2020.07.08 登録
[ 青森県 ]
ゆで太郎とコメリパワーの後、シングルの水風呂に別れを告げるため板柳へ向かった。
4月下旬、今年もこの儀式が執り行われる。
入湯前に敷地内を散歩した。青空の下、満開の桜と残雪の岩木山。サウナ前にととのう私。
施設のトリコロールの旗が新調されていることに歓喜。私はこのデザインが大好き。
水風呂は9.4度。
先週末は8.2度。わずか1週間で1.2度上がっていた。その上昇を肌で感じる。浸水時間が8秒だけ長くなる。
外気浴日和の本日。
シングル後の外気浴はこれで最後だと思うと泣けてくる。この最強の解脱感を半年後まで体験できない寂しさが募る。
だが季節の進行を私は止めることができない。12月までただ待つことしかできない。
椅子に座りながら目を閉じる。
聞こえてくるのはいつもどおり、隣の公園で遊ぶ子ども達の笑い声。
のはずが、今日はその笑い声に加えて歌謡曲が聴こえる。中森明菜の「十戒」、「DESIRE」、そしてTHE BLUE HEARTSの「情熱の薔薇」。
花見の宴会でスピーカーから大音量で流しているのだろうか。いや違う、ヴォーカルが下手だ。生バンド?おまけに音量が刻々と変化する。風向きの影響だろうか。
まあいい。
最高の外気浴を妨げるほどでもない。
4セット後、施設のエントランスでポスターを発見した。
「いたやなぎ春まつり 4.21(日) 岩木川河川公園」「ロックバンド演奏」「カラオケフリータイム 13:30〜14:30」。
なるほど、外気浴で聞こえた音楽は風に乗ったロックバンドの演奏だったのか。そして、カラオケフリータイムにまだ間に合う。私は車で急行した。
3分後、私は驚いた。
桜が満開の河川公園では大勢の花見客が集い、トラックの荷台を利用したステージでカラオケが。
このような祭りがあったとは。
老若男女が屋外で宴会を楽しみ、春の休日を満喫している。
隣町の世界レベルの弘前公園の花見と比べれば、町内会のような規模感。屋台はかろうじて7店舗。これがまた愛おしい。太宰治「津軽」の小泊の場面を彷彿させる。
カラオケで歌われる玉置浩二の「メロディー」の哀感に包まれて、私は気がついた。
この場所は2022年8月の記録的大雨で水没し、隣接するりんご畑が大被害を受けた場所。まさに同じ場所で板柳の人々は眩いばかりの陽光と咲き乱れる桜を愛でている。
自然の生命力と板柳人の逞しさに感動し、思わず涙コひとつポロと流れた。
シングルの水風呂よ、また会おう。
いたやなぎ春まつり、来年は私がマイクを握る(予定)。
男
[ 青森県 ]
10:00AM
幸楽苑で好物の味噌野菜たんめん大盛り。
飲み会の翌日はどうしてラーメンを食べたくなるのだろう、という長年の疑問に以前すけきよさんが答えてくれた。
「ビールや日本酒はアルカリ性のため、身体は中和を求めて酸性を欲する。ラーメンのスープは酸性」。
さらに調べると、ウィスキーは中性、赤ワインは弱アルカリ性。ワインにはラーメンではなく酸性のチーズを合わせるのも納得。
ちなみに納豆はアルカリ性。
11:00AM
ふるさと温泉到着。
駐車場はほぼ満車だが、浴室には先客2名。日曜日のランチタイム、皆は昼食をいただく時間帯、私はほぼ貸切のサウナをいただく。
水風呂は8.2度。
♪春なのに〜 シングルですか〜
春なのに〜 水風呂冷えてます〜
♪春なのに〜 春なのに〜
シングル〜 またひとつ〜
静寂が包む外気浴専用エリアで椅子に座る。
昨日の鶴亀温泉の17.2度とは異次元の解放感。やはり水風呂は冷たいに限る。心臓の激しい鼓動をしっかりと感じ取ることができる。精神が研ぎ澄まされ、ある種のトリップ状態に近い感覚が宿る。
私は昨年のこの週末の個人的な出来事を思い返す。
そして昨夜の粗相を反省する。
14:00PM
今シーズンの畑仕事をキックオフ。
90分を費やして畑の全面をトラクターで起こす。
板柳の水風呂がシングルを卒業する頃、私の家庭菜園は本格化する。
卒業までに、もう一度。
男
[ 青森県 ]
(昨日のサ活です)
鶴亀温泉に行ってきました。
サウナ室は90度のストーンサウナ、20名サイズのイギリス議会型、NHK、どれも快適でした。
水風呂は17.2度、4名サイズのかけ流し、オーバーフローでした。
外気浴は背もたれがある2名用のベンチで休憩しました。
晴れた春の空気がとても気持ちよかったです。
夜はサウナが好きな方々が集まる宴会でした。
総勢16名、とても楽しかったです。
キッズルームではおっさん達がはしゃいでいました。
帰宅は24:10でした。
どなたかがお仕事中に作ったと言っていたステッカーが財布の中に入っていました。
男
[ 青森県 ]
「汽笛が俺を呼んでいる」と歌ったのは渡哲也。
「誰かが私を呼んでいる」と歌ったのは山口百恵。
「外気浴が私を呼んでいる」と鼻歌を歌うのは私(笑)。
天気図は快晴、最高気温21度の予報。春らしい健やかな青空の下、南へ車を走らせた。
音楽はノルウェー🇳🇴のガールズバンド、THE TUESDAYS。
23歳の春にヘビロテだった音楽。春らしい甘い歌声とアンニュイで切ないメロディが社会人2年生だった私の記憶を呼び起こす。
若僧だった私。今はおっさんの私。
体型も髪型も変わったが、変わらないのは音楽の好みとギャグセンス。
途中、黒石で好物のみそラーメンの後、青森県南津軽郡大鰐町へ。
県内屈指の広大な外気浴スペース、そして今年3/9にリニューアルした「つつじ」のサ室がお目当て。
12:30到着。
売店で名物の大鰐温泉もやしを発見。以前はこの時間帯は完売だったが、最近は供給量を増やしたのだろうか。即購入。2時間の入浴後も販売されていたので、湯後に買えばよかったと少々後悔。
さてサウナ室。
ドアを開けて1歩進むと、「あっつ!」。
日本サウナ史の伝説として語られるべき機械仕掛けのアルパインサウナが撤去され、新たに設置されたのは株式会社メトスの電気式サウナヒーター、FLR。
約40個の熱々のストーンが18名サイズのサ室を蒸し上げる。温度計は92度。そのパワーは強烈かつ無慈悲、珍しく私のビーチ◯が痛いほど。
さすがメトス、見事な設計。
この高温サウナは津軽ナンバーワンになりうる可能性を秘めている。真新しい壁面と座面の木材が輝いている。最高。
10.6度の水風呂を経ていざ外気浴へ。
雲ひとつない青空と100人は収容できる広々としたヌーディストエリアが迎えてくれる。
椅子に座り、マイマットに座り、タオルを敷いた床に寝転び、セットごとに体勢を変えながら6ヶ月ぶりの強い日差しを全裸で浴びる。
人も植物も、生命は光と水と空気の3つさえあれば生存できる。私の身体は春の陽光に歓喜しているが、残念ながら若返りすることはない。
巡る季節、一方通行の私の命、すべては自然のままに。
そんな想いが浮かぶ陽春の露天エリア。
4セット後、温泉に浸かって退館しようとするが、あの水風呂をもう一度浴びたかった。
♪春なのに〜 水風呂ですか〜
春なのに〜 水が冷えてます〜
♪春なのに〜 春なのに〜
水風呂 またひとつ〜
帰宅後、大鰐温泉もやしでレバニラを作ってみた。明日からのお弁当にも。
新入社員の方も異動の方も、新しい春を愛でましょう。
男
[ 青森県 ]
雪解け後の3月、私の春を告げる旅に出た。目的地は青森県八戸市、ミッションは台湾料理店、美味鮮。
先月、秋田県横手市にある同名の店を再訪したが閉店していた。その悲しみをサ活に綴ったところ、お気に入りサウナーさんから青森県に数店舗あるとの情報を得た。検索すると存続中は八戸の店だった。
11:40到着。
何と訪問済みのサウナ施設、オールウェイズから約150mの距離。私はこの店の前を何度となく通過していた。
物事を知ることは行動が変わること。
私がこれまで通過した店や人々を思う。きっと私の人生をより豊かにする機会もあったのだろう。だが私は後悔一切なし。
注文はレバニラ定食、追加200円でスープから変更した台湾味噌ラーメン。
メニューも味も横手の店に近い。ものすごい量。
揚げたレバーはコクとまろやかさが絶品。油淋鶏は正にcrispy outside & juicy inside。春巻もパリッパリでうまい。
台湾味噌ラーメン。担々麺に似たクリーミーなスープに中太ストレート麺が絡み、私は台北に飛んだ。19年前の出張、鼎泰豊の極細刻みしょうが美味だったこと、足つぼ店で膀胱のつぼがやたら痛かったこと。
会計の際、店員のお姉さんに「秋田の横手に同じ名前のお店があったのですが」と尋ねたところ、「ウチはココだけヨ。台湾料理のミセはどこもニタヨウニなっちゃうノヨ」とのこと。
同名で酷似のメニューだけに疑惑が残るが、うまければそれでよい。ご馳走様でした。
と、ここで終わると食べログなので、食後のサウナへ。
初訪問の極楽湯八戸店。
カラン35個、高い天井、湯種も豊富、広々とした開放感が素晴らしい。
サウナは遠赤外線のタワー型、座面は5段。テレビの両脇あるストーブは残念ながら火力不足。温度計86度、10分でも発汗不良。
だが17.1度の水風呂は約10名サイズでとてもよい。
外気浴。気温13.1度、風速13.3m。
30名は余裕で寝転べる巨大なウッドデッキが迎えてくれた。
折りたたみマイマットを枕にして寝る。
空の青、雲の白、葉の緑。春色のトリコロール、私の冬はドアを閉じた。
内湯には椅子2脚、風除室に椅子1脚とベンチ。充実の休憩場所。
遠赤が物足りない場合の保険として200円でレンタルしていた岩盤浴タオルを片手に岩盤浴へ。男女別のため、館内着なしの裸体で体験するのは人生初。
室温56度、無音、ほのかな照明。
とても落ち着く空間。サウナより快適に汗をかく16分。
サウナよりも浴室や露天でのくつろぎを目的とするなら優秀の施設だった。
男
男
男
[ 青森県 ]
昨夜から降り続いた雪が街を覆い、朝の冷気は冬がまだ終わらないことを告げる。
よろしい。
私は1年中冬でも構わない人間。
絵画のように美しい雪景色を再び愛でることができる歓喜を胸に板柳へ向かった。
完全曇天空(かんぜんどんてんくう)。上空は見渡す限りムラのない厚い雲。太陽の位置さえ確認できず、光も影もない。
この雪国の照度が大変落ち着く。
冬が永遠に終わらなければよいと思う。
音楽は同じ雪国スウェーデン🇸🇪のイングウェイ・マルムスティーン。「TRILOGY」、19歳から毎年冬に必ず聴くアルバム。
10:20到着。
久しぶりの平日のふるセンは駐車場も浴室も閑散としている。
男湯は入浴客3名。
いつものように静寂に包まれた浴室で、湯船に浸かり、身体を洗い、サウナで内省する。
私が好んで温泉に足を運ぶようになったのは20代半ばだった気がする。誰とも話さず、1人になれる時間が心地よかった。
それは今でも変わらない。
同性の友人を誘って風呂に行く習慣は私にはない。
92度のサウナ室。
津軽一園のすべての雪を融解させるほどの熱波🔥で蒸される。パワフル&アグレッシヴ&ブルータル。私にとって理想のストーンがここにある(ミックスダブルスはなし)。
汗が止まらない。
愛が止まらない。
5.6度の水風呂、小雪舞う外気浴。
白熱電球の照明、ジャパニーズモダンの碧の壁面タイル。
ここは板柳が産んだ奇跡。
冬においてこそその真価を発揮する津軽の宝物。
2時間4セットの旅を終え、館内レストランでソース焼きそばを。給仕の方に大盛りはできますかと尋ねると、「はい。ございます」とのこと。完璧。
夕方、5回目のコロナワクチン接種。先週初罹患した友人の影響もあり、4月からの有料化を前に無事注入。
サ飯②の夜ごはんは、鶴田町の道の駅で購入したびっくりソーセージパン、自作のひよこ豆入りミネストローネ。そしてドンキの激安スパニッシュ赤ワイン。
鶴田→ジャンボ鶴田→ジャンボ焼き鳥、ジャンボラーメン、ジャンボシュークリーム、びっくりパンで町おこし。素晴らしい。
秋冬はわが季節。
私の冬はまだ終わらない。
男
[ 北海道 ]
スーパービバホーム白石本通店で札幌黄の種を購入した後、南郷18丁目から南郷7丁目まで散歩した。約4kmの散歩道。
積雪68cm、気温2.4度の札幌。
住宅街は雪の回廊と化し、車両がすれ違うことができない1本道だった。
途中、偶然にスーパー銭湯を発見した。
今日の日中は風呂の予定がないため風呂道具は持っていない。だが1時間以上歩いた疲れを癒したい。
さて、どうするか。
念のためサウイキで調べると、サウナあり、水風呂あり、外気浴あり。
しかし、タオルを買うのが面倒。さらにサウナを選択すると予定していた寿司屋「なごやか亭」をカットしなくてはならない。
雪道に突っ立ったまま悩むが、施設のサ活にBB8さんの投稿を発見して即入湯決定。
南郷の湯。
カラン50個、3つの湯船の内観は函館の花の湯を彷彿させる。
サ室は2段22名席。ポイントは4つ。
①遠赤ストーブのセッティングが絶妙で実に心地よい。温度84度だが微風により発汗良好。クォードインyokoteに次ぐ人生史上ナンバー2の遠赤ストーブに決定。
②磨りガラスの窓に露天エリアにある木々の影が写り、まるで障子の影絵のような風情を湛えている。その水墨画のような絵画は、季節により葉姿が異なり、さらに天気や太陽の位置により濃淡が変化する。そのため同じサ室でありながらも同じ光景ではない。刻々と変化するサウナ室。
③退室の際、出入口に置かれた座面拭き用のサウナマットで自分の席の汗を拭き掃除してから退出する、という暗黙のルールが遵守されている。
④サ室にはもうひとつの出入口があり、扉を開けるとダイレクトに雪積もる露天エリアへ繋がっている。サ室から外気浴までわずか1m。人生初のこの導線に感動し、思わず今冬初の雪ダイブを敢行した(白石区の方々、美しい雪面におっさんの身体の跡を残してしまい大変失礼しました)。
さらに水風呂は体感10.6度。ああ、マイ水温計で計測したい。
そして露天には2つの湯と5つの椅子。おまけに約8本の美しい木々が植栽された小さな森まで。メタセコイアの木々も見える。
白石区の風に吹かれながら、私は散歩の途中でたまたま出会った幸運に感謝した。
出会いは突然訪れる。
4セット、感動の入浴体験。
軽食コーナーで麦とホップの中ジョッキを(330円、安い!)。ジョッキはクラシックのデザイン、私には味の違いがわからなくなる。
明日もまた来たいと思うほどの施設だった。
そして私はジャンボ焼鳥とジャンボ焼きそばを求めて散歩を再開した。
男
[ 青森県 ]
朝日を浴びながら朝日サウナ in アサヒサウナというアイディアを断念し、岩木山へ向かった。約1年ぶり、冬の間にあの神々しい水風呂を浴びたかった。
朝7:10、朝日会館をチェックアウト。
深夜から降り始めた雪が街を覆い、山々は雪化粧。その美しい風景に魅惑された私は、対向車に気をつけながら歓天喜地でハンドルを握る。
津軽の雪景色。
私はこれ以上美しい風景を知らない。
7:50到着。
日帰り入浴料700円を支払い、和の風情に満ちた館内へ。
まず温泉。
青森ひばの巨大な浴槽には炭酸水素塩・塩化物泉が惜しげもなく源泉掛け流し。加温加水は一切なし。
壁全面のガラス窓から雪の山々を絵画のように眺める。天国。
サ室は6名サイズのストーンサウナ。
昨日のikiより熱いと感じ、古い古いメトスの温度計を確認すると103度!
百沢温泉郷だけに。
(ご参考までに昨年は90度)
最上段に座り、窓から雪景色を眺める。TVなし、音楽なし、完全な無音。時の流れが止まった。
神が宿る水風呂は7.8度。
岩木山麓の地下水は清らかで冷たく、個人的な津軽ナンバーワン水風呂。
酒を求めて酒場を放浪する吉田類のように、私はこの水を求めていわき荘を今後も再訪するのだろう。
外気浴は氷点下の露天エリアで。
椅子がないためマイマットを敷いて体育座りで身体を冷ます。
4セット後、露天風呂に浸かった。また雪が降り始めている。極上の雪見風呂。This is Japa〜n!
風呂を囲む木々に雪の花が咲き、湯船には湯の花が浮かぶ。
そして私は鼻で歌う。
♪降りつもる雪 雪 雪 また雪よ〜
津軽には七つの雪が降るとか〜
♪こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪〜
みず雪 かた雪 春待つ氷雪〜
from 津軽恋女/新沼謙治
サウナ、水風呂、外気浴は無論、温泉、ロケーション、風情・・・。
津軽最強のサウナ施設はここにあり。98点。
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追伸①
本日の陸奥新報に鰐comeの記事を発見。サ室リニューアルオープンの記念日は3/9(土)か?
追伸②
夜ごはんは先週いただいた横手やきそばと笹かまぼこ。おいしくいただきました(ねぎは自家製)。この場を借りてお礼申し上げます。次回の手土産も楽しみにしております(冗談です)。
男