あおもり健康ランド

炎の巨神と裸の王様

北海道を出て東京まで南下の旅1軒目。

私は兎にも角にも眠かった。函館-青森の深夜便に乗船し仮眠を取っていたが連日の寝不足が（深夜まで漫画読んでただけ）たたり朝5時の青森到着時点でかなり限界。
12時頃から日帰りプランで予約をしているホテルがあるので時間潰しと仮眠のため、こちらの健康ランドへ。こういった施設出有ればリクライニングシートで寝れるだろうという判断。

入館料だけ支払ったが休憩スペースは館内着も借りなくてはNG。よく考えれば健康ランド系はそのパターンが多い。疲れで判断が鈍ってる。
ただThe昭和の健康ランドなので館内は広くソファもたくさんあるのでそこで休憩しよう、とりあえずお風呂へ。

とても広い。浴槽もいくつかありそれぞれ大きい。一部浴槽が潰されていたり謎の日焼けマシーンは修理中の札が貼られている。古い施設のため全てが古く現状維持で精一杯という印象なのできっと一生直らないのだろうな等と失礼な事を考えつつ体を温めいざサウナへ。

サ室もとても広く更に電気式の超巨大のサウナストーブが印象的。一基だけだが縦横2m×2mくらいの大きさ。こんな大きなサウナストーブは初めて。
そして大きいので輻射熱がスゴい。勝手に炎の巨神と名付ける。

温度は90℃湿気もそこそこにありかなり良いコンディション。ただ体感温度はかなり高く感じる。汗が吹き出る。流石炎の巨神。

水風呂も広く10人近く入れそう。温度18℃だが地下水なのでキリッとしていてより冷たく感じる良い水風呂。

ととのいスポットを探すが露天エリアは椅子も無く若干小汚く感じたので浴室内で。
椅子が4脚あるがかなり低めでメーカーの名前が穴で抜かれている。初めて見る椅子だ。
腰掛けると実にこれが良い。幅は広めだが腰に当たる部分はちょっと狭くなっておりガッチリ体を支えられる。今までで最高に自分好みのととのい椅子だ。
ウトウトしていると30〜40分くらい寝てしまっていたようだ。その後も何セットか行って毎回最高の椅子に腰掛ける。こんなに良い椅子に座れってととのえるとは私はきっと王様か何かだろう。

次回、八甲田ホテル。

フリータイム(1100円、入館から24時間、深夜料金+900円)で利用。館内着ついてくるけどタオルはつかない。館内ゆとりのあるスペース。陳列された物品や広々したお風呂にレストコーナー、ごみごみしてなくて過ごしやすい。

お風呂はテーマパークのよう。入口から縁日のような室内が一望できるのがいい。ぼんぼりのような灯りも幻想的で、ジャグジーも薬湯もほかほかに湯気をあげている。どの湯舟にもなみなみとお湯(水)が。なんと贅沢な(o＾∀＾o)

個人的に熱めの湯が好きなので、メインのお湯とどくだみジャグジー寝湯が気持ち良かった。あっという間に体が温まる。

サウナは30人は収容できそうな広大さ。でっかいストーブがガンガンに稼働しててストーブから離れたとこに座っていても十分熱量が届く。大声で話す人も寝っ転がる人もおらず、せいぜい水風呂上がりの濡れたままで飛び込んできてサ室湿度を上げてく人が若干いる程度。５分もいればしっかり発汗。

水風呂もそこそこに広くて深さもある。また、常時水が放出追加されていて、そこでほてった顔を冷やせて極楽。温度はそんなに低くなく17～18度といったところ。なのでしっかり熱が落ち着くまで水中をたゆたえる。気持ちいい。水風呂温度がゆるめのため、サウナ入らないけど他の熱風呂で火照った人たちも気軽に水風呂を楽しめる、憩いの場になっていた。

サウナ 10分×8
水風呂 3分×8

サウナ出入り前後に行うタオル絞りは１日の限度回数があるかもしれない。絞りすぎて親指が痛くなった。みなさまもご注意ください。それがなかったら無限にサウナと水風呂をループしてしまいそうな危険な施設だった。

朝御飯の提供はコロナの影響で自粛とのこと。新青森駅から徒歩10分。アクセス良いのもうれしい。

ここはAKL(Aomori Kenkoh Land)と呼んでも差し支えないのではないだろうか

超絶渋いい外観。夜になるとネオンがまたいい。おもり康ランドになってるのもまたいい

内装もTHE昭和の趣。広々としたロビー、館内のゲームセンター、大広間、そして2階の休憩スペース

サウナは3段最大40人ぐらいは入れそうな広さに巨大遠赤ストーブが1台。表示温度は92度。湿度も申し分ない。5分でダラダラに発汗
サウナ室が常連さんの憩いの場になってるのか、みんな普通に話してる。ただ内容は青森弁？津軽弁？まったくわからん...

水風呂はおそらく地下水かけ流しの18度
ドバドバ注水。8人ぐらいは入れる広さ

外気浴が半端ない。露天は広々とした庭園みたいになっており、ととのい椅子はなし
地べたに座ったり、寝転んだらして休むスタイル。のぼり雲に近い(もっと広い)
寝転び上を見ると、上空には遮るものが一切ない。これだけで青森に移住したくなりました

お風呂も多様で、微チンピリ、天然温泉、ヒバ風呂、寝湯などなど。故障中だったが浴場内に日焼けコーナーがあったのは驚いた
浴室内のととのい椅子。4脚ほどあるがこれまで一度も見たことのない形状。お尻の部分ががっ、と凹みなんともいいフィット感

新青森駅徒歩10分。これから青森に着いたらまず一番に向かう施設