サウニストCD＠台東区とととい倶楽部

アペゼから歩いてホテルに向かう。
意外と遠かったがいい運動になった。

ホテルにチェックインして、頃合いを見計らってレンタルサイクルで銭湯に向かう。向かったはいいがちょっと遠いな....。なんか寒いし。さっきから完全に距離を見誤ってる。

すっかり冷え切って辿り着いた白山温泉。
『健康で長生きしたけりゃ銭湯だぜ！！』の力強いメッセージ。寒さに凍えた自分は健康で長生き出来そうな気分では無い。

浴場は地元の皆様で大変な賑わい。サウナ室は香太くんのナイスオイニーでアツアツ。熱の感じは東上野寿湯に近い。スレブサウナって何だ？

露天にある薬草サウナは扉の開閉が無ければ激アツ！最高！！入る前より健康で長生き出来そうな気がしてきた。

すっかり温まったので今回の目的地の一つ、24時間営業の喫茶店『かかし』へ。『ロッジ赤石』のような喫茶店を想像していたら、予想に反してファミレスみたいな客層だった。

ホテルを出て電車を乗り継いで名古屋市内へ。

名古屋といえば日本でも有数の危険地帯。酔っぱらい、暴力事件、詐欺、暴走行為に白い粉。なんでもござれの悪徳の街。だけど大丈夫。既に『警察24時』で予習済みだ。

地下鉄の駅を出て、取り敢えず喫茶店で一服。悪の種が無いか目を光らせる。

....平和だ。

目を光らせてたら頭部まで光ってしまいそうな気分になってきたのでふざけるのも程々にしてアペゼへ。

サウナは3種。ロウリュ用のサウナがTV付いてて気に入った。水風呂2種は冷たすぎない分かってる温度。全体的に混んでるように見えて空いてるのでゆったり過ごせる。「サウナはディスコ。グルーヴは客が作る。」の名言でお馴染みの市販(メンマー)さんが勧める訳も分かる。

リクライニングで寛いでると、「俺の牛乳どこやった！」とオッサンがスタッフに怒り狂って揉めてる声が聞こえて来た。

名古屋は平和な街なので多分幻聴だ。

ここで一泊。

電車に乗って知らない駅で降りてバスでホテルの近くまで。旅っぽくなってきた。

壁面がコンクリブロック剥き出しのサウナ室。天井が低く穴蔵感あり。過去に似たサウナに入った記憶があるが最後まで場所は思い出せなかった。

ボウリング場併設のこの辺では一番大きい建物。(です。調べ)

ロウリュ1回受けたらクタクタになって「ミナミの帝王」を読んで過ごしました。

「ととのった顔、見せてよ」
俺は焦っていた。ブリヂストン3段変速シルバーの自転車、通称チャリンコを漕ぎながら。

駅前の中古自転車屋で借りたレンタルサイクル。その中古自転車屋のオッサン。スゲエにこやか、親切で感じが良い。故に油断してしまった。どこ行くの？と聞かれて、サウナピアっす、と正直に答えた結果、見知らぬ土地でととのいを求められてしまったのだ。
旅行2日目にして最大のピンチ。ととのわない訳にはいかない。

ふらふらと道沿いの店を覗き見、立ち寄り、45分程度で辿り着く。

ロッカーから浴室の動線が素晴らしい。サウナはもとより水風呂、外気浴、食堂、休憩室、それぞれレベルが高い。特に喫煙所は入った瞬間にグッと来てしまった。何時間でもいられる自信があるが、程々にして3時間で切り上げる。

帰りもチャリ。
ブリヂストン3段変速シルバーの自転車。
オッサン、俺の顔見て何て言うだろ？

ここで一泊。

新しめのサウナはグッドスメルのナイスオイニー。
ドーミーインはいいよね。

サウナはカラカラ。
吹き出る汗が気持ちいい。
水風呂に包みこまれたら旅が始まった気がした。

喫煙所には殺人事件が起きそうな灰皿。

豊橋の夜。サウナオーギにありがとう。
また来たいけど叶わない。

普通ではない事ばかりで正月感の薄い正月。
今年はサンフラワーから始める。

ちなみに髪の毛も薄いのは、僕と君だけの秘密だ。

BACK TO BASIC!!
年越し風呂は寿湯でした。

年明けは2日が朝湯で3日から通常営業。
薄い頭が下がる。

すっかり足が遠のいた稲荷町。
ここ１年で、「サウナはセッティングが命」という事を反面教師で教えてくれた。

年内最後にしておきます。
ありがとうございました。

夏の間はただ熱いだけの子供だましだが、冬になると思ってたより良いセッティングになる。

とはいえ、久しぶりに行ったら脱衣場のオイニーがスメってたりするのは論外。