2022.03.02 登録
[ 京都府 ]
酒蔵と水のまち京都伏見。地元の方々の会話が聞こえる素敵なコミュニティ銭湯サウナがある。
鞍馬湯。創業94年。3代目のご主人は全て銭湯のメンテナンスや改良をご自身でされている。フロントには床暖房がついており暖房無しでもかなりあったかい。これもご主人が施工されている。
更にはここの風呂桶のデザインと塗装も自らされたそうだ。この風呂桶がめちゃそそられる。。わかる人にわかってもらえるだろうか?許可をいただき写真を撮らせていただいた。
さて銭湯の中に。脱衣所からして素敵だ。上を見上げればネバーランドに来たような雲と青空のペイント。
浴室へ。声が行き交い賑わっている。昭和にタイムスリップしたかのようだ。水色のタイル。両サイドに洗い場。素敵風呂桶と座椅子を取って空いているカランにつく。
体を洗って下茹でに。
既に浴室全体を薬湯風呂のいい匂いが立ち込める。これはまさしく岐阜薬草の匂いだ。なにけんで鈴木さんが嗅がせてくれた伊吹山ハーブブレンドと同じ匂い。繋がるもんだ。ちょっとした幸せを感じる。
しっかり体を温めたあと、サウナに。
『スチームドライサウナ』
名の如くかなり湿度の高いドライサウナ。
最初はぬるいかと思ったがそんなことはなかった。常連さんが足をベンチに乗っけるといいぞ。と言ってくれて体育座りスタイルで10分。体全体がほくほくだ。
サウナを出て左。そこに本当に素晴らしい伏見の水風呂がある。
深い。打たせがある。そして掛け流している。刺青のおじさんが水風呂で寝ている。その気持ちがわかるくらいに水が良いのがわかった。体が喜んでいる。大の大人がかがめば肩まですっぽり覆えるほど深い。
クールダウンしたら浴室の風呂の縁に腰掛ける。無になった。まだこんなに知らない素晴らしい世界があったのか。紹介していただいた方にお礼を言いたい。暫く動けないほど気持ち良かった。水に体が支配された。
長い時間をかけて数セット後着替えてフロントに戻る。
ビールサーバーが置いてある。間違いない。座りながらピルスナーを飲み干す。床暖がこれまた良い仕事をしてくれる。気持ち良い。
ご主人が見送ってくれて鞍馬湯を後にした。
ほろ酔いで向かった先は烏丸御池。にこみ鈴やで笑わない店主の出す素晴らしい酒と肴に舌鼓を打つ。良い夜だ。
[ 京都府 ]
野乃。飯やサウナは勿論のこと宿泊部屋のシャワールームが大好きです。
腰掛けスペースに座りながら打たれるシャワー。しかも水圧が素晴らしい。もはやミストサウナだと信じて入る。
愛してる乃。
[ 大阪府 ]
神戸から移動し向かった先は待ちに待ったなにけん🦫🌺🫶🌴
はやる気持ちを抑えながらまずは周辺で腹ごしらえ。この時モーニングを2回食べたことなど既に忘れていた。
歩いていたら小さい路地が気になったので入ってみることに。するといい雰囲気の定食屋があった。にわかセンサーが開眼した。内装も素晴らしいレトロ感。なんなら飲みたくなったがグッと堪えて朝定食。もち巾と鶏肉とかぶらの炊いたんをチョイス。胃袋をつかまれるとはこのことか。超絶米が美味い。壹岐の米を取り寄せているらしい。
酒を飲むのを堪えたのもこのあとは楽しみにしていたなにけんウィスキングの予約をしていたからだ。
フロントで笑顔満点のウィスキングマイスター鈴木さんから丁寧な説明を受ける。他のスタッフさんのホスピタリティも素晴らしい。
鈴木さんが私のことを『にかわかさうなとさんですね✨』と呼んでくれた。にかわか!?あ、私がネット登録の際にスペルを間違えていた。これから改名をしようと思う。
さて館内に。照明がいい。いい施設には必ずいい照明がある。
着替えて浴室に。これがなにけんか!!メディテーションサウナと高温サウナを満喫したあとに3個の水風呂を楽しんで露天でくつろいだ。水風呂の強弱が素晴らしい。ジャグジーで水を口から出す馬の顔が気に入った。
そして時が来た。笑顔の鈴木さんとの2人の時間。ジートピア以外でのウィスキングは初で、まずはストレッチから。肺に温かな空気を馴染ませてメープル、オーク、バーチの香りを楽しむ。伊吹山のハーブも特別に用意してくれていた✨ありがたいおもてなしだ。
筋骨隆々な見た目とは逆にとても優しい包み込むようなウィスキングであった。ご本人曰く日本一施術を行っているあのマイスターの施術に感銘を受けてこのスタイルになったという。すごいな黒ちゃん。
しっかり蒸されて水風呂に入ったあとリクライニングでアロマ仰ぎ。気持ち良すぎて寝てしまった。
その後鈴木さんとおしゃべりをして施術後に食堂へ。生小を流し入れた。
帰り際なにけんポーズもご指導いただきハートの作り方と腰のツイスト具合にコツがあることを覚えた。
なにけん、1日じゃ足りないぜ、、また必ずお邪魔します。
[ 兵庫県 ]
徳島を離れ、車を走らせて神戸に。
社会人になってから暫く関西に住んでいたこともあり、今まで関わってきた神戸や兵庫の人や環境の印象が素晴らしく良い。いや関西で出会ってきた方々は全て温かかった。いろんな人の顔が浮かんでくる。
もっこすで腹ごしらえ。その後レンタカーを新神戸に乗り捨てクアハウスへ徒歩で向かう。長距離運転後の下り坂歩行はありがたい。
見たことのある看板が出てきてテンションが上がった。神戸ウォーターに喉が鳴る。
足早に館内に入る。受付のスタッフの方の説明がとても丁寧でありがたい。笑顔も素敵だ。そして受付フロントの頭上にはなんともノスタルジックポップなペンダントライトがお出ましだ。
さてロッカールームへ。構造が面白い。ロッカールームから階段を登って浴室に。階段の途中荷物置きの籠があるのもありがたい。
浴室に入る。まず思った。
広い。
非常に開放的で神戸ウォーターの水飲み場もある。まずは口を清め、下茹でしてからサウナ室に。
水風呂のイメージが強くサウナ室は調べてなかったが非常にコンディションの良いサウナ室。定期的に発生するオートロウリュの蒸気もかなりミスティで嬉しい。ふと右に目をやると、12分計を設置していたかと思われる正方形のスペースが空いており、時計の代わりに何か置くものを募集していた。こういう施設と顧客を繋げる投げかけも心意気を感じる。
しっかり蒸されて楽しみにしていた大きな水風呂へ。
軟らかい!!思わず声が出てしまった。
あのジートピアの水風呂『ふなっすい』と全く同じ気持ちよさだ。いつまでも入っていられる。神戸ウォーターに3分ほど浸かってから日の差し込浴室内の椅子に。ととのってくると自然と首が右後ろに曲がってくる。そのタイミングがまさにきた。
帰り際クア熱本さんの神戸のサウナを盛り上げたいという素晴らしい考えに追いととのいして施設を後にした。トウホグロンTを着ていたら、『東北がお好きなんですか?』と聞かれた。控えめにやりとりしたが心の中ではトウホグのサウナや人の温かさ、根付く文化もめっちゃ魅力的です乃!と叫んだ。
神戸や近隣にはまだまだいっぱい良い温浴施設があるんだろう。またクアハウスには必ず寄りたい。
[ 徳島県 ]
森のサウナ。
おそらく今回の周遊で一番自然と同化できた蒸気体験。
下道をひたはしり、昨日に続き山越えルートに導かれる。途中山道のお地蔵さんのところで湧水が出ていたのですかさず車を停めた。
ガサッ
ビビりな私は多分今まで出したことのない声を一人山に響かせていたと思う。
カモシカだ。
カモシカが葉っぱを食べている。全然逃げる様子もない。とても愛らしい。この日初めて出会った生き物は人ではなく動物であった。
カモシカとお別れして山越えを終え、森のサウナのオーナーさんと合流。
底抜けに明るい人である。少し話をして分かった。この人は周りを笑顔にできる人だ。
サウナに着いてまずロウリュ用の水を森から流れ出る天然水の沢(水風呂)へ汲みに行った。一切の濁りがない。
その後オーナーさんが持ってきてくれた本日のロウリュ用の薬草を見せてもらう。フェンネル、アップルミント、黒文字など。
まだ終わらないワクワクがあった。2人でサウナの周りを歩きながらこの森の植物でウィスクを作ってくれた。なんとも良い匂い。
オーナーさんがこのサウナを作った経緯を教えてくれた。
それは人のためではなく森のために作ったサウナだと言う。
構想したのは6年も前。。
木を切ったあと新しい木を植えたとしても、森の土は手を加えないと元気が無くなっていく。そのために薪を燃やした灰を撒くことで土壌が活性化されるそうだ。でも普通に焚き火をしていても得られる灰の量は限られる。
だから効率的に灰を作るためにサウナを作った。
まさに森のためのサウナだと話を聞いて分かった。サウナに入る人間はそのお手伝いだ。
サウナで取れた灰を撒いて1年ほどで驚くほど森に植物の芽が出たそうだ。それだけではない。この森にはいなかった植物までもが生えてきたという。
実際にサウナ小屋の木を乾かすのに4年かかったらしい。しかも全て旦那さんとの手作りだ。あとはデザインのアドバイスをいただいたとある建築家さんがいるとのこと。
自然に向き合うスタンバイを終え、オーナーさんとお別れ。
ここからは森に私とサウナのみ。
着替えを終えてサウナに。薪の火の具合を微調整して先ほどの薬草ロウリュ、水をつけたウィスクを部屋全体に振って蒸気を作る。
素晴らしい香りだ。サウナ室に仰向けで横たわる。薪の柔らかな熱と薬草の薬効成分が体に入っていくイメージを持って目をつむる。熱いけど外に出たくない、ずっと入っていたい。
そんな思いで25分後、外に出て水風呂に向かった。気持ち良い。7℃くらいの冷たい水なのに仰向けになっていたせいか足先も辛くない。風と葉の揺れる音のみ。続く。
[ 徳島県 ]
山のサウナから移動してこちらに宿泊。まず言わせてほしい。飯もサウナも本当に感動した。
途中Googleマップにかなり遠回りさせられながら20分くらいの到着のはずが山越えさせられて1時間かかった。なんなら黒沢湿原というところになぜか誘導される。車一台がやっとの道。しかし猿に遭遇したり、素晴らしい夕日が見れたりとこんな道草も良いものだ。
辺りは真っ暗になりシモノロパーマネントに到着。なんと趣のある建物なんだ。。宿の目の前には焚き火。そしてそのすぐ先に今回どうしても入りたかった薬草スチームサウナ小屋があった。
まずは腹ごしらえ。サウナ守りの尾藤さんが用意してくれた鉄板焼と特製クラフトコーラが絶品だった。
そして就寝前のサウナ。黒文字の枝を煮出した鍋が薪ストーブと一体化している。なんだこれ。
ものの10分もしないうちにサウナ室はぐつぐつ鍋の蒸気でミスト状態に。めちゃくちゃいい匂い。黒文字の枝ってこんなに奥深い香りがするのか。
全身から湯気が立ち込める状態でそのまま外気浴。流石に夜なので川に入るのはやめておいた。大人になったもんだ。空を見上げたら満天の星。ここは別世界なのかもしれない。
薪と黒文字の匂いに自分を愛でながら何セットも繰り返した。そんなサウナの後はすぐに眠れた。
次の日の朝ごはんも素晴らしかった。薬膳粥と尾藤さんの人柄で身も心もほくほくになった。黒文字の枝がこれだとは思わなかったので驚いた。
ぐつぐつ、ほくほくな素晴らしいサウナにまた行きたい。
愛猫ひまわりちゃんにもまた会いに行く。
[ 徳島県 ]
名前とコンセプトからして気になって仕方なかった『山ノサウナ珈琲とお菓子と』。
廃校の中に広がるアートな空間。ハレとケデザイン舎。そこに立派なサウナ小屋がある。
まず山を見渡す景色をサウナの中、外気浴スペース、水風呂、どこからでも見ることができる。
サウナ室も薬草を煮出した鍋が置いてあって部屋の湿度をコントロールしてくれている。
またサウナ室の中にロウリュ用の水を汲むための蛇口がついている。素材も真鍮でたまらない。
ロウリュを一杯してみると、
熱い!しっかり熱い!思わず喜んで声を出した。
蒸された後、先生のいる2階の教室にサウナガウン姿で直行。久々に廊下と階段をダッシュした。誰か私を叱ってくれ。そもそもダッシュはもう死語なのか?
それは置いておいてこの日は特別イベント『月の満ち欠けとアロマセラピー』を予約していた。
これが素晴らしかった。ニューヨークで修行をし続けて帰国したばかりの施術師、AKIRAさん。アロマセラピーからの指圧の気持ちよさが今まで受けてきたオイルマッサージの中で群を抜いていた。普段うつ伏せで受けると胸が苦しい時があるのだがAKIRAさんの施術は終始心地よかった。
しかも施術場は教室。異空間で異次元のととのいに誘われた。
この場所でのサウナ後のセラピーは絶対に受けていただきたい。ウィスキングに匹敵する。
こちらはシモノロパーマネント谷のサウナのオーナーさんが作られた新しいサウナ。宿泊やウィスキングもできるそうだ。セラピーも今後レギュラー化するとのこと。
また来たい。心から思った。
[ 徳島県 ]
周遊でトップバッターで行くと決めていた徳島県神山町にある薪を熱源にした蔵サウナ。川の目の前でロケーションが素晴らしい。
15分サウナ室の中にいても全然息苦しくない。蔵ならではの給排気と保温性。薪のやわらかな熱。そして広い。20人以上入れるくらい広い。
なんといってもここの水風呂が美しかった。タイルの綺麗さ。水の揺らぎでより雰囲気が増す。川にも浸かり自然を満喫。
元々20年以上サウナ設計に携われていたオーナーさんのこだわりと経験を随所に感じられた。
時間があれば是非母屋の照明とアンティークHARVIAストーブを愛でていただきたい。国際サウナ協会の会長の写真も添えてある。
[ 千葉県 ]
この日はインスタグラマーのyuu君、前さんにお誘いいただき船橋の個室サウナRe:に。
個室サウナにはほとんど行かない私だが船橋とサウナを盛り上げようというスタッフさんの愛を随所に感じられる工夫がありRe:だけは別腹かもしれない。
VIPルームは3人座っても広いサウナ室。
そして『数ヶ月前と比べてサウナ室が育った』というスタッフさんの言葉通り、温度と湿度のセッティングが素晴らしかった。
一つ一つの部屋のサウナ室の癖にあわせて一度単位で温度を調節するこだわり。
そして何より照明だ。
外にいるような感覚になれる休憩スペースでのライティング。日の昇り方にあわせて時間ごとに照明の灯り方や彩光の向きが変わる。
またF分の1の揺らぎを感じられるランプ。
アルテミスの薬草のロウリュも素晴らしかった。
これからもサウナの街船橋となるよう盛り上げていってほしい。
[ 千葉県 ]
家事と子供の寝かせつけが落ち着いて22:00前。
子育て世代がサウナに行くためには日々の言動や対応の瞬発力の高さがモロに影響してくるのではないか?少なくとも我が家はそうだ。
『にわかさんは家庭がありながらどうしてそんなにサウナに行けるのか?きっと奥さんが寛容なんですね。』
答えとしては、『嫁はとても寛容だ。そうい続けてもらうためにどれだけ嫁が夜と次の日の家事&育児で動く必要のあるアクションを私がこなし、タイミングを見て報告をしておけるか』が必要ある。例えば育児ならば保育園に持って行く衣服やオムツ・エプロンの準備と整頓、連絡帳のチェックと毎日の生活トピックスの記載、次の日の朝ごはんの下準備。作り置き。重量のある買い物のまめなチェック。子供の爪切り。洗濯関連・食器洗い・部屋の片付け。子供の習い事と公園。トイレトレーニングや歯磨き・オムツ替え。寝る前の絵本の読み聞かせ、寝かせつけ。
書き起こせばまだまだあるが悪戦苦闘しながらも全て楽しんでやっている。慣れてくると効率を意識して嫁と息子の機嫌がどんどん良くなるかがわかってくる。
まだまだ勉強中の身ではあるが夜の寝かせつけが終わった後にショートサウナに行くことを許容してくれる嫁に本当に感謝だ。
そしてそんな家事や育児のひと段落後のジートピア、サウナと水風呂はたまらなく気持ちいい。
清々しい気持ちとリンクするようにジートピアの浴室の鏡も曇りなく光り綺麗であった。
[ 千葉県 ]
この日は先日退職した会社の同僚と夕方からサウナ約束。
受けたリクエストは【飯が美味くて水風呂が気持ちいい施設】
真っ先に思い浮かんだのは千葉県市原市の薬湯。同僚には2時間移動をさせるが後悔はさせない。
こちらのお食事処休楽、中華のレベルがとてつもなく高い。絶妙に古き良き街中華感を感じられる。なにを食べても美味い。
この日はレバニラ、あんかけ焼きそば、たまねぎぽん酢、エビチリ、チューシュー盛り合わせ、ローストビーフ、メンマ盛り。
100度のカラカラサウナの後、
美しい藍色のタイル、地下水掛け流し、バイブラ強めの美しい水風呂。潜水もOKの水風呂。水質も素晴らしい。
サウナ→中華→中華。
同僚も相当満足したようだ。これからは働く環境は違えど互いにまたサウナに定期的に行こうと誓い帰宅。
次回は大田区を攻めよう。
男
[ 神奈川県 ]
横須賀線に揺られてスカイスパへ。ゆっくり読み物をしたいと思い普段使わないグリーン車に乗って行くことに。旅気分がぐんと上がる。
そう言えば最近のサウナハットはヘアバンド。浴室内での視線を気にしないことが何より重要だ。その視線を耐えるだけの喜びはこの後記述する。
スカイスパにチェックインし、早々と体を清めて日の差し込むサウナ室でゆったり。
12:00のアウフグースでは思いの外サウナ室は満員に。
アウフグースで賑わうサウナ室の雰囲気はとても良い。アウフギーサーが燦々と輝いて見える。
心拍が上がり胸の鼓動を感じながら冷やっこい水風呂に浸かる。そしてチェアーに腰をかけてヘアバンドを外せば一気に脳に血が巡り幸せな気持ちに。ヘアバンドの締め付けからの開放は孫悟空が緊箍児(頭の輪っか)を外した時のそれと同じだろうか。教えて孫悟空。ありがとう三蔵法師。
『昼間のスカイスパが好き』、前にそんなことを教えてくれた乙女さうなとの言葉を噛み締めながら今日もいい温浴ライフを過ごせた。ありがとう。
サウナヘアバンドのススメの巻。
[ 東京都 ]
この日は昼から錦糸町。
雨の中外気浴の気分で黄金湯に行ったが休業日。ポジティブに考えて昼飯前のいい運動だ。
誘惑に負けて亀戸餃子で一杯ひっかけてからニューウイングに。
流石に月曜の昼は空いている。
目に留まったのは『タイ古式マッサージとフットマッサージ』。
最近何かと散財はしているが明日への活力となる自己投資であると言い聞かせて60分コース。
これが良かった。
サウナ→タイマッサージ→サウナ。
新境地に行けた。NWO8層が解放された。メープルもびっくりだ。
マッサージ中、手足にオイルを纏いながら『デンモクのタッチペン』みたいな木の棒でツボを押されたり、押しながら滑らせたり。たまらんぞたまらん。思わず笑った。その後施術師さんの巧みなマッサージで揉みしがかれて抜け殻に。
最後の仕上げはサウナ。しっかり体を温めてこの妖艶な照明を階段で眺めてから退店。
照明とサウナの親和性はまたどこかでしっかりと述べたい。
ちょっと待て。酒飲んで、サウナ入って、マッサージ受けて。。このうえなく健康を無視した背徳的な行為に罪悪感は無く、自己責任の十字架を背負い今日も帰路に就く。
ちなみにボナサームサウナの一番奥のスペース。ここに座ると下から湧き出る蒸気を直で感じられる。この快感だけでなくタイ古式を覚えた私はまたもニューウイングの沼から抜け出せなくなる。
[ 千葉県 ]
この日は新卒で入社して13年勤めた会社の最終出社日。
ほろ酔いで船橋に降り立って向かった先はやはりここ。
酒も入っていることだし、サクッと低温サウナ2セットとアカスリを。水分補給をしっかりして他人様の迷惑にだけはならぬよう自分を律した。
その後仕事上がりの汗友と共にジートピアをあとにして近くの金魚屋へ。
あんこうの唐揚げとおでん、烏賊の肝和えをアテに好きな音楽や織田無道似のナイスガイの話でいい酒が飲めた。
帰り道、天国の志村とイアンカーティスの歌声を聴きながら散歩してから帰宅した。
人にも仕事にも恵まれた13年間。そんな日々を噛みしめるいい最終日であった。
BGM
*バームクーヘン / フジファブリック
*Atmosphere / Joy Division
[ 神奈川県 ]
川崎の下町銭湯サウナ、小松湯。
照明が良い。何と良いフォルムなんだ。
肝心のサウナは天井が低く、上段に座ると相当な熱と湿度で体が一気に温まる。
テレビがついてるのもこの熱さを早く感じさせるのにちょうど良い。個人的にかなり熱いサウナでは無になり没頭することは無いのでテレビやラジオなど視覚聴覚に訴えかけるツールがあることは非常にありがたい。
10分蒸されて待っているのはシングルの地下水。
久々のシングルのあとにチェアに横たわると全身痛くない針が刺すような感覚【寵愛刺し】を感じることができる。
これは気持ちよくなる際の極上のオプションである。
地元のお客さんも多く、コミュニティー銭湯としての役割も果たしている光景を見れるのも良い。
巷のサウナ室や浴室では黙約、黙約と騒がれがちだが、ある程度の節度を持って客同士がコミュニケーションを取る姿を見れるのがこれまた心地いい瞬間だ。
[ 千葉県 ]
この日もマイスター黒ちゃんのウィスキングで無になった。
ジートピアの水風呂に浮かせられながら見上げる景色がたまらなく好きだ。美肌ボックスを探してみてほしい。
この水風呂の水質と水温だからこそ浮かせの後も気持ちよく入ってられる。異次元のととのいの立役者だ。大事なのは受けている側だけでなく施術師にとってもこの快適な水温であること。ウィスキングの醍醐味である浮かせを無理なく続けられることは結果的に受け手の心地よさをぐんと上げてくれるのだと思う。
前までは水風呂は冷たいほど良いと思っていたがその概念を崩してくれた素晴らしい水風呂。
水風呂から出た後に頭上からぶっかけられる温水バケツと冷水バケツ。そのおかげで思考から感覚の世界に強制的に誘われる。
既にととのっている状態からさらにインフィニティチェアに横たわる。ハーブウィスクとアロマミストの匂いを感じながら仰いでもらう至福の時間。
浴場に他のお客さんがいることも忘れる。
ウィスキングができる施設やマイスターが例えどれだけ増えたとしても、ジートピアの環境とこちらのマイスターの方々だからこそ味わえる黄金比の施術を愛で続けたい。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。