2020.07.08 登録
かまくらサウナ。僕はこのサウナを一生忘れないだろう。
積雪160cm、気温マイナス3.1度の秋田県横手市に降り立った。エクストリームな積雪に歓迎され、横手の定宿にチェックインした。
★サウナ室
ドイツ人建築家ブルーノ・タウトが「まるで夢の国」と絶賛したかまくらで有名な横手市ならではのサ室。露天スペースに鎮座するまっ白な外観の巨大サウナ。内部は直径約5m、高さ約2.6mの円形ドーム型、約14人が座れる椅子が壁に沿って円を描いている。そして遠赤外線ストーブがまるで吹雪のように強烈な熱波を送り続ける。
壁には珍しいKENKO社製のサウナ時計、そして温度計。針は94度を指している。テレビが無く、オルゴールのBGMが控えめに流れている。
「かまくら型汗蒸幕(ハンジュンマク)」と称されるこのサウナは唯一無二のサ室である。もし全日本ユニークサウナ選手権大会が開催されたら、間違いなく優勝候補の筆頭だろう。
熱波最高、発汗最高、情緒最高。
★水風呂
浴室に設置された深めの水風呂に体感17度の水道水が注ぎ込む。やわらかい水質が火照った身体を包み込む。
★外気浴
ととのい椅子は計7脚。露天に3脚、浴室に2脚+リクライニングチェア2脚。ととのい天国と言うべき充実のととのい環境である。
露天の椅子に腰かけ、美しい雪の花を咲かせる木々を眺めながらととのう。何と贅沢な外気浴なのだ。
かまくら型のサウナを考案した方は素晴らしいセンスの持ち主である。北海道には牛舎サウナがあり、奈良には大仏サウナがある。そんな想像をするのもサウナの楽しみのひとつなのかもしれない。
そして今夜も横手に雪が降る。
96点
男
[ 青森県 ]
青森市郊外、田んぼと住宅街に囲まれた場所にある日帰り温泉施設。駐車場に降り立ったときの開放感がたまらない。
★サウナ室
約70度、ロッキーサウナ(ツインストーブ)、テレビあり(RAB→NHK)。時計はテレビの上に普通の時計あり。サウナマットは1人用のジョイントマット。サ室は2段、10人サイズ。仕切り棒があるのできっちり10人座れる。
温度は低いが、ロッキーなのですぐに心地よく発汗する。
★水風呂
約15度。青森市内有数の低温で、キリッとした肌触りが最高。
★外気浴
露天スペースがあるが、冬期の露天風呂は水風呂とのこと(ぬるいため水風呂としての役割を果たしていないが)。寝転がれる木製の大型ベッド?があるものの、冬期は積雪。雪質によっては雪ダイブが可能だが、今日は氷雪だった。
露天スペースにととのい椅子がないので、浴室内に2つととのい椅子でととのう。ひとつは一般的な白いととのい椅子、もうひとつはペプシの折りたたみ椅子。
サ室と水風呂は文句なく素晴らしい。だが、積雪期のととのいスペースの充実が望まれる。露天スペースにととのい椅子が3脚あれば最高なのだが。さらに、かけず小僧が数名いらっしゃったので、「水風呂に入る前に汗を流しましょう」という案内も必要だ。
サウナ後はこじまりとした共用スペースでコカコーラZEROを飲む。
2時間、くつろぐことができました。
90点。
[ 青森県 ]
青森市では貴重なオートロウリュがあるサウナ施設。温水が流れ続ける駐車場に雪国を感じる。
個人的に青森県内初のロウリュへの期待に胸を膨らませながら身体を清め、いざサ室へ。
★サウナ室
76度のロッキーサウナ。出入口の1人用のサウナマットあり。テレビはNHK、時計も砂時計もなし。小型の砂時計を持参している常連さんがおり、いいアイディアだと思った。
直径約40cmのサウナストーブにサウナストーンが盛られている。そして天井にはロウリュの管が見える。ロウリュ仕様のヴィジュアルに興奮しながら、10分に1回のロウリュを待つ。
そしてオートロウリュ。約1秒、「ジュワー」という音がサ室に響き渡る。「どこかに熱波師はいないのか!」と思ったが、ここはニコーリフレではない。仕方ないと諦め、周囲に誰もいないことを確認したうえで、ハンドタオルでセルフ熱波(笑)。
ロッキーならではの高温感で発汗は抜群だった。
★水風呂
約21度。蛇口は2つあり、1つは普通の冷水、もうひとつは塩ビパイプの約9度の超冷水。壁の説明書きによると交互に注水されるそうだが、塩ビパイプからの注水は確認できなかった。
★外気浴
露天風呂や外気浴スペースはなく、ととのい椅子もないため、浴室内の壁にもたれてととのう。
改善点は、ロウリュの量、ととのい椅子、水風呂の温度、サ室の時計。改善されればかなり上質のサウナ施設になるだろう。
82点。
男
[ 青森県 ]
年末から降り続く雪が街中を覆い尽くす積雪55cmの弘前市。2021年初のドーミーイン弘前に滞在した。
ボナサウナ92度、水風呂17度、外気浴-6.4度。いつもどおり最高のサウナ。
気温が低いため外気浴は3分程度しかできなかったが、浴室内にある障がい者用?の椅子に移動してととのいを継続した。この椅子がなかなかよい。津軽凧絵のやさしい照明に照らされてしばし微睡む。
また、露天スペースの床は雪のため足底が冷えるのだが、ととのい椅子に体育座りをすれば足底が冷えずに長くととのえることを今更知った。ヒャダインさんに感謝。
今回も最高にととのった。サウナの後の雪見酒がうまい。
[ 青森県 ]
2021年、あけましておめでとうございます。
サウナーの我々にとって今年もよきととのいに恵まれるようお祈りします。
新年1回目のサウナはあおもり健康ランドを選んだ。
雪国なので靴のロッカーは普通の靴用と長靴用に別れており、今回はAIGLEの長靴だったため、長靴ロッカーを使用した。選んだ番号は1086(「どうやろう院政」)。因みに、普通の靴では5150(VAN HALEN)がお気に入り。
老舗の健康ランド、函館と繋がるフェリー埠頭に近いせいもあり、いつもは旅人や長距離運転手を目にするが、今日は地元の方々ばかり。少々寂しさを覚えるが、空いていたのでゆっくりとととのうことができた。
★サウナ
16人サイズの3段タイプ、88度、遠赤外線ストーブ、テレビあり。METOS社の古いロゴのサウナ時計が歴史を物語る。
忍者巻きをして、6分 X 3セット。
★水風呂
10人サイズの浴槽に冷水が止めどなく流れ込む。水温は体感的に19度。軟水のなめらかさが気持ちいい。あと2度下げてほしい思いはあるが、2分はゆっくりできるやさしさに包まれる。
★外気浴
露天スペースは雪に覆われており、さらにととのい椅子が撤去されていたため、マイナス3度の外気を少しだけ浴びて、浴室内のととのい椅子へ。ととのい椅子は計6席。スタンダードタイプ2席、半リクライニングタイプ4席。浴室内が広いので、屋外でなくとも意外と快適にととのうことができる。最近では珍しく、湯気が立ちこめる神秘的な雰囲気がたまらない。隣接するあかすり屋さんも気になる。
ひとつひとつのスペックは至って普通だが、総合力がかなり高い施設。健康ランドの名に恥じない各種の湯も素晴らしい。次回は館内着をレンタルして2階を探索しよう。
94点
男
[ 青森県 ]
青森市の環状道路付近にある温泉施設。2020年で21周年を迎えるとのことだ。
★サウナ
88度、約20人サイズ、ロッキーサウナ、TVあり(NHK)。
★水風呂
水温計なし。体感は約19度。4人サイズで、かけ流しの冷水が浴槽に溢れる勢いが流れ込む。
★外気浴
露天風呂スペースに長椅子がひとつ。若干座りにくいかな。因みに露天風呂の水温は40度以下。個人的にはぬるい。
浴室内にはととのい椅子が1つのみ。冬期は寒さのため外気浴でゆったりととのうことができないので、場合によっては争奪戦になる。
個人的な長所は、広々としたサ室と水風呂。短所は、ととのい場が充実していないこと、そして脱衣所のリノリウムの床。素足にリノリウムはちょっといただけない。
80点。
男
[ 青森県 ]
青森県弘前市の郊外にある温泉施設。きれいな館内でゆっくりとくつろぐことができる。
★サウナ室
100度。約12人収容、テレビあり(NHK)、METOSの12分計あり。
温度計上はかなりの高温だが、湿度のせいかとても心地よい。2段あるうち上段は高温、下段は比較的やさしい。サウナマットはなく、サ室入口にある1人用ビート板タイプのマットを自由に使える。サウナストーンを囲むレンガがいい雰囲気だ。
★水風呂
「低温水風呂」と「中温水風呂」があり、水風呂過激派も穏健派も満足できる。「低温」は、冷水がまるで消防車の放水銃のように勢いよく注がれており、体感的に15度。5人サイズなのでゆったりと水風呂を味わうことができる。過激派の私も唸る水風呂だった。
★外気浴
露天スペースに古い木製の2人用ベンチが1脚のみ。
周囲の壁が高いので風景を楽しむことはできないが、星空は見える。4度の空気が気持ちよい。北国の冬の楽しみのひとつは、外気浴が水風呂以上に熱い身体を冷ましてくれることだ。もちろん、長時間は過ごせないが。
温泉も最高。 ドライヤーも無料。唯一の欠点は、浴室の照明が蛍光灯なことだけだった。
サウナとは全く関係ないが、入浴後、ロビーでコカコーラゼロを飲みながら『サヨナライツカ』の再読を始めた。
92点。
男
[ 青森県 ]
青森県平川市、江戸情緒溢れる大型温泉施設。館内着、休憩処、食事処が充実した津軽屈指のゴージャスな施設で、館内と浴室の照明が白熱電球で統一され、オレンジ色のやわらかいあかりに包まれた雰囲気が心地よい。
★サウナ室
90度。約12人収容、テレビあり、12分計あり。
大量のサウナストーンから放射される熱気がすぐに発汗を促し、温度以上に熱く感じた。サウナマットはなく、サ室入口にある1人用ビート板タイプのマットを自由に使える。ロッキーサウナならではの適度な湿度がとても心地よい。
★水風呂
水温計は設置されていないが、感覚的な水温は18度。冷たすぎずぬるすぎず、絶妙な温度調整だと感じた。「いつまでも入っていられる水風呂」という言葉がぴったりなやさしい水風呂だった。
★外気浴
広々とした露天スペースに、ととのい椅子x3、長椅子x1。ととのい椅子はイタリア製の黒い椅子で、なかなかおしゃれ。竹林を眺めながら、ゆっくりとととのうことができた。
温泉も素晴らしく、PH8.7の湯質がたまらない。「ぬる湯」と「あつ湯」があり、後者は高温好きを唸らせるには十分だった。
サ室、水風呂、外気浴、それぞれが90点以上の充実のサウナ施設だった。福家への道中では、津軽平野の地平線に浮かぶ岩木山を眺望できる。これもまた魅力ではないか。
92点。
男
[ 青森県 ]
「青森の王者」と個人的に称するサウナの天国がここにある。
サ室92度、水風呂16度、岩木山を眺望する外気浴。言葉では説明できない完璧なととのいに包まれる。
温泉も最高の中の最高。
和の風情をもたらす照明、露天風呂の圧倒的な開放感、今はなき伝説の追子野木(おっこのき)温泉からの運び湯。すべてが温泉愛とサウナ愛に満ちあふれている。
「神様、どうか私が死を迎えるまで閉業しないでほしい」と願わずにはいられない施設である。
男
[ 北海道 ]
「北の王者」と称されるニコーリフレ。これまで20泊以上宿泊しているが、今回はスパのみ利用した。
サウナ8分→水風呂1分→ととのい椅子 × 3セット。
他の方が多数コメントしているのでサウナについては敢えて書かないが、水風呂の素晴らしさを改めて実感した。
「備長炭凛水風呂」 と名付けられた16度の水風呂。締まりがよくキリッとした冷感が全身を覆いつくす。ビールで言えば辛口、水で言えば硬水。やらかさとは無縁の攻撃的な水質で瞬時に昇天する。この水風呂は唯一無二だ。
個人的に外気浴がないのが唯一の欠点だが、抜群のサービス&エンターテイメント精神に脱帽せざるをえない最高の施設である。94点。
[ 青森県 ]
八戸市の繁華街に位置するドーミーイン本八戸。ホテルから徒歩34秒にある某居酒屋を訪問する前に13階のサウナに向かった。
サウナ6分→水風呂1分→外気浴10分 × 3セット。
666, the number of the beast。
#サウナ
約98度。テレビあり。METOSの12分時計がかわいらしい。
#水風呂
約16度。ドーミースタンダードでやわらかい水質の素晴らしい水風呂。
#休憩スペース
こじんまりとした露天風呂スペースにととのい椅子が1脚。これが最高。
高温サウナと低温水風呂を堪能できる理想の施設。13階から八戸市街を見下ろす眺望も見事である。壷風呂も最高で、体験する価値のある施設だった。94点。
[ 青森県 ]
弘前市郊外、旧岩木町にある老舗の温泉旅館。この地区はNPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟しており、神々しい岩木山と美しい田園風景を愛でることができる。
1人アップルマラソン10kmを走り終え、汗を流しに向かった。
サウナ6分→水風呂1分→外気浴10分 × 3セット。
666, the number of the beast。
#サウナ
約88度。3人サイズ、テレビ無し、時計は砂時計。日本の北欧である青森でフィンランドの素朴な雰囲気を味わうことができる。
#水風呂
約14度。直径約1cmの 配管から惜しみなく大量の冷水が注ぎ込む極上の水風呂。瞬時に昇天。
#休憩スペース
露天風呂で休憩可能。ととのい椅子はないが、木材のフロアに寝そべることができる。
ロビーに食堂あり。サウナ飯をいただきたかったが、また次回に。
コカコーラZERO販売あり。
浴室は木材がふんだんに使われ、昭和の伝統を受け継ぐ見事な建築。温泉には弘前屈指の高温風呂があり、極上の水風呂との相性も抜群。津軽ならではの古の趣を味わいたい方におすすめの施設。92点。
[ 青森県 ]
2020年にリニューアルした森の中にある温泉施設。森林浴だけでも気持ちがよい。
サウナ6分→水風呂1分→外気浴10分 × 3セット。
666, the number of the beast。
#サウナ
約90度。広々としてゆったりできる。テレビはNHKだった。サウナマットなし。
#水風呂
約22度。かけ流しだが、個人的に水温が高いのが難点。
#休憩スペース
露天風呂に長椅子がひとつ。露天風呂スペースは三方を壁に囲まれている作りのため、風の流れがない。風で身体を冷やす外気浴を楽しむには物足りない。それでも、美しい森の眺めは素晴らしい。
脱衣所とロビーはエアコンがよく効いていて快適だった。
自販機ではコカコーラZEROも販売中。
温泉自体は素晴らしいので、おすすめの施設。82点。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。