2019.08.23 登録
[ 東京都 ]
バチコンバッチバチの歌舞伎町漢サウナ、AKスパ。2ヶ月ぶりのサ活投稿で書くリズムを忘れてしまったのと、バチバチサウナですっかりふらふらなのもあって、思い浮かぶ言葉のままに。
金曜日の日中に時間を取れて、本当は天気もいいし外気浴でのんびりと思ってたのに、どこかピンとこなかったり送迎バスの時間が合わなかったり。そうこう考えてる間に夕方の予定までそこまで時間もなくなって。で、真逆も真逆。青空も木々もない、カオス歌舞伎町の年季の入った地下サウナ。
皆さんがサ活に書かれていた客層、仕事帰り歌舞伎町に飛び入る気持ちになれなかったこともあり、ずっと来れなかった。なのに今日なぜかピンときてしまった。歌舞伎町を奥に進むとラブホやホストクラブ立ち並ぶエリアに年季の入ったAKスパの黄緑の看板。渋い。1時間は心配だったので3時間コース。細いロッカーに荷物をねじ込みガウンを纏い地下へ。
降りたら直ちに全身見事な刺青のお兄さんが二人煙草吸ってる。「たまたま自分のときは刺青の人いなかったよー」って言う気がしてたけど、まったくそんなことなく、しかもばっちばちの本職の人たちだった。
ガウン脱いで棚に入れて浴室に入ると、左から湯船!洗い場!サウナ!以上!とシンプルでコンパクト。湯船はジェットでなみなみ程よい熱さで声が漏れそうになってたら、少し色の入ったメタリックなメガネした全身刺青の人がサウナ出て汗流しで水風呂入るなり「くぁぁぁー!気持ちいぃぃぃ!たまんねぇぇー!」って言ってて思わず自分の顔がほころぶのを感じた。
#サウナ
扉を開けると小さな前室。60度くらい。TV有。その先の扉を開けるとバッチバチ熱々ストロングドライサウナ。そこにもTV。昼ドラサスペンス。刺青の本職の方々やタトゥーの格闘技やってそうな若者や寡黙なインド人の方々などバラエティ豊か。上段熱い。106度。あっという間にバクバクで汗がどわぁ。
#水風呂
清々しいまでのザ・水道水!16度。キリッとまっすぐ冷たい水風呂。問答無用でいい。とても。深さも広さもちょうどいい。バチバチに熱くなってバキンと冷やす。それだけ。たまらん。湯船と水風呂の間に立つ河童さん、長年ここで歌舞伎町のいろんなたくさんの人たちを見守ってこられたのだなぁとひっそり無言で拝む。
#休憩スペース
脱衣所で煙草吸いながら休憩してる人多かったけど、さっぱりしたのに煙草の匂いつくの嫌なので洗い場で洗面椅子。全然いい。休憩してると湯船のやんちゃそうな若者2人が、「風呂気持ちいぃなぁ!広々ゆったり湯船につかるのっていいよなぁぁ」って満面の笑顔で盛り上がってた。
なんだか、人らしい幸せをたくさん感じた。
男
[ 富山県 ]
富山市内で金曜の夜からの二泊。心からこちらにお世話になれて良かった。ドーミーインの和風プレミアムホテル御宿野乃シリーズ。富山剱の湯。新しくて綺麗で木の温かな和のテイスト。スタッフさんも皆さん親切。朝ごはんの海鮮から小鉢からあれこれとても美味しい。そして、極め付けはもちろん、天然温泉剱の湯の大浴場。二泊で朝晩二回ずつ計四回。この素晴らしさでこの価格で本当に良いのか。
夜は日帰り温泉が可能な22時が過ぎるのを待って大浴場へ。綺麗な脱衣所から扉を開けると、黒と暖色、岩と木の、和の落ち着いた新しく大人な美しさ。そして、すんっと気持ちが切り替わるヒーリングBGM。
広々とした木の内湯、岩風呂、打たせ湯、檜の壺湯。そして半露天風呂。いずれも41度、42度。少し褐色のまじる温泉はいくらでも入っていたくなる。綺麗な水質でしっかりあったかくて気持ちいい。それまでのせわしい気持ち、何の整理もつなかい頭の中、腰の張り、いろんな不安やどんよりした心の重さ、それらがすんっと落ち着く。ありがたい。ほんとに。
#サウナ
シンプルだけど新しくて明るくて綺麗なドライサウナ。96度とあるけどカラッとして熱すぎず、ほぼ貸切でゆっくりTVを観ながらぼーっと。一泊目のTVは魔女の宅急便。サウナで観る宮崎駿は入り込む。
そしてもう一つもシンプルなスチームサウナ。嫌な匂いもなく、TVもないので、静かに無心に長い時間過ごすうえで邪魔するものがない。特筆するものなんてなくてもいいのかもしれない。
#水風呂
サウナの前にコンパクトな岩風呂。スキッとした気持ちいい冷たさ。18度。動きなく静かに体を冷やす。でも出るとオートでじゃばーっとなる。
#休憩スペース
ここに来てよかったと深く思ったのは、半露天風呂に一つしかない椅子に座っての外気浴だった。雨の深夜。ピアノ系のヒーリングミュージック、そこにリズムを乱し差し込んでくる信号のピッポーピッポー、そして何より岩の半露天風呂にぴちょん、ぽたぽたぽた、と落ちる雨粒、そして風の音。岩風呂の縁に大小おもちゃのアヒルが七匹。たまたまサ室で流れてたジブリの世界観に入り込んだような感覚。二泊目の夜は誰もこないのをいいことに、サウナ三回転したあとの深夜、ずっとこの椅子に座ってた。で、寒くなったら目の前のお風呂。湯船で雨粒に打たれる。冷たい。湯けむりごしのアヒルくんたちがまっくろくろすけとかこだまみたいな存在に思えてくる。
何を考えたかはわからない。でも、先行きの見えない世界の危機を前に、自分に何ができるわけではなくても、使うべきことに心も頭も体も使いたい。誰かのせいにもしたくない。サウナは私の日々に欠かせない。
男
[ 富山県 ]
富山駅前からバスで20分。スパ・アルプスからは徒歩10分の銭湯、高原鉱泉さん。地域に根差したお風呂やさんが好きだ。地下80mから汲み上げた立山連峰からの伏流水を薪で沸かしたお風呂とのこと。鉱泉っていい響き。行く前から、研ぎ澄まされた綺麗な水の肌触りの、味の妄想が止まらない。
60年以上ある銭湯、外の古い看板と比して、入口もロビーも脱衣所も、和モダンで素敵。千と千尋の暖簾がかわいい。ちなみにサウナも小タオルも別料金なし。恐縮。
今日の男湯は露天風呂のある南の湯。さぁと意気込み扉を開けると眼前縦方向に広がる年季たっぷり素朴な浴場。日曜日は朝8時からやっていてお昼前でも人はいる。さぁ大好きカランでお湯浴びだと前のめりにケロリン桶にお湯を入れてばっしゃん!「ごぉぁあっつっっ!!」と飛び跳ねるほどに激熱。またやってしまった。水で埋めなきゃ熱すぎる銭湯だったか。でも埋めたら素晴らしくよくて、たぶんデレデレ機械のように絶え間なくお湯を浴び続けてたと思う。
奥のじゃばーってお湯が入り続けるバイブラ付きのお風呂へ。うわぁ、気持ちいい。いいお水って触れただけで「綺麗」って思うのだ。やり過ぎると嫌な人もいるだろうけど、ごめんなさい。おとなしめにだけど、何度もお湯をすくって顔にぱしゃってかけてはかけてを続けてた。ここのお風呂は全部水温計はない。感覚的には42度。
そして他には、今日の替わり湯はこんぶ風呂。シンプルに網に入ったこんぶが湯船に。出汁の中の豆腐の気持ちが少しわかった気がする。露天風呂は二股らぢうむ温泉、替わり湯と同じ湯船の電気風呂はやさしめ。
昨日もそうだったけれど、立山連峰の天然水は美しい。柔らかさの中に凛とした輝き。だからお湯上りに通常感じるのぼせ感がなくて、スキッとした清涼感が残る。この感覚は富山にきて初めて知った。素敵。
#サウナ
浴場奥左に遠赤外線サウナと書かれた入口。ビート板的マットもたくさん。入るとシンプルに左右一段一列、正面ストーブ、左上TVのシンプルコンパクトなサウナ。よく見るとサ室は新しめで綺麗。96度。ドライだけどしっかり汗をかけてじっくりいられる。
#水風呂
入ってきたときに目の前にあって、コンパクトながら真っ青な浴槽に美しい水がキラキラしてて、そこに金のライオンの口からじゃばじゃばお水が流れ込む様を見て惚れ惚れしてた。掛け水から澄んでる!冷たい!体感16度。慣れるとやさしさを感じつつ、スッと、シュッとした冷たさが羽衣を大きく包む。コップ有。ライオンから私の中に北アルプス。浄化される。美味しい。
#休憩スペース
今日は露天風呂のベンチで雪のやんだ明るい空を眺めながら。
男
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。