2023.05.24 登録
[ 大阪府 ]
京都での社会人1〜2年目のことだったでしょうか、
ストレスで夜に寝つけない時期がありました。
なかなか眠れないのでテレビをつけっぱなしにしていたので、
関西ローカルの深夜のテレビCMが流れはじめると、
早く寝なければと焦ってしまい、さらに眠れなくなったものでした。
当時のCMはこんな感じでした。
わいわいdrinking やぐら茶屋
うきうきtalking やぐら茶屋
は〜あどんとこい
(やぐら茶屋)
はやくここへ来て
みんなーほら笑顔さー
(大和実業グループ)
疲れも抜ける お酒も抜ける
ひとかわむける
千日前のー アムザ1000
(アムザ1000)
そして大東洋はこんな感じ。
梅田に天然温泉が出ました
温泉&サウナの大東洋
なんだこれ、この組み合わせ今だったら、
これって最高じゃん。
大東洋で強烈な熱波をくらいながら、
若い頃の悩みを思い出しつつ、
そんなこと歳とったらどうでもええわいとおもったり。
とりあえずサウナ最高。
今日はゆっくり寝れそうです。
男
[ 兵庫県 ]
みなかみは知らず 流れていく川
花びらを浮かべ わくらばを沈め
(合唱曲「川」より)
灘温泉さんの六甲山麓伏流水の水風呂に浸かっていたら、
ふと合唱曲「川」を思い出したのです。
中学か高校のどちらか忘れましたが、
この曲が校内合唱コンクールのある年の課題曲だった記憶があるのですね。
サウナに入りながら、曲を思い出しつつ、
いろいろな記憶がよみがえってきました。
思春期まっただなかだったので、
練習当初は男子生徒がまともに歌わない。
だんだん正義感の強い女子が、
「最後の年なのに、何で歌わないの」とキレながら泣き始めるわけで。
最初は女子のソプラノ、アルトの歌声しか聞こえなかったのに、
本番ぎりぎりくらいで男子のテナー、バスが追いついてくる。
うーん、青い春だった。
「昨日の水は もう 今日の水ではないが
今日の水は もう 明日の水ではないが」
この歌詞の部分が聴かせどころで、
この部分の優劣で順位が決まったような気がしました。
確かウチのクラスは準優勝。
親たちはブーイング。なんだそりゃ。
水風呂の清らかな水とともに、
青くさい思い出も身にしみましたとさ。
男
[ 大阪府 ]
下駄をならして奴がくる
腰に手ぬぐいぶらさげて
学生服にしみこんだ
男の臭いがやってくる
(かまやつひろし「我が良き友よ」)
昔ながらの銭湯と商店街。
アー夢よ良き友よ…、と口ずさみたくなる宝湯さんの心地よいお風呂とサウナ。
古い時代と人が言う、
今も昔と俺が言う…。
「我が良き友よ」の歌詞は、
今も昔もこの酒注げば心地良しと続く。
宝湯さんの高温サウナ、水風呂、休憩のあとでは、
今も昔もサウナに入れば心地よしと思うわけで。
アー夢よ良き友よ
おまえ今頃どの空の下で
俺とおんなじあの星みつめて何想う…。
男
[ 大阪府 ]
好きな人や物が多すぎて
見放されてしまいそうだ
虚勢を張る気はないのだけれど
取分け怖いことなどない
(椎名林檎「月に負け犬」)
頬を刺す朝の山手通り…、
ではなく普通に寒いだけの上新庄。
満月さんのサウナ、水風呂からの外気浴。
夜空には月が黄色く煌々と輝いていました。
時の流れと空の色に何も望みはしないように、
単純に今日も今日とてサウナを楽しんでいました。
だけれど今日は混んでいたのですね。
なぜか5〜6人連れの若人たちが3〜4グループぐらいいたりしまして、
なんか騒々しかったりしました。
サウナでも5名ほどで仲間うちでけたたましく喋り散らかしている若人たちがおりました。
私の本能が許せませんでした。
正しいとか間違いとか黒だとか白だとか考える前に、
会話は控えるようにと書いてあるだろうと注意しましたが。
約束事だろうが、果たされないことなど大嫌いなの、とかそれはどうでもいいですが。
なんか気分も萎えたのでそのまま退室。
次回に仕切り直しです。
サウナに行けるという真実だけで幸福なのです。
男
[ 兵庫県 ]
白い雪のような 優しさがほしい
何もかも許せる 心がほしい
(森高千里「銀色の夢」)
今季最強の寒波で神戸も珍しく吹雪いていました。
凍てついた身体を包みこむようなやさしさがほしい…。
電車にゆられこの町まで…。
やってきたのは六甲道駅。
サウナ行くしかねー。
寒くてもつらいことがあっても、
灘温泉さんのお湯とサウナはあたたかいのですね。
心にダムはあるのかい、あんちゃーん。
体重計を見て、私はオジさんになったなと思いつつ、あなたもオバさんよと思ったり。
かっこいいことばかりいっても、お腹が出てくるのよ…。
サウナと六甲山麓伏流水の水風呂で、
気分爽快。
明日はララサンシャインです。
男
[ 大阪府 ]
「自分はどこにいるのでありましょうか」
「安保さん、月はどっちに出ていますか」
「東か西か南か北であります」
「安保さん、月にむかって走ってきてください」
(崔洋一監督「月はどっちに出ている」より)
寒波だからなのか、
今日のひなたの湯の外気浴中に上に目をやると、
夜空がいつもより澄んでいました。
星もちらほら、上弦の月をさらに欠けさせたような月もくっきりと見えました。
今日は休みなのに、いろいろなところから電話がかかってきて嫌になっていたのですね。
ツキがないなと。
急用を済ませて新大阪駅でため息をついてから、
もうサウナに行くしかないと思い立ったのです。
あたり前のことですが、
いつも通り、お風呂とサウナは温かく、
水風呂は冷たかった。
そして、外は寒風が身を引き締め、
空には欠けた月。
それだけのことです。
それだけなのに、ため息がほっとした一息にかわっているわけで。
やはりサウナはありがたい。
男
[ 大阪府 ]
満月さんがすっかりホームになってしまいました。
住んでいるところから考えると、
他にも何か所か候補はあったんですね。
そもそも満月さんに初めて行ったのは、
役所に用事があった帰りに時間があったからでした。
もちろん、サウナもお風呂も良いのですが、
通うたびにだんだんと上新庄にも土地勘がでてくるわけで。
ホームになった決定打は、近くに関西スーパーがあったことでした。
これで満月→関西スーパー→帰宅か上新庄で食事、この流れができたことが大きいのですね。
便利すぎる。
次のお給料日には回数券を買わねば。
男
[ 兵庫県 ]
パートの奥様方が満場一致でオススメしていたスーパー銭湯が太平の湯さんでした。
サウナーではない方々から
「明石海峡大橋が間近に見える」
「岩盤浴が安いのにすごい」
「サウナも良い」
「ご飯も美味しい」
とのご意見を頂き、
じゃあってんで、早速行ってきました。
というか、近くにアウトレットパーク、
シャレオツな海岸、
なんだこれ。
もうね、全てがいたれり尽くせりなんですよね。
施設も豪華で綺麗だし、
ロケーションも素晴らしい。
サウナもお風呂も気持ち良い。
お目当ての岩盤浴もロウリュイベント含め、
がっつり堪能しました。
パートの方々のご意見通りでした。
リピート確定でございます。
次回はまる一日ゆっくりしようと思います。
男
[ 京都府 ]
五香湯には一度だけ訪れたことがある。
ドラマ「サ道」で聖地化するはるか前、
自身もサウナに全く興味がなかった頃だった。
その当時に関係のあった女性が五香湯の近くに住んでいた。
確か京都競馬場かどこかで仲良くなり、
その後のある日に、
「みんなで鍋パーティーをやるから、五条駅待ち合わせな」
と誘われた。
当日、五条駅に彼女が迎えに来てくれ、
さらに五香湯を通り過ぎて彼女の家へ。
鍋の準備はできている、でもみんながいない。
「あれ、他の人たちは」
問うと、土鍋に肉や河豚などの具材を入れながら、
「えっと、自分だけやで」と。
次の日、初めて五香湯に行った。
そして、何十年ぶりかの五香湯。
薬湯の香りで当時を瞬時に思い出したわけで。
若気の至りの思い出を、
熱いサウナで老廃物とともに洗い流した。
サウナ、水風呂、外気浴ですっかり身体が軽くなった。
五条通でタクシーを拾って、長年通っているバーに向かった。
五香湯は常に行きたいけれど、
未だになかなか行けない。
男
[ 兵庫県 ]
灘温泉に訪れると、
福井と六甲つながりで、川藤幸三について語りたくたるのですが、
今回も割愛で。
ヘミングウェイだったか、それとも文芸評論家の福田和也だったかを忘れたのですが、
「真の友人と良い酒場を見つけるのは難しい
」
みたいな言葉を引っ越すたびに思い出します。
とくに行きつけのバーを作るのがなかなか難易度が高いのですね。
居心地の良さ、常連客の雰囲気、コストパフォーマンスなど、
肌感覚で合わないと通えないわけで。
なんかサウナと一緒ですよね。
住んでいる街と勤務地ではまだバーに行けていないのですが、
通勤の途中駅では、サウナからのバーへの最強の動線ができあがりつつあります。
灘温泉六甲道店さんで、
温泉とサウナ、六甲山伏流水の気持ちの良い水風呂をめいいっぱい楽しむ。
そのあとに六甲道駅のなかの、お酒の美術館でまず生ビール。
二杯目はその日の気分で。
バーテンダーの方々がサウナーだったり、
出身大学が同じ方だったりと話も弾みます。
良い気分のまま快速電車で帰宅。
良いサウナと良い酒場に感謝。
男
[ 大阪府 ]
居心地の良い生活、居心地の良い動線が最近見えてきたように思える。
上新庄駅の北口から徒歩1分で満月へ。
満月の自販機でマッチを買って冷蔵庫に入れる。
浴場では洗体のあとに、深い内風呂、露天風呂、さらに空いていれば炭酸風呂で身体を温める。
そしてサウナへ。
サウナは3〜5セット。
ほどよい心地になったら、
露天風呂、深い内風呂に浸かってから上がる。
満月のあとは、徒歩5分で関西スーパーへ。
全品10%引きの月火だったらなおよし。
夕餉の食材を買ったら、サイゼリヤか豚丼屋で小腹を満たす。
こんな感じの動線が理想的だ、と思っていた。
ところが満月のあとに観た映画で、
日々のルーティンが徐々に壊れていく様が描かれていてぞっとした。
それは長塚京三主演の「敵」という映画で、
完璧な生活設計が3人の女性を介して侵食され、
最後には爆発的とも言えるほどの崩壊を見せるという内容だった。
傑作だったのだが、満月のサウナと違って終始居心地の悪い気分にさせられた。
でも、もう一回観たいなぁ。
一昨年のサ道2023に出ていた瀧内公美もまた絶妙な感じでもう。
男
[ 大阪府 ]
さすが酒田は大港 千石万石
横づけだんよ
ほんまに酒田はよい港 繁盛じゃおまへんか
(酒田甚句)
ふるさとは遠きにありて思ふもの、そして悲しくうたふもの…。
満月さんのサウナの中で、ときどき故郷を思い出すことがあります。
そもそも「満月」という名のラーメン屋が地元で有名店だったり、
上新庄という地名が山形県の街を思い出させたりするわけで。
サウナ室で初場所の注目の一番、
無敗の金峰山と一敗の尊富士の取組のまえのことでした。
北の若の休場不戦敗の場内アナウンス。
あれ、北の若って山形出身なんだ。
そう思った直後に、
「がんばれ 北の若 酒田応援団」という応援ボードが画面に大写しに。
なんかじんときました。
土俵には北の若はいないのに、酒田から応援にかけつけた人たち。
なんかこんな感じが酒田の人っぽい。
北の若関、しっかりとケガを治して、
この方々の想いに応えてあげてください。
今日は、上新庄の空を眺めながら、
遠い故郷を国技館経由で懐かしむ自分がととのい椅子にいたわけで。
男
[ 兵庫県 ]
いや、だめなんです。
行かなだめなんです。
(映画「その街のこども 劇場版」)
16日のことでした。
上司がポートタワーを眺めながら、
30年前の震災のことをしみじみと語りはじめたのでした。
上司は当時、灘に住んでおり、震度7の中心にいたとのことでした。
「助け合い」なんて生易しい光景はなく、
生きるか死ぬかという生々しい光景がそこにあったと。
その話を聞いて、「その街のこども」を観なければ、
と思ったのですが、現在配信がない。
ただ、十三のシアターセブンでアンコール上映があるとのことでそちらに行くことにしました。
その前にどうしても灘温泉さんに行きたかったのです。
灘温泉さんも震災で設備が壊滅的な被害を受けたのに、
4週間後に仮営業を再開されたとのことでした。
改めて、きれいなお湯のあること、日常があることのありがたさ、
逆にいつ何が起こるかわからないことの怖さを、今日は肌で感じました。
私も直接の被害はなかったのですが、
東日本大震災で日常が崩壊するところを目の当たりにしましたので。
水道筋商店街を後にし、そのまま十三へ。
「その街のこども」はほぼ満席でした。
映画のなかで、さきほど歩いた水道筋商店街に15年前の佐藤江梨子と森山未来がいました。
自然と涙が出ました。
男
[ 大阪府 ]
そういえば、だいぶ昔に寺島しのぶと豊川悦司の出ていた映画があったな、
そんなことを新庄温泉さんで思い出したのです。
それは「やわらかい生活」という映画で、
寺島しのぶが蒲田の銭湯でお風呂につかるシーンが印象的でした。
初めて訪れてみた新庄温泉さんでしたが、
今日は人も少なくゆったりとした感じでした。
深い浴槽のお風呂もひとり占めでき、
足元からぽかぽかと温まりました。
サウナや水風呂もなんだかやさしいというか、
やわらかい感じでした。
なんだかゆったりとした時間を過ごすことができました。
ただ、サウナのなかで「やわらかい生活」がどんな話だったか、というのが中々思い出せず、
それだけが引っかかりつつ、
新庄温泉さんを後にしました。
とりあえず次の休みで20年ぶりくらいに観てみようかな。
男
[ 兵庫県 ]
灘の生一本…。
いや、あたくし灘の生一本というお酒があることは伺ったことがあるんですが、
まだ、頂戴したことがないんでございますよ。
(落語「ちりとてちん」より)
大阪に引っ越す前は、福井県のサウナに行くことが多かったんですね。
んでもって越してからは、勤務先が神戸でして、会社帰りに灘温泉というのもなかなか乙なもんでございます。
灘温泉さんのサウナのなかで福井と灘・六甲のつながりについて考えてみます。
福井出身の川藤幸三…についてでもよいのですが、
落語の「ちりとてちん」が福井と灘をつなぐよなと思うわけで。
小浜市の濱の湯によく行っていたのですが、
市内に朝ドラ「ちりとてちん」のロケ地が至るところに紹介されていたのですね。
そうなんです。朝ドラの舞台なんでございます。
そして落語の演目「ちりとてちん」には、
灘の名酒に触れた箇所があるわけで。
偶然なのでしょうか、小浜の濱の湯と灘温泉の水風呂は、水が良い感じがします。
私に水が合うというか。
ようやく私も新しい生活の、
水に慣れたのかもしれません。
おあとがよろしいようで。
男
[ 大阪府 ]
上新庄というと、
その昔にちゃらんぽらんという漫才師がネタのなかでいじっていた記憶があります。
おぼろげですが、こんな感じだったと思います。
「ちゅーとはんぱやなぁー!
上なのか下なのか、都会なのか田舎なのか。
阪神の新庄にしても中途半端や。
外野なのかピッチャーなのか…。」
とは言え、中途半端の裏を返せばバランスが取れているとも言えるわけで。
上新庄駅徒歩1分の満月さんも考えてみるとバランスが取れてるよなと。
満月さんが良いのは上新庄という立地から、
土日でも観光客やらサウナ遠征で来る人たちがほぼいないことです。
なので、今日も地元の方々中心だったりするわけで、
大阪市中心部のスーパー銭湯やら聖地化したサウナとは趣きが違ったりします。
ということで今日ものんびり4セット。
よくよく考えると満月さんのお風呂やらサウナは割と温度高めなので、
ちゅーとはんぱやおまへんな、と思ったり。
しかも今日はサウナの日でヴィヒタがサウナ室に吊るされてたりと、
なんだかよりどりミドリでございました。
どうです、一部の関西の人しかわからんでしょ、
と言ってもしょうがないか。
男
[ 大阪府 ]
京橋駅を下りると、
そういえば読売テレビも近かったよな、
そんなことを思い出したのです。
さらには読売テレビの玄関近くに名探偵コナンの銅像があったはずなんだよねー、と私が口を滑らすと、
熱心なコナンファンの連れが「連れてけ」と。
ということで、白玉温泉の前になぜか読売テレビに行くことに。
寒風吹きすさぶ中、コナン像を発見。
あれ、今、読売テレビの中で、「名探偵コナン展」をやってるみたいだぞ。
しかも、今日が最終日。
熱心なコナンファンの連れが「連れてけ」と。
コナン展の会場には全国のみならず、海外からもファンがたくさん足を運んでいるようでした。
ファンにはたまらない展示の数々。
訪れる人たちは皆、目を輝かせながらコナンの世界に浸っていました。
そんな中、ひとりだけ目が死んでいる者がいました。
私です。
名探偵コナンが連載30年ということにもかかわらず、
ほぼ原作漫画にもアニメにも触れていません。
一度、長編映画版のイージス艦がどうたらこうたら(内容を覚えていません)というのに連れてかれたことがあったのですが、
すぐに寝てしまったくらいで。
なので名探偵コナンの知識が、
メガネのこまっしゃくれた子どもが、
金田一少年みたいなことをする、みたいなことしか知らないのですね。
ということで、ファン垂涎の展示も、
私にとっては漫画のコピーと文字の羅列にしか見えず、
さらにそれに2000円というのが…。
しかも読売テレビの特設会場がなんか寒いし。
長々とすいません。
このあとに入った白玉温泉のサウナ。
真実はいつもたった一つ。
サウナ最高。
男
[ 大阪府 ]
なにも足さない。
なにも引かない。
(西村佳也「サントリー山崎」コピー)
あの街この街黄昏れて、
紫色の夜がくる。
こんな日はウイスキーかサウナだ。
ウイスキーにもサウナにも、
その温かさを信じる。
満月の良さを言葉で表現するのは難しい。
シンプルな造りで、最低限のものがある。
だからこそ、普段遣いには最高に良かったりする。
何も足さない、何も引かないという言葉を思い出す。
シンプルにして平均点を超えてくる、
サントリーのウイスキーのようなサウナ。
今後もすこし愛して、ながく愛せそうだな。
今日もサウナが心地よい。
人生、おいしくなってきた。
男
[ 大阪府 ]
古い自分の
殻を脱ぎ捨て
まだ見えない夢を
追いかけてゆくさ
(河島英五「元気ですか」)
世間の方々はお正月でも、自分は仕事がら繁忙期だったりします。
ここ最近は終電帰りが続いていたのですが、
今日はなんとか少しだけ早く帰れることに。
ということで、ようやくサウナ初めでございます。
近くの鳥貴族で軽く貴族焼を食してから、
ひなたの湯へゴー。
忘れてしまいたいことや、
どうしようもない寂しさに包まれた時に、
男はサウナに行くのです。
そんな時代おくれの男になりたいと思いながら。
サウナの熱に包まれたあとに、水風呂。
そして外気浴。
ひなたの湯からうっすら見える点々とした街の灯。
河島英五の「元気ですか」が流れる東北電力のCMを思い出してしまいます。
子どものころはその歌詞の意味を気に留めなかったのですが、
今日はサウナとともに身に染みます。
そしてサウナをしっかりと堪能したあと、
男は静かに眠るのでした。
男
[ 大阪府 ]
喜びよ、美しい霊感よ
死後の楽園の娘よ
私達は情熱に陶酔し 足を踏み入れる
天のあなたの聖域へ
(ベートーヴェン「交響曲第9番合唱」)
京都で社会人生活をしていたとき、
給料日後の楽しみが、
イノダコーヒのクラブハウスサンドか、
東洋亭の包み焼きハンバーグでした。
その後、東京、山形、舞鶴と居を転々とするなかで、滅多にイノダも東洋亭も行くことがなくなったのですね。
たまに機会があって行っても外国人が長蛇の列をなしているわけで。
今日はなにわ健康ランドに行く前に、
そういえば新大阪駅に東洋亭があったな、
と思い出し、ダメもとで行ったらすんなり入れたのですね。
なんて日だ。
何度も味わった包み焼きハンバーグでしたが、
フォークとナイフでホイルを裂いた瞬間、
あふれでる湯気とともにいろいろな感慨がわいてきました。
今年1年本当にいろいろなことがあったのですが、
これはこれでよかったのかなと思ったり。
サウナ納めも最後にふさわしくなにけんに来れたわけで。
これも1年前には考えられないことでした。
爆風アウフグースが身にも心にも染みました。
今年は歓喜のままに終わることになりそうです。
来年はどんな年になるのでしょうか。
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。