鳩の湯
銭湯 - 東京都 国立市
銭湯 - 東京都 国立市
国立に来たので行ってみた鳩の湯。通常はサウナには二人で行くため男性のみの施設は行かないようにしているのだが、今回はソロということで、また国立で他にチョイスがないのでレッツゲットイン。
実はここはリモデリング以前の数年前に一度来たことがある。そのときはすごくおじいちゃんの方が番台にいらして、私がシャンプーや石鹸を買うと、「合計いくら?」と客の私に聞かれるので「300円ですね」といって1000円札を出すと「お釣りはいくら?」と聞かれるので「700円ですね」と答えたりしたことがあった。懐かしい思い出だ。
施設はこじんまりとしているがとてもきれい。お風呂のチケットの自販機で生ビールのチケットも買えるのもちょっとスーパー銭湯ちっく(?)で良い気がする。ドライヤーは3分で10円なのもとてもありがたい。貸し出しタオルもどうやら最新技術のもののようだ。
お風呂はシルク湯、炭酸泉、真湯のジャグジー、そして水風呂。平日の午後なのでおじいちゃんたちが多く、みなさんシルク湯と炭酸泉に集まってくつろいでいらっしゃる。お知り合いも多いようで小声で会話もされていたりして、こちらもほっこりとする。ふつう男風呂は女風呂と異なり、あまりコミュニケーションがないと思うが、こういう地域の交流を見ていると良いねと思う。
ここからは妄想だが、こうしたご年配の先輩たちは水風呂はやはり怖いと思っていらっしゃるだろうか?「あそこは入っちゃいけない風呂じゃ」「そうじゃ、長生きの敵と聞いておる」「17度と聞いておる」「医者にもとめられておる」「近づくでない」などと。(以前、国立の湯楽の里でおじいちゃんの諸先輩たちがみんな炭酸泉におられて、水風呂にずっと誰もいない状態だったのでそう思ったのだ。)
さてさて脱線してしまったがサウナについて。ガス遠赤外線サウナヒーターなのだが、随時水蒸気の音がしていてなんと湿度が十分に保たれている。これは素晴らしい。サウナ室内もどことなくヴィヒタのような匂いがしていてこれも素晴らしい。本来は10名程度入れるそうだが、5名までで施設側が管理してくださっていてその点ももちろん良い。
また小さいのだが和風庭園のような外気浴スペースがある。私はそこまで外気浴派ではなく、ただサウナにはいって邪念を焼き払ってヘロヘロになれればそれで良い面もあるのだが、しかし3月の空の空気が入ってきてこれも素晴らしい。うーん、そうであればやっぱり男女で平等の施設とすればよかったのに。
とはいえ、いろいろな面で細やかなご配慮が感じられる良い施設。国立近辺を通過される方にはおすすめです。
男
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