2020.03.05 登録
[ 埼玉県 ]
暑さが戻って来た土曜日。
中央線沿線から乗換1回で草加に行けると気付き、パートナーと初の草加へ。
結論から書くと、昭和の大衆的なサービス精神に包まれながら、強烈な熱波と、漢方湯の強度にノックアウトされる。噂に聞いていた通り。
サウナの前に漢方10種配合の薬湯がすごい。数回入るうちに、お尻の穴などがヒリヒリしはじめ、漢方 vs Meの戦いの様相となる。効能にいろいろ書いてあるのだが、最後は「諸病」とあり、たしかにそうだろうと思う。
サウナは90度強を示しているが、そうとは思えない熱さがある。男性サウナは3段だが、上段に行く人が他施設を比べて少ない気がする。そして露天エリアで水風呂後にうなだれて邪気とストレスの蒸発を見届ける人たちの多いこと。
19時30半に氷注入とのことでサウナに行く。
するとまずは普通にちゃんとアロマのロウリュウがある。
ロウリュウ師の方は、「これはタールというアロマなんですが、なんだかよく分かりません(笑)。フィンランドで人気らしいですが、龍角散みたいな匂いです」等々笑わせてくれる。
そして氷を大量投入。
この方がおっしゃるように20秒後くらいに大量の熱気が頭上から落ちてきて大変な
ことに。
温度は氷で下がるのに、熱気は倍増されていく。
ここで俺はギブアップ。心はハードボイルドでも、皮膚は柔らかなのだ。
その後カランでソフトボイルドの皮膚に「ごめんね」と謝っていると、このロウリュウ師の方が、外で休息する人たちにさらに外気をあおいでいる。このサービス精神がすごい。そして彼もTシャツのまま、水風呂の水をかぶられる。
その後、パートナーと協議し、私が20時半の爆風ロウリュウを体験してみることで、彼女が木曜レディースデイに行く際の事前情報を得ることに。
だが20時半の席を取るために、20時27分に着席したところ、さきほどの効果が残っていたからか、二名の熱波師さんの説明時点ですでに出来上がってしまう。
俺は俺と名乗ってよいものか。迷いながら一度退却。I shall be back.
一度水に浸かった後にサウナを覗くと、みなさん熱波師さんに「なんとかかんとかー」と言われながら、逆扇風機みたいな機械2つの風を浴びて、もだえて、ドアから出てくる。
そこで空いた席に座る。私も逆扇風機を浴びる。ものすごく熱い。ソフトな肌をハードな心でひた隠しにし、また外に出る。熱波師さんに聞いたところ5秒爆風を浴びせるので「3,4,5ーー」と言っているんです、とのこと。
草津の湯も硫黄臭がしてすばらしい。食堂のメニューもおいしく、フロントの方たちも優しい。全て良し。
男
[ 東京都 ]
月曜を前にして今夜は松本湯へ。
結論から。
オートロウリュウの熱がストレスと邪念を焼き払う。
そして水深150センチの水風呂の水が全身をスキャンした後に感ずる恍惚はピュアだ。
しばしカランで我を忘れ、自我のレイヤーをピーリングした後に残るなにものかを感じとる。
そして備長炭などが配された真湯のやわらかな質感に包容され、水温28度の泡風呂の穏やかな冷たさに清浄感を感じた。
オートロウリュウは20分ごとにあるので
上記を20分サイクルでしていると
時間があっという間に過ぎていき
心身の余計なものが排水と共に流れていった。
松本湯はスタッフの方たちもほがらかで優しい。
男風呂の今夜の唯一の難点は、全行程を一緒に行動し、しゃべりまくる若者たち。
この坊やたちは孤独を知らず、コロナ時代の他者への配慮もない。
銭湯に友だちと行ったら別々に行動し、たまにすれ違うときに互いの孤独への配慮を一瞥で表したら良い。
帰りにパートナーに聞いたところ女性のお風呂では、みなさん静かに熱と水とお湯の饗宴に参加されていたとのこと。
脱帽だね。
俺は心の中の帽子を孤独を愛するサウナ―のみなさんたちに傾けながら、最近機種交換したばかりのアンドロイドでソリティアをしながら、世界中で風呂に入りながらパンデミックの終焉を待つ人々のことを考えた。デルタ種を甘く見てはいけない。
出口では亀のかめきちくんがバイバイと片手を振る。
落合の夜は優しい。
男
[ 東京都 ]
私がサウナと水風呂で精神を維持し鼓舞したのは箱根の天山と那覇のりっかりっか湯。
でもロウリュウをはじめて知ったのはここ、なごみの湯。
今回久々にここを訪れたが、簡単にいうと
パワーアップしたロウリュウのプログラム
熱波隊の若い男性の方の息切れにもめげないタオルさばき
グレープフルーツ・アロマ水が事後的にもたらす爽やかだけど刺激のある快感
のおかげで、今回は悶絶というよりもずっと持続する活性化作用が心身に来た。
パートナーと館内着を来てしばし休憩と読書後に各自男女の浴室で第2ラウンドへ。
サウナ以外にもあれこれ施設面がすこしずつ良くなってきているなごみの湯。
でも個人的にいちばん嬉しいのは、半露天温泉が黒湯から日の出町のつるつる美肌の湯に変わったこと。
黒湯はやはり蒲田などのほうがすごい。
そしてサウナも豊富ななごみの湯では、ぬる湯や炭酸泉が充実するほうが身体が休まる。
温泉はにごり湯がベストと見る、自分の眼がにごっているのかもしれない。
いやいや、にごりもつるつるもそれぞれが大地の恵み。
唯一、男性の方はアメニティが完全の昭和のおじさん水準で綿棒とかヘアトニックしかなくて、パートナーいわく女性のほうは化粧水も乳液もある、というのはジェンダー・ニュートラルに進む我らが社会からしても違和感が募る。なごみの湯っぽい気もしないでもないけど、でもね。
だがサウナ愛好者に柔軟に対応してくださるし、週末はヨガもあるらしいなごみの湯。
熱波隊の方が息切れしたり、肩をさすっていたのも気になるが、感謝。
りっかりっか湯後の自分の準ホームでもあることを思い起こすナイスな夜。
男
[ 東京都 ]
今日は立川IKEAにベッドのマットレスを買いに行く。最近、お家のお風呂に水風呂を導入した友人も参加してくれて3名。
久々のIKEA(英語風に言うところのアイキア)は、前よりもパワーアップしていて植物も売っているし、チリコンカルネのホットドッグも、そしてアイスも美味しい。
いやいや、それは脱線。IKEAではスプリングのたくさん入ったベッドを買えてわれわれはご満悦。
これで近隣のサウナ銭湯から家に帰ってすぐに、ベッドにジャンプして沈んで行ける。
そして雨のぱらつく中、事前に調べておいた梅の湯へ。
最近中野区のすごいサウナ銭湯や、湘南のチルでヒップなサウナホテルに行っていたからか正直、すごく期待していたわけではなかったのですが、結論から言うと素晴らしかったです。期待値がそこまで高くなくてすみません!
1Fの浴場のサウナはコンフォートサウナ。80度ほどだけど湿度がきちんとあるから、熱さもあり、とても良い。
水風呂は20度ほどなのだが、結構最初は冷たい。
そしてなによりも水が柔らかい。
外には露天があり、壁沿いには瞑想し、整うための白プラスチック椅子が5個。
この椅子に座り、ぱらつく雨粒に打たれながら、頭を垂れて、サウナと水風呂の余韻にひたり、灰色の空の下で存在していることを確認するのも、しみじみとしていて良い。
個体としての存在を確認することで、余計なものが削ぎ落とされていく。
なんて考えて目を上げると、露天風呂ちゃんが、入ってよー!とのメッセージを送っているかのようだ。
露天もシャワーも地下水かなにかの軟水なのだろうか。とにかく水質が良い気がする。
サウナではドラえもんが見れた。サウナはTV無し派なのに、家にもTVがないからいつも見入ってしまう。
どうやら邪魔となる大きな物体をバラバラにしてパズルピースにするドラえもんの道具をスネ夫が盗んでしまったのだが、スネ夫が誤って自分をパズルピースにしてしまったので、のび太とジャイアンとドラえもんでスネ夫のパズルを完成させるという話し。ホラーと、勧善懲悪ものと、友情ものがセットになった感じ。ドラえもんもなかなかおもしろい。
そんなことを考えたり、九州・中国地方の豪雨について人間がどこまで地球を壊したかを考えたりしながら、サウナと水風呂を4回繰り返す。やはり水風呂が素晴らしい。数字化できないこの優しさと、柔らかさと、冷たさ。
そんな訳で立川にまた来たらぜひ立ち寄りたい梅の湯。帰りの中央線快速内で爆睡してしまいました。
男
[ 神奈川県 ]
茅ヶ崎で泊まった帰りに、もう一件サウナに行こうとなった。
だがこちらで検索しても神奈川県は良い施設がかなり多そうで、なかなか決められない。
ではマグ万平さんの動画などでもよく名前が登場するスカイスパはどうだ!と、ここに決定。
リサーチはしていて想像していたが、お風呂施設自体は大きくない。
だが久々に二人でご飯エリアで合流できるのが楽しい。
最近、都内西部に質の高いサウナ付銭湯が増えたために、館内食堂アンド館内着付きのスーパー銭湯にしばらく行っていなかったのだ。
ランチ前に軽く1セット。ランチをしたあとに、15時のアウフグースに間に合うように
それぞれの浴場へ。
15時のアウフグースの人の説明がちょっとおもしろい。
「俺は一日2回アウフグースやってるんですけど、そのうち一回は本気でやってます。
17時半にはうちの箸休めの回があるんで、17時は楽な感じにやってます。
ということは、みなさん分かりますね。今回が本気の回です。」
と格好いい。ハードボイルドな挨拶だ。
そして、箸休めさんという方は有名な方だと思うが、あくまで同僚なので、名字呼び捨てなところも面白い。
白樺とタールのアロマを使ったアウフグースは結果から言うと、2回目のラドル後に撤退。
昨日から数えるとすでに10セット目くらいだからか。
でも熱くて気持ちよく、水風呂後にプラスチックの椅子に座って放心状態。
16時の回にもトライしてみる。
今度は慣れてきて最後までいれるか、と期待する。
だが大浴場内のサウナでのアウフグースの問題は席取りだ。
席を確保して座っている間に、蒸されてしまうのだ。
開始2−3分前に上段に座り、今回のアウフグーサーの方の説明を聞く。
アロマはセイジと白樺だったか。
なんと今回も2ラドル後に途中退場。
水風呂に入っているときにサウナから聞こえてくる、終了時の拍手がうらやましい。
パートナーに後で聞いたところ女性のほうは、みなさん最後までいてデザート、あるいは残り香まで楽しんだらしい。
ロウリュウ師の方たちのスキルのすごさに驚く。そして前日から通算で13〜4セットくらになった身体はととのいの彼方に行っている。場所も駅近なので東京西部まですぐに帰れて便利。
施設の歴史も面白いらしい。また横浜ホンキートンクブルースした際にはぜひお世話になりたい。
男
[ 神奈川県 ]
夏休み、労働からの束の間の解放ということでパートナーとこのホテルで一泊。
茅ヶ崎駅前商店街のすぐ先にヒップなモーテルが!
イメージとしてはサンディエゴの北のビーチタウンあたりにありそうな雰囲気。
多くの方が書かれているように、サウナ室下段はかなりぬるい温度なのだが、上段に座ってセルフロウリュウとするととても熱い!私のパートナーは強者だからか、だいたいラドル2杯分の水をかけるため、ストーブから対角線に座った私の発汗量はこの上ない。顔の皮膚もしばし悲鳴をあげる。
そして外のシャワー(17〜20度)をかぶり、プールでダイブイン!
30度くらいのおだやかな水につつまれ、プカプカ浮いているとなんとも平和な気持ちに。
結局、1泊2日で計9セット。
自己最高記録。
もともとサウナが好きな割には長い間いられないのだが、パートナーと共にいることで時間が速く経つからか、ほぼ毎回10分ほど滞在できた。
宿はヒップでチルでインスタグラマブルという感じだが、それも悪くない。
ドリンク無料プランだったので、白、赤、スパークリング、宿の名前入りのIPA(?)を飲んでしまう。このプランはお薦めです。
ディナーはテイクアウト可能なお店を見つけて、徒歩18分ほどのピツァリア、Agrumeさんというところで、しらすとアンチョビとレモンゼストのピザ、たこのセビーチェ、シーザーサラダ。
茅ヶ崎散歩も兼ねてお店まで歩いたところ、お店の方に8ホテルからの至近距離にもう一店あるんですよー、と言われて、とても和む。ピザはすばらしい味!
といろいろと素晴らしい8ホテルさんの今回の唯一の難点は、プールを専有して狂ったように遊ぶ少年たち。飛び込むは、競争するは、叫ぶはで最低。この年齢層なので遊びたいとは思うのだが、でもチルでピースフルにやろうぜ、坊やたち。
茅ヶ崎自体、桑田佳祐ホットドックや加山雄三通りもあるらしく、魅力的みたいだ。ぜひそれら試食、訪問も含めてぜひまた伺ってみたい。
共用
[ 東京都 ]
一週間の労働を終えたパートナーと今日は西荻のイオンリカーに移られた知り合いのソムリエさんに会いに行くことに決定。
せっかくなので西荻でサウナとお風呂にも行かねば。西荻にサウナのある銭湯は?
とサウナイキタイで探してやって来たのが秀の湯。
荻窪からバスに揺られて7分ほどで到着。
杉並区の銭湯パンフレットにあったとおり、ニコニコして優しい番台のおばさまが料金やサウナ用リストバンドの説明をしてくださる。
まず身体を洗い、露天に向かう。
ぬるくて穏やか、、、それだけでも嬉しいのに
なんと炭酸泉。いつの間にかお腹まわりの血流が良くなり、ポカポカに。
そしていよいよサウナへ!
100度強なのに、湿度があって汗がどんどん出ていく!
そして番台のおばさまお手製のパッチワークで作られたとおぼしき「X」の印のついた小さいカラフルな座布団が、コロナのため着席不可とされた場所に置かれている。これがなんとも可愛らしい。
サウナの機械そのものに詳しくないのだが、この温度が高いのに、湿度もちゃんとある環境に感謝。
そして水風呂は20度のバイブラ。
実は18〜20度くらいの水風呂も好きだ。
なぜなら数分浸かっていられるから。
サウナ→水風呂→露天炭酸泉→本日のお風呂(よもぎ風呂)を1セットとして、これを3セットする。
中央線沿線は昨今、素晴らしいサウナ付きの銭湯が増えていて、われわれ一般庶民に束の間の楽園を与えてくれる。それらと比べると、秀の湯は一見地味なのに、実は深く整う。何故だろう?
たぶんサウナ、水、露天炭酸などの温度、湿度、質感、水質などが絶妙なバランスを構成しているからなのでは?
それはまるで風呂とサウナが差異の中に共鳴を醸し出すハーモニー。バンドで言えばスターダスト・レビュー。
そこに浸った身体は一週間のあれこれを忘れていく。
なんて考えていると、最後のサウナのTVでは五輪期間中なのに、何故かサンドウィッチマンの伊達が出ている番組で、二郎系ラーメン店での食べ方の作法が紹介されている。
最後に西荻窪のイオンリカーに行き、ロゼと白を買い、アワー・アパートメント(我々のアパート)に戻り乾杯。
労働のリズムは金曜で一旦終了。
秀の湯さんに行かなかったら、そう思えていなかったかも。
男
[ 東京都 ]
噂に聞いていた施設、松本湯さんがリニューアルとのことで行ってみた。
結論から言うと、凄すぎました。
内湯はラドン鉱石系で透明だがとろみのある柔らかなお湯。
そして炭酸泉ではないけど泡々の湯があり、なんと30度の冷泉。
そして男湯ドライサウナ。オートロウリュが各時10、30、50分にある。室内の照明は暗く、湿度もあり、ジャズがかかり、そしてなによりも広くて3段。
オートロウリュの20分サイクルに合わせて内湯をまわり、サウナの悶絶に耐える。
そして水深150センチ、水温13度の水風呂で恍惚。
気づいたら後から水風呂に入ってくる人それぞれから、はー、とか、ふー、とか息が漏れる。
ここは都会のため息の泉。
良い点を書けばきりがないので、まずはここまで。
東中野にあるサウナ付銭湯の健康浴泉、アクア東中野、松本湯。三位一体でいずれもすばらしい。比較はしない。
だがサウナのみで言うとここまで整うのはLAMP以来かも。
するとここの水風呂は野尻湖のようだ。泉の湧くサウナ銭湯が松本湯。ものすごくリセットできました。ありがとうございます。
男
[ 東京都 ]
東京に戻り、サウナはないが近隣の銭湯小杉湯に行ってしまったため、毎日のように銭湯に行きたくなってしまう。
こちらのサ活レポートを見ていると、なんとアクア東中野ばかりに行っていた東中野に健康浴泉という良さげな銭湯があるではないか!?
というわけでいつものように2人で家を出る。アクアのためにしか昨今は東中野に行かないので、西口を出てすぐに商店街に行くのがとても新鮮。
新装オープンした綺麗な居酒屋さんみたいな店頭のデザインの健康浴泉さん。
そして、HPの「スタッフ」紹介欄でも魅力的な味を出していたおじいちゃんが今日の番台さん。
オリンピックのTシャツと法被を着ていらして、オリンピックには前向きになれない私もついほっこりしてしてしまう。
すでにみなさんここに書いてらっしゃるように、「はじめて来ました。電車に乗って来ました」というと、目が輝き、施設説明の言葉が踊りだす。
リノベーションの詳細、軟水のこと、炭酸泉とシルク風呂でお肌がすべすべになること。
男女で来たが、集合時間はきめずにゆっくり入っていらっしゃいとのこと。
でも一応、時間を決めてしまうと、それがばれて、そこのベンチで適当に会いなよ、と愛とユーモアに溢れたつっこみを入れてくださる。
バッグにビート板と大小タオルが入ったサウナセットもお洒落かつ機能的。すでに雰囲気が良い。
そして浴室。
まずサウナの前に炭酸泉、シルク風呂、そして各お風呂とカランの軟水が素晴らしい。
サウナは100度強。だが、コンフォートサウナの特徴なのか、湿度があって潤う。
水風呂は17.6度。最近12−13度のキンキンさが良いとされているが、適度に冷たいために2−3分くらい水に滞在できるため、こちらの方が整うかもしれない。
パートナーと違い、サウナに長居できないため5分を3回、水は2分強を3回。
毎回、シルクに入る回と炭酸泉に入る回を設ける。
皮膚、毛穴、血管、そしてもちろん魂までが潤う。
アクアだけでないとはまさにその通り。
しかも、おじいさんとその息子さん(?)がとても優しい。
他のスタッフの方もそうなのであろう。
ネイバーフッドの銭湯でありながら、サウナとお風呂の質が高く、おじいちゃんのチアーフルなユーモア感覚に心も整う。そんな素晴らしい場所が健康浴泉だと思った。
男
[ 山梨県 ]
昨日はパートナーと甲府のお店をめぐりおいしい山梨ワインを飲みすぎてしまったため、今日は穏やかに過ごすために、とドーミーインを出て、前回もとってもほっこりしてしまった素晴らしい銭湯の喜久乃湯温泉に。
太宰治も通ったという銭湯は、脱衣所を飾る(?)昭和初期からあるかのような広告看板が素晴らしい。
そして基本料金が400円でサウナ込みというのも素晴らしい。それに大小タオル、シャンプー、石鹸を足して、確か合計620円。
まずは身体を洗い、浴場の真ん中にひょうたん型にくり抜かれた内湯のうちの一つにつかる。ちょっと熱めなのだが、このお湯も温泉なのかしゃきっとしていて気持ちが良い。
そして奥のサウナは80度くらいか。ここにまずは5分ほど。
そして浴場スペースに戻り、28度くらいのかけ流し冷泉湯につかる。
外の景色と光がふんだんに入るようになっていて、そちらに顔を向けて、座っていると5分〜8分くらいがあっという間に経ってしまう。
山梨には冷泉文化があると思うが、ここにもそれが現れているのか、なんて思いながら、このひんやりとしながらも穏やかでやわらかい水にくるまれて、身体も穏やかにリラックスしていく。
そのすぐ下には同じ冷泉を加熱した40度ほどの温泉がある。冷泉とこの加熱風呂を繰り返すだけでも、非常に気持ちが良いのだが、さらにサウナがあるため効果絶大である。
結局、サウナ、冷泉、加熱風呂を各3回ずつくりかえして、時にひょうたん型内湯をはさみ、すばらしい時間を過ごす。
前回、冬に訪問したときには、外が極寒だったために、パートナーと同じタイミングで脱衣所を出て外で合流できるようにと、番台のおばさまが男女それぞれの脱衣場を目視しながら、われわれに互いの着替えの進捗を教えてくださった。「あちらは着替え終わったわ。さあ、あなたも出なさい」との一言で、私も外に出たのであった。
サウナ、冷泉、加熱風呂、差し込む光、年月がつもった脱衣所と番台、これらの総和を上回る良さがあると思うのだが、その良さがなかなか言葉にしづらい。
訪問するのは二度目だったが、今回もとてもお世話になりました。喜久乃湯は甲府訪問には欠かせないな、と今回も思う。
男
[ 山梨県 ]
今回も夏の労働の疲れを癒やしにパートナーと甲府のドーミーインへ。以前からある「甲斐路の湯」ではなく、比較的新しい「勝運の湯」のほうにお世話になる。
昨日、まずはチェックイン後早々に、お風呂へ。
内湯は温泉になっていて、すこしとろみがあり最高。
そしてサウナは現在はコロナのため3−4名が限度だが、なかなか良い。
テレビ無し派の私ではあるが、この『相棒』というドラマを見ていると面白い。殺人があったかどうかの確率が「シュレディンガーの猫」の理論に基づいて半々であるならば、両方の可能性が併存するものとして世界は存在するという。
結局、お風呂からサウナに行くたびに殺人があった世界と、なかった世界とを水谷豊が行き来しているため、頭が混乱する。その頭を、今回から導入したサウナハットが守ってくれる。
水風呂はドーミーインにしてはやや広めか、2人が同時に入れる広さ。
そして池袋のドーミーインのようないわゆる「超冷温水風呂」。12−13度の水に浸かりつつ、2分ほどつかる。
露天スペースは甲府の空が見える。「甲斐の湯」さんのほうがやや広く、そして方角的には富士山も見えありするのだが、ここで自戒することしばし。
どのドーミーイン施設もそれぞれの良さがある。安易に比較してはいけない。
特に風鈴の音色が美しく、そしてその軒下に露天風呂の水面がちらちらと反射して、美しい光の反映を作り出す。ここだけ見ていると、まるで田舎の日本家屋にでも来たかのよう。
こうしてサウナ→水→露天(風鈴)→内湯(温泉)→サウナ(『相棒』)を繰り返した。
露天スペースのサウナチェアは2つ。
夜は居酒屋横丁の「ブラッセリー山梨」でおいしい山梨ワインとご飯。
二次会は広瀬大通りという、しかし小さな横丁にある「玲玲」という、とてもおいしい台湾料理の居酒屋で水餃子とビール。
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ここまでは昨夜で、今朝はほぼ同じ内容を繰り返す。
甲府のドーミーインさんはどちらも最高。
今回もお世話になります。
男
パートナーと一緒に労をねぎらいにEMリゾート、コスタヴィスタへ。
訪問は二度目だがやはり良い。ドライサウナはテレビがなく、EM(施設)側が選んでくれた静かな音楽が心地よい。そして水風呂もキンキンではないか15−6度はありそうで、とても心地よい。お風呂も広くて癒やされる真湯と、寝湯のような角度でつかれるシルク風呂に身体がほぐれていく。眺望もとてもよいが、ここは北中城。目の前には米軍の将校住宅が広がる。ホテル自体がもともと米軍統治期に作られたシェラトンであった。今までに至る米軍支配の経緯にも思いを至らせながら、しかしそのホテルを素敵に改築したEMの仕事に敬意を評したい。サウナと水風呂のバランスが絶妙だったため、ホテルの部屋に戻り即座に夜風と夜景に疲れが溶けていった。
男
[ 東京都 ]
新大久保のおいしい火鍋屋さん「老北京 火鍋料理 蝎子王」から歩いて久々のアクア東中野へ。
サウナが解禁されていてとても嬉しい。
サ室には解禁を待ちわびていた「漢」たちの群れが。だがその人たちも外のプールに浸かれば洗われるのを待つ野沢菜のようだ。もちろん自分もそうだ。
先日訪問した野尻湖Lampでサ室はテレビなしの静寂派だと気がついてしまったが、しかし家にテレビがないのでここでだけ芸人や芸能人の名前を知るのも悪くない。
炭酸泉のおかげで血行も活性化された。そして水風呂の温度計18度は違うと確信する。体感では12度くらいではないか?
西のベニスという名言をここでどなたが書いていらしたが、まさに水の都。ホームサウナでもあるのでサウナの再開を喜びたい。
歩いた距離 2.1km
[ 長野県 ]
ついに来れた野尻湖Lamp。昨日の訪問記を忘れてしまったので2日分をまとめて。
昨日は80度台のマイルドな温度の蒸気がログハウスの木々に溶け込み、身体を優しく包み込んでくれるユクシへ。薪のサウナは初体験。その蒸気の柔らかさに感激。パートナーに加えて、初対面で集った方たちと、バケツに準備されていたロウリュウのエキス(?)を順番でかけて、その後各自悶絶。そして川の天然水(11度ほど)と、徒歩2分ほどさきの野尻湖に浸かる。天然水の水風呂は水質の良さと温度で整い、野尻湖では空と山のコントラストが素晴らしい景色のおかげもあって整う。
今日は温度が100度ほどのカクシへ。ユクシよりも高さがあり、内部は2階建て。温度が高く、湿度はユクシより低めだが、しかしロウリュウと、昨日と同様の川水での水風呂を重ねることで太ももや胸のあたりがスースーしだす。体内が風の回廊と化す。そして常駐されているスタッフの方が、お庭でとれたミントの葉っぱ入りのロウリュウをしてくださる。これが計2回。高温サウナならではの痛み寸前の熱さに身体が包まれたまま水風呂へ。シャワーを浴び、夕食を食べた後も太ももは熱く、ひんやりしたままで、心地よさが持続する。
星もたくさんみえる森の中でのととのいタイムも素晴らしく、十分に来たかいがあった。朝ヨガもセットのプランだったため、身体に癒やしのご褒美をあげられた。ユクシとカクシとスタッフの方に感謝!
[ 東京都 ]
パートナーとGWの息抜きに。15時チェックイン後に直ぐにお風呂とサウナに飛び込むために、14時55分にはフロントへ、のはずが広く慣れない池袋に若干迷い、15時05分ごろに到着。フロントの方いわく、12−13度の水風呂は冷たすぎで入ったことがないとのこと。期待と一抹の恐怖を覚える。
チェックイン後に大浴場のある15階へ。内湯はなんと黒湯。サウナは男性側は下段4名、上段3名が最大限か。上と下で温度差がかなりあり、自分も含めて数名が上というユートピアへの移動を待つ。
芸能人たちが雑談をしているテレビを久々に見る。ユーチューブ時代のテレビは寂しい。ここで自分はサウナはテレビ無し派ではないか、とはじめて気がつく。他のドーミーインのテレビ無しサウナで聞ける清流の音(?)のほうが心身には良い。しかし、ここも新しいヒノキの匂いかなにかが充満し、まるでアロマの中にいるようだ。
水風呂。たしかにとても冷たい。初回は足裏がキンキンしだすので、無理せずに入る。だが、この時点で身体が氷の電気が通ったようなちょっとした恍惚。2回目からは1分ほど。3回目からはおけに水を汲み頭にもかける。
露天に行く途中に無料ポカリのタンクがある。糖分高めの普通のポカリだが、ありがたい!
女性側は内湯などが若干小さいようだが、いわゆる平等施設ということで、それは大事。
ダイソンの内側が空洞な超強力なドライヤーもある。ドーミーインの叡智と熱意の結集でもあるような池袋のお風呂。
夕食時には蘭蘭という、北京出身のおじさまがされている中華のお店で、これまた強力にうまい酢豚(里芋入り)棒餃子、豆腐麺を食べる。アルコール提供禁止期間なので、2人のスマホでビールの画像を出して、それで乾杯。
リアル風呂とバーチャルなビール。ユートピアとは不在の場所。なのでそれくらいがちょうど良い。
男