2021.08.11 登録
[ 宮城県 ]
仙台から東京に帰る前に、名物サウナを味わいたいということで、韓国の伝統的なサウナを再現しているというこちらへ。仙台駅から地下鉄とタクシーを乗り継いで30分。
浴室に入ると、すぐに目に入るのは色とりどりのアディロンダックチェア15脚と、朝10時にも関わらずそこに横たわっている多くのお客さん。近隣に人気の施設であることが分かる。
そしてやはり目に入るのは、ドーム型の大きな「汗蒸幕」と書かれてたサウナ室。思っていたより大きい。
入るのを楽しみにしつつ、まずは湯通しして、ぐっと我慢して隣の黄土サウナへ。こちらは60℃くらいの室内に4つくらいのベッドがあり、横たわって蒸されるパターン。それほど熱くないので10分位入って、じっくり汗を流す。
さっと水浴びしたら、次は奥にあるフィンランドサウナへ。床にもサウナマットが敷かれており、床+上下2段で10数名が同時に入れる広さ。特に下段は座面が広いので、サウナマット1枚を一人のスペースとして足を伸ばして座れるのがよい。しかし自分は熱を求めて上段へ。大きなストーブが設置されており、5分おきくらいに天井からオートロウリュ発生、湿度をいい感じに保ってくれている。
水風呂は大きめ、深め。17℃くらいでちょうど入りやすい水温。水風呂の前にはアディロンダックが並んでいるので、クールダウンしながらどこの椅子に座るかを吟味。
ひとまず休憩したら、いよいよ汗蒸幕へイン。小さい入口のドアを開けて入ると、丸い部屋にすでに先客が数名。5脚くらいのスツールがおいてありそこに座っている。床に直接座っている人もいる。空いていた1脚に座ると、壁からと上からとダブルで熱が来るのが分かる。上を見上げると、丸い壁がだんだん狭まって上の頂点に到達する。何か天竺の塔の中にいるような感じ(あくまでイメージ)。普段とは異なる空間での蒸され。
その後も、フィンランドサウナと汗蒸幕を何度か交互に入り、十分に身体に熱を入れたら、アディロンダックで寝落ち。日曜の朝から贅沢な時間である。
あいにく当日は外装工事をしているということで露天風呂と外気浴スペースが使えなかった。本当の魅力を感じるためにも、もう一回くらい来てみよう。
[ 宮城県 ]
仙台に花見に来て、宿泊はこちら萩の湯ドーミーインさんへ。もちろん御宿野乃も候補に上がったが、一度泊まっているので、今回はスキップ。
コンパクトだが必要十分な設備がしっかり揃っている。サ室は上下2段だが下段だけL字。そして大きな窓が空いており、露天スペース(のととのい椅子の空き状況)が確認できる。いつものヒノキの香りが充満。100℃近い室温でしっかり蒸される。
水風呂はすぐとなりにあるが、いわゆるドーミーの強冷(12〜13℃)ではなく、18℃くらいの穏やかな類の水風呂。ほっと安心して入れる。
露天スペースには、ととのい椅子とオットマンのセットが3つ。特に混んでなかったので確実に座れてととのえた。
今日は3セットでシメ。下半身にあまみばっちりで終了。
[ 大阪府 ]
大阪出張の定宿認定。出張が決まると迷わず予約。
仕事終わりに移動してきてチェックイン。ちょうど21:30。腹減った。迷わず夜鳴きそばへGo。
一息ついたら、大浴場へ。
今日は4セットしっかりやって、完了。ヒノキの香りが、鼻に残る。
[ 千葉県 ]
2023年1月にサウナイキタイに投稿したサ活に、1年後に突然コメントが付く。普通ではない。何やら甘い言葉が並ぶ。
本当なのか?
思わず公式サイトからそのコメントが本物なのかを問い合わせる。すると、店長と名乗る方からメールが来て、「本当です」とのこと。そうなのか。
そして数日後、その店長からさらに甘い言葉が。
本当なのか?
思わず公式X(Twitter)をチェックする。ついでに公式Instagramもチェックする。
本当のようだ。
Sea Sauna Shackさんが、2023年にサウナイキタイに投稿された数多くの熱烈なサ活投稿の中からベストSea Sauna Shackサ活投稿を(勝手に)発表し表彰する、「SSS勝手にサ活大賞2023」。オーナーはじめ全スタッフが一年間のサ活投稿から10投稿をノミネートし、その中からオーナー賞・総支配人賞・スタッフ賞などを発表。
冒頭のコメントやメールは、2023年1月のサ活が、10投稿にノミネートされた、そしてその中で最も名誉あるオーナー賞に選ばれたという連絡だったのだ。そしてオーナー賞の商品は、なんと無料ご招待! サウナだけでなく商品もアツい。ありがたく頂戴し、2回目の訪問となった今回は、サウナ初体験の娘たちを連れて、初めて家族全員でサ活をすることにした。
2023年1月の訪問は第3部の日中だったが、今回は第4部。ちょうど夕日が沈んで、夜の帳が降りる時間。雲一つない青い空と海が、橙から藍へ、そして黒へ変わっていく時間。サ室から見える海の景色は1セットめの終わりにはもう暗くて見えなくなっていった。
その代わり、サ室の中央に鎮座する薪ストーブの腹の中で燃えたぎる炎の明かりは、逆に暗闇に眩しく輝き、サ室の中を仄かに照らす。その光と、ロウリュで広がる熱い蒸気、その中で香るフレーバーに包まれながら、一気に蒸される。
天然水でクールダウンしたら、そのまま階段を登ってサ室の上で外気浴。もちろん海の様子はもはや見えないが、それでいい。その代わりに静かな空間に絶え間なく続く波の音が、そこに大海原が広がっていることを教えてくれる。そして頭を上げれば、都会では見えない星まで見える夜空。セットを繰り返していくうちに、ととのっていく自分の身体。
サウナ初体験の娘たちも、最初は熱いのでバスタオルを羽織って入っていたほどだったが、そのうちお互いにアウフグースをやりあうようになり、最後にはサ室でも外気浴でも「気持ちいい」とつぶやくようになった。サウナーの第一歩にしては、贅沢すぎる施設だ。
サウナを通じた悦楽と幸福。これ以上何を求めようというのだろうか。