サウナ天竜
キャンプ場 - 静岡県 浜松市
キャンプ場 - 静岡県 浜松市
仕事をしていれば面倒な人間関係に、急げ急げとせかされる締切や納期。
テレビをつければ嫌でも目に入ってしまう悲しいニュースや、腹が立つような誰かのスキャンダル。
そんなストレスに満ち溢れた日常を何とか乗り越えて、やっと訪れた休日。
さて、本日は日曜日。
あいにく今日の天気は曇り模様。今にも雨が降り出しそう。
そんな灰色の空を眺めながら"今週も1週間、お疲れ様でした"と心の中で自分を労る。
今週も1週間頑張った。
やっと訪れた休日の週末ぐらいは日頃の苦労や束縛から解放されて思う存分楽しもう。
常に前へ前へと、前進する事が正しいとは限らない。
時々、立ち止まって"命の洗濯"をする事も大事。
"命の洗濯"をするのには此処"サウナ天竜"がうってつけの場所だと思う。
テレビも、ラジオも、時計も無い。
行楽シーズンでない冬場の阿多古川はBBQをする人が居ないから閑散としている。
あるのは自然豊かな浜松市天竜の山の大自然と、溢れんばかりのマイナスイオン。
平成の名水百選に選ばれた、今時期は水温一桁にキリッと冷たい阿多古川。
熱々のテントサウナとバレルサウナ。
川原に整然と並べられたインフィニティチェアー。
余計な物や、無駄な物が一切ない。
"何もない贅沢"が此処にあります。
熱々のサウナに入れば、ガラス越しに見える薪ストーブの中の揺れる炎。
テレビも無い静かな空間で聴こえるのはパチパチと薪が燃える音と、ストーンにロウリュした時に発生するジュワーっと軽快な音。
無駄な物が一切無い、ただただ熱いサウナと冷たい阿多古川。これが良い。
余計な情報が入って来ないから、ただひたすらに何も考えずに体の中から汗を出し切る。
なるべく、もう何分経った?とか今の心拍数は?とか考えずに心を無にする。
『もう我慢の限界』
心の奥から叫び声が聞こえたらテントを出て、目の前のキンキンに冷たい阿多古川へ一直線。
熱い所から冷たい所へ。
掛水なしで本能のままに行動する。
肩まで浸かって頭も冷やせば、さっきまでの灼熱地獄は何処へ。ハッと我に帰って正気に戻る。
川原のインフィニティチェアーのリクライニングをぐっと倒して、再び思考を無にしていく。
曇天の空を仰げばやがて見えて来る、極楽浄土の世界。
体は此処に預けて、心は束の間の小旅行。
ああ、今日も命が洗われた。
命の洗濯後は、サウナ天竜のお楽しみ、、
持参した七輪で焼いたホルモンやピザをつまみながら、プシッと冷たいノンアルビールで流し込む。
せっかくの休日。
"命の洗濯の日"くらいは美味しいものを食べて、気分だけでもビールを飲みたい。
心もお腹も満たされて。
今日のサウナ天竜も"最高"だった。
以上
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空冷さん、トントゥありがとうございます。
74さん、トントゥありがとうございます。
美味しかったですね!またやりましょう!
遠赤外線効果で焼いたピザは旨旨です。これから暖かくなってくれば、七輪も捗る事間違いないですね!
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