2021.09.19 登録
[ 東京都 ]
どこのサウナだって混み合いそうな土曜夜、ましてや近年人気沸騰中のえごた湯ともなれば、入場すらできないんじゃないか。
そう思って今夜も大人しく自宅に直行しようかと思っていたのだが、今日に限って仕事にガガっと入り込んでしまって、頭が過熱モードからなかなか冷めず。このまま帰るのイヤだなぁと思って、ダメ元でえごた湯前を通ってみたら、なんだか自転車の台数が今夜は少なめ。今日に限ってサウナハットも何も家に置いてきてしまったが、久方ぶりにえごた湯を味わえるこのチャンスを活かさない手はない。特攻である。
相変わらず脱衣所も浴室も綺麗で心地よくて、コレは人気が出るわけだよなぁと思いながら身体を洗い、いざサ室に突入。サ室も相変わらずいい雰囲気だなぁ〜、なんて思ったのも束の間……なんかここのサ室、こんな熱かったっけ??
壁掛けの温度計を見ると112℃。少し前に足繁く通ってた頃もこのくらいだった気もしないこともないが、ここのところは90〜100℃くらいの湿度系サウナが多くなっていた僕は、予想外の強い熱に喜びを隠せない。座面と対面で唸りを上げるストーブを眺めながら7分もいれば、ビッチリ蒸し上がって良い加減。
そのまま水風呂に向かう。青い光で照らされた神秘的な雰囲気の水風呂、こちらはいつもと同じ16℃。ぬるくなく冷たすぎず…と感じるのは、僕がこの水風呂で育った証左なのだろう。
休憩は脱衣所の椅子が空いていたので、恐縮ながら座らせていただいた。最近は外気浴の「激しさ」を求める傾向のあった僕だが、環境が整っている室内は室内でアリなのだ。サ室の熱が激しいだけに、穏やかな環境での休憩に非常に深い安らぎを覚える。
これだけの環境が揃っていて880円なのだから、それはお客さん来るわ…。今日の僥倖に感じ入りながら、スッキリした頭で家路についた。
男
[ 東京都 ]
今週も平日サウナチャンスの金曜日がやってきた。
ここのところは金曜午前にゴルフの練習に行き、そのあとサウナに繰り出すという流れがルーティン化されてきている。混雑度や空気の綺麗さを考えるとホントはサウナは午前の方がいいんだけど、サウナ後のフニャフニャな身体は瞬発系の動きに向かないみたいなので、そこはやむなし。
それはそれとして、冬の足音が大きくなってきた今、非常に貴重な今日の好天を最大限に味わうため、本日もROOFTOPへとやってきた。
しかしまあ、みんな考えることは同じようで、平日日中にもかかわらずROOFTOPはほぼ満員御礼。そこそこに空いてる時にしか来たことがないので、受付でロッカーキーの少なさをみた時にちょっとヒヤリとしたけれど、よくよく考えればROOFTOPの収容力は伊達じゃない。サ室やイス待ちをすることもなく済んだ。すごい。
結構混んでたのにサ室のクオリティも安定してたし、水風呂は15度も17度もよくわかんなくなってたけどちゃんと冷たかったし、外気浴は暑くも寒くもない気温に微風のベストコンディション。文句ないです。
……しかしこれだけ穏やかなサウニングをすると、バリバリ太陽の下や、真冬の凍てつく風の中や、雨の降りしきる中の外気浴も懐かしくなったりする。人間とはつくづく欲深い生き物である。
男
[ 東京都 ]
気付けば2023年も残り少なくなってきているのに、なかなか減らない仕事を抱えて今日も職場にひとり。それでも「今日は必ずやサウナに行く」という強い信念を貫き、夜の東京を自転車で駆け抜ける。もちろん行き先は大塚・CIOである。
CIOは質実剛健ストロングサウナを備える隠れ家的なサウナ施設だと僕は思っているのだが、時代の流れか多くのサウナーで賑わう日も多くなってきた今日この頃。果たして今日の賑わいはいかほどかと思えば、浴室もサ室もほどよい静けさ。
さっそくサ室に飛び込めば、室温も100℃でキープされており、オートロウリュもいつもより景気が良い気もする。ヒシヒシと伝わってくる熱を身体中に含んだら、水風呂からの外気浴へ一目散に向かう。
やっと季節を思い出したかのように寒さが訪れた東京の夜は、外気もキリリと締まった表情をしている。大塚のビルのバルコニーにいても、その空気の心地よさを感じる事ができる。大きく息を吐けば、頭の中の雑多な邪念が少しずつ薄らいでいって、僕は少しずつ素の人間に帰っていく。こうやって深夜の静かなサウナに救われる命もあるのだ。
男
[ 東京都 ]
雨の金曜日、平日サウナチャンスなのになんとなく気分が上がらなくて、昼近くまでダラダラ寝てしまった。北陸ひとり旅から帰ってまだノーサウナだったので、そろそろどこかに行っておきたいところ。なんとなく高温に焼かれたい気分で、近場で午後に開くサウナとして巣鴨湯をチョイス。
15時のオープン直後に行けば大丈夫かなと思っていたけれど意外と人は多く、大きくないサウナ室はたくさんのサウナーで溢れている。とはいえ、開店直後の巣鴨湯は人の流れに偏りがあったりして、サウナーの波が休憩に行ったタイミングのサ室は比較的に空いていたりするから見極めが大事。
サ室の室温は期待通りの100℃越え。おけしゃんロウリュには遭遇できなかったが、各セット最上段できっちり焼かれることができたので大満足である。
秋が深まってきたこともあって外気はひんやりしているが、露天スペースには暖房が入っているのかほんのり温かく、心なしか薪?の香りがした。イスに身体を預けて目を閉じると、まもなく絶妙な浮遊感を感じる。良き。
先週の北陸サウナが良すぎて「やっぱりサウナは自然の中に限るよなぁ」なんて思ったりしていたのだが、自然の中とは趣の異なる都市型サウナにも、やっぱり良さはある。当たり前のことを感じながらのサウニングであった。
男
[ 長野県 ]
今日は3日間にわたる北陸ひとり旅の最終日。いや、本当は昨日のうちに金沢から東京に帰るはずだったのが、同僚の厚意で日曜の業務を代わってもらえたのが、今思えば奇跡の始まりだった。
突然出現した3日目は春日山城を登るため、上越妙高で途中下車する計画を立てた。せっかくなら城以外も観光をと地図を眺めていたら、小さな湖がチラリ。何の気なしに拡大したら「野尻湖」の文字が目に入り、The Saunaを思い出すに至った。上越妙高駅からはレンタカーで40分の距離とアクセス圏内だが、この時は当然、パブリックサウナ2棟の予約枠は全滅だった。
ま、そんなもんかと思いながら、旅の途中でもダメ元で予約枠の確認を続けていたら、旅行1日目の夜に予約枠が復活しているのを発見!しかもなんと、行程的に唯一行ける枠が空いている……!
かくして、僕の初The Saunaが決まるのであった。
新潟方面から車で山を分け行って、辿り着いた雨の野尻湖。折から日本列島には今シーズン初の寒波が到来しており、気温は5℃。絶妙な外気浴コンディションにも期待は高まる。LAMPの建物に着くと、そこかしこから薪の燃える香りが漂っている。
今日の舞台、カクシは2階建て構造で、上階のサ室部分の一隅にはロウリュ用のストーンが積まれ、階下にある薪ストーブの熱を伝えている。天井が低いのでしっかり熱が回り、スタッフさんも湿度・温度のコントロールを欠かさずしてくれるので、上質な汗をかける。
水風呂は川からの水が注がれている樽4つ。この時期の天然水だからキリッと冷たいけれども、自然水の柔らかさが肌に馴染んで、浸かっていると自分と水との境界線があやふやになっていく。
休憩は小屋付近に置かれたインフィニティか、雨除けできる室内エリア。個人的にはより一層「自然」と一体になれる気がするので雨中の外気浴が好きなんだけど、やっぱり5℃は伊達じゃなくて、時折ポンチョに包まれて傘の下のインフィニティに揺られたりもした。
イスに横たわって深く息を吸えば、普段感じる「ととのい」だけじゃなくて、僕を囲む森の深さとか、辺りの静けさとか、空気の澄んだ感じから、なんだかいつも自分が暮らしてる世界から遠く離れてしまって、実はもう帰れないところに来てしまったんじゃないか……なんて思うような、現世からの浮遊感が最高だった。ふと「僕が帰らなかった世界」のことを思い浮かべたりしながら、2時間の至高のサウナ体験は終わっていった。無事にこの旅から帰ることができたら、必ずまたこの森に来ようと思う。
[ 富山県 ]
「サウナに於いて最も重視するものは何だ」と聞かれたら、「落ち着いた空間」と答えるような偏屈サウナーに育ってきた僕だが、サウナ施設のスペックという意味で言えば「水風呂の清らかさ」を挙げるだろう。長らく「個人的に行ってみたいサウナNo.1」の座にあったスパアルプスに、ようやく御目通りが叶った。
富山駅からは富山地方鉄道または地鉄バスで20分ほどの距離。駅からの距離的に山の中をイメージしていたけれど、施設はそこそこに街の中にあり、建物もイメージよりも俗っぽい感じ。内装も普通のスパ銭系サウナとあまり変わらずで、僕が膨らませすぎてパンパンになった期待の前に、やや拍子抜けな感もあり。
浴室内には大きな浴槽2つとサ室ひとつ。洗体を済ませてあつ湯に浸かると、するっと肌馴染みの良いお湯に包まれる。温度は体感で41℃くらいの少し熱めだが、今日は外も寒かったのでちょうど良い加減。
サ室はセンターにストーブが鎮座し、その両脇に2段の座面がある。電光掲示の室温計は97℃近辺だが、15分おきのオートロウリュのおかげでしっとり感◎。ロウリュの水もアロマ水を使っているようで、心地よい香りの中で呼吸は楽にびっちり汗がかける、なんとも僕好みのサ室である。
そして水風呂である。水風呂は大きな打たせ付きとバイブラ付きの2箇所あるが、どちらも「天然水なので飲めます」とのこと。早速天井から降り注ぐ打たせ水を飲んでみると、口に含むなり身体に染み渡るような柔らかさ。汗で失った水分を口から皮膚から吸収して、まさに生まれ変わったような心地がした。
休憩スペースは室内と「庭」にイスがいくつか。あつ湯と水風呂の浴槽の間を渡って、明らかにもともとは人が出る想定じゃなかったように見受けられる庭に出れば、この週末にやってきた寒気が僕を迎える。ほどよい気候が心地よく、ここでもまた昇天。比較的空いている時間帯だったこともあり、ストレス皆無の至高のサウニングであった。
2階のレストランも侮ることなかれ。生ものもブラックラーメンも戴いたが、普通に美味しくて大満足だった。
全体的に見かけは何の変哲もないスパ銭なのだが、そんな評価をしてしまう偏屈サウナーの期待を大きく上回る良施設であった。本当にこのサウナのためだけに、また富山に来たいと思えるような、そんなサウナだった。
男
[ 富山県 ]
今日から2泊3日で北陸ひとり旅。自分の決断ながらずいぶん思い切ったことをするもんだなぁと思うけれども、この週末に3連休の可能性があったことと、金曜にスパアルプスのカプセルに空きが1あったことで、もう行ってしまえと思い切ってみた。結局は仕事が盛大にバッティングしたけれど、同僚の方々の絶大な協力を得て決行に漕ぎつけることができた。
そんなこんなでやっと掴み取った北陸旅行を無駄なく楽しむべく、アルプスの他にもう1軒、サウナタロトヤマさんにお邪魔することに。朝6:00から開店しているので、夜行バスで富山入りしてそのまま直行という力業を成功させての訪問である。
朝6時の富山はまだ薄暗く、東の方がじんわり明るんできた頃合い。朝焼けの中にくっきり浮かび上がった急峻な立山連峰の近さに感動しながら、住宅街の中を進む。変哲のない街中に突如現れるこの施設は、もとは町の銭湯だったような佇まい。
中に入るとフィンランドをイメージしたような可愛らしい内装。浴室にはサ室が2つあり、大きなフィンランドサウナの室温は90度程度。TVをぼんやり眺めながら、ほどよい熱さに汗を流すといい感じ。
小さなピエニサウナは上下2段に分かれていて、上段の方は表示の室温より体感は高め。セルフロウリュができるので、より体感温度の高い空間を作れる。名古屋のウェルビー栄にある森のサウナも似たような感じで、こちらの腕が試されるような気がして、勝手に腕がなる。
そして何といっても水風呂である。浴室入って正面にドドンと鎮座する浴槽からは、透き通った水が常にオーバーフロー。贅沢にかけ流した地下水は塩素的な香りもなく、肌に当たった感触も滑らかで柔らかで、心なしか肌が元気になったような感もする。
休憩スペースは浴室内のデッキチェアのほか外気浴もあり。サウナが決まりすぎてデッキチェアで数十分昇天してしまったのは大反省だが、終始混雑もなく心地よいサウニングができた。
訪問時間帯が早すぎて館内の施設を全て使うことはできなかったが、2階の休憩スペースも含めて穏やかに時間を過ごすことができる良施設。富山に来る機会があれば、ぜひまた再訪したい。
男
[ 東京都 ]
家から近いしいつでも行けると思っていた庭の湯に、サウナー3年目になって初めて行ってきた。感想をシンプルに言えば「なんでもっと早く行かなかったんだろう」ってくらいにいい施設だった。
ひとつ目のポイントは「ほどよい立地」
豊島園駅は大江戸・西武池袋線が通っており、駅からのアクセスも悪くない。ただ、その手前の池袋や新宿・中野にも優良サウナ施設がわんさかあるし、サウナ客がこぞって集う場所ではない印象。
ふたつ目のポイントは「バーデゾーンの存在」
温浴施設をワイワイ楽しみたい系の客層も見えるが、そちらは水着着用のバーデゾーンに向かっている印象。結果として温浴ゾーンのサウナの混雑回避につながり、こちらはかなり落ち着いたサウニングが可能な空間になっている。
温浴ゾーンのサ室の室温は90℃ほどとマイルドで、なおかつロウリュサービスも日に3回のみの「甘口系」サウナ。サ室内にTV等はなく、静かな空間でゆっくり熱を感じてじっくり汗出しができる環境になっているのもいい。サ室を出たところと露天ゾーンの2箇所に休憩スペースがあるが、個人的には露天の奥のリクライニングに横たわりながら、浴槽に温泉水が流れ込む水音を聴くのが最高に落ち着く。
ちなみにもうひとつ、庭の湯にハマりそうな理由があって、それは豊島園駅周辺の飲食店の佇まいの良さである。サウナ後に一杯ひっかけて行きたくなる店がたくさんあって、僕の中の新規開拓欲が刺激されたのだった。
男
[ 東京都 ]
前回訪問で苦い思いを味わったレスタだが、やっぱり池袋で手軽に外気浴を味わえるメリットは計り知れない。今日は一日休みなので、近場で髪を切ってからのデイタイム利用に勝負をかけた。
中に入ると平日日中なのに結構お客さんがいて賑わっていた。とはいえ露天のデッキチェアも空いてるし、利用者もちゃんとサウナを楽しみに来ている人が多くて快適そのものだった。サ室の温度感も高めに保たれていて、きっちり蒸されてギッチリ冷やされた身体は、池袋の空を高く飛んだ。このくらいのラグジュアリー感が味わえるなら、相場よりちょいと高めの価格帯も全く惜しくもないのだが。
男
[ 東京都 ]
今週は半ばに体調を崩し、でも仕事も完全に休むわけにもいかない状況だったりして、とにかくしんどい日々だった。そんなこんなしてるうちに風邪もマシになってきた頃に、金曜の平日サウナチャンスがやってきた。天候良し、気温良し、体調は良くはないけれど熱はないし「風邪にサウナは効く」という言説もある。いっちょ試してみるかと、ROOFTOPに期待をかける。
前回訪問時はサ室の温度が低めだった感があったが、今回はそんなことはなく熱気バシバシの100℃設定。若干の鼻詰まりはサ室に入ってどこかへ消えていった。
きっちり熱した後は、水風呂もいつも通りきっちり冷やす。少し風が強めで外気浴も気分爽快。いつもよりも身体の内側から発される熱が強目に感じるのは、風邪のウイルスを体外に押し出そうとする免疫の力なのかなと思うなど。
いつも通りに3セットをこなし、帰宅するといつもよりも3割増の疲労感。そのまま布団に入ると程よく身体は温かく、これはよく寝られそう。明日朝には風邪は治っているといいのだけれど。
男
[ 埼玉県 ]
今日は光が丘まで出張!なんだけど予定が変更になったりで、16時半頃には解散になった。絶好のサウナチャンス到来にいろいろな選択肢がよぎったが、先日お試し訪問した極楽湯にどっぷり浸かりに行ってきた。光が丘から無料シャトルがあるのも高得点◎
到着して洗体を済ませると、露天奥にある「燃炎」のロウリュ開始まであと少し。1セット目から燃炎ロウリュ&空調による爆風アウフ?に身を晒す。
1発目からいい汗がかけて、なんだかサウナースイッチが完全にオンになってしまった僕は、水風呂を経由して休憩を挟まずにそのまま「炎岩」の最上段へ。ふたつのサウナはロウリュのタイミングが15分ズレなので、入室後まもなく炎岩ロウリュが始まる。「燃炎」の熱風で表面を焦がされた後に「炎岩」の湿度の高さで蒸しあげられて、このふたつのサウナのコンビネーションはかなりよかった。
外気温がほどよく涼しかったこともあって、案の定その後の休憩では完全にトンでしまった。
ここまで仕上がるともう際限がなくなってしまうので、バレルと燃炎を1セットずつおまけしたところで退散。帰りに向かいのかつやでヒレカツをいただいて、練馬駅に向かう西武バスに揺られて極楽から帰還した。アクセスの絶妙な悪さに異世界感を感じる極楽湯、スパ銭と侮るなかれ、である。
男
[ 東京都 ]
書くべきか書かぬべきか、迷ったけどやっぱり残しておこうと思って今更(執筆日:10月22日)この日のレスタのことを綴ってみる。
あの外気浴スペースでデッキチェアに寝転びたくて、火曜の夜に3週連続でレスタにお世話になっていた僕。1週目は静かな池袋の夜を堪能し、2週目は仕事終わりのリーマンたちの集いの賑やかさを聞き流していたが、この日はあまりにも騒がしい夜で、身体のととのいとは裏腹にずいぶんモヤモヤが残るサウニングになってしまった。
もちろんレスタは純粋なサウナ施設じゃないし、黙浴のお願いもそこまでされていない。外気浴スペースの中央にあるシルキーバスは、お喋りしながら浸かるには程よい雰囲気なのもわかる。ここはそういうところで、サウナーが権利主張をするような場所じゃないとは百も承知のつもりである。
だけれども、サウナーが気になるとかそういうレベルを遥かに超えた騒音レベルのボリュームで永遠に喋るグループや、サウニング中の一般客を妨害するような行為をする者、果てはデッキチェア5基を占領するような集団については、流石にお店側でなんとかしてもらえないかと思う。いい立地に良いサウナがあるだけに、勿体無くて客の分際なのに勝手に悔しくなってくるほどなのだ。
もう行きたくない!とかそういう話ではなくて、貴重な選択肢を失いたくないので…こんなところに書いて何か解決するわけじゃないよなと思いつつ、お気持ちを書き残させてもらいました。
[ 東京都 ]
「"佳境"という言葉はいまの僕を表すために生まれた言葉なんじゃないかしら」みたいなことを定期的に思うような生き方をしているので、今日もやっぱりそういう気分になりながら職場で締め切りに追われている。なんとかこの佳境を乗り切るためには、締切日まで心身のコンディションを保つことも必要になってくるわけで、今夜はCIOで明日の自分にバフをかけることにした。
外を歩くと半袖だと肌寒いくらいの気温になって、なるほど10月だなって思うなどするのだけれど、外気浴をするには絶好な気候である。これはしっかりサ室で蒸しあげねば!と意気込んでいたのだが、なんとなく今日のサ室はまろやかな肌触り。室温計も95度近辺を指しているし、僕の感覚も間違いではなさそう?外気温の高低ってサウナの熱加減にも影響があるのかななどと思いながらも、今日の主目的は身体を限界までいじめることではなく、あくまでコンディション調整なんだったと思い出す。いつもより長めに、深く呼吸をしながら丁寧なサウニングを心がけると、このくらいの温度感もちょうどいいのかもしれない。
丁寧に蒸されたあとの水風呂は、こちらは盛夏の頃よりも一段引き締まった表情。熱った体をきっちり締めて、喫煙室脇の外気浴スペースの椅子にもたれれば、緩み切った脳がギューーンと濾過されていくような感覚が訪れる。狙い通りに忙しさから離れて、今夜はしっかり休めそうだ。
男
[ 東京都 ]
先週に引き続き、火曜の夜にレスタに来てみた。仕事、家庭、趣味、体調……誰もが皆異なるライフスタイルをしているからこそ、生活リズム的に「サウナの行き時」みたいなものも、それぞれが持っているのだと思う。今年に入ってずっとそのリズムが掴めなかった僕も、ここに来てしっくりくる間隔を見つけたような気がする。
とはいえ世の中の人も、当たり前ながらその人のリズムで動いているわけで、先週はあんなに空いていたレスタも今夜はなんだか人が多め。同じ曜日の同じ時間でもこんなに雰囲気が変わるのかと、不思議なもんだねと思いながら、今夜も池袋の夜空で浮遊する。何物にも代え難いこの感覚はスピードコースの2200円也。
男
[ 東京都 ]
本日、平日サウナチャンス也。金曜は午前のうちに西荻に行き、500円割引で空を飛ぶのがお決まりのルートになりつつあった。今日もそうしようかなぁと思っていたが、二度寝で起きたら正午という失態を犯してしまった。でもまぁ、午後のルーフトップがダメなわけではないよなぁと思い、初めてのPMルーフトップにチャレンジしてみた。
AMと何が違うわけではないが、PMの方が心なしか人が多いような。しかも全身ビッショビショでサ室に乗り込んでくるような「THE・ビギナー」の率が高くて、少しだけ心に靄が立ち込めたものの、その靄すら晴らしてくれるのがルーフトップである。
…なーんて常連めいた書き出しをしたくせに、実はROOFTOP訪問は8/7ぶりだった。夏の間にすっかりご無沙汰になってるうちに、サ室の熱さが少し緩んだような気がする。人の多さゆえなのか、セッティングの変更なのかはわからないが、ややマイルドになったサ室でバッチリ蒸されたら、お待ちかねの外気浴である。
盛夏の折の灼熱外気浴とは打って変わって、秋の爽やかな風が吹き抜ける屋上。日焼けを気にすることなく、全身を風に晒す。肌に風が当たる感覚が遠くなり、心地よい浮遊感を感じると、やっぱりルーフトップに来て良かったと思える。「西荻の 屋上で知る 秋の訪れ」なんて一句詠みたくなるような心地よい時間だった。
男
[ 東京都 ]
仕事が終わらない!だけど身体も頭もぼんやり重い……こんな時にはサウナの力を借りるしかない!ということで、明日も仕事だけれども夜の街を駆け抜けて一目散に東池袋へ。
都市型サウナって深夜でも人が引かないイメージなのに、この晩のレスタはとても落ち着いていてサウニングが捗る捗る。扉の開閉が少ないせいかサ室の室温もいつもより高く感じて、きっちり蒸されたら水風呂でバッチリ締めて、デッキチェアから爽やかな夜風に乗って池袋の夜空に飛び立てた。露天のシルキーバスで大声で永遠にくっちゃべってる兄さんたちのことも気にならないくらいに、今夜の僕は完璧にキマっていた。
今日はやったるぞ!みたいな気負いはむしろサウニングに於いては逆効果で、こういうヤケクソな時にこそ神様が微笑んでくれたりする。明日から頑張れるかはわからないけど、とりあえず残り少なくなった今夜は、せめてしっかり休もうと思う。サンキューレスタ。
男
[ 埼玉県 ]
今日は平日サウナチャンスDAY。先日職場のサウナー仲間から得た情報によれば、和光の極楽湯がリニューアルしたとか。もともと存在は知っていたが、駅からの微妙なアクセスの悪さに二の足を踏んでいた極楽湯。調べてみれば日中は成増や光が丘などの駅から無料の送迎バスが出ているとか。これは行ってみるしかあるまい。
施設自体は普通のスーパー銭湯の趣。どの程度リニューアルされているのかは分からないが、脱衣所も浴室も全体的に綺麗になっている。浴槽もたくさんあり、露天にある2つの浴槽はどちらも黒湯の温泉で、純粋に温浴施設してのクオリティも高そう。
サウナは3つ。体感温度で言えば「ロウリュ時燃炎」→「ロウリュ時炎岩」「バレル灼熱」という感じだが、5段タワーの「炎岩」は最上段と最下段ではだいぶ温度差がありそう。ひとつの施設でカバーしている温度帯の広さはかなりのものである。
内湯スペースには大きな水風呂が。水温は17度ということになっているが、水の循環が効いているのか体感はもう少しキリッと冷たい。
露天スペースには休憩用のプラ椅子がそこかしこに置いてあり、もれなく外気浴に与れる。奥の方にはフラットチェアもあったが、そっちは人気でなかなか空きがない様子。
個人的に危惧していたのは、スーパー銭湯系のサウナゆえに浴室内が騒がしいのではないか、というところだったが、これも(平日日中の訪問だったからかもしれないが)そこまで気になるようなことはなかった。唯一、露天にある巨大テレビが音量まで巨大だったのは気にならないでもなかったが、逆に喧騒を喧騒で打ち消す方法もあるんだなぁと感心した。
いずれにせよどのサ室も収容人数が多く、水風呂のサイズも休憩椅子の多さも段違い。ピーク時の混雑を避けられれば、安息の地となり得る良サウナだった。
男
[ 東京都 ]
今週は本当に疲れた。クソ忙しい仕事(の合間の飲み会でハメを外したり)で、身体と頭がとにかく重くてたまらない。
その忙しさは今日でひと段落したのだが、明日は以前から入れていた予定が1件。ようやく思い出して詳細を確認すれば、なんとAM9時頃に八王子集合とのこと。
この状態で朝そんな早く起きられるとも思えず、即座に東京西部で前泊できそうな場所を検索すると、カプセルインミナミが都内中央線沿い最西端のカプセルサウナであることが判明した。これまで立地的にあまり縁がなかったが、サ活ログを見る限りでは好印象だったミナミ立川を訪れる口実がこんなところで出来るとは思わず、迷わずに予約を取って電車に飛び乗った。
21時過ぎにチェックインして、そのまま浴室は向かう。コンパクトにまとまっているワンフロアの最奥にサ室が鎮座しており、無駄のないつくりに早速好印象。
サ室のスタイルは昭和ストロング的な強めの熱さだが、適度な湿度があるのか呼吸はキツくない。サ室内の音ありTVはあまり趣味ではないのだが、ここのソレは嫌な感じはしないから不思議だ。8〜9分も蒸されると良い感じに仕上がってくるのだが、退室時にドアノブを素手で触ると火傷するから注意だ。(絶対そんなことしないでしょ…って入室時は僕も思ってたけど、出る頃には頭がフワフワしててついやっちゃうんだよなぁ)
サ室を出てすぐ隣の水風呂は、小ぶりだがしっかり冷たくていい。水風呂の水温が甘いと、どんなにサウナが良くてもがっかりしちゃうけど、むしろここは水風呂がサウナを引き立てている。
休憩は浴室内のプラ椅子か、脱衣所のインフィニティだが、個人的には断然インフィニティがオススメ。空調も効いているから季節を問わずに飛べる。
訪問した時間帯が良かったのか、浴室が概ね静かだったのもサウナ環境としてすごく良かった。浴室もカプセルも清潔で、特別な事情がなくてもまた再訪したいくらいに高評価だ。
男
[ 東京都 ]
嫌なことがあったときはサウナに癒してもらうのが僕のルーティンだが、今回の「嫌なこと」は顎関節症の痛みという、サウナでは解決しそうにない案件だ。仕方なく仕事を早めに上がって歯医者に行き、処置を施してもらった。
病院にかかる前は、もっと不快感の伴う治療や処置を想像していたのだが、いざ行ってみると思いの外簡単な処置で終わることができた。口の中の不快感も少ない。仕事を早引けした分時間もまだ早く、これはもしかしてサウナチャンスなのかもしれないと思ったら、足が自然に大塚に向かっていた。
顎関節症の痛みがサウナにどう影響するんだろうかと思っていたが、結果的に影響はほとんどなかった。むしろ筋肉を緩める作用があったのか、サウナを出てからは若干症状が弱まった気もしないこともない。サウナ、もしかしたら万病に効くのかも。笑
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。