2019.01.03 登録
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[ 東京都 ]
サウナ短歌
「サウナハットが立ち枯れの木ににょきにょきと群生している供給過多に」
レディースデイで、ついに念願のかるまるさんに行けました!
ラスト外気浴で、じんわり涙が出ました🥺
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[ 東京都 ]
寒さでカラダが固まり、肩こり・腰痛に悩まされる冬。
マッサージ店よりも、もっとリラックスできて、体がほぐれる場所があります。しかも、頭がさえて仕事のアイディアまで浮かぶ、最高の場所——。
そんな夢のような場所が「プライベートサウナ」です。
今、疲れを取るために行くのはマッサージ店が主流ですが、今後は疲れたらプライベートサウナに行くという時代が来るかもしれません。
もうひとつ、プライベートサウナの良い点は、仕事のアイディア出しに最適なところです。
ビジネス・クリエイティビティの分野でスピーカーとして活躍するフレドリック・ヘレーンは、アイディアが生まれる場所は、Bar、Bus、Bed、Bathroomだと言います。4つの頭文字を取って“創造性の4B”と呼ばれています。
公衆浴場では、アイディアを思いついても、その場ですぐに書きとめることができません。
プライベートサウナは、完全個室なので周囲の人に気を遣う必要がありません。
脱衣所や休憩スペースにスマートフォンを持ち込み、浮かんだアイディアをすぐに書きとめることができます。
web検索をしながらアイディアをふくらませることもできるでしょう。また、サウナ室内や休憩スペースで本を読んで良質なインプットの時間にすることも可能です。
リラクゼーションとクリエイティブが両立できるプライベートサウナ。
最高です。
サウナコラムの詳細はこちら
http://kitazumeitaru.tokyo/sauna/2590/
[ 東京都 ]
サウナ短歌
「フロントに告ぐこちら六階浴室前半裸の子らがうろついてます」
有明のある臨海エリアは、都市計画ありきで作られた街だ。
東京湾の埋立地にあり、インフラや商業施設、住居が理論整然と整備されている。有明の発展は、物流を主軸にした港湾計画から始まり、徐々に商業施設や住居などの都市計画へと移っていった。
戦前には市庁舎をこの臨海エリアに移転する計画があった程、長年にわたって注目されてきたエリアだ。
中でも有明ガーデンは、地域最大級の複合施設として2020年に開業した再開発の要。
その中にあるスパが泉天空の湯だ。
コンセプトは
遊べる、癒される。感動のすべて「SPACITYスパシティ」
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http://kitazumeitaru.tokyo/sauna/2558/
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[ 神奈川県 ]
サウナ短歌
「午下(ごか)の湯は金に染まりて春を待つ すやり霞のたなびきたりて」
浴室は、黄金色に輝いていた。内装が成金趣味だったわけではない。お湯が黄金色だったのだ。朝日湯源泉という名前から分かるとおり、朝日湯源泉ゆいるでは黄色味をおびた天然温泉を使用している。よく効きそうな黄金色の温泉が、窓から差し込む午後の日差しを受けて、より一層まぶしく輝いていた。外はダウンコートを着こむほど寒いのに、この場にだけ春が来たかのようだった。
黄金色のお湯からは、白い湯気が立ちのぼり、外気浴スペースから吹き込んでくる風にたなびいていた。湯船一面を覆う湯気は、お湯の色と相まってすやり霞のようだ。すやり霞は、絵巻物などに描かれる金色の雲のようなもやのことを指す。すやり霞の下には風景や人の営みが描かれ、斜め俯瞰の構図になっていることが多い。絵巻物は、まるで天から下界を見下ろす神様のような視点で描かれる。
湯船に浸かりながら、目の前に広がる絵巻物のような光景を眺めた。神様の気分だ。春を思わせるあたたかさの中で、崇高な気分を味わった。
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http://kitazumeitaru.tokyo/sauna/2367/
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[ 京都府 ]
サウナ短歌
「ビート板の上に置かれたほにゃほにゃの赤子は湯気と同化している」
サウナの梅湯|湯気と溶け合う銭湯
梅湯の浴室に入ると、赤ちゃんがいた。首が据わったばかりだろうか。ちいさな体に、おなかをポコンと突き出して、サウナ用のビート板の上に寝かせられていた。お母さんは隣で頭を洗っている。その間に赤ちゃんが冷えてしまわないように、おなかの上には、まっさらなガーゼが置かれていた。お風呂の湯気に包まれて、まっ白にぽっこりふくらんだおなかは、蒸し立てのかまくらはんぺんみたいだ。赤ちゃんはうっとりした表情でまどろんで、湯気との境目があいまいになっていた。今にも湯気にとけてしまいそうだ。
関東から京都の梅湯にやってきたわたしは、一気に梅湯の虜になった。大事な我が子を安心して連れていける銭湯だ。いい銭湯に決まっている。
サウナは気持ちよくカラッとしていた。水風呂も熱湯(あつゆ)も、浴槽が深く、どぷんっと包み込まれる感覚がたまらなく贅沢だ。京都旅行の夜、友人をホテルに残し、ひとり暗い路地を歩いて梅湯にやってきたのは、大正解だった。旅行かばんを背負って固くなった肩の痛みが、湯気にとけてほぐれていく。お風呂あがりにすっぴんで、
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「サウナ短歌とサウナコラムのHP」
http://kitazumeitaru.tokyo/sauna/2343/
[ 東京都 ]
サウナ短歌
「水曜日男女浴室入替日 交換日記を渡しに行く日」
黄金湯|サウナは最高の出会いの場
サウナ室に入った時に、すん、と鼻をつく香りがした。
なんの香りだろう。サウナ室は満員だ。みんなの肌から吹き出した汗の匂いだろうか。それとも、高い温度でカンカンに焼けたサウナストーンの香りだろうか。扉の前に立って考えた。目の前には女性たちがオレンジ色の照明に照らされてやわらかく並んでいた。タオルで顔や腰のあたりを隠して熱さにあえいでいる。
あ、と思った。普段はここに男の人が座っているんだ。嗅ぎ慣れない香りは、男性の残り香なのかもしれない。
と言っても、くさい訳ではない。女性専用のサウナに入った時とは違う、特別な雰囲気を香りで感じ取ったのだと思う。ラーメン二郎に女性ひとりで入店した時に、一気に注がれる視線のような、身の置き場に困るあの感じを匂いで嗅ぎ取ったのだろう。
黄金湯は、毎週水曜日に男女の浴室を入れ替える。この日はちょうど水曜日だった。
空いているベンチにビート板のマットを敷いて腰をおろした。わたしの右どなりも左どなりも女性だ。ベンチの上の段に座っているのも女性だ。でも、水曜日以外は男性が並んでいるんだ。そう思うと、なんだかドキドキする。汗をかいた広い背中や喉ぼとけを想像した。
木曜日には男性も同じような想像をするのだろうか。あ、昨日はここに女性が座っていたんだよな、と。もし同じことを考えている人がいたら、その人とは仲良くなれそうだ。
サウナ室のすみっこにこっそりメッセージを書いておいたら、同類が気付いてくれそうな気がする。もちろん、銭湯に落書きをするなんて絶対にしないけれど。
水曜日にわたしがメッセージを書く。
「男性のサウナは熱いですね」
次の水曜日にまた黄金湯に行くと返事が書かれている。
「そうですね。飲み物をクーラーボックスで冷やしておくといいですよ」
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http://kitazumeitaru.tokyo/sauna/2323/
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[ 東京都 ]
サウナ短歌
「スリー・トゥー・ワン熱い期待を燃料にシャワーヘッドのロケットは飛ぶ」
スパジアムジャポン|シャワーヘッドロケットに託された東久留米の未来
町田に行くにはパスポートが必要だ、と言ったのは誰だったか。東京都は入りくんだ形をしているので町田のような県境にある地域は東京だと認識されないことがままある。
では、突然ですがここでクイズです。
東久留米は東京でしょうか、埼玉でしょうか?
正解は東京都。東久留米在住の方や地理に詳しい方に怒られそうな質問だが、このサウナコラムを書いている今の今まで東久留米は埼玉だと思っていた。超ド級に土地勘がないので、こいつはアホなのだと思って許してほしい。
以前、ふじやま温泉※に行った時は現地に到着するまで静岡県にあると思いこんでいたことがあった。お土産にうなぎパイを買ってくるね!と家族に告げて意気揚々と出かけ、ほうとうを買って帰った。山梨のほうとうは相当おいしいので、ふじやま温泉に行った際にはぜひ食べてほしい。
話を今回のサウナに戻そう。
東京都と埼玉県のちょうど県境の東久留米にあるのが関東最大級のスパ施設スパジアムジャポン。スパとスタジアムをかけ合わせた名前のとおり野球のスタジアムをイメージした円形の建物が特徴的だ。地方都市特有のだだっ広い駐車場を従えた堂々とした外観が目を引く。
すごいのは外観だけではない。中身の充実ぶりも関東最大級だ。露天風呂を含む15種類のお風呂とサウナ、マッサージ施設、多種多様なグルメとスイーツを取り揃えた満足度100パーセントのフードコート、さらに3万冊の雑誌コミックが読み放題。すばらしいサービスがずらりと並ぶスパジアムジャポンは、スパ界のロイヤルストレートフラッシュだ。
平日の昼下がりに訪れたところ意外にも若者や家族連れで賑わっていた。入浴料750円で一日中この世の楽園で過ごせるとあれば、この人気ぶりも納得だ。岩盤浴は別途750円かかるため入浴料だけを払ってスパジアムジャポンに入場した。
サウナが好きになって以来、浴室に入った時に全体像を見渡すのが習慣になった。どの順番で何に入るかを入り口で組み立てるのだ。
手はじめにサウナ室と水風呂の位置をサッと確認しつつ、水飲み場、そしてお風呂に視線を流す。お風呂が何種類もある場合は、電気風呂や炭酸泉といったお風呂の種類と温度を確認しながら打順を組み立てる。
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http://kitazumeitaru.tokyo/sauna/2297/
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[ 東京都 ]
サウナ短歌「波止場から・ー・ー・・ー夜明けが来るよと小舟のぼくに」
わたしはIKE SAUNAという名の大海原を仰向けに漂っていた。黒い畳の目は小舟をゆらす波のようで、新月の夜にひとり陸から放り出されてしまった子どものように心もとない。
名古屋、福岡にある有名サウナSaunaLabが初めて東京に出店したSaunaLab Kanda。2021年4月にオープンしたばかりだが、池袋のかるまると並んで多くのサウナーをうならせるこだわりのサウナ専門施設だ。女性用サウナには2つのサウナがある。ひとつはベーシックなフォレストサウナ。そしてもうひとつがIKEサウナだ。名前の通り、サウナの中に池がある。
IKEサウナの扉をあけると真っ暗な空間が広がっていた。腰をかがめないと頭をぶつけてしまいそうなほど天井が低く、慣れない目を凝らしながらゆっくりと部屋の中へ入った。黒い天井と壁、黒い畳敷きの床、そして部屋の奥には壁に沿うようにL字型の水盤があり、薄く張った水がちょろちょろと流れていた。熱いサウナの中に池を作ってしまうなんてシラフでは考えつかない。きっとSaunaLab Kandaのオーナーはこの構想をサウナで閃いたに違いない。80度弱と比較的低温なサウナの中で水面は凪ぎ、室内がやさしい湿度に包まれていた。
ランダムに転がっている首枕をそばに手繰り寄せて、素っ裸でごろんと仰向けになった。視界が制限されているおかげで聴覚が敏感になり、水の音が波紋を描きながら全身に染みわたった。温度が低いからたいして暖まらないだろうと甘く見えていたが、意外にも畳に蓄積された熱が岩盤浴のようにじわじわと身体を暖める。バリバリに凝っている肩から腰、そしてベンチ型のサウナでは暖まりにくいふくらはぎまで、まんべんなく熱でほぐされる。気がつくと全身からしっとりと汗が滲んでいた。サウナは苦手だけど岩盤浴なら好き、というサウナ未体験の方にぜひ味わってもらいたい。
腕を池に向かって伸ばすと水盤のふちに指が触れた。恐る恐る指先を水面へと近づけるが、初めて好きな人と手をつなぐ中学生のように指の動きがぎこちない。人差し指の丸い先端が池の水に触れると反射的に脳がきゅっと冷えた。水風呂に入ったと錯覚したのだろうか。サウナにいるのか、水風呂にいるのか、自分の居場所が曖昧になった。
寝っ転がったまま池の方に顔を向けると、サウナ室に入った直後は
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http://kitazumeitaru.tokyo/sauna/2265/
[ 長野県 ]
サウナ短歌
「むらさきの祈りが満ちる聖堂にくちびるを差す月ひとしずく」
サウナ専門の検索サイト「サウナイキタイ」にまたひとつ新しい施設が登録された。
長野県安曇野市にある穂高養生園というリトリート施設だ。北アルプスの麓にサウナ小屋がぽつんと立っている。まるでホビット族の住居のようなサウナだ。山の斜面に張り付くようにして石造りのサウナがあり、小屋の屋根には野草が生い茂っている。遠目に見ると、うっかり見過ごしてしまうほど山の景色に溶け込んでいた。
正直に言うと、このハーバルサウナのことを記事にするのは躊躇(ためら)われた。2泊3日のワークショップに参加しないと入れない※という希少性もあるが、それよりも穂高養生園が心身を回復させるための施設だからだ。
※2021年時点。詳細は穂高養生園の公式HPをご確認ください
サウナだって心身を回復させるための施設だ。だが、穂高養生園にはわたし達が想像できない程に繊細な人も集う。例えば、香料や化学物質に敏感な人が宿泊できるように施設に備え付けてあるシャンプーやボディーソープは自然由来の製品を使用している。一般的な既製品に慣れ親しんだわたしにとっては逆に違和感のある使い心地だったのだが、これでなければ生きていけない人がいるのだろう。
サウナブームのおかげで、良いサウナがあるホテルや旅館はたくさんある。だけど穂高養生園にしか宿泊できない人がいることを頭の片隅に置いておきたい。
ワークショップ「森のハーバルサウナ・リトリート ~サウナと森林浴でととのえる3日間~」は、初日の夜と2日目の昼の2回、森のハーバルサウナに入るプログラムになっていた。参加者は6名。その中で普段からサウナに入っているいわゆるサウナーはわたし1人だった。残りの参加者は半断食やデジタルデトックスなどを目的に集まっており、どちらかというとサウナは苦手だという人もいた。
夜になると安曇野の森は完全な暗闇に覆われた。コンビニの明かりもネオンサインもない。月明かりも分厚い雲に隠れてしまっていた。Tシャツと短パンに着替え、懐中電灯で足元を照しながらサウナ小屋に向かうと、薪ストーブの良い香りがただよってきた。鼻先に届く道しるべをたよりにサウナ小屋に入ると、当然小屋の中は真っ暗。
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http://kitazumeitaru.tokyo/sauna/2234/
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