2021.01.12 登録
[ 東京都 ]
晩に訪問、煌びやかな造形物に心が躍るが今後早朝以外に再訪は無いだろう。時に無知は無敵である。なんでサウナで帽子を被るのか。禿げてんじゃない?こんな会話を耳にした。無法地帯と化した施設では聴覚視覚を閉じ過ごすこととしているが、今回は完全な蒸し上がりを諦めどれ程にその割合となっているか観察してみたのだ。タオルを持たぬ民、拭かぬ民、流さぬ民、喋り散らかす民、騒がしいドラクエ達。おおよそ200人中、重複含め50人はこの範囲に留まり、黙浴とは無縁な空間が拡がる。だが何故だろうか、いつもそうだ。蒸され冷やされた後はおおよその事を肯定してしまう。色褪せた昭和の映像を見ていることにしよう、若者達は冷ややかな視線に目もくれず元気いっぱいで楽しそうだ。整髪剤を落とさぬ入浴・蒸されスタイルも美意識が高いが故であろう、まぁこれも千歩譲って良しとしよう。椅子で脳内満載瞑想をする事3分弱、思考はまた反転する。何故にわざわざ時間と金を費やしこの状況に身を投じ葛藤しているのか。繰返す思考輪廻は4セットが限界だ。分かっていた。どこへ行こう、西へ行くか東へ行くか、日頃の様々な選択に考えもせず思うがままに進んだ先には毎度後悔する結果が待っている。
男
[ 東京都 ]
昨晩に訪問。全体的に想像を超える綺麗なNEO銭湯であった。少々賑やかではあるが日頃の行いが悪いのか、単にタイミングが悪かったのかサ待に12分を費やしたのは未だかつて初体験である。が、結果的にこの12分は自身にとって重要な時間となったのだ。待ち時間が3分程経った頃だろうか、意識は過去へ遡る。着信から0.5秒で受話器を持ち上げ朝から晩まで馬車馬の様働いた我慢の時期を思い出した。今はどうか、気の赴くままにサウナへ通い、程よく蒸されたら水風呂へ、仕事の着信は二の次に放置し、マスクで分からぬだろうと好きな時に酒を嗜む。満足しながらも朧げながらどこかいつも感じている虚無に似た感情は我慢が足りなかったと確信する。我慢はガソリン、気持ちは待てば待つほど相乗する。序盤の待時間を精算する為に12分×3セット、普段とは異なる多幸感を味わえた。帰路の電光掲示板にてサウナを発見する。ではもう一軒といきたいところだが、今日の私は違う。朝まで我慢することとした。
男
[ 鳥取県 ]
サ室の窓からは漁港の眺望、露天休憩椅子からは控えめに輝く境港市の街並みを見下ろせる。なんとも贅沢なロケーションであった。今回は幼少期からの友人であり、現在はビジネスパートナーであるサウナ初心者を中毒に仕上げようと試みたが、水風呂のスペックが上級者向けであった為にどうやら目覚めるまでには振れなかったようだ。決して怒ることのない、いつも穏やかな友人は言われるがままに挑んだ13℃の水通しでは般若が宿ったかのような、これまで見たこともない鬼の形相となっていた。この場を借りて謝罪する。そのまま6セットを済ませ、近隣の居酒屋で食したノドグロ達に舌鼓を打ち、〆のサウナを計画していたわけだがベッドに横たわった瞬間、意識がなくなってしまう。毎度、共立メンテナンスのベッドは私を殺しにくる。夜鳴きそばも後でたらふく飲んでやろうと企てていたヤクルトもパスしてしまった。朝5時からは問題なく5セットを済ませヤクルトのヤクルト割を嗜み、朝食を探索しようとベッドに横たわった瞬間、やはり意識がなくなる。共立メンテナンスのベッドは必ず私を殺しにくるのだ。帰路のサ飯なのかは分からないがハローキッドのハンバーグで〆ることとした。11セット分のカロリー消費は瞬く間に精算された。
男
[ 東京都 ]
早朝は小雨が降っていた。自転車で10分程、ずぶ濡れにならないまでも雨が顔を滴り、あまりの寒さに心が折れそうになる。ハーフパンツで自宅から飛び出した事を後悔する。1時間半後に帰宅する事になるが、案の定後悔の感情はサウナと水風呂にて何処へ。激動の朝であった。訪問する度に心地良さが増す不思議な施設だ。昨今のアロマやヴィヒタ、休憩スペース等の模倣アップデートは無きに等しいが唯一、休憩スペースに「しずかにととのってください」の掲示物のみ一連のサウナ中毒者へ向けた催し物であろう。これまで数多の施設を巡り周ったが、行き着いた先がコスモはその一つなのかもしれない。不要とは言わぬが、試行錯誤した催しは自身の趣向との振れ幅が大きく遠のいてしまうことがある。聞いた事もない甘い香りに一喜一憂するのも一興であるが、絶妙な熱、木、水、湯のみで勝負する施設に自然と足が向く。
熱7分
水1分
休3分
×7
男
[ 東京都 ]
初訪問。想像以上に狭き浴場、狭きサ室、独房感漂う休憩スペースであったが、それらを凌駕するほどの、名に恥じぬ宇宙が拡がる案件であった。蒸され前のブーストに最適化された熱めの浴場、中湿の高温サウナ、それに呼応するかの様絶妙な水風呂の温度設定と深さ、後の独房にて時より揺らぐ風鈴が何とも心地良し。幾度となく意識が何処へ飛んでしまった。サウナといえば私はTV否定派、熱と鋼管音と自身の脈のみで充分なのだが、ここ宇宙の低音EQは0に近く音量も囁き程度の設定、これはこれでまた別の趣きである。5セット目の休憩時に何故か脳内再生されたfairytale of New Yorkがようやく終わり、6セット目に突入するが、後ろ目に写る浴場の光に仕方無く照らされた椅子が私に忠告する。
「もう来るなよ」
気持ち良い時に気持ち悪い妄想寸劇が始まる。
「お世話になりました」
寸劇の後は身支度を済ませ帰り道に至るまでその余韻に浸るのだが、この度は身支度時にリストバンドをロッカーに入れて閉めてしまったのである。当然既に自力で解錠する術は無い。理解するまでの圧縮された時間、私はどんな姿だったのか想像するに容易い。
寸劇などして良い気持ちになっている場合ではなかったが、嫌な顔一つせず瞬く間に解決して頂いたスタッフの方に感謝と同時に
「また来い。新参者よ」
ふとこんな声が聞こえた気がしたのだ。
「また来ますぅー」
近々で再訪するつもりだが、
是非とも来たるX’masはこの独房で時を過ごしたい。
男
[ 埼玉県 ]
毎度最高のスチームサウナである。火傷寸前の熱量にボイラーが壊れてしまわないだろうかと心配になるレベルだ。そして試しがてらに立ち入るお隣のサウナは相変わらず臭い。人数制限されたぬる目の水風呂も譲り合う精神が全く感じられず、施設のアンケートにてサウナの臭い含め思いを限りなく優しく綴ったが予想を裏切ることなく今後も改善は見込めぬかわしがてらの的外れな回答だ。根本は何より多くの利用者のサウナ愛が感じられない。目的が異なるが故であろう。愛に溢れる近隣のひろいサウナとは見事に対極であり、より良き時間を過ごす為に私は視覚と聴覚を閉じることとした。スチームサウナが壊れたら退会する予定だ。
男
[ 神奈川県 ]
記憶からするに明日は約500日ぶりのノーサウナDAYとなりそうだ。ワクチン接種前に最後の晩餐がてら訪問。膨れ上がったイメージからすると想像以上にコンパクトな浴場ではあったが、それが意図されたものであると気付くのに時間はかからない。ぬるめの炭酸泉濃度は日頃嗜むレベルを超越していた。もはやこれは無糖三ツ矢サイダーだ。三ツ矢サイダーから糖を排除したら炭酸水となるが、詰まるところ炭酸風呂ということだ。この様な意味がわからなぬ思考となる程に、前菜前バーストに相応しきものであった。前菜はTVもBGMもない極めて静寂な空間に地名の如く鋼管を流れる僅かな流水音が心地よい。序盤はやや温度が低めと感じたが凄まじきオートロウリュによって命の危険を感じる程に。漢達の呼吸が荒ぶる。コンパクトな造りである為熱気がなかなか抜けないのだ。たまらず退室を試み座面から腰を浮かし熱気を切り裂いた刹那、更なる危機を感じる。是れ程に長く感じる3mの道のりは無いだろう。故に水深150cmのメインディッシュはあまりの心地良さの先に観える宇宙と同期するのだが、デザートはその更なる先の三途のお花畑まで意識が廻る。良き景色であった。30分に一度そんな生と死との戯れを繰り返すこととなったが、またおかしな遊興を覚えてしまったと、一体どこまで行けば気がすむのかと自問。答えは無い。道のりは遠いが再訪は近い。皆さんお行儀の大変良いこと。爽快感、民度はかるまるに匹敵する。
男
[ 埼玉県 ]
チラーの効いたシャワーが好きだ。どうにか自宅でも施設できぬか妄想設計するが、毎回その気持ち良さ故に瞬時に彼方へ飛んでしまう。時間にして冷静でいられるのは2秒程か。時を遡ると水風呂に入りながらの視線は既にシャワーに釘付けだ。特に左側。おそらく水風呂と同温度であろうか体感は更に低い。押し寄せる新鮮で勢いのある数多な粒が凡ゆる毛細血管とシンクする。私は岩になりたい。生まれ変わったらなりたいシリーズの一つ「岩」である。袋田の氷瀑の様、夏季は涼、冬季は芯まで冷やされやがて時が静止し、春の訪れを待ちわびるのだ。幾度となく現れるこんなわけの分からぬ飛躍した妄想に整うわけがない。唯一無二のシャワーということだ。
男
[ 埼玉県 ]
埼玉no.1の水風呂温度かどうかは疑問が残るが、山詰めされた備長炭が浸かる様を見れただけでも良しとする。サ室はドアを開けるや否やツインタワーが鎮座していた。ツインタワーは語りかける。「新参者よ。思うがままに進むが良い。」この場合、意思とは反対を選択することとしている。何時も自身の選択には自信がないからだ。
サ室左はケロ、右はフィンランド風、気分次第で選べる楽しさはあるが2セット目からはより熱量の高い方へと足が向く。が、どちらも正解だ。サウナは裏切らない。仕事柄迷ったら進まないを銘としているが、サウナに行くか否かで迷ったらGOで間違い無いのだ。
サウナ8分×7
水風呂1分×7
休憩3分×2
男
[ 埼玉県 ]
退館後の余韻をどう楽しむか、この時世では場末の飲屋でさえも自粛(気味)であるが為に自宅で今日という日の終焉を迎える事としている。撮り溜めたサウナ、焼肉の愛でたいと吉田類のニュートラルな進行に未来への希望を馳せながら、自作ストロングハイボールと酢味噌ミミガーで乾杯。類の壊滅的な自炊に献杯。むむ〜至高なり。
⇅
毎度最高のサウナと水風呂に感謝。浴室はコンパクト故水風呂への動線がベルトコンベアの如く体が勝手に誘われる。サウナから水風呂への道すがらにある汗流冷水シャワーは手のひらから腕にかけての1ストロークで多量の放出となる点も一つの愛でフックである。ちなみに洗い場のシャワーも水圧水量共に申し分ない。ヘッドは近年の物では再現されぬ遺産級だ。何故かやたらに気持ち良し。時を戻せば踏み入れた瞬間から、長き時間を掛けて屋久島にたどり着いたかの様、心身が既に満足しているのだ。
サウナ8分×5
水風呂2分×5
休憩30分×1
サウナ6分×2
水風呂2分×3
男
[ 埼玉県 ]
全体的な雰囲気は入口から末端まで素晴らしく、静寂と共に異空間に誘われるよう。が、初期のプレ開業時から幾度と仕様が変更されてきたが、マンパワーが足りぬのか、焦点がずれているのか都度改悪の方向に向かっていることが垣間見れる。これだけの敷地を維持管理するのも相当な労力を費やすであろうことも十分理解できる。しかしながら今回のマイナーチェンジで(サ室の部分的リニューアルは良しとする)水風呂の温度が以前の記憶から8℃は上昇していた。掲示を見るや加温せずの井戸水(黄金水との事)のようだが、薄く白濁したぬるま湯の奇妙さは計り知れぬものだ。いっそ水道水で良いので温度は20℃を下回るスペックとした方が満足度(再訪率)は高くなるはずであろう。水道水は高い。が、この規模のチラーも高額だ。ランニングを考えるにどちらが良案かは分からぬがこの問題は課題であろう。全体的な雰囲気、風呂のバリエーション、極めて静寂な空間は他と比べても頭ひとつ抜けているが故、水風呂の奇妙さが際立つ事は否めない。そもそもサウナ目当てで来る客がいるのか謎であるが水風呂が改善されれば少なくとも私1人微力ながら貢献できるだろう。
男
買物ついでに1時間シャトルサウナラン。107℃はカラカラストロング設定のはずだが、ビショビショに濡れた水着で入る為か程良い湿度が保たれ発汗がすこぶる早い。そして何故にここの水風呂は心地良きものか毎度嗜む度に思考するのだがシャトルランにてすぐ様それは忘却の彼方に。狭いサウナ、狭い水風呂ながら満足度は極めて高い。しかしながらこの時世に先人達のマナーが毎度稀なレベルで悪い。コロナの話をしながら喋る喋る。施設側の注意書きも一切見当たらない様子からするに暗黙のローカルルールなのだろう。仕方なく脳内変換をする。常連を気取るのか、新参者へのアピールなのか、いつものことなのか、その会話は他愛も無いものであり何ら中身が無く良い具合に愛おしくさえ感じ始めたところであったが、熱源への唾吐きは如何なものか。既に蒸された状態から一気に血が煮えたぎる。愛おしさを感じ始めた感情はギリギリの表面張力で保っていただけだった。悔しい。注意はできなかった。その後の水風呂で全て幻想になると思ったから。買い物ついでにこっそり来てしまったから。明日は誰にも邪魔されないテントサウナだから。これは広義の贖罪だ。水風呂とサウナで私も先人達も平和だ。が、次は分からぬぞG。
男
[ 埼玉県 ]
サウナ8分×5
水風呂2分×6
休憩5分×2
ロウリュ×2
テーマソング1分×3
朝5時過ぎのサウナまで差込む短命な朝日が何とも心地良い。眼に曇り無き少年達の覚束ない所作に笑みがこぼれる。朝飯代わりのモーニングオートロウリュはいつになく絶品だ。そして洗脳するかのよう、帰り際に反復する竜泉寺テーマソングが頭から離れない。
[ 埼玉県 ]
相変わらず年齢層が高くマナーの悪さが垣間見れる。考えようによっては古くからの慣習が色濃く残りマナーマナーと言われることが逆に馴染まぬのかもしれない。その名の通り郷に従うが易しであろうか。施設側の努力とは裏腹に時代に取り残された施設が向かう先は想像するに容易い。時代は人が成すものである。スペックが良きだけあって実に惜しい。
男
[ 埼玉県 ]
バレル9分×5(アロマロウリュ×11)
サウナ6分×1
コタ9分×1
休憩5分×6
今宵のフックはヘッドレストであった。即身仏の如き蒸されるスタイルを貫いてきたわけだが、枕があれば試みてみる術は無い。後頭部とそのヘッドレストが接触した刹那、仰向寝釈迦仏になったのだ。新たな境地を発見してしまったが故、就寝前にバレルの販売元に辿り着く。120万、、、悪くない。が、遠く先に見えるは草加健康かひろいの記憶であった為ペンディング案件となった。使用料はやや強気の設定だか普段とは異なる訳の分からぬアイデアが蒸気の様湧き出たので良しとする。灼熱蒸され紳士には物足りぬ熱量かも知れぬが、新らしきジャンルとして楽しめる。サウナは奥が深い。再訪は極めて高い。
男
[ 埼玉県 ]
ヤニで変色した壁紙、もはや全体が電球色と化した趣きのある心地良き空間とさようならとなると愛おしくなるのだ。幼き頃から愛用していた毛布や玩具との別れ、幼少を過ごした不便な実家の解体時における感情と類似する。明日(26日)から内装工事期間ということで訪問。気のせいかも知れないが先人達及びひろいサウナはどことなく寂しげな佇まいである。サウナ後の外気浴も整い椅子も無いものの、ワンストップ風大休憩スペースは爽快なのだ。貸トランクス一枚、ギンギンの麦酒を片手に降り注ぐ3基3方向の扇風機のそよ風が時を忘れる。内装を手掛けるは永きに渡るひろいを愛する蒸され紳士によるもの故、今後も安泰だ。これ程に長く感じる4日間はどこで蒸されようか、いず処でひろいを想いながら整うのであろう。ジェットコースターの如く感情が大きく振れた1週間であったがお陰様できちんと終着、再起動せし。また明日から頑張れそうな気がする。
男
[ 埼玉県 ]
パーフェクトな施設は数多に必要無く、一つでも飛び抜けたフックがあれば良しとしている。本施設のフックは掛水と気まぐれ暴力サラダなのであろう。サウナ水風呂のスペックも十分満足だが、サ前ブースト、風呂後の〆にも最適な掛水が時を忘れる程の気持ち良さだ。寝付きの良さからするに性に合っているのだが、明朝、上半身に謎の痛みが毎度生じる事に気付く。それが掛水による副作用であると確信したのは最近である。幾度となく繰り返した掛水による筋肉疲労だ。1サウナにつき約20杯を5セット、檜風呂後、サ前ブースト、〆を含めると120杯、1杯が1.5ℓとすると、180kgの巨体を一回持ち上げた計算だ。普段1ℓのイオンウォーター程しか持たない私の筋肉レベルごとき、無事で済むはずがない。
男
[ 東京都 ]
60分縛りで訪問。限られた時間を最大限に楽しむ術としてはサウナと水風呂の無休憩シャトルランを繰り返すこととした。結果としてシングル冷却よる硬直気味の状態から間髪入れずの高温多湿サウナはなんとも形容し難い多幸感を味わえることを発見してしまった。赤外線暗視カメラを通したとすると真っ赤な空間の中に漆黒の人影が蠢く様子となるのであろう。数秒間ではあるが高温サウナに耐えうる無限の力を秘めた状態はどこか村上裕二氏の描くウルトラマンを彷彿とされる。サウナウィークは今日までの様だが、実に良い組合せであった。チェックイン、着替え、お清め、サウナ6分×5、シングル水風呂30秒×5、汗流し×6、25℃水風呂3分×1、着替、チェックアウトで50分、僅かながら時間を持て余したのでテントサウナ用のアロマオイルを購入しに2Fのテナントへ訪問したのだが、お試しアロマエアシャワーが画期的で面白い。サウナは完璧なタイムスケジュールであったが、アロマ探しが沼となり次の予定に遅刻してしまった。ごめんなさい。
男
[ 埼玉県 ]
休憩時は自然と脳内ノイズキャンセル、意識が深海へと誘われるよう、何故にこれ程に心地良きものか。昨今の試行錯誤したサウナでは到達できぬ領域なのである。サウナ、水風呂のスペックが絶妙なのか、炭酸、薬湯、水風呂ブーストなのか、響く露天、浴場の音が良いのか、薫りの良いコンディショナー、歯磨き含め全身を清めたからなのか、太古より気の流れが良い土地なのか等、凡ゆる要素を並列しても論理的に説明できない神掛かりし何かを感じるのだ。未訪問のしきじ然り、その神掛かった"何か"を解き明かすべくまた再訪を誓いつつ暖簾を掻き分けたと同時にビビットカラーの沖縄バヤリースが研ぎ澄まされた虹彩に突き刺さる。私の細胞祖先は南国果物なのであろうか、懐かしみを帯びた眼差しで先祖に挨拶し帰路につく。買えば良かったと毎回後悔するが、数日後には記憶を置いてきたかの様、また神を感じに、買いもしないバヤリースを愛でるという輪廻を繰り返すのだ。
サウナ7分×5
水風呂45秒×5
水風呂15秒×2
休憩10分×5
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。