2021.01.12 登録
[ 群馬県 ]
後述する一連の所作が許されるものかは分からない。
〜〜〜
分かってはいたが水風呂が無い。
赤子のいる家族旅行に於いてサウナ、水風呂の有無は優先すべきではない。サウナが存在するだけでも良しとしよう。願わくば水風呂があれば欲求が満たされるだろうと妄想は尽きない。
結果として、みなかみという場所であることでこの問題は然程気にすべき要素ではなくなった。
大型の宿泊施設には巨大な貯水槽が施設され、温泉以外の水は全てその水槽から給水されている。予報の気温が平均15℃となれば、貯水されている水の温度もそれに近しいスペックとなるはずだ。
しかしながら水槽から自身への接触までに複雑なPS内部を経由し停滞することにより手元に届く頃には温かささを感じる程に。シャワーによる冷却でさえ成立しないと思うだろう。
停滞した水を排出すれば良いだけのことだ。
編み出した極上への標を指南する。
①左奥の清掃用水栓を確認
②右隣の常設カラン前に鎮座
③無時限カランを最冷設定
④停滞した配管の冷水を全て排出
⑤清掃用水栓の蛇口を上向き、ハンドルを捻る
⑥1.5mまで打上がる水圧を確認
⑦人目を気にせず推定15℃の水を浴びる
⑧完結
恥ずかしさを感じる程の凄まじい水圧に驚愕するが、目的を達成することに集中せよ。敢えて言えば食事が集中する時間と23時を過ぎた頃が望ましい。
サウナに於いても100℃近くの熱量を計測してはいるが、クローザーの無いドアの開閉、高めの天井により体感は75℃辺りである。できるだけ高い位置に身を置きたい。立ち蒸されることも一つだが、一部の木部が劣化している事を確認できれば身の置き所は自ずと判断できるはずだ。
蒸され中毒前にはこんなおかしな思考には微塵も及ばなかったが、それはそれで幸せだったのかもしれない。
男
男
[ 埼玉県 ]
ナイロンタオルのテルマー感と脱衣所が良い香りの花和楽の融合。
チラーを効かした温泉水風呂が心地良し。冷却と同時に泉質の効能による何らかの治癒が行われている感覚である。
大判のタオルを振り易そうなサウナは鎮座する巨大なikiストーブが水を掛けろと言わんばかりのマイルドな熱量、暗めの照明も相まり実に快適な空間であった。TVの音量が多少気になるところだが、字幕には無理がある配置だ。
露天風呂の半分を占める雑魚寝湯も極寒の冬場には使い勝手が良いだろう。
見渡せば数多に設置されたスポットライトは夕刻からの演出に注力しているのだろうか、時を忘れそうな休憩スペースはグランピング開始後の入浴時間により本領を発揮しそうな気配、故に未だプレオープンの域とすれば今後に期待せずにはいられない。
テルマー湯様、
次期PJは武蔵野健康ランドをお願い致します。
男
[ 埼玉県 ]
駐車場
↓
エントランス
↓
脱衣所
↓
洗所
↓
炭酸泉
↓
サウナ
↓
水風呂
↓
休憩までの導線が奇跡的だ。
駐車から一連の導線に関してはこれ以上効率的な施設が浮かばない。
男
[ 東京都 ]
今いる位置が天空なのか、四角い空が天空なのか熱湯からの水風呂が至高であった。サウナの体感温度が凄まじい。1段目でさえ温度計は82℃と主張しているが、そんな訳ないと同時に苦痛と喜びが絶妙に相交わり自然に頬が緩む。TVは無音、漢達の苦悶の吐息BGM、そんな趣味は無いが気持ちは分かる程のコンディションだ。数セットを嗜んだ後に健康の為にと想い足を踏み入れた炭酸泉が沼であり、気付けば20分の時間が過ぎ去っていた。誰かが波立たせた波長と首の痛みで起床。
どうやら私は就寝していたようだ。
全身をスキャンすれば首以外にも登山でもしたかの様深い疲労と達成感が滲む。登山をしたらサウナに入りたくなるのだ。
どうやら私は寝ぼけていたようだ。
登山などしたことがない。
朦朧とした意識の中、またサウナへ。
男
[ 埼玉県 ]
浴場から水風呂までがなかなかの距離である。汗流しは熱シャワー派からすると道のりは更に遠くなるが、この永き道のりに愛でるべきフックが敷設されていることを私は見逃さない。釣竿から伝わる生命との刹那的な接触コードと類似するものか、浴場から露天へのシェードに檜か欅の木材が使用され瞬発的に臭覚が反応する。1秒にも満たないその瞬間にこんな道中も悪くないと思わせる程の薫りに包み込まれるだろう。目的地は水風呂であるが故にそれはほんの一瞬の出来事である。
phの高い露天温泉と塩素を感じない井戸水だろうか、どこか天然由来の柔らかい肌触りとミネラルを感じる水風呂との相性が良い。朧げな意識で数えれば休憩椅子の数は内外併せて20脚前後とサウナ水風呂愛好家の心臓を鷲掴みだ。また、そのほぼ全ての椅子に関わる後頭部の置所が迷子にならず彷徨うことがない。時間が有限である事を呪うだろう。
一頻りの遊興を終え浴場を後にすれば辺りの盆地を見渡せそうな広大なルーフバルコニー、長陽福娘の空瓶がディスプレイされ期待しか感じない食堂等には残念ながら脚を運べなかったが、だらだら過ごすことが憚られる銭湯以上、時間の許す限り身を委ねられるスーパー銭湯以下の、どちらに偏り振れることのない良くも曖昧な時を過ごせる絶妙な施設である。
男
[ 千葉県 ]
毎度サウナ水風呂は文句無しではあるが、炭酸風呂の濃度、漢方熱湯の濃度が凄まじい。
サウナ→水風呂→炭酸泉→水風呂→サウナ→水風呂→漢方→水風呂→ サウナ→水風呂→炭酸泉→水風呂→サウナ→水風呂→漢方→水風呂→ サウナ→水風呂→炭酸泉→水風呂→サウナ→水風呂→漢方→水風呂FIN
何ら制約無き日であれば上記×3セットは嗜めそうだ。
その場合、
サウナ→水風呂→炭酸泉→水風呂→サウナ→水風呂→漢方→水風呂→ サウナ→水風呂→炭酸泉→水風呂→サウナ→水風呂→漢方→水風呂→ サウナ→水風呂→炭酸泉→水風呂→サウナ→水風呂→漢方→水風呂→ サウナ→水風呂→炭酸泉→水風呂→サウナ→水風呂→漢方→水風呂→ サウナ→水風呂→炭酸泉→水風呂→サウナ→水風呂→漢方→水風呂→ サウナ→水風呂→炭酸泉→水風呂→サウナ→水風呂→漢方→水風呂→ サウナ→水風呂→炭酸泉→水風呂→サウナ→水風呂→漢方→水風呂→ サウナ→水風呂→炭酸泉→水風呂→サウナ→水風呂→漢方→水風呂→ サウナ→水風呂→炭酸泉→水風呂→サウナ→水風呂→漢方→水風呂となる。
英単語の一つでも覚えた方が身になるだろうが、明日唐突に終わるかもしれない人生だ。そんな日があっても良いだろうと既に次回の妄想が止まらない。
男
[ 千葉県 ]
水風呂の淵と浅瀬を最大限に活用し、続く青信号のよう15分間隔のオートロウリュを軸に2時間8セットきっちり堪能。高規格なサウナ水風呂、開放的な外気浴の高揚感とは別に新たな発見となった。新たなというよりもではあるが、意味を成す造形に設計者の奥深き水風呂愛を垣間見たのだ。
水風呂の浅瀬にもどかしさを感じただろう。
14.5℃の温度は最深部に身を任せ、その後の休憩を含めれば造形などどうでも良い程の満足感を得られるが、この度は迫り来る一時をその段差と浅瀬の利用方法に注いだのだ。
水風呂後
・水風呂を背に向けて淵に腰掛け桶水で脳を冷却
・水風呂と向かい合いふくらはぎから足先を冷却
・水分を拭き取り小鹿の様ロウリュ5分前からサウナへ
淵に腰掛ければその絶妙な高さを感じられるはずだ。
昔から祭りや宴後の漂う幸福感や退廃的な空気感、他人の達成感に心地良さを感じてしまう性分からなのか、サウナに於いてはロウリュ、アウフグースにはあまり興味がない。単に暴力的な熱さが苦手というだけかもしれないが、不思議なもので本施設の押しては返す熱風のうねりに固定概念を覆された。高濃度酸素発生機もその作用を知れば自ずと効果を感じるのは良くも悪くも言えばプラシーボ効果に近い。
男
[ 埼玉県 ]
数年通ったジムサウナの故障を機に入会。なんと言っても休館日には他店舗利用可とのことで選択肢が増える喜びを感じてしまったのが発端だ。この場合の選択肢は程良い緊張感のあるサウナに身を投ずるという意味であり、且つ助走である。素晴らしき日を過ごす毎に忘れそうになる感謝の意を、他と比べることで強制的に再発させる手立てでしかない。この度、意を決して伺ったわけだが優秀なチラーによる水風呂とサウナ前に設置された立ちシャワーが心地良い。サウナ、水風呂に魅了された者達の趣向統計平均値スペックであろうか、極めて満足度が高い。人々の殺伐とした意識が淀む浴場、サウナも其々の目的が極端に異なるからこそ生まれる緊張感は個人的に抱いていた予定調和に相応しかった。時間帯によっては誰もいない究極の一時も。暫くお世話になります。
男
[ 千葉県 ]
この手のスーパー銭湯新規開拓に足が遠のいてたのはもはや何処もさほど変わりはないと括っていたからだ。冷たそうな水風呂を求めて訪問するが、
なんだここ、めちゃくちゃ良い。
大体それらがどれ程の量で何の成分で何の効果があるかもわからない。昔から何かに羅列表記されている数字を見る事が好きだった。飲物、食物、検査結果、排気量、ダム、発電所、様々な数値を勝手に推測し消化する。何かに突出して詳しくなるわけでもなく、何となく体に良い悪い、儲かった損した、気分が良い悪いなどの感情スケールに落とし込むだけのことだ。
90cmの炭酸泉、オートロウリュと同時のブロワー、14℃の水風呂、竹敷の寝転び処、高湿度塩サウナと、どれを軸に組み合わせても極上の結果にたどり着く。この様な場合、途中から何セットか失念するパターンとなるが発汗量からするに恐らく12セットを嗜んだ様子、時より給水も忘れサウナ水風呂の往復に夢中になってしまう程だ。料金は660円、1セット55円、サウナと水風呂を分ければ各27円となるが、その他の浴場利用、シャワー、カラン、ドライヤーも含めれば温浴施設の企業努力に感謝しかない。自宅の光熱費削減を考えれば交通費は別としてタダ同然ではないか。寧ろ私は儲かってしまう。風吹けば因果、スーパー銭湯行く→儲かるの理論だ。こんな事を永遠と巡らせ勝手に消化していると、おおよその下駄箱の位置も忘れ細かい悩み事も浴場のどこかに置いてきてしまったようだ。
男
[ 埼玉県 ]
サウナに入れ込む前はしばしば通っていた施設である。不感湯の心地良さに時間の許す限り身を委ねていた記憶が懐かしく尊い。カタ焼きそばが尋常ではないレベルで美味かった。脱衣所には裸のまま利用できる喫煙所も存在していた。その頃は水風呂など目に入らなかったし、サウナの存在すら知る由しもない。今回はそんな記憶を巡りながら蒸されるはずだった。
熱源はガスストーブ。室内はどこか既視感のある造形だである。最上段の熱量も申し分ない。いや寧ろ90度を右往左往する温度計数値の熱量を遥かに超えている。発汗、心拍数の変動が早い。座面奥行きの広さや二重扉、5段タワー型等、異なる点は数多にあるが、この湿度と造形はSKCだ。
水風呂は質と温度の改善が望まれるが年齢層からするに安全を期しているのだろう。そういうことにしよう。水風呂で渋滞が起きぬよう足早にシャワーへ向かうが吉である。というのもシャワーの温度が16℃程、後頭部への集中冷却には十分な温度である。脳が拒絶する程に浴びせかければ素晴らしきサウナへの準備は完璧だ。頭部シャワーからそのまま体感44℃の熱湯へと足を運んでも相性が良い。ちなみにシャワーの温度は場所により大きく異なる。
サウナ6分×6
水風呂2分×6
熱湯2分×3
頭部集中冷却2分×9
雨降らぬ梅雨が明けた。当然水不足もやってくるのだろう。シャワーを合計18分ほど利用したわけだが、節水とはかけ離れた行いに罪悪感を感じないわけではない。
男
[ 群馬県 ]
昨日(本日)の深夜帯SKCとは対極な甘く優しみに溢れたサウナだ。よって完結を求めるならば体感17度の水風呂、41度の温泉、24度の冷まし湯の綿密な組み立てが重要となる。数セットの末サウナ15分、水風呂30秒、温泉3分、冷まし湯2分の繰返しを見出したが、幸運な事に上がりがてらの冷シャワー温度が体感12度と思いのほか良き〆となった。ちなみにカラン、シャワーの冷水温度も場所により大差がある事も記しておく。裏側の手前、冷まし湯を背に左のものが最冷であろうか、良泉と標高1,130mと高架水槽に感謝。そして脱衣所ロッカー上部に設置された大型扇風機の風向は一脚のみ存在する休憩椅子に向けられたもので、我々サウナに依存する者達へのメッセージと受け取り今後に期待せざるを得ないと同時に大型リゾート施設では出来る事が限られるもどかしさを感じる。
男
[ 山梨県 ]
ホテル特有の時の流れも含め素晴らしい。
サウナ無きはなれの湯もまた趣き深し。
水が美味い。
普段は給水無しの7セット故にサウナ水風呂ごとに給水を12セットは奇しくも腹が満たされる感覚が上位となってしまった。蛇口から富士を見ながら富士由来の水が出ていれば飲まずにはいられないだろう。大方の水分が入れ替わった気がするのは幻想だ。たった2000ccでは何も変わらない。
細かな事を指摘する。
シャワーの圧が強力すぎる。ヘッドが暴れ回る寸前レベルだ。ツマミで調整できるので改善できるはず。
後はもうありません、最高でした。
また来ます。
男
[ 埼玉県 ]
静寂なサウナと浴場。カランから滴る水滴さえクリアに聴こえる程だ。特に心身が疲弊した際の選択肢として利用する事にしている。はずだった。
何事も至極静寂な空間というのは没頭するには最適な要素であると思っていた。空を飛ぶより、光線を発するより精神と時の部屋があればと思っていた。この静寂なサウナに於いて余計な雑念が湧き出でくるのは、ある程度の人の流れや、会話、悦な様子に喜びを感じる趣向となっていたからだ。
以前と比べると休憩椅子が4脚設置され極上の外気浴が可能となった。広域まで見渡せる眺望からなのか、風に意識を感じる。活動前の5時、一旦休憩の昼時、終電の無くなった25時辺りはまた違った意識の風が巡るのかもしれない。
男
[ 神奈川県 ]
目前に広がる深緑が、薄暗い館内と憂鬱であるはずの梅雨空に見事な演出を与える。お迎えの道すがらに訪問。当然ながら前情報からサウナは休止中とのことで今回のお目当ては交代浴である。一頻り身体を清めた後、心躍らせ温度計を見るや45.5℃。これは1発目から最高のコンディションで臨まねばと、まずは水風呂へ。声には出せぬが身体が悲鳴をあげる。所作や表情が歪んだのか先人の視線が突き刺さる。どうしてか水風呂から熱湯までの道のりが遠い気がしたのは一歩踏み進むごとに断片的な記憶が蘇り連なったからだろう。こんなおかしな遊興を覚える前の亡き父との箱根の記憶だ。お待ちかねの熱湯は足先から顎下まで浸かった瞬間、熱いのか冷たいのか脳が混乱していると脳が認識し矛盾する。2分程茹で上げるが脳は未だ正常に機能しない。脳は水風呂を求めているが身体はむしろ寒さを感じている。もしくはその逆かもしれない。心と体の乖離とでも言うのか言語化が難しい。予め用意した期待を超える良き温活となった。
〜
熱源を感じる湯豆腐と虐げられた川沿いの喫煙スペースは新たな発見となった。この2点は文章化するには長過ぎるもので割愛する。サウナを愛する皆様には是非湯豆腐の仕組みを見て触れて欲しいし、愛煙家の皆様には奥の喫煙スペースに是非とも足を運んで一服して欲しい。
男
[ 東京都 ]
サウナで蒸される日々を続けた結果、歳のせいかもわからぬが細かい事は気にしない性分になったと自覚している。オーバーフローした水風呂の様、日々の不満や圧力が排水口へ流れて行ってしまうからに違いない。精神は常に平和そのものだ。一転してその反動か、サウナ、水風呂、熱湯への拘りがより強くなってしまった。間が悪かったのかもしれない。機械的なものの調子が悪かったのかもしれない。自身の日頃の行いが悪かったのかもしれない。風呂の温度が41℃だった。細かい事を物申すといつもより1℃低い。去れど1℃、死活問題だ。相変わらずサウナと水風呂は奇跡的なスペックであるが故に〆の交互浴が成立しない日となったが、そうであっても満足感は毎度突出して高いのは言語化できぬスピリチュアルな領域に意識が巡るからだろう。もはや怪しい表現だ。スピリチュアライズドと言えば今年もフジロック行きたい熱の時期が忍び寄る。既に足は限界に近いがサウナと水風呂で体力は回復、次のステージまで行けそうだ。遠くに聴こえる音楽と森林の薫りに包まれ控えめに演出されたボードウォークの傍にサウナと水風呂があったらどれほどに快適な時間を過ごせるか、反省房妄想劇は止まらない。
男
[ 埼玉県 ]
お久方ぶりに訪問。
とは言ってもテントサウナ目当てである。というのも息子のGW最終日、明日からの学業への励みを与えなければならない。これは親としての使命であるが、奇しくも蒸される事しか選択肢が浮かばないのはもはや親失格の域であろうし、彼の今後の人生には良くはたらくか否かもわからない。しかしながら、私の終末には彼の記憶に残るアクティビティであった事には違いない。大森熱波士監修のサウナは想像以上にコンディションが良く、贅沢にも息子と私二人に熱波を2セット、他2種のサウナ×2セットを嗜んだ。初体験のオロポには些か戸惑いつつも良きGWの〆となったはずだ。私はどうだ。4セットでは足りぬ。残りの3セットは翌日に持ち越しだ。息子と2人で2,500円弱、浴室、サウナ、テントサウナ、大森氏熱波、タオル、館内着込とは恐れ入る程安価である。
男
[ 東京都 ]
ネオ銭湯の境地であろうか実に不思議な空間であった。浴室内はどこか遠くの地の絢爛なメインロビーをコンパクト化した様な誂えで12℃の水風呂にて研ぎ澄まされ乱された妄想思考では浴場にいるのか何なのか混乱する。とても田町の炭火臭い飲み屋街の中心でタオル一枚片手に裸になっている感覚など皆無である。見渡せば一定層へ向けた警告文は一文も無く自由に楽しめということだが謎に所作が問われる空気感が素晴らしい。 30分以降従量課金制である為、気持ちとして寛げぬだろうと自身の脈を頼りに1時間7セットを堪能した。温度湿度とも間の良きロウリュ紳士が在すれば此処はもはやフィンランドである。フィンランドには行ったことが無い。フィンランドに行ったと思えば安価で済んだと思うことにする。
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。