2023.04.24 登録
[ 静岡県 ]
帰って来た『モヤっとサ活』
改めて、教えて欲しい。貴方のモヤっと体験。
明確にルール違反とは掲示されていないけども、社会通念上ダメな事って結構あると思う。
まず、今年2月25日のサ活投稿で多くの方からコメントを頂いた『モヤっとサ活』では、
沢山の体験談をありがとうございました。
そして、あの日から今日。
再びモヤっとサ活をいつくか紹介します。
『手ぶらサウナ問題』
そう、サウナ室にタオルを持たないで入室する人。
「安心してください、履いてませんよ」
問題はそこじゃない。
隠す、隠さないはどちらでも良くて。
流した汗をどうするんだろう…と気になってしまう。
加えて最近よく見かけるようになってきたのが、タオルは持たないけど、サウナハットは被っている人。
"頭隠して尻隠さず"
どちらかと言うと若者に多いような気がするノータオルサウナー。何なんだろう。
とか。
『ゲリラ豪雨問題』
頭を洗っている時に、背後の洗い場のシャワーが直撃して、ハッとなる瞬間。
よりにもよって、それが温水ではなく冷水だった時の寿命が縮むようなドキっと感といったら。
あと複数人で来たグループが自分の後ろに横一列で並ばれた時。3方向、4方向から自分目掛けて連射される放水。
まるで白川郷の防火訓練のような。
「すみません、シャワーかかってるんですけど…」
言いたいけど言えない。
言いたい事も言えないこんな浴室じゃ、ポイズン。
とか。
『サウナ室の背もたれ胡座問題』
混雑している時、ロウリュイベントの時、人気の最上段の席を潰された時にされるとモヤっとしてしまう、この問題。
胡座をかくから横2人分のスペース。
上段を背もたれにするから、上下2人分のスペース。
1人で計4人分のスペースを使う人。
これもモヤモヤ。
座れなくて困っている人がいる事は気付いている筈なのに絶対に姿勢を変えない、微動だにしないお地蔵さま。
何なんだろう。
とか。
『掛水、再利用問題』
サウナを出たら、水風呂の前に掛水。皆さん、ご存知のこのルール。
でも、たまに見かける、こんな人。
水風呂の縁に座って頭から掛水をバシャっと1杯、2杯、3杯…。
「すみません、掛水が…水風呂に入っています…」
掛水を排水に流すのではなく、水風呂に流す。
掛水してはいるけど、本来の目的から逸れてしまっている掛水再利用問題。
サステナブル?SDGs?
このモヤっと感。一体どこに流せば良い?
と、書き出したら今夜もキリがないモヤっと話。
明確にルール違反とは掲示されていないから、モヤモヤしてしまう、体験談。
モヤっとサ活。
貴方は体験されましたか?
貴方のモヤっと体験、是非コメントに頂けたら嬉しいです。
以
男
[ 静岡県 ]
今日で連休最終日。
天候に恵まれた連休だったけど、打って変わって本日は朝からすっきりしない曇り空。
だけど、今日も此処に来ると決めていた。
理由はそう。昨日、すごく美味しそうな椎茸を購入したから。
群馬県下仁田の"大坂屋"の高級椎茸。
これを七輪で焼いて、素材の旨味が引き立つ岩塩で食べたら絶対美味しい。
しかもサウナ天竜の熱々なテントサウナで汗を流して、キリッと冷たい阿多古川でクールダウンした直後。
サウナで体の塩分を出して、五感、特に味覚が研ぎ澄まされた状態で食べる、七輪で焼いた高級椎茸。
そんな食への思いが原動力となって、やって来ました"最高"の場所、サウナ天竜。
開始の1時間前に到着。
多分、一番乗りだったと思う。
持参した七輪の火おこしを済ませて、まずは少し遅めの朝食から。
朝食は七輪とピザストーンで焼いた、ピザ。
アルミホイルで蓋をして、弱火で15分。
生地はサクサク、チーズはとろりのマルゲリータにタバスコを振って頂く。
マイナスイオンに溢れた自然豊かな、ロケーションで食べる焼き立てのピザ。
贅沢な休日の始まりに、ノンアルビールで静かに乾杯。
テントサウナの煙突からは良い塩梅の煙が上がって来た。
熱々に仕上がったテントサウナで、今摂取したカロリーを汗と一緒に流してしまおう。
ロウリュをすれば、ジュワーっと爽快な音を立てながら室内に充満する蒸気と、香りの良いアロマに全身からは滝のような汗がカロリーと共に流れていく。
そういえば今日はBBQをする外国人がいなかったので、静かな阿多古川だった。人工的な音が無い、自然の音だけが聴こえる非日常世界。
まるで此処だけ日常とは違う、ゆっくりとした時間が流れているような錯覚を覚える。
汗を流して、キリッと冷たい阿多古川で体をシャキッと清めて、七輪前へ。
サウナで汗を流せばお腹が空く。
高級椎茸に舌鼓を打ち、がっつりした牛ハラミも焼いて、時には豚の喉元という珍しいホルモンも焼いて、キンキンに冷やしたノンアルビールで流し込む。
テントサウナで爽快感を味わい、
美味しいものを食べてお腹を満たす。
そして、またテントサウナに入って汗を流して、 また食べる。
こんな贅沢な休日、罪深きかな。
以上
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[ 静岡県 ]
朝起きてカーテンを開けるや、今日も快晴の浜松。
寝起きの体に燦々と降り注ぐ朝日を浴びていると、何処かに行きたい衝動に駆られる。
休日だから遠くの知らない施設に行くのも一つだけど、通い慣れたホームの安心感を今朝は求めていた。
そんなわけで、本日は朝ギワ。
オユギワ浜松市野、今朝もお世話になります。
8時の開店から、少し経ってからのギワイン。
休日の夕方ともなると、3階建屋上まである併設の立体駐車場は満車になってしまう位の人気施設。
でも開店からお昼位までは結構空いています。
まだ混み始める前の空いている朝ギワ。
空いているから停めやすい駐車場。
選び放題の靴箱に、脱衣所のロッカー、浴室の洗い場。
混雑する時間帯だと芋洗い状態の湯船だけど、朝ギワならゆっくり思いっきり足を伸ばして浸かれる湯船。
サウナ室も上段、下段好きな所を選べる。
そして浴室の大きな窓から、差し込む眩しい位の朝日。
まだ人が疎の静かな浴室に差し込む朝日に、自然と体のスイッチがオンになっていく。
「今日も良い1日になりそう。」
朝のスーパー銭湯は気分を前向きにさせてくれる気がする。そう、此処にはエネルギーが溢れている。
朝ギワって良いな。
そんな事を考えながら、菖蒲が浮かべられた替湯に浸かって下茹での準備万端。
サウナ室に入るや、スタッフのカネコさんがアロマロウリュを注いでくれました。
朝9時台のアロマはペパーミント。
寝起きの体がシャキッと目覚めるような清涼なペパーミントの香りと、オユギワならではのずっしり重厚な熱感が心地良い。
全身から滝の如く汗を流して、
キリッと冷たい16℃の地下水の水風呂に肩まで浸かって、ハーッと一息。
全身の毛穴がキュッと引き締まる、この感覚。
病みつきになってどれだけ経っただろう。
露天で朝日を浴びながら休憩椅子に腰を下ろせば、極楽浄土。
今朝から良きととのい。良きギワ活。
良き朝ギワの後のサウナめし。
今日はたこ焼き屋で昼間から飲み放題でビールを。
牛すじ煮込みに、焼きたてのたこ焼き、塩焼きそばをキンキンのビールで流し込む幸せ。
良き休日、良きギワ活、良きサウナめし。
ご馳走さまでした。
以上
男
[ 静岡県 ]
昨日に引き続き、今日も朝から快晴の青空。
絶好のテントサウナ日和となるとやっぱり此処に来たくなる。
そう、"最高"の場所。
『サウナ天竜』
営業開始は11時と分かっているのに10時頃に到着してしまうのは、はやる気持ちを抑えられないから。
それと、持参した七輪の火おこしをする為。
今日も熱々のテントサウナに、セルフロウリュで全身から滝のような汗を流して、
川底まで透き通った阿多古川で体を冷まして、
七輪でホルモンやら色々焼いて、
お腹も心も満たしたい。
そんな願望を満たせる最高の場所、サウナ天竜。
今日もお世話になります。
テントサウナに入れば、薪が燃える香りとパチパチ音。
今日はBBQをする外国人が多いようで、テントの外からは異国感溢れる陽気な音楽が聴こえてくる。
ラドルで一杯。熱々のストーンにロウリュをすれば、ジュワーっと爽快な音と、降り注ぐ蒸気に全身から汗がナイアガラ。
あっという間に自分の心拍数は限界値。
脱走兵の如く、テントサウナを出て3秒。
水面がキラキラと輝く、清流の阿多古川へ一直線。
掛水無しで頭から入水すれば、さっきまでの灼熱の世界は何処へ。火照った全身を、冷たく優しく包み込む阿多古川の聖水。
どこまでが自分の体で、どこからが阿多古川なのか。
体と川の境界線が曖昧になる感覚すら覚える"平成の名水百選"にも選ばれた阿多古川。
何度入っても気持ちが良い。それも目が覚めるような気持ち良さ。
汗を流したら、人間誰でもお腹が空くもの。
準備万端の七輪で
"宮城県の気仙沼ホルモン"や
"長野県飯田市のスズキヤの豚チク"
ハラミにカルビ、鯖のみりん干し、ウインナー
焼き立て、熱々のまま。頬張れば口いっぱいに広がる幸せの味。
空が明るいうちから、焼き立てをツマミにノンアルビールを飲める幸せ。
今日のサウナ天竜も"最高の場所"でした。
では、また。
以上
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[ 静岡県 ]
久しぶりにギワった。
そう。久しぶりのオユギワ浜松市野。
ついこの間までは毎日のようにギワりに来ていたのに、気が付けば1ヶ月も疎遠になっていたオユギワ。
そもそもサウナ自体も久しぶり。
体調を崩した訳でもなく、怪我をした訳でもなかったけど、サウナから遠ざかっていた、ここ最近。
でも、今日みたいな、スカッとした快晴の青空を見上げていたら、思ったのです。
「全身から汗を流してさっぱりしたい。」
そんな思いが募り、久しぶりのホームサウナへ。
赤色の背景に白色で大きく『ゆ』と書かれた、あの看板。
何十、何百回とくぐって来た、お馴染みの暖簾。
館内に入ればふわっと香るアロマの良い香り。
そして顔馴染みのスタッフさんに、心がほっこりする館内の至る所に飾られた手作りのポップやディスプレイ。
"ワクワク感"よりも"安堵感"
此処に来る度に心が落ち着く。そう思える施設こそ、ホームサウナたる所以だろう。
浜松祭りの影響か、館内は連休中にも関わらず空いている印象。
入念に身を清め、まずは内湯のパンダ銭湯•笹の湯でじっくり下茹で。水圧強めのジェットバスと電気風呂で凝り固まった体もほぐして準備万端。
熱々のサウナ室へ足を踏み入れる。
30分おきにオートロウリュが発生するケルケスストーンモリモリのikiストーブと、ドライでストロングな熱を放つガス式遠赤ストーブのダブル熱源の当施設のサウナ室。
湿度が高い重厚な熱感に、最上段に腰を下ろせば入室から数分で全身から汗が流れ落ちる。
「こんなに汗をかくのは、いつ以来だろう。」
そんな事を考えていたら、あっという間に我慢の限界。
"灼熱"から、"冷の世界"へ。
サウナ室を出て、水風呂天国までたったの3歩の導線抜群な当施設。キリッと冷たい水温15〜16℃、地下100mから汲み上げられた天然水の水風呂に肩まで浸かれば自然と笑みが浮かぶ。
「ああ、生きてて良かった。」
灼熱に耐えた後の、冷たい水風呂に浸かる度にいつも思う。
露天の休憩椅子に座って、何も考えずにぼーっとする。時間だけが過ぎていく贅沢な、至福の時。
時々吹き抜ける、カラッと爽やかな5月の風が全身に当たった時の気持ち良さといったらもう。
良きととのい。久しぶりのサウナだったから、この気持ち良さを忘れていた。
でも、思い出してしまったこの快感。
おかげでまたサウナ通いが復活しそうです。
5月の風が運ぶ、食事処の美味しそうな香りに食欲をそそられ、家路に就くのでありました。
今日の晩酌を想像しながら。
これからも沢山の"偶然"がありますように。
以上
男
[ 静岡県 ]
"サウナ天竜"
浜松駅中心部から北へ向かって車で1時間。
人里離れた、自然豊かな天竜の山間。何処か懐かしくて癒される、そんな里山の風景の中に"サウナ天竜"はあります。
夏はBBQで沢山の利用者が訪れる、阿多古川沿いに構えるアウトドアスポット"TAKI"駐車場。その一角でサウナ天竜は開催されています。
季節によって変動する駐車料金と、テントサウナ代の千円以上の"投げ銭"で一日中、思う存分楽しめる最高の場所。
今月の駐車料金は500円。テントサウナ代と合わせてたったの1500円で、普段のサウナとは違う非日常体験が出来るサウナ天竜。
11時の営業開始の30分前に到着し、まずは持参した七輪の火おこしから。
今日の食材はホルモン、椎茸、ウインナー、じゃがいも。
大自然の中、熱々なテントサウナに入って、キリッと冷たい阿多古川に入って、七輪で焼いた熱々の美味しい物を頬張る。そんなこれから始まる楽しい時間を想像しながら、準備をするのが楽しかったり。
さて、準備を済ませたら、時刻は11時。
テントサウナからは良い具合の煙が上がり始めました。まだ混み合う前の、利用者が疎な営業開始直後の贅沢時間。
1番風呂ならぬ、1番テントサウナ、遠慮なく頂きます。
ファスナーを開けて入るや、全身を包む込む薪ストーブの力強い熱感。
まだ誰もロウリュしていない、カラカラストロングなテント内はまるで砂漠。そしてこの刺激強めな熱さ例えるなら"デスバレー"とでも言うのでしょうか。
薪ストーブから見える揺れる炎と、薪が燃えるパチパチ音を楽しみながら、熱さと向き合う。
「乾いた砂漠に潤いを。」
と、熱々のストーンにロウリュをラドルで一杯。
ジュワーっと爽快な音と、熱々な蒸気が降り注ぐ。
たちまち、乾いたテント内がアロマと蒸気で満たされていく。乾いた体が欲していたこの蒸気、全身で受け止めてナイアガラの如く汗を流す。
心拍数の限界。
我慢の限界を迎えたら、目の前の清流・阿多古川へ一直線。掛水なしで、そのまま肩まで浸かれば体と水の境界が分からなくなる不思議な感覚。
灼熱地獄のテントサウナから、キリッと冷たい水温14℃の清流へ。
ジェットコースターの如き、落差の温度変化。
日常生活では味わえない、この非日常感。
一度体験すると抜け出せない、サウナ天竜の世界。
これからもお世話になります。
テントサウナ入って、七輪を囲みながら皆んなで美味しい肉を頬張って。
サウナ好きが自然と集まるサウナ天竜で、皆んなで楽しく七輪でBBQ。
お互い今日、此処に来るって約束をしていないけど、各々食材を持ち込んで皆でワイワイ。
週末のお楽しみ、サウナ天竜・七輪部。
今日もご馳走さまでした。
以上
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[ 静岡県 ]
『施設の満足度は、その時の客層によって左右される』
それは正直、あると思う。
では、
『値段と客層は比例する』
はどうか。つまり料金が高くなれば客層は良くなるが、安くすると客層が悪くなってしまう、という考え方。
此処『しおさいの湯』はサウナ込で大人360円。
値上げラッシュ止まない令和のご時世、驚きの料金設定。
しかも時間無制限で湯上りポカポカなラジウム泉や、遠州灘の強めな海風が心地良い外気浴も楽しめる当施設。
洗い場のシャワーは全て約1万円のミストやジェット水流の切替が出来る高級シャワーヘッドになっていて、シャンプーとボディソープだけでなく、化粧水にドライヤー、綿棒まで無料だから入浴料360円に改めて驚く。
静岡西部のスーパー銭湯と比べると半額以下、最安値で入浴出来る、しおさいの湯。
では、この文頭に書いた
"料金が安いと客層は悪くなってしまう"
という説について、当施設はどうか。
ちなみに此処、利用者の殆どが地元の年配の常連さん。
でも此処に来る度に毎回思うのです。
「常連さん達が皆んなめちゃめちゃ紳士だ。」と。
当施設のサウナ室はベンチが2段。
詰めれば上段5人、下段3人の計8人が入れるサウナ室。
上段は人気で常に満席です。
今日もサウナに入るも、やはり上段が埋まっておりました。
空いている下段に座ってじっくり汗を流していると、上段の1席が空く。
でも私の後に入って来た常連さん2人も下段に座っている。
こういう時って、早い者勝ちか、空いた上段のすぐ下段の人が黙って座ってしまうのが普通だと思っていました。
考え事をしていると、私の後に入室した常連さんに話しかけられる。
「上段、どうぞ」
「先に入っている人から上段に座って」
実はこれ。
此処のサウナ室ではいつもの光景なのです。毎日来る地元の常連さん、私のような数ヶ月に一度の利用者、一切関係なく平等にサウナを楽しむ。
サウナ室内に積まれたお尻に敷く用のビート板。
使用を強制する掲示、それどころか何の為のビート板か書いてすら無いのに、常連さん達皆んな使っている。
理由を聞いたら
「これ敷かないと、次座る人が可哀想でしょ?」と。
確かに此処の常連さん達、流した汗は自分のタオルでしっかり拭いている。室内でタオル絞る人も見た事がない。
だから敷かれたマットがびしゃびしゃじゃない。
水風呂の前はしっかり掛水もするし、
給水機でうがいをする人、唾吐く人もいない。
滅多にスタッフが浴室の巡回に来ない施設だからこそ、利用者のモラルが問われる。
当たり前の事を、料金の大小関係なくサラッと出来る大人はかっこいい。
此処に来る度にいつも思う、自分もこうでありたいと。
以上
男
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[ 静岡県 ]
"全身で浴びる、水圧強めなナノ水シャワー"
塩サウナで頭のてっぺんから、足の指先まで毛穴につまった汚れを汗と共に出し切って。
解放状態の全身の毛穴からナノ水が一気に沁み込むようなあの快感。
あの時感じたまるで雷に打たれたような快感。
忘れられずに、また雷に打たれたくて来てしまいました。
湯風景しおり。
仕事終わりの18時台、まだ混み始める前の夕暮れ時。
靴を脱いで館内に上がるや、ふわっと香る"さくら"のお香の良い薫り。そして程良く足裏を刺激するなぐり調の無垢床に、木質感溢れる内装。
入浴前のまだ受付すら済ませていないのに癒し要素が既にオーバーフローな、当施設。
買い溜めしておいた回数券で入館し、脱衣所へ向かいます。
「今日はどんな順番で風呂とサウナを楽しもう」
そんな事を考えながら脳内で入念にシミュレーションをしながら服を脱いで、浴室へ足を踏み入れる。
まずは洗体。
香りも泡立ちも良い、施設オリジナルのシャンプーとボディソープでしっかり身を清めます。今日も1日お疲れ様と、自分の体を労りながらナノ水シャワーで洗い流す。立つ鳥跡を濁さず、流した泡の行き先を見届けたら湯船で下茹で。
露天のドイツのバーデンバーデンの湯を再現した人工温泉に肩まで浸かりながら、周囲の景色を楽しむ。下からライトアップされた木々、まるで絵画を切り取ったような美しい風景。嗚呼、愛でたい。
そろそろサウナに入ろう。
浴室内のちょっとドライな、2時間に一度オートロウリュがあるサウナ室。フカフカなマットが敷き詰められた最上段に腰を下ろして、ゆっくり汗を流す。ローカル番組を見ていたら時刻は19時。
プシュっとストーンにナノ水が注がれ、天井の送風機から攪拌の風。水量が少ないから終盤は乾いた風。でもそれが良いのです。
熱々なカラッとストロングな風に、全身から汗がナイアガラ。
その後の16℃台キリッと冷たい、水深深めのナノ水の水風呂。掛水して膝を曲げながら肩まで浸かって一息。ドライなサウナの後の、乾いた体の隙間を埋めるようなナノ水が全身に押し寄せる。
「今日も生きてて良かった。」
幸せホルモンのセロトニンが体内に満ち溢れている。心の充実を感じながら、露天の休憩椅子に座ってリラックス。
時々吹き込む春の風を浴びながら、ふと思う。
「此処でビールを飲んだら、人生終わっても良い」
そんな馬鹿な事を考えながら、ただただ時間だけが過ぎていく。
でも突然、目が覚めたようにハッと我に帰る。
「塩サウナ、まだだった。」
塩サウナの前の漢方スチームサウナで、ローズマリーの蒸気をたっぷり吸い込んで。
石室にも似た、塩サウナの扉を開ける。
と、思ったら文字数。続きは画像で・・
男
[ 静岡県 ]
すっきりしない空模様。
週明けという事も相まって、夕暮れ時には疲労感がピークに。
帰宅する道中でふと思う。
「目が覚めるような、水圧強めのナノ水シャワーを全身で浴びたい。」
と。
そう思った時、此処の施設が真っ先に頭に浮かんだ。
"湯風景しおり"
浜松中心部から程近い距離にありながら、少し小高い丘に佇む、オールナノ水とこだわりハーブが自慢の当施設。
木質感たっぷりの館内、平屋造りの建物を囲むのは沢山の木々。
露天に出れば、此処が浜松中心部である事を忘れてしまうよう位の自然に溢れた外気浴空間。雲が無ければ満天の星空を眺めながら、空まで手が届きそうな外気浴が出来る"湯風景しおり"
久しぶりの湯風景しおり。
週末は駐車待ちの渋滞が出来る程の人気施設ですが、週初めの月曜日は空いています。
靴を脱いで館内に入るや、程良く足裏を刺激する"なぐり調"の床材。そして日替りのお香の良い香り。
目を瞑っていても分かる、この心地良さ。
心を弾ませながら受付を済ませ、清潔感溢れる館内を通過し、男湯に入ります。
香りも、泡立ちも良いオリジナルのシャンプーとボディーソープで身を清めて。
水圧強め、ヘッドが細かいナノ水シャワーを全身で浴びた時の幸福感。ずっと浴びていたい、このナノ水シャワー。
下茹では露天の人工温泉。今日はドイツのバーデンバーデンの温泉を再現した湯船。緑がかった少しぬるめのお湯に浸かれば、5分程で体の芯からポカポカに。
良い具合に下茹でし、まずはドライサウナから愛でます。
カラッとドライ。
でも2時間に一度のオートロウリュが発動する、当施設のサウナ室。大きな窓からは下からライトアップされた木々が借景、絵画の如く映えています。
加えてスタッフが結構な頻度でマット交換をしてくれるから、いつもフカフカなサウナマット。
浴室も脱衣所もサウナ室も、常にスタッフが巡回してくれている当施設。
マナー違反をする人がいればスタッフがその場で注意。いなくてもすぐにスタッフに通報が出来るので、安心感があります。
ドライサウナ2セット後の、塩サウナの前の漢方スチームサウナ。
ラベンダーの蒸気ムンムンのミストサウナで約1分。吸って吐いての深呼吸。体内にリラックス成分豊富なラベンダーの蒸気を充満させてからの塩サウナ。
蒸気モクモクではなく、どっさりストーンで温度を上げている、石室のような塩サウナ室。
オルゴールの懐メロ響く、塩サウナで汗と共にケガレを洗い流す。
締めはシュワシュワ、ラムネのような炭酸泉に肩まで浸かってリラックス。
全身の毛穴から炭酸が体内に浸透するような感覚。
恍惚の笑みを浮かべながら。悦に入る自分がおりました。
とさ。
以上
男
[ 静岡県 ]
"塩サウナで頭のてっぺんから足の指先まで、さっぱりしたい"
月に一度、やって来る『塩サウナ欲』
しっかり塩を馴染ませて、じっくり蒸されながら頭皮や全身をマッサージして毛穴の老廃物を汗と一緒に洗い流す。
最後にシャワーで全身の塩を流した後、炭酸泉に入れば毛穴から大量の炭酸が体内に入っていくような、あのゾクゾク感。
そして、湯上がりは爽快感に浸りながら家路につく・・・。
ああ、塩サウナイキタイ。
そんな塩サウナ欲が出てしまい、久しぶりにお邪魔しました。浜松のお隣、あの"長澤まさみ"を生んだ町。
磐田市の『ななつぼし』へ。
入館し、脱衣所のロッカーに服と荷物をしまい、久しぶりの浴室へ足を踏み入れる。
浴室中央には当施設自慢の炭酸泉。囲むようにジェットバスや電気風呂に不感の湯、そしてスタジアムサウナ、水風呂が浴室内に配置されています。
はやる気持ちを抑えながら、まずは洗体。
本当に洗浄出来ているのか…と思う程に泡立たないシャビシャビの備付けのシャンプーとボディソープでしっかり身を清める。この泡立たないアメニティ、何故か憎めない。愛でたい所でもあるのです。
湯船に浸かって顔を見上げれば、炭酸浴の効能が壁一面にびっしりと書かれています。
此処に来る度に何度も読み返してしまう、炭酸泉の説明書き。
血行促進、腰痛や肩こり、関節痛の改善、ボケ防止に疲労回復、等々・・・。
きっと此処に毎日来ている常連さんは皆んな健康そのものなんだろうなと思いながら、じっくり下茹で。
良い具合に温まった所で、浴室内に構える"スタジアムサウナ"へ。
本日も絶好調な遠赤ストーブによる、室温110℃越えのカラッとドライなサウナ室。
ロウリュ?そんなエンタメ要素は無しのカラカラアチアチなストロングサウナの、磐田ななつぼし。
久しぶりのストロングサウナに入った瞬間
「熱っ。」
と、心の中で歓喜にも似た、嬉しい悲鳴。
最上段に腰を下ろして、テレビに映る競馬番組を見ながら、ナイアガラの如く汗を流す。
入室して5分も持たずに、上がり続けた心拍数は限界値。
求めるのは"灼熱"から"冷"へ。
日によって13℃の表示にもなる、サウナ室から出てすぐの所にある水風呂。
しゃがんで掛水をし、肩まで浸かってハーっと一息。
さて、ドライサウナの次は塩サウナ。
粒が細かいサラサラした塩を頭のてっぺんから足の指先まで馴染ませて、じっくり発汗。
体の毒素が汗と共に流れ落ちる感覚、本能がこの快感を求めていました。
しっかり蒸されて、シャワーで塩と汗を流して、締めの炭酸泉で深呼吸。
体の芯から温活、全身の毛穴は気分爽快、大満足。
おかげで悦に入りながら、帰路につきましたとさ。
以上
男
[ 静岡県 ]
"サウナ天竜"
テレビもラジオも時計も無い、大自然の中。
熱々のテントサウナと水風呂代わりの清流・阿多古川、
七輪で焼いたホルモンや牛タン、ジンギスカン、そして焼きおにぎりを食べながら休憩を繰り返す。
熱い、冷たい、気持ち良い。
そして美味しい。
特に約束もしていないのに、此処に来ればきっと会えるサウナ仲間たちとの偶然。
偶然会ったサウナ仲間と七輪を囲んで焼きたての肉を頬張りながら、サウナ談義に花が咲く。
本能のままに、感覚のままに1日があっという間に過ぎてしまう"最高の楽園"
『サウナ天竜』
社会の中にいれば無意識にしてしまう、
他人との比較。
自分が人にどう思われているか。
ここ最近、自分の頭を支配していた、
他人の行い。
でも自然豊かなこの場所で、
本能のままに、感覚のままに、
皆んなと楽しく過ごしていたら、
全部がどうでも良くなって来て。
「みんな違って、みんなどうでもええ」
そう思えて来た時、心につっかえていたものが取れて不思議と気持ちが穏やかに。
久しぶりに感じる、
頭の中で複雑に絡まっていた糸がすーっと解けていくような心地良さ。
何だか心がちょっと軽くなった気がする。
ありがとう、サウナ天竜。
きっかけはサウナ天竜。
以上
共用
[ 静岡県 ]
お久しぶりです。
この1週間。毎日ではなかったものの、此処に来てはいました。
でもサ活投稿は文章はおろかチェックインすらつけておりませんでした。
もしかしたら、私の投稿がきっかけで此処に来る人がいるかもしれない。
だからこそ、
「知っているけど、知らんぷり。見なかったふりをして何もなかったかの様に文章を書く」
自分にはそれが出来ませんでした。
汗を流さないで水風呂に入る人、潜る人、
サウナ室でタオルを絞る人、
脱衣所で自分の隣でスマホを操作する人、ドライヤーの使い方、等々。
書き出したらキリがない、誰かを不快にさせる事。
数々のルール違反を目の当たりにした時。
皆さんは直接注意しますか?
私はというと、その時の状況によりますが…
利用者同士で揉めたくないので、基本的にはスタッフに内容を伝えて注意をお願いするようにしています。
でもスタッフから、その場で直接注意してもらう為には万引きと同様に現行犯でないと出来ないそうです。スタッフも目視で確認する必要があるのだそう。
それを承知の上で書きます。
自分と来店時間が重なる、
いつも来ている常連の汗流しカットの人。
向こうも私の事を認識しているのか、近くに私やスタッフがいる時は申し訳程度の掛水をするものの。
居ない時は他の利用者がいてもお構いなく、掛水無しでサウナからそのまま水風呂にドボン。
見ていないフリをして浴室の遠い所から何度も見て来た、その人のルール違反。
監視するつもりはないのに、その人の事を無意識に目で追っている自分がいた。
見なければ良いのに、見てしまうルール違反の光景。
結果、見る度にガッカリしてしまう.
近くに巡回中のスタッフがいれば通報出来るのに、そういう時に限って居ないのはよくある事。
じゃあ自分が直接注意すればいい?
それはしたくない。自分と同じ時間に毎日来る人だから、揉めたりトラブルになるのは勘弁。
だから半年以上も前からずっと、その人の事は施設にお伝えし続けてきた。私だけでなく他の利用者からも施設に訴えてきた。
でも、今日になっても。何も変わらなかった。
男湯と女湯の区別こそあれど、服を脱いだら皆平等のサウナの世界。
同じ料金を払って来た人同士、我慢する側、我慢させる側の境界線。そんなものあってはいけない。他人の幸せを壊す権利は誰にもないのだから。
"我慢する側"になりたくない。
だから、
"サ活投稿を書かない選択"もしくは
"行かない選択"をしていました。
"嫌なら他所のサウナに行けばいい"
そう思えたらどれだけ楽か。
此処が好きだから。
好きだからこそ。好きだからこそ、今日は敢えて悲観的な事を書かせて頂きました。
以上。
男
[ 静岡県 ]
休日の日曜日。
寝起き姿のまま、寝癖も直さず歯だけ磨いてやって来ました。オユギワ浜松市野店。
週末の夕方過ぎになると、沢山の人で混み合う人気施設のオユギワ浜松市野。でも開店から午前位までは空いているので、最近ではこの朝の時間帯を狙って訪問しています。
夜に来ればいつも常連仲間のギワラーに会えるけど、朝ギワの空いていて静かな雰囲気も好き。結局、いつ来ても楽しいオユギワ。
まだ人気が疎の洗い場で丁寧に身を清めたら。
内湯の替湯、少しとろみがかかった"米ぬかとオリーブのお湯"でじっくり下茹で。保湿成分に富んだお湯が髭剃り直後の肌に染み込んで、良い気持ち。
良い具合下茹でが出来た所で、めくるめくサウナの世界へ足を踏み入れる。
30分に一度のオートロウリュに加えて、スタッフさんのアロマロウリュも行われる此処のサウナ室。
室温表示こそ1日を通して一定ながらも、夜の時間帯は湿度が高まって重厚な熱感。
対して、開店直後の朝の時間帯は湿度がまだ上がりきっていないせいか、少しカラッとした軽めの熱感。
寝起きの、昨晩少し飲み過ぎた自分には、この朝の軽めの熱感が丁度良い。
テレビに映る朝の情報番組を眺めながら、じっくり汗を流す。時を同じくして一緒に蒸されている殿方も自分と同様、お一人様ばかり。
"会話禁止"ではないけど、誰も喋らない、静かなサウナ室。テレビの音と微かに聴こえるオルゴールのBGMが流れる、熱くて薄暗い場所、サウナ室。
改めて不思議な空間だなと感じる。でもこれを毎日欲する自分。
しっかり蒸されたら、サウナ室を出てすぐ目の前の導線完璧な、地下水汲み上げの16℃台の冷たい水風呂へ。
頭から掛水をし、はーっと息を吐きながら徐々に身を沈めて肩まで浸かる。
ついさっきまで、日常生活ではまず体験出来ないであろう熱々90℃の空間から、たったの3秒で16℃台の冷たい水の中に瞬間移動。
熱い、冷たい、気持ち良い
サウナ、水風呂、休憩を繰り返している間はこれしか考えさせてくれない。
おかげで体内の自律神経は強制リセット。
今日も朝から良きととのい。
浴室の時計の時刻は9時、館内の食事処の開店時間。
一度やってみたかった、朝ギワして朝ご飯にオユギワ名物のスンドゥブを食べる事。遂に叶いました。
毎日手作りの海鮮の旨味が効いた、絶品のスンドゥブ。これを、おかわり無料のプチプチ食感が楽しい15穀米で平らげる。途中でご飯にスンドゥブの汁と無料の出汁をかけてお茶漬け風にして食べたり。粉ラー油をかけて徐々に辛さを増してみたり。
美味さハンパない、オユギワのスンドゥブ。
今日も絶好調でした。
朝ギワして、朝ドゥブして、今日も良い1日になりそうです。
以上
男
[ 静岡県 ]
"季節外れの鯉のぼり"
扇風機の風に揺られて泳ぐ様は
どこか悲しそうで、虚しそうだった。
1階から屋上まで駐車が出来る館内直結、雨でも傘要らずの立体駐車場。
まだ日没前なのに早くも満車の混雑気味なオユギワ浜松市野店。
脱衣所のロッカーも使用中が多くて、空いている所を探すのも一苦労。
ふと、心を落ち着かせてロッカー全体を見渡してみる。
鍵がかかったロッカーの扉に乾かす為なのか掛けてある、沢山の使用済みのタオルたち。
週末の混雑した日だからなのか、いつにも増して多く感じる。
ロッカーの一面に、掛けられた沢山のタオルを眺めていると、何だか"タオルの展示会"のよう。
時々、扇風機の風が当たって、一斉にタオルが舞った様子は、まるで『季節外れの鯉のぼり』と云うべきか。
一方で絞りきれていないせいか、水分を沢山含んだびしゃびしゃなタオルは舞えない。
淋しい、鯉のぼり。
鍵を掛けられたロッカーの扉で押さえつけられた、
自由に泳ぐ事の出来ない、鯉のぼり。
そんな光景を見ながら思う。
"季節外れの鯉のぼり"
扇風機の風に揺られて泳ぐ様は
どこか悲しそうで、虚しそうだった
以上
男
[ 静岡県 ]
ボナサームとikiストーブの湿度高めなサウナ室で、
じんわり、たっぷり汗を流して。
南アルプスの伏流水をナノ化した鮮度抜群。
まるでサイダーのようなシュワシュワ気泡が弾けるバイブラ水風呂に肩まで浸かって深呼吸。
この上ない気持ち良さを味わいながら、思考を巡らせる。
「今日の投稿はこんな事やあんな事を書こう。」
ほんのついさっきまで、頭の中にあったこのサ活投稿の原案。
儚く消えるバイブラのように、ああ。何処か遠くへ消えてしまった。
そんな頭の中の思考を儚く無にしてしまう、
南アルプスの天然伏流水、水質抜群な島田蓬莱の湯のシュワシュワなバイブラ水風呂。
例えるなら、
"きれいなお姉さんは好きですか?"のCMに出ていた頃の仲間由紀恵さんのような、凛とした澄んだ美しさのイメージがしっくりくる水風呂。
「今日も良いサウナだった。」
悦に入りながら帰路に着くや、空腹のお知らせ。
久しぶりのカナキン亭のプロペラ麺をすすって、此処でも滝汗。
おかげで、お腹も心も満たされましたとさ。
めでたし、めでたし。
以上
男
[ 静岡県 ]
フィルターの無い世界
普段、誰かと接する時には"フィルター"を通して相手を見ている日常生活。
フィルターがどんなものか例えるなら、
営業とお客さんのような。
お願いする側、される側
買ってもらう側、買う側、だったり
職場や学校であれば、
身分、役職、年齢、部下に上司や、先輩と後輩、
どちらの立場が上か下か、優か劣かといった無意識の天秤がありふれた日常。
目の前の"相手"そのものではなく、
その人の"背景"に応じて無意識に態度を変えている。
「相手によって態度を変えるのは良くない」
小さい頃から教えられてきた、この言葉。
大人になった今。
頭では分かっているんだけど、どうも此処は自分1人では生きていけない現実世界。
どう見ても真っ黒なのに
「真っ白です。」
と、言わなきゃいけない時もある。
人の悩みの9割は人間関係な、
ちょっぴり理不尽な、こんなろくでもない、すばらしき世界。
でも、こんな理不尽な世界の端っこにある、サウナの世界。
服を脱いで入れば、皆平等。
あるのは、熱い上段とマイルドな下段の上下関係だけ。
此処に来れば毎日顔を合わせる、挨拶もするような間柄の常連さん。
でも本名はおろか、年齢や職業といった詳しい事は何にも知らない。
話す内容は当たり障りのない、浴室の混み具合や、サウナ室のコンディション、今日の出来事といった、他愛も無い話題ばかり。
でもそんな他愛も無い話から、いつのまにか自分の愚痴や悩み事、身辺話まで話題が広がった時に、やっと我に帰る。
「あれ?全く気を遣わずに、自然体でお喋りをしている自分がいる。」と。
いつも顔を合わせる常連さんだけど、詳しい背景はお互い何も知らない。
そんなお互いの事を、よく知らないからこそ気楽に肩の力を抜いて、本音で、余計なお気遣いなく本音で語り合える。
フィルターのない、サウナの世界。
人の悩みの9割を占めると言われる人間関係に振り回されない、サウナの世界。
悩みの9割がない、平和なサウナの世界。
現実世界から逃げたくなったら、いつでも扉を開けて待っててくれる場所が此処にはあります。
現実世界に疲れた時、いつでも帰る事が出来る場所。
家でも職場でもない、第3の居場所。
そんな場所があっても良いじゃないか。
ぐしゃぐしゃに絡まった頭の中の糸が、
すーっと解けていくような。
今夜も頭の糸をほどきに。
以上
男
[ 静岡県 ]
昨日も来たのに、また今日も。
大きく"ゆ"と描かれた看板を見上げながら
「ただいま。」と。そっと呟く。
いつも見慣れた暖簾をくぐったら、いつも変わらない顔馴染みのスタッフさんの温かい笑顔に心がホッとする場所。
まるで我が家のようなそこは。
第3の居場所"オユギワ浜松市野"
さあ、今日もしっかり身を清めたら。
あとは気ままにのんびりと。
心ゆくまでとことん"ギワ"ろうぜ。
浜松駅から車でおよそ20分。
周辺にはイオンモールに鳥貴族、商業施設が立ち並ぶピーワンプラザの一角に佇む当施設。
今夜はこのオユギワ浜松市野店が舞台です。
と、毎週月曜日の22時。
いつも楽しみに見ているBS、TBSで放送している"町中華で飲ろうぜ"のように書き始めてみた、今夜のサ活投稿。
いつもと変わらない熱々な、サウナ室。
サウナ室から出たらすぐ目の前の導線ばっちりな冷たい水風呂。
そして至る所、所狭しと置かれた休憩椅子。
休憩椅子に座りながら偶然にも隣合わせになった此処の常連さん、ギワラーなギワ友との会話に花が咲く。
ギワりに来ればギワラーな誰かに会える、そして会話に花が咲く、百花繚乱なオユギワ浜松市野店。
茶畑の熱波師・宇津山さんの特製お茶ロウリュにアウフグース。
加えて"りんぺい"さんの若々しい力強い風。
こんな熱い風を浴びながら、我思う。
熱い、熱過ぎる。
意味分からない位に熱い。
故に。
我思う。熱過ぎる。
我思う、熱過ぎる、ゆえに我あり。
おフランスのデカルトさん。サンキューです。
また明日。
以上
男
[ 静岡県 ]
財布が寒い。
寒くて、寒くて、震える。
会いたくて震えるのは、西野カナ。
寒くて震えるのは、私の財布。
いつか昭和ストロングサウナみたいに熱々になって欲しい、私の財布。
キャッシュレスな令和の時代に抗うかのように、現金でパンパンに膨れ上がった熱々な私の財布。
そんな日が訪れる事を夢見て。
さて、日用品から食品、あらゆるものの値上げが止まらない、このご時世。
勿論、サウナも例外ではありません。入浴料の値上げに、割引クーポンが廃止されたりと、私の財布はウェルビー栄の水風呂のように冷たく寒い。
あ、ウェルビー栄、自分は行った事がないので想像です。
でもそんなご時世、たったの360円でサウナに入れる施設が静岡県西部、磐田市の海沿いにあります。
『しおさいの湯』
そう。名前の通り目の前が遠州灘の当施設。
銭湯のようなコンパクトな広さでありながら、
8人程が入室出来るサウナ室に、
しっかり冷たい水風呂、
海風を全身に浴びられる露天スペース、
そして、毎日いらしてる常連さんが皆んな紳士的で優しい。
此処、しおさいの湯。
日曜の昼下がり、久しぶりに伺いました。
駐車場は中々の混み具合だったものの、館内の人気は疎ら。年季を重ねた味のある靴箱に靴をしまい、受付を済ませて脱衣所へ。
コイン不要のロッカーに荷物と衣類をしまって、浴室に足を踏み入れる。
目の前に飛び込む、久しぶりの此処の浴室。
右手に洗い場。左手にサウナ室、水風呂、ジャグジー、光明石の湯。そして露天にはラジウム泉。
決して広くはない此処の浴室。でもどこかほっとするこの雰囲気、来る度に来て良かったと思わせてくれます。
身を清め、露天のラジウム泉に浸かって体を温める。浸かって5分もすれば、ラジウムの効果か体の芯からぽかぽかに。
下茹でをした所で、サウナ室へ。
ベンチが2段の8人サイズの山小屋のような雰囲気の室内。隅には年季の入った、迫力のある珍しい形をしたメトスの遠赤ストーブ。
室温90℃でありながらも、カラカラストロングではなく、じんわりじんわりと汗を出させる熱感のサウナ室。テレビも音楽もない無音の室内で、ただひたすらに汗を流す。
汗を出し切ったら、サウナ室を出てすぐ隣の水風呂へ。常時、水が循環しているようで良い塩梅の冷たさ。
しっかり冷やして、クラシック音楽が流れる露天エリアで椅子に座ってリラックス。
全身で浴びる海風を感じながら、クラシック音楽に耳を傾けて目を瞑る。
360円で味わえる贅沢体験。優雅に、贅沢に、ただただ時間だけが過ぎていく。
そして見えてくる桃源郷。
あー、ととのった。
財布は寒いままだけど、心は温かい。
これで良いじゃないか。
ではまた。
以
男