いこい旅館
ホテル・旅館 - 熊本県 阿蘇郡南小国町
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黒川温泉へライドオン!
全国でも有名な阿蘇の奥地にある黒川温泉。いくつかサウナを備えた温泉旅館はあるが、コロナ禍でサウナ休止もしくは休業中のところもチラホラ。本当にコロナが憎くなるが、こちらは3月16日から営業再開。
黒川温泉で唯一の日本名湯秘湯百選宿らしく、確かに外観や内観が趣きあり過ぎて素晴らしい。ノスタルジックで時計の針が止まったようだ。雰囲気の良さに自分が昭和の文豪になったように錯覚。囲炉裏もあるし、入口横には美肌の湯で作られる地鶏の温泉卵も。サウナが微妙でも温泉だけで満足出来そうだ。
受付を済まして浴場へ。浴場は瀬の本にあった大正時代の民家を移築したもの。どうりで梁が立派なはずだ。建築関係には疎いので、どれだけの価値があるのかよくわからないが、詳しい人が見たら垂涎ものだろう。冬場には雪見温泉も楽しめるらしい。
浴場は女湯と混浴に別れている。混浴側に滝湯、打たせ湯、箱湯(サウナ)があり、殆ど露天スペース。洗い場の横には地下30mから湧き出す水が寺の御手洗の様に設置され、飲用出来る。説明を見るとpH6.6の地下水ということで、否が応でも水風呂への期待が高まる。
まずは温泉へ。滝湯から側を流れる川と滝が見れ、露天ということもあり、四季の移ろい、野趣を感じる作りだ。肩に打たせ湯を浴びると良い感じにコリがほぐれるのが嬉しい。鉄分の香りが仄かにする温泉は含食塩・硫黄・硫化水素泉の単純泉で源泉掛け流し。ややぬるめのため、ゆっくりと入れるのも嬉しく、隅々まで染み渡る感じがする。
サウナは洗い場の奥にあり、雛壇2段の6人ほどのこじんまりした大きさ。サウナストーブを囲むように2段目が設置されているため、2段目がストーブと非常に近く、ストーブの横には大人1人は余裕で寝転べるスペースがある変わった作り。ちなみに、サウナマットは青色とこれまた変わった感じだ。
室温は85度ほどでやや低湿よりだが、熱圧は弱めのため、ヒリヒリする感じはなく、ゆっくりと入れる感じのセッティング。ストーンストーブであるため、ロウリュ出来れば一気に印象が変わるような気もするが、温泉と組み合わせるとこれくらいのセッティングが1番ベストかもしれない。テレビも音楽も無く、あるのは砂時計のみ。パイン材で出来た室内も綺麗で良し。
水風呂は膝上ほどの深さで大人2名くらいのスペース。オーバーフローは殆ど無いが、阿蘇の地下水ということで水質はとにかくクリア。季節変動もあるだろうが、冬場にはシングルになりそうだし、チラー無しでも15度ほどキープだろう。やっぱり阿蘇は素晴らしい。そう思わずにはいられない旅館だった。
黒川温泉の宿にサウナのイメージは有りませんでした😅 良さそうですね🤗
唐突に質問です。熊本空港から阿蘇通って大分県豊後高田方面に行くルートでどこかおすすめありますか?ロウリュウ出来なくても大丈夫です。湯らっくすは別日で考えております。
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