ミーのカー

日本製のビールやウィスキーが、世界の権威ある賞を受賞している。職人方々の、情熱と研究と腕に感嘆。共に原材料で大事なのは「水」。
山が豊かなら川や海はもちろん、食材も豊かになり自然環境に良い循環が出来上がる。
各企業も、製造拠点の水源地での森林保全活動を行なっている。

そして、ここは『神戸ウォーター』と呼ばれ、六甲山系の花崗断層から自然濾過され、日本三大名瀑、名水百選の一つである「布引の水」を使用した施設なのだ。

お昼前までに、ちゃっちゃと仕事を終わらせ2ヵ月振りの訪問。

広い浴場には、ジェットバスを初め、重曹泉〜硼酸泉〜打たせ湯と贅沢なラインナップ。
打たせ湯近くの窓が換気用で開いており、下で水汲みしてる雰囲気が見れるし風が良い。

サウナ室も手前に92℃、奥の左側（もう一つの出入口側)は72℃と、好みや体調、コース次第で自由に組み立て出来るのが良い。休憩も浴場に椅子＆デッキチェアがありBGMなど入らずフロア全体の水音が最高、6F露天風呂スペースの椅子&デッキチェア（空は見えますが鉄格子があるので、この時期は変な日焼けになるのでご注意を）の外気浴も堪らん！そして、5F〜6Fの階段踊り場にある椅子2つも、扇風機がガツガツ当たるので、この季節には最適で、どこも抜かり無い。

水風呂は、何も言う必要は無く。
ただただ、良い。
ひじょーにいいっ！！！
最高の一言。

前回の訪問で気付いたが、やはり各四隅の方が若干、冷たい気がする。

とは言っても、プールの様に泳ぐ方が多く、上部配管から水風呂へ落下させる水に…爺さん…。
ローカルルールなら全然OKです。

6セット後に名水レストランへ。
生姜焼き定食が消えて残念だったが、料理スタッフの方々、食材、そして水が最高なので何でも美味しいだろうと、いつもと違うメニューを。

そう言えば、ここでは何故かお酒を飲まなかった。
水とお味噌汁が最高に身体に染みるので。
しかし今日は、日本のビールやウィスキーが、世界に誇れる水の有り難みを感じるため、ビールを口にするのである。

PS ただの解禁です

『シャン』と言えば、「シャンパン」・「シャンソン」・「シャンティーガフ」、そして『サウナシャン』。

大阪屈指の”三大ディープエリア” 、西成・京橋、そして十三。
若手芸人の街ロケ登竜門の一つでもあり、個性豊かな人情あふれる街の一角にそれはある。
2019年10月に移転したが、1987年10月から数々の有名アーティストを排出をした「ファンダンゴ」の傍にある。

9連休だがクライアントは稼働しており、メールも溜まってる。気分転換に会社へ。午前中から夕方前までペチペチしながら、フィニッシュ。
さて、さっさと家に帰ってレコードとCDの整理でもしようか！と、思ったが。
サウナイキタイ･･･

ということでこちらにピットIN!
外観からにやつき、心が躍ってしまう。
故 立川談志師匠が初めてNGK（なんばグランド花月）を訪れた際に、
「壁に染み付いたお客様の笑い声が聞こえる」と仰った様に、ここも沢山の先輩サウナー方々のサウニングが滲み出てる様だ。

外観とは裏腹に、受付の男性と女性の方も見事な接客。
さて、浴場へ。
おおっ！意外と言ったら大変失礼だが、コンパクトでありキレイ！
冷やしシャンプーもある！
なんといっても、サ室のマットが、今までに見た中で一番綺麗に整っている！！

お風呂は2種。
ジェットバスと、檜を輪切りに浮かべたお風呂。
どちらも気持ちい良い。
サウナは、高温サウナと石温サウナの2種。
高温も良いが（TVは何故かサンテレビ）、石温サウナが素晴らしい。
温度は72℃だが、アロマ水に浸したバスタオルが吊るされていて、
香りも良く、BGMも「α波を研究した音楽」というヒーリングBGM。
目の前にサウナストーンがある。
バシャバシャしたい！
しかし、無駄な抵抗はせずにじっくり蒸される。
気が付くと20分！やばい、60分コースなのに。
水風呂への洗面器も一回り大きく、一気に水風呂への準備ができる。
いい！ひじょーにいい！！

ここの、某ネット旅行サービスのユーザーレビューから「朝食のパン2個を少ないので増やしてください」とあり、どんな劣悪な場所か躊躇していたが｡｡｡行って見れば全然違う。泊まってみたら分からないが。

大先輩のお爺さんサウナーが、ヨガ名人の様に地べたに寝ころびサウニングするお姿も見れて良かった。

明日も午前は仕事にしたが、身も心も「しゃん」と出来て良かったのである。

「野ブタ。をプロデュース」では無く、「NOBUTA GROUP」が運営する『延羽の湯』。大阪でも上位に入る人気で、BEAT TAKESHIの様に『その熱波 凶暴につき』みたいだ。以前から気になっていたのでお昼にIN！

混んでるだろうと覚悟していたが、意外にも空いていた。連休初日とあってGO TOか、自粛なのか。客層も若者〜中年〜高齢者と満遍なくな感じ。
さて、身体をウッス！
お風呂にオッス！！
サ室にウェーイッ！！！
ここのサ室に行くまでが面白いな。
通常は浴場か露天風呂スペースにあるが、露天風呂スペースに扉があり、そこから階段を降りた所の扉を開くとサ室になっている。なんか、麻生さんや2Fさんが行きそうな会員制バーの様だ。

1セット目からロウリュサービス。
スタッフ2名で説明の後、スタート。
おお〜！熱い！大きい団扇で熱が攪拌されてから、一人ずつの直接団扇！コレが…。
堪らなくアチィーーーーッ！
距離がむっちゃ近い！出川&上島の怒鳴り合いから近づいて顔面スレスレからキスの下りくらいの近さ＆団扇連打でシバかられる！2回目でガチでパナい凶暴な熱波で、マジで火傷する痛さっ。
助けてくれーという勢いで水風呂に。
はぁぁ〜…。むっちゃ気持ち良い。
そして外気浴。身体中に、凄まじいあまみが。
コレは、何かの皮膚病と間違われるんじゃ無いかと心配。合計5セットで良い！ひじょーにいい！

人気の理由が分かった気がするな。
本当、『その熱波 凶暴につき』である。

「時代と寝た男」。どんな男だろう。
日々、時代が変わりその変化に対応する適応性は大事だ。 さて、このイカつくイカしたこの場所にも変化が…。なんと、8月は毎日ロウリュサービス！ 15時～21時まで1時間に1回、計7回との事！

前回行った時は「毎月6の日です」と聞いたが昨日の、蒸すか大佐さんのサ活を拝見し「まじでかっ！」キｲーーーーッ！となり電話確認。
※情報ありがとうございます。コレぞ「サウナイキタイ」だからこそ

お盆休み前なので仕事は仕上げておかなければ。
初の50分コース。凄い緊張感。
制限を与えた方が、パフォーマンスは上がる。
例えば、2分のサンプル動画。どこを、フィニッシュにするか。いや、違うな…。
Aメロ〜Bメロ〜サビをどうするか！

細かい事は省略で、いよいよロウリュ。
そう言えば、ここはサウナストーンが無い！
5分前から、サウナストーンが入った鉄⁉︎のバケツ2つが運び込まれる。

定刻にスタッフ2名の口上。
慣れてないのか噛みまくり。
しかし、そこは大阪のオッチャン達のツッコミと拍手で和やかに。
ユーカリアロマでロウリュ。まさか京橋で受けるなんて…。只々、嬉しく気持ちいい！熱波を3回目まで頂き昇天。
良い！ひじょーにいい！！

帰り際に、身体を拭いてると、ザ・サウナな長老風の方から「にーちゃん！元気そうやな！」と声をかけられる。良いな〜。ザ・ナニワ感。

昔から変わらずの京橋東エリア。
時代を抱いた、名もなき素敵な先輩達が集う場所なのかもである（多分）。

カナカナ 蝉の声に背つかれて
カラカラ サウナ室で蒸され
ガラガラ 露天スペースで外気浴
タユタフ 意識と景色
カラカラ 喉を潤すビール
ガラガラ ごめん下さい　どなたですか
オハイリクダサイ　ありがとう

江戸歌舞伎の代表的な家系「成田屋」。家伝の芸である「にらみ」は、邪を祓う『お不動さま』の御霊徳をあらわしたものとされる。という事で、こちら「不動の湯」へ新規訪問。

自宅からも近く、以前から気になっており、外観がなんとも言えないお洒落（平成初期のシティーポップや、プールサイドの様なワード！？）で敬遠してたが、皆さんのサ活を見て興味が出てきた。しかも6月に外観がリニューアルしたので、モダンな感じでいいじゃないか〜。

公衆浴場ながら、2Fの受付フロアも広い。ボディソ・シャンプー・リンスも備え付け+サウナ込みで500円以下（手ぶらセットでも）。
受付のお姉さんも優しく丁寧で、しかもフェイスタオル1枚無料！嬉しい…。

浴場も広く、地下1000メートルから組み上げ源泉の天然温泉。身体を清めて、入り口の直ぐ左側にあるお風呂で温もる。円形で深く熱い！

さて、バスタオルを巻いてサ室へ。と言うか、バスタオルの掛け場が無い！と、思っていてINしたら皆んなバスタオル巻いてない…。常連さんは関係なしか。なんか…、逆に恥ずかしい。裸族の中で一人だけ服を着ている様だ。
別に良い。正しいのは俺だ！いや、俺がお前で
お前が俺なのか！？
と、関係ない話しで脱線したが。

しかし、こじんまりしたサ室にしては、どでかいヒーター！温度計は96℃。

水風呂も少々深めと段差部分で半身浴も出来て長く入れる。思いの外、水風呂が大人気。サ室からの水風呂より、熱湯からの温冷浴の方が多い気がする。なので、水風呂のタイミングが難しい。

外気浴は露天風呂スペースで。段差部分が丁度良い椅子がわりに。

見上げれば、銭湯煙突の丁度真下にいた。
むっちゃ良い！ひじょーにいい！！

てっぺん目指そうぜっ！な感じ。
いや、自分なりの太陽の塔か。

もっと早く行っとけば良かった…。
外観や外見だけで判断してはイカンのである。

ようやく梅雨も明け、夏なんで蝉の声と暑さだが、天神祭・地元の夏祭り・夏フェス・花火大会など中止で寂しい。

それにしても夏なんで、一歩外に出れば暑く、汗が止まらない。こりゃさっぱりしたい！という事でお昼過ぎに久々のホームへ。

身体を清めて湯に浸かり、ロイヤルサウナ室へ。
地べたで正座+土下座スタイルでサウニングしているベテランの爺さん。凄い。何かの儀式なのか。

ココはサ室を出てすぐに水風呂〜小さい露天風呂スペースの座れる縁があり動線が良い。

水風呂も少々深めの掛け流し軟水で気持ち良い。調べてみると「ナニワ工務店」施工の様だ。

今日は水風呂の温度が少し高く感じたが、逆に長く入れて良い。ひじょーにいい！

さて、3セットを終えてさっぱりしたので純喫茶「甲比丹」でキンキンのレーコーとハムトーストを。店内のクーラーもキンキン。

じゃっ夏なんで、である。

子ども向けのなぞなぞで『夜、いつのまにか出てきて､朝いつのまにか消えてしまうものなぁに？』。答えは「星」。
危く変な回答を想像してしまったが純粋で柔軟な発想の子どもにとって素敵な、なぞなぞだ。

消えると言えばこの施設のデッキチェアが1脚消えたとの報を受け朝ウナチェック！

朝に来るのは初めてか。以外と空いてる。
身体を清めてサ室へ。温度計は98℃。
朝一のサ室と水風呂は、身体と同じく清められていて清々しい。さて外気浴へと。
うおっ！本当に1脚消えている…。
しかし、使用してる人をあまり見たこと無いので大丈夫だ。
ココはサ室〜水シャワー〜水風呂の動線が良い。
朝日に照らされながらの外気浴も、ひじょーにいい！

デッキチェアが1脚消えてたが、なぞなぞの様に夜いつのまにか出てきているかのかもである。

纏わり付く湿気を掻き分けながら。

さて何処へ行こうか
うーん…
なんて、考える時間が勿体ない
いつものコチラへ5週連続14度目(大阪府)
きれいで人も少なく静かで居心地良い
ただただ、黙々とサウニング。やっぱココは…
いい。ひじょーにいい！である。

PS YAばさんさんへのオマージュ

そう言えば、アイスバケツチャレンジってあったな〜。
ということで『目指せ！水風呂に氷&ドライアイス大量投入でグルシンを！』企画！
昨日まで10℃ に達せず…。本日はいかに！？

定刻13:00前までに1セットを終えて、2セット目の途中から大量の氷がドカドカと水風呂にぶち込まれる。
13:00を少し回った頃にサウナから水風呂へ。
おお！冷たいが、今までも体感した事のある感じ。身体は覚えていて正直だ。スタッフに聞くと12℃との事。
直後、ライオン！？の口から出る水の下部にドライアイスを固定（笑）。

そして3セット目。サウナから水風呂へIN すると明らかに違う！！15秒程で手足の指先がジンジンと痛み出す。
これはっ…
スタッフさんに確認すると「9℃です！！」。
おおおーーー！！おめでとうございます㊗️

ラスト1セットも9℃。場所によっては10℃の様。
水風呂から眺める水面がドライアイスの煙に覆われ幻想的で良い！ひじょーにいい！！

帰りの精算時、受付女性の方から
「水風呂どうでしたか？」と聞かれ、
「10℃ 切りました！最高でした！」。
話を聞くと、スタッフの皆さんがこの企画に一丸となって取り組まれていた様だ。

ビバの助さんはじめ、スタッフの皆様ありがとうございました。通常でも素晴らしい施設ですが、これからも『湯ートピア好きサウナー』がドキドキワクワクする企画と進化をお願い致します。
と、心から期待するのである。

PS 明日が企画ラストです