2023.05.24 登録
[ 京都府 ]
青春の 後ろ姿を
人はみな 忘れてしまう
あの頃の 私に戻って
あなたに 会いたい
(松任谷由実「あの日にかえりたい」)
山城温泉には初めての来訪でした。
9度の水風呂がすごいとサウナ友達にすすめられたのですね。
実際、110度強にして快適なサウナの後のシングルの水風呂はすごかったです。
単純に冷たいのではなく、なんとも言えず清々しい冷たさで、何度でも入りたくなるのですね。
それ以上に、ああ京都の銭湯ってこうだったなと、
地域の人に溶け込んでいる町の銭湯かくありという様子を見て、
懐かしさがこみあげてきました。
夕食は昔住んでいたところの近くの食堂へ。
当時腹を充たしていたチーズチキンカツ定食をいろいろな意味でかみしめた後は、
界隈を散歩しました。
当時と変わらぬ姿の東寺がライトアップされて待ち構えていました。
あの日の自分がそこにいたような気がしました。
[ 京都府 ]
土曜が急に休みになったので、
朝の清澄な空気と水を肌で感じるべく、
ロイヤルヒル福知山の朝サウナへ。
たっぷりとサウナで汗を流し、水風呂へ。
早朝の冷気を湛えた水はきよらかで、
身体の奥底からしみわたります。
小高い丘にやさしくしみじみと流れる秋風。
山の木々の点々と色づいた朱色の葉を揺らし、
さらに私の全身も軽やかに包み込みます。
もちろんこの上なくととのいました。
マイケル・ナイマンのANOHITO NO WALTZを想起させるような、
心にも身体にも軽快な心地でした。
秋も深まりました。
楽しみを希う心も秋風を受けた水と空気に充たされました。
[ 福井県 ]
現在水風呂が故障とのことで、26日から復旧とのことでしたが、
22度の水風呂もまた一興です。
冷たくはない水風呂につかった瞬間、
はじめてサウナでととのった日のことを思い出したのです。
あのときの水風呂もこんな感じだったよなと。
そういえば、マドレーヌを紅茶にひたして口に入れたら、少年の日の多幸感溢れる思い出が瞬時に浮かんだ、
というくだりのある小説がありました。
まさにそんな感じです。
今でこそ、水風呂はキンキンに冷えていたり、地下水がどうこうとか、そんなことを気にしつつ入ってはいますが、
ドラマ「サ道」をはじめて観て、その通りにサウナに入ったときの衝撃と恍惚とした感じ。
初心を忘れていたのだなと改めて思いました。
そんな失われたときを求めた本日のサウナでした。
[ 福井県 ]
星に願いを 月に祈りを
捧げるために生きてきた
(今井美樹「PRIDE」)
空気が澄んで、南の一つ星を見上げるとまた綺麗で。
サクサクっとしたスピードで、5セット。
あっという間のヒクソンの締めのようにととのいました。
明日もまたガンバレイと思いつつ。
それが私のPRIDEなんつって。
っかビール大を飲んでから書いてますので、
文が荒れてますね。
でも、文句がある奴出てこいや、とかは言いませんので。
[ 京都府 ]
見上げてごらん 夜の星を
小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せを うたってる
(坂本九「見上げてごらん夜の星を」)
るり渓温泉の露天風呂から顔を上に向けると、
さえぎるものもなく、まごうことのない夜の大空が見えます。
夜空が曇っていたのか、最初は星が1点みえるだけでしたが、
サウナの後の外気浴を重ねるたびに、星の数が増えていき、ついでに流れ星のような飛行機の軌跡も現れました。
サウナ前に、今日は趣向を変えて酵素風呂から。
酵素で熱された米ぬかに埋まること15分。
サウナとは似て非なる温浴。
内からじんわりと温まる心地も悪くありません。
そして、サウナも4種類。
高温の遠赤外線サウナからの水風呂、
そして、秋風そよぐ星空の下の外気浴。
小さな光がささやかな幸せをうたっていました。
明日から上を向いて歩けそうな気がします。
[ 福井県 ]
「オロポはじめました」
濱の湯のメニュー、そして券売機も確認しました。
瞳そらさないで確認した結果、やっぱりオロポはじめましたでした。
今日は風呂上がりのオロポを楽しみにサウナに入るぜ。
渇きを力に変えていくのだと。
いつも通り、海草風呂、漢方薬草風呂にじっくりと入った後にサウナへ。
そして、冷たく心地よい水風呂へ。
私にイチバン近い水ですし、乾いたカラダがもう笑った。
また、水風呂の後の外気浴が今日は良かったのです。
突然の風に吹かれて、その冷気で一発でととのいました。
もう、心は上天気です。
なんだかんだで6セットを堪能。
もう、カラダはアレを求めています。
欲しがるカラダには、勝てません。
そして念願のオロポを注文。
生ビール中とどちらかにするか揺れる想いもありましたが、
今日はこのままずっとそばにいたいと思ったのはオロポでしたので。
喉ごしサイコー、元気ハツラツ!
小さな巨人いい仕事をするぜ。
ということで、オロポには今後もいつまでも変わらぬ愛を注いでいこうと思います。
[ 奈良県 ]
奈良を車を運転しながらの営業だったのですが、
なかなかにしんどいのですね。
渋滞が多かったり、ナビの指示通りに行くと幅の狭い道や間違ってもUターンのできないところに連れて行かれたりします。
生駒市を運転したときは、目的地を過ぎたら山のほうに連れて行かれました。
もう、営業も終わったし、運転も疲れたな。
よし、サウナだ。
ということで、現在地から検索していちばん近かったのが、ほてい湯さんでした。
しかし、なんです。
ほてい湯さんの近くも車で通るのがなかなかしんどい細い道。
泣きながら恐る恐る行きましたよ。
奈良が俺を試してると。
でもね、やっぱり行った甲斐がありましたよ。
過去最強クラスの熱さのサウナ室に、冷たく心地よい軟水の水風呂。
この緩急がたまりません。
もう、帰りたくないんですね。
気持ちが良くて。
あと運転もしたくないし。
一度入ったら帰るのが難しい、それがほてい湯さんなのかもしれません。
最後にソフトクリームを頂きながらお店の方に確認しました。
「左の道と右の道、どっちが帰りやすいですかね」。
お店の方いわく、
すいません、両方とも狭いです、と。
今度は歩いて来ます。
[ 奈良県 ]
君待つと我が恋ひ居れば我が宿の
簾動かし秋の風吹く
(額田王)
奈良新大宮に秋の風が吹いていました。
軽めの朝サウナのあとに、街を歩くと、
普段はそんなことは思わないのに、
颯爽、なんてな言葉が浮かびます。
さて、良い風が吹いているうちに外回り、外回り。
[ 奈良県 ]
もしも私が家を建てたなら
小さな家を建てたでしょう
(小坂明子「あなた」)
熱波ロウリュの曲は支配人チョイスの小坂明子「あなた」でした。
熱波とともにサウナ室のおっちゃんらに歌詞が染みているようでした。
文旦のアロマにのせて、真っ赤なバラと白いパンジーを思い浮かべてしまいます。
でも、私の横にはあなたではなくて、おっちゃんらです。
いや、いいんです。これも味わい深い。
小坂明子の歌声にしみじみとした後は、
ゆずの「栄光の架橋」。
文旦のあとに、ゆずかい。
柑橘の香りと響きを堪能した夜でした。
[ 福井県 ]
十月九日 小春の空晴渡りぬ。陋屋の蟄居に堪えず歩みて目黒不動の祠に詣づ。惣門のほとりの掛茶屋に憩ひて境内を眺むるに、山門の彼方一帯の丘岡は、日かげになりて、老樹の傾き一際暗し。
(永井荷風『断腸亭日乗』)
文豪の通っていた店やバーに実際に行ってみたり、そこで同じような注文をすると、
あれ、と思うことがあります。
なんかそんなでもないよねと。
よくよく考えたり、自宅から店までの距離を鑑みるとわかるのですが、
行きつけの店というのは、通り道にあったり、自宅から距離的に近いことがまず前提になります。
さらに、本人にとって居心地がよかったり、経済的な状況もあるので、コストパフォーマンスがよいことも条件になるでしょう。
つまり、当人にとってはホームであっても、よそから来た初めての方は受けつけないという状況はままあります。
これはサウナについても言えることだと思います。
私は湯っぷるがホームサウナなのですが、非常に居心地がよいのです。
正直、全てにおいて平均点で、全国のサウナーがこぞって集まるようなところではないのですが、
まぁ、私にとっては安心できる場所なんですね。
安心してととのいますし、休憩室でゆったり寝ますし。
翻って、他の地域の方々のホームに伺うときは、
郷に入っては郷に従わねばと思うわけです。
そうじゃないのは野暮ってもんだよね、と思ったり。
[ 福井県 ]
湯っぷる今日は塩の日で、
塩サウナで伯方の塩使い放題なのです。
両親が手塩をかけて育ててくれた私ですが、
傷口に塩を塗るような人生を歩んだために、
すっかり負け犬に。
そんな私が塩サウナで塩にまみれると、
まさにソルティドッグ。
したたる汗が滝のよう。
そして足下は湖のよう。
まさにソルトレイクなんつって。
塩サウナからキンキンに冷えた水風呂へのコンビネーションも抜群。
オグシオか。
今日は風も強くて、外気浴も心地よかったです。
仕事で嫌なこともあったけど、
サウナに入ると心がおおらかになります。
嫌なヤツにも敵に塩を送るような気持ちになるというか。
風呂上がりのサ仲間もすっかりととのったようで、
入浴前よりしおらしくなっていました。
と、ここまではよかったのですが、
仕事のやり残しを思い出してしまいました。
青菜に塩の気分です。
[ 岐阜県 ]
本日の営業終了後、
サウナイキタイで現在地より最も近いサウナを検索。
650メートル先にあったのがみのりさん。
いよいよ私のサ活も、天下分け目の関ヶ原を越えて、
日本の真ん中に足を踏み入れた感があります。
サウナ料金をプラスすれば、セルフアロマロウリュ、ミュージック、岩盤浴が楽しめると。
ここは一瞬考える。
分水嶺、分岐点、ターニングポイント、10万円7万円5万円運命の分かれ道。
もちろん全部入ります。
迷わずいけよ、いけばわかるさ、ありがとー。
大浴場も良し、外気良くも良し、
そして水風呂12.4度。
入るかどうか、せをはやみ。
もちろん入ってととのいます。
アロマアイス、ミュージックロウリュも初体験。
ここが私の天王山。
ミュージックロウリュはとんでもない熱波でしかも曲がなぜか黒夢Like a angel。
いろんな意味で出ようかどうか、のるかそるか。
ルビコンを渡るか、清水の舞台から飛び降りるか、乾坤一擲、曲が終わるまで耐えて外気浴で天使の羽を広げるぜ。
ということで、
日本の中心でサウナ愛を叫んでみました。
[ 岐阜県 ]
大垣-穂積-西岐阜-岐阜-木曽川-尾張一宮-
稲沢-清洲-枇杷島-名古屋
出張で加賀大聖寺駅前に続き、アパホテルに宿泊。
しかもサウナ付だったりします。
共に大浴場から駅のホームが見えます。
森田芳光監督の映画には、鉄道に関わるシーンが多く出てくるのですが、
サウナ後に大垣駅のホームを眺めていたら、
やっぱり「(ハル)」を思いだしました。
互いにメールのやりとりだけで、顔も見たことのない二人が、東京と盛岡の駅名を並べて、
なんだか行った気になるのが不思議だなとメールに書いてみたり。
ということで、サウナ後に東海道本線で、大垣から名古屋まで並べてみました。
岐阜と名古屋以外はまだ見ぬ場所ですが、
今後足を運んだり、ご当地サウナに入ったりするのかな、
とか思いつつ、今日は寝床につきたいと思います。
[ 岐阜県 ]
世にも奇妙な物語で、「誘い水」というタイトルのものがあったことを思い出しました。
「誘い水」という商品名のペットボトル水にハマった男が、
その水なしには生きられなくなり、ついには採取地にまで向かうという話でした。
大垣サウナの水風呂に初めて入ったのですが、
その魅力に抗うことができません。
理由はわからないのですが、何度でも入りたくなってしまうのです。
大垣市は「水都」だけあって、水が良いのでしょう。
高温にして居心地のよいサウナ、
そして生命力さえ感じる冷たくも心地よい水風呂。
水風呂のとなりのお風呂もこれもまた気持ちが良いのですね。
書き忘れていましたが、「誘い水」の主演は原田泰造でした。
「誘い水」と「サ道」。
両方兼ね備えているのが大垣サウナなのかなぁ。
[ 石川県 ]
知者楽水 仁者楽山
知者は水を楽しみ 仁者は山を楽しむ
(論語)
まさに水を楽しみ、山を楽しんだわけで。
サウナ室のさわやかな木の香りと、ストーンにはぜるアロマ水の音。
しっかりと冷たい水風呂。
眼下に広がる渓谷の森と川のせせらぎ。
贅沢でした。本当に贅沢でした。
何せ、ほぼ貸切の状態だったので。
思う存分に、水、山、自然を堪能しました。
もう言うことはありません。
[ 福井県 ]
Who can say
where the road goes
Where the day flows,
only time
この道がどこに続くのか、
一日がどこへ流れるのか、
誰が教えてくれるのでしょう。
時間だけが教えてくれる。
(enya「only time」)
確実に秋へと時間は進んでいる。
リライムで朝の冷涼な空気を浴びて、
改めてそう思いました。
朝のサウナの水風呂とひんやりとした冷気の外気浴、
それだけで贅沢なのかもしれません。
それは特別な時間なのだなと。
[ 福井県 ]
(注)自主規制により、固有名詞を変更している場合がございます。
車の同乗者が、越のゆ鯖江店のリニューアルイベントや施設情報に目を輝かせながらこう言った。
「こんなの『舞浜のネズミの遊園地』(自主規制)じゃん」
いや、そんなわけないだろ。
百歩譲って『それは小さな世界』(自主規制)が共通しなくも、いや、しないな。
でも、リニューアルされたロウリュサウナのセルフロウリュの蒸気はまるで、
『水しぶきの山』(自主規制)かな。
心地よく刺激的なヴィヒタの香りが漂うロウリュは、
『大きな雷の山』(自主規制)のような衝撃だし。
露天の闇夜に点々と光るほたるの湯は、
幻想的な『宇宙の山』(自主規制)を彷彿させます。
そのとなりの薬湯にはおもちゃのカエルが浮かべてあり、それを小太りの子どもが捕まえる様は、
『ミツバチ狩り』(自主規制)のようにも見えます。
夜も遅くなるとリニューアル効果もあるのか、
だいぶ混雑もしてきました。
なんだやっぱり『舞浜のネズミの遊園地』(自主規制)みたいじゃないか。
[ 福井県 ]
「身を清める」
行水や清拭によって身に付いた汚れを落とし、
清らかにすること。
主に神事などを行う前の儀式として行われる。
身を清めてから気比神宮に行こうと思ったのです。
敦賀市に寄る際や、勝負事のようなことがあるときには、たびたび気比神宮に訪れていたのです。
最近では、一昨日にその前を通ることになりました。
実は、長浜市からの帰りの深夜だったのですが、
敦賀市の8号線のあたりで、タイヤから異音が聞こえ、即座にパンクであることがわかりました。
深夜ということもあり、対応に苦慮しましたが、
正直運が良かったのです。
修理の際にわかったのですが、タイヤではなく車に不具合があったそうで、いつパンクしてもおかしくなかったと。
これが山道や高速だったらどうしようもなかったのです。
しかも、駅もさほど遠くなくさらに宿もとれた。
始発に乗れば出勤にも間に合う。
なにより驚いたのが、パンクした現場の近くに気比神宮があったことでした。
何か不思議なものを感じました。
ということで、今日は改めて気比神宮にお礼も兼ねた参拝と、深夜にも関わらず対応して頂いたホテルの方にお礼のために敦賀へ。
その前に身を清めたほうがよいだろうと湯っぷるで変わり風呂とサウナ。
厄を落としたら、鯖江市の越のゆに行こうかなと。
その前に気比神宮で交通安全のお守りを買わないと。
[ 滋賀県 ]
昨日 今日 明日と 時の流れに
やさしくゆれながら 生きてゆくの
例えば 少しずつ 変わってゆくでしょ
それが また楽しい あなたとなら
(ジュディ・オング「愛のめぐり逢い」)
風に流れる雲のあいだから、あたたかみのある夕陽が見えたのですね。
夕陽を眺めつつととのい椅子でまどろんでいると、強めの風が心地よく身体を包みこむのです。
夏の盛りの扇風機の「強」がずっと続いているかのような感じとでもいうのでしょうか。
思わず昔テレビで流れていた東芝日曜劇場のオープニングが頭に浮かびました。
ジュディ・オングの「愛のめぐり逢い」が流れると、
今日は一日遊びまくって楽しかったのに、明日は学校だと切ない気分になったなと。
まさに、外気浴でととのっているときに、そんな気分になりました。
こんなに楽しい一日なのに、明日は仕事かと。
リニューアルされたサウナ室は木の香りも新鮮で気持ち良かったし、
樽水風呂の目の覚めるような冷たさもたまらなかったです。
そして、強風にして涼風の外気浴。
北近江の大地がまるで、
「私の中でお眠りなさい」
とささやいているかのようで、私もついついうとうとしてしまいました。
Wind is blowingなんとかかんとか…。
ということで、今回も北近江の湯さんに、
「魅せられて」しまいましたとさ。
[ 福井県 ]
私が湯っぷるに行ったら、
同僚も自分もサウナに行きたいし、風呂に行きたいと。
でも、この近辺だと遅い時間まで開いてるのが濱の湯しかない。
というわけで、なぜかサウナのはしごをすることに。
夜の濱の湯もいいんですね。
海が静かで、点々と灯りが輝いて。
でも、22時で食堂閉まっちゃうんですよね。
ビールはあきらめセブンティーンアイス。
まぁ、はしご酒よりは健康的だよね。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。