YoungBoyTsuyopon

あれは2011年11月のアーバンな夜だった。

私は本日アーバンスパの105℃のサ室で5セットしたあと無料のマッサージチェアでほぼ気を失いながら走馬灯を見ていた。

当時私はトロントに1年住んでいたのだが、新たな刺激を求めてニューヨークに引っ越した。トロントでレンタカーを借り途中ナイアガラの滝でカジノを嗜んでからニューヨークを目指した。車を走らすこと12時間。

私は遂に憧れの地へと降りたった。

私の住まいは黒人しかいないブルックリンのフランクリンアベニューという土地だった。外を歩けばドラッグの売人が陽気に声をかけてくる。さらには売店は鉄格子で囲まれていて商品を注文すると手だけ出てくる斬新なスタイル。

どうやらまあまあ治安は悪そうだ。
平和なトロントとは全くの異世界で正直心が踊った。

私は少し仮眠を取った後、ブルックリンの夜を散歩することにした。

それはニューヨークでの初めての夜での出来事。

適当に散歩をしているとプロスペクトパークという公園があったので入ってみた。

夜の公園はかなり不気味ですぐに引き返そうとした時、後ろから声を上げながら数人の人達が走ってきた。驚いた私は逃げた。全力で逃げた。しかし、さすがアメリカ人だ。私とは身体能力が違うのか後ろからタックルを喰らいそのまま地面に私は倒れた。

そのまま取り押さえられた私は倒れたまま両手を後ろに持っていかれて手錠をかけられたのだ。どうやら警察だった様だ。

その後、どんどんと警察の数は増え数十人の警察に囲まれながら尋問が始まった。

警察「何をしてた？」

私「今日ブルックリンに引っ越して来たので散歩をしていました。」

警察「嘘をつけ。何をやっていた？マリワナか？コケインか？」

私「私は日本人なのでそういった類のものは持っていません。」

複数の警官が暗闇の中、懐中電灯を照らし証拠を探していたが当たり前だがその証拠は見つからなかった。

警察「じゃあ何故逃げた？」

私「複数人が背後から走ってきたら誰でも逃げませんか？」

数時間私は手錠をかけられ拘束されたが結局証拠は見つからなかったのと日本人だという理由で開放された。

警察「ニューヨークの公園は夜はギャングがいるから入ってはいけない。軽犯罪になるから覚えておくように。」

私は解放されたがちゃっかり警察は軽犯罪の切符を切った。

警察「後日クリミナルコートに行き罰金を払いなさい。」

そんなニューヨークでの初めての夜だった。
続きは画像で。

お久しブリトニースピアーズ！！

夏のラッコちゃんは熱すぎてサ室に4分しかいれない熱耐性0の私は1ヵ月ほど積極的に浮気させて頂いておりました。

「積極的な休養です！！」

その間の数々のワンナイトラブも素敵な夜でしたがやっぱりラッコちゃんは私がサウナと出会った地であり聖地でした。

そんな訳で私の衝撃的な出会い達を書き綴ろうと思う。

①ブリトニースピアーズ
少年つよぽんはTVKでビルボードTOP40を鼻くそを食べながら観ていた。そこに現れたのがブリトニースピアーズ。

まさにワールドワイド！！
baby one more time激ヤバSHIT。

少年つよぽんは世界の広さに脱帽しつつ将来はブリトニースピアーズと結婚したいと思った。

②ゴマキ
少年つよぽんはTVを本気でかじる位の勢いでASAYANを夢中で観ていた。
そこに現れたのが観たこともないレベルの中学生。

少年つよぽんは本気でワンチャンあるんじゃないかと思い将来の自分に期待した。
将来結婚して下さい。

③鈴木あみ
少年つよぽんは当時ASAYANとギルガメとトゥナイトに夢中だった。でもやっぱり少年は純情だ。突如現れた鈴木あみに1番興奮した。ラジオも聴いた。CDは全部買った。しかも座間市在住。確実にワンチャンある。
歳上のお姉さんも悪くない。
もし宜しかったら結婚して下さい。

④ラッコちゃん
スーパー銭湯巡りが趣味の30代のつよぽんはサウナは嫌いと勝手に決めつけていた。
あの太古の湯グリーンサウナですらサウナに入らず何回も行ったことがあるほどだ。
そんな私に運命のモーメントが訪れた。
幼稚園からの友達であるさばん氏に連れられて私は久しぶりにAKCを訪れた。そこで現れたのがSSK氏だ。私はこれでもかとブロワーで乳首を攻められた挙句に逝ってしまった。

水風呂も外気浴も知らなかったが、その時初めて教えられあまりの快感に完全にハマってしまい今に至る。お恥ずかしながらサウナブームすら知らなかった。

それ以来AKCに足繁く通い来月で1年が経つ。最近は探究心と夏が邪魔をして足が遠のいてはいたが11ヶ月で55回通ったという事実を顧みるとやはり人生においての1番の衝撃的な出逢いは妻を除けばラッコちゃんだったのかもしれない。

そんな私は今宵は19:30に仕事を終え10分で帰宅。10分で夕食を済ませ19:50に家を出た。車を10分走らせ20時にAKCに到着。

文字数制限。

本編書けないのかーい。
とにかくAKCに通い友達も沢山増えて幸せです。10000サ活コングラッツ&そべおさんHBD。

「オフロイキタイ」

友人からLINEが来た。
これは明らかに私への牽制だ。

「サウナイキタイ」とLINEを私にしようものなら、It’s Automaticにほぼサウナ専用施設アーバンスパに行くことになる。

私はそのメッセージを瞬時に解読してみせた。今日の彼はサウナも温泉も楽しみたい様だ。汲むよ俺はその気持ち。

そしてこのグループLINEにはもう1人地元のサウナ友達がいる。

彼は仕事の関係で21時からならJoinが出来るそうだ。

そうなってくると選択肢は狭まる。
AKCには3人で腐る程行っているので、少し遠いが私達は湯花楽秦野店へ足を運ばせることにした。

少し飛ばし気味に車を走らせた私は21時に湯花楽にいた。台風の影響か道は空いており30分で着いてしまった。

しかし私は何故か1人だ。

どちらかというと誘われた側の私だが悪天候と家庭の事情により2人にドタキャンをされていた。

なかなかないよ3人が1人になること。

しかし私の舌はもう完全に湯花楽だった。
フォアグラを食べる気満々だった日に北京ダックが食べれますか？

L'Arc〜en〜Cielが聴きたい時にGLAYが聴けますか？

二郎が食いたい日に本丸亭の上品なラーメンが食べれますか？

そんな訳でIt’s been a while 湯花楽さん。

実は湯花楽さんのサ室は大好物だ。（2回目）
どのくらい好きかと言うと塩をかけたスイカぐらい好きだ。

本日のサ室は常に90℃台だったのだがセルフロウリュが出来るせいか湿度がとにかく高く私みたいなヘナチョコサウナーには7分が限界だった。あとサ室の匂いが好き。

サ室の匂いを例えるならカッパドキアっぽい匂い。

まあカッパドキアなんて行ったことないけど画像検索して頂ければなんとなくキモチハツタワルと思う。

そして本日のハイライトはセルフロウリュ。

明らかにヒップホップが好きそうな5人組が露天でなかなか賑やかに振る舞っていた訳ですが、彼らは言いました。

「よしっサウナ行こう。3分が限界だろうけど。」

そして見事に私とタイミングが重なりサ室で偶然偶然した訳ですが、サ室でもとにかくよく喋る。

私はヒップホップをこよなく愛する元ラッパーだ。お願いだこれ以上ヒップホップの印象を悪くしないでくれ。

そんな訳でセルフロウリュチャンス到来。
私はヒップホップのこれ以上のイメージ悪化を危惧しセルフロウリュマイクチェック1.2してやりましたよ。

そしたら作戦は大成功。
彼らはそそくさとサ室を後にしました。

サウナなら答えをくれるはず。

私は毎回そんな淡い気持ちを抱きながら入館する。

しかしどうだ。
サウナが答えをくれたことがあるだろうか。

私は過去に何回もこの難題に挑戦したものだ。

転職活動に悩んだ日々、将来への漠然とした不安に苛まれた日、競馬のG1レースの前には全馬の近5走を暗記してサ室で予想したことだってあった。

しかしサウナは結局答えをくれなかった。
それどころか2.3セットもすればせっかく持ち込んだ課題なんて毎回忘れてしまっていた。

そう私は全ての民に伝えたい。

サウナに多くを求めるな。

「気持ちいい。あー気持ちいい。あれっ悩みってなんだったけ？テヘペロ」
ぐらいで十分じゃないか。


そんな私は今宵もアーバンスパのサ室内で積極的にTVを観ていた。

105℃の熱波の中、浜辺美波さんがCMに出ている。

人には好みがあるので好き嫌いがあるのは当然だ。

私は浜辺美波さんが好きではない。
もし仮に告られても断るだろう。

もし仮に深夜に浜辺美波さんがインターホンを押してきて泊めて欲しいと懇願されても冷酷に断るだろう。

知らない人は美人でもナタリーポートマンでもアリアナグランデでも泊めてはいけない。
それは人類の常識。


本当だろうか。


私は105℃の熱波の中考えた。
乾いた熱帯夜と化したサ室がこれでもかと私の脳を覚醒させていく。

そんな訳でシミュレーションスタート。

浜辺美波さん
「つよぽん。好き。付き合ってくれない？」

答えは簡単だ。
浜辺美波さんは全然タイプじゃない。
むしろ嫌いのカテゴリー内に属している。

私は答えた。

「もちろん。俺も前から美波ちゃんが好きだったんだ。」


サウナは時に答えを導き出してくれるものだ。

私はどうやら浜辺美波が好きだった様だ。

これからは美波ちゃんと呼ぼうと思う。

今日もナイスアーバン。


…..


なんか全然アーバンスパのこと書いてないから以下まとめ

・105℃のドライサウナ
・水風呂16℃で淡麗でチョーベリベリ最高ヒッピハッピシェイク
・スチームサウナのフィーバータイムは安定のホワイトアウト。遭難するから気を付けて
・スタッフが最高！！
・私的には客層も良いと思います。
そりゃたまに、DQNと遭遇することもあるかと思いますが、夜はたまにお喋りしてる若者がいるぐらいで快適に過ごせます。
・ドライサウナ後→水風呂　スチームサウナ後→シャワーが最近のお気に入り。

広瀬すず「つよぽんどうだった今日のサウナ？」

私「すごく良かったよ。目の前が川だから川のせせらぎを聴きながら外気浴出来るし。水風呂は小さかったけど天然水で最高。超気持ち良かった。」

すず「うん。うん。それでそれで？」

私「サ室は小さい上、今はコロナの影響で定員は3人までだったんだけど、インテリアは南フランスを彷彿させてて俺的には好きな世界観だったな。あとヴィヒタが沢山祀られていたよ。」

すず「ニースみたいな感じ？私行ったことないけど。温度はどうだった？」

私「まあ俺もフランス行ったことないけどね。温度は90℃だったから日頃からアーバンスパで鍛えられてる俺には物足りなかったけど、その分じっくり長めに入って芯から温めようと心掛けたら最高だったよ。あと15分と45分にオートロウリュもあったよ。」

すず「分かる分かるー。施設ごとの個性をリスペクトして、与えられた環境の中で工夫するのもサウナの醍醐味だよね。」

私「あとさ水風呂の横に32℃〜34℃くらいの超温い温泉があってさ、それがまた気持ちいいんだよ。外気浴の代わりに2セットはそこでリラックスしてたよ。それで女湯はどうだったの？」

すず「実はさ朝から女の子の日で入れなかったんだ。ごめん！！つよぽん楽しみにしてたから言えなくて。だからハンモックに揺られながら神田川ばりに待ったよね。」

私「すず…..」

すず「まあでもアリスとのサウナYoutuber計画の妄想してたから大丈夫。大自然の中気持ち良く計画を練ってたよ。」

私「すずとアリスは知名度が半端ないからセクシーはいらないよ。俺ああいうの嫌いなんだよ。セクシーとサウナは絶対に一緒にして欲しくない。だからすずとアリスはモジモジ君スタイルで配信してよ。マジで好感度しか上がらないよ。」

すず「モジモジ君スーツに脇汗がセクシーダイナマイト2021だね♡ある意味セクシー動画になっちゃうからつよぽん嫉妬しちゃうかも♡」

……

そんな妄想が出来た素敵な施設でした。


まあ実際はサウナの大先輩であるくじらさんとシングルバンビさんと行ったんだけどね。

あとフロントで無料の天然水が飲めるのですが美味でした。（6杯飲みました。）
また露天スペースの蛇口から出る天然水をペットボトルで持ち帰って良いそうなので次回は2ℓのペットボトル持参します。

サボタージュ。

いつ以来だろうか私が授業をサボるのは。
多分大学のスペイン語の授業が分からな過ぎて大学の図書館でラピュタを観て過ごした時以来ではないだろうか。

そんな訳で「バルス！！」

私は10月1日が有効期限の英会話レッスンポイントをあと8レッスン分保有している。

しかしだ、前職は新宿まで毎日通勤していたが現在は自宅から徒歩10分で職場に着く。

最寄りのレッスンスタジオでも町田。
オンラインでも可能だがまとめてレッスンポイントを購入するシステムなので案外意識しないものだが1レッスンは7000円ほど。
7000円のオンライン英会話レッスンって超高い。あり得ない。と思いなかなかレッスンを受けられずに時間だけが過ぎ去った。

私は仕事を終え重い足取りで駅へ向かった。

そうだ今日は英会話レッスンの日だ。

私は自問した。

「サウナ行きたくない？コロナ禍で英語使う？大体君の転職先の海外赴任ってタイでしょ？タイ人の英語なんて何言ってるか分からないからネイティブとレッスンしても役に立たないよ。」

人はサウナに行くための理由を探すものだ。

そして私はどうやら答えを見つけた様だ。

「Let’s サウナターイム。」

英会話レッスンの当日キャンセルはポイント消化扱いなので、本日2レッスン予約の私は超高額なサウナエクスペリエンスを体感出来るのだ。

絶対気持ちいい。

超高級サウナ。もう気分はアラブの石油王。
アラブ人特有の芳ばしい匂いを纏い高額なキャンセル料で追い込んじゃうスタイル。

せめてもの慰めとしてポイントカード制覇で頂いた無料券で入館。

今日はなかなか混んでいたが浴室はマジでサイレントマジョリティ。

105℃のサ室の中ではぐるナイが流れていた。芸能人が特殊メイクをして誰かを当てるというなかなか興味深い内容だった。

TVからは白塗りの芸能人。
私はすぐに分かった。ピローン。

「木下ほうか」

そして次にサ室に入ると女装した男性だ。
ピローン。

「パンサー向井！！」

どうやら違うらしい。
私のサ室平均滞在時間は5分だがもう5分を軽く過ぎている。

そんな中CMを跨ぐ。

辛い。拷問だ。しかし私は録画でもCMはしっかり観る派だ。
企業はCMを流すのに多額の投資をしている。
それを見ないなんて貴方は出来ますか？


私は出来ません。


私は耐えた。人生で初めて12分サ室にいた。

因みに答えは、

「Snow Man渡辺翔太。」

誰やねん。

祝・12分♡
文字数制限

ジャジャジャジャーン♪

時計の針は15時20分を廻る。
私は小田原市にある生命の星・地球博物館にいた。

私はソワソワしていた。
そう15時45分からの新潟記念の発走が間近だったからだ。

そんな最中、私の目に思いがけないものが飛び込んで来た。

「ギベオン隕石」

ジャジャジャジャーン♪

運命だ。私は人生で初めてギベオン隕石と対面した。そして15時45分発走の新潟記念にはギベオンという名の馬が出走する。

これはまさに「運命」。

ギベオンが出走する直前にギベオン隕石と初対面する確率は一体どれほどの確率だろうか。それはまさに天文学的な数字だろう。

ギベオン隕石だけにね。

私は確信した。新潟記念はギベオンが勝つ。
私は迷わず博物館内で10番人気33.8倍のギベオンの単勝を買い足した。

私は博物館内に展示されているT.REXの化石に圧倒されながらもラジオで新潟記念を聴いていた。

…..


ギベオンはシンガリ負けでした。

なんでやねん。

どう考えても運命だったでしょ。この上ない運命だったでしょ。これが運命じゃなかったらこの先「運命」なんて言葉は絶対に信じません。

アンチ運命。

Fuck運命。

一目惚れして運命感じちゃってるそこの少年。君だよ君！！

運命なんてありませんから！！

いやマジでベートーヴェン！！
貴殿もバッハみたいにカツラ被れよ。なに頑なにカツラ被らないで音楽室に居座ってんだよ。

あーベートーヴェンにカツラ被せてー。

羊みたいな髪型強要してー。

そんくらいの権力持ちてー。

そんな訳で気持ちを取り乱した夜にはアーバンスパが最適だ。

本日は家族サービスが長引き美味しいパスタまで作ってしまった訳で完全に出遅れスタート。

美味しいパスタ作った俺♪

75分でディープインパクトばりに追い込んでやりましたよ。スチームサウナには一回も入らずに105℃のドライサウナに全集中熱の呼吸しちゃいました。

75分で7セット。

信じられます？

えーー可能なんですよ。
だってサ室滞在時間5分ですからね。

とにかく何が言いたいかと言うと時間がなくてもアーバンなら大丈夫。

無駄が全くないサウナーのサウナーによるサウナーのためのサウナ施設なので正直60分もあれば充分だと私は思います。

忙しい方に是非アーバンスパをオススメしたい。

そう私みたいな超絶Busyな新米パパにはぴったりDEATH。（休日だけ忙しい。）

貴方はサウナに行くと決めた日にサウナに行かないことは出来ますか？

私は出来ません。

至近距離で銃撃されたとしても私はサウナに向かいます。

本日はとっても眠いので、三言だけ言わせて下さい。

一言目。

仕事がシフト制平日休みから8時半出勤土日休みに変わった私は10年間の夜型生活の影響でとにかく眠いです。
気を失いそうな眠さでしたがサウナに行くと決めていたので来ました。

眠かったです。

もうサウナとか無理。

マッサージチェアで寝落ちして起きた瞬間が1番ととのいました。

因みに英語で夜型人間はNight Owlです。
Owlはフクロウを意味します。
言い得て妙ですね。

眠い時は寝よう。
サウナよりGo to bedした方がととのいます。勉強になりました。

二言目。

私はサ室から出て外気浴をしようと外気浴チェアに聖なる水をかけました。
そして桶を戻しに行き外気浴椅子に座ろうとすると、その一瞬のモーメントの間に確かに歴史が動いていた様で、ネックレスをした青年が再び外気浴椅子に聖なる水をかけようとしているではないか。

どうする俺？

主張する？

「そこ俺がもう聖水かけたとこだよ！！」って主張する？

瞬時の判断とは常に難しい。
記者会見中のうっかりの一言だけ切り取られてしまうクローズアップ現代だからこそ一瞬の判断には細心の注意を払いたい。

しかし私は今宵は主張することにした。

彼が聖水を掛けようとするモーションに入った瞬間にさも当たり前かの様に座ってやった。

これは難しい問題だ。
私からしたら聖水をかけた後に外気浴チェアに座ることは当然の権利だが、彼はその私の一連のプロセスを知らない。

つまりは彼からしたら彼が聖水を掛けようとした瞬間に無礼にも外気浴チェアを横取りした人になるのだ。

彼は苦虫を噛み潰したような顔で言った。

「どうぞ。」

ちゃんと説明したかったが面倒臭いのでやめた。

人生において大したことじゃないしね。

実際俺が「先約」だしね。


三言目。

眠いので今日はサ活が書けません。
だから今宵はチェックインします。

勇気を出してチェックインします。




本当にしちゃうよ！？






チェックメイト！！

アポカリプス（世の終末）。

私は現在、1999年7の月以来の絶望に襲われている。絶望、不安、果てしない孤独が全身を蝕んでいる。

皆様は知っているだろうか。
それはカマキリの話。

子供達に大人気の勇敢な緑の昆虫の代名詞であるカマキリはカマキリであってカマキリでない。

実際はハリガネムシに寄生されたカマキリという動体を持つハリガネムシなのだ。

ハリガネムシはカマキリに寄生するとカマキリが捕食した生物からの栄養を頂きスクスクとカマキリの体内で成長していく。

そして最後はカマキリの脳をもマインドコントロールしカマキリを入水自殺へと追い込む。

水中でカマキリの体内から脱出したハリガネムシは本来の居場所に戻り卵を産む。

因みにやっとハリガネムシから解放されたカマキリはそのまま魚の餌となり跡形もなく消えていく。

これが食物連鎖というものだ。

私は末期だ。
もう既に絶望という寄生虫が私の脳をマインドコントロールしている。

そう今日は転職前の有給休暇期間最終日。
かのノストラダムスの大予言ですら当たらなかった。
私がジタバタしたところで明日はやってくるのだ。

そんな寄生虫に蝕まれた私は9時のOpenと同時に入館した。そう全ては絶望という寄生虫を体内から出し、さらにはサウナで昇華させる為だ。

サ室の温度は92℃から始まり5セット目には96℃に達した。相変わらずサ室のオイニーはアロマの良い匂いだ。

マイルドな熱波と良い匂いと深めの水風呂がいつでも私を優しく包み込んだ。

そして太陽の下、自らの不甲斐のない人生を悔やんだ。

しかし、やがて寄生虫は体内から出ていきサ室で跡形もなく消えていった。

明日から私は人生のターニングポイントを迎える。体内から寄生虫を追い払った私は明日から人生を本気で生きようと思う。

今まで適当に大学生活を過ごし、適当に海外を放浪し、適当に仕事してきてごめんなさい。その代償は今しっかりと払っております。

そんな訳で5セットからのさらに5セットをしに私は旅立ちます。
そのまま外気浴しながら絶命してきます。

以上、oyugiwaの漫画コーナーより絶望と希望をお届け致しました。

思考回路はショート寸前。

私は妻の実家である弘明寺から国道1号線に乗り秦野にある「さざんか」を目指していた。

Driver’s Highに陥った私は手を伸ばし地平線に届くように限界まで振り切り車を走らせていた。

新湘南バイパスの手前の赤信号。
私は念の為「さざんか」のHPをマイクチェック1.2すると。

「当館休業のお知らせ」が両目に襲い掛かってきた。

私は思わず車の中で叫んだ。

What da fuuuuck！！

まさに思考回路はショート寸前で迷わず私は右折をし地元を目指した。

今すぐ会いたいよ。

そして私は月の光に導かれ何度も巡り会う。

私は何故か夏休みの午前中のタッチ（セーラームーンじゃない。）の再放送を思い出しノスタルジックに浸りながらも導火線に火をつけて不思議なほどハイな気分でアーバンにinした。

やはり地元は最高だ。
27回目の巡り会いも安定の最上級。

Hot Hotter HottestならいつでもHottestの世界観。

私はそっと悲しみにこんにちはをし105℃の熱波の中星屑ロンリネスを噛み締めた。

1セット目から私は「最高のフィナーレをYeah」を意識したが、ここで負けては有給消化中につき食いしん坊万歳の私のわがままなセルライト達の思うがままだ。

私は意を決し1キロ減るまでは帰らないことにした。

その道程は過酷だった。

〜略〜

私は1キロを減量した末に大気圏を突破し完全に銀のメタリックハートを手にした。

今日もあなたに首ったけ。

月に変わってお仕置きされちゃいました。

泣きたくなるような　moonlight
電話も出来ない　midnight
だって純情　どうしよう

今日も私のハートは万華鏡。

ミラクルロマンス♡

〜どこにでもあると思うなシャンリンシャン〜

綺麗なお姉さんは好きですか？
大好きです！！

因みに私のタイプはビリーアイリッシュです。

上記は私が「くさつ」へ初訪問した時のサ活だ。前回はうっかりシャンリンシャンを忘れてしまった私だが本日はしっかり持参した。

因みに私はDua Lipaも大好きだ。

シャンリンシャンを持参する際に大活躍するのがホテルのアメニティだ。私は国内外を問わず旅が大好きなのだがアメニティはしっかりと持ち帰る派だ。

高級ホテルともなるとアメニティがブルガリだったりもするのだが、さすがにブルガリともなると使うのを躊躇ってしまい何年もクローゼットの中で眠っている。

そんな訳でLong time no see くさつさん。

本日は私の大好きな妻の実家にお泊まりの日だ。私は横浜のサウナに行きたいが故に妻を積極的に実家に帰らせている。

年に数回ではない。月に2.3回だ。
ついぞや義母は私の為にベッドまで購入してくれた。そうだ私は寄生虫か何かだ。

妻の実家から車で5分。
駐車場に車を停めると隣りには新車のBenz GLCが停まっていた。少しだけ嫌な予感がした。

本日はとにかく暑かったので温泉の類はご遠慮させて頂きサ室へ。

サ室の温度は86℃でヒノキチオールの香りに包まれていた。10分に1回ライトアップされ、ささやかなオートロウリュも楽しめる。

8分も経てば私は立派なゆで太郎と化し贅沢にも黒湯の水風呂へ。温度は24℃なので隣接するシャワーを浴びてから水風呂に浸かることをオススメする。

シャワーヘッドはホテル仕様のオーバーヘッドシャワーなので大胆に冷水を浴びれるのが特徴だ。

またこんな真夏日でも温泉に浸かることなく黒湯を水風呂で楽しめるのはFeel so so goodだ。

私はガス臭い黒湯の匂いが大好物DEATH。

外気浴は露天スペースで行うのだが圧巻の城壁と対峙しながら行う。

私は酩酊としながら石造りの椅子に腰掛けると60代の白髪の男性がいた。

「おっおおお義父さーーーーん！！」

義父
「サプラーーイズ。」

やはりあのBenzは義父の車だった様だ。
話を聞くと私が出た後に地元民だからこそ出来るショートカットをして私より先に入館したらしい。

私はサ室で考えた。
義父は現在67歳。あと3年で免許を返納するそうだ。

よしっこのまま媚びを売り続けよう。
そしたら3年後には義父のBenz GLCは私のもの。（しかも新車）

私は言った。
「次回も一緒にサウナに行きましょう！！」

サウナ愛好家達はサウナに行く「理由」を常に探しているものだ。

そんな私もその1人。

本日はなんとなくだが携帯を機種変した。
転職前の夢の有給消化期間中の私はとにかく時間を持て余していた。

SoftBankの店員さん
「こちらのiPhoneは64GB、128GB、256GBが御座います。

私
「64GBで充分です。」

店員
「64GBと128GBの月額の差は100円です。それでも64GBに致しますか？」

私
「それなら128GBでお願いします。」

数分後…

店員
「在庫が64GBしかありませんでした。」

えぇーっ！！

月額100円しか変わらない情報それなら絶対知りたくなかったんですけどー。

タライ落ちてきましたよ。

もうねドリフだよ。ドリフ。

そんな訳で8時だよ全員集合！！（生まれてない。）

128GBに後ろ髪引かれ隊（ギリギリ生まれてる）の私は本日も運良くサウナに行く理由を見つけてしまった。

今日はケチってコンタクトを付けなかったので視力0.03の私にはサ室のテレビも温度計も時計ですらも見えなかった。

だがしかし、ホテルの支配人風のモロ師岡さんと課長島耕作さんが今日もいることだけは分かった。

常連さんだけは見えなくてもオーラだけで分かるスタイル。

今日はとっても混んでいたが、それでも皆様ルールを遵守し快適だった。
ほとんど見えないので聴覚だけを頼りにしている私が言うのだから間違いない。

106℃と思われる熱波の中、時計も見ずテレビも見えずに対峙する時間は永遠だ。

TVからはラフマニノフのクラシックが流れている。

何分経ったが分からないが小学生の頃の45分授業くらい長かった。

時間は誰にとっても平等だが情報量が少なければ少ない程長く感じるものだ。

私は確かに今日アーバンスパで永遠を感じていた。

そんな中、外気浴中に偶然さんしたKakkunyaさんは言った。

「マッサージチェアしてくるね。」

私はすっかり忘れていた。
アーバンスパが無料のマッサージチェアを導入したことを。

私は6セットを終えた後だったのでサウナを早々に終え念願のマッサージチェア体験をする事にした。

マッサージチェアはフランスベッド製で至高の世界観だった。

スタッフの中田さんは言った。

「マッサージチェアは由緒正しきアーバンホテルから譲り受けたものです。」

私は思い出した。

文字数制限。
続きは画像で。

「ゴキブリ（以下G）は前戯をするんだよ。知ってた？」

付き合い立ての彼女（現妻）は熱海へと向かう道中で嬉々として語った。

そしてGのメスは一生に一回しか性交をしないという。

私はその時思った。

Gもなかなか一途なところがあるんだな、次に出た時には少しだけ優しくしてあげよう。

そしてX dayは突然に。

私が家を建ててから3年が経つがまだGは出現していない。

そうここはG界の永世中立国。
Gの侵入だけは絶対に許さない。

そんな私が本日風呂から上がると、不穏な音が耳を襲った。

「ブオンブオンブオンブオン」

木霊する不快な音。
私は覚悟した。これは私が子供の頃から恐れる北朝鮮のヘリ部隊の襲来かもしれない。ヘリからハシゴを下ろし北朝鮮軍が降りてきて地上戦が始まるのだ。

意を決した私が天井を見上げると不快な音を木霊しながら昆虫が襲いかかってきた。

私は腹の底から声を出した。

「キャァァアアアー。」

妻がやってくる。
妻も腹の底から声を出した。

「サモハンキンポー！！」

ついに我が家にもGが襲来した。

……

カナブンだった。

しかし、それでも怖い。カナブンでも十分怖い。

私は中腰でゴキジェットを噴射した。

そんな夜だった。

「そうだサウナへ行こう。」

今宵もアーバンスパにはホテルの支配人風のモロ師岡さんがいた。
昨晩もAKCで一緒だった。
なんならアーバンスパでもAKCでも毎回遭遇する。

だがしかし私のサウナ仲間達は誰もモロ師岡さんを知らない。

例えるならモロ師岡としか形容出来ないのに誰もモロ師岡さんを認識していない。

もしかしたら私にしか見えていないのかもしれない。

そんなホテルの支配人風のモロ師岡さんは恐らく汗流しカッターだ。
私はずっとそんな疑念を抱いていたので今宵は検証することにした。

まず外気浴を共にし同じタイミングでサ室に入る。

パラリンピックの開会式がTVでは放映されている。橋本聖子会長の虚無な言葉達が106℃の熱波によりさらに乾いた意味のないモノへと昇華されていった。

すげーな橋本聖子。
何も刺さらない。
私は日本の未来を憂いていた。
モロ師岡さんは胡座をかきながら橋本聖子の空虚な念仏を聞いている様だ。

私は後悔した。
タイミングをズラすべきだった。モロ師岡さんはレジェンドだ。同じタイミングでサ室を出ることはmission impossible。

続きは画像で。

Long time no see ラッコちゃん。

ホームサウナながら今月3回目。
今月のサ活数は16回。

3/16の純情な感情の割合は18.75%。

そう私は意図的に避けていた。
それは恋愛のかけ引きと同じだ。

私が現在恋をしているのはラッコちゃんa.k.a 小松菜奈。

私は少々菜奈に入れ込み過ぎていた様だ。

毎週の様に菜奈を指名していた。
家に帰っても菜奈とLINEをした。

そんな日々だった。

仕事後に菜奈。暇な日に菜奈。転職活動に悩んだ日に菜奈。転職が決まった日に菜奈。現職の最終出勤日の前日には菜奈PARKを貸し切って盛大に祝った。

そういつも私の隣りには菜奈がいた。

Stay by my side feat 菜奈だ。

しかし時は2021夏。
正直暑い。

こんな暑いのにも関わらず菜奈が作り出すサ室はとにかく熱かった。
熱いだけなら全然OKなのだがとにかく湿度がこれでもかと私を追い込んだ。

菜奈は温度と湿度を併せ持つ魔性の女だった。温度に関して言えば本気を出せば160キロを越え、湿度に関しては軽々メジャーで40HRを超える実力だ。

「サウナ界のベーブルース。」

全米が泣くサディスティックな世界観。

サ室に入ればIt’s show timeとご機嫌に迎え入れてくれるのだが、とにかくオフェンス重視の戦術が私を追い込む。

最終ラインの位置がグアルディオラ並に高くGKまでもが攻撃の一手を担うスーパーガンバリゴールキーパースタイル。

私は4分でオオタニサーンと叫びサ室を出ていく日々だった。

菜奈は夏でも熱かった。
さらには大谷翔平の存在までチラつかせてきやがる。

恋愛のテクニックは距離感だ。
私は菜奈と距離を置くことにした。

毎日既読スルーは当たり前。

AKCの前を通ったとしても葛の湯に行ってやった。さらにはOYUGIWAに行った日だってあった。

そんな訳で本日は10日振りの菜奈とのご対面。

サ室の温度は92℃。
さらには団体様がサ室のドアーを開けっ放しジャーマンで空き席をカウントするもんだから超マイルド。

上記の行為を肯定はしないけど今宵は気持ち良く汗を流せました。

やっぱり距離を置くって戦略的に超有効。

今日は例えるなら「サウナ界のトータルフットボール」でした。

気持ち良く華麗に攻めて貰った結果セクシーに減量出来ました。

距離を空けた甲斐あって今日の菜奈は優しくて戦略的でした。

今日もありがとうラッコちゃん2021夏🦦

メッシ！！

私はサウナに飽きていた。
転職を間近に控えた私は誰もが羨む有給休暇中。コロナ禍で無ければ趣味の海外旅行に行く予定だった。

行き先は飛んでイスタンブール。
それからトルコ屈指のリゾート地ボドルムにて日光浴をしながらパッションフルーツを頬張る。（BGMはDrakeのPassion Fruits）

そして最後はカッパドキアで気球に乗り文字通り「飛ぶ。」

そんな青写真はCOVID-19によりことごとく破り捨てられた。

私は今ただひたすら煩悩と言う名の快楽と飽くなき探究心に忠実に従いサウナに毎日通っている。

しかし正直飽きている自分がいた。
それでもサウナという麻薬が私を突き動かす。

私はサウナに飽きた先の景色が見たかった。そこは恐らくまだ未開の境地であり、生活が日常に戻れば恐らく経験が出来ないであろう辺境の地だ。

そんな訳で私はまだ見ぬ快楽を求めて新規開拓の地「さくらゆ」を訪れた。

脱衣所から浴室、サ室までとにかく綺麗。
ちょっと感動しちゃうレベルの清潔感。

潔癖症の人にオススメだ。

サ室は92℃でとにかく良い匂い。
ヨーロッパのリゾートっぽい匂いとでも形容しよう。

水風呂は16℃で詳しいことは分からないが超気持ち良い。本当に気持ち良い。
絶対水が良い。多分ね。

外気浴スペースは露天風呂のスペースで行いTHE和風な世界観でしっかりと視覚でもととのう。

そして圧巻は超強力な「うたせ湯」だ。
もうわざわざ滝行に行く必要はなし。
ワガママに重力に身を委ねた水がこれでもかという圧で頭上に襲いかかる。

私は頭皮を中心に攻めて攻めて攻めまくった。これはまさにスカルプ界のゾーンプレスだ。

嗚呼っ快感。

サウナと「うたせ湯」で飛べた。
トルコに行かなくても全然飛べた。

私は今日確かにさくらゆで辺境の地へ辿り着き飛んでイスタンブールを体感した。

そして退館後本日ご一緒頂いたdecoprio氏は言った。

「つよぽんが沖縄から帰って来たらサウナ奢る約束してたの忘れてた。これあげる。」

私は両手を天に掲げ歓喜した。
気分はまさにゴール直後のオーバメヤン。
私は前宙返りを披露し感謝の思いを表現した。

人に奢って貰うサウナはまた格別であり未開拓の領域だ。

こんなんなんぼあってもいいですからね

「さくらゆ」
私は全国のサウナーにHighlyリコメンドする。

まだまだ知らない世界が確かにあった。

KZNY

これで葛ニューヨークと読む。

DKNY

これでダナ・キャラン・ニューヨークと読む。

私が本日訪問したのは横浜のNYこと葛の湯だ。

ここでは入れ墨の方も入館出来ることを加味して私はThe Bronxと呼んでいる

早速ロイヤルコースの人のみに与えられる鍵を使用し扉を開ける。
そして私は地下のダンジョンを目指し階段を降りた。

ここでのポイントはベタにドラクエの序曲を脳内で流すことだ。流すと流さないとでは高揚感が全然違うので必ずこの行為だけはおこなって欲しい。

これは2022年のセンター試験では必ず出る問題なのでしっかりと覚えておくと良いだろう。

出来れば脳内でゴーレムあたりのモンスターを連想すれば否応なく気持ちは高まるのでオススメだ。

そしてサ室に入りたい気持ちはひとまず落ち着かせゲルマニウム温泉に浸かる。

「20分の入浴でエアロビクス2時間のダイエット効果」

私はこの神の啓示を信じている。

真夏には少々堪える行為だが人生はタイムイズマネー。効率が良いことは大好物。
私は素直だけが取り柄なので20分ゲルマニウム温泉に浸かった。

その間は庭園のソテツに話しかけてみたり泉温泉の温泉分析書を眺め時間を潰す。

分析書の掲示にはこう記されている。

中央温泉研究所
甘露寺泰雄

これがまさにととのいポイントであり。
サ室に入る前から「柱」になれる。（鬼滅の刃より）

私は恋の呼吸を会得した恋柱。
こうなってしまえば全てを愛でることが出来る。

この地球上においての敵はなんだ。

自然災害か。それともハイキング中にうっかり出くわす森の熊さんか。

ノンノン。

人類においての一番の敵は人類だ。

ウォーキングデッドを観て欲しい。
最初は最上級に怖かったゾンビよりもシーズンが続くに連れて対峙する人間の方が恐い存在になっているではないか。

幽霊が人を殺したことがあるだろうか。
エイリアンが人を殺したことがあるだろうか。

私は恐い。

通り魔が恐い。

タリバンが恐い。

プーチンが恐い。

周近平が恐い。

でもやっぱり台風も地震も恐い。

本日のサ室は98℃。
私は外気浴スペースでひたすらシャワーを浴びていた。

人々はまさか私が外気浴をしているとは思わないだろう。

しかし、私は外気浴をしていた。
冷水を浴びながら。

日本の夏は暑い。
私は地球温暖化現象と人類を憂いながらもここKZNYで完全に逝った。

LOVE2021.

文字数制限。

トラウマ。

人は誰しもトラウマを抱えているものだ。

私にもある。
あれは私がまだ大学生の頃。
そう森乃彩がまだ「いこいの湯」だった頃だ。

私は人生初の岩盤浴に心を躍らせていた。
サウナも知らない若かりし頃。
私はじんわりと身体を温め大量の汗を流した。あまりの快感に感動すらも覚えたものだ。

しかし岩盤浴を終えると私は猛烈な腹痛に襲われトイレに駆け込んだ。

トイレに入ると視界は虚ろになり息も荒くなった。どうにか用を足しトイレを出たまでが私の記憶だ。

目を覚ますと私は病院のベッドにいた。

脱水症状で気を失い救急車で病院へと運ばれたのだと付き添いの友人が教えてくれた。

羞恥心の極みだった。

唯一の救いが友人が腹を抱えながらこのエピソードを笑ってくれた事と、倒れる前にトイレに行っていたことだ。

後に分かったことだが、脱水症状になると人は下痢になり救急車で運ばれる際には無残な状態で搬送されることも珍しくないそうだ。

私は生まれて初めて貧弱な胃腸に感謝したものだ。

あれから何年経っただろうか。
ようやく私の罪は時効を迎え「それ以来」振りの訪問となった。

そう今日は私のジハードの日。
虎と馬を倒しに私はここにやってきた。

サ室は94℃でオートロウリュの水がこれでもかとサウナストーンに降り注ぐ。

長い。

私が知っているオートロウリュは大体がセミのオシッコ程度だがとにかく雨は降り止まなかった。

私はこのオートロウリュをサウナ界の線状降水帯と名付けた。

しかし止まない雨はない。

やがて雨が止むと機械的にアウフグースが始まった。正直これは初体験。
前調べはしない派なのでこれは非常に驚き桃の木21世紀。

耐え切れずサ室を出ると広大な14.9℃のオアシスが私を待ち構えていた。

水深は90cmで中腰で水風呂に浸かれた。

その後外気浴を挟みよもぎ塩サウナへ。

これが非常に強烈でサ室を出る時には勇気がいるレベル。（町田のデスバレーと私は名付けた。）

本日はハチミツパックキャンペーンとのことで私はハチミツパックをしながら悶絶した。
サ室内もとにかくハチミツの匂いでWinnie the Poohの世界観。

私はその後、高温サウナ室には戻らず、
とにかくハチミツパックを繰り返した。

1パック、2PAC、3パック、4パック、5パック、6パック。

私は今日確実に東京のウエストサイドでトラウマを克服した。


マキャベリ！！


注:写真は厚木の知る人ぞ知るサウナーのチョモ君です。