2023.04.24 登録
[ 静岡県 ]
週末の日曜日。
昨日に引き続き、今日の浜松も快晴の青空。
本日は自宅近くのスーパー銭湯で、まったり、ゆっくり。
心ゆくまで、のんびりと。
そう。此処は
"特別な準備不要で、気軽に行ける場所"
本日も良きととのい。
以上
男
[ 静岡県 ]
水平ラインが美しい低層の建物。
中に入れば、オリジナルのアロマの良い香りとラグジュアリーな雰囲気に自然と背筋が伸びる。
そして、温かくて紳士的なホテルスタッフがお出迎え。
『GREENITY IWATA』
グリニティ・イワタ。旧"磐田グランドホテル"
およそ2ヶ月ぶりにお邪魔しました。
本日は日帰り入浴で入館。
厚手のタオルセットを受け取り、浴室へ向かいます。
日替りの今日の男湯『Sora』は"宙"をイメージした浴室は白を貴重とした、曲線的で柔らかいデザイン。
対照的に今日の女湯の"Daichi"は直線的でシックな雰囲気の浴室。
まずは、ゆとりがあって一つ一つ仕切りの付いた洗い場でしっかり洗体。
やっぱり此処のオリジナルのシャンプーとボディソープの使い心地は極上。泡立ちも香りも良い。何だか幸せな気分にさせてくれる。
そういえばこの間、帰省した時に此処のシャンプー、ボディソープ、コンディショナーのセットを妹にプレゼントしたら喜んでいた。余談ですが。
身を清めた後は源泉掛け流しの天然温泉に浸かってホッと一息。湯船の底が全く見えない位に濃い黒湯のモール泉。ぬるっとしていて肌に染み込む温泉は保温性抜群。おかげで浸かって数分で全身がポカポカに。
さて、そろそろサウナ室へ。
浴室内のほぼ中心にある"かまくら"の様なサウナ室。扉を開けて中に入れば、湿度高めな熱が全身を包み込む。室温78℃とは思えない位に体感温度は高め。
定期的に発生するオートロウリュで高めの湿度が保たれた室内は、息苦しさを感じない居心地の良い空間。床、壁、天井全てに木が貼ってあって、天然木の良い香りが充満している。
2ヶ月ぶりに此処に再訪して思う事は、此処のサウナは居心地が良い。
良い具合に蒸された所で水風呂へ。
サウナを出て目の前にある円形の水風呂。水温表示は無いものの、浸かれば程良く冷たい。優しい肌触りの水が火照った体をじっくりクールダウン。
仕上げの外気浴。
綺麗に設えられた植栽に、おしゃれにデザインされた露天エリア。フィット感の良いリクライニングチェアもあって、現実を忘れそうになる非日常世界。
日常を忘れさせてくれる非日常世界が此処、静岡県磐田市に出来ました。やはひ、此処の居心地は極上の一言。
毎日とはいかなくても、たまに来たくなる非日常世界。
普段は風の強い遠州地区だけど、今日は風が無くて穏やかだった。
久しぶりにお会い出来た遠方に住む、サウナ友達。
私達が来た時には既に帰り支度を済ませてらっしゃったのに、お付き合い頂きありがとうございました。
お元気そうで何よりです。久しぶりにお会い出来て嬉しかったです。
またこちらへいらっしゃる際は是非。
以上
男
[ 静岡県 ]
仕事をしていれば面倒な人間関係に、急げ急げとせかされる締切や納期。
テレビをつければ嫌でも目に入ってしまう悲しいニュースや、腹が立つような誰かのスキャンダル。
そんなストレスに満ち溢れた日常を何とか乗り越えて、やっと訪れた休日。
さて、本日は日曜日。
あいにく今日の天気は曇り模様。今にも雨が降り出しそう。
そんな灰色の空を眺めながら"今週も1週間、お疲れ様でした"と心の中で自分を労る。
今週も1週間頑張った。
やっと訪れた休日の週末ぐらいは日頃の苦労や束縛から解放されて思う存分楽しもう。
常に前へ前へと、前進する事が正しいとは限らない。
時々、立ち止まって"命の洗濯"をする事も大事。
"命の洗濯"をするのには此処"サウナ天竜"がうってつけの場所だと思う。
テレビも、ラジオも、時計も無い。
行楽シーズンでない冬場の阿多古川はBBQをする人が居ないから閑散としている。
あるのは自然豊かな浜松市天竜の山の大自然と、溢れんばかりのマイナスイオン。
平成の名水百選に選ばれた、今時期は水温一桁にキリッと冷たい阿多古川。
熱々のテントサウナとバレルサウナ。
川原に整然と並べられたインフィニティチェアー。
余計な物や、無駄な物が一切ない。
"何もない贅沢"が此処にあります。
熱々のサウナに入れば、ガラス越しに見える薪ストーブの中の揺れる炎。
テレビも無い静かな空間で聴こえるのはパチパチと薪が燃える音と、ストーンにロウリュした時に発生するジュワーっと軽快な音。
無駄な物が一切無い、ただただ熱いサウナと冷たい阿多古川。これが良い。
余計な情報が入って来ないから、ただひたすらに何も考えずに体の中から汗を出し切る。
なるべく、もう何分経った?とか今の心拍数は?とか考えずに心を無にする。
『もう我慢の限界』
心の奥から叫び声が聞こえたらテントを出て、目の前のキンキンに冷たい阿多古川へ一直線。
熱い所から冷たい所へ。
掛水なしで本能のままに行動する。
肩まで浸かって頭も冷やせば、さっきまでの灼熱地獄は何処へ。ハッと我に帰って正気に戻る。
川原のインフィニティチェアーのリクライニングをぐっと倒して、再び思考を無にしていく。
曇天の空を仰げばやがて見えて来る、極楽浄土の世界。
体は此処に預けて、心は束の間の小旅行。
ああ、今日も命が洗われた。
命の洗濯後は、サウナ天竜のお楽しみ、、
持参した七輪で焼いたホルモンやピザをつまみながら、プシッと冷たいノンアルビールで流し込む。
せっかくの休日。
"命の洗濯の日"くらいは美味しいものを食べて、気分だけでもビールを飲みたい。
心もお腹も満たされて。
今日のサウナ天竜も"最高"だった。
以上
共用
[ 静岡県 ]
"一蒸入魂"
かっこよく表現するとしたら、この言葉でしょうか。
あと先考えず、ただひたすらに、今自分が居るサウナ室と全力で向き合う。
己のライフポイントがゼロになるまで。
人生が燃え尽きるまで。
でも今日はいつものオユギワ浜松市野に、アイツがやって来る日。
そう。あのサウナ天竜からやって来た伝説の熱波師"あつあつ君"とその仲間たち。
あつあつ君ファミリーと、サウナ室でたまたま偶然居合わせた殿方と共に全力で叫ぶ『ネッパー』の掛け声。
声も、汗も出し尽くして。
残った感情はただ一つ。
やり切った達成感、それだけ。
この達成感が堪らなく心地良い。
だから、また、きっと。
私は、あつあつ君に会いに行く事だろう。
あつあつ君、あつあつ君ファミリーの未来に幸あれ。
以上
男
[ 静岡県 ]
茶畑が広がる景色に、遠めには雪化粧をした富士山。
何だか穏やかで優しい時間が流れている様な此処、島田市船木。そんな船木の住宅街の一角に佇む当施設。
『サウナ船木』
外観は一見、民家の様に見えるけどしっかり"サウナ船木"と書いてある。
靴を脱いで建屋に入れば、ソウルミュージックが流れていて大人な雰囲気の館内。
正面に受付、左側が休憩や食事処、そして右側にトレーニングマシン。
料金は前払い制。1500円をお支払いし、ロッカーの鍵とタオルセットを受け取ります。
オーナーから施設の利用方法等を教えて頂き、脱衣所へ向かいます。
モノトーンな脱衣所はシックな雰囲気。
はやる気持ちを抑えながら、衣類と荷物をしまって浴室へ向かいます。
浴室は洗い場が4つと、水風呂、そして湯船。
タイル張りの浴室内は年季が入っているものの、清掃が行き届いていて綺麗。水風呂には常時、井戸水が注がれていて浴槽から水が溢れています。
入念に身を清めて、まずは湯船で軽く下茹で。
クールな冷感系のアメニティが嬉しい。
サウナ室は浴室と脱衣所の間の通路にあります。
サウナ室の出入口は大人の背丈よりも低い扉に、小窓から見えるのはブラックライトの妖艶な灯り。
"大人の扉"
そんな表現がしっくり来る扉を開けて、サウナ室に足を踏み入れます。
まるで深海にいる様なブラックライトの間接照明だけが照らす、暗い室内。
1番に目が行くサウナ室の中心にブランコ。
ストーンが積まれたタワー型のストーブからじんわり良い熱が放たれており、室温は80℃でベンチが2段。上段に座れば天井に頭が触れそうになる程に低い。なので、しっかりした熱感を全身で味わう事が出来ます。
テレビが無い暗い室内で聴こえて来るのは、ヒーリング系の音楽とストーブの動作音だけ。
心を無にして魂を解放する様な静寂のサウナ室でしっかり熱と向き合います。
時々、セルフロウリュで体感温度を上げて、備え付けの団扇で扇げば灼熱の熱気。これは良い。
普通に座るベンチの他に、寝そべりながら蒸されるリクライニングがサウナ室にあるのも良き。
此処に来たら、絶対やろうと決めていた事。
『セルフロウリュをして、ブランコ』
念願が叶いました。
ロウリュをして、室内の体感温度を上昇させて、自分は全裸でブランコ。これが熱いったらもう。凄まじい熱さ。おかげで全身から滝汗。
大人になってから、全裸でブランコ出来るのは、全国探しても"サウナ船木"だけかもしれない。これはハマりそう。
沢山汗を流した後の水風呂は肌触りが優しい井戸水掛け流し。潜水オッケー。
絶えず井戸水が注がれてオーバーフローの水風呂に全身を沈めたら、見えて来る至福のヒトトキ。
以上
男
[ 静岡県 ]
三連休の2日目。
何処かへ出掛けようと外に出たら、小雨が降り出して来た。でもこの位の小雨ならすぐ止みそう。
そんな時は何処に行こうか、そう。雨の日こそのオユギワ浜松。
理由はそう、雨の日でも立体駐車場から傘要らずで入館出来るから。
雨の日の朝ギワ。本日もお世話になります。
館内直結の立体駐車場に車を停めて、傘要らずでそのままギワイン。
受付を済ませて、2階の脱衣所へ向かいます。
脱衣所で荷物と衣類をしまい、浴室へ。
浴室内にはテキパキと清掃や巡回を行うスタッフのカネコさん。いつもありがとうございます。
洗体し、まずは内湯のジェットバスで凝り固まった体をほぐします。
水圧強めなジェットが心地良い。全身ゴリゴリマッサージ。コリと脂肪も、何処か遠くに行ってしまえ。
コリが程良くほぐれた所でサウナ室に入室。
やっぱり開店直後のサウナ室は寝起きの体に丁度良い。
夜のサウナ室は湿度が高めな重厚な熱感。
対して朝のサウナ室は湿度がまだ上がりきっていないからか軽い熱感。
例えるなら、夜のサウナはがっつりこってり濃いめなラーメン。対して朝のサウナ室はお茶漬けとか、あっさりしたかけ蕎麦。
寝起きの体にこってりラーメンはキツイけど、かけ蕎麦やお茶漬けなら食べられる。
1セット目はあっさりした熱感のサウナで汗を流して寝起きの体にスイッチを入れて。
2セット目、3セット目と回数を重ねる毎に室内の湿度が高まって、最後の5セット目を迎える頃には重厚な熱感のサウナ室に変化していました。
時間の経過と共に変化するサウナ室を楽しむ。
時間や日にち、天気によって異なるセッティングのサウナ室で新たな発見を楽しむ。
やっぱりサウナは奥が深い。
だから毎日来たくなる。
〆は露天の高濃度炭酸泉にゆっくり浸かって。
シュワシュワな泡が全身にびっしり着く、炭酸泉。
テレビに映るサンデージャポンを見ながら、じっくり、じんわり、よく温まりました。
サウナにお風呂と楽しんだら、時刻はお昼時。
やっぱり風呂上がりはお腹が空きます。
今日のサウナ飯は時々、無性に食べたくなる『タケルラーメン』
そう。浜松では珍しい、元気ハツラツな"ベトコンラーメン"
香ばしく炒められたたっぷりの野菜とニンニクが入ったスタミナ満点のこの一杯。
お好みで豆板醤や、一味唐辛子で味変を楽しみながら、スープを啜って。あっという間に完食。
サウナに入ると、お腹が空く。
そしてサウナの後のラーメンは美味しい。ビールも美味しい。
何を食べても、何を飲んでも美味しいから不思議。
だから思う、サウナは痩せないと。
でもそんなの気にしない。
おかげで今日もベストコンディションだから。
以上
男
[ 静岡県 ]
サ活投稿する時はなるべく使わないようしている"最高"という言葉。
でも此処に来た時は何度でも、何度でも。
"最高"という言葉を使いたくなる。
『サウナ天竜』
営業開始は11時だと分かっているのに、10時半に来てしまう。
理由は単純。はやる気持ちを抑えきれないから。
だから此処に行く日は自然と朝早くに目が覚めてしまう。例えるなら、小学生の頃の遠足に行く日のあのワクワク感。
営業開始に向けて準備をされている代表のタツヤさん、本日はお世話になります。
受付を済ませ、まずは噂のバレルサウナから楽しみます。
昨年の10月に導入された、本場フィンランド製のバレルサウナ。サンダルを脱いで中に入ればふわっと木の良い香り。薪ストーブからはパチパチと薪がはぜる音が聞こえてきて、窓から見えるのは清流・阿多古川と山の景色。
ロウリュをすればジュワーと爽快な音、直後に降り注ぐ熱々の蒸気。これは堪らん。
ゆっくりと燃える炎を眺めながら蒸される至福。
まるで自然と対話をしながら汗を流すような、優雅な空間のバレルサウナ。
それにしても此処のバレルサウナは不思議。
息苦しく無いから居心地が良いのに、しっかり熱い。つまり、熱いのに居心地が良い。
『熱いのに居心地が良い』という一見すると矛盾しているような、バレルのセッティング。
なんでも、新鮮な空気が絶えず空間内に入り込むようになっているから息苦しさを感じないのだとか。
新鮮な空気に満ちたバレルの中、ロウリュをすれば熱々な蒸気。
おかげで何度ループしても"最高"と言葉が漏れてしまう。
マイルドで優しいバレルサウナに対して、従来からのテントサウナは直球ストレートな熱感。
ロシア製のテント内には薪ストーブが2台。
足元から頭まで満遍なく、均等に熱が全身を包み込む。優しい熱感のバレルとは違う、ストロングでビシッと直球ストレートな熱々感。
ロウリュをすれば、あっという間に灼熱天国。思考は何処へ。テントも堪らん。
似て非なるバレルとテントの異なるサウナ。
どちらが熱いとか、どちらが良いではなく、どちらも体験する事で見えてくる各々の個性。
優しい熱感のバレルサウナに、直球ストロングなテントサウナ。
自然と対話するのを楽しむバレルサウナに対して、余計な事を考える隙を与えない熱々なテントサウナ。
趣の異なる個性がしっかりしたサウナだからこそ、どちらも好きになる。
似て非なるサウナを出た後に向かう所は皆んな同じ。そう、平成の名水百選、阿多古川の清流。
川底まではっきり見える清流へ向かって体をドボン。
キンキンに冷たい水温一桁の天然水が火照った体を瞬間冷却。
阿多古川に浸かって、心の中でまた一言
『最高』と。
以上
共用
[ 静岡県 ]
今夜もギワりにオユギワ浜松市野へ。
昨夜に引き続き、空いている浴室にサウナ室。
月曜と木曜であれば茶畑の熱波師・宇津山さん、
月一の火曜日はサウナ天竜のあつあつ君、
そして3か7の付く日はオユギワスタッフによるロウリュ熱波イベントが開催されるオユギワ浜松市野。
つまり1週間のうち、ほぼ半分以上が熱波師だったり、スタッフによる熱波イベントがある当施設。
だけど今日は1月8日の水曜日。
3か7の付く日でもなくて、ゲスト熱波師も来ない、何もイベントが無いオユギワ浜松市野。
でも熱波イベントが無くても、それはそれで良きです。
熱波イベントがある日は、開始時間に合わせて水通しをしたり、何分前に入れば人気の上段に座れるかな…といった事をひたすら考えてしまうから。
対して、イベントが無い日は何も考えずに、自分の気のむくままにサウナや湯船を楽しめる。
熱波イベントがあれば、刺激的で楽しい。
一方でイベントがなければ、何も考えずマイペースに楽しむ。
結局、イベントがあっても、無くてもギワりに来ている自分。
気が付けば此処に来ている。
そして、顔馴染みの常連さんやスタッフさんに会釈して。
イベントがあっても無くても関係無しに此処に来ている。そんな場所がホームサウナ、なのだと思う。
イベントがあっても無くても、此処に来て1日を〆る。
もしかしたら明日もギワりに来るかもしれない。
また明日。
以上
男
[ 静岡県 ]
『この味で、育ってきたもんで』
長かった年末年始の休みが明けて、昨日からまたいつもの日常が始まりました。
何だか一昨日まで実家の仙台(宮城県名取市)の実家で過ごしていた年末年始の9日間が懐かしくさえ思える。
日帰りでは行けない。実家、地元とはいえ長期連休でなければ行く事すら出来ない仙台サウナ。
生まれ育ったホームタウンなのに、行ったら刺激的でドキドキ。
あんな事やこんな事。
発見ばかりの刺激的、普段と違うサウナ施設。
だから脳内のアンテナは張りっぱなし。
いつもと違う、情報感度高めな脳内のアンテナが張りっぱなしのサウナ巡り。思考は疲れるけれども、楽しい。
でも、何だかんだ言って、自宅近所の施設が落ち着きます。
何故なら結局、昨日も今日も行く施設は違えど、顔見知りのサウナ仲間と偶然偶然が何度も。
私自身、地元かつ実家は東北の宮城県。
でもこうしてサウナにハマったのは多分今から6年前。
なので現在の浜松に住み始めてからの事。
なのでサウナに関しては、ここ浜松で育って来た私。
なので湯船に浸かってる時やサウナ室、そして外気浴の露天スペースで聞こえる常連さん達の話し声。それは静岡西部特有の遠州弁。
〜だら?とか、
〜だもんで、とか、
〜だに!
って話し声。
こんな地元のリアルな方言が聞こえると自然と、ああ、自分は地元にいるんだなって強く実感します。何だかお盆等で親戚一同が集まった時みたいな感じの安心感。
これは遠征とか、ちょっと遠出したサ活だと絶対に味わえない感覚。
黙浴のルールは以前よりも緩くなって来たものの、今だに大声での会話にはちょっと気を遣うこのご時世。
でも時折、館内や浴室内で静岡西部、地元の方言が混じった会話が聞こえると、一気にマイホームの気分になれる。
思い返すと、小さい頃は家族皆んなで近所にある幸楽苑に行くのが楽しみだった。それが贅沢でした。
幸楽苑は福島県発祥のラーメンのチェーン店。
福島県の会津発祥とだけあって、お隣の宮城県には店舗が沢山。
あっさり鶏ガラ効いた醤油スープに、コシとのどごしが良いちぢれ麺。トッピングは焼豚、メンマ、海苔、なると。
まさに、王道の中華そば。
そして良心的なお値段。当時300円でこの中華そばが食べられたのが懐かしい。
そんな幸楽苑の中華そばが、私は小さい頃から大好きでした。
そのせいか、ラーメンと言ったら幸楽苑の味が真っ先に脳裏に浮かびます。幸楽苑の中華そばで育った私。
この慣れ親しんだラーメンの味と、いつもお邪魔しているオユギワのサウナって何だか似ている…
と、全然文字数が足りないや。
続きは画像で…!スィーユー、アゲイン!
男
[ 宮城県 ]
昨日も来たのに、また今日も。
満面の笑みを浮かべた"石田純一"さんを見上げながら、心の中でそっと呟く。
「おはようございます。」
と。
いつもの暖簾をくぐったら、昨日も会ったような気がするスタッフさん。
券売機で入浴券を購入し、館内に足を踏み入れます。
お得な朝ごはんメニューに、がっつりサウナ飯。
館内食堂のメニュー表についつい目がいってしまいます。
「お風呂上がりは何を食べよう。」
そんな事を考えながら脱衣所のロッカーに衣類と荷物をしまって浴室へ。
朝日が差し込む、明るい浴室。
本日は1月4日。お正月の三が日が過ぎたせいか、昨日よりも人は少ない。でも今日は土曜日。これから徐々に人が増えていくんだろう。
まだ人気が疎な静かな浴室。
入念に身を清め、内湯の炭酸泉で軽く下茹で。肩まで浸かれば全身に炭酸の泡がびっしり。シュワシュワ弾ける炭酸泉に浸かりながら、今日は何をしよう、何処に行こうか、あれこれと思いを馳せる。
良い具合に下茹でした所で、サウナ室へ。
L字型のベンチが4段のサウナ室。
いつもと同じ最上段に腰を下ろすも思わず、温度計に視線を向ける。
『室温94℃』
普段は80℃位なので10℃以上も熱い。
たまたま今日は高温設定なのか、ストーブの調子が良過ぎるのか、本当のところは分からない。
でも、この熱さも良い。
人間なら誰しもある、調子の良い時、悪い時。気分を変えたい時。
サウナも同じ。熱くなる時もあれば、ぬるくなる時もある。
『郷に入れば郷に従え』
今、目の前の状況を悲観するのではなく、自分のやり方や考え方を変えてみる。
施設に合わせて、自分の楽しみ方を変えれば、いつもと違った良さが見えて来る。
普段は室温80℃位で程良く湿度があるから、優雅に汗をかく此処のサウナ室。
でも今日は室温90℃越えのストロングな熱感の此処、ゆ〜とぴあ仙台南。
昨日とは全く異なる熱感のサウナ室。
一つの施設で違った味を楽しめて、何だか得した気分。まさに一石二鳥。良い気分。
キンキンに冷たい15℃の水風呂に浸かって、体を冷やして休憩。
今日は日差しがあって少し暖かく感じるので、外気浴。
種類豊富な椅子に腰を下ろして、朝日の下、風に当たれば良きととのい。
サクッとサウナと炭酸泉を1時間。
楽しんだ後はお腹が空きます。
朝食兼ねて、館内の食堂で頼むのは『納豆朝定食』
350円でご飯、味噌汁、納豆、生卵に海苔。
これで良いんだ、これで。と言う朝ご飯の定番メニューに舌鼓。生卵はコクがあって甘みがあって美味しい。
サウナ上がりだと味覚が鋭くなっているから、シンプルな卵かけご飯が余計に美味しく感じる。
あっという間に完食。
以上
男
[ 宮城県 ]
東北一の繁華街、国分町。
警察24時でお馴染み"仙台中央警察署 国分町交番"からたったの徒歩2分。
愛と欲望が渦巻くこの場所に当施設はあります。
サウナ&カプセル『キュア国分町』
初めて此処に来たのはおよそ10年以上前の夕暮れ時。サウナブームよりも前の館内は出勤前のホストのお兄さんで賑わっていました。
日帰り入浴3時間コースで入館。
綺麗に清掃された脱衣所で館内着に着替えて、5階の大浴場へ向かいます。
入念に身を清め、まずは内湯の湯船でしっかり下茹で。少し熱めな43℃のお湯が冷えた体に丁度良い。温まった所でサウナ室に入ります。
サウナは2種類。
メインは室温90℃でベンチが4段のタワー型、30分おきにオートロウリュがある高温サウナ室。
加えて、80℃〜85℃のTV無しの薄暗い、ベンチが3段の中温サウナ室。
まずは中温サウナから入ります。
以前はベンチ無しで仰向けになって寝っ転がりながら蒸される韓国式サウナでしたが、リニューアルしたそうです。TV無しの薄暗い室内で流れるのは正月を感じる和楽器の演奏。
じっくり、ゆっくり10分。良い具合に汗が出てきます。
そして、メインの高温サウナ室。
ハルビア製でストーンがモリモリに積まれたストーブと、遠赤ガスストーブの二重熱源。これがかなりの強者。
平常時はガツンとドライ、昭和ストロングな熱感。この熱感でもしっかり熱いのに、毎時00分と30分に発生するオートロウリュアトラクションが兎に角強烈。開始になると照明が落ち、ハルビア製ストーブだけにライトが照らされて上空から30秒の放水。あれよあれよと水がストーンに注がれて、送風機から風が吹き荒れる。
最上段で受けてしまったら熱過ぎて逆に動けない。隙を見て一段下山したくなってしまう程の暴君オートロウリュ。これは凄いや。
でも、この暴君に焼かれた後の水風呂はまさにオアシス。
此処の水風呂は、地下から汲み上げられた井戸水を紀州備長炭で濾過した極上のもの。
広くて水深90cmの深めな浴槽に、キンキンに冷たい15℃〜16℃の水温。
全身浸かれば、まろやかな肌触りの極上の天然水が包み込む幸せ。体と水の境界が曖昧になる、あの天然水特有の心地良さ。
熱いサウナと冷たい水風呂。
この対比が至高のととのいに導いてくれる。
仕上げの外気浴。
東北一の繁華街・国分町の風を全身で浴びる露天エリア。
見上げれば空。遮る物が無いという解放感。
時々風に乗って、焼肉なのか焼き鳥の煙の匂いも感じる。美味しそうなあの匂い。
一方で、交番も近くて、すぐ側に大病院もあるからパトカーや救急車のサイレンも聞こえて来る。
そんな都会の喧騒すらも愛おしい。
ああ、全て愛でたい。
以上
男
[ 宮城県 ]
最近テレビで見かけなくなった、石田純一さん。
此処に来れば、満面の笑みの石田純一さんがお出迎え。
"石田純一"さん、おはようございます。
ゆ〜とぴあ仙台南、本日もお世話になります。
実家の洗面台が小さいが故、洗顔と髭剃りを兼ねて
帰省中は此処に来がち。実家は名取市だけど、名取ゴックよりも此処が最寄りの施設。
だから地元は仙台と言いたくなる。これは見栄っ張りという訳ではない。
開店から1時間後の8時に入館。
受付で入浴券を渡すとコーヒーカップを頂きました。一杯200円のコーヒーが朝は無料で頂けるようです。嬉しいサプライズ。ありがたや。ご馳走さまです。
さて、今日まで正月三が日。浴室は既に多くの利用者で賑わっていました。
髭を剃り、身を清め、洗い場の石鹸の泡をシャワーで流し、排水口までお見送り。
まずは内湯の高濃度炭酸泉に浸かってしっかり下茹で。
寝起きの炭酸泉って凄く気持ち良い。改めて思った。
この気持ち良さを例えるなら、全身の血流が全線開通する様な。さすが『心臓の湯』と言われるだけあります。
良い具合に温まった所で、浴室内のサウナ室へ。
L字型のベンチが4段のサウナ室。
室温80℃台。でも、たっぷり湿度のおかげで体感温度は中々の熱さ。
入室して数分も経てば、炭酸泉との相乗効果で全身から滝汗。
今日もTVに映る大学駅伝を見ながら、同室になった殿方とただひたすらに汗を流します。
画面越しの駅伝ランナーに頑張れと、心の中でエールを送りながら自分はサウナ室で汗を流す。勝手ながら、一緒に頑張っているような錯覚さえ覚える。何だろう、この不思議な感覚。
ナイアガラの如く流れ落ちる汗。早まる心拍数。
そろそろ熱さの限界。水風呂に早く浸かりたい。
サウナ室を退室し、周りに水が飛び散らない様にしゃがんで頭から掛水して身を清めて。
さあ、お待ちかねの水風呂へ。
はあー、と息を吐きながらゆっくり入水。
水温表示は15℃。確かに冷たい。キンキンの冷水が全身の毛穴に染み込んでいく。肩から足の指先まで一気に冷却される。
今日のサ活投稿はこんな事を書こう。ついさっきまで、頭の中にあった原稿は何処へ。冷たい水風呂に入っていたら、思考が無になってしまった。
今朝の仙台の気温は氷点下。
車の窓にも霜がおりていた。やはり仙台の朝は自分には少し寒過ぎる。静岡の気候に慣れてしまったせいだろうか。
なので今回は浴室内で内気浴。
休憩椅子に腰を下ろせば、目の前に炭酸泉。
炭酸泉には恍惚の笑みを浮かべる、老いも若きも幾多の殿方。
きっと私も同じ表情をしてたと思う。
貴方と同じ空間で悦に浸る、仙台の冬。
良きととのい。此処にはまた来るような気がする。
以上
男
[ 宮城県 ]
仙台駅から程近い住宅地の中に佇む当施設。
温浴施設っぽくないRC造の建物の中に此処、サンピアの湯はあります。
大きな建物に入るとすぐに螺旋階段。
内装は大理石やシャンデリアと何だかゴージャス。
お年賀のタオルもしっかり頂き、受付を済ませます。
受付は2階。でも浴室は1階なので、階段を下がって1階に向かいます。
脱衣所も豪華な雰囲気。日帰り温浴施設っぽくない雰囲気が新鮮。衣類と荷物をしまって浴室へいざ。
浴室内も壁に綺麗な大理石や石が貼ってあって、ゴージャス。というか、何となくヨーロッパみたいな雰囲気。
一つ一つ仕切りがされた洗い場で身を清め、まずは内湯の炭酸泉で軽く下茹で。
炭酸泉の他にも、無色透明な天然温泉やジェットバス、露天風呂、壺風呂、薬湯と種類も中々。
シュワシュワな炭酸泉に浸かっていたら、数分で肌が赤くなって来た。良い具合に下茹で完了。
さて、サウナに入ります。
サウナは2種類。
メインのサウナ室に加えて、塩サウナ。まずはメインのサウナ室で汗を流します。
ベンチが3段の横に広い、大人25人位入れそうな広い室内。室温90℃位、中央にTV、熱源は1時間おきにオートロウリュがあるイズネス。
室内に入ってすぐの所に積まれたマット代わりのタオルを足元とお尻に敷いて汗を流します。
TVに映るのは大学駅伝。青春の汗を見ながら、サウナで汗を流す。正月をサウナで堪能出来る幸せ。無心で蒸されます。
すると室内の照明が落ち、オートロウリュが始まりました。バシャ、バシャと水がストーンに注がれ、体感温度は一気に急上昇。やはりイズネスのオートロウリュの熱感は凄まじい。
新年からイズネスの熱を浴びられるなんて、今年も良い事がありそう。
対して、塩サウナ。
室温70℃。スチームではなくストーンでじんわり温まるタイプの塩サウナ室。
壺に入った塩を頭皮から足の指先まで馴染ませて約10分。
全身の毛穴の汚れが汗と共に流れ落ちる爽快感。まるでヘビが脱皮するような。
スルッと気持ち良く脱皮出来た時ってこんな気分なんだろうか。
汗を流した後の水風呂。
メインのサウナ室と塩サウナの間にあります。導線ばっちり。広さは7畳位で結構大きい。浴槽内を照らすライトが神秘的。
掛水して肩まで浸かれば、火照った体を優しくクールダウンさせてくれる。水温表示はないものの、体感で18℃位。これは良き。
仕上げの外気浴。
洋風な浴室内とは対照的。手入れがされた植栽に、大きな岩が至る所にあって、日本庭園の様な立派な露天エリア。
あちこちに休憩椅子があるので、好みの景色を見ながらリラックス。
街中にある穴場的な温浴施設。此処サンピアの湯。
良い施設に出会えました。
以上
男
[ 宮城県 ]
5年前に訪れた時の感動が忘れられず、再訪の時を待ち焦がれていた当施設。
2025年の元旦、ようやく伺う事が出来ました。
『道の駅 上品の郷 ふたごの湯』
上品と書いて"じょうぼん"と読みます。
ふたごの湯は道の駅と同じ建物にある日帰り温泉。
何と言っても、此処では日本中探しても唯一無二の源泉・水風呂を楽しむ事が出来ます。
源泉掛け流しの17℃位のしっかり冷たい天然温泉。冷たくても温泉と言うのだそう。
そして浴槽の底が全く見えない程の濁度。まるでコーンポタージュ。黄金色の水風呂。
この水風呂に浸かった時の感動体験を求めて、本日は宮城県石巻市へ。
10時に到着。広い駐車場はまだ空きがある様子。
木質感たっぷりの内装の館内に入り、券売機で入浴券を購入。受付でお年賀の石鹸を頂き、浴室に向かいます。
100円返却式のロッカーに衣類と荷物をしまい、浴室へいざ。
落ち着いた雰囲気に、高い天井。温泉からモクモク上がる湯気。元旦という特別な日という事も相まって、気分が高まります。
洗体し、まずは天然温泉で軽く下茹で。
鉄分濃いめの温泉だから、すぐに体の芯から温まる。おかげであっという間にサウナの準備完了。
いざ、サウナ室へ。
ベンチが2段の横に広い、大人10人サイズのサウナ室。テレビが無い室内で聞こえるのは、優しくて軽快な音楽。
熱々では無く湿度維持の為のオートロウリュもあります。ストーンが積まれたストーブに7分おきに注がれる湯呑1杯分の水量のロウリュ。おかげで室内は程良い湿度。
室温90℃半ばだけど、息苦しさは感じない。良い感じ。
さらに、肌に付着した温泉成分が発汗作用を促すので、入室して数分で全身から滝の様な汗。7分が経つ頃には心拍数はそろそろ限界。
サウナの後はお待ちかね。"奇跡の水風呂"へ。
コーンポタージュの様な濁度の黄金の源泉が掛け流しの水風呂。浴槽の底が全く見えないから、入水時は慎重におそるおそる。
肩まで浸かれば、しっかり冷たい17℃の温泉が全身を優しく包み込む。
溜まっていた疲労感と全身の火照りを、温泉水が吸い取ってくれる様な心地良さ。
吐水口から出たばかりの新鮮な源泉を舐めてみると、確かに鉄っぽくて塩辛い。温泉成分はやっぱり本物。
仕上げの外気浴。
中庭の様なクローズで静かな空間に椅子が3脚。1脚のインフィニティチェアーに、寝そべられるデッキチェアが2脚。
椅子に体を預けたら、やがて訪れる脱力感と心地良さ。
温泉で体の芯まで温めて、
サウナでしっかり発汗して、
冷たい17℃位の源泉掛け流しの黄金水風呂で体を引き締め、
外気浴でホッと一息、クールダウン。
これを3セット。
年明けから、良きととのい。
以上
男
[ 宮城県 ]
2024年の大晦日。今年も今日で終わり。
思い返せば、去年の大晦日も此処に来ていた。
『スパメッツァ仙台・竜泉寺の湯』
宮城に帰省する度にお邪魔している当施設。今年もお世話になりました。
まだ夜明け前、開店直後の6時半に入館。
今日も2階のフロントに上がると、ブワッとアロマの良い香り。
靴箱に履物をしまって、ゲートを抜けた先に広がるのは温かみのある北欧風な雰囲気の館内。
センスの良いビームスコラボのグッズも沢山。
綺麗で明るい雰囲気の脱衣所で衣類と荷物をロッカーにしまい、浴室へ入ります。
浴室はシックな大人の雰囲気で、中央に大きな炭酸泉。この浴槽を囲むように洗い場、2つのサウナ室、ジェットバスに天然温泉等が配置された造りになっています。
身を清め、まずは中央メインの炭酸泉でじっくり下茹で。壁に貼られた炭酸泉の効能を読みながら、大きな湯船で体を伸ばします。
血行が良くなって来たせいか、全身がじんわり温かくなって来ました。サウナ室へ向かいます。
まずは"伊達なサウナ"から。
ベンチが4段のタワー型。中央には伊達政宗公の兜を模したストーンが積まれたストーブ。そして、両サイドに鎮座するハルビアのタワー型ストーブが2台。
TVが無しの薄ら音楽だけが流れる薄暗い室内なのですが、毎時00分の独眼竜ロウリュがとにかく圧巻。
「覚悟は良いな?いざ、出陣じゃ!」
の悪代官の様なドスの効いた掛け声から始まるオートロウリュアトラクション。
戦国時代の戦さを連想させる音楽に、照明チカチカ、ストーンにバシャバシャ水が注がれ体感温度は急上昇。さらに追い討ちをかけるように送風機から熱風。
『熱い、楽しい。』
そんなエンタメ要素満載の"伊達なサウナ"
2セット目は対照的。
"杜のメディサウナ"は心を無に出来る瞑想サウナ。
ヒーリング音楽が流れる落ち着いた雰囲気の室内。
「ロウリュします。」
樹齢100年超の楠から滴る水でセルフロウリュをすれば、良い香りに良い蒸気に良い熱さ。
伊達なサウナと、メディサウナを楽しんだ後は、露天の塩サウナ。
顔用の泥パックも備えてある、ハーブ香る塩サウナに入れば、全身の肌がツルツルになる様な爽快感。
趣きの異なる3種類のサウナに対して、水風呂も3種類備える当施設。
水温シングルのキンキンに冷たい強冷に、
スタンダードな15℃台の水風呂。
そして、潜水可能な東北で一番深い水深160cmの水風呂と、まさにお風呂の別天地。東北サウナのテーマパーク。
2024年の大晦日。
今年も色々あったな、と思い出を振り返りながら良きととのい。おそらく今年のサウナ納め。
今年も大変お世話になりました。
皆さまも良いお年を。
以上
男
[ 宮城県 ]
居心地が良くて、ほっこりする館内の雰囲気に、トロッとした源泉掛け流しの天然温泉。
TV無しのクラシック音楽が流れるサウナ室、そして肌触りの良い天然水掛け流しの水風呂。
此処は穏やかで、ゆったりした時間が流れています。
だから此処に来ると優しい気持ちになれる。
『アクアイグニス仙台・藤塚の湯』
思い返すと、此処に来るのは昨年の大晦日以来。本日はお世話になります。
14時半に到着。駐車場はまだ余裕がありました。
受付と浴室はコンクリート造の建物の2階。
エントランスをくぐれば、シックな外観とは打って変わって木質感たっぷりの温かみのある雰囲気に包まれます。
入浴料をお支払いし、ゲートを抜けて脱衣所と浴室へ。ピシッと清掃された脱衣所に衣類と荷物をしまって浴室に入ります。
浴室内は黒を基調とした大人な雰囲気。
一つずつ仕切りがされた洗い場で入念に身を清めます。
備付けのシャンプー、ボディソープは"辻口茶園"という当施設オリジナルのもの。思わずうっとりしてしまう程に香りも良くて、泡立ちも良い。おかげで洗体が楽しくてしょうがない。
身を清めたら、内湯の温泉でしっかり下茹で。
トロッとした湯触りのナトリウム泉。"美人の湯"とも言われているお肌に優しい天然温泉。肩まで浸かれば、心も体もポカポカに。
おかげで良い具合に温まって来ました。
サウナハットを準備してサウナ室へ向かいます。
L字型のベンチが2段のサウナ室。
室温90℃弱、ストーンが乗った電気式ストーブがじんわりとした熱を放っています。
TVが無い代わりに、程良い音量のジャズやクラシックが聞こえる落ち着いた室内。なので、ただひたすらに熱と向き合える、心を無に出来る空間です。
サウナに入って8分程経った頃。全身から玉のような汗がナイアガラの如く噴き出してきた。
心拍数もそろそろ限界。
早く水風呂入りたい、心の声が聞こえて来た。
水風呂はサウナ室を出てすぐ。
3人サイズの浴槽に、まろやかな地下水が掛け流しのオーバーフロー。
しゃがんで頭から掛水をして、息を吐きながら入水。
肌触り抜群な、トロッとした水質の天然地下水。
水温15℃のキンキンに冷たいはずなのに、肩まで浸かれば体と水の境界が曖昧になる錯覚。体が水風呂と同化するような不思議な感覚。これは病みつきになる水風呂です。やっぱり気持ち良い、アクアイグニスの水風呂。
そして外気浴。
あの上野の北欧のような外気浴エリア。屋根がかかった半露天の程良くグリーンが映える露天。
ゆっくり流れる雲を見上げながら、良きととのい。
風呂上がりは館内のイートエリアで自家製水出しコーヒーを。
贅沢な時間が流れる空間でシフクノヒトトキ。
以上
男
[ 宮城県 ]
私の故郷、宮城県名取市。
大学進学をきっかけに宮城を離れる時、両親に言われた事を思い出します。
「出身地を聞かれた時は宮城って言わないで、仙台と答えるように。」
その癖が付いてしまったのか、いまだに県外の人に「出身地はどこ?」って聞かれたら「仙台です。」と答えています。
仙台出身って言ってるくせに、住んだ事が無い仙台。
だって私の地元は宮城県名取市。
そんな名取市にある唯一のスーパー銭湯『極楽湯名取店』
通称"名取ゴック"
今からおよそ30年前、私がまだ小学校低学年の時にオープンした施設です。
此処に来る度に蘇る懐かしい思い出。
年季の入った建物、浴室、サウナ室。
どれを取っても味があって良い雰囲気。
極楽湯名取店、名取ゴック。本日はお世話になります。
遠目からでもよく見える大きく"湯"と書かれた看板。
周りにはヨークベニマル、ツルハドラッグ、そしてホーマック…ではなくDCM。
8時の開店に合わせて入館。駐車場はまだ空いている。券売機で入浴券を購入し、館内へ。
館内に上がる時に、ふと視線を床に落とす。
多くの人が此処を訪れた証、擦れてすり減った床。凄く愛でたい。
階段を上がって浴室へ向かいます。階段も沢山の人が通ったからか、擦り減って良い味出してます。
100円返却式のロッカーに衣類と荷物をしまい、はやる気持ちを抑えながら浴室へ。
大きな窓から朝日が差し込む浴室。年季が入った壁に、天井に、時計。懐かしい思い出が一気に蘇る。
身を清め、まずはジェットバスで下茹で。
立って入浴する深いジェットバス。油断したら流されそうな程に水圧が強い。全身がほぐされて血行が良くなったような。
良い具合に温まった所でサウナ室に向かいます。
名取ゴックはタワー型で遠赤ストーブが2台のカラッとドライなストロングサウナ。室温90℃、今日も良い熱を放っています。
朽ちたベンチに、経年変化で飴色に変色した室内の壁に貼られた木も良い味出しています。
オートロウリュやアウフグースは無いけど、それが良い。質実剛健な名取ゴックのサウナ、やっぱり好き。
入室して7分。
全身から玉のような汗。心拍数もそろそろ限界値。水風呂入りたい。本能がそう叫んでいる。
水風呂はサウナ室を出て2歩。導線ばっちり。
しゃがんでしっかり掛水をして、息を吐きながら肩まで入水。
水温17℃前後と書いてあるけど、体感温度はもっと冷たい。
大きくて、キンキンに冷えた水風呂で火照った体がクールダウン。
仕上げの外気浴は露天エリアでリクライニングチェアに寝そべって。年末の冷たい風が心地良い。心が無になるこの瞬間。
ゆっくり穏やかに流れる雲を見上げながら、良きととのい。
以上
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。