2020.07.08 登録
[ 青森県 ]
アップルマラソン🍎10kmを昨年より1:24速い51:07で完走したおっさんは、汗を流して汗をまたかくためにアサヒサウナへ。
90分350円、昨年と同額がうれぴい。
約1ヶ月ぶりのサウナ。
ロウリュがよい、照明が落ちつく。
TVはあるが音量が限りなく低いのがよい。
アサヒサウナは間違いなく津軽の至宝。
雪深い真冬にまた行くよー。
アップルマラソン🍎も最高、また来年!
男
[ 青森県 ]
約1ヶ月、サウナなし&サウナイキタイなしの生活だった。
理由は、シングルの水風呂が好きすぎて1分以上浸かった挙句に低体温症で入院していたからではなく、焼きそば食べ放題のお店で4人前を平らげたものの急性胃腸炎になり救急搬送されたからでもなく、私の親父ギャグの井戸が枯渇してしまったわけでもない。
ただ、仕事と家庭菜園とその他諸々で多忙だっただけ。
5月下旬、ようやくひと息つける時間が訪れたため定宿へ。
途中、昨日種を植えたにんじんとほうれんそうとエンツァイの水やりに畑へ。4月下旬に植えた種は気温のせいか私が水撒きをサボったせいかうまく発芽しなかったため、今回再挑戦。試行錯誤と実験が畑の最大の楽しみ。
サウナ前めしは幸楽苑。今週からプロ野球交流戦、甲子園でわが日本ハムの勝利を祈願しつつ味噌野菜たんめんをいただく(阪神も好きやけど)。
14:30チェックイン。
いつもの部屋、いつもの風景、いつものやすらぎ。
16:20、10階の岩木桜の湯。
3週間ぶりに温泉に浸かる。湯船とはこれほど気持ちよきものだったのか。
93度のボナサウナは激熱。
香太くんのヨモギの香りが鼻腔を貫く。
サウナ最高。
15.2度の水風呂、15.6度の外気浴。
くもり空の下、山頂付近にわずかな雪が残る津軽の名峰が迎えてくれる。
岩木山、今日もあなたは美しい。
前回の滞在からのドーミー弘前の変化。
①屋外の看板が新設。
②男性大浴場に入場暗証番号が導入。
③露天エリアに椅子&スツールが1セット増え、計4セットに。
④向かいのファミリーマート跡地に焼肉屋が開店準備中。
②は「女性は暗証番号が記された紙を持ち歩くのは手間やな」といつも思っていたが、男湯にも必要に。部屋に忘れないように気をつけなければ。
2時間30分、天国の5セット。
生き返った。
サ飯は冷凍食品。
昨年、廊下で解凍した冷凍食品を持ち歩く女性とすれ違い、「クール。食品はホットだろうけど」と思ったのが端緒。電子レンジがないわが家、近年の冷凍食品の進化に触れるべく、ダイソーで耐熱皿を購入して冷凍食品の試食中 in ドーミーイン。
これまで焼きそば、スパゲッティ、チャーハン、ピザなどを試したが、再食ありは焼きそばのみだった。
今夜はフライドポテト。8階にある電子レンジでチン。結果はリピートありのおいしさ。
21:30からの夜鳴きそば。最近は22時台に就寝するおっさんの身体には重いため断念。20時から鳴きたい私。
おやすみ、ドーミーイン弘前。
私にとっての6つ星ホテル。
男
[ 青森県 ]
ゆで太郎とコメリパワーの後、シングルの水風呂に別れを告げるため板柳へ向かった。
4月下旬、今年もこの儀式が執り行われる。
入湯前に敷地内を散歩した。青空の下、満開の桜と残雪の岩木山。サウナ前にととのう私。
施設のトリコロールの旗が新調されていることに歓喜。私はこのデザインが大好き。
水風呂は9.4度。
先週末は8.2度。わずか1週間で1.2度上がっていた。その上昇を肌で感じる。浸水時間が8秒だけ長くなる。
外気浴日和の本日。
シングル後の外気浴はこれで最後だと思うと泣けてくる。この最強の解脱感を半年後まで体験できない寂しさが募る。
だが季節の進行を私は止めることができない。12月までただ待つことしかできない。
椅子に座りながら目を閉じる。
聞こえてくるのはいつもどおり、隣の公園で遊ぶ子ども達の笑い声。
のはずが、今日はその笑い声に加えて歌謡曲が聴こえる。中森明菜の「十戒」、「DESIRE」、そしてTHE BLUE HEARTSの「情熱の薔薇」。
花見の宴会でスピーカーから大音量で流しているのだろうか。いや違う、ヴォーカルが下手だ。生バンド?おまけに音量が刻々と変化する。風向きの影響だろうか。
まあいい。
最高の外気浴を妨げるほどでもない。
4セット後、施設のエントランスでポスターを発見した。
「いたやなぎ春まつり 4.21(日) 岩木川河川公園」「ロックバンド演奏」「カラオケフリータイム 13:30〜14:30」。
なるほど、外気浴で聞こえた音楽は風に乗ったロックバンドの演奏だったのか。そして、カラオケフリータイムにまだ間に合う。私は車で急行した。
3分後、私は驚いた。
桜が満開の河川公園では大勢の花見客が集い、トラックの荷台を利用したステージでカラオケが。
このような祭りがあったとは。
老若男女が屋外で宴会を楽しみ、春の休日を満喫している。
隣町の世界レベルの弘前公園の花見と比べれば、町内会のような規模感。屋台はかろうじて7店舗。これがまた愛おしい。太宰治「津軽」の小泊の場面を彷彿させる。
カラオケで歌われる玉置浩二の「メロディー」の哀感に包まれて、私は気がついた。
この場所は2022年8月の記録的大雨で水没し、隣接するりんご畑が大被害を受けた場所。まさに同じ場所で板柳の人々は眩いばかりの陽光と咲き乱れる桜を愛でている。
自然の生命力と板柳人の逞しさに感動し、思わず涙コひとつポロと流れた。
シングルの水風呂よ、また会おう。
いたやなぎ春まつり、来年は私がマイクを握る(予定)。
男