2021.07.10 登録
[ 大阪府 ]
【福岡OLソロサ活】
『今日はココが地元の常連さんに』
SEKAI HOTELに泊まって、風呂は近くの銭湯へ。
銭湯に関しては、正直期待してなかった。サウナのために泊まりに来たわけではなかったし。ただ、地元の暮らしというのが好きな私は“銭湯”という日常の中の非日常体験がしたく、訪れた。
関西の銭湯、京都に行ったときも思ったが、お湯もバラエティ豊かで広めでおもしろい。福岡では見られない光景だ。そして、お湯は深くて熱い。
中に入り、この銭湯のお作法が分からず戸惑っていると、どこからともなく常連さんが手伝ってくれる。あれはこっちにあるよとか、ここをこうしたら使いやすいよとか。
よそ者を無視せず丁寧に会話してくれるのは、これもまた、おせっかい好きな関西人の特徴なんだろうか?
サウナはドライサウナとミストサウナの2種類。椅子は設置されてないけど、腰掛けスペースはある。ドライサウナに入るとびっくりした。
めちゃくちゃに熱い。正直いつものルーティンでは無理だ。熱すぎるし、まぁそれなりに湿度もあるし、ホンマにやばい。死ぬ。いつもより短めのセットで十分すぎた。
腰掛けスペースでぼーっとしていると、地元の人に「熱いでしょう」と声をかけられる。ああ、熱いですね、ちょっと驚きましたなんて返答していると、いろいろと質問を投げかけられて、うっかり親しくなる。これが裸の付き合い?
「ミストサウナもなかなかいいですよ」なんて言われたので、ミストサウナも入ってみたけど、ミストサウナもあついあつい。ミストサウナってもっと緩い温度じゃなかったっけ?と思ったけど、温度計みると80℃近かった。おばちゃんたち、あたしより長い時間入ってるけど、ほんまに息してる???
風呂上がりには牛乳を1杯。番台のおっちゃんと、福岡には銭湯あんまないんで羨ましいんですーなんて会話して、なんとなく地元民気分。
ちょっと常連っぽくていいな、なんてまた一つ地元が増えちゃったな。
[ 大阪府 ]
【福岡OLソロサ活】
『なにわの健康を背負う理想郷』
かねてより行きたかったSEKAI HOTELさんに宿泊すべく、布施へ。そして、せっかく布施にきたのならと“なにけん”に訪問。
なにわというから、なんとなく大阪市内にあるもんかと思ってたんだけど、こんなところに…!という場所に“なにけん”は佇んでおりました。
そして、想像していたより広く風呂もなかなかバラエティ豊か。なんとサウナは2つもあるそうな。そして、アロハ調のド派手ムームーは、なんとなく現地に馴染めている気がする笑
薬湯と檜風呂で湯通し。そして広いスタジアム型のサウナへ。このサウナ、ストーブが真ん中に鎮座していて、そのせいか結構どの位置でもアチアチでいい感じ。そして、適度な湿度がより発汗を促してくれる。
どうやら奥には超高温の瞑想サウナがあるようだけど、結局手前で全然熱いので行く勇気が出なかった。7分そこらで温まり、水風呂ヘイン。
水風呂は、ぬるめとキンキンの2種類あるのが嬉しい。この場合だとぬるめ→キンキンの2度漬けするのが好み。おかけでバキバキの無双状態になれる。
地方それぞれにサウナも色があるきがする。サ室の空気感というか。大阪というより関西は、思い思いに過ごしてるけど、なんとなくの一体感がある気がするのは気のせいかなあ?
なにけんも、もれなくあたたかい空気感で、よそ者の私もすっかり馴染める。居心地がいい。
セルフロウリュのサウナも、ひと声「ロウリュしてもいいですか」の合図があり、居心地がよかった。
なるほど、ここが大阪人のユートピアなのかい。総じて気持ちいい。せっかくの大阪旅行で雨が降ってしまって悲しかったけど、このあたたかさ、雨なんてどうでもいいね。
布施は地元みを感じる、ふるさとのような居心地のよさで、また訪れたくなっちゃった。またくるね。
サ10分→水(ぬるめ)30秒→水(キンキン)1分→休7分 ✖️3セット
女
[ 福岡県 ]
【福岡OLソロサ活】
『幸せの貼り紙はいつもサウナに』
4月上旬。桜が散った。
春の完全なる訪れを知らされ、うかうかするとすぐに初夏となってしまう。春は花見以外に春を感じることができる。
それはそう、サウナだ。いや、もっと詳しく言うと外気浴だ。全裸でうける外気は季節を感じられる。凍てつく寒さはなくなり、穏やかな春風になる季節だ。
ここ、新宮のふくの湯では思いっきり外気浴を楽しめる。ありがたい。
じわじわと温まって水風呂、そして外気浴へ。
ああ、幸せだ。
新生活の日常が始まったばかりの世界では、幸せを見つけづらい。でも、サウナに行けば幸せがあると確信できる。幸せという貼り紙があるのだ。
流した涙も いつもの帰り道も ちいさなタンポポも あれもこれも全部 幸せと呼んでいいんだね
そして、サウナでひとりモクモク考える時間も幸せと呼んでいいんだよ。
女
[ 福岡県 ]
今日はゆったりなサウナが目標。
熱すぎないサウナで10分間じっとりあたたまって、25℃ほどの緩やかな天然水に浸る。
そうするとそよ風にあたるような気持ちよさになる。
ロウリュや熱波からのギンギンもいいけど、このそよ風加減がよかったりするものよ。なんでも強けりゃいいってもんじゃない。たまにはこうゆうゆったりと浸るようなサウナも春っぽくていいでしょ?
女
[ 熊本県 ]
【福岡OLソロサ活】
『春の陽気とプロレスと』
今日は朝早く目が覚めた。春眠暁を覚えずというが、バチバチに目が覚めた。でも、孟浩然にすれば寝坊だったに違いない。
早く起きた日は何かをしなければならない衝動に駆られる。バスの時刻を調べ、行き先を決めた。
熊本だ。あんたがたどこさ、肥後さ!火の国に行くだよ!!!!
久々の湯らっくすで身体をバキバキにしたい。変な整体より絶対に効く。
高速バスで熊本駅につくと、駅前広場は春休みのちびっこのために開かれたイベントで盛りだくさんだった。目を引いたのがプロレスリング。火の国では駅前にリングを置くのが粋なのか?
本当はまっすぐ湯らっくすに向かうつもりだったけど、なんか気になってプロレス観戦。どうやらちびっこのためにいじめ撲滅!というテーマでイベントをやっているらしい。
屈強な男がぶつかり合い、肌と肌が触れ合ってパシンと音がなるさまは圧巻だ。初めてプロレスを見た。
なるほど、痛いとは思うが、受け身は綺麗で一種のパフォーマンスだと知る。すごい、これは面白い。春の陽気で気温は上がり、男達は汗を散らして闘い合う。『あたしも汗かきてー!』
あっ、そうだった、湯らっくすに行くんだった。あぶねープロレス見て帰るとこだったよ。
湯らっくすは午後三時半に到着して6割ほどの入りだった。
1発目は16:00のアウフグースを。確かスタッフさんはつがまなみさんと言っていた気がする。
つがさんのアウフグースは圧巻だった。本人はスラッとしていて、かつて新体操かバトンか何かしていたのだろうか?姿勢とタオル捌きがうちゅくしい…。大判のタオルが舞い、その熱波が身体を纏い発汗を作用させてくれる。
ちびっこよ、プロレスしなくても大人はこうやって汗をかいているんだぜ。
そして、このあとの水風呂で大人は楽しいことしてるんだ。いじめなんて、ホントどうでも良くなるぜ…。天然水の水風呂ってずるいよね。ボロッボロにあまみがでて無事に成仏。
なんやかんやで4セット。こなした頃にはもう18時くらいになっていて、サウナ飯に麻婆定食頂いて〆。
あとは、かっ飛ばしてみていた進撃の巨人のアニメがとうとう先日の放送に追いついてしまい、結末を確認するために最終巻を読む。アニメ、秋とか普通に待てないね。
巨人の皆さんもサウナ入ってりゃ、争いなんてなかったと思うぜ。サウナは世界を救うからな。
サ(アウフグース)10分→水(MADMAX)→椅子
サ(通常)10分→水→椅子
サ(メディテーション)10分→水(MADMAX)→椅子
サ(アウフグース)7分→水→椅子
歩いた距離 1.8km
女
[ 福岡県 ]
【福岡OLソロサ活】
『一週間の仕上げを』
この一週間、忙しいというか働き詰めというか、山ほど作業があって体力的に疲れる感じだった。
こういうとき、平日の夜にふらっと天神ゆの華に訪れて、おばちゃんとテレビを鑑賞するというのが最上級の癒やしだったのに、ゆの華の閉館後にはそういった施設が自宅近くになく、いまだにホームサウナを失ったままである。
だから、最近のルーティンは日曜の夜に一週間の仕上げサウナをすることである。この一週間の集大成がここに詰まっているのだ。
今夜は遅めにイン。露天風呂のテレビ前には『ブラッシュアップライフ』を鑑賞するおばちゃんで満杯だが、『情熱大陸』が流れるサウナ室はぼちぼちで4人〜5人というところだろうか。
サウナ室は結構熱いがオートロウリュされるからか湿度があり、体内の水分が搾り出される気分。8分そこらで体全体があたたまる。
外気浴は寝そべる場所があり、空を見上げると朧げに月がみえる。ゆの華も畳に寝転がると月が見えたっけな。
トクトクと心臓の音を聞きながら、ぼーっと空を眺めて、自分の人生をブラッシュアップするならどんな人生にしたいだろう?何回生きかえってもサウナが好きなままなんだろな…とか考えてみる。ふわふわといい気持ちだ。
オートロウリュはかなり熱く、万葉の湯と同じくらい…と思ったんだけど、もしかして同じ?水の落ち方も温度の上がり方も似ている。同じかもね?なんか形も似てるし、それ考えるとコスパいいね…
あー、一週間が終わる。そしてまた、一週間が始まるんだ。サウナがあたしの一週間の仕上げ場。そして、切り替え場。
さてさて、明日からも頑張るとしますかね。
女
[ 東京都 ]
【福岡OLソロサ活】東京出張編
『ひっそりと住宅街にひそむ上質銭湯サウナ』
東京に遊びに行けば、期間中必ず1回はサウナにイキタイ。東京のサウナというのは意外と不便で女湯ですら混雑と闘わねばならぬ。
だけど今日は平日。人気のサウナも比較的スムーズに入れるはずということで、堀田湯へ。
堀田湯は、確かにアクセスがやや不便で、堀田湯いくなら草加健康センターに行ってしまいたいという人もいるだろう。だけど、ぐっと我慢して堀田湯へ行ってほしい。それくらい最高だった。
平日のオープンしたての昼下がりは、近所のおばちゃんで混雑していた。が、おばちゃん達は何故かサウナに入らない。本当にお風呂に入りにきているようだ。友人と2人、貸し切りサウナを堪能する。
薬草サウナは名前の通り、薫りがよく、しっとりと湿度のあるアチアチサウナだ。しかも、こまめに『木のロウリュ』なるものをしてくれる。
木のロウリュは、大きな木板にチョロチョロと水をかけるとサ室全体が香りに包まれじっとりと温度をあげる。おお、気持ちいい。スタッフのお姉さんに堀田湯初めてですかー?なんて声かけられて平日昼のあたたかさを感じる。
水風呂は2種類。ややぬるめとキンキンと。おすすめはぬるめにくぐったあと、キンキンの2度漬けを楽しむやり方だ。気持ち的により整う気もする。
ここのサウナ最高だよ!というのは体が教えてくれる。あまみを纏い、電気がビンビンに脳に響く。鼓動の高鳴りと脈の穏やかさを交互に感じる。ああ、きもてぃ、、、
この時間は誰にも邪魔されたくない。人気になんてならないで。混雑なんてしないで。
友達もボソリ、混んでない日に来たい…と呟いている。東京は闘うものが多すぎるな。
平日、有給をとってのんびり昼のセント旅いかがでしょうか?
①サ 多分10分(木ロウリュ)、水 多分1分、休 多分7分
②サ 多分10分、水 多分1分、休 多分7分
③サ 多分10分(木ロウリュ)、水 多分1分、休 多分7分
④①サ 多分10分、水 多分1分、休 多分7分
女
[ 徳島県 ]
【福岡OLソロサ活】
『谷の中の川沿いのほぼプライベートサウナ』
こんなところに、というところに立派な温泉旅館がある。そして私はこんなところで仕事の野暮用があり、今晩出張で宿泊することに。
温泉の端っこにぽつんとサウナの扉があって、サウナの中は2人…いや1人、という広さだ。温度は88℃くらい、昭和ストロング系のカラカラスタイルで狭いからか熱気はダイレクトに受ける。
確かに老朽化が進んでいて、洒落たサウナに行き慣れている人だと、うーんと思うかもしれないが、これはこれでまぁよい。ただ、テレビもないし時計くらいはつけてほしいなと思うけれども、時計も安くないのでせめて砂時計だけでも…
ジャズが流れるだけのサ室はやることがないので、壁にかけてあるノシロ工業のサウナ説明書を読む。
フインランドの生活の一部として不老長寿の秘訣として愛され親しまれ続けている「サウナ」とは!!
と昭和あるあるの独特な‘!’の使い方でウソかマコトか、よくわからないことが書いてある…
効能で疲労回復のつぎに「美容」と書いてあるのは令和ではないわな。あと仮に二日酔いに効くとしても二日酔いにサウナ入るなんてありえんけれど、昭和では定番なのか?
なんとなく10分強入り、水風呂へ。水風呂は体感だと20度くらい。なんの水かはわからないけど柔らかく気持ちいい。
休憩はプールサイドによくある青いベンチへ。もう浴場には誰にもいないので好き勝手に寝転ばせていただく。バイブラの音がブクブクと響く浴場は、なんだか懐かしささえ覚える。
もしこんなところに来てしまった際は、もみじ川温泉いかがでしょう?
女
[ 福岡県 ]
【福岡OLソロサ活】
『寒さに耐えろ!』
巷で噂の大寒波。
福岡ももれなく寒かった。雪は積もらなかったけど、とにかく風が強くて、西鉄は大丈夫だけど筑肥線はとまっとるねーって感じでした。
だからここ数日は寒すぎて布団から出れんかったっちゃんね…出る気分にもならんかった。
寒いし日が短いとほんとテンション下がるわあ、
夏の女やけんね。
やっぱ、世の中熱かほうがよか。
熱くなるならサウナっしょー!ということで、やってきました万葉の湯。
ほんと金のかかる子だけど、最高は約束されとるけんね。灼熱ロウリュ…
土曜の19時。さすがに多いかな〜とは思っとったけど、やっぱ多かったね。
食事処も満杯で浴場も満杯だった。サウナも珍しく常に7,8人くらいおって、座る場所どこにしよっかなって思うくらい…
コロナってもう終わりに近づきよるのかな。別に感染者数は減ってないけど、世の中的にもうええやん!って感じよね。
コロナ最盛期のとき、万葉の湯誰もおらんくて、まじで実家のようにゴロゴロさせていただいた。今は友達んち遊びにきよるみたいやもん。
そんなこんなでいつものセッティングで立ち回る。多湿高温のサウナは自分が思ってるより短めの終了で大丈夫。いつもより短いから!ってガマンすると死ぬ羽目になるよ。
灼熱ロウリュタイムではさらに死ぬ羽目になるけんね。
水風呂は17℃くらいとめちゃくちゃ冷たいでわけではないけど体感的に冷たく、サ室との温度差がちょうどいい。3セット中、3セットであまみを大量発生させて、無事に昇天しちゃう。
あんたらも行ってみな、飛ぶぞ。
福岡中心部には意外と温泉ないっちゃんね〜他県の温泉借りてのんびりできるのほんとよかね。
佐賀県ありがとー!
※この日は連日の雪のため、由布院温泉の湯が運べず、武雄温泉のみでした
女
[ 福岡県 ]
【福岡OLソロサ活】
『1,020円の小確幸』
なんともない日曜日。
クリスマスとか正月とか、怒涛のイベントシーズンを終え、サザエさんを見ると少しだけ憂鬱になるような、そんな日曜日が今年も始まった。
Instagramのストーリーズも落ち着きをみせ、みんなそれなりの休日を過ごしているのだろう。私ももれなくそうで、なんてことない休日を過ごしている。
年明け早々の日々は、なんとなく体調が悪く、押し寄せてくるタスクに嫌気が差し、なんでこんなに世の中急かされているんだろうと頭痛がしてくる。こんな、他人のエゴのようなどうでもいいようなタスクなんて断捨離したいのだ。一生konmariになれないあたしは、少しでも削ぎ落とすためサウナへ行く。
人の温かみを感じるソフトロウリュを受けたくて、游心の湯へ。福岡の女湯でロウリュサービスを受けられるところはそうそうない。
1セット目は、シンプルに。
湿度が適度にあり、90℃近い広いサウナ室は心地よい。じっとりじっとり汗をかく。粒状の汗が流れ落ちるようになり、止まらなくなってくるころに水風呂へ。
そして今日は寒くないので外気浴。あいにくインフィニティチェアは先客がいたのだが、椅子はあらゆる場所にあり、ありがたく鎮座する。「ふぅー、、」と息を吐き心臓を整えると身体が空気と一体化する。
2セット目は長めに。
ルーティンをこなし、いつものペースを取り戻す。この何でもなさが、心地良さの秘訣だ。
3セット目はソフトロウリュで。
ギリギリに駆け込むとロウリュのために集まった人でサウナ室はパンパンだった。どうにか見つけた端っこのスペースに座らせていただく。
今日のロウリュ水は、ローズミント(だったと思う)で、ジョウロで注がれるとスッキリとした香りがサ室をいっぱいにさせる。スッとした香りでストンと何かを落とさせるような気持ちになり、リラックスできる。
ファサファサと大きな団扇で仰がれて、優しく発汗する。絶え間ない猛烈なアウフグースもいいけど、こういう柔らかな風も悪くない。ちょうどいい、中間くらいの心地良さだ。
子供たちの反響する声、湯けむり、微かに香る温泉の匂い、ゆらめき…
Instagramに載せたくなるような、すごい出来事ではないけれど、あたしにとってみれば確かな幸せなのである。休日に何かしなきゃいけないだなんて神様も押しつけてなんかいない。
お風呂代880円とお風呂上がりのmatch140円。これで1,020円の『小さいけれど確かな幸せ』を手に入れることができるのだ。
女
[ 福岡県 ]
【福岡OLソロサ活】
『轟くロウリュで振り返り年末瞑想』
仕事が納まった。
正確にいうと納めたという方が正しいだろう。
やろうと思えば31日まででもやることはある。だけど、それをしなくていいように心を決めて納めさせる。2022年、南無阿弥陀仏。
であれば、サウナで身を清めなければならない。これは義務なのだ。
年末には年末の独特な寒空があると思っている。ちょっと寂しいような急いでいるような、、、
今日の空も確実に年末の空だ。街は中心部がひっそりとし、田舎になるに連れて活気溢れる。心なしか今日は飛行機の発着が多い気がする。
年末のプチ掃除を済ませた私は、どこのサウナに行くか迷っていた。でも悩んだ結果、やっぱりあのロウリュ修行に行きたくなった。
そんなこんなで、万葉の湯へ。
万葉の湯はいつの間にか大人気施設だった。昨年の今頃は人がおらず、のびのび一人で使っていたのだが、溢れんばかりの人、さらに外国人観光客も増えていた。
でもサウナ室は余裕がある。私の他に2、3人が代わる代わる入っているだけで、浴場のにぎやかさとは対照的だった。
サウナ室で今年何したっけなとか考えてみる。
今年は少しずついつもどおりの暮らしと自分を取り戻せて、やりたいこともやれるようになってきた。2020-2021年は思ったような動きができず、かなりもどかしかったし、心なしか元気がなかった。性格が変わってしまったのかと思うほど…
なので、今年にはやや満足している。思い出も深い。サウナも少しずつ開拓して、ホームサウナを失って…山あり谷ありでいいね…
そんなこんなでバクバクと心拍数をあげるので、水風呂→休憩へ。
あーこれだね、これこれ。ばかえぐいね。人々はこれで幸せと呼べば、だいたいのことは乗り越えられるんよ。
2回目はオートロウリュ。轟々と水が注がれとてつもない蒸気が発生する。事前にアカスリタオルで全身擦っといたから、毛穴ひとつひとつから汗が吹き出してくる。
嗚呼あゝァ〜〜っちぃいいいいい!
真正面に座ると皮膚が焼けるのを知っているけどその後の水風呂のこと想定して、真ん前座っちゃう。アホちゃうか。
アチ過ぎて死ぬ。むしろ生きてる心地がすルゥ!
湯らっくすや大東洋で受けた人間味を感じるアウフグースとは違う、機械から殺されそうになる感がやばい。
今日、年末のこと考えに来たけど無理!やっぱ無理すぎ!ハイ終わり!
3セットしたらもうマラソン並みに疲れてる。はい、せんべろして帰ります!あざした!
年末最高だね!はいはい、2022年もよかった!
女
[ 福岡県 ]
【福岡OLソロサ活】
『テッペンとりにきたんですッ』
ゆの華がある頃は、サウナに行くという行為が日常だったにも関わらず、閉店以来ではサウナは特別に週末に行くものとなってしまった。
週末ヒロインなのである。
週末に何か用事があったりすると後回しになってしまって行き損ねる時間が増えてしまう。由々しき事態だ。これは行かねばならないのだ!と義務感に駆られて訪れたのは、ふくの湯。
自宅からは絶妙に遠いふくの湯は、やはり仕事帰りにサクッとよる場所ではない…
風呂のバラエティがある所謂「スーパー銭湯」で、お湯は温泉ではない沸かしで塩素臭がする。一般的なスーパー銭湯だ。
サウナももれなくスーパー銭湯らしいスタジアム型で広々な空間。ゆったり10人〜15人は入れそう。
ここのサウナには、最上段にもう一段つけられていてより超最上段のテッペンが存在する。どうやらここには「春日席」と名がつけられているようで、やや温度的にはマイルドに感じたので、そのテッペンによじ登る。
乾いた熱気が立ち込め、やはりテッペンでちょうど温度も良さそうだ。あぐらをかいてスンとした気持ちで佇む。10分ほどでほくほく蒸し上がり、水風呂へ。90cm深の水風呂は冷たく、あまりボコボコと湧き出ないのでちょうどいい。
外気浴もあるけど、寒くなってきたら内気浴のほうが好き。座湯でしっとりととのう。
うんうんこの多幸感ね、これがサウナなのだよ。
久々だと余計に気持ちいい。早く日常になるように中央区に早くサウナを作ってほしい。クリスマスプレゼントはサウナがいいです、サンタさん。
女
[ 東京都 ]
【福岡OLソロサ活】東京出張
「江古田オブジアース」
東京へちょくちょく訪れる機会のある私は、今日も東京のサウナを渡り歩く。
本日は江古田にある、えごた湯へ。
西武新宿線の沼袋駅からトボトボと歩く、なんともない週末。大学生時代に西武線沿いに住んでいた私からするとここらへんは懐かしい場所なのである。
以前から銭湯があるのは知っていたのだけれども、銭湯というのはその町の人々の暮らしの中にあるものという認識もあり、なかなか訪れるきっかけを得られなかった。
今になってサウナに巡り会い、どうにかこうにかきっかけを作って訪問できるようになったのである。もう少し早く気づきたかったものだ。
えごた湯は、住宅街の中にあり、アパートの地下に潜む"geo銭湯"だという。アパートから覗く半地下の銭湯は、きっとこのあたりの住民を支え続けた公衆浴場だったのだろうと想像がつく。
受付を済ませ、浴場へ向かうと火口に潜むような"geo"を感じとることができる。薄暗くディープな環境は、某夢の海のまちの火山のような神秘的な何かがあるようだ。
湯通しがてら炭酸泉に浸かると、ゆらゆらと湯面がライトアップにより反射し、天井が踊りだす炭酸泉は嬉しい。炭酸ぬる湯と高温湯を乗り継ぎ、いざサウナ室へ。
サウナ室は火山が吹き出すように、熱い。90度を超えるカラカラサウナは思考することを制御させる。テレビもない静かなサウナは、浴場と同様に落ち着きはするが、熱くてそれどころではない。いつもより短めの時間で心拍数が倍になる。
すぐに水風呂へ。深海のような水風呂は水流も穏やかで羽衣を纏うことができる。
休憩は、近くのタイル貼りの腰掛けへ。うっとりとすると血の巡りがトクトクと走り、生命を感じる。うーん、これがgeoなのか。銭湯とは思えないクオリティだなあ、、、
かれこれ3セット繰り返し出る頃には、常連とおぼしき、おばあさまが世間話をしながら湯に浸かっている。やはり、ここは銭湯なのだ。
そう思うと、人の家の風呂を借りたような気持ちになる。よその町の風呂場を借りるというのはそういうことなのだ。この場所は、サウナーの聖地などにはならず、町の人々の銭湯のままであってほしいし、よそ者はよそ者らしく、郷に従うものであってほしい。
女