5月15日をもって廃業されると聞き駆けつけました、山の湯さん。
関東ではめずらしいあのひょうたん型の浴槽はよくネット記事でお見かけしていましたが、やっぱりかわいらしい浴槽でした。
写真では気づかなかったけど、浴槽の側面がミュシャの絵のような装飾の柄になってるの。
レトロな柄が可愛かった~。
脱衣所やペンキ絵、タイル絵も華やかで見ごたえあるな~って思いながら眺めてました。
もちろん年季は入ってるけど年月を重ねているからこその艶やかな木の質感だな~って思いました。
廃業は残念ですね、、、
廃業後にこの建物がどのようになるのかは存じ上げませんが、もったいないなとしみじみ思いました。
銭湯めぐりとサウナにはまってはや半年以上。
日々のささやかなご褒美なのです。
まじで風呂なしの家に引っ越した方がいいんじゃないかと思う。笑
#サウナ
スチームサウナは無料。よもぎのスチームサウナは確かに香りが室内でもしっかり感じられました。
10分ほど入って深呼吸しながら過ごす。呼吸が気持ちよかったです。
#水風呂
水風呂はないので立ちシャワーで水をじっくり浴びました。
そのあと体を拭いても汗がなかなかひかないくらい、体の芯からあたたまりました~。
#休憩スペース
脱衣所の端に大きなソファーとテーブルがありました。
これも飴色の質感がなんとも言えず良かったんですよ、、、
お風呂から上がって髪を乾かしながらゆっくりしました。
気持ち良いお風呂とスチームサウナをありがとうございました!
女
- 42℃
東京は豊島区の山の湯さん。20:20チェックイン。要町から7分くらい。
ここ?って感じの細い住宅街を進むとピンクのサウナという幟が見えてくる。おお、本当にあった。
男女別れた入口に番台の昔ながらの銭湯スタイル。脱衣所から縁側を見ると、扉や柱が長い歴史を刻んできた味のある褐色。雰囲気が凄くいい。
サ室は広めのスチームサウナ。壁はタイル。入口すぐに設置されてる装置からスチームが出てくる。先客は1名のみ。座面に座ってみると、適度にあったかい。うん。結構良いじゃん。1セット目はこのままじっくりと。
2セット目は誰もいない。よし、座面に立ってみよう。うん、天井に頭が当たる。頭をちょっと下げよう。でも、結構熱くて良い。しばらくすると、フィーバータイム。おお、素晴らしい熱さ。フィーバータイムの長い! 凄く気持ち良い。
水風呂はないので、立ちシャワーで。17℃くらいかな。十分な冷たさ。
休憩は空いてるカランで。2セット目は身体を拭いて、脱衣所の送風口の前で。あー、涼しくて気持ち良い。
21:00チェックアウト。フィーバータイムはしっかり熱くて凄く気持ち良かった。歴史を感じられる昔ながらの銭湯。65年の歴史が醸し出すこの味は、続けてきたものにしか出せないですね。ありがとうございました。
女
- 40℃
定休日明けの山の湯さん♨️
微妙な体調の隙間をぬってやってきました。
ほんとは昨日こようかとおもっていたのだけど、
月曜日…イヤな予感がする…
と謎のマイ銭湯定休日センサーに引っかかり、調べてみると案の定定休日。
私の調べによると、銭湯の定休日は月曜日と金曜日に多い認識です。
さて今日は夜まで勉強していて、20:30とか21:00とかそのへんの時間に到着。
先客が3人くらいいて、後からも入れ替わり立ち替わりお客さんがやってくる。
今週の日曜日で営業を終えてしまうから、お客さんもきっと惜しみにきているのだろう。
人は入っているのに、みんなそれぞれがおふろと対話しているみたいで。
お風呂の時間を楽しんでいるように見えた。
山の湯さんの浴室は静謐さに満ちていて、いつも時空のはざまの凛とした空間に迷い込んだような気持ちになって、落ち着く。
そっとお客さんの時間に寄り添ってくれる感じがすきだ。
スチームサウナは相変わらず清潔でヨモギのいい香り。
サウナを楽しみ、水シャワーを浴びて、カランの椅子で眺める鈴栄堂のタイル絵が見事だった。
あの東屋の朱色、言われてみれば九谷焼が得意とする色味だな。
美しくて吸い込まれそう。
タイル絵…、どこかに残してくれないだろうか…
眺めていたい。
サウナに入ってはタイル絵を眺め、お風呂に入ってはペンキ絵を眺め。
男湯側に見える立山連峰のペンキ絵を見て、氷見から見た立山連峰もあんな感じだったな、と妙にしっくりきた。
来週の火曜日にはもう営業していないということに、一抹のさみしさを覚えた。
ほんとにホッとする。
鈴栄堂のタイル絵、ほんとにいいなあ…。
美しい。
今夜の薬湯は奇しくも前回と同じマスカット🍇
熱湯もやわやわで、ふくろう🦉を眺めながらぐーっと熱いお湯に蕩けた🤤
歩いた距離 1km
女
- 42℃
男
- 46℃
女
- 42℃
最初で最後のチャリ山の湯
「ちょっと元気になるとアホの虫が騒ぎ出すよね、あんた」
うん否めない。在宅仕事終わって早めの夕食二人で食べて、今から要町まで自転車漕ぐって、確かに馬鹿言ってる。でも、電車乗り継いで降りて歩いてよりチャリのほうが早いの。という訳で、笹目通りに環八環七超えて山手通りのちょい手前の区画整理も何もない感じ、育ちの町の砧を何となく思い出す。山の湯の入口前に何台かチャリ止まってたけど、中には片道9km以上自転車漕いで来てる人もきっと居る。居る筈。
入口の廃業告知や、お風呂道具を15日までに持って帰って下さいの張り紙に、否応ない現実。でも何よりも「65年毎日通ってたんだよ、うちに風呂あるけど。寂しいけど仕方ないよね」というお爺さんの一言が響く。来週から何処に行くんですか?なんて聞けない程に。65年。山の湯が開業してからずっと見守ってらっしゃった方に、そんな事聞けない。
浴室に入ると、ああ色々思い出した。一瞬女湯に入ったと錯覚するような淡いパステルピンクの壁タイルに、見事な水辺のタイル絵。中央のひょうたん型の浴槽も柄物タイルで彩られて、一層華やいてお洒落。真ん中の仕切の裸婦像のお顔側が40度程度の温めのお湯で、昔バイブラがあった方。お尻側が45度ぐらいのジェット付き浴槽。で、カランのシャワーが温めで、蛇口のお湯がアツ湯温度。この温度差、カランの基本が守られてる感が嬉しいんだ。勿論洗体後には、最後は何度もアツ湯を頭から被る。今日のバスフレンドはマスカットだったけど、アツ湯の方が香りが立ってる気がした。
スチームの扉を開くと、丁度フィーバータイム。ここにもタイル絵。十分に温まったタイルベンチ。一番奥に大きいけど、多分5分計な砂時計。2回ひっくり返して最後に床に立って数分よもぎやらなんやらの香りに包まれると、凄くそれだけで幸せ。サウナ出れば立ちシャワーも直ぐあるし。数回サウナと水シャワーを往復した後に、アツ湯のジェットで半身浴でじっくり脚を温めなおして最後に全身ドボン。これで足元もすっきり。
風呂上がりに牛乳頂きスポーツ紙を読みながらふと思う。
鉄ヲタの中の「葬式鉄」と呼ばれる方々。廃線鉄道の最後の営業日に押し掛けるからその俗称なんだけど、銭湯マニアにも似たような方々が居る。
自分の地元の友の湯の最終営業日も、その類が押し掛けてた。閉店間際に「10分だけ」と言って無理矢理入泉する奴、貴重な青ポカリ風呂桶を何とか貰おうと粘る奴、閉店後に住宅地の店前で談笑し続ける奴。自分が良ければ良い連中に、嫌気がさしたあの日を思い出してしまった。山の湯の15日が、ああいう連中に汚されませんように。
曜日時間:火曜18時30分
混雑具合:ごっつ空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:無料
石鹸洗髪:備え付けあり
山の湯の自動ドアはがたんがたんと音を立てて開いたが番台に主人がいない。代わりに足の短くて小さな犬がそこに座っている。拳を出して匂いをかがせた。あまり興味がないようだ。背中を撫でてもつれない態度。そうこうしているうちに主人が戻ってきて金を払う。終わりゆく銭湯に共通入浴券を使用するのは気が引けた。
先週訪れた祝日より人は少ない。軽く体を洗ってよもぎ漢方スチームサウナに入る。ここにはしばらく人が来なかった。タオルを振り回し、ブーストも始まり、砂時計を1周半。しっかり蒸されて髭を剃る。その後のスチームはアフターシェーブローションも兼ねる。
しゃきしゃきの水シャワーを浴びてカランで休憩した。目を閉じて浸っていたらふと、さーっという風呂のジェット音しか聞こえなくなる。怖くなって振り返ると客は一人だけ、サイレントで髪をしごいていた。女湯からも声がしない瞬間だった。その後は一人また一人と常連らしき人たちが入ってきて時が動く。
歩いた距離 5.5km
男
- 45℃
女
- 42℃
男
- 42℃
スチームサウナ:6分 × 2
水シャワー:× 2
休憩:5分 × 2
合計:2セット
一言:
本日は少し足を伸ばして山の湯さんへ初訪問。
Twitterで閉店情報を見て滑り込む。
素晴らしいペンキ絵と壁面に沿ってグルリと設置されたカラン。
中央に据えられた2種の浴槽。
バイブラは故障中とのことながら、お風呂はとても気持ち良い。
スチームサウナは広めで、座面を濯ぐように水シャワーも設置されている。
よもぎスチームで香りも良く、天井に溜まった熱気を降ろせばアチアチに。
2セットとも貸切。
本日サウナオーバードーズ気味につき2セットでサクッと。
水シャワーがキンキンで、とてもよくととのう。
65年続いた銭湯がなくなるのは寂しいですねぇ。
歩いた距離 1.2km
男
- 42℃
男
- 42℃
銭湯の火がまたひとつ消える。あと1週間で。
生活の中にある銭湯という存在が好き。
思い入れが無駄にありすぎて、個人的な思い出の有無を問わず悲しくなりすぎてイカン。
閉店の報を受けて以来、一度は行っておかねばと思いつつ考えるだけで胸が詰まり今日になってしまった。
そうやって遂に行けなかった何件もの銭湯、のちに後悔してきたことを思い出し奮い立たせ向かう。
閉店情報を早めに公表した方がいいと進言されたのは同じ豊島区の妙法湯の店主だったか。
銭湯愛好家の心情をよく知るからこその配慮。
おかげで私も含め、多くのサウイキ知人が続々お別れに参じている。
閉店してから知り絶望することも多い中、不幸中の幸いだけれどこんなに有難いことはない。
数多の達筆サウイキユーザーが山の湯の魅力を書き尽くしてくれているので私は勝手に甘えて放棄する。でも。
後付けで設置されたサ室内まで続く男女仕切り壁のタイル画が、サ室内部分だけ熱の影響で著しく褪色しているのが印象的だった。
ペンキ絵や柱の水色と、瓢箪湯船の縁の黄色とのコントラストが、スウェーデン国旗色しててたまらなく素敵だった。
カランでバリバリ呆けていても、放っておいてくれる常連さんが有り難かった。
お別れ詣でで胸一杯で来店スタンプをすっかり貰い忘れる偶然のおかげで、あのよもぎ漢方スチームにもう一度蒸されに行く必然ができた。
5月6日(金)17:45入店
- 2019.01.31 21:09 a24figaro
- 2019.01.31 21:14 a24figaro
- 2019.03.13 12:55 a24figaro
- 2019.06.21 20:13 ともちん
- 2019.10.15 00:42 masarutti
- 2020.02.05 22:53 さうなりおん
- 2020.03.17 21:34 蒸しゴリくん@幻影サウナ旅団
- 2020.03.17 21:37 蒸しゴリくん@幻影サウナ旅団
- 2020.05.02 09:07 みん🌿
- 2021.08.29 18:33 心頭滅却すればロウリュもまた涼し
- 2021.09.21 10:08 現象
- 2022.02.25 05:47 ゆけむり