しろくま

今宵のサウナは湿度の高さでととのいへの道が閉ざされかけていたと思ったら、外があったかくてめっちゃととのっちゃいました！
この地のサウナは外気浴スペースに屋根があるので雨が降っても雪が降ってもととのいの障壁にならないどころか、むしろ日本庭園的な雰囲気で湯気が立ち込める幻想的な景色と化すのです。
サ室では一際深い思いで「あー明日節分じゃん…祓うべき鬼もいない一人暮らしじゃん…しかもバレンタイン近いじゃん…んー今年はバレンタインも怖くないじゃん…」と贅沢な悩みを持っている私です。
発狂する理由のなさで逆に謎の欲求不満が襲いかかってきたのです。
クリスマスバレンタイン廃止協定締結に向け、日頃からロビー活動をする崇高極まりない沈思黙考の世界にいるべき身分である私のくせに、今年はその世界にいないのです。
なんなら節分の豆を凌ぐサウナの凄まじき鬼祓い効果で、今や懐かしき脳内メーカーで「H」しか見えなかった私の脳内も、今ではきっと「熱」「水」「整」ばかり頭の中に鎮座しているのでしょう。
アンパンマンならバイキンマン、鬼滅の刃なら鬼、ジョジョならDIOのように社会人最大の宿敵「月曜日」に対しても、サウナ銭湯法を駆使すれば薙ぎ払う事など実に容易いものです。サウナ回顧中は三大欲求が「熱」「水」「整」になるくらいの力を誇るので毎日禁断症状えげつないけど。
某相対性理論で有名な理論物理学者、噂ではローリングストーンズのあの有名なマークのモデルかもしれないと言われてるお茶目なおじさんが言ってた「熱いストーブの上に１分間手を当てたらまるで1時間位に感じて、可愛い女の子と一緒に1時間座っていると1分間ぐらいにしか感じられない。それが相対性」的な某をふと思い出したのです。
昨日両方とも経験したんですが、熱いストーブの前にいる10分間も可愛い女の子といる10分間も個人的にはどっちも楽しすぎるので相対性はありませんでした！
サ室の環境によっては10分の長さは全く変わるのでそれが相対性なんだなーって思いました。
もし、可愛い女の子とサウナに入ったとしたら…10分が10秒くらいになりそう。
岩盤浴デートしてる時の時のぶっ飛び方はザ・ワールドのそれですもん。
お家帰ってからのひとりぼっちの長い時を大切にしていきまっしょい。

「本日晴天なり、本日月末なり、そういう事だ、もちろんわかってるね？」
と脳内でぶつくさ呟く者が月末にサウナに行ってしっかりと1月の汚れを汗に流せと言われた気がしなくても言われたと決めつけて向かうは久々の喜多の湯であります。
ととのいエリアの居心地の良さがやはり素敵で、今宵もととのうのに不足なき例の畳が私の福音となって瞑想の世界に誘ってくれました。
水素温泉や炭酸温泉に濁ってるお湯とかも全て放棄してサウナに溶け込んだ私の1時間はとても有意義でありました。
この地の外気浴スペースの上空にある独特な送電線の走る様を眺めてぼーっとしていると明日からまた始まる平日の荒波に対しての覚悟がととのうのです。
とある出会いがなければ岐阜にこんなに来ることもなかったと思うと、袖振り合うも多生の縁な何かを感じざるを得ません。
サウナを3セット回してる最中に思うのは壁一つ分けた向こうにいる人なのです。
不埒な思いがサウナで吹き飛び、残るは寂しさなのに、それがまた嬉しく思う27歳の寒風に包まれる暖かい思いなのかもしれません。
サウナを出た時の自分はまだ社会の歯車として頑張って回していこうと思う前向きな気持ちになっているのです。サウナほんとすごい。
楽しみに待つ事がある今をほんと大切に日々を生きていこうと思いました。わっしょい。

珍しく休日で平日と同じ時間に起床を果たしたのです。早起きは三文の徳と言わんばかりを得ない爽快な晴天で「よーしなんか得した気分！私偉い！ご褒美にサウナ行くぞい！」と一人暮らしだとサウナに行く口実を付ける理由(言い訳)もないのに、どうしても禁断症状の潮流に乗りまくる流浪の民と化すのです。
偶然、強引に今池で用事を作った私の有能ぶりはサウナにしか適応されないのです。
重要案件まで2時間、その間で何回サウナを回し、からふろ祭りをし、晴天を仰ぎ空の青さを知る蛙となれるかのデッドヒートを妄想して私は久々の聖地に赴いたのです。
今池は通常繁華街として色気も金も人も沢山集うカオスな街であります。「栄の方がカオスでしょ、今池なんてまだまだ序の口ー」と脳内で呼応する何某の声は一切無視して、今池のある一角に突如として君臨する白樺の森の中に飛び込んだのです。
水風呂の冷たさが想像以上でサ室に困る時間が爆発的に増えました。
昼時なので白樺の森もそんなに人がいなく、インフィニティな明日もええ感じの椅子もなんなら超絶人気アトラクションからふろも普通に空いているのです。びっくりだわ、ふおお！
心の中ではしゃぎつつも時間がない私は即座に運転中に練り上げまくったプランニングでととのいへの最短経路をこなしていったのです。
何かトラブルが起きたらいいなーって思ってましたが、そのまんまいい感じでととのったので、ほんとウェルビーすげぇと思いました。
そろそろ栄やサウナラボにも挑戦する程に経験値が得られた気がするのですが、あそこは駐車場闘争が激しすぎて常時初詣みたいな所なのです。黄金の精神を持って行かなきゃならないフィンランド、今池は私のような外気浴大好き系お子ちゃまには大変優しいフィンランドです。
これからデートなのでドロンします🤗
ほんとうのととのいはこれからであります。

「明日は昼頃からデートやおね！髭剃らなきゃいけんし、スタミナをつけなあかん！しかも明日の朝にサウナに行く余裕があるん？今晩行かな！」と脳内関西系女子サウナーが妖艶な感じで胡蝶さんが炭治郎に囁くように私のサウナ闘争心を掻き立ててきたのです。
その頃には夕陽に照らされた雪が儚く淡い光を放つ山吹色の空も鬼が活動できる暗闇になっておりました。
「そんなサウナどこに…あ、先週行ったとこや！」といういつもの自然な言い訳作りで今日もサウナにありつけるととのいルートが見えたのです。
2回目だというのにこの地の落ち着いた感じとリラックスできる感覚はほんとに凄まじいのであります。
場の雰囲気が落ち着いていておしゃべりする感じじゃない所、価格的に若者がほとんどおらず、年配層がほぼ全てなので個人的にはとても助かります。
食堂も10時まで営業してるため、仕事終わり2時間かけて向かっても夕飯にありつける素晴らしい落ち着きと信頼をたったの2回目で実感せざるを得ないのです。
サウナの素晴らしい熱さと雪降る夜の寒風、さらには水風呂後の心地よい温度に調整されたバイブラ、いよいよととのわない方法を探し出す有様です。
サウナを何回か回してスタミナ丼セット食べてまたサウナ回して少し休んでゆっくり帰るという新しい平穏が私の中で芽生え始めてる今日この頃です。
珍しく真面目にサウナを書き連ねておりますが、今日は何故かDA PUMPの「if…」というサウナっぽくなさすぎる曲の思い出補正をサウナ補正してやろうという気持ちになっておりました。
特にラップの所が狂おしく好きだった当時小学生の僕は必死に練習していたのです。
そのせいか、もっと大切であるはずの友達やその時遊んだドッヂボールの記憶を全て消し去ってでもこのラップの方が記憶に残ってしまいました。私は愚かです(キャピ)
「均等の熱なんて毛頭にない、無理にととのおうだなんて無理無理無理、このサ室の熱は超弩級、ちょうどよくなんて温度じゃダメージダメージ、今高鳴る熱冷水に、体に届けよ決心のバイブラッ！」とかなんとかほざいてたらいつしかサ室には私1人でありました。
そんな感じで私のお気に入りの場所でそろそろ眠りそうになっております。
こういう感じな場所ほんと見なくなりましたね…
エヴァQ10回くらい見てるんですけど、じぇーんじぇん理解できてないけど、私はどうも左下ばかり見ているのです…

今日も寒すぎず、無風で火照った身体から出る湯気が蜃気楼を作って露天エリアの光をより幻想的に見せてくれてととのっちゃいました。
珍しく今日はストレスをいつも以上に承る事が多く、かなーり苛立っておりましたが、サウナってほんとすごいんです。
ストレス解消どころか、数時間前のストレスの原因そのものを忘れ去ってくれるのです。これあれか、サ室の半端ない熱の方がストレスってことなのかな…
サ室で受けるストレスはむしろ後程一気に気持ちよーくなる超ご褒美なのでもっと熱を…！ってなりますね！
3セット回して最後の1セットの時にはもう今日何したか全て忘れてました！いいことです！
日々同じ所で汗を流してると、天井付近の熱を浴びたくなるのです。お金持ちの家にあるようなあの天井扇風機付けたら面白そう…
1日にサ室で過ごす時間は30分を超えるのですが、その時はめちゃくちゃ暇なので自分を省みたり、懐メロを脳内再生するのが最近の過ごし方になっております。自分を省みたって上記の通りサウナ回したら全部忘れるので意味ないんですけどね。
今日はふと「あむろちゃあああああーん！」と失恋の時に聴きまくった「Don't wanna cry」を思い出したのでこの好機、汗と共に流してしまおうと安室ちゃんのきゅんとするカッコいい曲もサウナの歌に変換させようとするいつものおぞましい儀式が始まりました。
サ室で汗流してる時はBody Feels EXITだなーって思いました。
今日が終わるたびサ室に入る事なんてやめよう〜ととのうこと許したらwaterだって言えなくなるから〜って今日の替え歌がちっとも上手くいかなかったので、Chase the Totonoiみたいにととのわなきゃ入ってる意味がない、だけどととのうばかりじゃハリがない、熱も水もないサウナじゃつまらない、ジェットコースターにならないってあのラップみたいな所で頭がグルングルンしてたのはギリ覚えてます。
安室ちゃんがあゆぅー！か宇多田ヒカルさんで我が家のドライブ曲でデッドヒートを繰り返してカセットテープが凄いことになってたあの頃を思い出しました。サウナは過去と今を繋げてととのうほどの過去修正能力を持っていると思います。もうこれタイムマシンだわ。
今日の些細なミスを次の糧とし、心の負担をととのわせる事があの冷熱技巧の最たる功績だなーって日々実感しているので、今月も6/7くらいはサウナに行ってるのです。
私は小室ファミリーではglobe派です。

今宵も大変気持ちよくととのう事ができました。
回数を重ねる毎に熱をたくさん蓄え、水を好きになり、外に出て風の優しさをより強く感じました。
サウナにハマり出した時はどれだけサ室で我慢するか、水風呂で我慢するかって何かと戦っていたような気がします。
ある時を境に自分のペースで楽しむ方がととのうと気付いてからピンと来たタイミングで行動を移すようになりました。
半年近くほぼ毎日サウナに通い詰めたら、サ室で我慢していた頃の2倍くらいの時間楽しく自分を見つめて汗を流すようになりました。
徐々に如何わしい妄想もしなくなり、心の平定を実感して何か悔しい気持ちに包まれるようになりました。
サウナがあるし大丈夫大丈夫と心に余裕を持って日々を過ごしておりますが、どうも釈然としないのです。
きっと次のステージに臨むべき段階に入ったのだと思います。
いついかなる時も場所を問わず自分にその他のサウナを取り込んで様々な経験をしていかなきゃととのいへの通行料を賄えなくなってきてるのです。私は何を言ってるか私も良くわかりません。
そんな事は傍に置いておいて、今宵のサウナではポルノグラフィティという私の年代ドンピシャ、中学の頃はみんなアゲハ蝶のハモリを練習していた気がする程の知名度120%のアーティストについて思考の熱波に溺れておりました。
サ室でアーティストについて考えると全てサウナの歌になって思い出補正もへったくれもなくなるのが良い所ですね！
アゲハ蝶、サウダージ、ミュージック・アワー、ハネウマライダー辺りは年単位で聴き込んだために、今でも私の特技の十八番「ニャンちゅうの声真似」で自由自在に歌う事ができます。ちなみに私の小学生の頃のあだ名は「オンチングマシンガーZ」でした。
そんな私の不動の特技でありますが、マッチングアプリにおける女子ウケがすこぶる良かった「千尋の蛙、ハウルのカルシファー」という才能だけで得たモノマネに侵食されつつあります。
「無理だよ、オイラはロウリュでサウナから出られないんだ！」「サウナとオイラの契約の秘密を見破ってくれたら水風呂に入れるんだ。そしたら、アンタのととのいも解いてやるよ」とギリギリ喉元で我慢して声にならずに済みました。声に出してたら二度とこの地に足を踏み入れられないお巡りさんの呪いがかけられていたでしょう。
こんがらがったサウナの呪いはまだしばらく解けそうにないです。

夜、仕事終わりで外を歩いている時にサウナに対する作戦を練り上げる私ですが、今宵は作戦もへったくれもない程のととのい絶好日和でありました。
この素晴らしい気温に適度な風量ならば何したってととのうんじゃねって感じたのです。
今日は月に1度の岩盤浴と温泉抱き合わせの破格の安さを誇る風呂の日なので、いつもの平日にも関わらず多くの人がおりました。健美効炉っていうほぼサウナな暑さで人々を汗だくに仕立て上げ、女の子を5割増しで可愛くする岩盤浴エリアのラスボス的な所には多分人がひしめき合ってたと思います。ただ、私のような大貧民がおしゃれカップルスポットにひとりでかちこむ事をしたら暑さじゃない理由で失神しそうです。サウナ直行でしたが、浴室エリアは普段の平日とそう変わらない客入りでゆったりとサウナを堪能できました。
岩盤浴着姿の可愛い女の子を見る事ができる事は可能な限り秘密にしておきたいですが、もう今こうして書いてるので手遅れです。
サ室で汗が滴り、汗が無意味なほどに身体は熱を叩き込んで入る水風呂はとにかくカ イ カ ンであります。薬師丸ひろ子。
外気浴前に身体を拭き「さあ夜よ、かかってこいや！」と素っ裸で仰向けに倒れた私に対して夜空の投じた答えはええ風でした。思わずトトロの「風の通り道」が聞こえたような気がしました。岩盤浴エリアでよく流れてるオルゴールに出て来んかな…
サウナは最近ほぼ週7で通い、岩盤浴も週1で通い詰める程に、私は汗腺に冬とは思えない忙しなさを与え続けております。
その代償なのか、最近冬の寒さでも歩くだけで汗をかくようになりました。体調がずーっと良くて、風邪ひく予感すらもない冬を過ごしております。どれだけストレスやモヤモヤを溜め込んでも基本的にその日のサウナで全部リセットしちゃう精神安定の力が絶大であります。サウナに通うようになってから夜の疲労感はむしろととのいへの通行料に思うようになった今日この頃です。ととのったーーー！

「今日から回数券の特売日ね、25,26,27日だからシクヨロ〜」と今日もサウナに行かなくてはならない強引な決意を固めて、私は初春な心地よい寒さの中24時間ぶりのサウナに挑んだのであります。
サウナを24時間空けてしまうとどうしても禁断症状が出てくるのであります、いやはや恐ろしいものです。
3日連続で3セット、計30回分の入場券を買う程に「日常」と化す、下手すれば家よりいる時間長いんじゃないか…って思ってくる程にサ室の方が家っぽくなってる今日この頃であります。
30回分なので1ヶ月ちょいですね！
今宵は外気浴が素晴らしくととのいへの環境ドンピシャでした。身体の隅々に熱を取り込んで冷水で締め上げた後の外の世界はいつも以上にユートピアな雰囲気でした。
露天エリアの湯気って視覚的にととのうような気がします。
身体から発する湯気につつみ込むように…MISIAさんのぐうの音もでない名曲が勝手に脳内再生されて私は「熱に水、水に外、外には風を」といーまー(サウナに)あいーたーいーー！と危うくお巡りさんこちら事案になりそうでした。それ程までに深く滔々とした感覚は久しいものでした。
私もサウナ2回戦目あたりは幻想が見えて自分が堤真一さんのようになったと思い込んで松嶋菜々子さんをサ室で探す有様でした。これはもうお巡りさん事案です。
Sauna everythingサウナが想うより強く優しい熱なんかいらない。欲しいのは熱波ァ！と3回戦目は至極のラブソングもサウナに恋する鎮魂歌となっておりました。Everythingの「あなた」が全て「サウナ」に空耳する程でした。
会社員にとって永遠の宿敵の月曜すらもサウナの前ではととのいへの通行手形に過ぎないのです。

「汝、えびふりゃー帝国にあるどう見ても外観が愛宿ちっくな感じなのに、中身はめちゃくちゃ洒落乙でカップルがひしめき合ってるのに、サウナが結構本気出してる場所あるから行きんしゃい、てかあそこは岩盤浴デートで行かなきゃこんにゃく魂の汝には心滅ぶぞ、彼の地はそう言う所だ」といつもの脳内サウナ柱が緊急事態宣言的な感じでサウナを求めてたので行っちゃったよね！
近くに来て駐車場どこだろーって思ったら一眼でわかる「あれや！」感。
きらきら世界で情報量満載でありました。
早速岩盤浴エリアにかちこんでびっくり。めっちゃ人がいるのです。しかもみんなイケイケの若い感じ。こりゃ落ち着いた感じではないなーって思いつつもサウナに向けた暖機運転をし、いよいよサウナに突撃であります。浴室エリアに入ってもびっくり。めっちゃ人がいるのです。価格安いし居心地も良く、老若男女問わず集う様はえびふりゃーですね、ええ。
そんな味噌煮込みうどんの如き味わい深い佇まいの場所でロウリュタイムが始まると知り、30人は入れるスペースであろうとも人々がひしめく様は熱を求める松岡修造軍団のようでありました。
その熱量たるや、ブラッドレイ大総統にみな扉を開かれたように賢者の如き佇まい、30人いて声がしないという雰囲気、その中で水をかけ、不思議な化粧水を顔にかける若人、こんなロウリュタイム見たことがないのです。
美肌を求める女子ならまだしも、おじさんお兄さんしかいない環境でその美容液を顔にくれぃ！と求める様は不思議なものでした。
ロウリュ始まってめっちゃ暑くなって私のようなにわかサウナーはすぐさま退散しました…
水風呂戦争凄そうだし「デート中」だから、倒れるわけにはいかないのです(にっこり)
結局3回くらい回してめっちゃととのいました。
1日潰せるほどの楽しい空間でした。
サウナの数だけ異次元体験があるんだなぁ〜と思った今日この頃です。

「これからデートするのにサウナ行かないって、あんたね〜スイカに塩をかけて食べないのと同じだよ？正気ですかー？」と脳内にこびりついて、四六時中呟き続けてるサウナおばちゃんの妄言が炸裂した今日の昼下がりであります。
私はスイカに塩をかけない派ですが、デートする前にサウナに行く事に対して、その意義と気が引き締まる感覚はよく知っております。
とはいえ、タイムスケジュール的にサクッとととのってふっ軽な状態にしておく必要があるのです。
選ばれたのは岐阜は各務原という「かくむはら」と私が呼んで3人くらいと音信不通になった忌まわしきマッチングアプリの思い出はその辺に置いておいて「かかみがはら」という難読漢字な感じのスポットにある香草でととのっちゃおっ！なスポットの情報を得たので自然な流れでたどり着いておりました。
私にとってこの怨嗟鳴り響く土地は近付くだけで恐れ慄くほどのトラウマを抱えておりますが、サウナ目的なのでへっちゃらでありました。
建屋に入るとまあおっしゃれ！木の香りやらハーブやらロマンティックな女性好みに仕立てられてる清潔感に包まれた場所であります。
浴室も高い天井で広々としております。さいたま市のおふろcafeみたいな感じ。
サ室も広々として、テレビの音量がほぼ皆無、熱発生装置もオートロウリュに普通のストーブが備わってる感じでした。
水風呂も広く、17℃から20℃までの範囲が描かれた壁紙までありましたね。
ととのいエリアが豊富で、浴室内に5脚のリッチ椅子、露天エリアにも5脚のリッチ椅子とリッチベッドが備わっており、雨除けの屋根下で外曲が楽しめる全天候システムが構築されておりました。
既にととのう事に対する心配は不必要、サ室では「サウナ上がったら何食おっかな〜」とボソボソと呟く始末。
1時間に1回オートロウリュタイムもあり、いい感じでじわりと熱が包み込んだのです。
滴る汗と適度な光量のサ室にふと見えた虹は栄光の架け橋であるように錯覚するほど、熱を溜め込んで入る水風呂の心地よさは天女の衣のようでした。
サウナ上がりのチキンカレーでサウナと等しい汗をかいてしまいました。好きな辛さ！
落ち着いた空間はスーパー銭湯の雰囲気よりもカフェな感じでした。あと女の子可愛いです。

「汝、決戦の金曜日に挑むべきサウナは豊橋に在る。このサウナに行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめばととのいはなし、踏み出せばその一足が熱になり、その一足が水となる。 迷わず行けよ入ればわかるさ」と絶対に何かをパクってるとしか思えない脳内サウナ語録が再生されたのです。
上記妄言に対してなんのこっちゃかさっぱり分かりませんが、今宵も相変わらず暇なので「豊橋 サウナ」でググってみたらありゃまあおったまげーな胸キュンサウナに導かれたのです。
その設備雰囲気に、既にととのう光明が見えて仕方ない私はマッチングアプリで度々お世話になった豊橋に参ったのです。
入ってびっくりしたのは目の前に紳士が待ち構えており「は、初めてでしゅ！」と恐れ慄く若輩者の私に対して懇切丁寧に使用説明をしてくださったのです。
昭和レトロ感に溢れる雰囲気で入れ墨お断りが何故か私の目には一見さんお断りって感じに見えたので「やっさし〜！」って叫びそうになるのはギリギリ堪える事に成功致しました。
一般的な公衆浴場に比べてかなり高価な入泉料と感じるかと思いますが、それだけのユートピアがあるんだとワクワクして自分やら長生きしてそうなロッカーを見つめ銭湯準備を整えたのです。
結論から言うとすんげぇユートピアでした。
サ室は三段構えに100℃越えのドライサウナ、私大好き。水風呂は2パターン、ひんやりした後にバイブラのちょうどええ塩梅のととのい超絶近道湯まで備え付けてあるのです。流石は東三河の雄、路面電車という時代を感じさせる街並みに中核市の威厳を持つ街です。多分イメージ的に名古屋県のの浜松…
外気浴スペースも充実しており、びっくりなのは近隣のマンションからこれ見えんじゃねぇか的な位置にあるのです。
この実家のような安定感で私の淫らな心はもう解放したに等しいのです。外気浴も思う存分楽しみととのうととのう、恐ろしき白日な感覚に浸っておりました。
このご時世で夜の10時まで営業してる館内飲食エリアで食べたスタミナ丼もまた絶品でした。桃源郷をまた見つけてしまったのです。
もうマッチング的な何某で来ることはないですが、サウナで来ることが度々あるだろうと言う確信のままこれよりまたサウナでととのいに乱れていきたい所存であります。

朝昼と恐ろしき寒さに包まれていた今日この頃でしたが、夜になると一転してサウナのサウナによるサウナのための気候に変わっておりました。無風、それでいて心地よい気温、もはやととのいへの超直感は揺るがないものになっておりました。
長い冬はまだしばらく続きそうであります。このご時世で精神や心は自然とすり減っていく最中、サウナという禁断症状はエグいけど副作用のないリラクゼーションはその価値をより高めているように感じるのです。
んな真面目な枕詞はその辺にポイっちょしておいて、今日のサ室ではまたしても不思議な思考の熱波に襲われておりました。
Official髭男dism、別名ひげだんという90％以上の紳士淑女が耳にした事のあるストリーミング時代の超ド級アーティストの楽曲についてです。何故か聞いてた時の色んな思い出がつよーく吸い付いて、後から聞くと思い出す何かがたくさんあるのです。
例えばひげだんの最も有名な楽曲のPretenderを聴くと「僕の運命のサウナはここじゃない〜」とか、昨年のヒット曲I Love…を聴くと「高まる熱の中、流れる汗の中、燦然と輝く汗はまるで水風呂の中に飛び込んでととのったサウナーみたいなレギュラー」とかです。
Voのさとっちゃんの仕掛けるメロディーラインは赤ん坊サウナーから赤ちゃんちゃんこサウナーまで幅広い人々の心をぎゅっと締め付けるレベルに達しているような気さえします。
ひげだんの曲が脳裏に宿ると、自然とサウナー的な歌詞に変換される程に去年今年はサウナ一辺倒でこの不条理な世を乗り越えようとしてる感覚に浸るのです。
コーヒーとシロップ、始まりの朝という楽曲を去年、サウナと色恋沙汰で血祭りだった頃の鎮魂歌としてしこたま聴き込んだ思い出は髭が似合うお年になっても忘れる事はなさそうです。

今日はとても強い寒風が吹いており、外気浴に対するととのい懸念を強く抱いていた私でしたが、今日も無事に意識を失いそうになるほどにキメッキメにととのっちゃいました。
この地は充実している外気浴ステージを誇り、寝湯は5,6人ほど、ベンチも4,5個、リッチベッドが2脚、インフィニティな椅子が2脚と刹那の季節の変わり目は毎日巡る様相に黄昏れるのは実に容易いのです。
サ室も平日の夜でも上段がガラ空きな事が多く、その安定感が日々のルーティンとして私の日常にサウナがいつしか溶け込んでいたのです。
水風呂も向かって右半分は羽衣を剥しにかかる急流装置があり、左半分は羽衣を楽しめる穏やかな感じです。冬は左半分でゆっくり火照りを慰める私の挙動の変化に1年の流浪をしんみりと感じているのです。
サウナを堪能した後、露天風呂に浸かると、水面に光が差し込み、その揺らめきで今日の風を見る事ができるのです。
その光のゆらめきを見つめていると滔々と心の棘が削られ己が丸くなっていく気持ちを実感できます。
サ室のTVではさゆりぃ〜さんが歌っていて、青森の辛辣な海峡を見た事がなくとも何となく妄想する事ができますね〜
さゆりぃ〜さんの目力が宿りまくりんぐで手を差し出す描写はサ室から水風呂を見つめるおじさんのそれでした。
1番素敵なポイントは受付のお姉さんが可愛いです。
去年は精神がマジクソ暴風雨の極み(300人くらいから既読無視されるアレ)で心身共にやつれまくりましたが、それだけ去年死線を潜りまくったので今年は随分と優しか感じます。寒風も慣れたら自然現象だもん、季節楽しもうと前向きになれるのはサウナのおかげの他なりませんね〜

今日は仕事でしたが、お昼休憩の時点で「もっと、もっと、熱くなれ！」と基本的に夏にしか現れない脳内大黒摩季さんが突如として呼応してきたのです。
「いつもと同じ道を歩いて公園跨いで帰るだけなのに、なんだか妙に空しくなるのは、サウナに行けないそれだけだろうか、水風呂が見えないと不安になるけど、くっきり見えると入りたくなる」と個人的に好きなラップな所が脳内にこびりついて仕方ないまま仕事を終わらせた私はサウナだけ見つめてるようにこの思いサ室に届けと言わんばかりを得ない程でした。
そんな勢いでしたのでサウナも「チョット待ってよ」と囁いてきたような気もしますが、脳内大黒摩季さんが「熱くなれ」ってずっと叫んでるので我に戻った時にはインフィニティな椅子でばっちりととのってました。
久々に熱すぎるほどにサウナを満喫したので頭を冷やすために何故か炭酸風呂に入ったのですが、出た直後にいつもなんですけど目眩するんですよね。
高校時代は「大黒摩季さんサイコー！」と周りの友人に吹聴しまくってもGReeeeN派閥に滅殺される雰囲気でした。私もいつしかGReeeeNサイッコウウウウウウウとなってましたが、子供の頃に聞いた曲は一生聴けるものだなーってよく思います。
ととのいの夜に響き渡る「夜に駆ける」は素晴らしいものです。夜遊びせずにおうち帰ります。

今宵もととのいに飢える私は「あー外気浴ステージが畳張りで夜空に流れる送電線を眺めてエヴァの気持ちに浸りてぇ…」とまたもや意味深な気持ちに陥ったのです！そんな場所あるわきゃ…あったわ！
というわけで向かったのは喜多の湯であります。
この地のととのいステージは至高の領域にあると私は勝手に思ってますが、今宵もそれを裏切らないド晴天、いつもの送電線をバッチリ眺められる景観の良さでありました。
サ室は棚田かな？って思う程の5,6段位の雰囲気、20人くらい入れそうな感じです。
サ室脇にある水風呂もひんやりとしていて水柱が宿ってるように心地よいひんやり感を与えてくれます。
そして露天エリアにある5人横たわれる畳！
畳の良いところは冷たくないのです。
夏も適温ですし、日本人的な何某がドンピシャでわっしょいな気持ちになるのです。
その優しさに包まれるような気持ちいい浴室エリアを思う存分堪能し、私は懐かしの土日休みで英気を養う覚悟を決めたのであります。

今宵もええ夜風で静まる晴天のととのいは格別でありました。サウナ時計1周して入る水風呂の心地よさ、火照った体を締め上げ、外気で霧隠れの忍びになるような気持ちでした。
サウナが日課になって早半年(半年前に自宅のガスが止まりました)
月27回ペースでサウナに通い詰めてから体調不良知らずであります。
そんなひよっこサウナーの私ですが、サ室にいる時の時間が最も頭が回る気がするのです。
今宵のサ室ではaikoさんという全年齢対象、CERO的にはAを軽く掻っさらい、カラオケでは選ばれし女の子がとんでもない鋭利を翳す名曲が揃うアーティストについて思考に耽っておりました。
数多くの名曲の中で昨年はきんぐにゅーいぐちゅさんとコラボした「カブトムシ」が私の心にロウリュを巻き起こしてました。
あの前衛的なハモリに私も普段は「おい井口」と言ってしまうのに思わず「井口さんだ！」と叫んでおりました。
今年は「愛の病」という名曲が私の魂にアウフグースを巻き起こしております。サビ冒頭の「あたしのこの余計な考えを今すぐとっぱらってよ！」と毎回aikoさんに囁かれるような気持ちで心をキュンキュンさせられてるのは言わずもがなです。カラオケで女の子が歌った日には「よーし！全て忘れさせてやるよ！サウナ行こう！」と空気の読めなさすぎる発言をする自信しかありません。しかしながら、去年3回ほどマッチングアプリで知り合った女の子とのデートよりサウナを取った私の罪の重さは計り知れないものがあります。
三大欲求を凌ぐサウナ欲は本当に恐ろしいものです。
悩んでる身体が熱くて指先は凍える経験はサウナで覚えました。琥珀の弓張り月、息切れすら覚える鼓動も外気浴の最中にこれかというものを実感しました。aikoさんの歌はサウナの歌だと確信して今宵も私はととのいの夜に誘われたのであります。

今宵は残業のため1時間制限でサウナを堪能しなければならない縛りプレイでしたが、あのインフィニティな椅子の功績はとても大きく、無重力な心地よさでととのいました。
いつもより夜分遅くにサウナの儀に取り掛かったことも功を奏して落ち着いた雰囲気で汗を気持ちよく流せました。
最近、外気浴の最中に脳内で輪廻転生を始めるのが楽しい不可思議なイベントであります。高校時代に小生が熱狂発狂酔狂してた暴威という秘密結社があります。27歳の私の高校時代にその秘密結社を知る同窓生などおらず「戯具ってほんとすんごいんだよー！その熱量、B BLUEは是非堪能してほしい！」と情報の授業のパワポカラオケ的なプレゼン大会で熱弁した所で先生以外の琴線に響かないのです。先生の心を掴んだので評価はAでした。
B BLUEのあの前衛的すぎるイントロは正にサ室への入室直後の渇いた風に寒さをかき消されるような心待ちにさせてくれます。
ヒムロックと言っても「Him rock?そんな英文知らんよ」と返される学生時代でしたが、そんな破れた翼でもう一度翔ぶのさ！と心をととのえる方法をサウナが教えてくれたのです。
夜の吐息に飲み込まれて震えていたあの頃の自分はサウナが忘れさせてくれました。
ととのいの儀を行った後の月明かりに照らされる私はサウナのマリオネットです。

今宵のサウナは別格でした。
心地よい寒さに無風に等しい環境、外気浴の際に身体から発する凄まじい湯気は人間発動機の如き霧の民でありました。
95度のサウナで15分耐え、身体の悪いものを全て汗に溶かして流した気分のまま、歓喜の水風呂からの外気浴は至高の領域に私を誘ったのです。身体の悪いものを全て除いたら私いなくなりそうですが、気のせいでしょう。
サ室籠って12,3分あたりで私の脳内で超絶有名な鬼にのし上がった猗窩座さんが「お前も(サウナ)鬼にならないか？同じく(サウナ)道を極める者として選ばれた者しか(サウナ)鬼にしかなれないぞ、共に至高の領域に行こう杏寿r…あ、話す相手間違えた、ごめんなんでもない」と洗脳しにかかってきました。上弦の(サウナ)鬼になると大垣サウナのサ室でもウェルビーのあの心臓を冷やす水でもととのう程の快楽を得られるらしいですが、太陽の元の外気浴で溶けるらしいのでおやめになりました。
平日は人が少なく、サ室で思わず己の世界にうつつを抜かして如何わしい妄想に飛び込むことも多々あります。
サウナーの三大欲求、熱欲、水欲、ととのい欲にはとても程遠い思春期？の青少年としてあるまじき妄想に突っ走っても水風呂はその全てを消し去ってくれるのです。外気浴に勤しめば気持ちは聖人君子、仁とはなんぞやと考え出す有様です。
そんな妄言を吐いていると彼女にこう言われるのです。「サウナ入っても賢者になるんだね」と。
サウナーの道めっちゃ険しい٩(๑• ³ •๑)۶