だいこちゃん

2024.10.24

1回目の訪問

【サ旅2024 新潟・山形・福島】
いつの日か、47都道府県のサウナをすべて巡りたいという野望を完遂させるため、今回は3泊4日でまだ一度もサウナを訪問していない新潟・山形・福島の3県を巡るサ旅を計画した。

最初は、移動時間の関係で、新潟はただサウナ付きホテルに泊まるだけの予定だったが、やはりどうしても「日本海を眺めながらととのいたい」という要望を実現するため、ここSHIIYA VILLAGEを選択。そして仕事の予定を調整し移動時間の余裕を確保。それでこちらにお邪魔することができた。

16:00IN。施設は築100年以上の古民家をリフォームして作ったという。宿泊も食事もできるとのことだが、今回はサウナのみ。大人気の施設だが、この日この回は他にお客さんがおらず、我々だけの貸し切り状態に。これはとてもありがたい。

こちらの施設の内容は他の方々が書かれているので省略。まずはシャワーで湯通ししてからサ室へ入り、ロウリュして体にしっかり熱を入れたら、サ室を出て0歩の、おそらくチラー無しだが18℃くらいのちょうどよい温度の水風呂でクールダウン。

休憩は高い壁に囲まれた広い中庭で。椅子が多く配置され座るところに困ることはない。しかし、外界と隔てる壁にドアがあり開いていて、その先に日本海が見える。そうだ、今日は日本海を見に来たのだ。1セット目のととのいはとりあえず置いておき、ドアの向こう側へ足が向く。

ドアの外は、道一本隔ててすぐに日本海が広がっている。空一面に広がる灰色の雲と、荒々しく防波堤にぶつかる波は、まさに日本海だ。道を渡って砂浜を行けば、すぐに波打ち際に着く。そこで改めて水風呂代わりの海水浴をすることもできるが、体が砂だらけになるのでぐっと我慢。

一旦建物の壁まで戻ると、外壁沿いにととのい椅子が2つ、海を見ながらととのえるように置いてあるではないか。今日はここが定席になりそうだ。

何度かセットを繰り返していくうちに、少しずつ空が暗くなっていく。17:00頃が日の入りなので、それに合わせてサ室と水風呂を出たら海を見れる定席へ。あいにくの曇り空だが、水平線の少し上だけは雲が薄く、沈みゆく太陽に照らされてやや橙の雲の層ができる。今日はそれを夕日だと思うことにする。日本海の風に火照った体を冷やされながら、日本海の夕日が沈んでいくのを眺める。BGMは日本海の波の音だけである。そして、夕日が沈んでしまえば夜の帳が下りて、もう空と海を区別することは難しくなる。

夕刻から夜へ、たちまちに風景を変えてしまう日本海を見ながらのととのいができる場所は、なかなか見つからないはず。今回の選択は、期待通りの正解であった。

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