浴の料金が別でフロア自体も分かれている。岩盤浴のフロアが充実しているので通常施設を満喫するのなら岩盤浴セットがいいだろう。今回はサ活であるのでそちらは遠慮しておいた。

ロッカーも広く着替えて風呂場に入ると通常のスパ施設である。カプセルではないのでタオルセットが追加料金であるが歯ブラシや髭剃りはない。自宅から持ってきた銭湯セットで洗体しサ室へ。

サ室であるが2種類ある。まずはアロマロウリュサウナへ。10分ごとにオートロウリュがあると書かれている。中は4段あり20名ほど入る。オートロウリュのストーブが大小くっついている。もしかすると後から小ストーブを追加したのかと想像してしまう。ブロワーが全部で4つありオートロウリュの際には作動して強烈な熱波を放つ。温度自体は90℃を指していたのだが体感は非常に熱く感じた。そのためロウリュの際はとても熱い熱波になった。逃げ出すように水風呂へ。

水風呂は2種類。16℃と13℃である。水風呂が2種類ある施設はサウナに力を入れているなと感じるのだが、重要な水質は少し残念で常時掛け流しではないようだった。

他にも塩サウナがある。温度は80℃程でゆっくりと入ることができた。特にラベンダーの香りがとても癒された。

整い椅子であるが浴場内にいくつかあり、外の露天風呂周辺にもあった。他にも腰掛けられる段差もあるのだが如何せん人が多くスペースを探すのに苦労した。特に暑い夏には浴場内で整うことになるがこれでは数が足りないと感じた。

施設は大型スパ施設である。食堂はフードコートのようにいくつものお洒落なお店が並んでいる。フリースペースやソファーなどもあり子供連れやカップルがごろごろしていた。おじさん独り自販機で買った飲み物を飲みながらいつもの如くそぐわないと感じるのであった。

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86

もうやん

2025.06.28

1回目の訪問

本八幡の実家に帰りいつもならレインボーに行くのだがふと下総中山にサウナができたのを思い出し行ってみることにした。

下総中山から5分。地元なのに二十年前の駅前イメージしかなかったのだが大分整備されて綺麗になった。ただ結局は中山法華経寺の参道であることに変わりはない。寂れた人気の少ない駅である。

目立たない雑居ビルの手前に看板が見える。矢印に沿って2階に上がる。まずドアの前で靴を脱ぐ。まあ雑居ビル内に作ったサウナなので可笑しな動線なのは仕方ない。靴を持って段差を上がり靴箱に靴を入れる。手前に券売機がありそちらで現金でチケットを買う。電子マネーもいくつか対応している。

奥に受付がありチケットを渡し大小タオルを受け取る。受付の目の前がいきなりロッカーである。着替えて風呂場に入る。

サウナ施設特有の立ちシャワーであるがどうも狭い。ブースを区切っているのはおそらく手作りの木製仕切りである。というかこちらの施設はサ室も杉板の寄せ集めで作られたような作りであり明らかに業者の作りではない。とりあえずシャワーにて備え付けのシャンプーソープで洗う。ナイロンタオルその他アメニティは無い。

さてその手作りサ室であるが、個室という触れ込みの下中に入ると下段に個室用ストーブが2台ありそこを挟んでブースがある。つまりは3つのブースに2つの個室ストーブという配置である。そのため下段が隣と共有するような形で仕切りがない状態である。手を伸ばせばストーブに触れそうなくらい近いため熱量はあり体感で100℃程は感じられた。氷を乗せても良いということだが明らかにロウリュストーブではない。それでも一応個室ブース状態なので静かである。からりと焼かれて水風呂へ。

こちらは地下水である。温度も常温のようでとても柔らかい。天井からシャワーで垂れてくる。水風呂自体も広く大の字で冷やすことができた。

ドアの向こうには外気浴スペースがある。椅子は9脚。壁の向こうが参道であり私語厳禁である。静かに整うことができた。

3セット料金ですとよくわからない設定であるが結局のところ90分のことである。サウナは3セットが基本ぜよとどこかのセリフで聞いたことがあるが、90分どころか長居する気にはならず2セットで後にした。下総中山に住む初心者が安く整うのにはいいかもしれないが、散々サウナの蘊蓄を垂れている人間にとっては魅力が感じられなかった。まだまだサウナ未開拓の地である。もっと面白いサウナがこの地に生まれてくることを期待したい。

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85

もうやん

2025.06.28

1回目の訪問

はすぬま温泉

[ 東京都 ]

今回も職場から近いこちらの施設へ。蓮沼駅と言われて分かる御仁はどのくらいいるのだろうか。

蓮沼駅から3分なのだが降りた側からほぼ住宅街である。静かな路地裏にあるこの銭湯はリノベーションされたもので有名になっている。向かいの住宅?部分に駐車場スペースが1台分あるがおそらくオーナーの駐車場なのだろう。自転車置き場はきちんと設けられている。

暖簾をくぐり靴箱に靴を入れ受付をする。通常の銭湯のためサウナキーと大小タオルを受け取る。ロビーは小さいながらも趣向が凝らされている。大正時代をモチーフとしたデザインは秀逸である。この内外装を見るために訪れる価値もあるかと思われる。床にはデジタルサイネージの円い水槽があり鯉が泳いでいる。受付脇や向かいにグッズも置かれている。リノベーションしてからのブランディングはどの銭湯も同じである。

ロッカールームで着替えて中に入るとこれまた見事な内装である。壁面の絵は昔のまま残されているそうで木材を使った仕切りには円い花鳥風月を描いた手書きの絵が描かれている。ステンドグラスの光が大正ロマンを思わせる。シャンプーソープは備え付けである。綺麗に洗体しサ室へ。

サ室は通常の銭湯サウナである。小型ガスストーブの6名入る2段タイプは多くの銭湯で見られるものである。温度は90℃前後で普通である。しっかりと汗をかき水風呂へ。

水風呂はいわゆる鉱泉水である。源泉掛け流しということでとても柔らかい。温度は水温計では20℃となっていたが常温であろう。長時間入ることができた。

当然と言えば当然だが整い椅子がない。こちらはある意味銭湯に特化していると考えられる。スペース的にも見当たらないので仕方がない。ロッカールームで座っている御仁を見かけた。

ここをサ活としてよいのか考えたが今までもリノベ銭湯を投稿してきたため書くことにした。だが純粋にここは銭湯である。温泉や炭酸泉もありデザイン性も優れるこの施設は都内の数ある銭湯の中でもかなりのハイランクになるのではなかろうか。蓮沼という目立たないところにはあるが一度訪れて損はないと思う。大正ロマンにノスタルジーを感じたおじさんであった。

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94

もうやん

2025.06.22

2回目の訪問

35℃の今日は以前訪れたことがあるこちらの施設へ。サウナ号で移動する道中とても暑くこれから先のサ活がとても不安になった。

錦糸町から5分。カプセルホテルの朽ちた看板の下にある。流石に屋上の看板を取り替える財力はないのだろう。このような昔からあるカプセルサウナは看板が朽ちていることが多い。

以前よりもブランド感を出しているようで暖簾にはオリジナルマークが描かれている。暖簾をくぐり2階へと上がる。フロント下には多くの色紙が貼られている。何せ120℃の老舗である。昔はRSK(リアルサウナ錦糸町)などという名前ではなかったはずだ。サウナブームにあやかりたいという気持ちはわかる。

鍵を預けて券売機でチケットを買う。タオルはエレベーター前に置いてあるのを自分で取る。階段を上がり上の階が風呂場である。ロッカーで着替えて風呂場に入る。

老舗というのはいい言葉で悪く言えば全てが古い。洗い場のシャワーや鏡も年季が入っている。水量も弱い。カプセルなので歯ブラシや髭剃りは置いてある。ナイロンタオルは見つけられなかった。まあいつものごとく手で洗体しサ室へ。

よくビート板というがあれはサウナマットのことである。こちらは本物のビート板である。今にも泳げそうである。サ室はこれまたおかしな作りである。コの字型をしているのはおそらく増設したからであろう。ドアの前にストーブがあるが奥の方にもストーブがある。この2つのストーブのパワーにより120℃が得られる訳だ。今120℃を謳うサウナはレインボーとRSKくらいではないだろうか。たまたま地元が本八幡のため120℃を身近に感じていたが、世の中の御仁はどうだろうか。カラカラでとにかく刺さるような熱さである。

水風呂はここの売りである。いわゆる鉱泉水である。それが天井からのシャワーにより常時流されている。温度も17、8℃で非常に柔らかい。多くの御仁が頭から飛び込んでいた。無論自分も大の字になって満喫した。

残念なことに整い椅子が2脚しかない。ただ取り合いになる様子はなかった。なぜなら本物の御仁達はそのままサ室へ戻るからである。なるほど椅子を重宝がるのはサウナブームの若者なのだろうか。
個人的にはパイプのレバーを捻ると出てくる冷却水がよかった。ドバドバと頭から被るととても気持ちが良かった。

カプセルのため食堂やリクライニングチェアもあるため長居もできそうであったが、一通り楽しんで店を後にした。120℃と鉱泉水風呂でサクッと整う使い方が良いのではないか。老朽化と戦うこれらの老舗がどう生き残るか難しい課題である。

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85

もうやん

2025.06.21

1回目の訪問

今日は土曜出勤で疲れた体を癒すために職場から程近いこちらの施設へ行くことにした。

蒲田駅から徒歩3分。カプセルホテルの入り口を入り靴箱に靴を入れる。受付でサウナセットの袋と鍵を受け取る。室内着は別料金である。エレベーターで上に上がりロッカールームで着替えをする。いつも思うのだがカプセル系はロッカールームから風呂場までの動線が長くそこまで裸で行くのか室内着で行くのか迷うことがある。こちらは風呂場まで階段を降りていくので室内着があればそれを着て風呂場前まで行くのが良いと思われる。

風呂場前にもロッカーがありメガネやタオルなどが置けるのがよい。風呂場に入ると中は思ったよりも広い。カプセルなのでナイロンタオルや髭剃り歯ブラシなども用意されている。無論綺麗に洗体しサ室へ。

サ室は2種類。まずは105℃という高温サウナへ。湿度は低めであり昭和ストロングを思わせる。中は広く20名ほどは入る。元々サウナ用タオルマットが袋に入っているがサ室にもタオルは引かれていて好印象である。カラっと焼かれて水風呂へ。

水風呂は2種類。一つは15℃前後のスッキリとしたもの。もう一つは20℃前後の常温水である。最近はやたらと冷たい水風呂(シングルなども多く見られる)が多い中で優しい温度なのが嬉しい。冷冷交代浴もできるだろう。スッキリと冷やされ整い椅子へ。

椅子は風呂場の奥に6脚。リクライニング系の椅子が3脚ある。リクライニングチェアの後ろには巨大な扇風機が置かれておりとても強力に風を感じることができた。

もう一つのサ室はセルフロウリュサウナである。こちらも12名程入ることができる。温度も90℃前後で湿度も高くじっくりと入ることができた。

最後に食堂でオロポを注文。他のサウナと比べると少し量が少ないがそれでも料理や飲み物など充実していた。漫画コーナーやリラックスルームなども広く大きなカプセルホテルサウナだと感じた。

蒲田という土地柄下町感を感じるが、このような地元密着型サウナはおじさんの心を掴んで離さないものである。フロント前にはグッズがいくつかあったもののおじさんたちはあまり必要としないかもしれない。それはすなわちブームではない真のサウナ好きが通う場所だからである。いつまでも蒲田の地で続いてほしいものである。

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81

もうやん

2025.06.15

1回目の訪問

今日は1日曇りのためサウナ号に乗れないかと思っていた。だが雨は降らず少しずつ晴れ間が出てきたので近場で探してこちらに行くことに。

場所柄バイクが停められない気がしていたが、着いてみるといわゆる公園の中の建物で余裕で置くことができた。最近都内の公園は園内に商業施設を入れるようになったのは聞いていたが、とてもおしゃれな建物で一階はカフェになっていた。

建物上に看板がある通り2階は女性3階は男性サウナになっている。エレベーターで3階に上がり靴箱に靴を入れる。LINEで会員登録をしてQRコードで入退場管理をするのは最近の形式である。現金不可というのも今や当たり前であろうか。

中に入ると綺麗なロッカールームで幅も広く取られている。タオルは使い放題だそう。荷物を入れて風呂場へと進む。中はいわゆるサウナ施設で立ちシャワーが手前に2つと奥に4つある。シャンプーボディーソープは今時のおしゃれなもので高級感がある。当然というかナイロンタオルはない。ちなみに髭剃り歯ブラシもカプセルではないのでありません。手で洗体しサ室へ。

面白い作りだと感心したのは「左室」「右室」「ナ室」でサウナである。
まずは左へ。ブルーの格子状のライトが壁面に照らされている。階段状の椅子の前にはharviaのオートロウリュストーブが置かれている。近未来的とでもいうか音楽はコンピュータ(ゲームセンターの音?)がうっすら流れている。温度は体感で90℃前後であろうか。湿度もそれなりにある。不思議な感覚で蒸されて水風呂へ。

水風呂は10℃の深水風呂が冷たい。他に浅めだが15℃の水風呂もある。スッキリ冷やされ整い椅子へ。椅子は室内の壁面に沿ってズラリと並んでいる。半外気浴のスペースとインフィニティのスペース、ドアの向こうには飲み放題のドリンクと何とノンアルコールビールまで備わっている。もちろんノンアルをいただいた。まあ、ここでガブガブと飲むわけにもいかないがとても美味しく感じられた。

お次は右室へ。砂壁を赤いライトが照らしている。左室と対照的に和のテイストになっている。中は一段上がるとそれぞれ個別のスペースがあり、胡座をかいて座ることができる。ライトと座り方でも蒸された時の感覚が異なるのは見事である。ここは何だか深く自分を反省したくなってしまった。じっくり蒸されて水風呂へ。

最後はナ室。おしゃべりOKなのが面白い。若者が楽しく入ることができる。比較的熱めでセルフロウリュができる。アロマ水もいい香りであった。

おしゃれな若者が野球・サッカー観戦と共に立ち寄るのにいい施設だと感じた。コンセプトも面白くカップルにも良いのではないか。おじさんもそれなりに楽しめた施設であった。

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87

もうやん

2025.06.07

1回目の訪問

五色湯

[ 東京都 ]

午後に昼寝をしたあと近くでサ活できないかと探すとこちらが見つかる。リノベ銭湯として気になっていた。

所謂マンション銭湯である。1階が銭湯になっているので、コインランドリーや自転車置き場なども余裕がある。入り口の暖簾が渋い。中に入り靴箱に靴を入れる。券売機で券を買い受付に渡す。サウナキーと小タオルを受け取り中に入る。受付前にはいくつかのグッズが並んでいる。

ロッカールームは床が畳である。ロッカーも綺麗でいくつか大きめのロッカーがある。荷物が多い客には嬉しい。風呂場に入ると所謂普通の銭湯の洗い場である。堀田湯と同じく鏡が古い。壁面の絵も昔のままである。要所要所新しくしている。シャワーは水量がしっかりしていて洗いやすかった。ソープ類は備え付けで嬉しい。綺麗に洗体しサ室へ。

サ室は上下2段の10名ほど入るガスストーブである。ストーブの上には鍋があり水が張られているようだ。おそらく内装とストーブを新しくしたのだと考えられる。久しぶりにロウリュがない昭和のストーブである。温度は100℃を指している。程よく蒸されて水風呂へ。

水風呂は16℃である。バイブラが常時作動している。スッキリと冷やされ整い椅子へ。外には6脚椅子がある。銭湯の裏にあるスペースを外気浴にしたのだろう。これもよくあるパターンである。豚の蚊取り線香の置物が昭和を感じさせる。

リノベ銭湯として綺麗になったのだが、何かが良くなったかというとそんなことはなく、本当に普通の銭湯でありサウナである。一昔前は昭和ストロングでガスストーブで地元の憩いの場であったわけで、瓶入りのコーヒー牛乳がよく似合うそんな施設である。いつかサウナブームが終わることがあっても地元の「銭湯」としていつまでも頑張ってほしい。

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87

もうやん

2025.06.01

1回目の訪問

Sauna&Drink YOQ

[ 東京都 ]

今日は午後からずっと自転車をいじっていて自転車デーだったのでサウナはいいかなと半ば諦めていたのだが、一段落してやはりサウナーとしての血が騒ぎこちらに行くことにした。

常に新しいサウナを把握しているのだが先日見つけたこちらは自宅からとても近いことが分かっていた。どうせ雑居ビル内の放置系サウナだろうとあまり期待せず訪問。

代々木上原から5分。知る人ぞ知るお洒落&高級な街。大通りからすぐ入ったビルの中にある。外観からは看板しか見えない。一段降りた階段の先は真っ暗な中にブルーのライトが光る。なんとも洒落乙である。靴箱に靴を入れまずは4階の受付へ上がる。

ドアが開くとフロアは非常に狭い。目の前が受付である。イケメンから説明を受けサウナマットとロッカーの鍵を受け取る。ちなみに右手が軽いバーカウンターになっている。そのままエレベーターでサウナの3階へと降りる。

ロッカーに入ると当然だが非常に綺麗である。ロッカー自体も大きめで好感が持てる。ちなみに小タオルは2、3枚使っても良いようである。着替えて中に入る。

中は所謂雑居ビル系と同じである。立ちシャワーが3つあるのだがなんとシャンプーやソープがマークス&ウェブである。今までで一番高価なソープで驚いた。たっぷりと使って洗体をする。ちなみにナイロンタオルはない。

肝心のサ室だが3段の10人ほど入るオートロウリュタイプである。harvia製のショートタイプのストーブはとてもかっこいい。温度は体感90℃程で丁度良かった。中ではアンビエント系の音楽が流れている。程よく蒸されて水風呂へ。

水風呂はアメリカンタイプのブリキ浴槽が2つある。温度は16℃程であろうか。どちらも循環はしているようである。スッキリと冷やされることができた。整い椅子だが水槽の先に7脚ある。どうやら床が耐水ではないようで「体を拭いて座ってください」と書かれている。うーむ少しマイナスである。

非常に静寂な空間である。場所柄人が多いわけではなく価格帯もそこまで安くない。だがプライベートサウナ程高い訳でもない。程よい高級感で静かに蒸されたい孤高の漢に最適である。ただ残念なことにおじさんはやはりそぐわないと感じてしまう。自分がこんなお洒落サウナで浮いてしまうことのないよう自分磨きをすれば良いのかもしれない。まああと少し悪あがきをしてみることにするか。

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95

もうやん

2025.05.31

1回目の訪問

雨の土曜日に午前中から子供の友達が大量に家に遊びにくることがわかり、追い出されてしまった。午前中から長居できる施設を探すことに。

府中駅から5分。中々大きな駅である。建物自体も駅前といって良い。入り口は目立たないが中に入ると非常に広い。6階が入り口となっている。受付で登録を済ませると館内着やタオルを棚からセルフで受け取る。その前には沢山のグッズが売られている。

エレベーターで12階まで上がる。よくあるパターンだが下階が女性、間を挟んで上階が男性となる。レストラン階やリラクゼーション階もきちんとある。まずはロッカールームへ。ロッカーが大きな作りで嬉しい。狭いロッカーは冬場の厚手の上着などが入りづらいんだよね。

風呂場に入ると中は石畳で作られている。極楽湯グループの財力を窺わせる。ボディソープも高級感がある。ナイロンタオルはないが綺麗に洗体しまずは内サウナへ。

ロウリュサウナと書かれている。ストーブが3台あり力強い熱さである。温度は90℃となっている。ただし、こちらのサ室に入る前に前室があり、温度が下がらない工夫がされている。これは見事である。この部分を作るだけでもそれなりの費用がかかるだろう。広めの3段で30名近くは入るだろう。たまたまロウリュタイムに当たったが3台のストーブに噴霧される時間が非常に長い!今までで一番長く1分以上噴霧していた。そのあとはドラゴンロウリュウよろしくオートブロワーが作動する。かなりの強力な熱波でどんどんと客が退散していった。

水風呂は17℃近くでスッキリである。目の前に整い椅子が並んでいる。動線は非常に良い。ちなみにその後ろには黒湯がありとても柔らかいお湯であった。実は今年の5月に屋上サウナができたようでサ飯を挟んだのちそちらにも行くことにした。

屋上のサ室は小さめで10名程度である。セルフロウリュができる。またうちわが置かれていて自分で扇ぐことができる。まだ新しく木の匂いがとても心地よかった。蒸されたあとはそのまま屋上にある壺水風呂に入ることができた。インフィニティチェアも10台近く置かれていてとてもよい増設をしたものである。

最後にリラックスルームであるがごろ寝スペースが広く家族やカップルにウケが良いと感じた。漫画は2万冊だそうで大型スパのなかでも充実している。

家族やカップル、友達同士などで楽しめる施設である。逆に静かに蒸されるところではない。おじさんは全く気にしないが一つ難癖をつけるとしたらサ飯のファミレス感を払拭して欲しい。府中の強力なスパであった。

サウナカレーセット

北欧カレーの方が美味しい

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もうやん

2025.05.25

1回目の訪問

今日も銭湯サ活。自宅から近いところにイキタイランキング上位の銭湯を発見。どうやらサ道でも紹介された様子。

駅から程遠い住宅街の中にひっそりと佇むこちらの施設。意外と大きく銭湯なのに駐車場もある。サウナ号ももちろん停められる。ちなみに隣が公園でそこの前に自転車を停めている客がやたらと多い。

和のテイストの入り口を入り靴箱に靴を入れる。券売機でサウナ券を購入する。銭湯なのでアメニティは別売りの様子。威勢の良いオーナーが「バスタオルをサウナで敷いてください!」と説明してきた。ん?バスタオルを尻に敷くだと??
どういうことだ?疑問に思いながら中に入る。

ロッカーはサウナ用があるらしく番号指定になっている。着替えて風呂場に入る。中は普通の銭湯である。いや、かなり年季の入った洗い場である。シャワーヘッドが無い。よくあるんだよこういう銭湯。ドバドバと流れてくる。鏡も傷んでいる。嫌な予感がする。持ち込みの銭湯グッズで洗体しサ室へ。

ここの売りは銭湯なのに露天があるところである。壺湯も高濃度炭酸泉もありさながらスパ施設のようだ。奥にあるサ室に入る。中は至って普通の様子。内観を綺麗にしているようだがストーブは古いガスストーブである。3段あるが2段目は足が乗るため実質2段である。精々10名程であろうか。温度は90℃近くで程よく蒸されることができた。

水風呂も外にあり16℃である。常に循環しバイブラもあるところは好感が持てた。スッキリ冷やされ整い椅子へ。外にはインフィニティチェアや椅子もありそれなりに広さを感じた。何より外気浴ができるのは銭湯なのに素晴らしい。

何を持って良いサウナと捉えるかである。ヒーターは古い。風呂場も古い。水風呂は良い感じで外気浴も良い。だが大タオルを尻に敷くのはやはりおかしい。ビート板くらい用意できるだろう。そこまで予算もかかるまい。サ道に出たのは何故だろう。疑問が生じる施設であった。本当に地元の銭湯である。このまま地元で生きていってほしい。

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もうやん

2025.05.24

1回目の訪問

巣鴨湯

[ 東京都 ]

今週も銭湯サウナへ。こちらの施設もイキタイランキング上位にノミネートされている。

マンションの1階にある入り口前に所狭しと自転車が並び自分のサウナ号を無理矢理止めて中に入る。靴箱に靴を入れ発券機は現金のため受付でお金を電子マネーで払う。最近は銭湯でも電子マネー対応が多くなったね。幸いなことに待ちがなくすんなりと入れた。受付前にはグッズがたくさんあり、狭い割にはビールサーバーやテーブルも置かれていた。

中に入り床を見ると琉球畳である。ん?どこかで見たことがある。ロッカーの作りもそうだ。ちなみに風呂場の作りも同じである。そうだ、松本湯である。調べてみるとデザイナーが同じだそうで。

自分の行きつけ銭湯と同じで安心して風呂場に入る。シャンプーリンスが備え付けで嬉しい。ちなみに鏡横に広告が入るのも同じである。綺麗に洗体しサ室へ。

サ室はsawo製のオートロウリュサウナで3段タイプである。比較的小さく1段は3名で9名(奥に胡座で1名入る)である。ロウリュ水がおけしゃんろうりゅという名前で桶がぶら下がっていてそこから水が流れる。サ室自体も桶のイメージで円い外観になっている。温度は熱めで105℃近くあった。ピリッと焼かれて水風呂へ。

水風呂ももちろん松本湯と同じくブルーのライティングで15℃を指していた。スッキリ冷やされ整い椅子へ。椅子は外気浴用のスペースがありインフィニティチェアも置かれていた。スペース的には広くはないが扇風機で風を送るなど工夫が凝らされていた。

出る頃には待ち人数が9名まで増え受付前は人が多かった。待ち人数がデジタルサイネージで表示されているのは今時だと感じた。帰りに可愛い鴨のステッカーを購入し後にした。

松本湯を小さくした感じである。その分狭さを感じるが人が混んでなければ良いのかもしれない。逆に言うとわざわざ自宅から松本湯を通り越してこちらに来ることは無い。地域のリノベ銭湯として頑張ってほしい。

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もうやん

2025.05.18

1回目の訪問

堀田湯

[ 東京都 ]

昨日に引き続き銭湯サ活。
足立区の駅から離れたこちらの施設。イキタイランキング上位になっている。

店構えは大幅リニューアルで和のテイストになり大きな暖簾がインパクトを与えている。「ほっ」とするがテーマなのであろうかステッカーにも描かれていた。中に入り靴箱に靴を入れ券売機でサウナ券とステッカーを購入する。銭湯なので石鹸などアメニティは別売りの様子。
サウナバンドを受け取り中に入る。タオルは付いてはおらず「手ぶらセット」という別売りが存在する。

ロッカーや天井、壁などは以前の古いまま残されているが中央にはディスプレイがありグッズが飾られている。鏡やドライヤーなどは新しく要所要所がきちんと押さえられている印象である。着替えて風呂場に入ると通常の洗い場である。鏡は古く痛みも激しい。シャワーヘッドは新しいが水量が弱い。うーむ嫌な予感がする。松本湯よろしく鏡の下には広告が貼られている。スポンサーを活用するなど色々と節約をしている印象である。綺麗に洗体しサ室へと移動する。

期待せず外のサ室へ向かいドアを開けると廊下のような通路に小さなストーブがある。これはおそらく真冬にサ室が混雑し立って待つ場合に温かくするためであろう。よく考えられていると感心した。肝心のサ室であるが奥にオートロウリュストーブ(harvia)の上下2段になっている10人ほどのサ室である。ストーブの上に耐熱ガラス製の薬缶が吊られており中には薬草が入っている。和のテイストが何とも渋い。1時間に3回その薬缶に水が注がれ溢れ出る水がロウリュとなる。噴霧されるのでは無いので一気にどっと熱波が来るのが特徴である。ちなみにスタッフもロウリュをするが仰ぐことはしないようである。

サ室の温度は90℃前後であろうか。1段目でゆっくりと蒸されて水風呂へ行くと、何と外にあり深さが160センチもある。これは都内でも珍しいのではないか。温度は16℃程度でスッキリと深い水圧が体感できた。ちなみにそのまま外気浴ができる。よく考えてみるとここは銭湯である。水風呂も外気浴もでき(露天風呂もある)素晴らしい環境である。

洗い場にも小さな水風呂(地下水)があり雨でもこちらで引き締まることができる。店の前には飲食店がありこちらも面白そうであった。

銭湯なのに大きく深い水風呂に入ることができ外気浴ができるのは大きなプラスポイントである。遠くから訪れる価値はありそうだ。欲を言えばシャンプーソープの備え付けとシャワーの水圧を上げてほしい。久しぶりに再訪したいサウナを見つけてしまった。

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もうやん

2025.05.17

1回目の訪問

文化浴泉

[ 東京都 ]

今日は強い雨の中サ活をどうしようか考える。なるべく近場で行こうとするとこちらが浮かんだ。

以前銭湯巡りをしていたことがあり、その際に来たことはあったのだが、どうやらリニューアルした様子。調べたところ2023年3月とのこと。どうりでイキタイランキング上位にノミネートしている訳だ。

池尻大橋から歩いて5分。半地下の入り口には暖簾がかかる。和のテイストで渋さを感じさせる。靴箱に靴を入れると張り紙に「シャンプーやソープはありません」と書かれている。基本銭湯は無いのは知っているがメジャーどころは置いてあることが多い。ここはあえて置かない理由があるのであろうか。

中に入ると若者が順番待ちをしている。長く待つかと思えば比較的すぐに呼ばれた。渋いステッカーを購入しサウナバンドと大タオルを受け取る。小タオルは付いてはいなかった。受付にはtシャツやグッズもありまあまあの音量でold系のJAZZが流れている。

中に入るとロッカールームがあるがおそらく中央部分をロッカーに変更したのか感覚が狭い。人気である所以である。風呂場は綺麗に作られている。特筆すべきはシャワーブースが2つ独立している。水量も強くここでサウナ後の水浴びが気持ちよかった。持ち込んだ銭湯グッズで洗体しサ室へ。

サ室は綺麗にリニューアルされた大きいオートロウリュストーブが中央の奥に置かれている2段タイプである。かなり熱めで1段目でも100℃近い体感であった。改良湯と比べると圧迫感は無く、特にロウリュタイムが1時間に3回あり、噴霧時間がかなり長かった。最近はロウリュと言っても少しだけの店が多い中おそらく40秒近く噴霧していた。これは大量の熱波が降りてきてとてもよかった。

水風呂はというと14℃を指していた。バイブラもありかなり冷たく感じられた。整いスペースはというと別室が設けられており、13人近く座れる広めのスペースであった。よくある銭湯の数名だけの椅子ではなく、きちんと部屋になっていてライティングも暗めで中では扇風機で風が送られていた。これはプラスポイントである。

ついでにnano湯という白濁湯に浸かることができた。どうやら高濃度炭酸泉のような効果で美肌や毛穴の奥まで洗浄する効果もあるらしい。最後にゆっくりと浸かることができた。

若者が多く騒々しく慌ただしい部分もあるがそれでもうまくまとめられている印象を受けた。銭湯なのに頑張ってサウナ施設に近づけましたとでも言ったところか。地元の銭湯として近くの若者も取り込み長生きしてほしい。リピートするつもりはないが。

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もうやん

2025.05.11

1回目の訪問

ROOFTOP

[ 東京都 ]

前から気になっていたこの施設。先日の連休でサウナに入りすぎて皮膚がヒリヒリする中気にする事なく来訪してみた。

西荻窪から徒歩1分。入り口は通りの裏手にありエレベーターを上がるまでは全くその気配がないのだが、ドアを開けた途端非常に広いフロアが広がる。今流行りのコワーキングスペースやリラックススペースを兼ね備え、グッズも大量でとてもおしゃれである。フローバやモンスターサウナの系列であるこちらはLINE登録で入館するタイプ。以前モンスターへ訪れているためすんなりと入館できた。

4階に上がるとまずは靴を脱ぎ袋に入れる。うーむ。おじさんは靴箱が欲しい。モンスターと同じで嫌な予感がしながら中に入る。アメニティは特に無く入り口に大小タオルとサウナマット、ポンチョが置いてある。これらを持ってロッカールームへ入る。ロッカーに靴を入れ、着替えて中に入るが、モンスターと比べて良い点は風呂場にも小物置きがあることである。こちらにバスタオル等置けるのはありがたい。

洗い場はやはりプールのようである。ただし、立ちシャワーではなく座って洗体できた。これだけでもプラスポイントである。おしゃれなソープが揃っている。

さて、肝心のサ室はというと大変立派なストーブが中央にあり体感はかなり高めである。おそらく100℃近辺であろう。体調があまり芳しくないため下段で十分であった。ストーブが中央にあるのはサウナ東京も同じで強いインパクトを与える。上から落ちてくるオートロウリュの水はかなりたっぷりでこれもプラスである。程よく蒸されて水風呂へ。

水風呂はモンスターとは違い個人用風呂が5つある。温度が15℃と17℃に分けられている。やはり大きく深い水風呂が最高だがそうもいかないのは仕方ない。循環は一応している様子。

さて、一番モンスターと違うと感じたのが整いスペースである。以前は体を拭いてポンチョを着て移動が面倒だったが、基本同じではあるが動線が一直線(すぐに外)なので気になるほどではなかった。水風呂近くにロッカーがあるおかげでポンチョをすぐに来て整い椅子に座れるところがとても良い。動線をよく考えてあるのが素晴らしい。椅子も数は多くインフィニティチェアである。一つ気になるのはこれから暑い季節にあの黒いポンチョを来て外に出ると余計暑い気がする。

整った後は3階のスペースでオロポを飲みながらこれを書いている。午前に入ったのだが出る頃には既に待ちが発生していた。おしゃれな若者にお勧めできるスポットである。西荻窪には似合わないがそれもまたギャップで面白い。

オロポ

おそらく都内で一番デカい

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