2020.07.08 登録

  • サウナ歴
  • ホーム 岩木桜の湯 ドーミーイン弘前
  • 好きなサウナ 個人的な「津軽のサウナ四天王」のドーミーイン弘前、板柳町ふるさとセンター温泉、福家、鰐come。その他、全国のサウナ施設を巡礼中。露天スペースでととのいながら自然の風景を眺めるのが好き。
  • プロフィール サウナ、フィンランド、そして北欧メタルを愛する旅人。
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Mazo Itoh

2021.11.28

5回目の訪問

2021年青森県サウナ10大ニュースに確実にランクインするであろう「湯ったら温泉、セルフロウリュ導入!」を体験すべく青森市郊外に向かった。

JPさん情報で土日は13時から新サウナ小屋オープンのため(かめさん、申し訳ない!)、ストーンが十分熱されているであろう14:20に入館。噂のサウナ小屋は屋外のトド寝スペース側に新築されていた。

★サウナ小屋
屋外にあるため浴室から一度外へ出なければならない。セルフロウリュへのこのアプローチはまるで岩見沢のメープルロッジを彷彿させる。

室内は約2m x 3mの大きさ、椅子は1段、4人で満席。
DIYのような手作り感でまさにサウナ小屋。内装はウレタン塗装コンパネのような壁面に1x4の木材が打ち付けられている。ここ1週間以内で完成したため、新しくてとてもきれいだ。

ストーブはメトスのikiのような煙突形だが、さらに細くさらに高い。まるでピサの斜塔だ(倒れないように4本のワイヤーで固定されている)。高さ約150cmため、眼前にストーンが鎮座している。

肝心のセルフロウリュ。桶もラドルもおしゃれなデザイン。同席の方に一声かけ、人生2度目のセルフロウリュ。

ジュワ〜。ジュワ〜。ジュワ〜。

ああ、この音を青森で聞くことができるとはまさに青天の霹靂だ(青森の特A米)。

蒸気が頭上から全身を包み、実に心地よいセッティングへ。サ室が狭く天井は手が届くほど低いため、熱波の循環がとてもよい。

温度計はないが、体感でロウリュ前80度、ロウリュウ後86度。

そして何よりも最高なのはテレビがないこと。
本日はマイマット持参で黙浴を心得ている紳士の方々とのセッションだったため、快適に静かなサ室を楽しむことができた。

計4セット、メインサウナは無視、全てサウナ小屋だった。

★水風呂
マイ水温計で14.8度。相変わらず最強の冷水。

★外気浴
トド寝スペースでとどのう。外気温8.6度。火照った身体を冷ます寒風が実に心地よい。


思いがけなく青森でセルフロウリュを満喫することができた。まさか青森で、である。まるで青森に初めてマクドナルドが出店したときのような衝撃だった。

帰りがけ、番頭のお嬢様に「ロウリュの桶に水が無くなったらどうすればよいですか?」と尋ねたら、「見回りはしてますけど、なくなったら適当に水を入れておいて」とのこと。このアバウトさも青森ならではだ。

改善点
・ストーブの周囲に安全柵を設置
・温度計を設置

「青森のメープルロッジ」と呼びたいほどの素晴らしいサウナ小屋だった。

青森のサウナの未来を見た。

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  • サウナ温度 86℃
  • 水風呂温度 14.8℃
72

Mazo Itoh

2021.11.20

15回目の訪問

弘前で所用を済ませた後、板柳町へ。ふとロードサインを見ると「県道37号」とある。まさにサウナロード(笑)。

17:30到着、板柳町ふるさとセンターの敷地に入ると、幻想的なオレンジ色の街灯が迎えてくれた。

因みにふるさと温泉前の駐車場の照明は白なので、オレンジに統一してほしいと思うのは僕だけではなく全国のふるさと温泉ファン24万人の願いだろう。

入浴客は5名程度。土曜夜にもかかわらず閑散な雰囲気がたまらない。営業的には申し訳ないが、サタデーナイトに静かに温泉を楽しむことができるのは何よりの贅沢だ。

★サウナ室
いつもどおりの92度。青森県内最強だと勝手に呼んでいるストーンサウナが今日もいい仕事をしている。湿度があり、何分でも蒸されていたいと思わせる絶妙なセッティング。

有線BGMを聴きながらじっくりと蒸される。Over The Rainbow。オズの魔法使いの劇中歌だが、リッチー・ブラックモアのRAINBOWのライブのオープニング曲としても有名だ。コージー・パウエルのドラムが恋しくなった。ミュンヘン、1977年。

かつぬしさんの諜報活動のおかげで、今夜のチャンネルは「H-12 ストリングス・オーケストラ」だとわかる。改めて礼を言う。

★水風呂
マイ水温計で14.4度。シングルになるのは12月か1月か。シングルへのファイナル・カウントダウンが始まっている。

★外気浴
ととのい木はすっかり落葉している。オレンジ色の街路灯にほのかに照らされた枝が闇に浮かんでいる。美しすぎる。まるで東山魁夷の絵画のようだ。

外気温4度。外気浴は6分にとどめ、残りのととのいは内湯の湯船側の壁(湯の注ぎ口となり)にもたれて味わう。床にマイサウナマットを敷き、電球色の内湯に映える湯けむりを眺める。

3セット後、あつ湯に浸かり、最後は水風呂と水シャワーで身体を締めてから脱衣所へ。


湯あがり処でコカコーラゼロを飲みながら日刊スポーツの大谷くん特集をじっくり読む。

退館後、ととのいの木を眺めに裏庭へ。街路灯はオレンジも白もあったが、ととのいの木の側がオレンジだったのは何よりの幸運な設計だった。

帰り、秋田のスーパーマーケットチェーン「いとく」板柳店で買い物。帰路の車内でU2「HOW TO DISMANTLE AN ATOMIC BOMB」を聴いた。急にアイルランドが恋しくなり、スーパーでギネスを買っておけばよかったと後悔した。

津軽は日本のアイルランド。

闇とあかり。
深い闇に包まれる秋冬の夜を心地よく過ごすためには何が必要か。そんなことを考えたサ活だった。

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  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 14℃
69

Mazo Itoh

2021.11.13

15回目の訪問

サウナ飯

朝は9時からサウナ。昨夜同様ほぼソロで快適に蒸される。テレビはNHKで、先日他界した瀬戸内寂聴さんの特集に見入った。2年前、縁あって京都の嵯峨野にある寂庵を訪れたことがあるだけに、かなりショックなニュースだった。たくさんの教えを授かったことに感謝しかない。

所用の後、14時から弘前公園を2時間散歩。紅葉の盛りは過ぎたが、葉を落とした枝の姿もまた美しい。春夏秋冬、弘前公園はどの季節に歩いていも自然の美しさと歴史の重みを教えてくれる。最高だ。

16時すぎに部屋に戻り、熱いコーヒーで身体を温めた後、快適な館内着に着替えて10階の岩木桜の湯へ。

今夜はとても混雑していた。
複数の団体客と賑やかな子連れの方々。内湯でもサ室でも露天風呂でもしゃべるしゃべる。感染者数が激減し、弘前も旅行客が増えてきたのだなと実感する。

わが静かなととのいを確保すべく、休憩は屋外だが完全個室の涼み処と内湯のととのい椅子を併用。これが気持ちよすぎて寝落ちしながらととのいの極地に至る。

ドーミーイン弘前、愛して止まない。

夜鳴きそば(大盛り)

鳴かぬなら 鳴くまで食べよう 夜鳴きそば

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  • サウナ温度 93℃
  • 水風呂温度 16℃
77

Mazo Itoh

2021.11.12

14回目の訪問

嵐の金曜日。と言えばHOUND DOGの名曲だが、今日の津軽はぶ厚い雲とどしゃぶりの雨。岩木山なんてまるで見えはしない。

だが、陰鬱で哀愁漂う晩秋も個人的に大好きな季節なので、気分は高揚している。物悲しいメロディが満載のRIOT「THUNDERSTEEL」を聴きながらドーミーイン弘前へ。今回も青森県おでかけキャンペーン利用、格安で2連泊。

最近は所用や家庭菜園のため忙しく、10日ぶりのサウナ。ずっと身体が「汗を流したい」と叫んでいた。ようやく、心置きなく汗腺に仕事を与えることができる。

★サウナ室
18時すぎに入室。ほぼソロで4セット。ボナサウナは93度。

テレビはABA(青森朝日放送)。18時代はローカルのニュース番組で見入ってしまうが、19時代は苦手なバラエティ。思わず目を閉じて蒸される。

ああ、汗が止まらない。「愛が止まらない」と歌ったのはWinkだったか。

★水風呂
マイ水温計で15.9度。完璧な水温コントロールはいつ来ても最高だ。

★外気浴
肌寒い。これまでのように能天気に外気を浴びるわけにもいかず、外気浴3分、内湯のととのい椅子で10分の休憩。

内湯は湯けむりとオレンジ色の照明で幻想的な雰囲気に包まれており、静寂の中で物思いにふけりながらゆっくりと浮遊感を味わう。最高だ。

部屋に戻り気象庁HPのアメダスを確認すると19時の外気温は4.6度だった。来週には里でも初雪の予報だ。


一部の方に報告です。
9月に札幌で受験した資格試験の結果が昨日発表され、結果は一次試験不合格でした。3科目受けた中、鬼門だった日本史は合格、残り2科目は余裕のつもりが不合格。この1年勉強を重ねた日本史が合格だったのは最高の喜びですが、他は戦略ミスでした。来年は日本史免除、不合格だった2科目突破のため、2位以下のプロ野球球団のように悔しさをバネにこれから1年精進します。来年秋、また札幌に滞在できる理由ができました(笑)。受験の際はあたたかいお言葉をいただき本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

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  • サウナ温度 93℃
  • 水風呂温度 16℃
61

Mazo Itoh

2021.11.02

14回目の訪問

サウナ飯

3日前のつがる市柏温泉ではととのえなかったため、ととのいが確約されている板柳町ふるさと温泉に向かった。

朝出発。深夜に降った秋雨が止み、青空には秋の高い雲が浮かんでいる。外気温18度。道中では秋によく合う哀愁のメロディがたまらないドイツのFAIR WARNINGの1stを聴いた。

11:10到着。入館前、気になっていた施設裏の公園の紅葉を確認するために散策した。落葉した桜の葉が実に美しい。予想を遥かに上回る見事な紅、黄、漆黒のグラデーション。まるで地面にドイツ国旗が鏤められているようだ。

ふるさとセンターの国旗のデザインである白・赤・緑といい、このドイツ国旗といい、3色の組み合わせはとても素敵だ。

ととのいの木(ケヤキ)もきれいに紅葉している。まだ落葉せず、枝にはたくさんの葉が色づいている。

散策後、11:30に入湯、いざ3日前のリベンジ。

★サウナ室
1セット目は内湯もサウナも完全貸切。まるでわが家のようにくつろぐ。温度はいつもの93度。有線BGMはバンド編成のイージーリスニング。

賑やかな常連も若者も誰も、派手なテレビも照明も何も、この自分だけのサウナを邪魔しない。最高だ。

★水風呂
マイ水温計を片手に入水。冷たい。体感温度計で16.8度。そしてマイ水温計を確認すると16.8度。サウナー2年生、まるで歩く水温計と化した自分の身体を褒めてあげたい気分だった(何の役にもたたないが/笑)。

11月になり、水風呂は我々を極上のととのいに導く秋冬バージョンになっていた。これから6月上旬まで16度代以下が続き、厳冬期にはシングルを楽しめる。これからの8ヶ月、ふるさと温泉はととのい天国となる。

★外気浴
青空を借景とした紅葉が実に美しいととのいの木に見守られてととのう。思わず「完璧だ」とつぶやく。

4セット中、外気浴10分x3セット、15分x1セット。合計して小一時間も屋外で全裸で過ごすとはサウナならではの開放感と自由感だ。


2時間の旅を終え、湯上がり処で休憩。10月から新デザインとなったコカコーラゼロを飲みながら陸奥新報を読んだ後、レストランで食事。

改めて思う。ふるさと温泉は津軽最強のサウナ施設のひとつだと言わざるをえない。いや、全国、全世界に誇ることができる素晴らしい施設だ。

衆議院選挙直後だが、もしサウナ平和党という政党があるならば、僕は迷わずふるさと温泉代表に1票を投ずるだろう。

肉やきそば(750円)

メガ盛りで野菜がたっぷり。うまい!の一言。

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  • サウナ温度 93℃
  • 水風呂温度 16℃
73

Mazo Itoh

2021.10.30

1回目の訪問

サウナ飯

柏温泉

[ 青森県 ]

先週末は家庭菜園が農繁期でサウナなしだったため、2週間ぶりのサウナ。稲刈りを終えた津軽平野を貫く津軽自動車道を車で疾走して青森県つがる市へ向かった。

車中、radikoで昨夜の大阪FM802「ROCK ON」を聴いていると、フィンランドのBEAST IN BLACKの新曲Blade Runnerが紹介された。ヘヴィでメロディアスでめちゃ80s。作曲のアントン・カバネン、恐るべし。

サウナ前めしはじょっぱり食堂で辛みそラーメン(850円)。今年の春に初めて食べて「世の中にはこんなにうまいラーメンがあったのか!」と感動したラーメン。仲秋、ようやくラーメンの季節が訪れたため今シーズン初の辛みそラーメン。野菜が盛りだくさんの極上の味。ああ、仕合せを感じる。

さて柏温泉、外気浴がないため敬遠していたが、物は試しと初訪問。18:10入館。

☆内湯
高温で有名だとは知っていたが、想像を遥かに上回る高温。マイ水温計でなんと47.0度!これは温泉なのか地獄なのか!(笑)

まるで谷地頭温泉の6度の水風呂のように、20秒で限界。温泉で1分も浸かれないとは人生初の体験だった。

★サウナ室1(ストーンサウナ)
テレビがないのがよい。METOSの古い温度計は84度。
椅子はサウナ定番のベンチタイプではなく、1人用の普通の椅子が2脚あるのみ(笑)。2人で満員御礼。

照明は大の苦手な白い蛍光球。室内が明るすぎて思わず目を閉じる。

★サウナ室2(遠赤外線サウナ)
こちらはベンチタイプ、3人で満員。照明は3つあるが、1つはオレンジ色、1つは蛍光球、そして残り1つは蛍光球の球切れ(笑)。

テレビは懐かしいブラウン管。2021年にブラウン管でテレビを観るとは・・・。

METOSの温度計は96度。

★水風呂
マイ水温計で21.2度。これはぬるい。さらにローカル常連さんのかけず小僧+潜水が追い打ちをかける(涙)。

★外気浴
外気浴がないため、浴室内で休憩。


残念ながら、温泉もサウナも水風呂も休憩もゆっくりくつろぐことができなかった。人生、こんなときもある。山もあれば谷もある。そして、何事も経験は一生の宝物だ。

最後に、10/28(木)朝日新聞、パリーグ優勝オリックス監督の中嶋聡監督の記事を。

「コミュニケーションは試合後の風呂場でも続くが、サウナは別。一緒に入れないという選手がいるほど壁に水をまいて高温に仕上げて入るのがこだわりだ」

初めて知ったが、中嶋監督は秋田県出身のサウナーだった。
東北人サウナー、そして元大阪市民としてとても嬉しい記事だった。

じょっぱり食堂

辛みそラーメン

人を仕合せにする極上ラーメン。野菜盛りだくさんでキャベツの甘みがたまらない。

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  • サウナ温度 96℃,84℃
66

Mazo Itoh

2021.10.15

13回目の訪問

サウナ飯

映画「007」の最新作「 NO TIME TO DIE」をイオンシネマ弘前で観た。イタリアの世界遺産マテーラから始まり、ジャマイカ、キューバ、イギリス、ノルウェー、そして極東と世界を駆け抜ける163分の一大活劇。ああ、イギリスへイキタイ(笑)。

劇場を後にし、ボンドになった気分で車を運転し(安全運転)、ロンドンではなくドーミーイン弘前へ。

15:50チェックイン。ウェルカムコーヒーで一服した後、16:20に10階岩木の湯へ。

★サウナ室
約1ヶ月ぶりのホームサウナ。ほぼソロなので、のんびりとくつろぎながら青森朝日放送で夕方のニュース番組を観る。10/31の衆議院選挙や新規感染者数の話題。11月、日本社会はどうなっているのだろうか。

93度のボナサウナでじっくりと汗をかく。

★水風呂
いつもより冷たいと感じ、早速マイ水温計で計測すると14.9度。チラーの冷却で16度が基準温度だと思っているが、今日は普段より冷たい。

素朴な疑問だが、冬期に水道水の水温が10度以下になるとき、水風呂を16度にするには水温を上げなければならないが、一体どうしているのだろう。水道水ではない水を使用しているのだろうか。

★外気浴
高級ととのい椅子に座り、スツールに足を預ける。BGMは鈴虫から以前の津軽三味線に戻っていた。

日が暮れるのが早くなり、17時には夜の闇に包まれる季節になった。くもり空のほの暗い岩木山は8合目から雲に覆われている。

14度代の水風呂のせいか、15度代の外気のせいか、3分もすると次第に肌寒さを感じる。もうそんな季節かと思う。1週間前、板柳町で15分も外気浴を楽しんでいたとは信じられない。北国ならではドラマティックな季節の変化。

10月中旬、津軽は外気浴シーズンを終えたようだ。これからは外気浴時間が次第に短くなっていく。

だが、ここで終わらないのがドーミーイン弘前。脱衣所に隣接する小さな涼み処に移動し、風のない場所で外気に身をさらす。露天スペースよりゆっくりと外気浴を楽しむことができる。


今日は個人的に珍しく5セット。この勢いで007に因んで7セットへ突入か?とも考えたが(笑)、無理せずに5セットでサウナは終了。その後43.8度の露天風呂→外気浴2セットを満喫した。

思えば、サウナーになる前はこのあつ湯→外気浴の入浴法しか知らなかった。

休憩処でチョコバーとモナカをいただいた後、部屋で冷えたサッポロビールを呑む。残念ながらシェイクしたウォッカ・マティーニではなかった。

仲秋、ドーミーイン弘前はどの季節も同じように旅人をあたたかく迎えてくれる。

夜鳴きそば

鳴かぬなら 鳴くまで食べよう 夜鳴きそば

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  • サウナ温度 93℃
  • 水風呂温度 15℃
71

Mazo Itoh

2021.10.10

13回目の訪問

サウナ飯

14時開演の弘前バッハアンサンブルのコンサート前、板柳に立ち寄った。津軽平野では稲刈りをほぼ終えた田んぼが秋の日差しに照らされ、岩木山は青空を借景に神々しく鎮座していた。

10:20入館。入浴客は3〜5名。皆ソロで知り合いもいないようで会話は一切なし。黙浴ポスターがない施設ながらこの静けさがたまらない。

★サウナ室
9月のサウナ休止期間を挟んだため、ほぼ1ヶ月半ぶりとなるふるさと温泉のフィンランドサウナ。ああ、わが最愛のセカンドホーム。

上段の座面のぐらつきが補修されており、安心して座ることができる。

それにしても今日は熱い。いつもは92度だが、今日の1セット目は94度。たった2度でもこれほど違いがあるのか。ロウリュ後かと錯覚するほどの湿度のある熱波が全身を覆い、4分で限界。何とか6分まで耐え、ロッキーのストレートを受ける。

休止期間に相当のトレーニングを積んだようだ。パンチ力が確実に向上している。

因みに2〜3セット目は92度に落ち着き、8分ほどのラウンドだった。

★水風呂
マイ水温計で20.2度。10月中旬、そろそろ10度代に突入かと予想していたが、今日は季節外れの外気温27度だったせいか、水温はまだ20度を越えていた。

★外気浴
普段は10分程度の外気浴だが、今日は平均15分。ととのい感が全く消え去らない。10分の3ほど赤く色づいたととのいの木、青空と秋の雲、乾いた空気、そして隣の公園からかすかに聞こえる子どもたちの笑い声。

ふるさと温泉の外気浴が最高なのは静寂があるからだ。ここには露天風呂がないため入浴客の話し声がない。完全なる外気浴のための外気浴スペース。ととのい椅子が3つではなく2つしかないのもグループ同士の会話を許さない仕掛けだ。

何度も言うが、板柳町が世界に誇る最強の外気浴スペースだ。

3セット目、珍しく2席が埋まっていたが、緑色のサウナマットと紺色のサウナハットの素敵な紳士が椅子を譲ってくれた。この場を借りて深くお礼申し上げます。


12:00の防災無線で「ふるさと」が流れる頃、脱衣所へ。サウナめしは館内のレストランでえび焼きそば(小/600円)。

弘前バッハアンサンブルのセットリストはカンタータ78番。こよなく愛するバッハの中でも個人的なベスト3に入る珠玉の名曲。1724年にドイツで書かれた音楽が、約300年後の弘前で奏でられる。これは奇跡だ。

そんなわけで、フィンランドとドイツへの愛が全開の日曜日だった。

えび焼きそば(小)

ぷりぷりのエビと野菜が盛りだくさんの極上やきそば。うまい!

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  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 20℃
72

Mazo Itoh

2021.10.03

2回目の訪問

桜温泉

[ 青森県 ]

「第2回 勝手にアップルマラソン」で10kmを完走した後、弘前市郊外の旧岩木町にある桜温泉へ向かった。

気温23.6度、湿度40%の完璧な秋晴れ。黄金に輝く田んぼも青空に映える岩木山もすべてが美しい。

12:00に入館。入浴客は3〜5名。
まずマラソンの汗を流し、内湯へ。濁り気のあるph6.6の湯。湯質もよいが、浴室全体に漂う湯の香り、そして風情漂う歴史的建築がたまらない。

無論100%源泉かけ流し。これでサウナ付き380円とは驚きの安さだ。

★サウナ室
86度、4人サイズのストーンサウナ。室内は暗い。歴史の重みを感じる木目の渋さが素敵だ。

テレビもBGMもないのが何よりもよい。サ室のとなりにある機械室の音が聞こえるが、気になるほどではない。貸切、体育座りをして目を閉じ、ゆっくりとこころの声に耳を傾ける。

まるでフィンランドの個人宅のサウナ室のようだ。

★水風呂
1人サイズ、オーバーフロー、マイ水温計で17.9度。じっくりと1分、蒸された身体を冷ます。

★外気浴
約3m x 8mのコンパクトな露天スペース。露天風呂がある半分は屋根があるが、残り半分は青空が見える。

ととのい椅子がないため、床にマイマットを敷き、壁にもたれかかる。頭上から吹き込む乾いた秋風が本当に気持ちよい。

5分休憩すると、次第に肌寒さを感じる。季節の移ろいを感じる。


2セット、80分の入浴後、湯上がり処でコカコーラゼロを飲みながら陸奥新報を読む。サ飯は去年も気になった館内の食堂にしようとも思ったが、食事の前に外の空気が吸いたかったため次回のミッションとした。

素晴らしい温泉とサウナだった。これでサ活の数が19とは悲しすぎるが、賑やかな若者も大声の常連客もいない日曜昼下がりの静けさを楽しむにはこの程度の人気がよいのかもしれない。

サウナめしは桜温泉から1km程度離れたいわき食堂で中華そば+牛丼セットをいただいた。

津軽の秋は美しい。ただ、それだけだ。

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  • サウナ温度 86℃
  • 水風呂温度 18℃
77

Mazo Itoh

2021.09.28

1回目の訪問

歩いてサウナ

(つづき)

ドーミーイン札幌PREMIUMで1セット後、ANNEXへ。

★サウナ室
4人サイズ、テレビあり、96度のストーンサウナ。ストーブは青森県板柳町ふるさと温泉と同じ型で、しかも2台設置されている。

ああ、これはよい。湿度が高くてずっと入っていられるタイプのサウナだ。

テレビはNHK「あさイチ」。イタリアンのきのこソースがとてもおいしそうだ。今度作ってみよう。

★水風呂
1人サイズの壷湯型。多くのお気に入りサウナーさんのサ活で知っていたが未体験だったドーミーの期間限定「キンキンに冷えてます!16度→13〜15度」のポスターが貼られてる。

いざ水没すると、冷たい!マイ水温計で14.8度!

★外気浴
半地下にあるが、PREMUIMと比較すると外気の流入が少なく、外気浴感はほとんどない。壁に遮られているため眺望もなし。さらに壁にあるテレビの音量が大きく、なかなかととのいに集中できず。

北海道には露天風呂にテレビがある施設が多いと思うのは僕だけだろうか。


あわただしい2セット後、10:00丁度に脱衣所へ。

2つの札幌ドーミーのサウナを体験したが、結論は
・サ室はPREMIUM
・水風呂はANNEX
・外気浴はPREMIUM
というわがままな組み合わせだった(笑)。

朝ごはん兼昼ごはんのサウナめしは、札幌駅地下のアピアにある中華料理店「万豚記」で油淋鶏セット。近年お気に入りの店で、何を食べてもうまい。

そんなわけで、北海道シリーズが終了した。
今回は国家試験受験という不要不急ではない外出だったが、次回は社会的な負い目なく札幌に滞在したいものだ。

Kiitos、北海道!大好きです!

歩いた距離 1.2km

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  • サウナ温度 96℃
  • 水風呂温度 14℃
86

Mazo Itoh

2021.09.28

1回目の訪問

歩いてサウナ

前日はドーミーイン札幌ANNEXに宿泊。その日の午後にメープルロッジでサウナに入ったため、夜はサウナなし。翌朝に早起きしてゆっくりサウナを楽しむ予定だったが、寝坊して9時起床。やばい、サウナは10時までだ!しかも湯めぐりでANNEXとPREMIUMのダブルサウナだ!

起床後、急いで身支度をし、アーケードがある狸小路を挟んでANNEXの向かいにあるPREMIUMの石狩の湯へ。

★サウナ室
4人サイズ、テレビなし、ストーンサウナ。

テレビなしのストーンが何より最高。

★水風呂
何とマイ水温計で24.2度。これが本来の水温なのだろか、それとも朝なのでチラーを運転していないのだろうか。

★外気浴
半地下のような構造で、頭上から日光と外気が入り込む。お洒落なととのい椅子が2脚。

コンパクトながらもゆっくりと過ごせるスペースだ。


時間がないので1セットで終了。そしてまたそそくさと着替えてANNEXへ。

(つづく)

歩いた距離 0.1km

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  • サウナ温度 96℃
  • 水風呂温度 24℃
79

Mazo Itoh

2021.09.27

1回目の訪問

歩いてサウナ

札幌駅エスタ地下の立ち食いそば屋で最高のかけそばをいただいた後、朝9:15発のバスで岩見沢へ。

車中、個人的な北海道の道歌である田中義剛の名曲「地平線」をリピートし、彼の母校、酪農学園大学付近を通過した。

10:05岩見沢バスターミナル到着。10:35発の路線バスでメープルロッジへ。

車窓から眺める岩見沢の街並みは、街路樹や花々がとても美しい。駅前のツルハドラッグの看板は赤ではなく茶色で、京都の景観条例を思わせた。

11:15、バス停「メープルロッジ前」到着。入浴料とランチで1,800円、「道産牛のハッシュ・ド・ビーフ&ローストオニオン」をいただいた。ローストした岩見沢産の玉ねぎはとろけて甘く美味だった。帰宅後、うちの畑で収穫した札幌黄で試してみよう。

12:15、浴場へ。

★サウナ室
露天スペースに独立して建つログハウス風のサウナ室。屋外にあるサウナ室は秋田県横手市「クオードイン」以来だ。内湯を出てサウナ小屋までのわずかの道のりですでに感動する。

二重扉を抜けると、想像以上に素敵なサ室があった。全面が木材、三面にあるガラスから自然光が差し込んでいる。そしてストーン満載のストーブ、ロウリュの水とラドル。

ああ、「&サウナ」そのままの世界だ。

室温は70度。物足りないと思っていると、常連さんらしい紳士がセルフロウリュ3杯。テレビで何度も聴いたあの「ジュワ〜」という音がサ室に響く。これだ、この音を聴くために岩見沢へやってきたのだ!

そして湿度が下がりかけたタイミングを狙い、人生初のセルフロウリュ。

再び「ジュワ〜」という蒸発音が奏でられる。ああ、これは最高ではないか!

計4セット、毎回セルフロウリュしてすみませんでした(笑)。

★水風呂
看板14度、マイ水温計18.4度。源泉の湯花が浮かんでいる。滑らかでやわらかくとてもいい水質だ。

★外気浴
日陰のととのい椅子でととのう。屋根と壁がまるで額縁のように風景を切り取り、サウナ小屋と借景の山を描写する。

秋の青空とゆっくりと流れるまっ白な雲。そしてととのいの木ならぬととのいの森。

ひんやりとした秋風の中、美術館で全裸で絵画を鑑賞しているような気分でととのう。

空気がうまい!


2時間半のサウナ後、15:50発のバスまで小一時間、周辺を散歩した。施設の名に冠されたカエデ、白樺、そして林檎の木。

フィンランドサウナも最高だが、風光明媚な土地こそが最大の魅力なのかもしれない。

17:15発の高速バスで札幌へ戻った。すでにメープルロッジが恋しい。

歩いた距離 0.4km

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  • サウナ温度 70℃
  • 水風呂温度 15℃
76

Mazo Itoh

2021.09.26

1回目の訪問

歩いてサウナ

昨日の「絢ほのか」以来、ずっと「ロッキーのテーマ」が頭に流れている。一夜明けても収まらず、リングで戦うイメージのまま試験会場へ。戦う相手はドラゴではなく日本史の戦国武将だったが(笑)。

資格試験を無事終え、ホテルの部屋で答え合わせをした後、19:00のアウフグースに合わせてすすきのにあるセンチュリオンホテル&スパへ向かった。

18:10入館。浴室は地下1階。脱衣所は10畳ほどでかなり狭く、浴室も狭い。さらに窓がないので余計に狭く感じる。

★サウナ室
ikiストーブ、今夜もロッキーだ。METOSの温度計は102度。温度ほど熱くないと感じる。

18:40から始まった約15秒のオートロウリュ。一気に熱さが増し、正に蒸される。湿度が高いのでガンガン蒸されていく。

休憩後、2セット目は19:00からアウフグース。熱波師3人が入室し、すべてのサウナーに氷を配ったあと、13名満員御礼のサ室にラドル3杯分の熱波を送る。

巨大なうちわ、そしてMakitaの小型ブロワー。ポール・ギルバートさながらにMakitaの電動工具を駆使し、サウナーに強風を吹き付ける。

おお、これは熱い!発汗が倍増して止めどなく汗が流れ続ける!

耐えきれなくもなかったが、混雑する水風呂を見越して途中で退座して水風呂へ。

★水風呂
壁の水温計で11.7度。冬のようなの冷たさで蒸された身体を冷ます。

★外気浴
外気浴という外気浴ではないが、狭い休憩スペースには1階に通じる階段から外気が流れ込む。意外とひんやりとした空気でゆっくりとととのう。


90分コース(900円)だったため2セットで終了し、そそくさと着替えて1階へ。ホテルのロビーにはLPレコードが陳列されており、何とその中にWHITESNAKEの「LIVE IN THE HEART OF THE CITY」が。

正に街の中心部でととのったライブだった。

歩いた距離 1.8km

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  • サウナ温度 102℃
  • 水風呂温度 11℃
66

Mazo Itoh

2021.09.25

1回目の訪問

映画「ロッキー」とサウナが好きな者として、決して外すことができない施設。昨年サウナーになってから、必ず行こうと決めていた。

朝9:50、東急さっぽろ店前から路線バス80番に乗った。気温17度の秋晴れ、秋風がとても心地よい。

10:30、バス停「清田団地入口」で下車、国道36号線の向かいにある絢ほのかへ入館した。とても小洒落てきれいなスーパー銭湯。館内、ロッカーエリア、そして浴室の配置まで、函館「湯の箱こみち」そっくりだ。

★サウナ室
初期METOSの温度計は92度、サウナストーンがストーブにてんこ盛り。ストーブ前には送風機、天井には小型のダクトが4機も設置されている。

まるで今週見た「サウナ愛でたい」の千葉県流山市「すみれ」のようだ。

11:30のラウンドに合わせて、いざリングへ!

11:29、ビル・コンティの「ロッキーのテーマ(Gonna Fly Now)」のエンディングのコーラスと「あと1分でオートロウリュが始まります」というアナウンスが流れる。

11:30、サ室の照明が突然消え、「ロッキーのテーマ」のイントロのファンファーレが鳴り響く。スポットライトで照らされたサウナストーブに大きなシャワーヘッドから大量の水が放出される。

10秒後、強烈なジャブが始まる。おお、これこれ、この熱波を浴びたかったのだ!

青森県の「十和田温泉」や「フラワー温泉やえだ」で約1〜3秒のオートロウリュを経験しているが、ここではいつまで経っても終わらない。

熱い、これは熱い!ジャブのみならずフックもアッパーも繰り出され、ボディへの連打そして連打。だめだ、もう限界だ!

結局1分も続いたオートロウリュ。「ロッキーのテーマ」が2回リピートされる中、ダクトの強烈な熱波はさらに4分も続き、完全にノックアウト。忍者巻きのタオルをリングに投げ入れた。

★水風呂
壁の水温計17.0度、マイ水温計17.6度。ゆったり6人サイズ。

★外気浴
ととのい椅子に座り、秋の青空を眺めながらととのう。ああ、これは椅子から動きたくないタイプのととのいだ。

コンパクトながら露天風呂、高濃度炭酸泉、壷湯がある充実の露天スペース。


計4セットと塩サウナ後、お食事処でしょうが焼き定食(890円)。

期待を遥かに上回るロッキーだった。テーマ曲を聴きながらフィラデルフィアのように福住駅まで走ろうかと思ったが、さすがに止めて16:45の送迎バスに乗車した。

福住駅近くのロシア正教の教会を見学。「ロッキー4」のトレーニングはロシアだった。ロシア、北海道。サウナが繋いでくれた。

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  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 17℃
67

Mazo Itoh

2021.09.24

1回目の訪問

資格試験受験のため北海道へ上陸した。昼食は新千歳空港の「白樺山荘」で好物の正油ラーメンをいただき、JRで札幌駅へ向かった。

今日のサウナはJRタワーホテル22階のスパ。

ホテルの豪華なロビーに入るとすぐにベルパーソンが近づいてきた。スパ利用だと告げると、エレベーターの場所を案内された。乗り場付近では別のベルパーソンが検温とエレベーターの対応をしてくれた。5つ星ホテルの上品な接客にまず感動。

22階でスパの受付、クーポン利用で2,520円。

☆浴室
広々としていて、東側と南側がほぼ全面ガラス張り。窓に側に立つと、札幌市街を一望できる。17:20、仕事を終えた人々が札幌駅に吸い込まれて行くのを全裸で見下ろす。とても不思議な気分だ。

★サウナ室
12人サイズのフィンランドサウナ、ストーンストーブ。メーカー不明の温度計は94〜98度。12分計は故障中で、10分と5分の砂時計が置かれている。

特筆すべきは、テレビもBGMもなく、無音なことだった。ストーブが熱される音だけが静かにサ室に響く。

実に心地よいサ室。「静寂こそが最も美しい音楽である」というフィンランドのSONATA ARCTICAの言葉を思い出す。

★水風呂
壁の水温計16.1度、マイ水温計17.0度。

深い、そして冷たい。登録情報によると120cm、膝を折っても肩まで冷水に浸かることができる。

★外気浴
外気浴スペースがないため、内湯のととのい椅子で休憩。個人的に休憩は外気浴派だが、その理由は内湯は風がなく湿度が高いので身体が冷めにくいからだ。

だが、しばらく椅子に座っていると、これまで経験した内湯のととのい以上にととのっていることに気付く。

何故だろう?

気付いたことは、内湯に風が吹いていることだった。天井には多くの換気口が配置されているため湯気で満たされておらず、どことなく乾いている。

高層階ならではの見事な換気システムのおかげで、まるで外気浴のようにじっくりとととのうことができた。

さらに、視界には暮れゆく札幌の街と山並みが見える。

外気浴風景派の僕も思わず感動するほどの素晴らしい内湯の休憩スペースだった。


あまりの素晴らしさで4セット、2時間。ノルベサの派手な光が闇に映える時間まで滞在してしまった。サウナ後、早くビールを呑みたいがために豪華な休憩スペースを割愛し、再びエレベーターで下界に降りた。

今夜は夜ごはんは、エスタの大食品街で買った惣菜とセコマのビールをホテルの部屋で呑むことにした。

2,520円が安いと思えるほどの高級感溢れるスパだった。

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  • サウナ温度 98℃
  • 水風呂温度 16℃
64

Mazo Itoh

2021.09.19

12回目の訪問

感染拡大防止のため9/30までサウナが休止しているふるさと温泉。今のふるさと温泉をどうしても目撃したくて板柳町へ向かった。

快晴、秋晴れ。津軽平野の田んぼは黄金に輝き、りんごの木々は赤いりんごをたわわに実らせている。ANGRAの「TEMPLE OF SHADOWS」を聴きながらりんご畑のど真ん中にあるふるさとセンターに到着した。

10:30、入館。駐車場には30台ほどの車が駐車されていたが、館内は閑散としていた。入浴客は1〜3名だった。

ここはサウナ以外にも内湯が有名であり、ph8.2のナトリウム塩化物泉、かけ流し44.1度の湯が極上だ。

★サウナ室
サ室の扉を開けて入室すると、お気に入りサウナーのかつぬしさんのレポートどおり、床の木の板が座面の下段にずらりと置かれていた。当然サウナのスイッチが入っておらず、METOSの温度計は28度。

全く熱くないサ室。熱を帯びていないサウナストーン。オーケストラのBGMだけがいつもと変わらずに流れている。

営業していないセカンドホーム、寂しさを感じずにはいられなかった。

★水風呂
マイ水温計で22.1度。9月中旬でもまだぬるかった。

★外気浴
夏バージョンが終わったのか公園側の扉は閉じられていた。

いつもどおり脱衣所側のととのい椅子に座り、ととのいの木を眺める。ああ、サウナと水風呂の後に眺めたかった。

青空に映えるケヤキが風に揺られている。枝先の葉がほのかに紅葉していた。

「サ道2021」第十一話のナカちゃんさんのように、今この場所だけは静かで平和だと思う。


サウナの2時間と比べれば1時間という短い時間だったが、今のふるさと温泉をこころゆくまで楽しんだ。

休憩処でコカコーラゼロを飲みながら陸奥新報を読むと、ふるさと温泉の記事が目に入った。

2020年1月26日の新装オープン後、今年の9/16で温泉利用客が10万人を超えたとの内容だった。

10万人が多いのか少ないのかわからないが、僕が年老いてサウナを楽しめなくなる日まで、どうか末永く営業してほしい。

10月にサウナが復活することを切に願いながら、りんごロードを後にした。

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  • 水風呂温度 22℃
62

Mazo Itoh

2021.09.18

1回目の訪問

トド湯

[ 青森県 ]

COVIDワクチン2回目接種の2日目、統計的に副反応が発生するほぼ限度の24時間を経ても身体に異変がないため、トド湯へ。7年前に買った回数券がまだ残っていた。

トド湯。
まず名前がよい。動物の名前を冠した温泉さえ珍しい。さらに、猫でもライオンでもペンギンでもない、トドだ。トド!

トドの生育域を検索すると、アメリカの西海岸からカムチャッカ半島、北海道らしい。青森市の銭湯でなぜトドなのか?

薄暮の住宅街、17:40に入湯。入浴客は8名程度。

★サウナ室
2段の4人サイズ。

テレビなし、BGMは演歌。演歌といっても、昭和20〜30年代と思われる日本の歌。知らない曲ばかりだ。

ストーンが約20個載る小型のサウナストーブも、古ぼけた温度計も、砂時計も、すべてMETOS。日本にサウナが普及し始めた1970年代頃から使われているのだろう、どれもレトロな趣がある。

室温は96〜104度。板柳町ふるさと温泉と同様、いつまでも入っていたいストーンサウナ。壁は木ではなくレンガか石。

サウナストーブには「SN 005779」という型番らしい文字(帰宅後に検索したがサウナに関連するものはなかった)。

上段に座ると砂時計がちょうど目の高さにある。ガラスが室内のオレンジ色の照明を反射して輝いている。木目の渋み、歴史の重み。実に美しい砂時計だ。

テレビがないのが何よりもよい。ああ、このサ室は素晴らしいではないか。

★水風呂
1人サイズ。放水口と放出口がバランスよく設計されており、十分な還流だ。

マイ水温計で16.6度。冷たい冷鉱泉がとても気持ちよい。

★休憩
外気浴スペースがないため、内湯で休憩。床にマイサウナマットを敷き、外壁側のカランの蛇口の間にもたれる。そして、タイル絵を眺める。

約3m x 10m、タイル絵には海の岩でやすらぐトドが描かれている。遠くに小島と陸が見える。壁越しに見える女湯の部分を含めると、計4匹のトド。場所はどこだろう、アリューシャン列島か。構図も遠近も緻密さも十分に鑑賞に耐えうる。エルミタージュ美術館に展示したいくらいの見事な風景画だ。

世にも珍しいトドの壁画を目にしながら、とどのう。
自然を眺めながらととのうのも素晴らしいが、絵画を眺めながらとどのうのは何と贅沢なことなのだろう。


18:50に脱衣所へ。土曜の夜だが男湯のお客さまゼロ。
経営に微力ながら貢献するため、また来よう(回数券が残っているのでまずは消化しないと/笑)。

外気浴がないのが最大の弱点だが、(檀密さんの声で)「青森のサウナ施設、なかなかやるではないか」。

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  • サウナ温度 104℃
  • 水風呂温度 17℃
59

Mazo Itoh

2021.09.11

12回目の訪問

9月上旬の涼しさから一転し、今日は暑かった。弘前市の最高気温28.3度、湿度62%。午前は畑でサンマルツァーノを収穫し、昼過ぎにドーミーイン弘前へ向かった。

サウナ前めしは「笑福亭」で唐揚げ定食。こんもりサラダと揚げたての唐揚でご飯がすすむ。

15:00にチェックイン、外気浴の時間を日没の時間に合わせるため16:30に10階岩木桜の湯へ。

★サウナ室
「ボナサウナ ああボナサウナ、ボナサウナ」と一句ひねりたくなるほどの最高のボナサウナ。

93度、説明不要、問答無用、足の先から髪の毛の先まで全身が極上の熱波で蒸されていく。

基本的にサ室はテレビなし派だが、テレビがあるとつい目にしてしまう。
1セット目はドラえもん、2セット目もドラえもん、3セット目はニュース。ここまではよかったが、4セット目は苦手なバラエティ番組。

目を閉じて、ラジオのスイッチを入れる(テレビの音だけ聞くという意味)。
これで幾分落ち着いてきた。ラジオのスイッチは想像力のスイッチだ。

★水風呂
夕方の水風呂は朝と比較してぬるめ。マイ水温計で17.9度。セルフバイブラで16.8度。

津軽の雪溶け水が生んだやわらい冷水が全身に染み渡る。

★外気浴
高級ととのい椅子+スツールに全身を預け、岩木山に面した大きな窓越しに空を眺める。

1セット目、太陽は岩木山の左肩に鎮座している。
2セット目、夕陽は岩木山の裾野に浮かんでいる。
3セット目、夕焼けが津軽平野を美しく焦がし、夕陽が岩木山に沈む。
4セット目、北斗七星が夜空に輝いている。

外気浴強化月間、こころゆくまで夕暮れの空の美しさを堪能した。

やさしい秋風が全身を吹き抜けていく。完璧にととのう。
日没後、露天スペースのオレンジ色の照明も実に美しい。


2時間30分の入浴後、涼み処でチョコモナカをいただいた。
部屋に戻り、NHKニュースを観る。そうか、今日は9.11からちょうど20年だった。

20年前の今夜、NYCからのライブ映像を観ていて衝撃を受けたことをよく覚えている。
そして19年前の今夜、僕はZEPP TOKYOで9.11 1周年を追悼するBON JOVIのライブを2列目で観ていた。同日発売された「BOUNCE」を懐かしく聴きながらサ活を書いている。


話は変わるが、チェックイン時に見かけた看板によると、明日の朝食にはシーフードパエリアがある。

パエリア?しかもシーフードパエリア?なんと弘前ドーミーでシーフードパエリア!!

パエリアが大好きな身としては、明日の朝が楽しみだ。
もちろん朝サウナも。

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  • サウナ温度 93℃
  • 水風呂温度 18℃
70

Mazo Itoh

2021.09.04

3回目の訪問

今日のサウナロードは青森県平川市へ。2月以来、半年ぶりに福家へ向かった。

その前に家庭菜園で秋野菜に水やり。大根、白菜、ビーツ、春菊、チンゲンサイ、小かぶ、ほうれんそう、にんじん、そして野沢菜。収穫や料理も楽しいが、虫に葉っぱを食べられながらもすくすくと育つ若芽を見るのも楽しい。

車中では昨夜のFM802「ROCK ON」をradikoタイムフリーで聴いた。1曲目はIRON MAIDENのニューアルバム「SENJUTSU」からタイトルトラック。ブルース・ディッキンソンの脳天を突き抜けるハイトーンが秋晴れの津軽の空を貫く。癌を克服した63歳とは思えない歌声だ。

サウナ前めしは、黒石市にあるパチンコ屋に併設された「情熱食堂」で伝説の唐揚定食(890円)。うますぎる唐揚げが7個とごはん大盛り。これでサウナ中に空腹になることはなさそうだ。

16:00に福家到着。周辺の田んぼでは稲が穂を垂れ、乾いた空気に揺れていた。秋の津軽は美しい。

そして、いざサウナへ。

★サウナ室
広々とした12人サイズ。サ室入口にビート板があるが、あえてマイサウナマットに座る。3セット、客数は2〜6人。

84〜92度のストーンサウナ。80度代は物足りないが、90度を越えると発汗の速度が急激に増す。サウナといいIRON MAIDENといい、この疾走感がたまらない。

今回初めて気付いたが、テレビがあるにもかかわらず和風BGMが流れている。テレビとBGMが同時に流れるサ室は日本で他にあるのか?(笑)

テレビの「東奥日報ニュース」で今日の青森県の感染者数が報じられると、60歳以上と思われる常連さんたちが賑やかに談義する。黙浴しない彼らを見て、そうか、彼らは既に2回接種を終えているのだと思う。

★水風呂
マイ温度計で19.0度。4人サイズのゆったりとした浴槽で火照った身体をじっくりと冷ます。

★外気浴
イタリア製のお洒落なととのい椅子に座り、秋風に吹かれながらととのう。

夕方のやわらかい青空に浮かぶ雲は夕陽を受け、竹林の葉は風に揺れている。秋、暑くもなく寒くもない青森は外気浴シーズンの到来を告げた。何時間でも裸体のまま秋風に吹かれていたい。

個人的にこの9月は外気浴強化月間としよう(笑)。

☆内湯
福家は温泉も極上だ。源泉かけ流しのアルカリ性単純泉、ph8.7の湯質が素晴らしい。露天風呂も寝ころび岩盤浴もいいが、何よりも44.4度のあつ湯が最高。身体が浄化されていくのがよくわかる。


そんなわけで、秋の田園風景と福家の実力を堪能したサ活だった。
さて、来週はどこに行こうか。

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  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 19℃
66

Mazo Itoh

2021.08.28

4回目の訪問

COVIDワクチン1回目接種後2日目の今日、念のため日中は自宅で過ごしたが、副反応がないため夕方から外出。まだ残暑が厳しい津軽地方、吉田類が酒を求めて酒場を訪ねるように、冷えた水風呂を求めてゆったら温泉へ向かった。

車のAMラジオで「HBCファイターズライブ」日本ハム対西武を聴いた。3回、6対0でハムが勝っている。おお、今日は後半戦初連勝か?

夕暮れの空の下、18:10に入湯。

★サウナ室
80〜82度のストーンサウナ。扉の開閉頻度によって室温が上下するのが弱点だが、時間帯によってはダブルストーブが威力を発揮する。

ストーンならではのやさしくも力強い熱波が全身を覆う。汗をかくことは何と気持ちよいのだ。

3セット中、10名サイズのサ室で同席人数は1〜5名。混雑なく蒸される。

ただ、常連さんの大声の会話が気になる。青森県でも感染拡大が続く今、微妙な問題だ。

忍者巻きをして口を塞ぎなら考えた。
・「黙浴にご協力ください」というポスターを作って施設さんに提案してみようか?
・だが、それはサ室で仲間との会話を何よりの楽しみにしているかもしれない彼らの楽しみを奪うことになるのではないか?
・そして、施設さんは数ヶ月に1度しか訪れない僕ではなく、日常的に利用して売上に貢献している常連さんのマナーをよしとするのではないか?

大好きな施設だけに、入浴客が皆気持ちよくサウナを楽しめる方法はないのかと思う。僕には「行かない」という選択肢しかないのか。

★水風呂
マイ水温計で16.0度。激流のため体内水温計15.2度。ああ、この冷え具合がたまらない。

★外気浴
壁の向こうに見える北海道新幹線の高架と田んぼの景色。西の空が夕陽に染まってる。

日本庭園にあるトド寝スペース(ウッドデッキ)では数匹のトドが気持ちよさそうにとどのっている。そして僕も仰向けになってとどのう。

昼から夜へ。
昼は身体が動き、夜はこころが動き出す。

いろんな対極がこころに浮かぶ。

光と闇。
善と悪。
女と男。
サ室と水風呂。
みそラーメンとしょうゆラーメン。

そして夏と冬。
このトド寝スペースで雪ダイブが解禁される日まで、あと112日(勝手に妄想)。


19:50に退館。涼しい夜風に吹かれながら、駐車場にて不二屋レモンスカッシュで一服。東の市街地の空は明るいが、北の津軽半島の空は暗い。北斗七星と航空機の輝きを眺める。

帰りの車中、HBCを聴くと8回表で8対8。ああ、今夜もダメか。

そんな訳で、サウナ=いろんなことを想うこと、を改めて体験したサ活だった。

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  • サウナ温度 82℃
  • 水風呂温度 16℃
67