初めての黒川温泉へ。
黒川温泉一旅館、というコンセプト通り、30軒ほどの旅館が連携して運営される最高の温泉地。
まずは旅館組合で1300円の手形を購入。
さあこれで3ヶ所の温泉にいける。
(のし湯さんに宿泊したのでそれ以外)
そこで1つ目に行ったのが、いこい旅館。
名湯秘湯100選の滝の湯へ。
珍しくここは露天なのにシャワーがあるので最初におすすめ。
若干の腐卵臭、滝を見ながら打たせ湯をした後にサウナへ。
木の香りが強い。2段で定員は5名ほど、温度は80度弱。5分の砂時計。
狭めなので割と効率よく暖まり、砂時計1.7回分くらいでアウト。
サウナから3歩で伏流水の水風呂。
これが気持ちいい。温度は16度くらいか、水の良さなのかわからないがとても良かった。
露天の足に座って滝の音で外気浴。
黒川にはサウナが少ないのでここはかなり貴重、行くべき湯。
共用
- 78℃
- 15℃
黒川温泉へライドオン!
全国でも有名な阿蘇の奥地にある黒川温泉。いくつかサウナを備えた温泉旅館はあるが、コロナ禍でサウナ休止もしくは休業中のところもチラホラ。本当にコロナが憎くなるが、こちらは3月16日から営業再開。
黒川温泉で唯一の日本名湯秘湯百選宿らしく、確かに外観や内観が趣きあり過ぎて素晴らしい。ノスタルジックで時計の針が止まったようだ。雰囲気の良さに自分が昭和の文豪になったように錯覚。囲炉裏もあるし、入口横には美肌の湯で作られる地鶏の温泉卵も。サウナが微妙でも温泉だけで満足出来そうだ。
受付を済まして浴場へ。浴場は瀬の本にあった大正時代の民家を移築したもの。どうりで梁が立派なはずだ。建築関係には疎いので、どれだけの価値があるのかよくわからないが、詳しい人が見たら垂涎ものだろう。冬場には雪見温泉も楽しめるらしい。
浴場は女湯と混浴に別れている。混浴側に滝湯、打たせ湯、箱湯(サウナ)があり、殆ど露天スペース。洗い場の横には地下30mから湧き出す水が寺の御手洗の様に設置され、飲用出来る。説明を見るとpH6.6の地下水ということで、否が応でも水風呂への期待が高まる。
まずは温泉へ。滝湯から側を流れる川と滝が見れ、露天ということもあり、四季の移ろい、野趣を感じる作りだ。肩に打たせ湯を浴びると良い感じにコリがほぐれるのが嬉しい。鉄分の香りが仄かにする温泉は含食塩・硫黄・硫化水素泉の単純泉で源泉掛け流し。ややぬるめのため、ゆっくりと入れるのも嬉しく、隅々まで染み渡る感じがする。
サウナは洗い場の奥にあり、雛壇2段の6人ほどのこじんまりした大きさ。サウナストーブを囲むように2段目が設置されているため、2段目がストーブと非常に近く、ストーブの横には大人1人は余裕で寝転べるスペースがある変わった作り。ちなみに、サウナマットは青色とこれまた変わった感じだ。
室温は85度ほどでやや低湿よりだが、熱圧は弱めのため、ヒリヒリする感じはなく、ゆっくりと入れる感じのセッティング。ストーンストーブであるため、ロウリュ出来れば一気に印象が変わるような気もするが、温泉と組み合わせるとこれくらいのセッティングが1番ベストかもしれない。テレビも音楽も無く、あるのは砂時計のみ。パイン材で出来た室内も綺麗で良し。
水風呂は膝上ほどの深さで大人2名くらいのスペース。オーバーフローは殆ど無いが、阿蘇の地下水ということで水質はとにかくクリア。季節変動もあるだろうが、冬場にはシングルになりそうだし、チラー無しでも15度ほどキープだろう。やっぱり阿蘇は素晴らしい。そう思わずにはいられない旅館だった。
九重山坊ガツルテント泊五イン。瀬ノ本から徒歩。
男性は混浴露天風呂になりますが女性の方は皆無でした。まずは温泉を頂きますが泉質、風情ともに最高です。
サウナ室はコンパクトな作り、サウスト乗りのストーブ。オイルフィニッシュされたような艶やかな板が張られています。88℃のカラカラ昭和系。10分程で汗出し。
セッティング自体はオーソドックスなのですが、着目したのは香り。囲炉裏にいるような香りが漂っているのです。店員さんに確認すると、入り口前に囲炉裏スペースがあるのですが、その丁度裏にサウナ室があるとのこと。納得!普段は味わえない貴重な体験でした。
そして水風呂...!!こ、これは
グルシン だ!!!!
水流がないように加工されており、グルシンの肌触りを存分に味わえます。身が締められるがストレスの少ない肌当たり。これも店員さんに確認すると、阿蘇の伏流水を使用しているとのこと。もはやこれを味わうためにここに行く意味さえあると感じました。
そしてこの阿蘇の伏流水は目の前にお寺の御手洗のようにして飲用としても設置されています。導線が完璧。
椅子はありませんが、縁の岩に座ったり、シャワー椅子に座るなどして外気浴できます。気温も勿論シングル。
温泉もサウナも楽しめるイコイ旅館。サイコーですよ!
・囲炉裏の香りがエモい
・阿蘇の伏流水を使ったグルシン水風呂
・露天風呂は秘境温泉百名湯
共用
- 88℃
- 9.5℃
滝が見える混浴露天風呂
熊本サウナ探訪 最終日
11/8(日)11:30
AM4:45に起床。眠い目をこすりながら気合いを入れ直してホテルをチェックアウト。
朝ウナに行くワケでもないのに早起きした理由は、朝から晴れるという天気予報を信じて大観峰からの朝日を拝んでみたいと急に思いたったのだ。
大観峰の日の出はAM6:40。ホテルを出ると昨日の夜まで降っていた雨は止んでいたが、雨上がりのせいなのか道中は鬱蒼とした森に霧が立ち込めており期待と不安がないまぜになった心持ちで車を飛ばして6:20頃に大観峰に到着。
まだ少し雲はあるものの晴れ間も出てきた大観峰から見下ろす町と阿蘇の山々が織りなす景色に心が洗われる。朝日が昇ったあとは雲も少なく空は晴れわたり阿蘇に歓迎されているようで嬉しくなる。やまなみハイウェイを走るドライブも赤や黄色の紅葉が目に楽しく、道の駅小国まで移動して食べた小国ジャージーソフトと牛乳は濃厚ながらもスッキリとした味わい。近くに鍋ヶ滝という裏側に入れる滝があったので滝を見に行って黒川温泉郷へ向かう。
秘湯感強めの黒川温泉郷は細い道が多く、少し道に迷いながら、いこい旅館へ到着。こちらの入口には足湯、囲炉裏、和風のベンチなどがあり趣のある温泉旅館。受付で入浴料500円をお支払いして入館。
浴場は男性専用はなく男湯=混浴だがさすがに女性は来ないだろうと口コミにあり実質男湯。浴場への入口というより建物の外へ出るイメージで、出てすぐ目の前に露天風呂。奥に進むと滝が見える露天風呂、屋根がある場所に洗い場が1つ、内湯、水風呂、サ室。他にも貸切の家族風呂などもあるようだがサウナは男湯(混浴)にしかなく、基本的に温泉利用客がメインらしい。
さっと体を洗って露天風呂で滝を眺めながらのんびり温まっていると、まさかのカップル(推定30代)が2人で入ってきたので、びっくりして気を使ってサ室へ移動する。
サ室は対流式ストーブが座面の背後に設置されたつくりで、サウナストーブ側が2段、側面一段、湿度低めでカラッとしており、温度は90℃くらいだが、上段に座ると背中が温まるのでじっくりと蒸され、少し湿度を上げたく教わったタオル旋風でグルグルしていたら、なんと!先ほどのカップルが狭いサ室へ入ってくる。
ドイツ帰りの全裸混浴スタイルの猛者なのか?
日和ってサ室を出て水風呂で冷やし、滝を眺めながら外気浴しながら休憩していたら、さらに中年カップルが1組追加。しかも恥じらいもロッカーに置いてきたらしくノーガードだ。
結果的に男湯(混浴)は男が落ち着かない。
以上!
共用
- 90℃
- 18℃
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- 90℃
- 18℃