2021.11.20 登録
[ 神奈川県 ]
俺のトントゥがちょうど2022になっていた。
来年もよろしくお願いします。
半ドンの今日、どこのサウナに行くべきか。
休日には人があふれるような施設に平日行くのがいいだろうと考え、サ活投稿数が県下3位の当館に決めた。
まず、旅籠を思わせる店構え。東海道・程ヶ谷宿を売りにしているんだろうな。
でも、旧東海道(相鉄だと天王町駅の下を走る)も程ヶ谷宿(JR保土ヶ谷駅の北側)も、ここからかなり離れているぞ?
ちなみに、東海道五拾三次の宿場と同じ名字の人(品川さん、川崎さん、…、草津さん、大津さん)で、唯一存在しないのが程ヶ谷さんであるという。(保土ヶ谷さんは存在する)
外国人が日本国籍を取得する時には好きな苗字をつけられるそうだから、誰か程ヶ谷姓を名乗ってもらえないものか。
脱線した。
サウナの話を書くんだった。
サウナ室は28席。広いなー余裕じゃん。
ならば、なぜサウナ室の外に順番待ちの数字が書いてあるのか。
答。平日の昼間なのにサウナ室も湯船も人でいっぱいだから。
サ活1万超えの施設とは、つまりこういうことなのだ。
薬湯もローズ&サンダルウッドの変わり湯も、登り窯型のサウナも塩サウナも、実に気持ち良かったんだがなぁ。
家からは遠いし、休日はさらに料金跳ね上がるんじゃなぁ。
本当に素晴らしい施設でした。
でも、ペンギンにはもったいない高嶺の花。
歩いた距離 0.6km
男
[ 神奈川県 ]
ビジネスホテルが、サウナー向けに極限まで進化すると、こうなるのか。
県民割で予約したクイーンルーム、身に余るサイズのベッドを横目にさっさと着替えて、15階の浴室へ。
今月リニューアルしたばかりとかで、何から何まで新しい。
まずは温泉。このあたりでは一般的な黒湯ではあるが、ビジネスホテルでは贅沢だよなぁ。
サウナはドライサウナ。定員8名かな。宿泊客しか来なさそうなので、満席になることはまずない。
水風呂は奥に水温計がある。
針がちょうど目盛りを指しているから15℃……いや、15℃の目盛りはここだな……ってことは……10℃!?
気づいた時にはもう遅く、手足の末端がピリピリに痺れていた。
ただいまキャンペーン中で冷やしているのだとか!
休憩用椅子にはオットマンまでついている。ここは是非とも露天の方に座っていただきたい。
休憩後、露天風呂で温まろうと立ち上がると、川崎の夜景が目に入る。
思わず露天風呂の縁に立って、夜景に見入ってしまった。全裸で。
誰が作ったんだ、この風呂。すごすぎる。
他にも、館内着、アイスキャンディ、マッサージ椅子、ランドリー、ラーメン、乳酸飲料など、サウナ上がりに欲しいなと思うものは大抵揃っている。漫画コーナーまである。
ここ、ビジネスホテルだぞ!
ああ……明日仕事に行くのがイヤになってしまった。どうしてくれるんだ。
またサウナ入って気分転換してくるか。
歩いた距離 0.8km
男
[ 神奈川県 ]
本日二度目のサウナは仕事明けの妻と。
12月27日・28日は4周年記念イベントで、平日無料入館券をプレゼント! だそうです。
午後8時過ぎに入館。
売りの炭酸泉は満員なのに、サウナ室は余裕がある。
先日の工事の時に席数を増やしたのが効いている。
もうサウナ室の前で並ぶこともなくなったのかな。
みんなサウナ室で静かに蒸されている。
汗の染み込んだタオルを絞る人も今日はいない。
いい施設になったなぁ。
ホームサウナに来るのは今年はこれが最後。
来年もよろしく。
男
[ 神奈川県 ]
西丹沢方面に出かけた時には必ず立ち寄っていた温浴施設。
緊急事態宣言が明けた後も、ここのサウナ室の扉は固く閉ざされたままだった。
そのサウナが再開したと聞き、早く行きたいと思っていたのだが、なかなか機会は訪れない。しかも、年末12月28日から年始1月4日まで休館だと。
万障繰り合わせの上、11時半に到着。
3階にあがって下足を預け、左手にある方が高温サウナのある浴室だ。
男女日替わりらしいのでご注意。
サウナ室は定員5名。
ドライサウナで居心地がよい。木製の座席がところどころ傷んでおり、座ったり歩いたりするたびにきしむので、大事に使おう。
水風呂はさすが丹沢の水。
注ぎ口から飲んでいる人がいたので、俺も倣って飲んでみる。
外気浴は露天に椅子が2脚。
風呂全体の規模から見て、サウナ環境はかなり充実している。
あと、ここは休憩室が素晴らしい。
広々として、田舎の集会室みたい。実際、田舎の集会室か。
サ飯はとろろそば(400円)。
さすが公営施設、懐に優しい!
丹沢の山を眺めながら食べるサ飯は格別だなぁ。
男
[ 神奈川県 ]
【これまでのあらすじ】
ロウリュイベントに参加できず悔しい思いをしたペンギン。
今度こそはと胸に誓ったはいいが、機会はなかなか訪れず……。
3と7のつく日はロウリュイベントがある。
しかし27日は別のサウナに行く予約を入れてしまった。
今日が今年のラストチャンスである。
夕食を抜いて車を飛ばし、19時15分に受付カウンターへ到着。
イベント整理券という名のリストバンドは……あった!!
当然ゲット。番号は5番。この時点で既に4人が手にしているってことか。気合い入ったサウナーがいることに俺の心がフルエル。
軽めに2セットをこなし、イベント開始の時を待つ。
案内とともにぞろぞろとサウナ室へ。ひいふうみい……ん? 18人いる。
たしか定員14名だったはずでは? ……あぁ、上段の修理が終わったから定員増えたのか。
今日はアロマではなくヴィヒタを浸しておいた水を使いますとのこと。イベント初参加の俺にとっては、どんな水でもありがたい。
ロウリュは4回やりますねーと言われたが、3回目あたりからキツくなってきた。
俺の修行が足りんのだな。
水風呂へ逃げこんだ後、露天に置かれたコールマンのインフィチェアに横たわったらもう立てない。
そこへ涼しい風邪を送ってくださった熱波師さん、ありがとうございます。
いろいろ差し引くと、俺は今日480円でロウリュイベントに参加している。
確かにコスパが良い。というか良すぎる。かたじけなさに涙こぼるる。
今年ここへ来るのは、今日が最後になるだろう。
なので、来年もよろしくお願いします。
男
[ 東京都 ]
今夜は絶対に銭湯サウナ、と心に決めていた。
なぜなら今日は冬至、冬至といえば柚子湯である。
もちろん、柚子湯を供するサウナもある。けれど、こういう年中行事はどことなく銭湯のほうが似合う。
蒲田駅の最寄り、と言って差し支えないこの銭湯。
サウナ込みで750円。現金なら自販機で、電子マネーの場合は番台で申告する方式だ。
浴室内は普通の銭湯。ゆえに柚子湯もちゃんとある。柚子の香りはしなかったけれども、皮さえ入っていればいいのよ。
あと、ここの露天は俺が知るかぎりもっとも黒い湯をたたえている。
新丸子駅近くの丸子温泉も負けないくらい黒いのだが、サウナが無いからみんなは行かないだろうな。
サウナは限界まで座って6人。
ドライサウナだが、マットが無いので誰かの汗で濡れていることがある。
あとお喋りも多い。ま、下町の銭湯なんてそんなものよ。俺は気にするのをやめた。
水風呂は15℃。少し深くて足を取られることがある。他にこれといった特徴はない。
なぜかは知らないが、ここのサウナ室の後で水風呂に入ると異常に心が落ち着く。
特徴がないぶん、万人受けする水風呂なのかもしれない。
露天風呂の脇に外気浴用のベンチが一台。
定員は2名。ときどき難民が出る。そんな時は黒湯の縁に腰掛けて待とう。
計4セット。
俺、銭湯サウナの方が性に合うのかもしれない。
聖地でなくても、ロウリュイベントがなくても、充分楽しいんだもん。
歩いた距離 0.8km
男
[ 静岡県 ]
朝湯を浴びた後、6時半に駿河健康ランドをチェックアウトして、東海道を西へ。
サウナーには説明しなくても今日の目的地が察せられるコースである。
途中で自転車を借りて、三保の松原を観光したり、久能山の石垣イチゴをつまんだり、サウナに入る前から充実した時間を過ごした。
セブンイレブン敷地店の向かい、JA静岡の一角にHELLO CYCLINGのステーションがあるから、しきじリピーターを目指す人は覚えておいて損はない。
本まで出版されている超有名サウナなので、細かい説明は省いて個人的体験だけを書く。
2種類のサウナのうち、薬草サウナはスモーキーすぎて長居できない。あと喉がひりつく。
サウナー達は賢明にもタオルで口を覆っていた。
水風呂は脱水気味の身体にしみわたるよう。
俺は毎回滝にあたり、注ぎ口から水を飲んだ。
窓全開なので、室内でも外気浴っぽい風がくる。
その椅子に腰掛けていると、ぴちょん、頭にしずくが当たる。
ふと上を見ると……水滴がびっしり。集合体恐怖症の人は見ないほうがいい。
窓全開にして、なおこの高湿度。
原因はおそらく水風呂の滝で、滝壷(水風呂だ)から水蒸気が絶え間なく供給されているのだろう。
さながら浴室全体が超低温サウナのごとく、優しいミストに満ちている。
2階の休憩室はほぼ満席。あの……皆さん休日なんですよね?
人気のほどがわかる。
もう一度サウナに入ってから家に帰ろう。
歩いた距離 9km
男
[ 静岡県 ]
一泊二日で東海道を歩くことにした。
どこのサウナに入るかが最大の関心事なのだが、今回はきちんと宿泊できる施設という観点で選んだ。
沼津から清水まで徒歩で移動するのは、もはや歩いてサウナの範疇を超えている。
黄昏時の薩埵峠をとぼとぼ歩き、遥か遠くに健康ランドの灯りが見えた時の感動は、きっと誰とも共有できまい。
もはや立っているのもやっとの俺を待ち構えていたのは、宿泊チェックインの長い行列。
あの……日曜日の晩ですよ? 皆さん結構泊まるんですね。
重い身体をどうにかして大浴場へと運び、あの行列だとサウナ入室待ちは避けられまいと思うと心まで重くなってくる。
しかし! 全然並ばなかった!
なぜなら、サウナが5箇所もあるから。
以下、温度の高い順に紹介。
(1) 高温サウナ
一番広い。テレビ有り。普通のドライサウナだが、室温は100℃オーバーとかなり凶悪。
(2) フィンランドサウナ
ロウリュできそうな雰囲気はあるが、それらしい道具無し。そこそこ広い。
(3) 漢方サウナ
9種類の薬草を詰めた袋がヴィヒタのごとく吊られている。薬草の匂いはあまりしない。寝転がって蒸される。テレビ有り。気持ち良すぎて落ちかけた。
(4) クリスタルミストサウナ
低温多湿でじっくり蒸される。ウォーキングで干からびた身体には、ここがベストマッチだった。
(5) 塩サウナ
マジで駿河湾のにおいがする。
クールダウンは18℃の水風呂、それに6℃のクーラー室。
初体験なので入ってみましたよクーラー室。
南極の写真が壁を飾っている。おお、あれはアデリーペンギン!
清水まで来て、俺はついに仲間のペンギンを見つけたのだ!(違
外気浴は寒すぎて、疲れはてた身体がもたないのでパス。
ホテルのベッドで休んでから、明朝トライいたします。
歩いた距離 42km
男
[ 神奈川県 ]
神奈川県のダウンタウン、川崎区でサウナイキタイと思った。
再開発されずに残った古い街ゆえ、銭湯がまだ10軒以上も営業を続けている。どこにしようかと迷った末に、もっともサ活の多いここに決めた。
川崎駅前からバスに揺られて15分。現代サウナらしいお洒落な店構えをしている。
浴室には琥珀色の源泉をたたえたあつ湯とぬる湯、それに不感温浴の炭酸泉。
サウナ的には過不足なし。というかどの湯も申し分なく心地良い。これが源泉の力か。ちなみに源泉は少ししょっぱい。
サウナ室は30分ごとにロウリュかアウフグースイベントがある。
イベント好きサウナーにはたまらないだろうが、準備のたびに締め出されるので、せわしなさを感じる。
午後6時半頃、サウナ室前が賑やかになってきて、いったい何を始めるのかと思ったらアウフグースイベントの抽選会だった。
いやー、壮観でしたよ? 裸の男共が手持ち無沙汰な様子で佇んでいるというのは。
俺が知るかぎり、ここ以外では国技館の幕内力士土俵入りでしか見られない光景だ。
せっかくの機会なので、俺も抽選に参加してみたが、ハズレ。
水風呂は深さ150cmもあって、しかも水温13℃。冷たさのあまり溺れるんじゃないか、という恐怖感込みのクールダウン。映画『タイタニック』で浮板にしがみつくジャックの姿が一瞬脳裏に浮かんだ。
外気浴はいいですね!
パズルのように並べられた、長短合わせて5脚の椅子。外からの風もちゃんと入ってくる。
それなのに浴室内の椅子のほうが人気があって、外気浴はいつでも座れるという……。
総じて完成度が高く、ベテランサウナーにはたまらん仕上がりの施設だと思われる。
でも、俺にはちょっともったいない。抽選のたびに(まさに文字通りの)全裸待機をする熱意が、俺には無いもんなぁ。
イベントの合間を縫って、2時間かけて計5セット。最後のセットは10分掛けて、サウナ室を出た時には口から湯気を吐いた。
アウフグースイベントに参加しなくても、俺はこれで充分!
歩いた距離 0.6km
男
[ 神奈川県 ]
ここはファミリー向け日帰り温泉のイメージが強いのだが、最近少しずつサウナに力を入れているように感じる。
先月はサウナ室を二重ドアに大改造した。
そして今日来てみると、外気浴用の椅子が増えている。計7脚。他に寝椅子もあるので、外気浴難民の危険はほぼなくなったと言っていい。
今日はつい、汗ロウリュに注意をしてしまった。
俺、マナーを注意するのってイヤなんだよな。
他人に注意をするほど立派な人間じゃないってことは、俺自身がよくわかっているわけで。
でもなぁ。
サウナ側がいろいろと頑張っているんだから、客のほうもサウナを大事にしたい、と俺は思う。
お喋りするのは別にいい。我慢できなくなったら俺がサウナ室を出れば済むから。
でも、サウナ室で汗を絞ったら床板の腐食が早まるし、特有の饐えた臭いが抜けなくなる。現にそうなったサウナを俺は知っている。
みんながマナーを守ってサ活すれば、誰も注意なんてしなくて済むのになぁ。
ここは俺のホームサウナなので、つい口が出てしまった。
俺なんかに言われた方も、いい気分はしなかっただろう。
もやっとした気分を残しつつ、計4セット。
平日無料券は期限内に使い切りました。
男
[ 神奈川県 ]
今日のサ活は川崎駅からスタート。
西口から鶴見駅のバスに乗って、さてどこで降りるんだったかと考えていると、車内放送で「おふろの国にはこちらで」と言ってくれる。
でも、バス停からはヨコヤマの方が近くて、ちょっと気まずい雰囲気になったりもする。
入館料750円。
2種類のサウナのほかに10種類近くのバリエーション豊かな湯船を持つ施設としては破格のお値段。個人的には千葉実母散という薬湯が好み。
ジェットバスはあいにく故障中。ほかにも全体的に建てつけが古く、あちこちガタが来てはいるが、サウナの価値はそんなことでは決まらない。
低音サウナは1時間おきのオートロウリュ。じわじわと温まる。
俺は少々物足りなかったので、もう一つの高温サウナへ移動。
……熱い。
室温90度を超えないのに、なぜこんなに熱いんだ。
俺が思うに、ここのサウナは室温よりもサウナストーブからの輻射熱が強いんじゃないだろうか。
5分もたたずに仕上がってしまう。
水風呂は広くて深い。水温14℃。
水風呂の中を歩いているうちにクールダウンできる設計になっている。
椅子は屋内に4脚、露天に8脚。寒いからか露天の方が空いていた。
ここで外気浴にひたっていると、これから服を着て電車に乗って家に帰るのがイヤになってしまう。
計4セット。
日帰り温泉激戦区・鶴見で生き残るための努力は並大抵のものではないだろう。
でも、このサウナを体験してみると、愛される理由がわかる気がする。
ナイスなサ活でした。
歩いた距離 0.3km
男
[ 神奈川県 ]
愛用のミニベロが、また壊れてしまった。
昨日、無茶をして藤野までの長距離を走ったのがいけなかったか。
しかし、修理に持っていった自転車屋の店員が、折れたスポークと俺を交互に見ながら、
「体重オーバーですね。ミニベロの標準体重、65kgなんで」
傷ついた俺の心は、サウナに癒やしてもらうしかないっ!
てなわけで、自転車屋の近くにある湯花楽へ。
今週は近隣住民の入館料が500円になるサービス。しかも3と7のつく日はアウフグースイベントがある。
俺はどっちも知らずに来てしまった!
大混雑を覚悟したものの、浴室内は案外空いている。満席になりがちなサウナ室もスカスカと入れる。
やがてアウフグースイベントのお声がかかる。どれどれと腰を上げ、いざサウナ室に入ろうとすると、
「すみません、整理券(という名のリストバンド)がない人は入れません」
ちゃんとポスターに書いてあるじゃねえか! 気づけよ俺!
……まぁいい。どのみち激アツはそんなに得意じゃないんだ。イベントが終わるまで炭酸泉で身体を温めておく。
宴のあと。
入ったサウナ室には誰もいない。ロウリュの蒸気がまだ満ちていて、残り香もある。
アフターアウフグースってのもいいな。
そういえば、最上段の板が割れて座れなくなっていた。
先週はメンテナンス休館だったから、再開後3日ほどで割れた計算になるんだが……。
お、俺じゃないからねっ!
ちょっと重いからって、乗るたびにミニベロが壊れるほど重いからって、座ったくらいで板を割ったりはしないんだからねっ!
……痩せなくちゃ。
サ活続けてたら痩せるかなぁ?
男
[ 神奈川県 ]
サウナがある公営の温泉施設は、俺が知るかぎり県内に4つ(★)ある。
★5つでした。(2022/1/8訂正)
緊急事態宣言下では、右へならえで全サウナが閉鎖された。民間の施設が工夫しながらもサウナを運営しているのに、である。
長らく閉鎖が続き、このまま再開しないんじゃないかと諦めかけていた山北・さくらの湯がサウナを再開したと知った時には、だから心底驚いた。
もしやと思い、閉鎖を続けている最後の公営施設、やまなみ温泉のウェブを俺はおそるおそる開いてみた。
以下が、もっとも重要な一文の抜粋である。
「12月2日 サウナを再開しました」
敬意を表して、自転車で藤野へ向かう。
自宅を出たのが朝6時半、やまなみ温泉に着いたのが午後1時。
今日は気温が高く、サウナ前から汗だくに。
源泉掛け流し風呂で全身を温め、待ちに待ったサウナ室へ。定員3名、ウレタンマットを持って入る旨の但し書きアリ。
ドライサウナはやや高温で、汗を絞りきった身体からまだ汗が噴き出る。サウナマットが敷かれていないので、汗が落ちないよう手持ちのタオルでこまめに拭き取る。
室内に満ちる饐えたような臭いが少し気になった。
水風呂はサウナの規模に比べると大きめ。水温計はないが、体感的には16〜17℃。
カルキ臭がしないのが、山のサウナのいいところ。
外気浴は、今日のような晴れた日の午後に、是非とも味わっていただきたい!
椅子が2脚、それに据え付けのベンチ。どこに座っても、美しい山々が眺められる。
贅沢な時間の過ごし方だ。わざわざ自転車で来てよかった。
サウナ室を濡らしたくないのでしっかり身体を拭いている俺の横から、マットを持たずに入室する客に二度ほど抜かされ、そのたびに5分ほど待たされた。
だが、5分の待ち時間がどうした。俺はこのサウナに入る日を1年前から待っていたのだ。
ただ、饐えた臭いの原因はわかったような気がする。
マットが無いサウナ室でみんながマナーを守らないと、そのうち取り返しのつかない事態になるんじゃなかろうか。
なにせ、再開からたった10日しか経たないうちに、臭いが鼻につくようになったのだから。
計3セット。
当館からやや離れてはいるが、サ飯は相模湖駅前・かどや食堂の肉豆腐定食(850円)で。
相模湖周辺に来た時は必ずここの店に寄る。やや薄味でボリュームは満点、サウナとの相性は保証する。
歩いた距離 4km
男
[ 神奈川県 ]
遠くから旧友来たり、共にサ活す……と言えればいいが、旧友はサウナがチト苦手な様子。俺も無理は言わない。
かつての温泉旅館を日帰り温泉にリメイクした感じ。建物の規模のわりに浴室はびっくりするほど小さい。
2,030円と値段が張るせいか、かなり空いてますね。
湯船から眺める芦ノ湖と富士山は見事!
外気浴スペースが少ないので、湯船の縁に腰掛けて足湯状態でくつろぐのも一手。心身ともに休まります。
サウナは定員3名。
新しい設備でとても居心地はいい。だけどサウナマットが頻繁に交換されている様子はない。あまりサウナに力を入れていないかもしれない。
温度は低めで、前述のようにサウナーが少ないので、じっくり温まりたい人には適している。
水風呂はおひとりさま用。
なになに……地下水を汲み上げで使っている……天然水だー! 天然水風呂大好き!
外気浴スペースは短いベンチが1脚しかない。
ただし、難民になっても露天風呂から富士山を眺めていれば大丈夫。
何というか、ポテンシャルは高いのに、ロケーションと風景に甘えてサウナに力が入っていないのがもったいないような、そんな施設でした。
計3セット。
食事は元箱根の廣志屋食堂でとろろそば(900円)。
フレンドリーな店主さんが箱根のよもやま話をいろいろ教えてくれた。
ありがとうございます。
男
[ 神奈川県 ]
川崎から町田へ移動する途中、どこかでサウナイキタイと思ったらどうするか。
もちろんこのサイトで調べるわけだが、駅から遠くない場所となると候補は限られてくる。
はじめて降りた、読売ランド前駅。
ファミマの角を左に折れ、閑静な住宅地に差しかかる頃、右手に銭湯の煙突が見えてくる。
料金は番台で払う。720円。
一見、ごく普通の銭湯です。
……と思ったら中も普通の銭湯ですー!
脱衣場の雰囲気が、かつて通いつめた風呂によく似ている。何から何まで懐かしい。はじめて来るところなのに。
身体を洗ってから湯船へ……熱いな。
水温計は44℃。水でうめないでとの注意書きもある。江戸っ子気質の風呂だ。
サウナは詰めれば10人入れそうな広さ。今のご時世なら5人が限度だろう。
外から見た温度計は128℃。さすがに壊れているんじゃないかな。室内の12分計も壊れて止まったままだったし。
ドライでハードなサウナ室を出て、掛け湯をしてから水風呂へ。
水温14℃。しかもバイブラ。カルキ臭がしないのは、まさか天然の井戸水か?
銭湯にこんなクオリティの水風呂があるとは。
休憩用の椅子はないが、だから何だって言うんだ。
浴槽の縁に腰掛けて休む。そしてまた熱いサウナ室と、キンキンに冷やしてくれる水風呂へ。
ここには中庸という概念はない。
計5セット。
古き良き銭湯。
俺はこの銭湯の未来が気になってたまらない。
いつかひっそりと店をたたんで、跡地にマンションが建ったりはしないかと。
時代の流れとはそういうものかもしれない。
だけど、寂しいじゃないか。
ロウリュイベントがあってヴィヒタが置いてある、そんなピカピカのサウナもいいけれど、昭和に連れていってくれるタイムマシンのようなサウナもいいよ。うん。
歩いた距離 0.3km
男
[ 神奈川県 ]
ここへ来たことは以前一、二度あった。
だがそれはサイクリングで汗だくになった身体を洗い流すためで、サウナ目的、しかも日が暮れてから訪れるのは初めてのことだ。
地味な灰色の建物、目立たないんだよな。果たして俺は駐車場を見つけられるだろうか……!?
闇夜にギラギラと輝くネオン。
夜のラッコはド派手な装いであった。
あー寒い。早く温まりたい。
子供みたいに脱ぎ散らかした服をロッカーに押し込み、ペンギンサウナハットで参戦。
まずは身体を洗……ん? スタッフの人が何か言っている。
「今から……(シャワーの音で聞こえない)……す」
何かが始まるらしい。
多分サウナのイベントだ。アウフグースかな? 熱波はあまり得意じゃないが、体験できるならしてみたい。
身体を洗い流してサウナ室へ滑り込み。既に床にまで人がいる。
そこへスタッフの女性がやってきて一言、
「今から爆風ロウリュを行います!」
……は?
爆風、計6セット。
「私なら絶対やらないです」「我慢できなくなったら言ってくださいね。止めないかもしれませんけど」など、飛び出す数々の名言。
これ全部受けたって人がいたら、多分変態だと思います。
俺は4セットまでしか受けられなかった。
もしかして……毎晩こんなイベントやってるのか?
夜のラッコ、恐るべし。
男
[ 神奈川県 ]
今から15年ほど前に、さぬきうどんがブームになったことがある。
美味しい、安いなどもあるだろうが、怪しげなセルフうどん屋で珍しい体験ができることが最大の理由だったのではなかろうか。
Google Mapを頼りに、大船駅東口の活気あふれる商店街を歩く。
店が少なくなり、こんなところに風呂屋があるのか? と疑念を抱きはじめた頃……ありましたー!
しかし、風呂屋にしては小さいな。
サウナと岩盤浴つきで840円。
勾玉型の鍵(これでサウナ室のドアを開ける)を受け取る時、番台のおじさんが「着替えは2階で」と。
ドアを開けて脱衣場に入り、さて2階なんてどこにあるんだと振り返ると……ありましたー!
いわゆるロフトの位置にサウナ利用者専用の脱衣場があるのだが、階段が何と言うか……その……マインクラフトで作ったようなフォルム。頼むから伝わってくれ。
低い天井に注意しつつ、全裸でマイクラ階段を降りると、いよいよ浴室へ。
狭い空間に炭酸泉や電気風呂、しかも露天の岩風呂まである。よくこれだけ詰めこんだなと思うほど。
さらに、サウナ、水風呂、外気浴室、岩盤浴まである。あらためて断っておくが、外から見てもそれだけのスペースがあるようには見えない。
そう、ここには空間の魔術師がいる。
サウナ室は……暑い。結構暑い。
でも、ストーブどこにあるの?
首をかしげながらも座っていると、尻がだんだんと熱くなってくる。
床下暖房(!)かよ。
水風呂はキンキンの14度。尻焼きサウナとの相性がいいなぁ。
クールダウンの後は、外気浴のために露天へと通じるドアを開ける。
目の前には白木の階段が。なになに?
ととのい場は、2階にあります……!
空間の魔術師がこしらえた、ととのい場。
是非体験してくださいとしか言いようがない。
隠れ家的なスペースでファンの風に吹かれて、俺は2セット目から意識が飛びかけた。
怪しく、珍しく、それでいて素晴らしい体験。
シチュエーションだけで感動できるサウナを、俺ははじめて知った。
すごいわ、ここ。階段が急なのが怖いけど。
計4セット。
歩いた距離 0.6km
男
[ 神奈川県 ]
家族で夕食に出かけた帰りに立ち寄った。
スタンプカードの有効期限が切れたことに気づかなかった程には久しぶり。
夜10時を過ぎても、客はたくさんいる。
休日は2時間900円という強気な価格でもなおこの入り。人気のほどがわかる。
久しぶりすぎてサウナの勝手を忘れてしまっていた。
サウナ室は2段15席、中ほどに大きなストーブがある。
火力が強いのか、ロウリュがなくても結構効く。
水風呂は安心して入れる15度。
サウナ室の真横にあり、サウナ室−水風呂間の距離の短さを競う選手権があれば、センチメートル単位で好勝負を演じるはず。
外気浴の椅子は8席。
サウナ室がフル稼働する時間帯だと、外気浴難民が出るかもしれない。
今日は閉店間際だったので、俺は好きなところに座れた。
計4セットで、館内に蛍の光が流れて時間切れ。
本日2回目のサウナは慌ただしかった。
男
[ 神奈川県 ]
一番風呂、という言葉がある。
俺の業界では、未開の分野に挑んで苦労することを指し、どちらかと言えばネガティブなイメージで用いられる。
しかし! サ活においては一番風呂はご褒美!
むしろありがたく味わうべきものだ。
霜のおりた朝、自転車を駆って清川村へ。
宮ヶ瀬湖を目指したものの、途中でお湯の匂いにつられて別所の湯へ。
開館までの30分の待ち時間は、付近の七福神巡りハイキングで過ごした。
自分のほかには誰もいない。一番風呂だー!!
スタッフの方が「よく温めておきました」と言ってくださったサウナ室も一人占め。
ちなみに、必須アミノ酸の覚え方は「風呂場椅子一人占め」という。どうでもいいけど。
蒸されること12分、ホクホクの蒸しイモ状態になってサウナ室を出る。
不感温浴のお湯で身体を流し、露天にある名物タコ壷へと向かう。
静謐な水をひたひたに湛えたタコ壷。もちろん、ここでも一番風呂だ。
火照る身体をしずめるべく、タコ壷に身を沈める……。
「つめっ……!!!」
さて、おさらいしてみましょう。
今朝は霜がおりるほど寒かった。
露天のタコ壷の水は、おそらく昨日の夜からそのまんま。
氷点下近い気温で、じわじわと冷やされ続けた水風呂。
浸かっていると手足はもとより、尻までしびれてくる。
多分これ、グルシンだ。
とてもじゃないが、1分間は耐えきれなかった。
一番風呂は、やっぱりリスクを伴うんだなぁ。
と言いつつ、何度もタコ壷のお世話になる俺。
だって、気持ちいいんだもん!
風呂上がりには恒例のお食事。
今日はとろろ蕎麦(800円)で。
歩いた距離 2km
男
[ 神奈川県 ]
今日は仕事がハネたらサウナへ行くと決めていた。
午後3時を回ると頭の中に「サウナイキタイ」の文字が浮かび出し、それは湯船に身をしずめる時まで続く。
11月26日に配布された平日無料入館券を持っている人は、自販機ではなくフロントへ直行しよう。
フロント前の通路から中へ入れてくれる。
午後5時半から午後7時過ぎという平日のピークタイム。
従来であれば待ち行列を覚悟しなければならなかったが、定員アップしたサウナ室は6割の入り。
もちろん並んだりはしない。それに、二重ドアの威力で以前よりも蒸されやすくなった気がする。
5分もすれば、俺は立派な中華まん。
シルク風呂、という微細泡の露天風呂がある。
ここには入浴中に頭を休められるようにと金属製の枕(?)がある。
この枕が、冷たいのである。
中に水を通しているのだと思うが、サウナを2セットほどこなした後でシルク風呂に入って頭を枕の上に置くと、それだけで意識が遠のいていく。
これはヤバい。クセになる。
水風呂ばかりでなく、冷たい金属枕を求めるサ活もいいかもな!
計5セット。
あと今日はペンギンのタオルとかサウナマットとか、いろいろ落とし物忘れ物をしてしまった。
教えてくれたおじさん、ありがとうございます(深謝)。
男