2023.02.23 登録
[ 兵庫県 ]
人生で初めて神戸に降りた。旅の目的はサウナ。神戸サウナ&スパ。サウナを好きになった去年、ハマった今年。その記念に心のスタンプを押しにやってきたのだ。
建物の入り口にある大きなトントゥと記念撮影し、6階へと上がる。チェックインして向かったロッカールームには館内着の下(サウナパンツ)が置いてある。LとLLが山積みしてあり早くも「好き!」ってなる。私に合う方を着て上の大浴場に移動。
階段を上がると浴場に入る前にさっき着たばかりのパンツを脱ぎ捨て(もったいないがロッカーもないのでそうするしかない)入場。
洗い場は椅子が高い。風呂場の椅子は高いのが好きで自宅も高めのを使っているので私にはとてもありがたい。しっかり髪と身体を洗い準備完了。
まずは塩サウナ。これがある時点もう100点です。主に痩せたい部分に塗りたぐって汗を待つ。ここはサ室内に水桶とかが無いタイプで、床や椅子に塩が蓄積されていく。雪が降ったよう。塩だるま作ろう。体表の塩がしっかり溶けて、出口を出て通路を歩くと自動的に2方向からシャワーが出てくる仕組み。シャワーがかかるまで気付かなかった。これがレーザー光線とかなら私はすっかりやられていた。(悔)
ハマームは暖かく濡れた岩盤浴。気持ちいい姿勢を探したら結局中央の円卓にうつ伏せになるところに落ち着く気がする。ぼへっとしたい時は空いてておすすめ。
天然温泉の露天風呂には菖蒲が!匂いはよくわからなかったがたくさんプカプカしてて移動にコツが必要。奥に打たせ湯があり、こちらも体験。スイッチを押すと強めにお湯が降ってくる。肩甲骨をほぐしていただいた。
フィンランドサウナは暗い。サウナメガネも一瞬で曇るのでピンチ。下段まで人が座るとストーブの間が狭くなって通る時に怖いなと感じた。温度と蒸気は申し分なく素晴らしい発汗。
メインサウナは信頼できる四番打者。室温計は110℃を指していた。ロウリュも頻繁に行われる。何も無い時はみんなでタイガースを応援する。最近私がいく先々のサウナでは決まってご当地チームが勝っているので私は勝利の女神(おじさん)かもしれない。
11.7℃の水風呂は20秒も居られないほど冷たく、出た後の開放感が心地いい。焚き火の前の木製のトトノイイスで休憩。この椅子肌との密着がちょっと気になるな。
初回は色々試したくなって忙しいけど、どれもよく出来ていて楽しい工夫が多い。ウォーターサーバーが何ヶ所にもあるなど配慮もあり素晴らしいサウナだと思う。ただメガネの人は混み合った夜のフィンランドサウナにご注意をいただきたい。週末も良いサウナを!
[ 静岡県 ]
3時間待ちで、他の予定との兼ね合いで泣く泣く諦めた昨日。一夜明け今朝6時に並び、待つことおよそ2時間。ようやく念願の聖地に足を踏み入れた。
フロントで館内着とロッカーキーを受け取り中へ。恐ろしい程混んでいるが、自分を犠牲にしてまで早く事を済ませる必要はない。自分にそう言い聞かせる。こういう時私は施設側や待っているお客さんを気にして早目に切り上げる癖がある。何かに急かされる様に。誰かに文句を言われる訳でも無いのに。その結果自分の満足度が下がり不本意な思い出が残る。ここは聖地。福岡に住まう私たちは次にいつ来れるかもわからない。きっちり楽しもう。さあ、サウナしきじだ。
まずは髪と身体を洗う。体の水気を拭きながら目に映る2つの入り口。まずは右側から行く。
薬草サウナのドアを開けると鼻や口からむせるほどの蒸気と薬草の香りが入ってくる。良い香り。好きな匂いだ。
サ室内にうず高く積まれたマットを一枚掴み、着座する頃には体表にうっすら汗が滲む。息をし易くするためにタオルで鼻と口を覆ってじっくりと汗をかいた。
サ室を出て汗を流した後は水風呂へ。ああ…。鈍感な私の肌では水質の違いを感じることはできない。水温は高めのように感じる。でも不思議とぬるい水風呂に入った時のような不満足感は一切ない。打たせ水に打たれ、給水口から出る水を夢中で飲んだ。
次は左の扉、フィンランドサウナへ。上段に座る。気持ちの良い熱さ。顔でこの熱を浴びたくて上を向く。好き。室温を見てみると108℃を指していて驚いた。この温度で苦しくないのはどういうカラクリだろう。こちらも長めに気持ちよく汗をかけた。
合間に、茶色いお風呂の薬湯にも入った。これも良い。匂いも温度も好きなやつ。
休憩室にはリッチなリクライニングチェアがたくさん。午前中だが薄暗く大人がたくさん寝ていたり、PCで仕事をしている人もいる。風通しが良く窓からそよ風が入ってくる。奥が食堂になっていて美味しそうな匂いも漂ってくる。合宿所かな。夜通し並んでいる人もいたそうで、あながち。私もそのサウナ合宿に加わりフルフラットでしばし安らいだ。
帰りはサウナ部員らしく聖水をボトルに詰めて退館。
サウナしきじ。全ての要素がどれも素晴らしくて人気になった理由がわかった。そしてかつてここをホームにしていたサウナーの方々の事を思うと一観光客として心苦しくもある。きっちり楽しめたか。のれんをくぐった3時間前の私に親指を立てる。ニカっと笑ってI’ll be back. ありがとうしきじ。
[ 静岡県 ]
しきじ…さわやか…
かなり待ち時間を要する静岡の誘惑の合間に訪れたここ柚木の郷。立ったり歩いたりして疲れた足腰を文字通り癒しに訪れた。
東静岡駅を降りて向かうと現れる竹林。京都嵐山かと見紛う情緒ある小径を抜け入店。
施設内も独特の落ち着いた雰囲気。古民家のような作りだが本棚が施設の中央を走るように配置されている。今日は岩盤浴はせずお風呂だけと伝え2階へ行き脱衣、浴室へ。
身体を洗って温泉で一息ついた後まず向かったのはミストサウナ。入った途端一瞬で白くなるお風呂メガネ。かすかに見える景色の中に水桶と白い粒状のものが見える…塩じゃん!俄然テンションが上がる私。ミストサウナと言われるより塩サウナって言ってくれた方が個人的には興奮します。全身(痩せたいところ)にぬりたぐってじっくり汗で溶かす。1日に1回はやりたい、塩サウナ。
汗を流した後はいよいよ熱風蒸屋ーロウリュサウナへ。入ると広いスタジアムサウナになっていてドラゴンズの中継が流れていた。なるほど静岡はドラゴンズの影響下なのか?
サ室温は88℃を指していたが蒸気でそれより熱く感じる。良い発汗。
出てすぐ汗を流して水風呂へ。キンキンに冷えてて気持ち良い。水を受けるところに夏野菜みたいに備長炭がプカプカ浮き沈みしてる。風情がある。私も夏野菜の仲間入りした初夏の昼下がり。
外気浴は畳やトトノイイスがあるが大体常に埋まっていたのでベンチでリラックスすることにした。風はあまりなかったが、良い季節の空気を感じた。この季節よ永遠に続け…
良い街だな、と。日照量が多くて車でどこでも行けて都会も近い。こんなところで生活出来たらなんてifの暮らしを想像すると、柚木の郷は大事なピースの1つになるに違いない。そんなことを考えながらわずかばかり軽くなった足取りでさわやかへと向かった。
男
[ 東京都 ]
帰省からのUターンの途中、ホテルヴィラフォンテーヌ羽田空港に宿泊することになった。お目当てはもちろんここの温泉だ。4800円。それが泊まれば1600円になるという。こういう敷居はありがたい。お客を宿泊者or高額でも入りたい人にすることで客層を落ち着かせる。期待感が膨らむ。
ホテルからは6階で乗り換えたエレベーターで向かう。降りたらすぐ入り口。下駄箱の鍵が入退館時のIDになるパターン。
ロッカーでサッと脱衣し浴場へ。洗い場は良いシャワー、良いシャンプーとボディーソープ。良いね良いね。
内湯を少し確かめ、露天風呂に浸かる。景色が良いし風も良い。ヌルっとした泉質もグー。
まずは漢方蒸しサウナ。入ったら漢方の良い匂いのスチーム。サイトじゃわからなかったが中央に塩が置いてあって小躍り。痩せたいところ(全身)にぬりたぐり汗で溶かす。温度はまずまずだが汗は結構出てくる。帰ろうと立ち上がると上の蒸気は結構熱い。立って入るのも手かもしれない。
お次にドライサウナ。1番上の4段目に座れた。室内計は上が94℃。結構熱い。2、3分で玉のような汗。ハットを持ってきて良かった。よしもう良いかと立ち上がったところでオートロウリュのジュウという音。再着座。蒸気はなんぼあっても良いですからね。
普通の内風呂かと思うほど広い水風呂は15.4℃。良く冷えてる。
ととのいスペースは内風呂に2席、露天にあみあみの寝転がれるイスが3つ、クビなしのイスが2つ。寝転がり月を見ながら脱力。静かで集中できた。
ご飯も少し高いけど美味しいサ飯…
総じて期待通りのスパだった。旅の始まりや旅の終わりにこんな素晴らしいところで落ち着けたら、シャキッと次に進めそうだ。
[ 千葉県 ]
今から10年ほど前、結婚前の奥さんとディズニーに行く時は決まって舞浜ユーラシアに泊まった。2人とも温泉が好きだったから。今は2人ともサウナも好きになって、数年ぶりの来訪だ。あの頃と違い目的がディズニーからサウナに変わった。
チェックインを済ませ、あとは気が済むまで大浴場に入り放題だ。
髪と身体を洗い、温泉につかり準備万端。サウナは3種類ある。
まずは塩サウナ。私は塩サウナはなんとなく身を清めるイメージがあって最初に入ることが多い。ここの塩サウナはスチームでよく周りが見えないほど。程よく汗をかけて清めに最適。肌もいい感じにすべすべになった。
お次にケロサウナ。壁面はケロ材を使っていてほのかに独特な木の匂いがする。カエルはいなかった(真顔)。温度は80℃ほどと入りたてはぬるく感じるがしばらく経つと熱くなってくるのを感じる。広く、あぐらをかきやすくて居心地が良い。
本命はフィンランドサウナ。室温は106℃を指していた。熱い。こちらも2段目はあぐらをかきやすくて好きなのと、発汗がとにかく良い。
水風呂は18.4℃の表示。ゆっくり冷やして外へ。
外のととのいスペースは白いリクライニングが3、インフィニティが1。すぐ埋まるのでタイミング次第では露天風呂のヘリに座ることもあったがだいたい座れた。時折海からのいい風が吹き全身を包む。露天風呂の温泉の匂いも良い。好きなんだよなここの温泉。
一度大浴場を出て奥さんと合流し有料のビューサウナへ。ここは250円の追加料金を払えば岩盤浴着を着るタイプの男女共用ガラス張りのサウナに入れる。サ室に入ると、広いし誰もいないパラダイス。定期的に行われるロウリュの残り香が良い匂い。そして名の通り景色が素晴らしい。夕焼けを背景に某ランドや観覧車、都会の建物群の切り絵みたいなシルエットが綺麗に見えた。休憩はベランダで。良い風が吹くしこちらの眺めも良い。なお、ビューサウナまたは岩盤浴のお客は水素水が飲める。こちら冷たくて美味しいお水になっております。
温泉好きとして好きだったこの場所。
改めてサウナ好きとしても好きになった。
男
[ 福島県 ]
四年ぶりの帰省中。
「水風呂といや新鶴のは冷やすやつあっから冷えてんだよ」
地元1発目のサウナでおじさんたちが喋ってるのを聞き逃さなかった私は、親を誘って会津若松の隣町、会津美里町の温泉施設にやって来た。
北会津の方、中田観音の先、小高い丘の上にその施設はあった。1週間前に民営化してリニューアルされたばかり。雨だが賑わっていた。
入るやいなや社長さん自らお出迎え。この施設を守る、地元も盛り上げるための熱い思いを聞かせてもらった。過疎高齢化が進み集まれる場所も少なくなっていく田舎を守るために頑張っている人達がいる。親父は社長の人柄とこの施設を気に入っていた様子。私はサウナにイキタイ。入浴料を払い奥へ。
まずは身体を洗い温泉へ。熱くてヌルヌルのアルカリ性。バッチグー。このお湯だけで外気浴に行けるくらい温まる。
お風呂は他にも色々あったが特徴的なのは人参風呂。この町の特産高麗人参エキス入りらしい。滋養はなんぼあってもいいですからね。
サウナ室に入る。二段になっていて上段は7人ほどのサイズ感。壁や床は木材が新しくなっていて綺麗。運良く上段に座る。ハハっあちーじゃねえの!室内計は105℃を差す。ハット持ってきてよかった。
サ室を出てすぐ横の水風呂へ。ちゃんと冷たくて、なおかつ冷たすぎない。混んでいた影響もあるかも。ずっといたくなる気持ちよさ。
外気浴スペースにはコールマンのインフィニティが3脚と背もたれ低めのイスがその間に置かれている。景色もバッチリ。近くに牧場とかもないので匂いも大丈夫。コールマンで横になる。雨が降っていたが出てきて良かった。気持ちいい季節だ。
じっくり2セットお風呂とサウナを味わったら親父の姿も見えなくなったのでサ終。サウナも一時期並ぶくらい混んで来ていたので頃合い。
着替えて出ると広い…
休憩室の数と広さが半端じゃない。本棚のある休憩スペースで自販機でMATCHを買う。野生のオロポや!150円ありがたい!
なかなか親と合流できなかったが、フラフラしてたら2回目でロビーで発見。社長さんにお食事場所など2階の施設をご案内いただいたようだ。社長さんの応対すごいな。親も町内会で使うのかな。ここ良かったもんね。温泉も素晴らしいし、正直ここまでサウナ向けにキッチリ整備されてる施設だとは思わなかった。連休中かつリニューアル直後で盛況だったが今後もはやっていって欲しい。地元民と外部の人もきっと好きになる心温まる温泉施設だった。
男
[ 福島県 ]
磐越西線に揺られながら4年ぶりとなる故郷の事を思う。街は家族は変わったかな。私は随分と変わってしまった。サウナ好きに…
計画通り親に車で迎えに来てもらう予定の2時間前に着いた私は駅すぐの富士の湯に来ていた。会津若松でスパ銭と言えばここ。サウナも&SAUNA東北の1回目の動画になっていてそれを遥か福岡の地で見た私はイキタイを募らせていた。ここにはオープン当初に一度訪れていたけど、その時はそんな目で(サウナ好き目線)見ていなかったから故郷に着いたらまず来たかったのだ。
サウナは入浴料プラス200円の650円で入れる。安い。黄色いリストバンドがサウナーの証。
お風呂セットを置くラックにはサウナーアイテムがちらほら。期待感が膨らむ。洗い場で洗って少し温泉に入ってサウナへ。
サ室はそこそこ広め。テレビとピアノBGMが重ねがけされてて「こういうのもあるのか」となった。段の上の方に座って目を閉じて熱を浴びる。…おい。これ地元のひいき目なしに気持ち良いじゃないか。サウナ自体が気持ち良い。ただ汗をかけるってのならどこもそうだけど座ってるだけで肌に感じるやや蒸気をはらむ熱の気持ち良さにうめいてしまった。うーやんだ。こでらんに。
そして水風呂は2つもある。温度も悪くない。そんなに違いは感じなかったが片方は青かったので冷感成分あったのかも。
身体を拭きつつ外に向かう。中庭…公園!?休んでるおじさんも運動してるおじさんもいて自由なパティオ。白いイスと寝そべりイスと畳がある。白いイスに座る。風が気持ち良い。あと年齢層が非常に落ち着いていて騒ぐ感じの人もいなかったので非常に集中できた。過疎高齢化の良い側面である。
その他の印象としてタオル交換の時に地元のレジェンドぽい方々が自ら手伝ってるのが人情味をとても感じた。慣れてきて一緒に出来れば一体感を得られそう。
温度も空気感も一度で好きになった。帰省の度に来よう。
[ 福岡県 ]
羊の皮を被った残虐非道のイフリート。
ととのうとは何か。ぼーっとして気持ち良いなってのは毎回だけど、いわゆる特殊な状態になったのは過去に一度だけ。それはここヒナタの杜だった。その時はたまたまサ室から出ようと思ったらこれからロウリュのアナウンス、せっかくだからとそのまま座っていたら結果15分くらい経った後に始まった地獄のような熱さのロウリュ…おかわり熱波が終わりサ室を出てフラフラしながら水風呂を経て椅子に投げ出した身体はここにあらず重力が溶け眉間の奥から何かがブワーっと溢れてあへあへニヤけながら外気浴していた。どれくらいそうしていたのか体が冷えて気付けば寒くブルブル震えていて何とか動かない身体を炭酸泉に沈めて暖まったところまで全部特別な体験だった。あれ以来あの感覚を思い焦がれてサウナに通っていた。
今回も図らずも同じ運びになった。2回目の特別な感覚。
ここのサウナストーブは普段は穏やかな暖かさで油断させておいて、いざロウリュが始まり熱波の人がうちわでストーブをあおぐと即座にスチームの衝撃波が肌を走り呼吸の仕方を迷うほどの熱さが全身を蒸し焼きにする。
後からストーブをよく見てみるとサウナストーンが下から上までびっしり入っていてなるほど凶悪な佇まいをしていた。
ここは好きだ。でもここより好きなサウナはたくさんあるのにここでしか私はととのえていない。身体は正直なのか…悔しい。他のサウナでも自分で同じ状態に持っていけるサウナーになりたい。イフリートめ、今に見ていろ
[ 佐賀県 ]
日曜の午前。奥さんの提案でここに行くことに。サウナ好きの彼女の情報は信頼できる。また、近辺のサウナーの方々が愛好してるのは薄々わかっていたため私もノリノリで車を走らせ1時間強。目的の場所に着いた。
福岡を早めの時間に出たものの、営業開始してからはしばらく経っている。駐車場も割と埋まっていて人気みたいだし早く行かなきゃと焦りながらも体をしっかり洗い温泉に入ったがもはやる気持ちをお抑えられず烏の行水、いざサ室へ。
ドアを開けて1、2秒固まってしまった。おいおい広いな!最大四段。静かで暗め。2面あるスクリーンには延々と宇宙の営みが映し出されている(日によって違うらしい)。
焦っていた私がバカらしくなるほどサ室は広く宇宙は広大だった。たくさん人が入ってるけどまだまだ全然座れる。これだけの懐の大きなサウナは初めてだ。実際、6セットくらいしたけど全て最上段に座れてしまった。この安心感はこれまで行ったサウナとは隔絶したものがある。
水風呂はキンキンの15.3℃前後。最高。
外気浴はたくさんチェアがある。一度だけ籐で出来たやつに座れた。グー。
落ち着いて外でお風呂に入っているとピアノの落ち着く音色が耳に入ってくる。そうそうこういうのが良いんだよ。
お風呂の種類もいろいろあるがその中に電気風呂を見つける。ふくの湯のような痛過ぎる電気風呂ばかりを家庭の事情で浴びてる私は浅く座るのがクセになっているのでおそるおそる座った。お。おお。嘘だろちょうど良い。電気風呂ってどこもおかしいだろってくらい強烈なのがデフォになってるのに(偏見)ここはちょうど良い強さ。感謝の深い着座。
さてさて今日はアウフグースがあるんですよ。ワクワクしながらも時間を調整しつつサ室へ。
1度目のアウフグースは定例のもの。レモンの香り。熱波に合わせて手を上げて行くので客席にウェーブが発生。楽しいな。
2度目はACJというアウフグース大会帰りの社員後藤さんのショー。本人は予選で敗退したから反省会を兼ねてなどと謙遜していたが、3シーンからなる音楽とともにブレイクダンスを交えたドマゾな構成。いやすごい。暑かったけど見入ってて時間を忘れた。
ここは私の住んでるところから1時間かかる。けれども時間をかけてでも来たい、ゆっくりと心落ち着ける素敵な湯処だ。
男
[ 福岡県 ]
今晩奥さんが帰ってくる。その前に何とか行っておきたいサウナがある。それがここ、天拝の郷。
前に2人で行った時、女性側の設備があまりにも動画とかで見ていた男性側と違っていてしょんぼりしていた奥さんを見てたから次は気を遣わない1人の時に来ようと思ってた。今がチャンス!朝イチを狙って車を走らせた。
道中の坂の沿道で白やピンク、赤のツツジが満開で私のサ活を祝福してくれていた。ありがとう、ありがとう。いいサ活にするね。
スパッと服を脱いでお風呂セットを片手に浴場へ。
備え付けの馬油3種の神器で身を綺麗にして積み上げられたサウナマットから1枚掴み天満宮へ。良い熱さ。私や誰かのセルフロウリュでサ室はあまみ不可避の熱気に満たされる。ここはサウナが好きな人が多く、ロウリュの水は誰か気付いた人が汲みに行く自治が行われる。心の中で誰かが水をかけてはありがとう、誰かが水を汲みに行ってはありがとうの感謝の発汗。
サ室を出て正面に水風呂がある。しっかり冷たく心地よい。
そして外気浴。これが良い。たくさんの種類があるイスもそうだけど何より良い風が吹く。高台の上に固定されたイスに座ると吹いてくる風が全身を包む。
これはもうテンパイじゃないのよ…あがりなのよ…
3回ほど繰り返して多幸感を得た。
鎮守の杜にも一回お参りして王様のブランチをチラ見。これからもサウナとサウナーをお守りください。
後ろ髪をひかれながら人が増えてきたお昼頃に郷を出る。この後の予定があるわけじゃなかったけど、サウナの良いところだけを味わう、贅沢な時間の過ごし方にしたくて。皆さんも良い週末を。
[ 福岡県 ]
今頃奥さんは義父母と仲良く伊豆に行ってるらしい。素晴らしい。それならこちらもこちらで楽しくやらせてもらおう。奥さんがいない週末はここで決まり。
会社カバンにサウナ眼鏡だけしのばせた朝。長かった一週間も終わりようやく退勤。TGIF!(最近言わないよね)流れるように地下鉄で博多駅へ。
前回会員になってなかったので入会。秘密の紳士クラブみたいでなんかよろしいやん。
週末だからか混み具合はそれなり。サ室入ってすぐ上段には上がれず下積みを数分過ごし成り上がる。やっぱりここの温度はいい。テレビと合うのか汗だくだくだけど苦が少ない。
水風呂の後は屋上のリクライニングのほぼフルフラットのチェアへ。横になると木々の間から空が見える。ああ、秘密基地感が男心をくすぐってくる。耳をすませばピアノの音と小鳥の声。空間作り、かなりこだわってない?え、かなりすき。えなりかずき!
オロヤクとサ飯はカツカレー。文句なしです。でもオロヤクって栄養ヤバない?
やっぱここ良い。
サウナの有名な聖地にはまだ行った事ないんだけどここでの満足感を超えられるのか?まったく自信がない、金曜の夜だ。
男
[ 福岡県 ]
早めに仕事が終わってサウナチャンス。私のホームサウナ、ふくの湯早良店に行く事にした。
実は奥さんは花畑店の方が好きで休日なんかはそっちに行っちゃう事が多い。しかも時間帯によると思うがスポーツ帰りの若者グループやファミリー客も多く著しく賑やかな状況に出くわす事が多い。サウナも混んでいて室外に並ぶこともしばしば。
だけどそれでも、私はここが好きだ。そう改めて思ったひとときだった。
着替えたら早速ジェットのある寝湯で下茹でし、スタジアムサウナへ行くと結構混んでいたためまずは塩サウナへ。ここは最高のダグアウト。まずスタジアムサウナと近くて無駄歩きしなくて済む。シャワーも近い。そして何より塩サウナの割に結構熱い。温度は80℃だがストーブの前だともっと熱く感じる。塩を痩せたいところに塗り込み(全身だよ)じっくり溶けるのをテレビを見ながら待つ…これがなかなか充実感がある。
汗を流してスタジアムサウナへ。最上段に座れた。温度は94℃。良い。ホークスをみんなで応援する。
水風呂は90センチの深さ。温度はハイティーン(10代後半)とお見受けする。じっくり入れる。
外気浴スペースは広い。けどインフィニティチェアは人気。今回は一度だけ座れた。そのほかは背が短い樹脂のチェアで。
これを繰り返し、結果塩3、スタジアムサウナ3、水と外3。そして一度は電気風呂にも入っておきたいと、(1席だけなので)席があいたタイミングを狙ってビリビリタイム。いや〜気持ち良いけどなんでこんなに痛いの…といつも思う。
今日うっかりタオルを忘れて、初めてふくの湯のmokuタオルを買った。このタオルは使い心地素晴らしい…。なんだかますますこのガヤガヤうるさいスーパー銭湯を好きになりそう。
男
[ 福岡県 ]
出先で時間が余った。2時間。こんな時を待っていた。中洲川端駅から徒歩数分、アクセスの良いこのサウナに行くチャンスを狙っていた。そして今日がその日。
フロントに靴箱の鍵を預けた時目に飛び込んできた90分1000円の文字。なんて私のためのプラン…君に決めた
緑っぽい館内着を受け取り緑色ののれんをくぐる。緑色のロッカーで着替えて5階へ。小物がいちいち緑で魂を感じる。なお建物の内装は落ち着く普通の色です。
○洗い場
ウォッシュタオルや髭剃り軽石、歯ブラシ、頭皮ブラシあり。面白いのはノーマルサイズのチューブの歯磨き粉が各洗い場に置いてあった。無いよりいいと思います。
○お風呂
表彰台みたいに3つの湯船があり、2位の位置にある普通のお湯に入る。暑すぎないゆっくり入れる温度。ちなみに3位の位置にはジャグジー。そして堂々の1位は…
○サウナ
サウナパンツとサウナマットが置いてあって嬉しくなる。ひとまずパンツを穿いてみた。大きめの私でもゆったり。
トルマリンサウナは長く居られるタイプ。人がいない時はおじさんが思い思いにゴロンとされている。テレビはホークスの中継。今日はそんなに時間もないので、数分でなるほどなるほどともう一つのサウナに移動。
高温乾燥サウナでも同じホークス中継が見れました。表示は96℃。1番上に座ると表示より少し低く感じる。(立つとドンピシャ好みの温度!空いていたので立って過ごす)
○水風呂
満を持して表彰台の1位、水風呂です。最高の水温。肌感覚ではロウティーン(10代前半)だと思う。
○休憩場所
洗い場とお風呂の表彰台との間に白いチェアが四つか五つあり、そこで休憩。
2セットして終了。会社にもどるから髪を乾かさないとと思って3階に行ったらタイミング悪く濃いタバコの煙の臭い。ここで乾かしたくないなと2階にもドライヤーがあったのでそこで事なきを得た。
業後とは言え会社に戻るとなんとも言えない背徳感。行って戻っておよそ2時間。初めての試みだったが短時間でバッチリサッパリできた。ハマってしまいそう…!
男
[ 福岡県 ]
サウナ目当てでラブホに入るのは初めて。
サウナ好きの家族とフリータイムでチェックイン。
入り口すぐのところにある大きなタッチパネルでサウナ付きを探すと、休日の昼間にも関わらず3部屋も空いている。そのうちの1つ、森の中の丸太小屋のような内装の部屋を選んだ。
部屋に入るとすぐサウナ室が見える。入り口に90〜110℃になったら入れると書いてあるのを見て私たちは腰(サウナ)の炎を燃やします。前にどこかで入った部屋付きのサウナは温度があまり上がらなくて高い部屋だったのに残念だったけど今回は期待できそう。
ひとまず、湯船に温かいお風呂を入れて下茹で。入り終わったらすぐ浴槽からお湯を抜き、水で満たして準備完了。サウナ室は2人で入れるほど広くはないが、1人分としては十分な広さ。角にあるストーブではロウリュウもできる。
サービスでもらえるミネラルウォーターのペットを一つ持ち、持参のサウナハットをかぶりいざサウナへ。結構熱い。温度計は92〜96℃ほどになった。入り口の注意書きには「髪の毛を気にしている方はタオルを髪にのせて下さい」と客の心に寄り添ったコメントもあり、これは素晴らしい設備だと断言できる。
そのままでも充分暑いが何分か置きにロウリュし、汗だくになるまで仕上げる。
そして水風呂へ。
普段はできないが汗を気にせずドボンと入る。いい温度、湯船や水質もあるのかもしれない。これはなかなか良い水風呂になった。来る時に念のためにセブンで買っておいた氷は必要ないほどちょうどよく冷える。
休憩は広い浴室の地べたや、体を拭いてベッドやソファーで。
最終的に10セットくらいしただろうか。
サ室が小さいがゆえの閉塞感からか早めに退室してしまう事が多くてディープリラックスに近付くのに手間取った。でもフリータイムは21時まで、何度もリトライ出来るのがここの良いところ。人混みが辛い時、静かに時間を忘れて没頭したい時、ここは良いサウナ施設たり得るに違いない。
[ 福岡県 ]
博多駅から歩いてすぐのところにある男性専用のカプセル、ホテルキャビナス福岡。
奧さんが家を空けているので、もし仕事が早く終わったら帰りに行こうと思っていた。なんとか終わらせて移動、それは電車で一本、最高の寄り道。
1階で受付。受付の人が客の体が大きいと見るや大きめの館内着を出してくれた。優秀。
2階にロッカールームがあるんだけど、めちゃくちゃ広い。舞浜ユーラシアのより広いかも。メイクルーム(髪乾かすところ)は今まで見た中で1番広い。会議室2個分くらいある。会社帰りにこんなところに来ちゃって良いのか。ゆったりとした館内着に着替えて最上階へ。
浴場は何と言えばいいか、RPGゲームの水の神殿のような雰囲気。階段を上がった先の露天風呂エリアも素敵。植え込みにエーテルとか落ちてそう。
○洗い場
据え置きのシャンプーは所謂大衆浴場的なやつ。でも貸し出しのシャンプーが3種類くらいあって、さくらの馬油シャンプーをチョイス。
ウォッシュタオルや歯ブラシ、髭剃り、軽石もある。シャワーはひねればずっと出続けるタイプ。最近はレバー押せば数秒出るやつばかりで逆に贅沢な気持ちになる。
○お風呂
結構良い。サプライズ打たせ湯もある。
○サウナ
温度低めのロイヤルサウナは足湯付き。居心地が良い。今日は何にもしなくて良いよって言われたらずっとここでテレビ見てたい。
本命の高温サウナは96℃くらい。最高かも。窓が大きくて心理的な開放感もある。暑いのになぜか居心地が良い。
○水風呂
好き。体感16〜17℃くらい。
○休憩スペース
屋上露天風呂の横にゴロンチョできる長いチェアがあったけど、階段が結構段数あるのでそこはやめて、内風呂にあるクビがついてないイスで休憩。このイスはたくさんあってサ室出てから座れない、ってことことがなく素晴らしい。
何だろうね、ここには言葉にできない良さがある。レトロな外観、内観に加えて落ち着いた大人の男性客がほとんど占めていて、好きな人がそれを思い思いに楽しんでいる。ととのいトライ中には近頃よく行く街中のスーパー銭湯でのジャブジャブキャッキャガハハの音は一切無く、ただ浴室内に響く水の音がくっきりと轟音で聴こえてくる。
なるほど確かにタフな仕事の合間をぬってでも来たいと思える。たとえリタイアした後だって奥さんの目を盗んで来たい、ここは男の人のオアシスだわ。
[ 福岡県 ]
奥さんが東京に行った週末、ニョキニョキっと自由の翼が生えた私はかねてから憧れだった男性専用サウナウェルビー福岡に行くことにした。
YouTubeで見たことのある入り口にビビりつつすぐ横のファミマでポカリ900mlを買っていざ階段を昇る。
フロントの受付はシステマチック。入退室はタッチパネルで行う仕組みでレシートと引き換えにロッカーキーを受け取り奥へ。
ロッカーまでの廊下には喫煙室があるのだけれど、開閉のタイミングで漏れたタバコの匂いがロッカーまで漂って来ており元喫煙者で現嫌煙家の私はイイナとクサイが心中で対消滅。気を取り直してロッカーの中にある館内着に着替えた。体が大きくてピチピチになってしまったが早くサウナにイキタイ私ははやる気持ちが抑えられずペンギン歩法で浴室へ。
浴室の前に館内着を入れるためだけの鍵付きロッカーがあり、そこに館内着を脱いで人間に戻り浴室へ。
○洗い場
シャンプー良いやつ。頭皮ブラシやウォッシュタオル、歯ブラシ髭剃りあり。ビバ男性専用。
○温かいお風呂
ない…!本当だったんだ!
○サウナ
広いサウナは高温でマットが敷いてないので熱いすのこが直接足の裏を焼く。ほんと下手すりゃヤケドするのでは?ってほど熱い。サウナパンツだけでなくサウナソックス下さい。数分ごとにオートロウリュで湿度が上がるため実にスムーズに発汗できて素晴らしかった。
狭いサウナではセルフロウリュできる。こちらも素晴らしい発汗。水風呂が中にあるのだけれど汗をダラダラかいた後にその場で体を流すには人との距離が近すぎるため一度出て外で掛け湯してから再入室することにした。
○水風呂
狭いサウナの中の水風呂は15℃以下の良い温度で冷えてる。他の人がロウリュしてると上は熱波、下は冷水これなーんだ?状態になって新鮮な体験、面白苦しい。
外にある強冷水は冷たすぎるあまり一瞬しか留まることが出来ないがすぐ冷える。使い方を覚えれば最強の相棒水風呂になってくれそうな予感がする。
○ととのいスペース
何種類かのイスがあり、素晴らしい。ちゃんと水で流せるようにしているのもありがたい。
○アイスサウナ
寒い狭い気持ちいい。
○蒸しサウナ
畳の匂いなのか、苦手なタイプなのでパス。
期待通りのサウナだった。効率的にサウナのルーチンをするのに最適。ととのいジャンキーにはもってこいの環境。
3セット目、狭いサウナが混んでてちょっと様子を伺いたい時にどうすればいいのか迷ってキョドキョドした。こんな時に温かいお風呂があれば…などと思ってしまった。悔しい。次はもっとうまく入りたい。また奥さんがどっか行った時にリベンジしに来る。