2021.11.20 登録
[ 神奈川県 ]
すっかり色褪せて、JR北海道よりも薄い緑色になった北茅ヶ崎駅の看板。
その看板が、食事処から見える。
測ったことはないけれど、県内ではここがもっとも駅から近い日帰り温泉、のはず。
入館料780円。
円形の壁に沿った階段をのぼって2階が浴室だ。
まるでコロッセウムに向かうような気分になる。
年季を感じさせる浴室。
だが、サウナの価値は見た目じゃない。
だだっ広いサウナ室。
サウナマットは18席分敷いてあるが、絶対もっと座れるぞ?
おまけに平日の真昼に来たからガラガラだ。
水風呂は個人的ストライクゾーンの17度。
外気浴のために露天に出ると……塩サウナを発見。
誰もいなかった。ウレタンマットを持って、おそるおそる入室。
うん、結構しみる。
椅子は計4席。
他にもねころびスペースなど、休息場所は多数。
そんな休憩場所のいちばん奥に、寝ころび之蒸釜なるものがあった。
寝湯と低音サウナの組み合わせ。時折り落ちる水の音。
俺、死ぬ時はここで横になっていたい、とさえ思った。
ドライサウナを4セット、塩サウナと寝ころび之蒸釜を1セットずつ。
10g単位で計れる体重計で、風呂上がりに計ると740g減っていた。
ここはメシがうまいと言われている。
ちょうど昼時なので、何か食べよう。
写真は生姜焼き定食(1080円)。会員(300円)になると、食事メニューが1割ほど安くなる。
……作っておこう。
男
[ 神奈川県 ]
今日は相模原市内をミニベロで走り回った。
風呂をどこにしようかと迷った末、選んだのがここ湯楽の里。
休日は入館料950円。相場と比べると高いかなー、とは風呂に入るまでの感想。
炭酸泉でじっくり温まった後は露天へ。
お? 源泉掛け流しの風呂があるぞ!
弱酸性と弱アルカリ性の湯にさらされて、サウナ前からお肌すべすべ。
ウレタンマットを持ってサウナ室へ。
広い。めちゃくちゃ広い。何だここは。
半分に間引きされても、なお24席。休日の昼下がりはどこの日帰り温泉もかき入れ時で、サウナ室の前に行列ができることも珍しくはない。
だがここは最大でも7割の入り。もちろん並ぶ必要などない。
ここにして正解だった。
水風呂は……「本日はスカイミントの湯です」?
よく見ると湯船がほんのりと青い。
ミントの香りがするかどうかはさておき、カルキ臭を消してくれるだけで充分。
こういう水風呂もたまにはいい。
外気浴は露天に椅子が4脚。他にも浴室内にベンチなど。
露天の椅子が最高に心地よい。サイクリングで疲れているのもあるだろうが、1セット目から頭がクラッときた。
計3セット。
今度は相模湖・津久井湖サイクリングと絡めて訪れてみたい。
歩いた距離 2km
男
[ 神奈川県 ]
今日は「いい風呂(1126)の日」。
竜泉寺の湯では、有料入館者に平日無料券を配布するという大サービス!
今日はそれ目当てで来た、ってのが正直なところ。
想像していたほどではないが、そこそこ混んでいて、入室待ちがいるかどうかというところ。
俺も外から中の様子を窺ってみる……!?
二重ドアになっている。いつこんな工事したんだ?
俺が直近に来たのは3日前。その時はこんなじゃなかったぞ?
室内が狭くなったのに、席数は多くなっている。
ギリギリ20人収容できるサウナ室となると、この近辺ではほぼ最大級。
いやー、スゴいことしてくれます!
大改造されたサウナ室だが、相変わらずテレビはある。『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』が流れている。
今日はクールポコの小野まじめが挑戦していた。
コロナ禍で収入が激減し、少しでも生活のたしにしたいのだとか。
サウナ室を出たり入ったりしたから途中経過は知らないが、最終問題に挑戦するか100万円を手にドロップアウトするかの二択を迫られていた。
彼は悩んでいた。俺には演技で悩んでいるようには見えなかった。悩み抜いた末、彼はドロップアウトを選択した。その目に涙が光ったのを見て、俺はサウナ室を出た。
ここのサウナは、目からも汗が出やがる。
男臭い芸を売りにするクールポコ。
男は黙って勝負! ……したかったはずだ。
だが、コロナ禍で月収がひとケタ台に落ちたという苦境がその決断を許さなかった。
そんな生活の苦しみと比べたら、サウナ室に入室制限がかけられて並ばないといけない、なんて悩みと呼ぶのも恥ずかしいじゃないか。
クールポコ、がんばれ。
そして、コロナ禍と闘っているすべての人たち、がんばれ。
テレビつきサウナ室と、芸能人のレベルに合わせたクイズ番組。実はどちらもあまり好きじゃない。
だけど、サウナで芸能人クイズ番組を観るのもたまにはいいなと思った。
計3セット。
混雑がイヤでホームサウナ変更を検討している最中だが、やっぱりいいよ、ここ。
また来よう。無料券もあるし。 ← 結局それ
男
[ 神奈川県 ]
1週間前にカプセル泊の予約を入れて、早くも気合いは充分。
スカイビルは何から何までオシャレ。おまけに最近リニューアルが入ったばかりだとは知らなかった。
そりゃー混みますわ……。
しかも自分が予防接種(notコロナ)を受けたばかりだというのをうっかり忘れるところだった。
夕方の浴室は大盛況。楽しそうなサウナを横目に、俺はさっさと入浴を済ませてカプセルへ。
狙い目は早朝サウナだ。
4時20分に目が覚める。
その足で階下の浴室へ直行。
それでも浴室には3人、4人。4時半だぞ? 人気の施設は朝風呂にも人がいる。
早朝ゆえサウナは1室しか開いていなかったが、それで充分。
20人は入れるサウナ室に、初回はなんと俺一人。
窓の向こうにハマの夜景が見える。何だここは。
こんなサウナ、実在していいのか?
水風呂は客が少ない夜間にキンキンに冷えたようで、水温計は14℃。手足が痺れる冷たさ。
椅子もあちこちにあって使い放題だぜひゃっほー!
夕方に入った時には、20脚近くある椅子が全部埋まっていたんだよなー。人気の施設ってヤバい。
ヒバの香りのミストが降りそそぐ椅子が珍しくて気に入った。
変な感覚だ。
寝起きの頭が冴えないうちに、身体の血のめぐりだけが良くなっていく。
夢の中でサウナに入っているみたいだ。
しかし、現実は残酷だ。
これから仕事が待っている。
計3セット。
最後に一言。
予約の時に下段のカプセルを希望したのだが、通されたのは上段カプセルだった。
これまで何十回とカプセルホテルに泊まったが、希望が通らなかったのは初めての経験である。
これも人気の施設だからか?
男
[ 神奈川県 ]
午前中はウォーキング、午後は再修理が終わったミニベロでサイクリング。
竜泉寺の湯に着くまでに既に汗をたっぷりと流し、浴室前の体重計は今年の最安値を更新。
ここからさらにサウナに入ろうってんだから、俺も業が深いな。
おっと、脱水症状にはくれぐれもご注意。
休日の午後2時。
竜泉寺のピークタイムにはまだ早いはずだが、サウナ室の前には既に2、3人の待ち行列。
ここ、一人あたりのサウナ室滞在時間が長いんだよなあ。
裏を返せば、それだけ居心地がいいってことでもある。
ロウリュが入るとすぐに音をあげてしまう俺だけど、ここのロウリュはなぜか平気。耐えられる。
15.9℃からびくとも動かない水風呂はそこそこ広め。
そして椅子は露天に7脚、浴室に3脚。サウナ室の定員は12名なので、サウナーだけで椅子が埋まることはまず無い。かりに難民になったとしても、ねころびの湯や腰かけ炭酸泉など、ゆったりできる場所がいくらでもある。
鳩が入ってくるので露天へ通じるドアや窓は開けっぱなしにしないようにとの注意書きがある。
運が良ければ、脱衣場に面した中庭で天敵の目から逃れて休む鳩たちが見られます。今日はいなかったけどね。
計3セット。
一度出たらまた並ばないといけないと思うと、ついサウナ室に長居してしまい、1セット目からかなりクラクラときた。
夕方のピークタイムを迎える前に退館しようっと。
歩いた距離 13km
男
[ 神奈川県 ]
灰色の低い雲に覆われた晩秋の空。
山では雪になるかもなと思いつつ、山を感じられるサウナへ。
東海大学前駅から崖のような坂道を登ったところに、本日のサウナはあります。
休日入館料850円はこんなものだろうけれど、平日だと700円ってのはお得感があるな。
今度時間が許せば平日に来てみよう。
室内の換気がほぼ全開。
丹沢おろしが容赦なく吹き込んで、洗い場に腰かけているだけでクールダウンになる。
こりゃいいぞ!
サウナルームは定員11名。
床に敷かれたマットに直接座る特別席もあるが、人気なのかいつも誰かがいる。
90℃のドライなサウナは居心地がよく、猛暑が苦手な俺でも長居ができる。
休息用の椅子は計6脚、すべて露天にあるので外気浴確定。
ここはクセになりそう。
2時前になるとサウナ室の前に行列ができたので、いったん床屋へ退避。
常時混んでいるわけではなく、学生やハイカーが来店する密度にムラがあるらしい。
だから、気長に過ごしていれば、いつかは空く。
退避前に2セット、退避後に2セット。
恍惚感よりシャキッとする感覚が上回る、そんなサ活でした。
男
[ 神奈川県 ]
秋晴れの週末。
こんな日にはサウナに行くに限るってんで、渋沢の湯花楽を目指して歩き出したはいいけれど、ちょっと遠かったかな?
渋沢に着いた頃にはもうフラフラ。
近くの「チャイナガーデン」はギリシア風彫刻が置いてあったりして中華っほくない店構えですが、料理はバッチリ中華。麻婆豆腐ランチで事前に汗をかいておく。
近くのDAISOでヒゲ剃りを買うのも忘れずに。
今週は近隣住民は600円のサービスデー。かながわPayで支払うと20%のポイントがついて実質480円。
っていいのか? このクオリティのサウナに480円って。
歩きすぎて足にダメージ食らっているので、ぬるめの炭酸泉とアルカリ温泉で足裏をほぐす。
てか、湯花楽ってぬるいお風呂多いですよね!
満を持して入ったサウナルームは、3分ほどでマット交換のために掃き出されてしまいました。
今日から新人さんがマット交換を担当するとのこと。常連さんも尻に敷いていたマットをかき集めて協力したり。
いいなぁ、こういうの。
サウナはみんなで作るもの、ですね。
結局、4分ほどの短いのを計4セット。
最近お気に入りの大塚の「MATCH」、珍しいライチ味を自販機で見つけて、こいつで水分補給。
……今度は自転車で来よう。
歩いた距離 21km
男
[ 神奈川県 ]
鮫洲での用事が終わり、午後にぽっかり時間があいた。
よし、サウナに行こう。
先日ボイラーが壊れたとかで臨時休業の憂き目にあったので、そのリベンジがいいな。
財布の中には、その時にもらった割引券もある。
京急の鶴見市場駅で降り、RAKU SPAとおふろの国を横目に過ぎて、ヨコヤマ・ユーランド鶴見に到着。徒歩25分くらいか。泳ぐように入館。
何と言うか、昭和の温泉ホテルっぽいフロントです。初めてなのに懐かしい感じ。
600円+割引券と引き換えにタオルを受け取り、2階の浴室へ。
ロッカーはカプセルホテル風の縦長のやつ。
湯船がたくさんあるけれど、基本はどれも同じ天然温泉。
その傍らでキラキラと輝く水風呂が気になって仕方がないが、まずはサウナ。
サウナ室は中央に島がある。
これ、人が少ない時は寝られるんですかね?
もちろん、寝なかったけど。
あと、自分の体感的には結構熱めで、5分が限度でした。
噂の水風呂はグルシンとはいかないまでも13度。
普通に浸かっていると手足の末端が痺れるレベル。
これを回避するには、V字型の体勢を取って頭と手足の先を水面の上に出せばOK。一見変な格好だけれど、これで手足が痺れずに水風呂に長く浸かれます。
あと、そんな格好で水風呂に浸かっているヤツを見かけたら、たぶん俺です。
休息用の椅子は数が少なかったものの、競争率は低め。必ず座れました。
露天には外気浴用の木製ベンチもあるにはある……が、年季のせいか少しケバ立っているような。
温泉→サウナ室→水風呂→休息を計4セット。
マッサージ椅子(これがめっちゃ気持ち良かった。さすがPanasonic!)で身体をほぐした後でさらに2セット。
風呂上がりに鶴見駅まで歩く。
最近お気に入りの大塚の「MATCH」は、鶴見駅前のファミマまで見つからなかった。
素直に食事処でオロポを飲んでおくべきだった。
歩いた距離 3km
男
[ 神奈川県 ]
新しいサウナハットを手に入れました。
今すぐ使いたいっ!
なのでさっそくかぶってみた……やっぱりサウナ室じゃないとだめだっ!
サウナイキタイ。
しかし、こんな変わり種のサウナハットを披露するのは勇気がいる。
あまりその……プロのサウナーが多いところだと、つい気圧されてしまう。
というか、今日って水曜日? あかん、サ活の人たちがたくさんいる。
日もとっぷりと暮れた仕事明け。
いろんな条件を加味しつつ、車をころがしてたどり着いたのが、ここ湯乃蔵ガーデン。
ここは温泉が主役の施設で、近隣の厚木健康センターあたりと比べると気合いを入れてサウナ! って人は少ない。
平日の入館料800円。近隣と比べて安いとは言えない。
しかし、重ねて言うがここの主役は温泉。炭酸泉、なでしこの湯、硫黄泉と選択肢は豊富。
最近は「湯舟→サウナ室→水風呂→外気浴」のコンボが好みなので、温泉のバリエーションが多いのは助かる。
足に擦り傷ができているので、硫黄の湯には長めに浸かって、と。
新しいサウナハットを持って、いよいよサウナ室へ。
休日に比べるとやっぱり人は少ない。俺の読みは間違ってはいなかった。
サウナハットの威力は素晴らしく、長居しても頭が熱くならない。
もとより、湯乃蔵のサウナ室はそんなに温度は高くない。個人的にはこのくらいが心地良い。
温泉込みのコンボを計4セット。
日頃マナーはあまり良くないサウナも今日はそんなことも無く、充実したサ活になりました。
[ 神奈川県 ]
愛用のミニベロが壊れました。
今日は茅ヶ崎か藤沢へ遠乗りしよう、サウナは湯快爽快がいいかなぁとか考えながらペダルを漕ぎ出し、300mほど走ったところで後輪のスポークがポキーン、と。
先日修理が終わったばかりだったのに。
というか、先日修理したのも後輪のスポークだったのに。しかも5本。
もしかして体重のせいですか……いや、もしかしなくても体重のせいか。
ミニベロを車に乗せて再修理に出し、その足で向かったサウナが渋沢の湯花楽。
平日の昼間なのに駐車場が混んでいる。
なぜかと思ったら、今日は近隣住民に限り500円で入館できるサービスデーだとか。
そりゃ混みますわな。ただでさえレベル高い施設なのに。
値段を下げて客を増やせば、客層の幅も広がるのが相場。
今日のサウナ室はジイサン達の社交の場と化していました。
いやー、喋る喋る。
でもね。注意ってあまりしたくないんですよ。
注意すること自体は簡単なんです。正義はこちら側にありますし、サウナ室の壁には掛かっていなくとも「黙浴にご協力ください」のポスターもちゃんとありますし。
ただ、そういうのをいちいち声に出していたら、俺が嫌っている「不寛容な社会」を俺自身が作りあげてしまうんじゃないか、と。
サウナ室のテレビでは、今日もワイドショーが流れています。
小室圭さんのここがダメだ、あそこが良くない……と言っています。
皆さん、他人を批判できるほどご立派なお方ばかりなんですかね。俺はそんなに立派じゃありません。
なにせ、自分の体重すらコントロールできないんで。
サウナ室でのお喋りが気に障るなら、ずらして入ればよろしい。
インターバルを長めにとって、計3セット。
風呂上がりは大塚の「MATCH」でシメて、今日も充実したサ活でした。
[ 静岡県 ]
ペンギン柄のタオルを探し求めて静岡県に遠征。
ららぽーと沼津やサントムーン柿田川にも置いておらず、失意の俺はそのまま極楽湯へ。
サントムーンからは直線距離で200mほどしか離れていないが、ここに市町境があるらしい。
サントムーンは清水町、極楽湯は三島市。
お風呂に入る人達にとってはどうでもいいことだけど。
休日は860円、現金のみ。
大手温浴施設なんだから、キャッシュレス決済があってもいいとは思うが。
お? サウナー御用達のシャンプー(サ印)がない。
アレは夏限定なのかな。気にいってたんだけど。
間引いてもなお15人は収容可能なサウナ室は、休日の昼下がりでも満席になることはない。
サウナ室の前で全裸で行列をつくるのは何となく情けなさを覚えるので、必ず入れるってのは有り難い。
水風呂は適温だし、深い。
露天には外気浴用の椅子が豊富。天気がよい日には富士山も見える……はずなのだが、タイミング悪く雲がかかって見えなかった。
計5セット。
ここからまた車を走らせて帰りたくない。そう感じさせるサ活でした。
[ 神奈川県 ]
夕方から車に乗ってお出かけ。
東名集中工事のせいか、上り方面の車線は車の長い列。
きっと皆さん、富士箱根伊豆へのリベンジ観光の帰りだろうな。
そんな観光の帰りにひと風呂浴びようかと訪れるには、コロナの湯はちょうどよいロケーション。
サウナ室の前には4人ほどの行列がありました。
待ちたくなかったんで露天風呂で温まっていたけれど、もっと便利のよいR255あたりに立地していたらどうなっていたことか。
ところが、日が完全に暮れてしまうと、人が目立って少なくなった。
おそらく、バイクのツーリングの団体だと思われる。
彼らは車と違って、なるべく明るいうちに走りたいという思いが強いから。
したがって、コロナの湯へ車で訪れようという人は、日が暮れてから来館されることをおススメします。
計5セット。
サウナ飯は家で食べようってんで、吉野家で牛丼弁当買って帰りました。
[ 神奈川県 ]
秦野方面へ寄ったついでに、ふらっとここへ来てしまった。
魅力的な温浴施設が周辺にちらばる秦野。
カルシウム含有量世界一をほこる鶴巻温泉のガツンとくる泉質を浴びた後では、「水をわかしただけ」の富士見の湯が物足りなく感じるのは確か。
しかし、サウナに入るのだと割り切ってしまえば、富士見の湯はかなりポテンシャルが高い。
平日の入館料金800円(秦野・伊勢原市民は600円)。休日になると+200円。
しかも休日は弘法山やヤビツ峠からのハイキング客が多く来るので、サウナ狙いなら平日に限る。
サウナ室は5人も入れば満席。
もとが小さい施設だからか、満席になったのを見たことはない。
そして水風呂。
名水百選にも選ばれた、秦野盆地の水……を使っているかどうかは知らないけれど、ここの水風呂は大好き。
仕上げの外気浴は、是非とも露天で。
天気が良い日には、丹沢の山々がバッチリ見える。
公営の温浴施設で、ここを超える景色が見られるところは神奈川県内には無いんじゃないかな。
藤野やまなみ温泉だとギリギリ勝負できるだろうが、あそこはまだサウナ使えないし。
水風呂と外気浴にあこがれて、ここに来ているようなもの。
丹沢おろしが吹きつける真冬のサウナはまだ体験したことがないけれど、その季節になったらまた来てみたい。
計4セット。
[ 山梨県 ]
石和温泉の宿を6時半に出発。
旧甲州街道を歩いて甲府市街へ。昭和通りからは南南西に針路をとって、目指すは湯殿館。
10時の開店と同時に入館できればと思っていたが、R20と交差するあたりでバテてしまい、時間オーバー。
湯殿館は平地のど真ん中。
周辺の道路の走り方から、丘陵地を切り開いて造成したニュータウンらしきものを想像していたので、ちょっと意外。
深緑色の角張った建物。入る前から気分が盛り上がってきましたよ、ええ。
入館料は900円。
こんなものかなぁと思っていたらタオルと館内着がついてくるとか。いやちょっと待て。安すぎる。
だってここ、天然温泉だぜ?
その天然温泉は、琥珀色のまろやかな泉質。
たっぷりと時間をかけて、ウォーキングでくたびれた足を癒やす。
サウナ室は収容7人くらいか。
85℃、7分ごとにオートロウリュが起動する。
温度・湿度ともに個人的好みの範囲。こういうサウナ室は長居ができて充分に温まれる。
学生とおぼしき仲良し4人組がずっと喋っていた。
地元の常連さんがサウナ室に入ってくると静かになっていたけれど、それなら地元の常連さんがいなくても静かにできるんじゃないの? とは思う。
露天風呂があるので外気浴も楽しめる。
が、椅子ではなく板敷き(?)になっているので、俺のような椅子派の人は要注意。
ハードなウォーキングの後でセットを重ねるのは、脱水症状の危険があってヤバい。
3セットで済ませて2階の食事処へ。こちらは10:30からサービス開始とのこと。
湯殿館の住所は山梨県中央市。
中央市といえば、そう、「青春のトマト焼きそば」です!
今回はじめて食いました。ウォーキング&サウナ上がりの身体にしみわたる……。
歩いた距離 14km
[ 山梨県 ]
久しぶりに山梨へ行こうと思い立った、秋晴れの週末。
中央線の日野春駅を8時40分に出発、甲州街道を歩きながら、どこのサウナで汗を流そうかと思案。
候補に上がったのは桜湯と湯殿館。若干ながら距離が短い桜湯にターゲットを絞ったまではよかった。
しかし25kmの道のりは長く、甲府までの距離が歩けども歩けども縮まらない。
足を引きずるように歩き続け、ふらつく視界の先に「桜湯」の看板が見えた時の感動は言葉では表せない。
苦労の果てに目的地に着いた時の感動があるからこそ、サウナの旅はやめられない。
まずは券売機でチケット購入。
ああこれでやっと休める、と油断しきっていた俺の目に飛び込んできたのは「500円」の文字。
あの……これって町民向け特別価格とかじゃないよね?
天然温泉のスパ銭が500円とは安すぎる。恐るべし山梨県。
淡いオリーブ色の湯は、温度によって湯船が分かれている。これはありがたい。
疲れた足をもみほぐすには、ぬるい湯が一番効く。
温泉を堪能した後は、いよいよサウナ。
定員は8名で、いつ入ってもほぼ満席だった。
85℃のドライなサウナは身体がなかなか温まらないが、疲れている身にはこのくらいの温度感がちょうどいい。
水風呂は体感で17℃くらい。水温計はなかった。
注ぎ口を見ると、なぜかカップが置いてある……!
これ、飲めるのか? 飲めるってことだよな?
湧き出る水を手ですくって、一口飲んでみた。
水分補給ができるとか、温泉の効能があるとか、そういうことではない。
水風呂の水が飲めるという体験ができるだけでも、ここまで来た甲斐があったというもの。
あ、そういやここ、甲斐の国だった。
温泉→サウナ室→飲める水風呂→外気浴を計4セット。
柔道場のような休憩室でごろんと横になっていると、もうこの場にシュラフを敷いて泊まりたくなってくる。
もちろんそんなサービスは無いので、名残りを惜しみつつ桜湯を後に。
いつかまた来よう。
歩いた距離 25km
[ 東京都 ]
川崎で用事を済ませた後、帰る前にひと風呂浴びたくなった。
京急に乗って、雑色駅で降りる。
駅前の商店街は活気があって楽しい。今度サウナ飯を食うならここだな。
旧東海道のバス通りを蒲田方面へ2分ほど歩き、少し左に折れたところにNU-LANDはある。明るい看板が出ているから迷うことはない。
この銭湯には何度か来たことがあるが、サ活で訪れるのは初めて。
サウナは別料金、タオル込みで800円。
洗い場にはリンスinシャンプーとボディソープが備え付けられており、銭湯としては充実。
温泉の湯は真っ黒。多摩川流域ではよく見かける泉質ではあるけれど、初見の人は面食らうだろう。
サウナ室のドアは、番台で受け取ったフック型の道具を引っ掛けて開ける。力学的認証方式というべきか。
中は10人は座れる広さがある。間引いてなおこの広さがあるのだから凄い。
ドライなサウナ室の温度は90℃前後。じっくりと温まる。
さて、水風呂である。
ここの水風呂がやたら冷たい、とどこかで読んだのが今日ここへ来た理由だ。
水温は10℃。おそるおそる浸かってみる……うん、冷たい。充分冷たい。
というか、20秒も浸かっていると手足の末端が痛くなってくる。
……耐えきれなかった。
俺はグルシンの水風呂に負けた。
でも、すがすがしい負けだ。
この銭湯には、なんと露天風呂があり、傍らに1脚だけ椅子がある。
人気の場所なので、ゆずりあって使おう。
計4セット、ただしグルシン水風呂は4戦全敗。
蒲田駅までの道を歩きながら思った――いつかリベンジしてやる、と。
歩いた距離 1.5km
男
[ 神奈川県 ]
緊急事態宣言以降、神奈川県内の公営施設のサウナはほぼ全滅。
リスクを取るのが面倒だからやめます、と言ってのけるのがお役所なので仕方がないとは言え、サウナを楽しみにしている身にとっては何ともやるせない。
そんな中、最初に禁をといてくれたのが、ここ別所の湯。
敬意を表し、4時間半かけて歩く。森の空気が気持ちよい。
到着したのが午前9時半。まだ開いていない。
「使用禁止」の札が貼られた椅子の前で待っている間に、駐車場に車が少しずつ増えてくる。
開館直前には10人以上が並んでいた。
汗だくになった身体をさっさと洗って、まだマットも新しいサウナ室へ。
一番乗りだー! 長時間ウォーキングの疲れがいっぺんに取れる。
同時入室は3名までという厳しい条件のもとで再開されたサウナ。でも一番なら確実に入れるぜ(笑)。
とは言うものの、3人分しかないスペースには当然人が埋まってくる。
すると、地元のジイサン達が、当たり前のように会話を始める。
これまた当たり前のことだが、館内にはそこらじゅうに「黙浴」の注意書きが貼られている。
しかし、サウナの再開を誰よりも待ち望んでいたのは地元のジイサン達ではなかろうか。
コンビニのないこの清川村で、館内のカラオケルームや集会室の使用にも厳しい制約がつけられている中で、楽しみにしていたサウナに入ったら少しは気がゆるむのも仕方がない、と俺は思う。
ここは村営の施設で、村外の住民である俺は使わせていただいている立場でもある。
さらに言うなら、村民のジイサン達より俺のほうがリスクが高いはず。
清川村は、ここしばらく新型コロナ感染者が出ていないのだから。
さて、水風呂である。
浴室内には30℃ほどのぬる湯の湯船があるが、それは水風呂とは呼ばない。
別所の湯の水風呂は、屋外にあるタコ壺だ。
定員1名。いや、1名分もないかもしれない。
タコ壺に身を沈めると、多量の水とともに罪悪感もあふれ出す。
天然水掛け流しの水風呂を、こんなにも贅沢に使っていいのだろうか? と。
そんな罪悪感も、後から押し寄せる快楽の波に流されていく。
あと、ここは露天風呂が素晴らしい。
県内の公共施設で、別所を超える露天風呂は存在しないと断言する。
中川温泉ぶなの湯もいいけれども、あそこはサウナ無かったよなー。
計4セットの後、サウナ飯はもちろん館内の食事処で。ほらそこ、外には店がないだろうとか言わない!
豚肉味噌漬の御膳(980円)はヘルシー感があって、しかも激ウマ。
素晴らしいサウナの旅でした。
歩いた距離 19km
[ 東京都 ]
家族全員でお出かけ。贅沢だなぁ。
ま、リゾートホテルに泊まったりすればこんな額では到底済まないので、家族サービスと思えば安いもの。
地下の駐車場からエレベーターを乗り継いで6階へ。
何から何までピカピカなサウナ施設というのは初めてで、ちょっとたじろぐ。
浴室は広々としており。内湯と外湯が3つずつ。
サウナ室は4つ。3つは室内だが、1つは露天から入る。
テレビがあるのは1つだけ。静かなサウナ室の方が落ち着いて入れるので、このバランスは素敵。
4つのサウナはどれも素晴らしかった。
個人的にもっとも気にいったのはヴィルデンシュタイン。
80℃くらいの温度が俺にはフィットするっぽい。
ここに籠もって5分ほど経った頃に、スタッフが入ってきて桶と柄杓を置いていった。
お、ここはセルフロウリュができるのか。しかし、誰も動こうとはしない。
しょうがないなぁ、じゃ自分が――と立ち上がって柄杓を手に取った時、
「あのぉ、それ、スタッフの人が使うやつですよ」
……すみません、知らなくて。
その直後、再び入室したスタッフに柄杓を手渡し(笑)。
正しいアウフグースイベントが始まった。
「すみませんねー。期待されていたようなので、多めに扇いでおきますね!」
言ってくれるのは嬉しいが、実は風を受けるのは初体験。暑くて暑くて倒れそう!
イベント終了と同時にサウナ室を飛び出した。
いやぁ……恥ずかしかったけど、いい体験になった。
休憩をはさんで計6セット。充分すぎるほど堪能した。
昼過ぎに入館したのに、外に出たらもう暗くなっていた。
[ 神奈川県 ]
川崎駅前での用事は午前中で終わって、午後はフリー。
あー、サウナイキタイ。
ヨコヤマ・ユーランドにターゲットを定め、西口通りを歩く。2kmはあるだろうか。
新鶴見橋を渡り、おふろの国の前を過ぎ、ついにヨコヤマに着いたぞ……ん?
玄関前に番頭さんみたいな人が立っている。そして一言。
「本日は機械が故障してしまって、臨時休業です」
またお越しくださいと割引券を手渡されても、サウナ欲が満たされるわけじゃない。
さあどうする? 一番近いのはおふろの国だが、そこは先日訪れたばかり。どうせなら新しいサウナを体験したい。
当サイトで検索をかけて目にとまったのが――志楽の湯。
歩くことさらに2km。
住宅地の中、月極駐車場らしき場所に来た。本当にここなのか?
よーく見ると、駐車場の奥に繁みがある。繁みを分け入って進むと……あった。
入館料990円。
建物の内部は薄暗く、木造の渡り廊下は歩くときしむ。さながら昔の湯治宿のようだ。
洗い場の床には縄文風の文様が彫ってある。
カランは銭湯風で、近代的な感じはまるでない。
百万都市のど真ん中にこんな場所があることに驚かされる。サウナどうこうを語る以前に、この雰囲気を味わえるだけでも訪れた価値がある、と俺は思った。
サウナは定員10名。
90℃のドライサウナは5分以上でも平気。
サウナマットは一度も交換に来なかったので、持参できるなら持ってきた方がよい。
水風呂には狭くて定員2名がいいところ。いつも誰かが浸かっている。
しかし、ここで語るべきは水質。天然温泉と同じものを使っているらしい。
まったくカルキ臭がしない、やわらかい天然水の水風呂。
俺はすっかり気にいって、順番待ちになってでも必ずここでクールダウンした。
露天風呂も素敵なのだが、外気浴用の椅子がないのが残念。
屋内にいくつかベンチがあるが、多くはない。
サウナよりも温泉の方に重きをおいた施設なのだ、と思うことにした。
計5セット。
木造の渡り廊下は、湯上がりに涼むにはもってこいの場所。
廊下の端に腰掛けて、MATCHを飲みながら一息つく。
真夏の夕方あたりに来たら、最高の気分になれることだろう。
歩いた距離 4km