2021.08.11 登録
[ 大阪府 ]
大阪出張の今日のお宿はこちら。いつもの定宿の淀屋橋野乃・北浜ドーミーが満室で取れなかったので、初めてなんばのドーミーへ。
大きな湯船の内風呂・露天風風呂(2Fにあるので完全なる露天ではない)、洗い場、サ室、水風呂。
とにかくサ室の奥のストーブの前の上段の席が、むちゃ熱。温度計では100℃だったが、多分もっとある。ものの5分でしんどくなる。
そして水風呂も、強冷って書いてないのに強冷13℃。約90℃の激しい落差にやられて倒れ込むようにアディロンへ。これヤバい。
3セットやった後には、もはや何も考えられない抜け殻に。
ビジネスホテルの枠を超えるドーミーサウナ。数あるドーミーの中でもハードセッティングの部類ではなかろうか。
大阪には他になんばANNEXと谷町に行ってないので、この際大阪のドーミーは完全制覇していくことにした。
[ 福島県 ]
【サ旅2024 新潟・山形・福島】
3日目のサウナ宿は、山形から福島へ一気に移動して、南相馬のこちらサウナ発達へ。以前、福島にすごいサウナがあるということを耳にし、その独特な名前と外観が頭にこびりついていた。福島で選ぶとしたらもうここしかない。
駐車場を探すのに少し苦労したがなんとか到着。普通の家の庭先の奥に、なにやら巨大な構造物が見える。そしてその周りには、オブジェかガラクタかただのゴミかよくわからないものがたくさん散らばっている。そこから家主の川口さんが登場、本日の宿(巣)からサウナまで一通り説明をしてくれた。
説明の内容は後で述べるとして、まずはサウナ。割ときれいな建物の2Fに上がると、絵画が壁一面に(トイレにも)貼られた脱衣所+休憩所(食事の場にもなる)、そこから再度1Fに下がると、洗い場と水風呂、ドアの奥にはサウナ室、さらに複数の浴槽が並ぶ外気浴スペース。こう書くと普通の温浴視閲だが、それぞれがすべて、今までどこの施設でも見たことのない独特な、芸術が爆発した内装で彩られている。これらの芸術をうまく説明する言葉を持ち合わせていない。これは実際に一度見てもらうしかない。
サ室はアースバックサウナで、川口さんが自分で調べて作り上げたという。かなり大きなサ室で、その中も遊び心のある様々な座面が組み合わされている。そして中央には流木を組み合わせて作られた大きな木とその中のストーブがあり、かなり熱い。
事前に「噴霧師」を申し込んでいたのだが、普通のアウフグースと思いきや、不思議な格好の「噴霧師」が現れ、サ室の壁に水を噴霧する。これが壁の熱を剥がして空気中に放ち、それが体に落ちてくるので、ますます熱い。
たまらずサ室を出て、地下から湧き出ているという水風呂へ。チラーなしでもちょうどよい冷たさ。18〜20℃くらいか。外気浴は、横のスペースでもよいし、2Fに上がってハンモックに揺られてもいい。
実はここは、先の震災で流れ着いた漂流物等でできているとのこと。改めて、ここは「サウナ」という形を取りながら、川口さんの「発達」に込められた3つの熱い思いや関わる人達の様々な才能が、とにかく自由に形になって表現されている場所なんだな、と思った。いつものサウナが、熱い思いを核にしてこんなにも自由に創れるものなんだ、ということに、本当に感じ入ってしまった。
今後もこのサウナは「発達」を続けていくという。今後の計画もとにかくぶっ飛んでいた。川口さんのためにも今後ここを訪れる方々のためにも、それはここでは書いてはいけないと思っている。また1年後にでも来るしかない。ここの「発達」をこれからも楽しみにして、何度も訪れたい。
【サ旅2024 新潟・山形・福島】
3泊4日の今回の旅、2日目の宿はこちら。山形で一つ、行くべきサウナはと考えたら、ここしか思いつかない。スケジュールを前倒しして16時頃到着。山々と水田の広がる土地に、突然モダンな建物が現れる。中に入ると、ガラスと木材を中心に作られた整った室内に圧倒される。おしゃれすぎる。
明るいうちに夕焼けの中でサウナに入りたいが、食事をしてからでは真っ暗になってしまうと思い、相方には風呂だけということで許可を得て、食事前にまず大浴場へ。男性は月白の湯。
洗体して、早速露天スペースへ。曲線が美しい水風呂とあつ湯の浴槽がくっついており、その先には「スイデン」。時期的に収穫が終わっていたからか、言葉を選ばずに言えば沼と草と池、なのだが、田舎出身の日本人だからなのか、なんとなくノスタルジーを感じる美しい水田風景に見えてくる。
サ室を覗いたら、やはり風呂だけというわけにはいかず、サ室に入ってしまう。大きな窓から外の景色が見え、その手前にはセルフロウリュ可能なストーブと、L字2段の座面+ストーブ横の椅子。ひとまず上段に座る。温度は85度くらい。ロウリュをすれば、ゆったりと熱気が下りてきて、汗が吹き出す。しっかり蒸されてから再度露天スペースに戻り水風呂へ。17℃くらいか、1分くらいぎゅっとクールダウンされてから休憩へ。
夕陽の指す奥の壁際のベンチに座る。冷えた体に夕陽の柔らかい暖かさが優しい。空はまだ明るく夕焼けまではまだ少し時間がかかりそう。トンボがたくさん自由に飛び、日向ぼっこをしにたくさんのトンボが夕陽に照らされた浴室の壁に止まりに来る。
子どもの頃、トンボが舞う空に静かに手を上げて指を一本立てると、とまり木のようにトンボが指に止まってくれる、というのをよくやっていたが、今日は止まってくれなかった。雲一つなく茜に染まっていく空と、水田風景、夕陽、トンボ・・・そんな昔の時間を思い出させてくれるととのいタイムがあるんだなぁ。
結局、2セットにとどめて、退出。相方には、「夕日が沈むのに時間がかかった」なんて訳のわからない理由で許してもらった。
鶴岡駅前で食事後、今度は夜の帳が降りたサウナと外気浴を堪能。夕刻のサウナと違って、外の景色はほとんど見えないが、代わりに夜空にはたくさんの星がまたたいている。施設の外からの音はほとんど聞こえず、浴槽に流れる水の音くらいしか聞こえない。そんな無音の世界で、サ室から漏れる薄明かりでかろうじて見える水田、そして何か動くものが見えるのだがそこは気にせず(おそらく鴨)、静かにととのう。
明るくても暗くても、他にはない独特な時間を過ごせる場所である。
[ 新潟県 ]
【サ旅2024 新潟・山形・福島】
3泊4日の今回の旅、最初の宿はこちら。昨日はSHIIYA VILLAGEでがっつりととのってきたので、チェックイン日の夜のサウナはスキップし(実際は21時までにチェックインが間に合わなかった)、チェックアウト日の朝に早起きしてサウナへ。
ボナサウナでL字の座面だが実際は3人+1人くらいで満席。壁には大きな窓が空いており、そこから手前の山々と、その先の新潟平野を眺めることができる。ボナサウナも時折オートロウリュをしているような音がし、つねによい温度湿度を保ってくれている。
水風呂は出てすぐの壺水風呂1人用。待ちにならないようにサ室を出るタイミングを見計らって、サ室を出たら直行。
休憩は露天スペースへ。こちらの大浴場は2020年にリニューアルをし、露天風呂がインフィニティタイプになっている。もちろんその露天風呂も最高に気持ちいいのだが、その横にゆるい曲線のみでできたデッキチェアとととのい椅子あり。もちろんそこからも新潟平野を眺められる。
デッキチェアに横たわると、ちょうどよい爽やかで緩やかな風が流れ、ゆっくり休憩するのがとても気持ち良かった。
2セットこなしたら後ろ髪引かれるが退出。
朝ご飯のビュッフェは和食中心だがいろいろおかずがあって、おいしゅうございました。
[ 新潟県 ]
【サ旅2024 新潟・山形・福島】
いつの日か、47都道府県のサウナをすべて巡りたいという野望を完遂させるため、今回は3泊4日でまだ一度もサウナを訪問していない新潟・山形・福島の3県を巡るサ旅を計画した。
最初は、移動時間の関係で、新潟はただサウナ付きホテルに泊まるだけの予定だったが、やはりどうしても「日本海を眺めながらととのいたい」という要望を実現するため、ここSHIIYA VILLAGEを選択。そして仕事の予定を調整し移動時間の余裕を確保。それでこちらにお邪魔することができた。
16:00IN。施設は築100年以上の古民家をリフォームして作ったという。宿泊も食事もできるとのことだが、今回はサウナのみ。大人気の施設だが、この日この回は他にお客さんがおらず、我々だけの貸し切り状態に。これはとてもありがたい。
こちらの施設の内容は他の方々が書かれているので省略。まずはシャワーで湯通ししてからサ室へ入り、ロウリュして体にしっかり熱を入れたら、サ室を出て0歩の、おそらくチラー無しだが18℃くらいのちょうどよい温度の水風呂でクールダウン。
休憩は高い壁に囲まれた広い中庭で。椅子が多く配置され座るところに困ることはない。しかし、外界と隔てる壁にドアがあり開いていて、その先に日本海が見える。そうだ、今日は日本海を見に来たのだ。1セット目のととのいはとりあえず置いておき、ドアの向こう側へ足が向く。
ドアの外は、道一本隔ててすぐに日本海が広がっている。空一面に広がる灰色の雲と、荒々しく防波堤にぶつかる波は、まさに日本海だ。道を渡って砂浜を行けば、すぐに波打ち際に着く。そこで改めて水風呂代わりの海水浴をすることもできるが、体が砂だらけになるのでぐっと我慢。
一旦建物の壁まで戻ると、外壁沿いにととのい椅子が2つ、海を見ながらととのえるように置いてあるではないか。今日はここが定席になりそうだ。
何度かセットを繰り返していくうちに、少しずつ空が暗くなっていく。17:00頃が日の入りなので、それに合わせてサ室と水風呂を出たら海を見れる定席へ。あいにくの曇り空だが、水平線の少し上だけは雲が薄く、沈みゆく太陽に照らされてやや橙の雲の層ができる。今日はそれを夕日だと思うことにする。日本海の風に火照った体を冷やされながら、日本海の夕日が沈んでいくのを眺める。BGMは日本海の波の音だけである。そして、夕日が沈んでしまえば夜の帳が下りて、もう空と海を区別することは難しくなる。
夕刻から夜へ、たちまちに風景を変えてしまう日本海を見ながらのととのいができる場所は、なかなか見つからないはず。今回の選択は、期待通りの正解であった。
[ 東京都 ]
今日は仕事があるので控えめに、朝7時から1セット。
長めにサ室にこもってからの、壺水風呂で一気に冷やし、露天でリラックス。
素晴らしき朝の目覚め。
[ 東京都 ]
【野乃めぐり 12/13】
今年も残り3ヶ月、今年の目標である御宿野乃を巡る旅も、残りの2軒〜浅草と浅草別邸〜を、この3ヶ月で完走したい。ということで今晩は、浅草の方に泊まることにした。株主優待でもらった割引券を活用。
ライトアップされた浅草寺を観光しながら花やしき通りを歩いていくと、御宿野乃の看板が見えてくる。浅草と浅草別邸はすぐ向かいにあるのだな。
浅草の浴室は、他の御宿野乃と違って、地下にある。おそらくここだけではないか。浴室に入ると、眼の前にいきなり浴槽。しかもお湯が黒い。地元川崎の銭湯でよく見る黒湯と同じのようだ。これは嬉しい。浴室内は8つの洗い場+シャワーブース、サ室、壺の水風呂1つ、露天スペースに壺風呂2つと、ととのい椅子が露天に3脚、内湯に1脚。地下だからかもしれないがコンパクトな感じ。
黒湯と露天の壺風呂でしっかり湯通ししたら、いよいよサ室へ。中は上下2段のTV付き。定員8名くらいか。今日はクリーンミントの香りらしい。温度計を見るとほぼ100℃。この熱さ、イイね。1セットめは6分持たずに退出。
すぐ横の壺水風呂へ。温度計はなかったが、体感では17℃くらいか。冷たい水を独り占め。震える声が止められない。
ふらふらしながら露天スペースへ。奥のととのい椅子に座り込む。眼の前の壁の上方に扇風機があったので、ちょっとだけONして回すと、地下だけど露天の風を感じる。とくさしけんごさんのBGMがよく合う。
2セットめ、3セットめは少しずつ体が慣れてきたのでサ室の滞在時間も10分程度へ。脈拍140近くなったら出て、壺水風呂で体を締めて、外気浴で休憩。お客さんが少なくて、サ室も水風呂もととのい椅子もストレスなし。3セット目ともなると、完全にととのいモードへ・・・。
最後は少し冷えた体を、改めて内湯の黒湯に沈めて、皮膚がまた目覚めるのと黒湯の香りを感じながらあったまる。これで完全にリラックス。外国人のお客さんがスリッパを脱がずに浴室に入ろうとしてたり、ハンドタオルを忘れて濡れたまま脱衣所に戻ったりしてるのを見ても、寛容になって温かく対応できる(笑)。
風呂上がりのアイスをもらいにいったら、なんといつものカルピスバーやモナカと並んで、ガリガリ君のソーダといちご味の2つが! ハーシーズのチョコバニラバーはないが、ガリガリ君が出てくる御宿野乃はここだけ?別邸でも出てくるのか? 新たな発見をさせてくれる共立メンテナンスさん、さすが。
これで野乃めぐりの旅も、いよいよ残りあと1つ、浅草別邸を残すのみ。いい値段するが、年内中に日程を決めて予約を入れよう。眼の前にあるが、ゴールは近くて遠い。
[ 神奈川県 ]
先月ビンゴ大会でゲットした無料券を使うため、今月もAKCへ。相変わらず薬湯と草津湯が直ってないのは残念。
だがサウナは絶好調で、まずは4セットがっつり。2セット目から早くも全身にあまみ状態。今日はたまたま11時のロウリュに遭遇、ジョウロで投入された水から湧き上がる蒸気が上から降ってくるのを受け止めた。
ランチの後は14時からのビンゴ大会にまた参加。すると早い段階でビンゴを引き当て、また無料券をゲット。これでまた1ヶ月以内に来なければならない。エンドレスAKC。まんまとラッコの罠にハマってしまっているようだ。
漫画休憩でグデった後に、1時間一本勝負でまたサウナ。すると今度は爆風ロウリュに遭遇。実は今回が初めて。始まるまでいつもより長くサ室にいて、1回目で爆風を浴びたので、すぐにサ室を出て水風呂からの外気浴休憩すると、久しぶりに体が回転するようなトリップ状態を感じた。
いつきてもヤバいAKC、また1ヶ月後に。
[ 神奈川県 ]
朝6時から朝ウナ。
今日は移動の予定しかないので、朝からしっかり3セット。
サ室は朝から万全の温度設定。昨晩同様、入ればすぐに焼ける熱さ。
サ室→水シャワー→クーリングルーム→露天スペースのデッキチェアで休憩、を3セット繰り返すと、あまみバッチリ状態。朝の海の風が全身を撫でる。
ただ、水風呂・・・水風呂・・・
ぜひともお願いしたい。
[ 神奈川県 ]
共立リゾートのリゾートホテル優待券というのが手に入ったので、今年オープンしたここラビスタ観音崎を選択。一泊二日の簡単なサ旅へ。
20時IN。ほぼ貸切状態の浴室で、湯通しした後、サ室へ。L字で最大3段の座面と、大きなストーブ。温度計では85℃程度だが、いやいやかなり熱い。熱いと言うより、焼ける。最上段に陣取ると、5分も経てば脈拍が140を超え、耐えづらくなる。
耐えられずにサ室を出て、水風呂を探すが、ない。あれ? 予習が足りなかったか。シャワーブースの横にクーリングルームというのがあるので入ってみる。ー10℃の、椅子が2つしか無い部屋。一気にクールダウンされるが、あまりにもサ室が熱かったのでつらくはない。
クーリングルームを出て露天スペースに出ると、デッキチェアが1つ、椅子が2つ。デッキチェアに横になると、海からの風が感じられて気持ち良い。ただ、水風呂ではなかったので肌の引き締めが足りず、今ひとつ物足りない。
3セット繰り返して内部体温を上げてみたが、やっぱり締まりが・・・ということで終了。
相方に女風呂の様子を確認すると、スチームサウナだったが、常に蒸気が出ていてかなり良かったとのこと。ただし、こちらも水風呂がなかったとのこと。
ラビスタ観音崎テラス、リゾートホテルとしては良いのだが、サウナは水風呂を作ってもらえると、サウナーにとってもさらに素晴らしい施設になるはずだ。