2021.09.19 登録
[ 東京都 ]
世はクリスマスイブというのに、僕には何の予定もなく……という自虐はいつものことなのだが、例年はこの頃まで仕事が入っていて、まぁ普通の平日だよね、と流してしまえるところなのだが、今年はその仕事も免除されてしまった。よって今年のクリスマスイブの僕は完全に「何も予定のない寂しい人」確定なのである。
誰も僕のプライベートなんか把握してはいないから気にする必要はないはずなのだが、自分で自分のことを「かわいそうな人」だと思いたくない気持ちと、そういう社会的な体面を気にする人間になってしまったことを恥じる気持ちとが心の中で大戦争を始めそうになったので、不幸しか生まれない争いをおさめるべく、なるべくクリスマスからは縁遠そうなサウナ(失礼!)で蒸されることにした。
そんなジャンル分けでふと思い出した上野のオリ2は、少し前までは足繁く通っていたオキニサウナのひとつだったが、いつからか足が遠のいてしまっていた。僕の記憶の中のオリ2といえば、外国人の陽気な店員さんがやってくれるアウフグースがあるところ、という印象である。ついでに言えばサウナブームの隆盛に伴ってアウフグースの熱量と風圧が暴力的になっていって、ついに僕がついていけなくなった日が来てフェードアウトしていったような気もしている。その後オリ2がどうなったかはよく知らないが、仮に今日あたりその暴力的なアウフグースに遭遇したとしても、こんなうらぶれた気分にはちょうどいいかもしれない。
久々に降り立った上野の街は、渋谷や池袋と比べるとあまり景色が変わった様子もなく、安心感を与えてくれる。オリ2も改装が入っているようで、フロア内のレイアウトがやや変わっているが、浴室内も含めて以前の雰囲気が残っていて(水風呂の水温計のデジタル表示が読みづらいのも相変わらずで笑った)、ご無沙汰だったことを忘れさせてくれる。平日昼下がりの上野のサウナは利用客も少なく、内心期待していたアウフグースサービスも(客数的にも当然ながら)なかったため、ゆったりしたサウニングを楽しむことができた。
クリスマスの雰囲気に半ば不貞腐れていた僕だが、浮ついた雰囲気を逆手に取ればこんなに優雅な時間を過ごすことができるわけで、なかなか捨てたものではない。
男
[ 東京都 ]
先週までの忙しさと打って変わって、今週後半は忘年会的な飲み会がぎっしり。飲み会は好きなんだけど、夜に予定が入るとサウナに行く隙がなくなるなぁと思い、今週分の汗を流すために今宵のうちにサウナへ出動することに。
他に寄り道をする用事もないので、こういう日は質実剛健・CIOで蒸されることに。途中に大学生くらいのドラクエ4人パーティに遭遇したけれど、それ以外は充実のサウニング。冬が近付いたこの頃はバルコニーのコンディションも絶妙な加減になってきて、深く呼吸を繰り返したら邪念も吹き飛んで、忘年会に先駆けて一足早い年忘れのような清々しさである。
しかしながらいつも思うのは、CIOは「良いサウナ」の最大公約数的なところをしっかり押さえているんじゃないかってこと。こんなにも誠実なサウナが近所にある幸せに感謝しないといけないですね。
男
[ 埼玉県 ]
正直なことは美徳ではあるけれど、正直すぎる発言はたいてい悲しみを生んでしまうものである。だから今日は本当は駅の向こう側の和に行く予定だったんだけども臨時休業だったからあづま湯に来たとか、そういうことは言わなくていいのだ。そしてあづま湯さんは、そういう経緯で来た僕のような人間のこともまるっと包み込んで癒してくれる場所なので、是非みんな来たほうがいいよ……と言いふらすことも、あづま湯の混雑に拍車をかけてしまうことになるので、やっぱり言わなくてもいいのだ。大事なことは、やっぱり行ってみなくちゃわからないよね。
[ 東京都 ]
いつもこの時期は仕事に追われてヒイヒイ言っているのだけれど、今年は輪をかけて忙しくて本当にもうダメだと思う日の連続だった。「命懸け」という言葉が相応しいような日々を抜けて、一瞬気を休められるタイミングがやってきた今日は、徹底的に心身を休ませるため、西荻窪の空を飛ぶことにした。
最近はわりと暴力的な熱さのサウナに多くお世話になっていたので、ROOFTOPのまろみのある熱さに心地よさを感じて3セット。吹き抜ける風はもう冬支度がはじまっていて、丸腰では少し寒さを感じるほどだったけれども、季節の移ろいに身を委ねていると穏やかな気持ちになれた。
そんな久々のROOFTOPでのサウニング中にひとつ気付いたのだが、建物の南東方向に何やら高いビルの建設が始まっているのだ。外気浴で太陽の光を浴びられることがROOFTOPの売りのひとつだと思うのだが、あの明るい光に満ちた屋上はこの後どうなってしまうのだろうか。一抹の不安を感じた冬の始まりであった。
[ 埼玉県 ]
最近はいよいよ「タイムズナイトパック+ウィンズステーション新座+朝霞サウナ和」ルートが鉄板になりつつあって、平日だろうと日曜だろうと軽率にゴルフ練習とサウナのコンボをかましてしまっている。通い慣れたせいか、和の誇るデカサウナの暴力的なオートロウリュもグルシン水風呂も肌に馴染んできて心地よい。懐事情を考えないようにすれば、こんなにQOLを上げる方法もそうあるまい。
[ 埼玉県 ]
明日はゴルフということで、仕事が終わってから駆け込みで練習場に行き、その足で練習場から近いサウナへと向かった…のだが、駐車場に入った段階から激混みの予感。頭をスッキリさせるためにサウナに来たのに、あんまり混んでるとこだと逆効果なわけで。諦めて帰ろうかとも思ったのだけれど、よく考えたら現地から朝霞までそう遠くないことに気づき、日曜ぶりの和にチェックイン。そこそこ混んではいるけれど、サウナを楽しむ上では問題のないレベルで、サウナ難民にとってはありがたい限り。ひとつだけ注文をつけるなら、冬は浴室が寒すぎて凍える……とはいえ、休憩中はそれがむしろちょうどいいのがまた悩ましい。いずれにせよこの高レベル施設が土日もサ室待ち・インフィニティ待ち無しで大丈夫というのが頼もしすぎる。
[ 埼玉県 ]
土日はどこも混んでるだろうと、基本はサウナは諦め加減でいるのだけれど、今日はどうしても蒸気に焼かれたい気持ちになった。しかもサウナならどこでもいいかといえばそうでもなく、ロウリュのある温度高めのサウナがいいなどとワガママモードになってしまったので、ダメ元で朝霞まで足を伸ばしてみた。
そこそこ混み合ってはいたけれど、あのデカサウナ室があればサ室待ちということもなく。相変わらず最上段は殺人的な熱さだけれど、それを求めてきたのだから問題なし。グルシンの水風呂は熱った僕の身体と、ワガママな欲望の両方をじわじわと鎮火してくれて、インフィニティチェアに寝そべりながら、やっぱ和さん、いい施設だよなぁと噛み締めた。客層の中にはマナーを知らぬ蛮族がいるにはいるが、日曜の混雑する時間帯にしてはマシな方かもなぁと思ったし、そもそもあの爆熱サウナとグルシン水風呂に責められながらそんなことまで気にしてる余裕もないよね、ということで、これからしばらくお世話になりそうな気がしている。朝霞。
[ 東京都 ]
ここのところ自分の行動パターンがお決まりになっていて、これでいいんだろうか、このままだとボケるのではないかとモヤモヤ。悩むくらいならいっそ遠くに出てみようかと思ったのと、栄湯のすぐそばに行ってみたかった喫茶店(カフェバッハ)があったので、今日の行き先は荒川区となった。
南千住の駅から降りて、独特な雰囲気の街をしばらく歩いたら、たどり着いたのは趣のある古めの銭湯。おばちゃんが待ち構える番台、ワックスがテカテカに塗られたフローリング、フック式のサウナキーを見ると、銭湯に来たなって気持ちになる。
浴室も手前側は普通の銭湯なのだけれど、浴室の奥にある引き戸の向こう側には、銭湯とは思えないクオリティのサウナワールドが広がっている。
まずはサ室。ガスストーブとオートロウリュ用ストーブの2基展開の室内には、L字型に座席が配置されている。基本は2段構造だが、一番奥のスペースに2席ほどの小上がりがあって、暑さのグラデーションが効いている。オートロウリュは15分おきの発動で、最奥最上段にいると結構な威力を感じることができる。テレビもあるが音量は控えめで、最奥席からはあまりテレビの存在は気にならない。サ室に対する多様なニーズに応えられる造りになっている。
サ室の脇には立ちシャワーがあり、2つあるボタンを押すとひとつがお湯、ひとつが水が出てくるようになっている。廊下を抜けて露天風呂スペースへと出れば、微細な泡のバイブラの効いた水風呂があり、これがまたいい塩梅の冷たさになっている。
水風呂を囲むようにデッキチェアとベンチがあり、導線もすごくいい。そして全体のこの感じ、全体的に三ノ輪の改栄湯に似ている気がした。
これだけのクオリティの施設だが、とはいえ銭湯なので長居は禁物。きっちり2セットを味わって退却したが、全くもって文句をつけるところがなかった。わざわざ足を延ばしてよかったし、家の近くにあれば毎日のように通いたくなるような施設だった。
男
[ 東京都 ]
夏の間はあまり思わなかったのだが、最近は温度高めのロウリュで身体を焼かれる感覚が恋しくなってきた。とはいえそんな被虐的な願望をかなえてくれるサウナはそう多くはなく、仕事終わりの僕がサッと行ける範囲のサウナでその条件に該当するのは、大塚の秘密基地・CIOくらいだった。
この日のCIOはそこそこの込み具合だったのだが、僕の願望を知ってか知らずか僕が左室に入るタイミングではほぼ必ず奥の席しか空いておらず。オートロウリュが発動する度に、激熱の熱風に身を包まれる運命だったようだが、奇しくもそれを受け入れる心の準備はできていたのだった。
しかしまぁ、若干体表をやけどしたんじゃないかという刺激に耐えて、水風呂で粗熱を取ってから急行するバルコニー席の気持ちの良いこと……。サ室のドアをなかなか閉めようとしない愚か者に対する憤りの気持ちも、細く長く吐いた吐息と一緒に大塚の夜空へと消えていったとさ。めでたし。
[ 東京都 ]
今日はお休み。ゴルフの練習に行きたい気持ちとサウナに行きたい気持ちがせめぎあって、どっちも行けばいいじゃんねという結論に至った。せっかくなので車を借りて、トーキョージャンボまで足を延ばしたついでに堀田湯に寄ることにした。
堀田湯、少し前は足繫く通っていたけれども、やっぱり家から遠いのがネックでご無沙汰になっていた。久々に来てみたけれど、浴室もサ室も露天スペースもあの頃と変わった様子はなく、また素敵な香りに包まれながらのサウニングができた。ひとつ惜しむらくは、時間を読み違えたことであの爆風オートロウリュを体感できなかったことだが、それはまたそのうちに再訪したときに味わうことにしよう。
男
[ 埼玉県 ]
サウナ仲間に教えてもらってから、行きたいなぁと思っていたあづま湯さんの定休日は金曜日。ちょうど僕の平日サウナチャンスと被っていて、なかなか機会がなかったのだが、ここで初訪問に成功した。
時間帯は18時過ぎ、ちょうど家族連れともバッティングして、浴室も脱衣所なかなか賑わっていたけれど、思った以上にサウナ室が広くて熱い。水風呂もまあまあ冷えてるし、露天スペースにはベンチとインフィニティが所狭しと並べられていて、かなりサウナへの熱量を感じる銭湯さんだった。駅向かいには近代的なサウナ施設があるものの、この雑居感も嫌いじゃない……というか定期的にお世話になりたくなるような施設だった。
男
[ 東京都 ]
先週まで続いた激務に一区切りがついて、昨日は念願のゴルフに行き、さらに今日も代休ということで念願のROOFTOPへ。激務からのゴルフで心身ともに消耗していたので、今日のサウナはまあ効いたのだけれども、その一因はサ室の温度の高さ。最近は夏のせいか、ROOFTOPのサ室といえば温度計表示で90℃程度の日が多い気がするけれども、今日はなんだか熱い気がするなぁと思って温度計を見れば、針は100℃あたり指していた。近頃サウナ通いの頻度が落ち着いている僕だけれども、そのあたりの感覚が健在だったのはうれしい限り。
とはいえ久々のサウナで久々の高温となれば、サ室の中では僕もまあまあ苦しんだけれど、その分サ室から出た後の水風呂やインフィニティチェアは格別だった。まだまだ日差しが強くて、インフィニティの上では日差しに焦がされたけれども、日に日に短くなっていく太陽と触れ合える時間を十分に堪能することができた。
暦の上ではいつの間に秋が近付いており、夏好きの僕としてはカレンダーを見るたびに物寂しい気持ちにもなるのだけれど、ROOFTOP的には屋外が涼しくなってからがメインシーズン。また違う楽しみが待っていることは、サウナのヒーリング効果とは別に、僕の心を軽くしてくれた。
男
[ 東京都 ]
9月は忙しすぎてサウナどころの騒ぎじゃなかったのだけれど、明日はちょっと大事な用事があって、そんなところにごちゃごちゃの頭で突入するわけにいかぬ……ということで、激務になんとか区切りをつけて夜のレスタに潜入した。細かいことはあんまり覚えていないのだけれど、とりあえず汗を流してデトックスできて、少し頭もすっきりしたような気がする。いつもはレスタの帰り道には東池袋駅の揚州商人でビールをあおっていくのだが、今日はアルコールは控えておりこうさんな撤退。とりあえず明日がうまく終わったら、またゆっくりレスタを味わいに来たいものだ。
普段はあまりプライベートサウナに縁がないのだが、今回は友人が誘ってくれたので行ってみた。
予約を取ったりなんだり、という段取りは友人がやってくれたのでそのへんはよくわからないが、ツインルームのホテルの部屋からベッドを抜いて、空いたスペースにサウナとインフィニティチェアを入れた、というような趣の部屋に案内された。
サウナはそこそこ温度も高く、HARVIA製のロウリュ可のストーブはなかなかの出力で熱を放出している。水風呂はないけれど、普通のホテルにあるようなシャワー室に行けば浴槽があるので、必要があればそっちに移動して水浴びをするような感じだ。
個人的には冷たい水風呂にザバンといくのが好きなのだが、確かに個室なら周囲の客層に左右されることなく、落ち着いたサウニングができるのは助かりポイントだ。
とはいえ、これだけの施設を1人で利用する……というのは、それはそれでちょっと寂しいような気もして、人間の感情の贅沢さみたいなものを最も強く感じる90分だった。
[ 東京都 ]
今日はせっかくの平日休みチャンス!なのだけれど、普段積み残している残務処理やらなにやらを済ませておいたほうがいい気がして、午後に職場に少しだけ顔を出すことにした。とはいえ平日休みの権利を完全に放棄するのもなんとなく癪で、午前中は西荻を堪能することにした。午前中にチェックインすれば500円引きになるROOFTOPのご厚意に甘えて、まだまだ夏の気配の残る青空を仰ぐ。あんまりカッチリととのうと午後は仕事どころじゃなくなっちゃうからなぁ……と思いながらサウニングをしていたのだけれども、2セットできっちりキマってしまったのはやや誤算。ま、本来は休日なわけだし、このくらい許されてもいいよね。
[ 東京都 ]
夏といえば僕の大好きな季節なのだが、肝心の8月は帰省したりゴルフしたり仕事したりで、落ち着いてサウナに行く間もなく過ぎていこうとしていた。朝晩の暑さも落ち着き、本州を横断しようとする台風に混じる秋の気配は、僕の心に過ぎゆく夏を惜しみ焦る気持ちを舞い起こした。
台風が来ようと雨が降ろうと、今日ばかりは残された8月に手向けのサウニングをせねばならぬと決意して、仕事終わりの宵の口に街に出る。いつの間にか早くなった日没にも、夏の後ろ姿を感じる。
久々のサウナなのでどこに行くか少しだけ迷ったが、うらぶれた気分の時と嵐が来たときはなぜかCIOが恋しくなるのはなぜだろうか。家路を急ぐ人々に逆らって、大塚の駅前のビルに駆け込む。
見慣れたはずの受付や脱衣所や浴室は、久しぶりに来たせいか(とはいえせいぜい2ヶ月とかそのくらいの間隔だが)すごく懐かしく感じた。早速飛び込んだサ室の温度計も100℃のあたりを指していて、水風呂の表示も12.7℃。変わらないサウナの強さがCIOの魅力であり、久々に帰還した僕をも包んでくれる大らかさに救われる。休憩ではバルコニーの外気浴スペースに飛び込んでみたりして、吹き込んでくる雨の飛沫が心地よい。
ただ……少しだけ小言を言えば、以前は見かけなかったようなベシャリ系の若手サウナーが確実に増殖しているような。お口もサ室の扉も無駄にパタパタ開くので、折角のハイクオリティサウナの室温も下がり、なかなか集中に入れないことも。若者サウナーにも選ばれる居心地の良さは我らがCIOの誇りでもあるが、そのポテンシャルが十二分に発揮されるような環境であって欲しいとも老婆心ながらに思う。
まぁ、総じて夏の終わりの寂寞感を噛み締めるサウニングになったのは事実であって。困った時の駆け込み寺として、引き続き頼りにさせていただきます。
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。