[ 鹿児島県 ]
久しぶりのサウナは初上陸の鹿児島にて。
ニューニシノさんへお邪魔しました。
浴室やサウナ室はそれなりに年季が入っているのもも、よく手入れされており不快感は皆無。シャワーも温泉を使っているようで若干の塩味あり。これは期待大。
サウナ室は2種類でフィンランドサウナとミストサウナ。ミストは低温で過ごしやすく、フィンランドサウナはしっかりと熱い。
私の好みはフィンランドサウナ。
ニューニシノさんのサウナは86℃で湿度はスタッフの方曰く34%前後くらい。
天井がやや低めなのも奏功して輻射熱と湿度が素晴らしい。熱過ぎずカラカラ過ぎず。話を聞くと先代がよく研究されたご様子。それを受け継いでいる事も素晴らしい。
水風呂は14℃前後とまたビッタリ心地良き。キンキンとまでは行かないが、キリッと締まっており言うことなし。
休憩は浴室内の椅子にて。
窓側まで行くと外気を充分に感じることが出来る。
いやぁ、久しぶりのサウナということを抜きにしても、素晴らしいセッティングでした。また必ず来ます。
ごちそうさまでした?
[ 埼玉県 ]
今日も今日とて「たわしング」
初めてご挨拶できた方々も!嬉しい!
本日のお題は「海を越えてやってきた男」
海の向こうの島の端、月40回同じサウナに行き、同じ場所に座り続けているという男がいる。
良く言えば純粋培養。悪く言えば井の中の蛙。本日はそんな男の話。
彼に出会った時から「草加は熱い」と伝え続けてきた。
頂の厳しさ、朝メンの濃さ。ついにそれを実感してもらえる時がきた。
彼には中段で様子を見るつもりなど更々ない。
私に合わせるように軽いステップで躊躇いなく奥奥を目指す。
5:30の1発目に合わせるようにウォーミングアップ。体調は良いようだ。
そして迎える頂、それも奥奥でのロウリュ。
私は事前に2分ほど水風呂に浸かりシールドを装備。
この数週間、さらにさまざまな施設やテントサウナで修行を積んできた私は心踊る思いでサウナ内に入り、その時を待つ。隣には海を越えてやってきた男も静かに腰を下ろしている。
ぶちまけられる氷水から奮い立つロウリュ。やはり「草加は熱い」
私は両手を高く掲げ8回x2セットの風を頂き、登頂成功。登りきれなかった過去が嘘のよう…
海を越えてやってきた男はオンサイトで登頂を果たしてしまった。
(オンサイトとはクライミング用語で初見完登の意味)
「ロウリュってあんまり経験ないから耐えられるかわからないんですよ」
蛙は井の中で化け物に育っていたようだ。
6:00
入口前ストーブの最上段ルート。このルートも余裕でオンサイト。
なんなんだこいつは。
バイブラ湯に揺られながら一言
「自分なりの解が見つかった気がします」
6:30
「5分前から入ってロウリュを受ければちょうど12分くらいになると思うんです」
そう言った彼は25分にサ室へと消えていく。背中から感じる慢心。何もないとよいのだが…
そう恐れていたのも束の間。2回目の氷水が投入された直後、奥奥から駆け降りる足音が。
そう、最後の嵐に耐えきれず力尽きてしまったのだ。
その後、私は無事に熱風を浴び抜き下山。
力尽きた彼を連れて施設を後にした。
「いや〜最高ですね!めちゃめちゃたくさんの人に使ってもらえていて感動しました」
爽やかな感想を残す彼をミニストップに捨て、出社を急ぐ。
海を越えてやってきた男。
しばらくはまた井戸へ戻り力を溜め込むのだろう。
また誰かが海を越えてやってくる。
そしてまたその誰か誰かに伝えるのだ。
「草加は熱い」
今回は番外編「海を越えてきた男」をお送りしました。
次回からまた登山編に戻ります。
[ 高知県 ]
飛行機の予約を一週間間違えて急遽弾丸ツアー。そうだ、グリンピアに行こう。
グリンピア峰(Mt. °Grempia)
淡麗。
そう、それ以外の言葉が出てこない。
まるで磨き込まれたクリスタルのようなナイフリッジ。ととのうこと以外許さないとでも言いたげなミニマムさ。しかし油断するな…この峰は高くはないがどこまでも鋭く、そして美しい…
登り始めてすぐに気付く。整備された登山道ではあるが、両脇は切り立った崖のようになっている。暗く照明が落とされたサウナ室内には全く無駄がない。流れるネイチャー系BGMと相まって厳かで引き締まった空気感。セルフロウリュも明確なルールがあり、無駄打ちは許されない。そうだ。私はすでに「その領域」に踏み込んでいるのだ。
2段目に着座し10分
充分に蒸されるが辛さは少ない。
蒸されている感覚が薄い。どちらかと言えば蒸留されているかのよう。セルフロウリュで湧き上がる蒸気からも荒々しさより荘厳さに近い何かを感じる。美しい蒸し…そんな言葉が頭に浮かぶ。
水風呂は14℃
透き通った、深くバイブラ無しの水風呂に身体を沈める。羽衣を纏う心地よさに身を委ねる…30秒で気が遠くなる…起きなければ。歩かなければ。帰れなくなる。
ふらふらと歩き続け、気がつくと目の前には無限のごとく広がる「ととのい平原」
なんだここは。まさに圧倒的と言うにふさわしい、ととのいの空間。道標のケルンのごとく並び立つリクライニングチェアとコット達。腰を下ろしただけでわかる。もう…ダメだ…1セット目からガチガチにきめられてしまう。
まるで定温調理された肉のように絶妙に火入れと休ませを繰り返した身体はどこまでもフワフワと心地よく、ここがどこなのかを忘れさせてくれる。身体の負担が軽く、何セットでも繰り返すことができてしまう。これは…まずい…
何かに取り憑かれたかのようにアップダウンを繰り返し、行き着いた先は登山口。
なんとか戻って来れたようだ。
危なかった。危うく戻れなくなるところだった。
ととのい変態の集まる山グランピア。
ここもまた魔界である。
ごちそうさまでした。
もちろんまたお邪魔します。
[ 東京都 ]
雨だから多少空いてるかなという期待は脆くも崩れ去る。
神々の頂のその先を見る為には、まだまだ自分には経験が足りない。
そうだ、サウセンに行こう。
サウセン峰(Mt.Sausen)
この山の難しさは熱だけではない。
毎時00分から始まるアウフグースに合わせて狙った場所に辿り着けるか。綿密なスケジュール管理だけでなく、運にも大きく左右される。
15:00
サ室の換気時間を考慮し、7分前に登頂開始。目指すは3段目最奥。運良く着座でき、数分蒸されてながらその時を待つ。以前と同じならロウリュは3回。いよいよ挑戦が始まる。
1回目は程々の水量に「優しい風」
ここまでは問題なし。
2回目のロウリュは水量多めで一気に湿度が上がる。熱い…サウナハットを顔に密着させ、隙間からの熱風を防ぐ。まとわりつく灼熱の水蒸気に焼かれる首と肩。手で熱気を防ぐもその指すらもっていかれそうになる。更に追い討ちをかけるように浴びせられる「強い風」。紳士の嗜みとして挙げられる両腕。こればかりは譲れない。そして周りからの「もらい熱波」で緊張感は最高潮に。しかし…そう…これで終わりではないのだ。
最後にもう一杯。
いわばメインディッシュのような圧巻の熱雪崩。攪拌まで待てず、慌てて身体を手で守る…熱い…熱い…熱い…灼熱の水蒸気が首肩背中を焼き尽くし、下半身に差し掛かった頃、ゆっくりと退出する熱波師さんの姿を確認。後を追うようにサ室を出て水風呂へ。
バイブラなしの優しい水が身体を包む。
あぁ…助かった…帰ってこれたのだ…
サウセン峰
無事に登頂完了
いや、そんな大した話ではない。
ただサウナに入っていただけなのだ。
16:00にも上段でアウフグースを頂き、ペンギン室でクールダウンして本日は終了。
ごちそうさまでした。
またお邪魔します。
[ 埼玉県 ]
昨日書き忘れちゃった…
プロローグ
見えているものが全てではないし、知っていることが全てではない。空の上は限りなく高く、深淵の底は果てしなく深い。
大学近くに車を停める。20数年前とは景色が全く変わっているものの、所々に残っている記憶の破片を辿りながら10kmほどのランニング。さあ、いってみよう。
ランニング後の「たわしング」は特に気持ち良い。下半身を重点的にマッサージ。
今日はロウリュのスケジュールもないので、やりたかった「サウナの練習」
メニューは薬湯からのダイレクトサウナと水風呂。
薬湯ルート
おそらくこのルートが最難関。身体に熱を溜め込みながら表皮は薬湯でピリピリ。ヒーター正面上段に座るも3分でギブアップ…ダメだ、成功するイメージが湧かない…
水風呂
早朝ラッコ師に倣い深淵へ。まずは2分半。
寒い…そのままもう30秒。水底引き込まれるような感覚が芽生える。そこから更に1分。合計4分。もう少しいける気がしたものの、身体がうまく動かない。大丈夫かこれw
まるで身体全体がチルド冷凍された豚肉のようなぎこちない動きにとまどいながらヒーター前上段へ。
冷たいステーキ肉をそのまま焼くとこんな感じなんだろうな。表面は熱くなるが中は冷たいまま。店でこれを出されて怒って退店したことがある…いや、そんな話はどうでもいい。
外からじわじわと内側に向けて熱が入るのを感じると同時に、深い呼吸で内側からも熱を取り込む。あぁ…これも素晴らしい。
SKC自己最長9分蒸されて極上の仕上がり。
ごちそうさまでした。
次回より
神々の頂 その向こう編
が始まります。
またお付き合いください。
[ 埼玉県 ]
いつもそうだ。その日は突然やってくる。
今日は明らかに人が多い。ベースキャンプ付近にも人が溢れている。
限られたスペースしかない頂上へのアタックは、今日は難しくなるかもしれないな…
直感的にそう感じた。
5:30 7合目付近
見上げると頂はすでに埋まっている。まずは中段中央をアタックポイントとする。
3度のロウリュを無事に乗り切り、室内椅子で休憩。
室内なのに優しい風が身体を包む。うっすら目を開けると赤い大団扇。
大団扇が手招きしている
「さあ、おいで…」
5:56
サ室前の冷水ミストに身を投じる。
体温が下がり、感覚が研ぎ澄まされ視界がクリアに。準備は整った。
5:58
頂へのアタック開始。すでにほぼ埋まっているが、中央ガーさんの横にスペースが見える。
迷うことのない足取りで美しいラインを描き、上段中央に着座。
ついに神々の頂へのアタックが始まる。
6:00
投入される氷がぶつかり合い、水が流れ落ちる音、立ち登る蒸気の熱。
サウナハットで視界を遮っているが感じる。そう全てが違う。
ここが頂の世界か。
しかし、吹き出す汗を感じながら冷静な自分に驚く。
今ここにいることを許されている。そう感じるのだ。
2度目のロウリュ。浴びせられる熱風。背後から回り込むように感じる熱気。
まだ余力はある。行こう、神々の頂きへ。
ついに辿り着いた上段3度目のロウリュ。
手足の先は熱でチリチリと焼け、脛からふくらはぎは動かすことができない。
上半身から流れ落ちる汗を拭うこともできない「ただ耐えるだけの時間」
頭の中には、今まで出会った人達、訪れてきたサウナが走馬灯のように蘇る。
SKCを紹介してくれた宇チダさん、シールドを授けてくれた早朝らっこ師。
ご挨拶頂いた数々の朝メンの皆さんがこちらを見て微笑んでいる。
旅の終わりは近い。
静かに退出される大団扇。その後を追うようにサ室と出て水風呂へ。
何を見るでもなく、何を感じるでもなく、バイブラに全てを委ねる。
ああ…これだよ。この景色が見たかったんだ…
SKC上段登頂編 完
ごちそうさまでした。また頂きます。
[ 愛媛県 ]
サウナハット里帰りの旅、最終地はフィンランド式のバレルサウナが体験できるということでこちらに決定。
薪ストーブの柔らかな熱にアロマオイルを垂らしながらのセルフロウリュ。
木製の小さなバレルは4人ほど入ることが可能で、広くはないが適度な閉鎖空間で立ち籠めるロウリュは絶品。
木それ自体は輻射熱を多く発さないのでCIOのような圧倒的輻射熱は感じない。が、逆にじっくりとコミュニケーションを取りながら蒸される感覚は本場に近いのではないか(と思う)。
開始時間から薪を足していき、炎をコントロールしながら自分好みの温度に仕上げ、セルフロウリュで蒸気を楽しむ。意外と忙しいのだが、これが焚火感覚で非常に楽しい。
ロウリュを増やせば一気に汗が吹き出し、少なくすればじんわりと暖かい。
外に出れば一面の水田に青い空。
この時期はあえて水シャワーを浴びずに風のみで体を冷やすのもまた一興。
サウナ〜水風呂〜休憩。この型に囚われ過ぎず、環境に応じてスタイルを変えるのも良い。
用意された薪も、太い薪の横にそっと火力調整用の細割を置いてある心配り。
こういった心遣いが嬉しい。
サウナハットの里帰り、生まれた工場から担当者さんのホームサウナなど色々な施設を見学することができて非常に有意義でした。他にも行ってみたいところはもちろんあるので第二回里帰りツアーも開催することになりそうです。
ごちそうさまでした。また来ます。
[ 愛媛県 ]
「ボクのホーム、行きませんか?」
生憎だがYES以外の言葉を持ち合わせていない。
おそらく地球上のサウナを愛する者全てが同じ答えだと思う。
と言うわけで月間40回ここに通っている彼に連れられて行ってきました「かみとくの湯」
果たしてその実力や如何に?!
「ふぁ?!」
まず圧倒的な施設の大きさに度肝を抜かれる。おそらく地方では当たり前なのかもしれないが異常に広い駐車場。そして施設本体のデカさ。デカイは正義は本当なのか…
「ふぁ?!」
脱衣場の異常な広さ驚きを隠せないまま、下も隠さずに浴室内へ。
中央に配置された100人は入れるであろう大浴槽と横に連なる各種浴槽。そしてその間にはソフトボールの開会式ができるレベルの通路。もうとりあえずサウナ入ろう。
サウナ室ももちろん広く、部屋の両側に2段x2列。その向こうに鎮座する巨大なツインガスヒーター。
「こちらへどうぞ」
と案内されたのはヒーター真正面のポールポジション。いや、そりゃ熱いよ。
天井まであるサイズのガスヒーターとの距離はおよそ1.2m。小窓からは青い炎のゆらめきが。
ジリジリと焼ける右半身。遠く離れた入口周辺に集まった地元の方々から聞こえる「サウナ用の帽子があるんじゃな」「あれ被っとるモンが増えておる」「何か違うんかな」という声を聞きながら、じっくり10分の火入れ。ここまでは完璧。
水風呂も2箇所あり、地元の方々が堪能されている内水風呂は避けて外へ。
深め狭めバイブラ無しのおそらく15〜16度。良い。非常に良い。
「ステージ」
無数にある椅子には目もくれず、彼に着いていくとその先には意味不明のステージが。
能の舞台のような板張りに立派な屋根がついている。まさにステージ。
無造作に、無防備に横になる彼。え?ちょっと待って、ここステージでしょ?
もう完全に未体験ゾーンに突入しており、心のざわめきがおさまならい。
何故ならステージの横には「歩行浴場」その中を延々と歩き続ける地元の皆様。
隣を見るとそれがさも当然のように大の字に横たわる彼。
このまま東京に戻ると色々と捗らなくなりそうなので、最後はととのい椅子で今日1日の出来事を消化し、そして四国の底力を脳裏に焼き付けて終了。
ごちそうさまでした。次はもう少し落ち着いて入れると思いますw
[ 徳島県 ]
サウナハットのお里帰りツアー
私の完全なる思いつきと閃きを形にしてくれたkontexさんと次商品の打ち合わせを行う為に四国は今治へと出張。kontexさんの担当者は1回り以上年下なれど1月40回サウナに行く℃変態。
ならば四国の温浴施設への視察は欠かすわけにはいくまい。デザイナーさんを含めて打ち合わせののち、陸路2時間ほどをかけて何故か徳島へ移動。
廃校を利用した施設には宿泊も可能。
コンパクトな小屋に薪ストーブ、地元のハーブを煮出しながらサウナストーンにそのハーブエキスを少量ずつかけながら入るスタイル。サウナベンチは2つあり、2〜4人くらいが適員か。
サウナ内の温度は70〜85度。薪の量や火加減を自分で調整し好みの温度に整える。
ロウリュの量も同様。サウナとしては低温の湿式でサウナ内での時間を楽しめる。
フィンランドでは家族や気のおけない仲間たちと、こうした低温のサウナにゆっくりと入りながら、他愛もない話から時にはシリアスな話までするらしい。
少量のロウリュをお互いのタイミングで行いながら、でじっくりと湿度を上げ、たっぷり汗をかきながら語らう。
コロナ禍で黙浴が推奨されており、一般施設ではもちろん静かに入るのがマナーですが、本来のサウナの持っていた意味・意義がふっと腑に落ちる。
ああ、これがサウナか…
サウナ小屋の前には小川が流れており、水風呂はこの小川のせせらぎに身を任せる。
ほどよく冷たく流れも緩やかで言葉が出ない。
そして、ととのい椅子はインフィニティチェア。
そよ風に吹かれながら、小鳥の囀り、小川のせせらぎ、木の葉のざわめきに耳を澄ます。
夜には夜の、朝には朝の景色が広がり、自然の奥深さに心洗われる。
今回はここに宿泊ということで、夜サウナと朝サウナを堪能させて頂きました。
地の野菜を使った慈しみ深い食事を頂き、サウナに入り、オーナーさんとタオル屋さんとの語らい。
デトックスという簡単な言葉は使いたくない、至高の時間を過ごすことができました。
ごちそうさまでした。また必ず行きます。
[ 東京都 ]
そうだCIOに行こう
と、いうことで18:00ジャストに会社を出奔し、自転車ダッシュで大塚へ。
狙うは18:20、40、19:00のオートロウリュ3発。見事耐え切ることができるのか?!
18:20
到着後、そそくさと身体を清め急いでサウナへ。
数分後に始まるオートロウリュ。入口前上段の「安全地帯」でやり過ごす。
熱い…が、なんとかなる。
そう、これが大きな落とし穴とは気付かずに…
18:30
しっかりと「たわしング」を行い、身体の隅々まで洗い上げ準備は完了。
早朝ラッコさん直伝の事前体冷法を行うべく、3分間水風呂へ。「水の羽衣」を手に入れた。
2分前に入室し、入口左側にある通称VIP席に陣取る。
亀の子サウナハットを目深に被り心を落ち着け、じっとその時を待つ。
時折こぼれ落ちる「悪魔の滴り」がサウナストーンに落ちる音…ジュワー…ジュワー…
どんどん剥ぎ取られる水の羽衣。これが100度を超える超閉鎖空間の力か…
すでに玉汗が吹き出てしまっている。早過ぎたか。
時間になり吹き出す悪魔の滴り!襲いかかってくる灼熱の蒸気!
ファ?!さ、さっきと全然違う、聞いてないよこんなの?!
CIOのデスゾーンはここだったのか…
転げ落ちるようにサ室から飛び出し、水風呂へ。圧倒的な敗北感。
19:00
ここまでの情報を整理すると
*デスゾーンはVIP席。
*2分前では早すぎる。できれば1分前に滑り込みたい。
よし、準備開始。
今回も3分間水風呂に使って、水の羽衣を装備。いざ尋常に勝負!
サ室に入りVIP席に。まさかの私1人、タイマンか?と思うが後から2〜3名入ってくる。
時間になり暴れ狂う水蒸気、サウナハットの隙間から容赦なく呼吸器と耳たぶを襲ってくる。
負けるものか!とサウナハットとタオルでやり過ごす。最初の数十秒を耐え切れば私の勝ちだ。
巨大ikiストーブが吐き出す灼熱の吐息を全て受け切った…やったのか…
もう何分入っていたのかなどわからない。一つだけ言えること。私は耐えたのだ。
19:20
インフィニティチェアから立ち上がり時計を見ると19:10
もう一発いけるんじゃね?
今回もしっかりと水の羽衣を装備。そしてストーブ横1席空けた上段で勝負。
サウナハットをいつもよりもさらに目深に被り、神経を集中する。
周りは見えない。しかしわかる。感じる。ヤツは確実にそこにいる。
今回も圧倒的な熱量で攻め込んでくるまとわりつく水蒸気。しかしもう大丈夫。私の勝ちだ。
意気揚々と水風呂に浸かり、急いで着替えて家路を急ぐ。
ナイスファイト!
[ 埼玉県 ]
とても嬉しいお話を頂いたので善は急げということで、頂いてきました「暁のロウリュ」
本日も念入りに「たわしング」をしてから。
前回、尻が焼けたので今回より新アイテム「折り畳みmyマット」も導入。
では参りましょう。
<デスゾーン>
(標高8000mを超える高所領域はこう呼ばれる。酸素が平地の1/3になり、長時間滞在すると身体機能の悪化や意識の低下が起こり、最終的には死に至る。(wikipediaより)
5:30
サ室は下段、中段、上段と3段に別れており、私は中段の最も入口側を目指す。
エベレスト登頂にはここがベースキャンプになる。見上げる上段には朝メンの面々…
注がれる氷水、立ち籠める灼熱の蒸気、吹き荒れる熱風。
本当にここにビバークし続けることができるのか、自分に問い続ける。
もう降りたい、しかしこの先の景色を見るまで。まだあと一歩あと一歩。
そう言い聞かせるが最後の数秒が耐えられず撤退。大丈夫、チャンスはまだある。
(この時点ですでにだいぶ仕上がる)
6:00
十分にコンディションを整え、再びあの場所へ。今度こそ耐え切ってみせる。
3回に分けて注がれる氷水。つまり嵐は3回。頼む、直接扇がないでくれ…
時折、そして容赦無く浴びせられる灼熱の風を受けながら永遠とも思える時間を過ごす。
…耐え切った…そうだ、私はこの景色が見たかったのだ。
全身にばっちりと張り巡らされたあまみを見ながら、極上のととのい時間を過ごす。
あぁ、世界はこんなにも綺麗なのか。
6:30
炭酸泉に浸かっていると、ふとこんなことが頭をよぎる。
「あの頂に座ることはできるのだろうか」
自分にとっては明らかにデスゾーン。踏み込んではいけない領域。
しかし踏み込まなければ、そこから見える景色を見ることはできない。
怖がるなよ、行けばわかるさ。そう決めると、不思議と晴れやかな気持ちになった。
再び襲いかかる蒸気、唸りをあげる大団扇。明らかに中段とは異質。
1回目の嵐はなんとかやり過ごすも、2度目のロウリュで中段へ転げ落ちる。
なんとかここに踏みとどまりたい。
と粘る気持ちも虚しく、あっけなく頂への挑戦は終わってしまった。
敗退
いや、撤退としておこう。
誰かがどこかで言っていた。サウナは逃げない。またおいでと。
今日もごちそうさまでした。またチャレンジさせて頂きます。
ps
無謀なチャレンジの結果、出社後小一時間寝ていたのは内緒にしておこう。
[ 東京都 ]
縦走登山の疲れを癒すべく、雨の中萩の湯さんへ。
今日も今日とて全身くまなく「たわしング」でマッサージ。1ヶ月ほど使い込んでくると繊維のあたりも柔らかくなり、洗い心地も極上。
さて、久しぶりのサウナを堪能するぞ、と意気込んで上段に。
あれ、なんかおかしい…熱いぞ…
おかしいな〜なんか嫌だな〜おかしいな〜と思いつつ、セットを重ねると身体にはいつも以上にはっきりと現れるあまみ…
10分目指すも時計の針が進まない…7〜8分が限界…
おかしいな〜嫌だな〜と思ってサウナハットから温度計を見上げると…
そう。キッチリ100度でした。
そりゃ熱いわっっ
おかげさまで、ばっちりです。
今日もごちそうさまでした。
また来ます。
男
[ 埼玉県 ]
本日ワクチン2回目ということで、行くしかないでしょ「暁のロウリュ」いつもながら整然とならぶサウナハットが見事。
今日はどんな具合だろうと、念入りに「たわしング」をしてから肩慣らしの1セット目へ。
やはり熱い。中段中程でも熱い…
6分で熱々になり、水風呂へ。しっかり冷やして休憩。コンディションは上々か。
さていよいよ5:30。
1回目は下段入口側で様子見。
それにしても最上段から埋まっていくSKC朝メン…クレイジーですw
いつか座れる日が来るのだろうか…
下段でも熱いものの、無事に耐え切り退出するがタオルをサ室に忘れる体たらく。
お恥ずかしい💦
6:00は中段にチャレンジ。
サ室も仕上がってより明らかに熱くなっている。ロウリュも下段とは明らかに異なる熱さ!腕肩首後がチリチリする!サウナハットなかったら即退出間違いなし。ひたすら耐えに耐えて時計を見ると3分。永遠より長く感じる3分。
意地で1分足して水風呂へ。この寒暖差よ…
ととのい椅子でも優しい風を頂き、あまみバッチリで本日は終了。
朝メンの皆様にもご挨拶できて良い朝でした。
ごちそうさまでした。また来ます。
ps
今日100度超えてたのか…そりゃ熱いわ💦💦
[ 東京都 ]
#サウナ
銭湯としてはかなり広い。大型ストーブのハイパワーで98〜100度でアチアチ。
#水風呂
こちらも広め。16〜18度。バイブラありでしっかり冷える。
#休憩スペース
露天スペースや浴室内にかなりの数の椅子とスペースあり。ととのい難民にならずに済むのがとてもありがたい。
<雑観>
ご近所なのに久しぶりの訪問。
相変わらず銭湯とは思えないサウナの充実ぶり。色々な施設を体験してからこそ言えるが、ここは素晴らしい。収容人数、温度設定・管理、水風呂にととのいスペース、どれも銭湯代金に200円の追加で良いのか?というレベル。(土日は250円)
本日は「たわしング」はせずに全身タオルウォッシュ。変化をつけると新しい発見もあるもので楽しんでいる。
熱々のサウナは3段目で8〜10分でしっかりと蒸し上がり、あまみもしっかり。露天スペースの風の入り方も心地よく、3セットでバッチリととのい。
いわゆるドラクエさん達も見受けられるが、本来はこれも銭湯やサウナの楽しみ方のひとつなはず。今は黙浴であるべきと思うけれど、早くみんながそれぞれ楽しめるようになって欲しいと切に願う。
とは言えやっぱり静かな方が嬉しいけど。
今日もよいサウナでした。
ごちそうさまでした。また来ます。
男
[ 千葉県 ]
本日は会社の有志メンバーでお邪魔しました。メインはサウナハットの使用感とロウリュ・アウフグース体験。
私は2度目の訪問なので、前回のおさらいをしつつ、アウフグースに備えて準備など。
今回は私は自身のととのいよりも、久しぶりにタオルを振れるので、そちらを優先で。
こちらは1セット目はやや低温でじっくりと身体に熱を入れ、2セット目以降でロウリュ用アロマ水を提供頂けるシステム。
早速2セット目からロウリュを開始し、少し湿度を上げてサウナのコンディションを上げていく。
予定時刻になりスタッフを着座させ、本日のメインイベントが始まる。
本日の部長グース演目は
菊次郎の夏からのIt’s my life
ゆったりとした曲に合わせて優しい風を送り、曲調を変えて熱く強い風を楽しんで頂く。
時間にしておよそ10分。
これが意外とキツい…最後30秒ほど足りずにバテてしまった…💦
しばらくは自由にサウナを楽しみ、最後におかわり部長グース。
X(X Japan)に合わせて最初から全開でかけまくり扇ぎまくる。ほとばしるロウリュに灼熱の風。上から下から右から左から。
そりゃ…バテるよね
間奏で水分補給し、尻切れトンボで終了…
参加者には楽しんで頂けたようで何よりです。
景色も良いし、サウナももちろんよし。
気の合う仲間と是非行ってみてください。
ごちそうさまでした。また来ます。
[ 東京都 ]
#サウナ
6人ほどのコンパクトな作りながら、奥に鎮座するikiストーブ。天井と壁からの輻射熱が半端じゃない。くせになる熱さ。
#水風呂
16〜18度くらいとキンキンではないが、これがたまらなくいい。
ちょうど良いとはまさにこのこと。やや長めに浸かるのが吉か。
#休憩スペース
浴室内なので一定コンディションでととのえる。奥のインフィニティチェアが非常にはかどる。
<雑観>
本日はご紹介いただいたカプセルイン大塚さんへ。
事前調査では大きなikiストーブとオートロウリュが非常に良いとのことで期待大。
サウナハットアロマはベルガモット。リラックス効果大。
本日もしっかりと「たわしング」で全身くまなくマッサージ。
背中、もも前&裏、足の裏が特に気持ち良い。今日もコンディションは良さそう。
では、さっそくサウナへ。
第一印象は「熱い!」
温度計を見るとほぼ100度。コンパクトな作りで天井と壁が近いので輻射熱が半端じゃない。
1セット目はオートロウリュ直後だったようで湿度も高く、7分で退散。
水風呂もやや長めに浸かれる「過度な緊張感のない」温度。非常に良い。
2セット目、3セット目はオートロウリュに合わせてサウナイン。
プシャー!と勢いよくサウナストーンに水が噴射されると、一気に蒸気が室内に立ち籠める。
アウフグースはないので灼熱の蒸気が頭から首、肩、背中とまとわりつく…
熱い…熱い…あつい!
のだが、少し耐えていると胸、腹、脚へと蒸気は降りていき、灼熱の時間は意外とあっさり終わる。(じゃないと耐えられないので困るが)
これ悪くない…いや、むしろいい。好きかもしれない。
その後の水風呂もやや長めに入り、最後はインフィニティチェアへ。
やはりリクライニングするチェアははかどる。
これで90分1000円は破格。
本当に良いサウナをご紹介いただきました。
ご馳走さまでした。また来ます。
男
[ 埼玉県 ]
昨日、登山仲間にサウナの素晴らしさを熱弁していたら居ても立っても居られなくなり、行ってきましたSKC「暁のロウリュ」。本日も5:30・6:00と30分インターバルの2回。
まずはいつも通りに「たわしング」
頭を洗いながら洗面器に湯を張り、たわしを漬けておくと良い具合に水分を含んで柔らかくなり、ボディーソープの泡立ちも良くなる。しっかりと磨き上げて、いざ。
(麦茶が降って来た時はかなりビビった💦)
初手は身体を暖める意味合いで軽めに1セット。外気浴がやや寒くなってきたのを感じながら気持ちを作る。
5:30
前回とは違うスタッフの方のようで、プログラムが違…う?前回よりも蒸気を全体に回すことに注力されているのか、個別扇ぎは少ない。しかしこれがまた良い…♨️
3回のロウリュが終わるのをギリギリ耐えられず今回も途中退散…面目ない…
水風呂は短く20秒ほど。外椅子で休憩中も大団扇で優しく風を送って頂き至福のととのい。
6:00
ぬる湯でコンディションと気持ちを高めてからの2回目。あのプログラムならいけるかもしれない。しっかりとハットを目深にかぶり、全集中。(いつもは風を頂く際の礼儀として顔を出すのですが、すみません)
おかげで3回のロウリュを受け切る。
やりきった!と時計を見るとなんとまだ5分しか経っていない。1分そのまま粘り6分で完蒸し。
今回も水風呂は20秒ほどで切り上げ、浴室内の椅子でととのえていると…
外からは一番遠い場所に一人で座っていたのに、心地よい風が…なんとスタッフの方がここまで大団扇で扇ぎにきてくれる⁈
めちゃ感動してしまいました。おかげさまでととのいの上までいけました。
帰りがけに暁のロウリュをご紹介頂いた宇チダさんにお声掛け頂き、やっとご挨拶できました。
スタッフのホスピタリティに加えて、お客さんのマナーもとても良い。お客さん同士の交流もあり、本当に良いサウナをご紹介して頂けてよかったな〜と思っています。
ごちそうさまでした。
またお邪魔します。
[ 東京都 ]
#サウナ
ロッキーとボナ、ミストと豪華な3本立て。
ロッキーはやや温度低めか。ボナは湿度と温度がちょうど良く長めに入れる。本日はミスト入らず。
#水風呂
16度のバイブラなし。広くて快適。
#休憩スペース
露天スペースにインフィニティチェア、浴室内に数脚の椅子あり。
〈雑感〉
荻窪駅至近の人気施設。
こちらの白眉は超高濃度炭酸泉か。
ぬるめでプチプチと弾ける感じが心地よく素晴らしい。
まずはいつも通りの「たわしング」
最近はたわしが育ってきて使いやすくなってきた。全身マッサージでコンディションをととのえる。
ロッキーがやや低めのセッティングだったので最初はじっくりと熱を入れ、2〜3セット目はボナで。オートロウリュで定期的に湿度が上がるのでしっかりと汗をかける。90度くらいと暑過ぎないので10〜12分と長めに楽しむ。サウナハットをかぶっていると湿度でのぼせる感覚も減らせるので、おすすめ。
水風呂から露天スペースまでは少し距離があるのと、外気浴で少し肌寒さを感じたので浴室内でととのう。
時間がなかったので3セットのみだったが、もう少し長めに楽しみたかったな〜。
炭酸泉での温冷浴をもう少し堪能したかった…これは再訪必須か。
ごちそうさまでした。また来ます。
[ 東京都 ]
みなさんのお勧めサウナ、是非コメントで教えてください!
#サウナ
L字型2段。マット使い放題。位置指定はないが譲り合って快適に座れた。
#水風呂
バイブラ無しでゆったり浸かれる。
#休憩スペース
中央に浴槽があり、周りにベッド3つと椅子が数脚。サ道でも使われている、あの空間。心地よい風が入り、空も見え、ととのいが捗る。とても好き。
<雑感>
たまたま昼間見たら21時枠が空いていたので滑り込みで予約。23時までの2時間なのでゆっくりはできないが、久しぶりの北欧さんを堪能。
まずは「たわしング」でしっかりと垢落としとマッサージ。個人的にはこれで最近あまみ15%マシ。
サウナ室内は混雑しているもののマナー良く黙浴が守られているので全く気にならず。さすが名門という雰囲気。
休憩スペースはドラマの風景そのまま。
柔らかな夜風に吹かれて心地よく過ごす。
さすが老舗、堪能させて頂きました。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。