2023.05.24 登録
[ 京都府 ]
「運命を克服しましょう。
過去に拘泥している場合じゃないはずです。
いまを生きましょう」
口元をゆるめたハリソン山中が、右手にスマートフォンケースをもったまま両手を広げる。
その眼にくつろいだ光がうかんでいた。
(新庄耕「地面師たち」集英社文庫)
ここ最近というもの、Netflixのドラマにどっぷりと浸っていたりします。
「全裸監督」「サンクチュアリ」「地面師たち」「極悪女王」など、
まぁ一気見が止まりません。
このままだと観すぎて死んでしまうのでサウナへゴー。
ということで、最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュなサウナへ行かせていただきます。
ガタガタうるせーんだよ、てめーら!っつって。
今日はなんと貸切でございました。
ナイスです。
バレルサウナの熱いアロマを一人で満喫。
熱さに耐えきれず、
「もうええでしょう」
と誰もいない空間でごちつつ水風呂へ。
気温も低かったので、今日は水風呂もちょうどいい。
そして、デッキチェアからの舞鶴湾と艦船の眺めもいい。
舞鶴湾は俺の聖域、サンクチュアリ…、なんてなことを思いつつ。
それにしても良いサウナ、そして良い物件ですね。
地面師になって売り飛ばそうかな。
男
[ 京都府 ]
「おいダンプ!
お前が最後にやりたかったプロレスがこれかよ!」
(Netflix「極悪女王」より)
「ガタガタうるせーんだよ、てめーら!」と
心の中のゆりやんが騒ぎ始めたので、
ここはやっぱりサウナかなと。
マジだぜ、と。
こんなときはストロングスタイル真っ向勝負。
ということで、福知山温泉へ。
極悪な熱さの高温サウナ、といきたいとこですが、
その前にほぼ凶器に近いミストサウナへ。
ミストサウナ、高温サウナ、そして胸に突き刺さる冷たさの水風呂へ。
痺れるぜ、長与か唐田のハイキックかこれ。
鬱蒼とした緑の森と印象派の厚塗りのような雲を眺めての外気浴。
秋風の心地よさが身体にかけめぐる青春ってか。
即座にととのい、高速カウントスリー状態。
なにこれ阿部四郎。
ということで、ここ福知山から志生野がお伝えしました、ねぇジャガー。
男
[ 京都府 ]
お待たせ致しました。
お待たせしすぎたかもしれません。
オロポイケちゃんさんでございます。
なぜ私がここにいるか、
ジーニアスな皆様はお気づきかもしれません。
そう、舞鶴市に新しくサウナができたのです。
バレルサウナはご存知でしょうか、
ご存知ですよね。
ナイスです。
私はこのサウナに身をもって、
まさに全裸で挑もうと致しましたが、
1F受付でレンタル水着を受け取り、2Fのサウナへ。
バレルサウナからは舞鶴湾と停泊する艦船が眺められ、
まさにファンタスティックでアンビリーバブルな光景が広がっています。
セルフでアロマ水をストーンにまわしかける。
人はその熱さの中にこそ、本性を見せるのです。
そしてその熱さの中にこそ、多くを学ぶのです。
水風呂は舞鶴の猛暑に負けてしまったのか、
ややぬるかった。
しかしナイスファイトです。
飲料は持ち込まないといけないため、
晴天を仰ぎ見ながらポカリスエットを飲みつつの外気浴。
ワキを全開にして整いイスでくつろぎます。
黒木でございます、ってなんだそりゃ。
男
[ 福井県 ]
我慢の限界を迎えたときは、
サウナの中で我慢、我慢。
ということで湯っぷるへ。
12分計を見つめつつ、己自身も見つめ直す。
100度か、熱いな。
サウナ室、水風呂、外気浴を繰り返す。
高浜の夕陽と秋風が気持ちを穏やかにしてくれる。
休憩室のリクライニングシートでウトウトしていたら悩んでいたことなどどうでもよくなった。
なんかあったらとりあえず湯っぷるだな。
男
[ 福井県 ]
サウナで相変わらず脱皮している毎日とはいえ、
気分を変えたかったので、今日ははじめてのサウナへゴー。
ということできららの湯さんへ生身のまま行けるとこまで。
洗体すべく鏡の前で己を見てみる。
ちょっと体型変わったか。
鏡よ鏡答えちゃって。
なんだかR-指定な体つき、ってなんだそりゃ。
しっかりと汗をかかねば。
ということで、サウナ室のポジショニングは、
To the next、to the 一番上。
つっても二段しかありませんが。
お腹まわりがBling-Bang-Bangなので、
長めの時間で汗を流します。
居るだけで超flexてか。
ということで、みっちり3セット。
多少は雰囲気変わったかな。
鏡よ鏡…、あんま変わらねーな。
まー、夕暮れで紅く染まる雲を眺めながらの外気浴を満喫したのでよしとしよう。
yeah yeah yeah yeah
男
[ 福井県 ]
I can hear my voice 今始まる
Midnighttimeからこの場所で
(TRF「EZ DO DANCE」)
久々の湯っぷる。
このサウナチャンスだけ逃したくないよ!
Yeh yeh yeh yeh yeh
Wow wow wow wow wow
湯っぷるは良い。
灼熱の高温サウナ。
サウナ室の中は、グルーヴ感のある生存競争。
身をよじらせて熱さに耐える様は、
Survivaldanceってか。
熱さに耐えに耐えて水風呂へ。
燃えつきそう火照る体から、
叫ぶ竜神が、ってなんだそれ。
水風呂の心地よさに身を抱きしめられてからの外気浴。
去り行く夏風に身体を委ねる。
身体の芯まで感じる瞬間、時間の彼方ではじけるリズム、
なんてなことを思いつつととのうわけで。
湯っぷるのサウナにもうね、
CRAZY GONNA CRAZYだなぁ。
男
[ 京都府 ]
「じゃあ藤野ちゃんはなんで描いてるの?」
(藤本タツキ「ルックバック」ジャンプコミックス)
ここ数日の台風接近もどこ吹く風、
光の湯の真上の空は快晴だった。
ぼんやりと雲の流れを眺めていると、
ここ数日で2回も観てしまった映画「ルックバック」を思い出してしまう。
舞台が故郷に近いところだったので郷愁も込みで。
まだ秋は早いのだけれど。
なんのために表現するのか、なんのために働くのかという問いは、
サウナの前では無力ではあるものの、
一時期に何かに必死になって打ち込んだことのある者にとっては、
時折刺さってくることがある。
遠い昔にガラスの破片を飲みこんで、それが時として忘れた頃にうずくかのような。
映画版、漫画版の「ルックバック」に触れたことで、
サウナのなかでいろいろと思い出してしまった。
まだサウナ以外に熱を奪われていた頃に自分が読んでいた本を久々に読みたくなった。
男
[ 京都府 ]
世の中には「絶妙の組み合わせ」というものがある。
マリアージュという洒落た響きはしゃらくさい。
がっぷり四つに組んで有無を言わせない大横綱は、
これで決まりでしょう。
焼き餃子と生ビール。
(平松洋子「サンドウィッチは銀座で」文春文庫)
サウナと生ビールの親和性は高い。
も一つ言うなら、サウナと生ビールと町中華の親和性も高い。
おまけに言うなら、サウナと生ビールと町中華の餃子の親和性は高い。
そして部屋とYシャツと私。
それはさておき、光の湯の夕闇での外気浴が、やや秋を感じさせる涼しさで、
これは餃子と生ビールと私と思ったのですね。
もうね、町中華で飲りたいじゃない。
お前、玉袋この野郎、俺に生ビールよこせ、バカヤローってな感じで、
殿様気分でフラフラと町中華へ。
店内が暑いというだけでポイント高い。
そしてサッポロの生ビール。
サウナでも流れなかった、人生の淀みを洗い流してくれます。
そして小ぶりながらも味わい深い焼き餃子。
お前らわかってる、誰よりもわかってる、とか思いながらがつがつ頂きます。
しゃらくせーけど、最高のマリアージュだったぜ。
男
[ 福井県 ]
Shinin' my life 時間を越えて
この思いあなたに届け
Breakin' a time 言葉よりも
まっすぐに今その胸に
もっともっと熱くなれ
(大黒摩季「熱くなれ」)
泣きたいのに笑ったり…、世間様は休みなのに繁忙期なわけでして。
いつもと同じ道を歩いて、公園またいで帰るだけなのに、
なんだか妙に空しくなるのは、
サウナに行けない、それだけだ!
サウナ行くしかねえ!
ということで濱の湯なんでございます。
夏が来る、いつも夏が来る…、今日の小浜も暑い。
こんなに暑いとは、チョット待ってよ…。
でもサウナの熱さはたまらない。
サウナ室でアッコにおまかせをながめつつこう思うわけで。
もっともっと熱くなれ、と。
気分爽快で快晴の小浜湾を、マーメイドラウンジからぼーっと見つめるのも良いなと。
♪ら・ら・ら~ 今日も明日もサウナにイキタイ♪
男
[ 福井県 ]
久々の湯っぷるに行ってから、かっぱ寿司で生ビール。
で、ほろ酔い気分でウチに帰って、なぜか古舘伊知郎の「伝えるための準備学」を読みつつウトウト。
なので、今日の湯っぷるを振り返るとなぜか古舘節になってしまいます。
若狭湾、青葉山、三国岳に囲まれた、
ここ高浜町の闘いのワンダーランド湯っぷる。
そのサウナとの闘いの熱さを求めて、
湯っぷるに集いし人々は1万3000人フルハウスであります。
小鉄さん、灼熱の魂を感じるサウナをどうご覧になりますか。
「古舘さんね、リングの上に立つ人間にしかわからないですけどね、
リングの上は40度越えてますよ。
さらにね高温サウナは95度近いですよ。
でもね、彼らね、
眼は死んでない」
おおっと、この業火の如くの煉獄の熱さは、
高浜原発のなせる業か、はたまた己から発する人間発電所か。
そして、心頭滅却で耐えた後の、水風呂の破壊力。
これは全身きまっている。
貴公子セナのごとく、音速でととのうのか。
以上、湯っぷるからの中継でした、状態。
男
[ 京都府 ]
「荒野の用心棒」まで時間がある。
じりじりとした日射しと砂埃舞うマカロニウエスタン。
これは喉を乾かせて、乾いたナッツに小瓶のビールを直接流し込むのがいいだろう。
光の湯のサウナ。
身体がハードボイルドに茹でられる。
哀愁漂うモリコーネのあのテーマを思い浮かべながら3セット。
顔を歪めて熱さに耐える俺はイーストウッドか。
そして、いつものごとく、シブい映画を流すマスターのもとへ。
マスター、ビールだ。マカロニウエスタンにふさわしい、イタリアのペローニで。
サウナ後のビールの心地良さもあって、
多少寝ちまったが、「荒野の用心棒」は最高だ。
脳内で山田康雄が勝手に吹き替えをするのだが。
今日はビールが美味いぜ、
とっつぁ~ん。
男
[ 福井県 ]
ビールのちいさな一本の瓶には、
とても寛やかな時間がいっぱいに詰まっている。
その寛やかな時間を、黙っていっぱいに飲みほす。
じぶんの一日にけっして失くしたくないもの。
なにより寛やかな一人の時間。
(長田弘「ビールは小瓶で」)
おまっとさん。
久々のサウナだったのです。
今日は朝からサウナとビールしか頭にありません。
ということで、濱の湯です。
文庫の「おいしいアンソロジー ビール」を読みつつ小浜へ。
やっぱり濱の湯のお風呂とサウナ、浜風を感じる外気浴はたまりません。
高温サウナの中では、心の中で、
ムーンライダーズの「冷えたビールがないなんて」を口ずさんじゃったりして。
♪仕事が終わって一息ついて
ビールがないとダメよ
いろんなお酒数々ある
でもビールがないとダメよ♪
と、そんなこんなで4セット。
ダッシュで生ビール大とフライドポテトを注文。
海を眺めながら注文を待つのもいい、と孤独のグルメチックな感傷に浸ったり。
ジョッキとフライドポテトを持って、テラス席に移動すると、
家族連れのお父さんが僕のジョッキを遠目に見て、
「おー、生ビールあるのか、これいいな」と。
そうなんす。お父さんわかってる。
濱の湯のテラスで生ビールを飲んでいる人がいると、
「ビールうまそう」と誰もが思い、
テラスで生ビールの注文の無限ループが発生することがあります。
今日も横を見ると黄金色に光るビールジョッキがならんでいました。
喉にすっとしみこんでいく麦汁。
寛やかな時間です。
男
[ 京都府 ]
サヨナラsunshine こっからが僕らのfun time
It's six(six) after six(after six)yeah
ユウウツにbye bye 騒ごうぜとっておきの primetime
It's six(six) after six(after six)oh
(RHYMESTER「After6」)
休みなのに暑い。
ということで、遊ぶのは夕方から。
こっからが僕らのprimetime。
さっそく光の湯でサウナ。
気持ち軽めの3セット。
夕暮れ涼しいsunset。
ととのい抜群この完成度。
なんつって。
夕涼み後にはやっぱりビール。
ラーメン合わせて気持ちもheal。
すっかり体も心地もcool。
ということで、最後は映画へ。
2回目の「アメリ」。
クレームブリュレとともに懐かしさがたまりません。
いいアフターシックスだな。
男
[ 京都府 ]
人生は自転車レースのようなものだ。
待ち時間は長く、たちまち終わる。
(「アメリ」より)
光の湯での、サウナ、水風呂、外気浴のあいだ、
ずっと頭の中ではアメリのワルツが流れていた。
光の湯のあとは、映画「アメリ」を22年ぶりにスクリーンで観るので、もうあの音楽と思い出がよみがえるわけで。
光の湯でマンゴーソフトを食べてから西舞鶴の映画館へ。
映画館のオーナーさんの粋な計らいで、表面カリカリのクレームブリュレもあるとのこと。
オーナーさん、わかってる。泣ける。
もう、オープニングでヤン・ティルセンの音楽が流れてくるだけで、涙腺にくるものが。
アメリが運河で石を投げて水切りをするシーンも懐かしい。
なぜか自分は仙台の広瀬川で石を死ぬほど投げたな。
なんか今日のコーヒーは苦く感じた。
懐かしいし、なんというか、いつも同じような日常も、
角度を変えて見つめ直したり、時には思いきって踏み込んだりすると、
また違った風景が見えるんだよな、と映画を観ながら思ったりするわけで。
まだ今月いっぱいは上映しているので、
また観よう。
涙で顔がぐしゃぐしゃになるので、
今度は「アメリ」からサウナの順だな。
男
[ 福井県 ]
止まらない 止まらない
孤独の嵐だよ
ハリケーン ハリケーン ハリケーン
Everyday is ザ どしゃ降り
(シャネルズ「ハリケーン」)
一月ぶりの濱の湯。
お久しブリーフと小ネタを挟みたくなるくらいウキウキなのです。
お店の方も、いらっしゃいマーシー、とは言いませんが。
やっぱり濱の湯はいいなと。
いろいろあって気持ちはどしゃ降りだったのですが、
露天風呂からは、遠くを見る目に風が映る、みたいな。
粋なこと 起こりそうだぜ、めッ!って。
違う違うそうじゃない、か。
それはさておき、例のごとく、美人の湯、漢方風呂、海草風呂を堪能してサウナへ。
軽めの3セットで気分も良くなりました。
外気浴も心地よく、思わず少年のようにほほえんでしまいましたが。
おー、どぅわちゅわなどぅあげーん。
すっかりサウナを満喫したので、テラス席でうとうとしてしまいました。
夢でもし逢えたら素敵なことなのですが。
あなたに逢えるまで眠り続けたいなんつって。
やっぱり濱の湯は良かったなぁ。
Let me show you the まごころ、みたいな。
なんだか意味がわかりませんが。
男
[ 京都府 ]
新しい朝が来た 希望の朝だ
喜びに胸を開け 大空あおげ
(ラジオ体操の歌)
夏の朝の湿り気を帯びた空気。
ロイヤルヒル福知山の露天の水風呂のすぐ近くには、
木々が生い茂っているので、
その緑の薫りに不意に夏休みのラジオ体操を行っていた神社の境内を思い出してしまう。
首にスタンプカードをぶら下げて、時間ぎりぎりに神社にダッシュしていたな。
3日くらいたつと面倒くさくなって行かなくなったし。
皆勤して鉛筆をもらっていた子なんて、今考えるとすごいなと思ったり。
あれから年月が経ち、夏の朝にサウナとすっきりと心地のよい水風呂に身をまかせ、
夏をそれなりに楽しんでいる自分がいるわけで。
歳を重ねるのもそんなに悪くない。
この香る風に開けよ
それ一 二 三
男
[ 京都府 ]
私は私の日常をちゃんと作っていかなくちゃいけない。
もう休むのはおしまいだ。
(瀬尾まいこ「天国はまだ遠く」)
大雨でなければ宮津に行きたかった。
ここ2週間、激務続きでサウナどころではなかった。
会社と布団の行ったりきたりを繰り返す毎日のなかで、
ふと瀬尾まいこの「天国はまだ遠く」を思いだした。
そういえば映画版のほうはまだ観ていなかったよな。
疲れで朦朧とした目でU-NEXTからこの機会に観てみた。
知っているタクシー会社、スーパーの袋、駅のホームのホテルの看板。
なんだ車で50分圏内で撮られていたのか。
「天国はまだ遠く」の内容も相まって、急に宮津に行きたくなった。
しかも京都丹後鉄道で。
車窓からの天橋立は天気がよかったらどれほどよいこだろう。
でも、今日はお預けで光の湯へ。
久々のサウナは軽めで。
少しずつ日常を取り戻したら宮津へ行くか。
男
[ 福井県 ]
走る走る 俺たち
流れる汗もそのままに
いつかたどり着いたら
君にうちあけられるだろ
(爆風スランプ「Runner」)
ひたすらに走っていた。
ここのところ忙しすぎてサウナに行けず、
なかなか汗もかけていないなと。
じゃあってんで、時間を見つけて市内の至るところを走っていたのですね。
当初は、走るだけでもしんどかったのに、
だんだんと5キロ、10キロと距離を延ばしてみたり。
今日は湯っぷるまで走ってみたくなったのですね。
ちょうどハーフマラソンの距離に近いし。
暑いけれどなかなかに順調なすべり出し。
車では気づかない古びたお社なども見つけたりして。
でも忘れてました、途中に峠がありました。
なんでここからひとり箱根駅伝、そして俺は山の神かみたいな。
脳内を爆風スランプのRunnerがよぎります。
80年代からの時空を越えて、歌詞が身に染みます。
例え今は小さく弱い太陽だとしても…。
九段下の駅を下りてではなく、もっと高低差のあるトンネルを下りて坂道をトップスピードで駆け抜けます。
若狭高浜くらいからは歩きっぱなしでしたが、
なんとか湯っぷるにたどり着きました。
走ったあとの高温サウナ。
素敵、こんなの初めてよ。
嘘じゃないさ、なんつって。
ポカリがうまいぜ。
男
[ 福井県 ]
イメージとしては、ただひたすら、延々と、ホッピーを飲む。
そんなところなんですが、マラソンと名づけるからには「どこどこ一周」とか「どこどこ横断」とか、そんなのがいいだろうと。
それで東京横断。
東京横断なら中央線だ、ついては全部の駅で下車してホッピーを飲める店で飲め、ということになりました。
(大竹聡「中央線で行く東京横断ホッピーマラソン」ちくま文庫)
最近、晩酌でホッピーを飲むのにはまっています。
グラス、焼酎、ホッピーをそれぞれ冷やすいわゆる「三冷」を忠実に守るとこれがうまいんですね。
何の料理にでも合いますし。
大竹聡さんの本やらタモリ倶楽部の「酒とつまみ回」などで、ホッピーに目覚めたので、
東京の居酒屋アコガレがあるわけで。
東京に行くときは焼きとんやらでホッピーやら梅シロップ焼酎に興じてみたいもんです。
湯っぷるの休憩室でウトウトしながら、ホッピーマラソンみたいなことができないかと思ったり。
小浜線を一駅ごとにビール飲むとか。
いや、沿線沿いのサウナを攻めるか。
とは言え、どこも駅から死ぬほど離れとるな。
小浜線を北上してサウナ飲みというのも面白そうですね。
ちょっと機会があったらやってみようかなぁ。
男
[ 福井県 ]
ビールはよく冷えていて、喉ごしの素晴らしさといったらなかった。
オリーブ・オイルをかけたポテトは、形がくずれないままマリネされており、オリーブ・オイルも美味だった。
私は黒胡椒をポテトの上で粉に挽き、パンをオリーブ・オイルにつけた。
最初にビールをぐっとあおってからは、飲むほうも食べるほうも時間をかけた。
(ヘミングウェイ「移動祝祭日」高見浩訳 新潮文庫)
昨日は久々にゆったりとした休日だった。
こんな日はしっかりと料理を作って飲むにかぎる。
信頼をしてやまない「土井善晴のレシピ100」のページを押さえながら、ハンバーグを作る。
ソース作りで余った安ワインを飲みながら、
焼きウインナーをつまんだり、地元の直売所で買ったトマトときゅうりや大葉をサラダにしたり。
四つ葉乳業のクリームチーズに生ハムとオリーブオイルを合わせてみたりもした。
時間をかけて蒸し焼きにしたハンバーグ。
存分に炒めた玉ねぎの甘さがいい。
重厚なハンバーグに合わせるのはホッピー。
三冷の基本にのっとった、黄金色のホッピーがたまらない。
そして、たらふく飲んで食って寝た翌日のサウナ。
つつましやかな生活ながら、
小さな満足こそが自分の祝祭日だよなと。
シンプルな生活は良い。
ヘミングウェイ、オーシャンビュー、フォーリンカントリーピーポー。
男