2023.05.24 登録
[ 兵庫県 ]
いや、だめなんです。
行かなだめなんです。
(映画「その街のこども 劇場版」)
16日のことでした。
上司がポートタワーを眺めながら、
30年前の震災のことをしみじみと語りはじめたのでした。
上司は当時、灘に住んでおり、震度7の中心にいたとのことでした。
「助け合い」なんて生易しい光景はなく、
生きるか死ぬかという生々しい光景がそこにあったと。
その話を聞いて、「その街のこども」を観なければ、
と思ったのですが、現在配信がない。
ただ、十三のシアターセブンでアンコール上映があるとのことでそちらに行くことにしました。
その前にどうしても灘温泉さんに行きたかったのです。
灘温泉さんも震災で設備が壊滅的な被害を受けたのに、
4週間後に仮営業を再開されたとのことでした。
改めて、きれいなお湯のあること、日常があることのありがたさ、
逆にいつ何が起こるかわからないことの怖さを、今日は肌で感じました。
私も直接の被害はなかったのですが、
東日本大震災で日常が崩壊するところを目の当たりにしましたので。
水道筋商店街を後にし、そのまま十三へ。
「その街のこども」はほぼ満席でした。
映画のなかで、さきほど歩いた水道筋商店街に15年前の佐藤江梨子と森山未来がいました。
自然と涙が出ました。
男
[ 大阪府 ]
そういえば、だいぶ昔に寺島しのぶと豊川悦司の出ていた映画があったな、
そんなことを新庄温泉さんで思い出したのです。
それは「やわらかい生活」という映画で、
寺島しのぶが蒲田の銭湯でお風呂につかるシーンが印象的でした。
初めて訪れてみた新庄温泉さんでしたが、
今日は人も少なくゆったりとした感じでした。
深い浴槽のお風呂もひとり占めでき、
足元からぽかぽかと温まりました。
サウナや水風呂もなんだかやさしいというか、
やわらかい感じでした。
なんだかゆったりとした時間を過ごすことができました。
ただ、サウナのなかで「やわらかい生活」がどんな話だったか、というのが中々思い出せず、
それだけが引っかかりつつ、
新庄温泉さんを後にしました。
とりあえず次の休みで20年ぶりくらいに観てみようかな。
男
[ 兵庫県 ]
灘の生一本…。
いや、あたくし灘の生一本というお酒があることは伺ったことがあるんですが、
まだ、頂戴したことがないんでございますよ。
(落語「ちりとてちん」より)
大阪に引っ越す前は、福井県のサウナに行くことが多かったんですね。
んでもって越してからは、勤務先が神戸でして、会社帰りに灘温泉というのもなかなか乙なもんでございます。
灘温泉さんのサウナのなかで福井と灘・六甲のつながりについて考えてみます。
福井出身の川藤幸三…についてでもよいのですが、
落語の「ちりとてちん」が福井と灘をつなぐよなと思うわけで。
小浜市の濱の湯によく行っていたのですが、
市内に朝ドラ「ちりとてちん」のロケ地が至るところに紹介されていたのですね。
そうなんです。朝ドラの舞台なんでございます。
そして落語の演目「ちりとてちん」には、
灘の名酒に触れた箇所があるわけで。
偶然なのでしょうか、小浜の濱の湯と灘温泉の水風呂は、水が良い感じがします。
私に水が合うというか。
ようやく私も新しい生活の、
水に慣れたのかもしれません。
おあとがよろしいようで。
男
[ 大阪府 ]
上新庄というと、
その昔にちゃらんぽらんという漫才師がネタのなかでいじっていた記憶があります。
おぼろげですが、こんな感じだったと思います。
「ちゅーとはんぱやなぁー!
上なのか下なのか、都会なのか田舎なのか。
阪神の新庄にしても中途半端や。
外野なのかピッチャーなのか…。」
とは言え、中途半端の裏を返せばバランスが取れているとも言えるわけで。
上新庄駅徒歩1分の満月さんも考えてみるとバランスが取れてるよなと。
満月さんが良いのは上新庄という立地から、
土日でも観光客やらサウナ遠征で来る人たちがほぼいないことです。
なので、今日も地元の方々中心だったりするわけで、
大阪市中心部のスーパー銭湯やら聖地化したサウナとは趣きが違ったりします。
ということで今日ものんびり4セット。
よくよく考えると満月さんのお風呂やらサウナは割と温度高めなので、
ちゅーとはんぱやおまへんな、と思ったり。
しかも今日はサウナの日でヴィヒタがサウナ室に吊るされてたりと、
なんだかよりどりミドリでございました。
どうです、一部の関西の人しかわからんでしょ、
と言ってもしょうがないか。
男
[ 大阪府 ]
京橋駅を下りると、
そういえば読売テレビも近かったよな、
そんなことを思い出したのです。
さらには読売テレビの玄関近くに名探偵コナンの銅像があったはずなんだよねー、と私が口を滑らすと、
熱心なコナンファンの連れが「連れてけ」と。
ということで、白玉温泉の前になぜか読売テレビに行くことに。
寒風吹きすさぶ中、コナン像を発見。
あれ、今、読売テレビの中で、「名探偵コナン展」をやってるみたいだぞ。
しかも、今日が最終日。
熱心なコナンファンの連れが「連れてけ」と。
コナン展の会場には全国のみならず、海外からもファンがたくさん足を運んでいるようでした。
ファンにはたまらない展示の数々。
訪れる人たちは皆、目を輝かせながらコナンの世界に浸っていました。
そんな中、ひとりだけ目が死んでいる者がいました。
私です。
名探偵コナンが連載30年ということにもかかわらず、
ほぼ原作漫画にもアニメにも触れていません。
一度、長編映画版のイージス艦がどうたらこうたら(内容を覚えていません)というのに連れてかれたことがあったのですが、
すぐに寝てしまったくらいで。
なので名探偵コナンの知識が、
メガネのこまっしゃくれた子どもが、
金田一少年みたいなことをする、みたいなことしか知らないのですね。
ということで、ファン垂涎の展示も、
私にとっては漫画のコピーと文字の羅列にしか見えず、
さらにそれに2000円というのが…。
しかも読売テレビの特設会場がなんか寒いし。
長々とすいません。
このあとに入った白玉温泉のサウナ。
真実はいつもたった一つ。
サウナ最高。
男
[ 大阪府 ]
なにも足さない。
なにも引かない。
(西村佳也「サントリー山崎」コピー)
あの街この街黄昏れて、
紫色の夜がくる。
こんな日はウイスキーかサウナだ。
ウイスキーにもサウナにも、
その温かさを信じる。
満月の良さを言葉で表現するのは難しい。
シンプルな造りで、最低限のものがある。
だからこそ、普段遣いには最高に良かったりする。
何も足さない、何も引かないという言葉を思い出す。
シンプルにして平均点を超えてくる、
サントリーのウイスキーのようなサウナ。
今後もすこし愛して、ながく愛せそうだな。
今日もサウナが心地よい。
人生、おいしくなってきた。
男
[ 大阪府 ]
古い自分の
殻を脱ぎ捨て
まだ見えない夢を
追いかけてゆくさ
(河島英五「元気ですか」)
世間の方々はお正月でも、自分は仕事がら繁忙期だったりします。
ここ最近は終電帰りが続いていたのですが、
今日はなんとか少しだけ早く帰れることに。
ということで、ようやくサウナ初めでございます。
近くの鳥貴族で軽く貴族焼を食してから、
ひなたの湯へゴー。
忘れてしまいたいことや、
どうしようもない寂しさに包まれた時に、
男はサウナに行くのです。
そんな時代おくれの男になりたいと思いながら。
サウナの熱に包まれたあとに、水風呂。
そして外気浴。
ひなたの湯からうっすら見える点々とした街の灯。
河島英五の「元気ですか」が流れる東北電力のCMを思い出してしまいます。
子どものころはその歌詞の意味を気に留めなかったのですが、
今日はサウナとともに身に染みます。
そしてサウナをしっかりと堪能したあと、
男は静かに眠るのでした。
男
[ 大阪府 ]
喜びよ、美しい霊感よ
死後の楽園の娘よ
私達は情熱に陶酔し 足を踏み入れる
天のあなたの聖域へ
(ベートーヴェン「交響曲第9番合唱」)
京都で社会人生活をしていたとき、
給料日後の楽しみが、
イノダコーヒのクラブハウスサンドか、
東洋亭の包み焼きハンバーグでした。
その後、東京、山形、舞鶴と居を転々とするなかで、滅多にイノダも東洋亭も行くことがなくなったのですね。
たまに機会があって行っても外国人が長蛇の列をなしているわけで。
今日はなにわ健康ランドに行く前に、
そういえば新大阪駅に東洋亭があったな、
と思い出し、ダメもとで行ったらすんなり入れたのですね。
なんて日だ。
何度も味わった包み焼きハンバーグでしたが、
フォークとナイフでホイルを裂いた瞬間、
あふれでる湯気とともにいろいろな感慨がわいてきました。
今年1年本当にいろいろなことがあったのですが、
これはこれでよかったのかなと思ったり。
サウナ納めも最後にふさわしくなにけんに来れたわけで。
これも1年前には考えられないことでした。
爆風アウフグースが身にも心にも染みました。
今年は歓喜のままに終わることになりそうです。
来年はどんな年になるのでしょうか。
男
[ 大阪府 ]
寒い。
なんばで用事があるので、
その前にサウナで暖まりたいところ。
ということで、ヘルシー温泉タテバさんに行ったものの、
サウナは入場制限が。
一刻も早くサウナでぬくもりたい。
なので、姉妹店の桜川店にゴー。
というか、こんなに大阪と神戸のサウナを満喫することになるとは、
年初の時点では想像もしていませんでした。
今年のサウナまとめを確認したところ、
今年最初に行ったのは、
福井県敦賀市の越のゆ敦賀店でした。
初詣の氣比神宮で1年の平穏無事を祈願したのですが、
まさか年末に住所が変わるとは。
都会のすごいのは、ここが休みでも近くに別の施設があったりするんですよね。
京都北部の片田舎ではありえないことでした。
車で40分以上走らせないと別のサウナがなかったりするわけで。
というか、人生何があるかわからんよなぁ、と思いながら、本日のサウナを満喫しました。
男
[ 大阪府 ]
出勤前にひなたの湯のサウナに入りながら、
先日放送されたドラマ「サ道2024」について考えてみました。
今回は驚きました。
ドラマとしての凄みが格段に増しているように思えました。
アロマロウリュのはちみつの香りに包まれながら、文芸評論家の江藤淳の「成熟と喪失」を思い出したのですね。
人は何かを失うことでしか成熟することはありえないと。
今回のサ道では、ツルピカさん、蒸し男くん、偶然さん、伊達男くん、ナカちゃんさん、
みんなある種の喪失感と向き合うことになります。
特筆すべきはナカちゃんさんの原田泰造です。
母の死への向き合い方が静かで素晴らしい。
凡百の演出だと、どこかのタイミングで号泣をさせていただろうに、
ナカちゃんさんは静かに思い出のあんみつを口にして、
いつもの北欧にむかいます。
外気浴でじっと前を見据える表情。
これが全てを物語っているのですね。
結局のところ、
人生は理不尽であっても、前を見据えるしかない、と。
さらに、芸人を諦めそうになっている、
伊達男くんへの言葉にも凄みがあります。
「続けたいんでしょ」とやさしく語りかけるナカちゃんさん。
ネプチューン結成以前の不遇時代を乗り越えた原田泰造本人の血の通った生々しい声に聞こえます。
他にも語りたいことはたくさんあるドラマでしたが、
出勤時間が迫ってきたので、これまでで。
ちなみに私も曲がったことが大嫌い、とお茶を濁しつつ。
男
[ 大阪府 ]
人生は短いようで長い、
長いようで短い。
そう、1本のゴムのようだ。
ということで、サウナで人生をかみしめるために、
やってきたのは、ユートピアさんです。
どうです、元ネタが若い人らはわからんでしょう。
平日のお昼のユートピア白玉温泉さん。
夜は人でごった返しているのに、
なんだこの静けさは。
熱いお風呂にゆったりとつかってからサウナへ。
しっかり暑い。
この暑さに耐えてからの、冷たい水風呂がたまりません。
外気浴も心地よく、一発でととのいました。
飛行機をながめながら、幸せなひとときを全身で感じつつ、ととのいイスでまどろみます。
そうか、これが人生か。
ゴムパッチンをくらったかのように、
はたとそんなことを思ったり。
男
[ 兵庫県 ]
汗をぬぐってあるいた道
野原でみつけたちいさな花
幼い日の 手のぬくもりが帰ってくる
(合唱「時の旅人」)
灘温泉さんのサウナと六甲山麓伏流水の水風呂、そして外気浴のループのなかで考えていました。
ここ最近のアニメちいかわの黒い流れ星編が凄いなと。
ここから先、ちょっと難しそうな話をしそうで、途中で適当に投げ出しますのでご注意を。ヤハ。
ちいかわが同じ一日を繰り返し、抜け出せず苦闘するという話なのですが、
このタイムループというジャンルは何度も映画で扱われています。
有名どころでは、ビル・マーレイ主演の「恋はデジャ・ブ」、押井守監督の「うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー」などでしょうか。
毎日が繰り返されるという思考実験は、
ニーチェの永劫回帰という考え方を想起させます。
同じ毎日のなかでちいかわは未来を失いかけ、ビル・マーレイは何度も自殺を図り、
ラムの周囲からは登場人物が消えていくのですね。
人は繰り返される絶望のなかで、それをどう乗り越えるのか。
ニーチェは絶対的な生の肯定…、ウラ…、
となんかめんどくさくなったので、
後はかしこい人が解説してください。
ついでにいうと、ニーチェのいうとこの、
「超人」はちいかわのうさぎだと思うんだよなぁ、ウラララララ…。
というか今日もサウナが心地よかった。
…あれ、これって昨日も同じこと書いたような…。
汗をぬぐってあるいた道
野原でみつけた小さな花
幼い日の 手のぬくもりが帰ってくる
(合唱「時の旅人」)
男
[ 大阪府 ]
いっぽ すすんで まえならえ
いっぽすすんで えらいひと
ひっくりかえって ぺこりんこ
よこにあるいて きょろきょろ
(いつもここから「アルゴリズムこうしん」)
阪急十三駅からいっぽすすんで三国駅。
十三のサウナシャンがお休みで、
悲しいときー、だったわけで、
今日はあるごの湯へゴー。
どけどけどけー。
初めてのあるごの湯だったのですが、
広いんすね。
思わず、よこにあるいてきょろきょろ。
熱めのお風呂にどっぷりとつかってからサウナへ。
ちょうどうちわ熱波の時間で、
サウナ室はほぼ満室でした。
てをよこに、あらあぶない、
あたまをさげればだいじょうぶ、
ってこれはアルゴリズムたいそうですが。
レモングラスの熱波が爽快でした。
シャワーで汗を流して、15度の水風呂へ。
ちょっとここらでひらおよぎしたくなるほどの心地よさ。
空が広く見える外気浴も良かったです。
すってはくのがしんこきゅう、をくり返して、
ぱっちんぱっちんガシンガシンとととのいました。
ここで夕焼けを眺めながらの外気浴もいいのだろいなと思うわけで。
悲しいときー、夕陽が沈んだときー…、とか思い浮かべながら。
おわり。
男
[ 兵庫県 ]
ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
(中島みゆき「ファイト!」)
ほんとうはもっとふざけた文を書くつもりだったんです。
六甲と私がよくサウナに行っていた福井県の関係についてとか。
端的に阪神の川藤幸三についてですが。
今日の灘温泉六甲道店さんのサウナはやや混んでいたのですが、
気がつけば私ひとりになっていました。
その瞬間、テレビでは中島みゆきが「ファイト!」を歌っていたのです。
今までこんなことはなかったのですが、
ありえないくらいに目に涙がたまりました。
そして、水風呂のあとの外気浴で父のことを思い出したのですね。
私の父も苦しい時期がありました。
ただ、そんなときに父が紅白歌合戦で中島みゆきが「地上の星」を歌う姿を見て、
心なしか目を潤ませていたのですね。
なんだか情ねーなと思っていました。
そして、2セット目。
あのときの父の気持ちがわかったような気がしました。
あのときに軽蔑の視線を送った自分を恥じながら。
中島みゆきは「ファイト!」のなかで、
「私の敵は私です」と歌っていました。
たったひとりのサウナ室。
響きました。
六甲おろしを全身に浴びながら、
誰にも気づかれないように口ずさみました。
冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ!
男
[ 兵庫県 ]
moonstruckという言葉があります。
月の光を浴びて気が狂ったというような意味合いだそうですが、
なんとなくその気分はわからないことはないのかなと思ったり。
満月の夜はどんなに無粋な人でも多少はロマンチックな気分にはなるとでも言いますか。
なんだか今日は久々に、若かりし頃のシェールとニコラス・ケイジが出演している映画
「moonstruck(邦題 月の輝く夜に)」が観たくなったのですね。
ということで、ジェームス山天然温泉月の湯舟に行くまでのあいだ、U-NEXTでまだ髪があった頃のニコラス・ケイジを鑑賞しました。
シェールの婚約者の弟役をニコラス・ケイジが演じているのですが、
改めて観直すと会話が小粋で素敵でした。
「なんで兄貴と婚約したんだ?」とケイジが問うと、
「運がなかったからよ」と返すシェール。
話は脱線しますが、
ワタクシもジェームス山で運がなかった。
以前、営業でイオンジェームス山に来ておりまして、月の湯舟が目と鼻の先なのに、
ここで営業終了は違うだろうと、真面目に垂水駅方向に向ったのですね。
どうせ会社辞めるんだったら行っときゃ良かったんです。
でも、どういうわけかあのとき諦めたサウナに来れてしまったわけで、
なんだかツキがあるなと。
月の湯舟さんは、お風呂もサウナもゆったりとしているし、
何よりも露天からの眺望が素晴らしかったです。
月の輝く夜にととのったならば、まさしくムーンストラックのような状態になるのかもしれません。
今日は真昼の月が出ていました。
月に吠えてジェームス山を後にしました。
男
[ 大阪府 ]
いつまでも 続くのか
吐きすてて 寝転んだ
俺もまた輝くだろう
今宵の月のように ah、ah
(エレファントカシマシ「今宵の月のように」)
今日もまたどこへ行く、
サウナ探しに行こう…、
というわけではなかったのです。
郵便局の用事の帰りに、
近くでどこかないかなと立ち寄ったのが
満月さんでした。
温泉、サウナ、水風呂、コンパクトにまとまった施設でしたが、
すべてが快適な感じでした。
特に空が広く見えるのが好きです。
外気浴では冷たい風が吹き込んできてたまらないものがありました。
また月の輝く夜に伺いたいです。
いつの日か輝くだろう、今宵の月のように、
なんて口ずさみながら。
男
[ 兵庫県 ]
サ活を書く上で、自らに禁じ手を課していました。
それは、ドラマ「サ道」の冒頭のセリフを使わない、ということです。
別に気にしなければいいのですが、このセリフで書き出す方も多いですし、
乱発するのもなんだかなと思ったり。
前置きはさておき、サ道でも取り上げられた神戸サウナ&スパさんです。
憧れのサウナでした。
先月まで住んでいた京都北部の田舎町からでも車で2時間の距離なのですが、
なぜか訪れることができませんでした。
休みもロクに取れず、余暇につかえるほどの満足な給料もなく、
憧れは後回しになっていました。
まがったことが大嫌いな私は、会社の上層部と衝突し、京都北部の田舎町を追われました。
結果、転職先が神戸サウナ&スパから徒歩15分。
遠かった憧れの地が至近距離になりました。
筆舌に尽くし難い最高のサウナと水風呂。
いろいろと思うのです。
あれだけ理不尽な目に遭ったのに、
新天地では上司、同僚、パート・アルバイトさんに至るまで、
本当に良い仲間に恵まれています。
オレの人生にも一度くらいこんなことがあっていいだろう。
やりがいのある毎日に、気持ちの良いサウナ。
満を持して記します。
行ってきましたよ、神戸サウナ&スパ。
男
[ 兵庫県 ]
ぶらり途中下車サ活の旅。
今日はJR神戸線六甲道駅徒歩5分の灘温泉六甲道店さんをぶらり。
今日はどんな出会いが待っているのでしょうか。
本日の旅人はオロポイケちゃんさん。
「うめーな、うめーな、なんだかなー」
おやおや阿藤しゃん‥。
それはさておき灘温泉さんです。
繁忙日の業務にしみるマジの温泉に癒やされつつ、
早速サウナへ。
おしおきだべ〜、というわけでもないのですが、100度のサウナがたまりません。
それに水風呂。
温度は低くはないものの、
六甲山の伏流水が気持ちがよいのですね。
六甲の美味しい水風呂なんてブルジョアかなんておもいつつ。
やべーな、やべーな、なんだかなー、
とか思うわけで。
お風呂の後に行ったお酒の美術館の方もまさかのサウナーでびっくりしました。
マジでぶらり途中下車の旅っぽいぜ。
男
[ 兵庫県 ]
さて、ホームサウナをどうするかなんです。
ホームサウナ、つまり回数券の購入に踏み切るに値するサウナ。
今、非常に悩んでいます。
先月末に大阪に引っ越しまして、
その時点では、自宅近くのひなたの湯一択かと思っていました。
施設は申し分ないのです。
ただ、何度か通ううちに、近隣のホテルから若い人が流れてくる時間があることがわかったのですね。
ちょっとワタクシも欲が出てきました。
ワタクシなぜか大阪に住んでいるのに、通勤しているのは神戸なのですね。
この間でズバッとハマるとこはないかと。
今日は試しに会社のいちばん近くにある、
つかさ湯さんに行ってみました。
いやー、銭湯として最高でした。
特に竹炭風呂が素晴らしい。
このためだけに通ってもいいと思えました。
サウナも絶妙に空いてるのが嬉しい。
たぶん、こちらの近所に住んでいたら、
間違いなくホームになっていたと思います。
とりあえず、会社でやさぐれたらつかさ湯さんで、
なんかごほうび的なニュアンスで、神戸サウナか万葉倶楽部かな、とか思いつつ。
ワタクシのホームサウナ探しは続きます。
男
[ 大阪府 ]
あなたはサウナ室で涙を流したことはありますか。
ドラマ「サ道」で原田泰造が訪れたニュージャパン。
ドラマの聖地巡りをしたかったのに、
なかなかできずにいました。
なぜか名古屋のウェルビー栄には行ったことがあるのだけれど。
本日のアウフグースの曲は、
「クリスマスイブ」「ラストクリスマス」「恋人たちのクリスマス」でした。
心深く秘めた思い 叶えられそうもない
(山下達郎「クリスマスイブ」)
ここ1年はサウナに行く時間がとにかくありませんでした。
労基が動くレベルの残業時間。
さらに、上がらない給料どころか実質賃金もさがっていました。
普通の生活がしたかった。
Once bitten and twice a shy
一度傷ついたら、次は用心深くなる
(Wham!「Last Christmas」)
こんな惨たらしい会社の人たちのために、
自分の生活をさておいて交渉も行ったりもしました。
ただそれは徒労に終わり、自身も会社をやめることになりました。
認めるのはイヤでしたが、あぁ自分は典型的な氷河期世代の一人なのかと思い知らされたわけで。
Make my wish come true
どうか私の願いをかなえて
(Mariah Carey「恋人たちのクリスマス」)
でも、見ている人は見ていてくれました。
そんなにお前ががんばっているのに報われないのはおかしい。
そう思ってくれた方のおかげで今の会社に転職をすることができました。
そして図らずもサウナへも聖地巡りも行くことができるようになりました。
アウフグースのアイスキューゲルが溶ける様をじっと見つめていました。
私の氷河期はアイスキューゲルとともに蒸気をあげて消えていきました。
やさしいシナモンの香りがしました。
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。