サウナメッツァ

ミッドナイトのオリエンタル。
サウナ室の扉を開けたら
サウナストーブの前に桶とラドルが。

確かに以前からセルフロウリュする人はちょくちょくいたが、
いよいよ公認になったということなのだろうか。

と思っていたら、早速入ってきた人が
一杯、二杯、三杯。
ちょっとやりすぎ。

ちなみにテレビは故障中で
これはもう、このままでいいのでは？

水風呂は連日の暑さにも関わらず
12℃キープで
思い出してもととのう。

新宿で韓国映画を観たあとコリアンタウンのサウナに。

着いた時点で汗だくだったもんだから早く水風呂に飛び込みたかったが
まずは洗体、そしてサウナ室。
不快な汗は心地よい汗に。

そしていざ水風呂。排水のあの轟音が改善されている。
ただ水温は20℃。この季節はどこの水風呂もなかなか冷えない。

自分は水風呂のファーストインパクトを大事にしているから
元々汗流しはお湯派だが、この季節はなおのこと
水風呂の水で汗を流すのは避けた方がいい。
折角冷えた水が減って温い水道水の分量が増えてしまう。

何てことを思っていたのだけど
20℃の水風呂でもしっかりどころか
がっつりととのってしまった。

ロウリュはないが湿度のあるサウナで
がっつり発汗し
広々とした水風呂に浮かび、
天井に映る水紋のゆらめきを眺める。
椅子に腰掛け、窓を開けて風を呼び込む。
至福。

いつもは縄文釜風呂からドライサウナに移行するのだけど
何か今日は縄文釜風呂と水風呂の相性がよくて
縄文釜風呂オンリーでぐんにゃり。

あまりならない夏バテになっちゃって
なんでだろうなーと考えてみたら
先週の日曜からサウナに行っていなかったことに気づく。

これはいけない、と慌てて駆け込みボナサウナ、水風呂、そして外気浴。
するとどうだろう。
あんなに暑くて俺を夏バテにした外気が実に心地よい。

仕事の前に駆け込みサウナ。
11℃台のシルキー水風呂から上がり
体がポカポカしそうなところで
17℃台の水風呂に入る。
水風呂のツープラトンで完全にキマった。

仕事終わり、同僚に誘われアダイブへ。
昼には北欧に行ったんだけど、二つ返事で了承。

ナイスなサウナのダブルヘッダー。

長梅雨の中、久しぶりの青空を北欧の露天で見た。

寝椅子に身を横たえ日光を浴びながら
そっと目を閉じれば
小舟に乗って海を揺蕩っているよう。

もう最高。カレーもうまい。

30分くらいお散歩してから入る。
このほどよい運動がより深いところに連れていってくれる。

今日もサウナ室は熱々。シルキー水風呂はキンキンで瞬間冷凍。
１h３セットで新しい自分になった。

ボナサウナの優しい熱とサウナ室で流される演歌に包まれた。
最近は居酒屋でも演歌が流れるところは減った。
また演歌が聴きたくなったら駒の湯に来よう。

朝からマルシンに行こうと決めていた。
絶対、気持ちいいという予感がしていた。
ビンゴ。
最高に気持ちいい。

サウナ室と自分のコンディションがぴったり一致。
水風呂には背中から倒れるようにザブン。
あとは水に任せて空気椅子ならぬ水椅子でプカプカ。

そしてベランダに飛び出せば、もう完璧。
体が胞子のように宙に舞う。

ここのボナサウナは香りがいい。
汗だくのおじさんがひしめき合っているのに
香りがいい。

そしてすぐに温まる。汗をかく。

ミニプールから上がった後、狙うはエアコン下のととのい椅子。
だけどなかなか座れない。

運よく座れてもゲリラ豪雨ジャスティスボタンは
なかなか押せない。

ほかの人がいたら押すのが躊躇われる。
ととのっている人に声をかけるのなんて
もってのほか。

何セットか繰り返すうちについにチャンス到来。
誰もいない。
迷わずプッシュして雨の中ととのう。

来る度に「やっぱりアダイブはいいなぁ」と実感する。
発汗で。水風呂で。階下のリクライニングシートで。

薬草スチームあっつあつ。
しきじを彷彿とさせるものがありますな。

しっかりととのってから
上の階の食堂に行ったんだけど
ビールを待っている間に気づく。
「あれ？まだ続いている？」

お久しぶりのスカイスパ。
お昼前に入って体洗ってサウナ入って水風呂浸かってぼんやりして、
それからテルマーレで時間調整したら
１２時のエクストラ・アウフグース。

サウナストーンに水をかける音、タオルが風を切る音、
おそらく世界でもっとも耳に心地よい音だ。

ペパーミントの香りに包まれて私は無になった。

今夜もキンキンのシルキー水風呂で
心も体もクリアになりました。
ありがとう。

サウナに行くのも面倒臭いと思うような日はあるけれど
サウナに行って後悔したことはない。

新生オリエンタルの10℃水風呂ばかりに行っていたから
もしかしたら物足りなさを感じちゃったりするかな、と思ったが
完全に杞憂だった。
それどころかここ最近のマルシンでは
最高の恍惚。

やはり深くて広い水風呂は何にも代えられない。
背中からゆっくり沈んで、そこから浮かび上がって
ふわふわと浮かぶ喜びたるや。
まるで揺りかごに揺られているよう。

シルキー水風呂を求めてまた来てしまった。

これだけ水温が低いと逆に上がった後の体のポカポカ具合がすごい。
完璧なディープリラックス。

週の真ん中で生き返った。いや、生まれ直した。

露天のミニミニプールの水はだいぶ温くなった。
でも大丈夫。水風呂はきっちり冷たい。

そして水風呂でしっかり冷やした後に
ミニミニプールのへりに足だけ乗せて
体をプカプカ浮かせれば
耳に入るのは水中の音。目には空。