地図からサウナが探せる！

アーバンスパ

温浴施設 - 神奈川県厚木市

YoungBoyTsuyopon

2021.09.25

33回目の訪問

あれは2011年11月のアーバンな夜だった。

私は本日アーバンスパの105℃のサ室で5セットしたあと無料のマッサージチェアでほぼ気を失いながら走馬灯を見ていた。

当時私はトロントに1年住んでいたのだが、新たな刺激を求めてニューヨークに引っ越した。トロントでレンタカーを借り途中ナイアガラの滝でカジノを嗜んでからニューヨークを目指した。車を走らすこと12時間。

私は遂に憧れの地へと降りたった。

私の住まいは黒人しかいないブルックリンのフランクリンアベニューという土地だった。外を歩けばドラッグの売人が陽気に声をかけてくる。さらには売店は鉄格子で囲まれていて商品を注文すると手だけ出てくる斬新なスタイル。

どうやらまあまあ治安は悪そうだ。
平和なトロントとは全くの異世界で正直心が踊った。

私は少し仮眠を取った後、ブルックリンの夜を散歩することにした。

それはニューヨークでの初めての夜での出来事。

適当に散歩をしているとプロスペクトパークという公園があったので入ってみた。

夜の公園はかなり不気味ですぐに引き返そうとした時、後ろから声を上げながら数人の人達が走ってきた。驚いた私は逃げた。全力で逃げた。しかし、さすがアメリカ人だ。私とは身体能力が違うのか後ろからタックルを喰らいそのまま地面に私は倒れた。

そのまま取り押さえられた私は倒れたまま両手を後ろに持っていかれて手錠をかけられたのだ。どうやら警察だった様だ。

その後、どんどんと警察の数は増え数十人の警察に囲まれながら尋問が始まった。

警察「何をしてた？」

私「今日ブルックリンに引っ越して来たので散歩をしていました。」

警察「嘘をつけ。何をやっていた？マリワナか？コケインか？」

私「私は日本人なのでそういった類のものは持っていません。」

複数の警官が暗闇の中、懐中電灯を照らし証拠を探していたが当たり前だがその証拠は見つからなかった。

警察「じゃあ何故逃げた？」

私「複数人が背後から走ってきたら誰でも逃げませんか？」

数時間私は手錠をかけられ拘束されたが結局証拠は見つからなかったのと日本人だという理由で開放された。

警察「ニューヨークの公園は夜はギャングがいるから入ってはいけない。軽犯罪になるから覚えておくように。」

私は解放されたがちゃっかり警察は軽犯罪の切符を切った。

警察「後日クリミナルコートに行き罰金を払いなさい。」

そんなニューヨークでの初めての夜だった。
続きは画像で。