サウナ歌人 北詰至

サウナ短歌
「新緑や　季節巡りて初霜の降りたる夜半は温水を恋ふ」

（現代訳: 髪が黒々としていた（緑髪）頃は冷たい水風呂に刺激を求めたものだが、こうして髪が白くなった今ではぬるめの水風呂が恋しくなるものよ）

サウナ短歌
「34℃のプール（超巨大な水風呂）に浮遊する僕　ととのわない君」

サウナから直行するプール、最高。
※水風呂の温度が30℃までしか入力できない仕様になっていますが、実際の水風呂2＝プールは34℃でした。

365 GYOZA BAR 西口店

365焼き餃子

トリュフ塩とレモン&ブラックペッパーで頂く新感覚餃子

サウナ短歌
「朝霧が村をさらっていくようにミストサウナが私（わたくし）を消す」

ミストサウナが過去最高の雨量。

サウナ短歌
「気の乗らないお見合いの場に現れたバチェラーみたいなサウナと水風呂」

サウナ短歌
「曾祖母のお家に眠るお歳暮のゼリーみたいなぬるい水風呂」

ポジティブな意味で。

サウナ短歌
「お日さまを吹き連れてきたそよ風と湯けむりを浴びカピパラになる」

サウナ短歌
「初恋や林檎のような太陽は夜も瞼の裏を染めあげ」

サウナ短歌
「新しいサウナを登録するためにひとり高速バスに乗り込む」

と思ったら登録されてた。

サウナ短歌
「死んだあと何をしようか週末に　御影石の湯で考えてみる」

サウナ短歌
「yogiboを相棒にして冒険のトビラをめくる平日の昼」

サウナ短歌
「新緑のはだかゆるりとしずみこむ玉露のようなしずくとなって」

サウナ短歌
「かすみ草おおきくゆれて「またね」って　ひとりのぼくは泣いてしまった」

サウナ短歌
「銭湯絵　あかるい海は絵師のみの晴れた心に宿る青色」

サウナ短歌
「ボディバッグにすら入れられず仰向けに等間隔に横たわる本」


※温度計は98度でしたが、温度計が設置されているサウナ室上部と下部の温度差が激しいため、また扉に多少の隙間があるため、実際の体感温度は低めです。

ランチ