ヒナタの杜 小戸の湯どころ
温浴施設 - 福岡県 福岡市
温浴施設 - 福岡県 福岡市
羊の皮を被った残虐非道のイフリート。
ととのうとは何か。ぼーっとして気持ち良いなってのは毎回だけど、いわゆる特殊な状態になったのは過去に一度だけ。それはここヒナタの杜だった。その時はたまたまサ室から出ようと思ったらこれからロウリュのアナウンス、せっかくだからとそのまま座っていたら結果15分くらい経った後に始まった地獄のような熱さのロウリュ…おかわり熱波が終わりサ室を出てフラフラしながら水風呂を経て椅子に投げ出した身体はここにあらず重力が溶け眉間の奥から何かがブワーっと溢れてあへあへニヤけながら外気浴していた。どれくらいそうしていたのか体が冷えて気付けば寒くブルブル震えていて何とか動かない身体を炭酸泉に沈めて暖まったところまで全部特別な体験だった。あれ以来あの感覚を思い焦がれてサウナに通っていた。
今回も図らずも同じ運びになった。2回目の特別な感覚。
ここのサウナストーブは普段は穏やかな暖かさで油断させておいて、いざロウリュが始まり熱波の人がうちわでストーブをあおぐと即座にスチームの衝撃波が肌を走り呼吸の仕方を迷うほどの熱さが全身を蒸し焼きにする。
後からストーブをよく見てみるとサウナストーンが下から上までびっしり入っていてなるほど凶悪な佇まいをしていた。
ここは好きだ。でもここより好きなサウナはたくさんあるのにここでしか私はととのえていない。身体は正直なのか…悔しい。他のサウナでも自分で同じ状態に持っていけるサウナーになりたい。イフリートめ、今に見ていろ
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら