だいこちゃん

2024.10.26

1回目の訪問

【サ旅2024 新潟・山形・福島】
3日目のサウナ宿は、山形から福島へ一気に移動して、南相馬のこちらサウナ発達へ。以前、福島にすごいサウナがあるということを耳にし、その独特な名前と外観が頭にこびりついていた。福島で選ぶとしたらもうここしかない。

駐車場を探すのに少し苦労したがなんとか到着。普通の家の庭先の奥に、なにやら巨大な構造物が見える。そしてその周りには、オブジェかガラクタかただのゴミかよくわからないものがたくさん散らばっている。そこから家主の川口さんが登場、本日の宿(巣)からサウナまで一通り説明をしてくれた。

説明の内容は後で述べるとして、まずはサウナ。割ときれいな建物の2Fに上がると、絵画が壁一面に(トイレにも)貼られた脱衣所+休憩所(食事の場にもなる)、そこから再度1Fに下がると、洗い場と水風呂、ドアの奥にはサウナ室、さらに複数の浴槽が並ぶ外気浴スペース。こう書くと普通の温浴視閲だが、それぞれがすべて、今までどこの施設でも見たことのない独特な、芸術が爆発した内装で彩られている。これらの芸術をうまく説明する言葉を持ち合わせていない。これは実際に一度見てもらうしかない。

サ室はアースバックサウナで、川口さんが自分で調べて作り上げたという。かなり大きなサ室で、その中も遊び心のある様々な座面が組み合わされている。そして中央には流木を組み合わせて作られた大きな木とその中のストーブがあり、かなり熱い。

事前に「噴霧師」を申し込んでいたのだが、普通のアウフグースと思いきや、不思議な格好の「噴霧師」が現れ、サ室の壁に水を噴霧する。これが壁の熱を剥がして空気中に放ち、それが体に落ちてくるので、ますます熱い。

たまらずサ室を出て、地下から湧き出ているという水風呂へ。チラーなしでもちょうどよい冷たさ。18〜20℃くらいか。外気浴は、横のスペースでもよいし、2Fに上がってハンモックに揺られてもいい。

実はここは、先の震災で流れ着いた漂流物等でできているとのこと。改めて、ここは「サウナ」という形を取りながら、川口さんの「発達」に込められた3つの熱い思いや関わる人達の様々な才能が、とにかく自由に形になって表現されている場所なんだな、と思った。いつものサウナが、熱い思いを核にしてこんなにも自由に創れるものなんだ、ということに、本当に感じ入ってしまった。

今後もこのサウナは「発達」を続けていくという。今後の計画もとにかくぶっ飛んでいた。川口さんのためにも今後ここを訪れる方々のためにも、それはここでは書いてはいけないと思っている。また1年後にでも来るしかない。ここの「発達」をこれからも楽しみにして、何度も訪れたい。

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