玉の湯

やっぱり銭湯サウナが落ち着くなぁ

「今日がコスタリカ戦！？」勝手に勘違いするほど空いてました。
サウナ室は貸し切りタイムが多々あり、満喫。当たり前じゃない。こんなハイクオリティ銭湯サウナ。
いつもありがとう。

勤労感謝の日の勤労を終え、疲れと冷えで弱った体に井戸水を沸かしたお風呂が沁みる

雨が降って気温が下がり、浴室にはいつも以上に湯気が立ち込めていた
男湯と女湯を隔てる壁に取り付けられた電灯は、湯気の乱反射に縁取られ、妙に幻想的に光って見えた
ああ、こんなこともあるのかと少し感動した

普段使いに次ぐ普段使いで普段使い過ぎて、自分の感覚も目に映るいつもの景色と同化して何もないように思える瞬間が多々ある
このいわば消失感を内面の世界から自分を取り巻く外部に拡張させるのが楽しい
自分の存在感を消す
痕跡を消す

使ったものは洗う
向きを同じくして戻す

待ちを出さないようにタイミングよく移動する
他の客がポジションを移すきっかけにならないよう努める
そもそも視界に入らないようにする

サ室では汗を残さぬべく常に腰タオル

空間を占めるのを最小限にする
足は肩幅以上開かず、膝はつま先より前に出さない
背筋を伸ばし過ぎずに頭はつま先・膝の延長線上
この体勢で動かない

水風呂に入る時、出る時はできるだけ波を立てない

こういう風に振る舞っていると、ある程度混んでいても一人きりになれる気がする
なんか矛盾しているようだが、この矛盾こそが楽しさの正体かもしれない

今日もストーブ横で3セット
壁のシミと見紛うほどに気配を消しつつ汗を流せていたと我ながら思う

そして例によって水風呂のあと、休憩ベンチで頭を冷やしながら遠くを眺めていたら前述の幻想的な光景に出会った

不思議な光に導かれるまま壁を越え、女湯に闖入してしまっては、違う意味で壁の向こう、塀の中で生活するハメになり、社会的に存在感を消したくても消えない状態になるところだった

そんなこともなく無事に帰って来れて、また明日も勤労できることに感謝したいと思います

寒い日のぬる湯は意外と悪くない
ゆっくりと長いこと浸かっていられるのでしっかり温まる

今日は疲れていたので家で風呂に入ってそのまま寝ようかと考えていたが、家の狭苦しい風呂では物足りなくて、思わずやっぱり来てしまった

今日の疲れに対してここのサウナは少々辛いかもしれないと思ったが、風呂入っているうちにサウナも入りたくなるかもという淡い期待を持ち、受付でサウナも頼む

人はあまりおらず空いていたが、ほとんどがサウナ客

体を洗った後、とりあえず手脚を伸ばしたいと思い、広い浴槽のあつ湯の方へ入った
あつ湯と言っても昨日の天徳泉ほどの熱さは感じられず、マッサージ湯で横になったまま寝落ちしそうなぐらいに気持ちの良い温度だった
軽く温まってきたので今度はぬる湯へ移動すると今日は江戸桜という湯で肌触りのいい湯だった

しばらくあつ湯とぬる湯と水風呂を行ったり来たりしてからサウナへ入る

人がそれなりにいたので遅い時間でも湿度のあるコンディションで今日の体調にはあっていた
サ室は満員になることもなく待ちは出なかったが、それよりもサ室前のベンチが渋滞しがちだった

外気は当たり前に冷たく、頭だけならサウセンのペンギンルームに匹敵するひんやり感で中々立ち上がることが出来ない
高天井の音響効果なのか周りの音が皆、遠くに聞こえるようで頭が空っぽになったみたいだった
近くに病院があるからかこの時間でも何回も救急車が外を走る
窓からサイレンの音が入ってきて、ひと通り響きまわってからまた外へ出て行く
それを聞いているとなんだか現実感が薄れていく気がする
だんだんと意識も遠ざかりぼんやりと灯された…眠い

もう寝る

補足:明日から杉並区の銭湯で温泉が楽しめるキャンペーンが始まるそうです
持ち回りで群馬から温泉が運んで来られるみたいで注入されるのでしょうか
明日は湯や和ごころ吉の湯だそうです(玉の湯は12/4)

眠い

親不孝者が数年ぶりに帰った実家。

ヘルパーさんが入ってちょっと小綺麗になっていたけれど、あっ、でも俺の部屋はそのままにしといてくれたんだ…。

そんな感じ。
(数年ぶりに再訪。サウナもタオルもあの頃のままがなんか嬉しかったです。サウナは昔よりややマイルドになった？そんな印象)

ぐう

近場だけど、二度目。結構混んでたな。

玉の湯に行く日は大体、自分の中でやりきれない気持ちが燻っていて、このまま寝るのもなんだかな、って日が多い
今日もそうだった

久しぶりに来たのだからもう少しマシな理由をこさえておきたいところだが、ほとんどが夜遅くのことなので、わざわざ遠くに行くまでもなく、一番近いからと言って毎回玉の湯が選ばれるのは至極当然のことだ

そしてどうしてもっと早く来なかったのか、という気持ちになるのもやはり毎回であり、これもまた当然のことだ

綺麗に清掃され明るく広々とした浴室、あつ湯とぬる湯が揃う浴槽、十分に熱さを感じられるサ室、水量溢れる広めの水風呂

━━これだけ揃っているのに何が満たされないのか
満たされていない自分だけが場違いで滑稽に思えてくる
燻っていた気持ちもどうでもよくなってくる

今日は特にあつ湯がそれほど熱くなかったのだが、バイブラの肌触り、温度感、匂い、どれをとっても素晴らしく400年に1回あるかないかの出来事だった

星と星の引力が織りなす大スペクタクルな天体ショーに思いを馳せながら、人と人との間に作用する力学に翻弄され日々を過ごす自分の日常のサイズにまで視点を落としてみる

月と地球は常に同じ面を向けあって回っている訳だけど

「コイツの顔、見飽きたな」

とか思ったりしないのだろうか


たまには喧嘩してそっぽを向いたりしないのだろうか


いよいよ仲がこじれて逆回転を始めたりしないのだろうか

仲直りをして妙に距離が近くなったりしないだろうか


月が浮気して火星の周りを回り始めないだろうか

ついでに水星と金星の間で二股をかける展開はどうだろうか

オシャレな土星に惹かれたり、木星のスケールの大きさになびいたりしたこともあったのだろうか

海王星は浮気がバレるとさらに顔が真っ青になるのか否か

「誰にも認められない冥王星だけど、私にだけはあなたの良さがわかる」とか秘めたる思いを抱く思春期を経て大人になったのだろうか聞いてみたい


……宇宙規模でみみっちいことを考え座るサ室、ストーブの音に耳を傾け、たっぷりの熱に包まれる

ドアの窓から浴室を眺めると奥にペンキ絵が見える

サ室から覗く富士はいつも以上に大きく青い

「地球は青かった」と言ったガガーリンの心境に一歩近づいた気がする

これは小さな一歩だが人類にとっては大きな一歩

…のはずがなく、よくある日常の一コマに過ぎない

私の悩みなんて日常の人間関係の引力圏に収まる小さいものだが、そんなことを毎回きっちり水に流してくれる玉の湯が徒歩圏内にあるのは大きい

17:30〜


今はそんな事はほぼないのだろうけれど、レコードの時代とまでは言わないまでもCD時代にまつわる失敗は人並みにはあるっちゃある。

1.2曲のお目当ての曲を聴きたいだけで、よせばいいのにアルバムなんか買って我に返って途方に暮れるとか、ジャケ買いをして無駄にバイト代を浪費するとか。

ただ、奇妙なもので、何の興味もない曲も聴いているうちに愛着というかどこか良いところが見つかるもので、少々強引ではあるけれど、それはそれで玉の湯にも当てはまるところがあるなという長い前置き。

当初はパンチの効いたサウナだけが目的だったけれど、理由はどうもそれだけではないらしい。

まず風呂。
電気風呂。
絶妙なビリビリ感のある電気風呂。
温度。
ちょうどいい。最高。


そして客層。
マナー良い。常連だろうが何だろうが。
動線どうぞどうぞと譲り合う。
黙浴すごい。最高。


だけど、今日いた。
温浴の湯船に浸かりながら。
文庫本。
読んでる男。
ビニールカバーも付けず。
黙読。


色んな意味で最高。

酒道 ハナクラ しぞ〜かおでん高円寺店｜居酒屋

富士宮焼きそば&ハイボール

しぞ〜かおでんも美味い

銭湯七福神がコンプリートしないから今日は銭湯ハシゴだと意気込んで、ランニングで高円寺の小杉湯に向かう。。開店時間を1時間間違えてまだやってない！意気消沈しそのまま2件目予定の玉の湯へ。
　15時ちょい過ぎ、800円を払い、バスタオルと鍵を貰う。脱衣所で気づいたがエネルゲンあるやん！しかもペットボトル。隣のセブンで買ってしまったよ。。。
　浴室はまだ空いている。

#サ室
　マットは無し。
一応2段のサ室、2段目は詰め詰めで3人いけるか。1段目はL字4人位。TVは無く静か、少し薄暗い。温度が結構高くカラカラ。10分いたら心拍数が153を越えた。これは中々熱い。

#水風呂
　サ室を出ると正面1歩で水風呂。動線最高。
足の吐水口から常に流れる水とバイブラ2人は余裕の作りが気持ちいい。18℃くらいか？

#ととのい
　サ室と水風呂の間に石の腰掛けが有り2人は座れる。ちょうど頭を窓の段差にもたれることが出来て丁度いい。風も流れてくるし最高。ただし水風呂前の掛水が掛かるので注意。
　使用後に掛水する人を見て凄く素敵な気持ちになった。残念な行動が目に行きがちだけど、良い行動見習って良くしていきたいですね。

3セット全て上段で気持ち良く過ごせて最高でした。
　あと七福神は2つ、、、何処だ毘沙門天！