森のサウナ

『究極の森林浴を体験できるむき出しの大自然サウナ』
【&翔くん 2023秋の四国サ旅⑥】
今回のサ旅メインである森のサウナは『究極の森林浴』だったと鮮烈な感動をお互いずっと忘れないだろう。

事前予約して13時に神山の1日1組限定のオニヴァという宿で受付を済ます。
女性オーナーのバイクに先導され、所有する山のとあるエリアを奥に入る。
そこは緑の木々に囲まれた珍しい植物も生える完全な森。
すぐ側を流れる美しい山の清流を横目に、細い登り道の先に脱衣所も併設するサウナ小屋が現れて感動！

オーナーから利用方法やサービス、最後の片付けまで案内が終わると、その場に取り残される。
そこにはトイレやシャワーといった人工的なものはない。
安全なフェンスや灯りがなければ、誰かが定期的に見に来るわけではない。
日が暮れるまで3時間をむき出しの大自然下で起こりうる危険とも隣り合わせな環境。
1人では絶対来れなかったと思う。
これはサウナではなく山に入ることだと、自己責任を念頭に置いて欲しい。

水着に着替え、いよいよサウナ室のドアを開ける。
その先に広がる空間は、まるで日本ではなかった。
照明なく暗いサウナ室を横長窓ガラスから森の緑の光が美しく差し込む。
対面の高い座面下、中央には薪ストーブの赤い炎が照らす。
シモノロ・パーマネント同様ひょうたん型ストーブ奥にサウナストーン。
手前にはアップルミントやレモングラス等の薬草が煮たたせてあり、このお湯でセルフロウリュして広がる華やかな香りの蒸気。
寝サウナもできるほど広い左右それぞれの座面に座れば、天井近い造りのため窓の外に広がる森を眺めながら心地良い対流に出たくなくなる。
またオークウィスクも用意され、セルフロウリュやウィスキングを通し共にする相手を癒せる。
海外で生活していたオーナーが慣れ親しんだサウナを踏まえて造ったからこそ、日本のサウナとは別物だったのだ。

サウナ室を出たら山の清流、神山の自然水風呂。
下った先に小さな滝壺となっている2つのポイント。
滝から掛け流し自然の対流で山水を浴びると、その素晴らしい水質に思わず声が漏れる。
オーナーオススメ3つ目深いポイントがある上流は助け合いながらトレッキングのように進める。

サウナ室近く広い場所に置かれた4脚外気浴用のイスがある。
森がもたらすマイナスイオンによる癒し効果、フィトンチッドによる森の空気で深呼吸すればディープリラックス。
森に引き込まれていき、身体が自然に溶け込むようなかつてない森林浴…これが自然と真の調和…
そこにある自然に感謝し、大切さを身をもって学ぶことになるだろう。

神山の名水で淹れた焙煎コーヒーと薪焼きマシュマロ

神山の名水で淹れた焙煎コーヒーを薪ストーブで焼くマシュマロを森の中でいただき、五感全てが満たされる。

神山町の森のｻｳﾅさんへ初お邪魔~!以下ｾｯﾄ

ｻｳﾅ:12min
天然水風呂:90sec
散策:14min
ｻｳﾅ:16min
天然水風呂:1min
外気浴:10min
ｻｳﾅ:10min
天然水風呂:90sec
外気浴:10min
ｻｳﾅ:16min
天然水風呂:80sec
外気浴+☕️:16min 〆

予定より1時間も遅れちゃったけどｵｰﾅｰのIkukoさんﾆｯｺﾆｺで迎えて下さいました😆On y vaで諸々説明受けていざ私有地の山へ!(ﾎﾞｰｲﾌﾚﾝﾄﾞのﾍﾞﾙｷﾞｰなｳﾞｧﾚﾘｰ君も一緒に!😊)
車走らせて3分で到着｡ﾈｯﾄ張られた1角を取って脇道を進んで行くと小高い所にｻｳﾅ小屋!!ｻｳﾅ小屋と着替え小屋の2世帯住宅な作り!ﾎﾝﾏ製作所の薪ｽﾄｰﾌﾞを挟んで両ｻｲﾄﾞ座面1段!ｻｳﾅｽﾄｰﾝについて聞いたらまさかの回答でめっちゃ笑った🤣
最初の火入りだけやっていただき後は好きにして~と放任主義!ｳﾞｧﾚﾘｰは下のとこでﾊﾝﾓｯｸ設置してるし自由が杉本🤪
農園で育てているﾊｰﾌﾞ(ﾌｪﾝﾈﾙ,ｱｯﾌﾟﾙﾐﾝﾄ,ﾚﾓﾝﾊﾞｰﾑ,ｽｲｰﾄﾏｼﾞｮﾗﾑ)と自家製ｳﾞｨﾋﾀ(銀木犀,紫蘇,ｽﾍﾟｱﾐﾝﾄ,柚子)に更にｺｰﾋｰｾｯﾄまで用意して頂き誰も入って来ないから水着着ても裸でもどっちでも楽しんでね!と言われ2人は帰って行きました🚗 ³₃
ｻｳﾅ室の座席の下に割った薪が大量にあるのでこれで火力調整!空気の流れを意識すれば余裕で100℃超えるﾊｲｽﾍﾟｯｸさ!ﾊｰﾌﾞは水張った器に入れられｽﾄｰﾌﾞの上で煮立ててるので香りがとんでもない!ｻｳﾅ室でﾄﾘｯﾌﾟしまくりです🤪
そして出た後には上流から流れてくる水が滝壺となっている箇所が2つ!入るまでの道程が大変だけど気持ちよさったらない!滝から流れてくる水は100%天然水!ﾍﾟｯﾄﾎﾞﾄﾙとこの後のｺｰﾋｰ用に汲んで飲めます!正真正銘自然の水風呂!
外気浴は用意してもらった椅子に座って!電気もｶﾞｽも通っていなく電波も届かない,文字通り自然と一体になれる究極の体験｡今やっと何にも無い所に来れた事を実感｡そんな森の中での脳内BGMはVolcano Choir - "Still"
最後は薪が燃え尽きるのをｺｰﾋｰ飲みながら(死ぬほど上手くて笑う🤣)確認しのんびり｡…してたら2人が来たので一緒に片付けして下山!
こんなﾌﾟﾘﾐﾃｨﾌﾞなｻｳﾅ今まで体験した事ありません｡ちょっと凄すぎるここ🙈
宿泊後の明日はｸﾛﾓｼﾞ採取と一般では使用させられない?森の奥のｻｳﾅも現在建設してるの特別に見せてもらえるので今から震える🤫
ごちそうさまでした☆

サ旅、6軒目。
お店で受付と支払いをした後、オーナーさんの後ろをついて行き入山。
オーナーさんは林業をやられており、薪は他所から購入することなく、準備されているそう。その為いっせいにお客さんは呼べないとのこと。

ストーブに火を付けている間に利用の説明や、そういった薪の事情、サウナで使った薪の灰のことなどを伺う。
そうこうしていると30分近くたち、残り2時間半。
オーナーさんは山から帰り、サウナ後もお店に行ってもいないらしい。

脱衣所は1部屋だけなので、男女の友人で来るのは向かなそう。

サウナ小屋は4人が入れそうな広さで、2人だと両側で寝ることもできる。
寝ると小窓から見える景色が変わるのも良い。
ストーブは、手前にハーブ(ミントやレモングラスなどと説明を受ける)の鍋、奥には皿に積まれた石が置かれている。

オーク？のヴィヒタも用意されてあり、セルフロウリュをハーブの鍋からかけたり、ヴィヒタのアロマ水をかけたり、なんかハーバルっぽいことやったりできる。

水風呂は3つあるらしい。
水風呂というか小さな滝つぼのような川。
最近奥に3つめが発見されたとのこと。

深くととのい過ぎてから奥に行くのは危険と判断し、2セット目に川の上流へと行った。
昨日雨が降っていたわりに、水温はちょうどよく、どの場所でも冷たくて気持ち良く、頭までつかれるほどのちょうど良い深さ。
滝に頭を置いたりもできる。

ととのいスペースには、プラ椅子が6脚ほどあり、丸太に足をおき、ととのう。

3セット目が終わってから、オーナーさんに用意してもらったコーヒーを、ストーブで温めたお湯でいれる。そしてマシュマロを1個ずつ、ストーブの火でキツネ色に焼いて食べた。
これがまた最高に美味しい。

その後4セットが終わり、火事防止の為、ストーブの窓は全て閉じ、火の勢いを殺して、念の為にサウナ小屋内の可燃物を全て外に出してから帰った。(オーナーさんからの指示)


もうとにかく、全てが最高だった。過去一かもしれない。
ととのったっき～さんと2人して「究極のサウナや...」と自然と口から出てしまうぐらい。

サウナが良い。薪だから火は柔らかいし、ロウリュもヴィヒタも香りも良い。
水も当然良い。水温も何もかもが良い。
外気浴中は自然の音しか聴こえないから、とにかくととのうことに集中できる。

究極の非日常でした。

山の中に置いていかれるので、個人的には山や川で何かあった時のために、ひとりで来るのは避けるべきなのかな...？と思った。
翌日まで誰も来ないしね。虫はいるけど。

また絶対来ます！！

コーヒーとマシュマロ